日本卓球界をけん引するエース、石川佳純(24)。ロンドンオリンピック、史上初のシングルス4位・団体銀メダル。リオオリンピックでは団体銅メダルと、その功績は輝かしい。石川の武器は、強烈な回転とパワーで打ち抜くフォアドライブ。そして、どんな苦しい状況でも強い精神力で巻き返す「負けず嫌い」な卓球スタイルだ。
だが今、石川はかつてないほどの苦境に立たされている。2017年に行 .. show full overview
流行のヘアスタイルを次々と世に送り出し、業界をけん引するカリスマトリマー小島麻里。斬新なヘアスタイルを生み出すセンスだけでなく、ワンちゃんそれぞれの体型や骨格までも計算し、ハサミひとつで理想のボディーラインまでも生み出す卓越した技術を持つ。そんな小島だが、絶大な人気を誇る今もなお、その腕を磨く努力をたゆまず続けている。挑んでいるのは、プードルが狩猟犬だった時代のスタイル .. show full overview
プロボクサー山中慎介(35)。
山中は「神の左」と言われる左ストレートを武器に強い挑戦者を選び、5年以上も防衛を重ねてきた。去年8月、具志堅用高の大記録に並ぶ13回目の防衛戦でメキシコのルイス・ネリと対戦。
4ラウンド、山中はネリの強打でバランスを崩し、連打を浴びた。反撃できるチャンスを狙っていた時にタオルが投入された。山中は「まだやれると思っていたが周りを心配させ .. show full overview
吹奏楽部音楽監督・藤重佳久が率いる、長崎・活水高校の挑戦は、苦境の中から始まった。8月、年に一度の大切な大会で惜しくも敗れ、全国大会への切符を逃した。しかし、藤重はショックを受ける部員たちを鼓舞する。1か月後に、もうひとつの大きな大会、「マーチングコンテスト」が待っていた。マーチングでは、演奏をしながらさまざまな隊列を組んで行進する。大きな楽器は12キロにも及び、体力・ .. show full overview
前人未到の「永世七冠」を達成し、棋士初となる「国民栄誉賞」を受賞した羽生善治(47)の特別編。これまでに勝ち取ったタイトル数は通算99期。他の追随を許さない、圧倒的な強さはどのようにして生まれ、育まれたのか。“史上最強”へと至る軌跡をたどる。
「プロフェッショナル」では、2006年・08年に羽生を主人公とした番組を放送。若くして天才と呼ばれた陰にあった「苦悩」、ライバ .. show full overview
福島県白河市。その田んぼ道の真ん中に、全国から客が殺到する人気ラーメン店がある。店主の名は、竹井和之(63)。自らを「ラーメンバカ」と呼び、一杯のラーメンに40年にわたって情熱を注いできた。竹井が作るのは、一見、昔ながらの醤油ラーメンだが、なぜか忘れがたい印象を残すと評判だ。休日ともなれば、遠くは四国・九州からも400人もの客が押し寄せ、開店前から大行列ができるほどの人 .. show full overview
日本の景気や時代を映す街、銀座。昼は世界中の観光客でにぎわい、夜は企業のトップをはじめとした一流ビジネスマンたちの社交場として、数百もの高級クラブが光り輝く。今回は、そんな夜の銀座で22年、高級クラブを経営してきた“銀座のママ”、白坂亜紀(51)の仕事に密着。客の心をつかむ色気はもちろん、秘書のように立ち回り、ビジネスマンの商談をサポートする心配りの数々など、クラブの平 .. show full overview
北海道で小さな町の本屋を営む岩田徹(66)。岩田が注目を集めるきっかけとなったのが、11年前から独自で展開しているサービス「1万円選書」。1万円の予算で岩田が客1人1人にあった本を選び出すというものだ。全国各地から注文が殺到、3,000人待ちという盛況ぶり。岩田のもとには日々、選書した本によって「人生を救われた」、「運命を変えてくれた」といった感激の声が寄せられる。なぜ .. show full overview
サッカーW杯ロシア大会の開幕まで1か月。本田圭佑(31)が登場!
イタリアの名門・ACミランからメキシコの中堅クラブへ。ハリルホジッチ監督(当時)が率いる日本代表からも落選。かつてないどん底に本田はいた。しかし、メキシコでの密着取材を始めた私たちが目にしたのは、「まあ、見ていて下さい」と言わんばかりの不敵な笑顔。そこで繰り広げられていたのは、極秘トレーニング。標高24 .. show full overview
「食べると幸せな気持ちになる。」東京・丸の内にあるチョコレート専門店には、ショコラティエ・三枝俊介(61)のチョコレートに魅せられた人々が集う。
そのチョコレート作りは、カカオ豆の焙煎から始まる。アフリカ、アジア、南米など世界各地から取り寄せたカカオ豆を、様々に温度を変え、その土地の個性を引き出すよう焙煎する。三枝は、カカオ豆からチョコレート作りを行う「Bean to .. show full overview
「食べると幸せな気持ちになる。」東京・丸の内にあるチョコレート専門店には、ショコラティエ・三枝俊介(61)のチョコレートに魅せられた人々が集う。
そのチョコレート作りは、カカオ豆の焙煎から始まる。アフリカ、アジア、南米など世界各地から取り寄せたカカオ豆を、様々に温度を変え、その土地の個性を引き出すよう焙煎する。三枝は、カカオ豆からチョコレート作りを行う「Bean to Bar」を日本で先駆けた。
もともとはパティシエとして、いくつものケーキ店を持っていた三枝。ある出会いをきっかけにチョコレートの世界にのめり込んだ。57歳の時に全てのケーキ店を閉める決意をし、残りの人生をチョコレートの追求にかけた。
三枝が挑むのは「究極のチョコレート」。時代を超えて人々から求められる、新たな味を目指す。渡ったのは、日本から14000 ㎞のカリブに浮かぶ島国。三枝のチョコレートは完成するのか・・・。
「だるまちゃんとてんぐちゃん」「からすのパンやさん」など、500を超える作品を生み出してきた絵本作家・かこさとしさんが今年5月、亡くなりました。92歳でした。「プロフェッショナル」では、「どろぼうがっこう」などの続編を続々と発表し、90才を超えてなお意欲的に絵本を制作するかこさんに、今年3月から4月までの1か月間、密着取材しました。これが、かこさんの創作の現場を取材した .. show full overview
ツイッターでも人気の、“言葉のプロ”が登場!日本でも数少ない、辞書作り専門の日本語学者・飯間浩明。ネットやテレビ、新聞雑誌のみならず、街を歩き回り新たな言葉を探す姿は、さながら“言葉ハンター”。見つけ出す新語は、1年で4000語以上にも及ぶ。その飯間が、編さん者のひとりとして手がけるのが、現代語に最も強いとされる国語辞典。およそ6・7年に一度行われる改訂に向け、編集作業 .. show full overview
シンガーソングライター・宇多田ヒカル。15歳の鮮烈なデビューから20年、その音楽制作の現場に、初めてカメラが入った。
イギリス、ロンドン。取材を始めた1月、新しいアルバム作りは佳境を迎えていた。作詞、作曲、そして編曲まで、曲作りの全てを一人で行う宇多田。自宅やスタジオでの日々は、ひたすら自分の内面の奥深くをみつめ、そこにある“感情”や“真実”という自分にしか分からない .. show full overview
いま注目を集める遺品整理のプロが登場!亡くなった人の部屋に残された愛用品を片づける遺品整理は、誕生して20年足らずのまだ新しい仕事。しかし、核家族や少子化が進むに連れて、その需要は飛躍的に高まっている。全国に1万社以上と言われる業者のなか、受注件数・成約率などでトップクラスの横尾将臣(49)。横尾はこれまで、1万件以上の現場を経験してきた。
「葬儀は肉体的な別れ、遺品 .. show full overview
長崎県平戸市。自然あふれる辺境に、世界から絶賛される写真家がいる。その名は、栗林慧(79)。栗林の写真に、ある人は「かわいい」といい、ある人は「人間味を感じる」という。まるで虫たちが語りかけてくるような感覚をもたせるのだ。その評価は国際的に高く、スウェーデン「レナート・ニルソン賞」、世界野生生物映像祭「特殊撮影賞」、日本科学技術映像祭「内閣総理大臣賞」など受賞歴は枚挙に .. show full overview
「上っ面だけじゃなくて、腰の入った支援をせにゃつまらん!それが地域金融機関の使命じゃろ!」正論を堂々と吐き、部下に「金融とはいかにあるべきか」を毎日熱く語る男が広島にいる。それが、全国の金融関係者からも注目される広島市の信用組合のトップ、山本明弘だ。
山本は、地道に中小企業への融資に専念し、マネーゲームに走らない姿勢を貫きながら、なんと15期連続の増収増益。その信念は .. show full overview
5つ星のホテルから話題のスイーツ“ウチカフェ”、視察が絶えない新時代のショッピングモールまで、“時代の顔”を生み出すヒットメーカー、柴田陽子。企業や商品の価値を引き出し新たなブランドを作り上げる、ブランドプロデューサーとしての手腕が注目を浴び、日本を代表する企業から依頼が殺到する。
「ブランドを作る上で本当に大切なアイディアは、道の真ん中にある」と語る柴田は、二児の母 .. show full overview
これまで350人以上のプロが登場した、プロフェッショナル仕事の流儀。彼らが講師となり、子どもたちに仕事の体験を通して、流儀を伝える唯一無二の場、「プロフェッショナル子ども大学」が誕生した!今夏、未来のプロを夢見る小学5、6年生を番組で募集。第1回「もの作り」をテーマに講師を務めるのは、商品開発“伝説のヒットメーカー”佐藤章(59)。型破りの発想で、清涼飲料水や世界初のノ .. show full overview
流行を生み出し続ける街・ハラジュク。
若者から「神」と呼ばれる3人のカリスマに密着した特別版。
美容師・髙木琢也(33)
予約は常に2か月待ち。月間最高売上1200万円。日本最大規模のヘアコンテスト2年連続1位。伝説を作り続ける、今、最も予約が取りにくいとされるカリスマ美容師。髪で人生を変える、驚きの現場。
古着店長・むゆあ(20)
原宿に通う若者から .. show full overview
市川海老蔵、40歳。5年前に父、十二代目市川團十郎を亡くし、市川家を率いる長となった。2人の子を持つ父として、そして350年の歴史を背負う歌舞伎俳優として、「少しずつ歌舞伎の理想に近づきたい」と語る。
海老蔵が挑むのは、270年前に二代目市川團十郎が演じた「雷神不動北山櫻」。海老蔵はこの伝統ある演目に、大きく変更を加え、自ら5役を演じる。
海老蔵がセリフを発すれ .. show full overview
若干23歳で『東京ラブストーリー』という大ヒット作を献上して以来、『mother』『最高の離婚』『カルテット』など名だたるヒットドラマを手掛けてきた脚本家・坂元裕二(51)。
描くのはシングルマザーや犯罪加害者家族の葛藤など、テレビドラマでは希有な難しいテーマ。“坂元節”としか呼びようのない、鋭く、生々しいセリフで逆境に生きる人々のせつなさやたくましさを丁寧に書き続け .. show full overview
空前のブームに沸くプロレス界。数年前まで閑古鳥が鳴いていた客席にファンを呼び戻したのは、“100年に一人の逸材”棚橋弘至や、“リングにカネの雨を降らせる男”オカダ・カズチカといった個性あふれるプロレスラーの登場だ。だが今、並みいる看板レスラーを抑え、ファンから圧倒的に支持されるプロレスラーがいる。内藤哲也、36歳。スポーツ紙などの記者が選ぶ「プロレス大賞」は2年連続MV .. show full overview
先天的な障害や、事故や病気で失った体の一部を補うシリコン製のボディパーツ“人工ボディ”。この分野のパイオニアとして知られる、福島有佳子(47)。キャリア26年、2000人以上の体をよみがえらせ、時に人生も変えてきた。血管やシワなど細部までリアルさを追求することはもちろん、ネイルやオシャレなサンダルを楽しみたいという女性客の要望にも徹底的に応えてきた。
取材を始めた7月 .. show full overview
女性がかかるがんの中でもっとも多い、乳がん。11人に1人が罹患するいま、手術から化学療法まで、治療法もめまぐるしい進歩を遂げている。そのフロントランナーとして注目されているのが、昭和大学病院のブレストセンターでメスを執る外科医・明石定子(53)だ。乳腺外科一筋25年の明石。その腕を頼って全国から患者が訪れ、これまでおよそ3000件の乳がん手術を任されてきた。明石の手術最 .. show full overview
いま、日本の製造メーカーや海外のエンジニアが“からくり人形”に熱い視線を送っているのを、ご存知だろうか。
電気的な動力などを使わずに人間のように振る舞う、木と糸で出来た人形。シンプルな仕掛けで複雑な動作を可能にする“発想力”、木材からギアや歯車を削りだす“職人技”、まさに日本のモノづくりの原点として“からくり人形”が見直されているのだ。
そんなからくり人形の .. show full overview