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Season 2019
高さ160メートルを超す超高層ビルの建設ラッシュに沸く東京。平成に完成したビルは100棟に迫り、続々と建設が進んでいる。平成の初めにバブルがはじけ、地価が暴落して不良債権の山と化した東京が、なぜ“失われた20年”の中で超高層シティーへと姿を変えているのか。実は、平成前半に行われた民間の2つの再開発がターニングポイントとなって、国が高層都市化へと大きく舵を切っていたことが
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高さ160メートルを超す超高層ビルの建設ラッシュに沸く東京。平成に完成したビルは100棟に迫り、続々と建設が進んでいる。平成の初めにバブルがはじけ、地価が暴落して不良債権の山と化した東京が、なぜ“失われた20年”の中で超高層シティーへと姿を変えているのか。実は、平成前半に行われた民間の2つの再開発がターニングポイントとなって、国が高層都市化へと大きく舵を切っていたことが取材で明らかになった。
一つは「丸の内」。特定の区域内の土地の容積率を“買う”という国内初のウルトラCで新丸ビルはじめ6棟の超高層が建った。もう一つは「六本木ヒルズ」。莫大なコストを覚悟の上で、法定基準以上の耐震性能を施し、グローバル企業の日本離れを食い止めた。当時の開発に関わった企業や行政のトップたちが実像を語る。
平成を象徴するこの2つの開発の成功は、都市開発を目的とした「特区」の創設へとつながり、渋谷や品川、虎ノ門など、続々と巨大開発を生み出している。
バブル崩壊後に日本が生き残るための数少ない処方箋だった高層都市化。それは日本の発展の象徴となるのか、それとも過剰な開発となり再びバブルを呼び起こすのか。その光と影を検証する。
リポーター・有馬嘉男キャスター
マツコ・デラックスと有働由美子の強力タッグと、NHKが独自に開発した人工知能 「AIひろし」がぶつかり合い、日本が直面する課題の解決策を探るシリーズ、「AIに聞いてみた」。第4回のテーマは「超未婚社会」。恋も結婚も個人の自由・・・ですが、日本の大きな課題「少子化」に直結する問題でもあります。
いま日本の婚姻率は過去最低を記録。男性の4人に1人、女性の7人に1人は生涯独
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マツコ・デラックスと有働由美子の強力タッグと、NHKが独自に開発した人工知能 「AIひろし」がぶつかり合い、日本が直面する課題の解決策を探るシリーズ、「AIに聞いてみた」。第4回のテーマは「超未婚社会」。恋も結婚も個人の自由・・・ですが、日本の大きな課題「少子化」に直結する問題でもあります。
いま日本の婚姻率は過去最低を記録。男性の4人に1人、女性の7人に1人は生涯独身という、“超未婚社会”ともいうべき状況。少子化の原因の9割が婚姻率の低下にあるという研究も発表されています。
しかし、どうしてこれだけ未婚社会になったのかは、実は研究者も全貌がつかめていない大きな謎。これまでは男性の収入の不安定化や女性の社会進出、保育所問題などが原因とされることが多かったのですが、AIはいままでの常識とは異なる意外な要素を導き出してきました。それは「健康と結婚の関係」、「家電量販店と交際相手」・・・などなど、一見全く関係のないと思われるものたちの「つながり」。こうした意外なAIの解析結果をもとに、独身のマツコと有働が結婚について大激論。専門家たちと平成最大の難問の解決策を探ります。
今、ある日本人女性の片づけ術が世界から注目を集めています。
“こんまり”こと近藤麻理恵さん。2010年に「人生がときめく片づけの魔法」を出版し、ベストセラーに。8年が過ぎた今も再び米国でベストセラー上位に返り咲くなど勢いは衰えず、世界でシリーズ累計1100万部を突破しました。彼女の片づけ術が世界から注目される理由、それは単なるお片づけなのに、なぜか人生が劇的に変わって
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今、ある日本人女性の片づけ術が世界から注目を集めています。
“こんまり”こと近藤麻理恵さん。2010年に「人生がときめく片づけの魔法」を出版し、ベストセラーに。8年が過ぎた今も再び米国でベストセラー上位に返り咲くなど勢いは衰えず、世界でシリーズ累計1100万部を突破しました。彼女の片づけ術が世界から注目される理由、それは単なるお片づけなのに、なぜか人生が劇的に変わってしまうからだとか。
本当に、片づけで人生が変わるほどのことが起こるのでしょうか? 私たちは1年に渡り、こんまりのノウハウによる片づけ現場に密着しました。捨てるか残すか、手に取ってみてときめくかどうかで判断する「ときめきチェック」。それを繰り返すだけで、部屋が劇的に片づいていく様子。部屋が片づくにつれての心の変化・・・。
経済不安、うつ、ひきこもり…。複雑な過去を背負った3人の女性が、片づけで、人生を変えていく。この番組を観た後、きっとあなたも片づけがしたくなります。
シリーズ「平成史スクープドキュメント」第7回は、この30年、その姿を大きく変えた自衛隊の秘史に迫る。東西冷戦終結とともに始まった平成は、民族紛争やテロが相次いだ一方で、日本周辺では朝鮮半島危機や中国の台頭が顕在化し、国際情勢の激変に見舞われた。その中で変化を迫られたのが「自衛隊」だった。任務が拡大してく中で自衛隊は、安全保障の現場の「最前線」で何を見たのか。
今回、N
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シリーズ「平成史スクープドキュメント」第7回は、この30年、その姿を大きく変えた自衛隊の秘史に迫る。東西冷戦終結とともに始まった平成は、民族紛争やテロが相次いだ一方で、日本周辺では朝鮮半島危機や中国の台頭が顕在化し、国際情勢の激変に見舞われた。その中で変化を迫られたのが「自衛隊」だった。任務が拡大してく中で自衛隊は、安全保障の現場の「最前線」で何を見たのか。
今回、NHKは自衛隊にとって大きな転機となった「朝鮮半島危機(平成6年~)」「911同時多発テロ(平成13年)」「陸上自衛隊のイラク派遣(平成16年~)」に関する未公開ファイルを新たに入手。そして、それに基づく独自取材から、変貌する自衛隊の知られざる舞台裏が明らかになってきた。
戦後、“専守防衛”を掲げて活動してきた自衛隊に、私たちは次の時代どのような役割は求めていけばよいのか、未公開ファイルをひもときながら展望していく。
4月に行われる統一地方選挙。「政治には興味ない」なんて言っているあなた、実は地方議会では「ごみ収集」「学校運営」「介護」「学童の費用」など、暮らしに直結する大事な議論が行われているって知っていました?ところがいま、行政側の提案をほとんどチェックせず通してしまう「なれ合い議会」や、本当にまじめに取り組んでいるの?と思いたくなる議員の不祥事が相次いでいます。
さらに深刻な
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4月に行われる統一地方選挙。「政治には興味ない」なんて言っているあなた、実は地方議会では「ごみ収集」「学校運営」「介護」「学童の費用」など、暮らしに直結する大事な議論が行われているって知っていました?ところがいま、行政側の提案をほとんどチェックせず通してしまう「なれ合い議会」や、本当にまじめに取り組んでいるの?と思いたくなる議員の不祥事が相次いでいます。
さらに深刻なのは「なり手不足」。大都市圏でも無投票の選挙区が続出。議会の解散を議論する自治体も出るなど、私たちが知らないうちに、存続さえ危ぶまれる危機的な事態が起きているんです。
NHKは、全国3万2000人余りの地方議員全員を対象に、初めての大規模アンケートを実施。なぜ議員を目指したのか、議会の問題点はどこにあるのか、やりがいを感じているのか、改善への道はあるのかなど、率直な疑問をあますとこなくぶつけました。回答からは驚くべき声も…。知られざる地方議会のいまを徹底検証し、「最も身近な民主主義」を考えます。
東西冷戦が終結し、従来の秩序が大きく転倒する転機となった1989年。その年、www(ワールド・ワイド・ウェブ)が発明され、世界中が蜘蛛の巣のように結ばれていった。“平成”は「情報」の在り方が大きく変貌し、社会の形が大きく変わった時代でもあった。個人と個人がつながり、情報を自由に発信/受信することで、“マスメディアの情報”の価値は相対化され、その地位は大きく揺らいだ。
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東西冷戦が終結し、従来の秩序が大きく転倒する転機となった1989年。その年、www(ワールド・ワイド・ウェブ)が発明され、世界中が蜘蛛の巣のように結ばれていった。“平成”は「情報」の在り方が大きく変貌し、社会の形が大きく変わった時代でもあった。個人と個人がつながり、情報を自由に発信/受信することで、“マスメディアの情報”の価値は相対化され、その地位は大きく揺らいだ。
シリーズ「平成史スクープドキュメント」最終回は、日本の「情報革命」の軌跡を、ふたりの先駆者の人生から辿る。2007年、月間318億ページビューで世界一を記録し、日本人の情報のプラットフォームとなった「Yahoo! JAPAN」の元社長・井上雅博氏、そして、ファイル共有ソフト「Winny」を公開し、「情報」の所有/非所有の関係を一気に変えた金子勇氏である。近年相次いで亡くなった2人の足跡からは、日本の情報革命の知られざる姿が浮かびあがってくる。
番組では、マスメディアの30年の動きや、“フィルターバブル”と呼ばれる現象が広がる現在の社会状況も織り交ぜながら、情報のあり方がさらに大きな変貌をとげるであろう次の時代を展望していく。
まもなく元号が変わろうとする30日夜8時からは、私たち日本人にとって“天皇”とは何かを、歴史をひもときながら考えます。
ことし11月に行われる予定の「大嘗祭」。古来より伝わる皇室の伝統で、皇位継承にともなう一世に一度の重要な儀式ですが、その詳しい内容は長くベールに包まれてきました。今回、私たちは「大嘗祭」など皇室関連の儀式を徹底取材。受け継がれてきた皇室の伝統とは何か
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まもなく元号が変わろうとする30日夜8時からは、私たち日本人にとって“天皇”とは何かを、歴史をひもときながら考えます。
ことし11月に行われる予定の「大嘗祭」。古来より伝わる皇室の伝統で、皇位継承にともなう一世に一度の重要な儀式ですが、その詳しい内容は長くベールに包まれてきました。今回、私たちは「大嘗祭」など皇室関連の儀式を徹底取材。受け継がれてきた皇室の伝統とは何か?に迫ります。
番組では、「皇位の安定的継承」についても取り上げます。平成の次の時代になると、皇位継承者は秋篠宮さま、悠仁さま、常陸宮さまの男性皇族3名となります。男系男子に限られている皇位の継承をどう考えていけばよいか。戦後、現憲法の下で2度に渡って行われた政府の議論を、発掘資料やスクープ証言を交えて詳細に検証。「皇位継承」を巡って何が話し合われたのか?新しい時代、主権者である私たちはこの問題とどう向き合えば良いのか?そのヒントを探っていきます。
平成31年4月30日夜の食事、それは平成最後の晩餐。みなさんは、誰とどんな食事を味わいますか―。
平成元年4月に放送を開始した「NHKスペシャル」。平成のラストを飾る第3056回は、“食卓”から日本の未来を見つめます。先の大戦から「東洋の奇跡」と呼ばれた戦後の44年間を経て始まった「平成」という時代。それは右肩上がりの成長神話に裏打ちされた「昭和」とは異なり、低迷と混
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平成31年4月30日夜の食事、それは平成最後の晩餐。みなさんは、誰とどんな食事を味わいますか―。
平成元年4月に放送を開始した「NHKスペシャル」。平成のラストを飾る第3056回は、“食卓”から日本の未来を見つめます。先の大戦から「東洋の奇跡」と呼ばれた戦後の44年間を経て始まった「平成」という時代。それは右肩上がりの成長神話に裏打ちされた「昭和」とは異なり、低迷と混乱の30年でした。少子高齢化が進行し単身世代も増加、都市集中と地方衰退も加速。“家族のカタチ”が大きく変わりました。こうした30年の日本人の暮らしの変化を如実に映し出してきたのが、わたしたちの「食卓」です。一人で食べる「孤食」が広がり、献立の中身も大きく様変わりしています。栄養不足など食事の劣化が指摘される一方で、つつましくても豊かな食生活を嗜好する動きや、家族の枠を越えた新たな繋がりで「食卓」を支えていこうという試みも始まっている。
番組では日本の“食卓”をめぐる現場ルポと最新研究を軸に、NHKスペシャルやクローズアップ現代が記録してきた平成日本の姿を織り交ぜながら、この30年間を生放送で振り返ります。そして“生活者の視点”から私たちの未来を考えていきます。
病気やけがで損傷した臓器・組織を“自己再生能力”を活性化させることで治療する「再生医療」。
この春、一度失った神経の機能を取り戻す再生医療が世界に先駆けて日本で実際の医療に使われ始める。対象は、事故で脊髄を損傷し、首から下がマヒしてほとんど動けなくなってしまった患者さん。
この再生医療を受けると手足が動き出し、杖なしで歩けるまでに回復。自分で車が運転できるようになる
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病気やけがで損傷した臓器・組織を“自己再生能力”を活性化させることで治療する「再生医療」。
この春、一度失った神経の機能を取り戻す再生医療が世界に先駆けて日本で実際の医療に使われ始める。対象は、事故で脊髄を損傷し、首から下がマヒしてほとんど動けなくなってしまった患者さん。
この再生医療を受けると手足が動き出し、杖なしで歩けるまでに回復。自分で車が運転できるようになる人も現れている。治療に使うのは、患者自身の骨髄から取り出した「間葉系幹細胞」という細胞だ。これを培養して増やし、点滴で患者の体に戻すと、傷ついた脊髄が再生されていく。
番組では、札幌医科大学が行ってきた治験に3年間密着。「再生医療」の新時代が扉をあけるまでの現場を活写する。iPS細胞やES細胞などを使った研究も進み、脳梗塞やパーキンソン病など治療の難しい病の克服が期待されている。再生医療が私たちの医療をどう変えていくのか。その驚くべき実像に迫る。
前回大好評をはくした、タモリ×山中伸弥教授のシリーズ「人体」が再び登場!新シリーズのテーマは、最近何かと話題の多い「遺伝子」だ。世界最先端の研究現場で進む、驚異的な遺伝子解読の世界を、2回に渡ってお伝えする。第1集の舞台は“トレジャーDNA”研究の最前線。実は、これまで遺伝子と呼ばれて解析が行われていたのは、全DNAのたった2%。残りの98%は「何の働きもしないゴミだ」
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前回大好評をはくした、タモリ×山中伸弥教授のシリーズ「人体」が再び登場!新シリーズのテーマは、最近何かと話題の多い「遺伝子」だ。世界最先端の研究現場で進む、驚異的な遺伝子解読の世界を、2回に渡ってお伝えする。第1集の舞台は“トレジャーDNA”研究の最前線。実は、これまで遺伝子と呼ばれて解析が行われていたのは、全DNAのたった2%。残りの98%は「何の働きもしないゴミだ」とさえ言われてきた。ところが急速な技術の進化によって、その未知の領域の解読が加速している。そこから「病気から体を守る特殊なDNA」や、「私たちの個性や体質を決める情報」などが、次々と明らかになり始めているのだ。健康長寿を実現したり、誰もが潜在的な能力を発揮したりするためのヒントが満載。今回、ゲストの石原さとみさんと、鈴木亮平さんも、最新の遺伝子検査に挑戦する。遺伝子って何?遺伝子検査で何が分かるの?など、知っておきたい遺伝子の基礎を山中教授が解説。子供達にも大人気、体内を探検するようなCGも見所のひとつだ!
逃れられない病や、誰にも真似できない才能。人生は、持って生まれた遺伝子によっておおよそ決められている。みなさんそうお思いですよね…。とんでもありません。実は最先端の研究は、運命さえも変えうる「ある仕組み」があることを突きとめつつあります。その仕組みとは「DNAスイッチ(エピジェネティクス)」。命の設計図と言われる遺伝子には、いわばスイッチがあり、オンとオフを
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逃れられない病や、誰にも真似できない才能。人生は、持って生まれた遺伝子によっておおよそ決められている。みなさんそうお思いですよね…。とんでもありません。実は最先端の研究は、運命さえも変えうる「ある仕組み」があることを突きとめつつあります。その仕組みとは「DNAスイッチ(エピジェネティクス)」。命の設計図と言われる遺伝子には、いわばスイッチがあり、オンとオフを切り替えれば、その働きをがらりと変えられるというのです。すでに、がん治療の最前線では、そのスイッチを薬でコントロールする治療が可能に。そして、肥満などの体質を決める遺伝子から、記憶や音楽などの能力に関わる遺伝子まで、全てスイッチがあり、コントロールできる可能性が浮かび上がってきました。さらに、精子をトレーニングして、生まれくる我が子へ優れたDNAスイッチを受け継ごうという研究まで始まっています。私たちの体の中に潜む、神秘の世界を目撃しに行きましょう。
教室では口にすることのできない子どもたちの本音、“声なき声”に耳を傾ける2本シリーズ。第1回は、認知件数が41万件と過去最多となった「いじめ」(全国の小中高など・2017年度)について考える。
様々な対策にもかかわらず、未だ事態を打開できない中、いじめの実態調査の依頼が全国から殺到する場所がある。東京にある、その“探偵事務所”は、もともと浮気や企業の内偵調査を行ってい
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教室では口にすることのできない子どもたちの本音、“声なき声”に耳を傾ける2本シリーズ。第1回は、認知件数が41万件と過去最多となった「いじめ」(全国の小中高など・2017年度)について考える。
様々な対策にもかかわらず、未だ事態を打開できない中、いじめの実態調査の依頼が全国から殺到する場所がある。東京にある、その“探偵事務所”は、もともと浮気や企業の内偵調査を行っていたが、15年ほど前から、いじめの調査依頼が増え始め、今では専門のNPO法人を立ち上げるまでになった。学校や教育委員会に相談しても解決せず、行き場を失った子どもや親たちから、これまで実に6000件以上の相談が集まっているという。調査は実践的で、SNSの監視から、尾行・張り込み、情報公開請求など、あらゆる手段を駆使していじめの実態を探り、ケースごとに解決策を模索する。
探偵の調査から見えてくるのは、現代のいじめがいかに巧妙化し、見えにくくなっているか。そして、その異変に対応できなくなっている教育現場の姿だ。全国でも例のない“いじめ探偵”に密着し、どこにも届かない子どもたちの“助けて”を見つめていく。
日本美術史に革命を起こした鎌倉時代の天才仏師、運慶と快慶。手がけた仏像の多くが国宝に指定されているふたりの“知られざる名品”が、800年ぶりに見つかった。NHKは1年半にわたって調査チームに密着。大発見の一部始終を独占取材してきた。
力みなぎる代表作・東大寺南大門の仁王像を生んだ運慶と快慶だが、その生涯や創作の秘密は、謎に包まれてきた。そのミステリーに、調査チームは最
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日本美術史に革命を起こした鎌倉時代の天才仏師、運慶と快慶。手がけた仏像の多くが国宝に指定されているふたりの“知られざる名品”が、800年ぶりに見つかった。NHKは1年半にわたって調査チームに密着。大発見の一部始終を独占取材してきた。
力みなぎる代表作・東大寺南大門の仁王像を生んだ運慶と快慶だが、その生涯や創作の秘密は、謎に包まれてきた。そのミステリーに、調査チームは最先端のテクノロジーで挑戦。原子炉の検査などに使われるX線やCT技術を用いて、仏像を“透視”することで、内部に膨大な古文書や秘宝が隠されていることを明らかにした。新資料から浮かび上がってきたのは、盟友だったふたりの決別のドラマ。貴族の世から武士の世へ変貌する激動の時代、異なる道を歩んだ運慶と快慶は、“究極の美”を求めて競い合った。美術史の空白に挑むスクープドキュメントを軸に、本格的なドラマを交えて、二人の天才の実像に迫る。
シリーズ「教室の声なき声」、第2回は増え続ける「不登校」について生放送で考える。去年、教育の現場で新たな課題が表面化し、関係者に衝撃を与えた。「登校しても教室に入れない」「教室で苦痛に耐えているだけ」という、“隠れ不登校”ともいえる中学生が推計で約33万人もいることが明らかになったのだ。
不登校の約11万人に加え、計44万人にも上る中学生が“学校へ行きたくない”と考え
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シリーズ「教室の声なき声」、第2回は増え続ける「不登校」について生放送で考える。去年、教育の現場で新たな課題が表面化し、関係者に衝撃を与えた。「登校しても教室に入れない」「教室で苦痛に耐えているだけ」という、“隠れ不登校”ともいえる中学生が推計で約33万人もいることが明らかになったのだ。
不登校の約11万人に加え、計44万人にも上る中学生が“学校へ行きたくない”と考えている現実。いま、こうした声を学校への“NOサイン”だと捉え、公教育の枠組みを大きく見直す模索が広島県で始まっている。去年4月、福山市の公立中学校に「校内フリースクール」を設置。さらに、子どもたち個々の違いを尊重する教育で知られるオランダの現場を視察し、公立学校への導入を決めるなど、新たな施策を次々と打ち出している。
番組では、学校現場の模索を1年間にわたり密着取材。さらに、日々子どもたちと向き合うNPOと連携し、生放送で中学生たちの声を集めるなど双方向の演出も取り入れながら、“教室の声なき声”に耳を傾ける。
安楽死が容認され海外からも希望者を受け入れている団体があるスイスで、一人の日本人女性が安楽死を行った。3年前に、体の機能が失われる神経難病と診断されたAさん。歩行や会話が困難となり、医師からは「やがて胃瘻と人工呼吸器が必要になる」と宣告される。その後、「人生の終わりは、意思を伝えられるうちに、自らの意思で決めたい」と、スイスの安楽死団体に登録した。
安楽死に至るまでの
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安楽死が容認され海外からも希望者を受け入れている団体があるスイスで、一人の日本人女性が安楽死を行った。3年前に、体の機能が失われる神経難病と診断されたAさん。歩行や会話が困難となり、医師からは「やがて胃瘻と人工呼吸器が必要になる」と宣告される。その後、「人生の終わりは、意思を伝えられるうちに、自らの意思で決めたい」と、スイスの安楽死団体に登録した。
安楽死に至るまでの日々、葛藤し続けたのが家族だ。自殺未遂を繰り返す本人から、「安楽死が唯一の希望の光」だと聞かされた家族は、「このままでは最も不幸な最期になる」と考え、自問自答しながら選択に寄り添わざるを得なくなった。そして、生と死を巡る対話を続け、スイスでの最期の瞬間に立ち会った。
延命治療の技術が進歩し、納得のいく最期をどう迎えるかが本人と家族に突きつけられる時代。海外での日本人の安楽死は何を問いかけるのかを見つめる。
中国政府の発表で「反革命動乱で319人が死亡した」とされている天安門事件。
30年たった今も、中国では事件に触れることはタブー視されていて、民主化を求める丸腰の市民を、なぜ、どのように武力で鎮圧したのか、詳細はわからないままだ。
今回、NHKはその真相に迫ろうと、中国や世界各地に当事者を訪ね、新たな史料を探し出した。そこから見えてきたのは、事件の前から周到に配置
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中国政府の発表で「反革命動乱で319人が死亡した」とされている天安門事件。
30年たった今も、中国では事件に触れることはタブー視されていて、民主化を求める丸腰の市民を、なぜ、どのように武力で鎮圧したのか、詳細はわからないままだ。
今回、NHKはその真相に迫ろうと、中国や世界各地に当事者を訪ね、新たな史料を探し出した。そこから見えてきたのは、事件の前から周到に配置されていた軍の姿や、政権内部の権力闘争の一端だった。さらに、西側各国の外交文書からは、欧米の指導者が改革開放を進める中国との経済関係を重視し、表向きは非難しながら、水面下で緊張関係の回避を図ろうとしていた実態も浮かび上がってきた。
天安門事件による民主化の挫折は、中国の人々に深い傷を残し、その後共産党が強権的な一党支配を進める素地を作ったと言われる。
番組では、大国・中国の運命を決めた50日間を再検証し、天安門事件めぐる数々の謎に迫る。
100年前、印象派を代表するフランス人画家、クロード・モネが描いた、幅4m高さ2mの巨大な「睡蓮」の絵。専門家が「モネの画家人生の集大成」と評価するこの絵は、今、上半分が完全に欠落している。戦前に実業家松方幸次郎がモネ本人から購入したものだが、戦火を逃れた疎開先で厳しい環境に置かれたため、湿気などにより損傷したものと考えられる。
この“失われた名画”の大規模な修復と科
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100年前、印象派を代表するフランス人画家、クロード・モネが描いた、幅4m高さ2mの巨大な「睡蓮」の絵。専門家が「モネの画家人生の集大成」と評価するこの絵は、今、上半分が完全に欠落している。戦前に実業家松方幸次郎がモネ本人から購入したものだが、戦火を逃れた疎開先で厳しい環境に置かれたため、湿気などにより損傷したものと考えられる。
この“失われた名画”の大規模な修復と科学調査が日本の国立西洋美術館の主導でスタートした。わずかな絵の具の破片からも、モネが用いた技術や材料が明らかになる。
また“在りし日の絵を写した白黒写真”を手掛かりに、デジタル画像による推定復元が進められた。「人間」による推定と「人工知能」による推定によって、ともに創り上げていく。
しかし、作業は困難を極めた。モネが駆使した様々な技巧を白黒写真からどこまで読み取れるか。番組は、細やかな修復と復元調査、そして人工知能を結集し“総力戦”で挑んだ「睡蓮」復元プロジェクトに密着。果たして“奇跡の一枚”はよみがえるのか…。修復とデジタル復元の過程からモネの「芸術の神髄」に迫る。
2019年は宇宙探査の最新成果が続々もたらされる「宇宙イヤー」。2月、はやぶさ2は未踏の小惑星への着陸に成功し、4月には日米欧の研究チームがブラックホールの直接観測に成功。この新シリーズでは、驚きの大発見が続く宇宙へ、櫻井翔がナビゲートする。
第1集のテーマは「宇宙人」。一昨年、太陽系の外から飛来した天体が突如地球に急接近。自然には起こりえない加速をしつつ太陽系外へと
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2019年は宇宙探査の最新成果が続々もたらされる「宇宙イヤー」。2月、はやぶさ2は未踏の小惑星への着陸に成功し、4月には日米欧の研究チームがブラックホールの直接観測に成功。この新シリーズでは、驚きの大発見が続く宇宙へ、櫻井翔がナビゲートする。
第1集のテーマは「宇宙人」。一昨年、太陽系の外から飛来した天体が突如地球に急接近。自然には起こりえない加速をしつつ太陽系外へと飛び去った。形は「長さ400mの葉巻形」。ハーバード大の教授らは宇宙人が作った“宇宙船”だと唱えている。
実はいま、科学者の大多数は「宇宙人はいる」と信じている。では、どこにいるのか? 去年稼動したばかりの宇宙望遠鏡TESS(テス)は、かつては全く注目されなかった地味な星が最有力であることを明らかにした。太陽の10分の1ほどの大きさの目立たない赤い星、その周りを回る惑星だ。赤い星に常に同じ面を向けているため、この星の半分は永遠に昼、半分は永遠に夜だ。昼半球では大瀑布のような雨が降り、夜半球は極寒の氷が覆う。こんな過酷な星に宇宙人がいると言うのだが、いったいどこにどんな宇宙人が?マジメな宇宙人研究、その最新到達点を紹介する。
番組ナビゲーター:櫻井翔、和久田麻由子アナウンサー
東京を訪れる外国人の誰もが目を見張るのは、首都圏の鉄道路線図の複雑さである。
148の路線、1700もの駅、全長数千キロを、分刻み秒刻みで電車が走る。過密ダイヤでありながら、事故は少なく安全。数分でも遅れれば、遅れを詫びるアナウンスが流れる。訪れる誰もが、東京の鉄道の複雑さと正確性へのこだわりに驚嘆する。
私たちは、鉄道運行の心臓部、JR東日本の「総合指令室」に
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東京を訪れる外国人の誰もが目を見張るのは、首都圏の鉄道路線図の複雑さである。
148の路線、1700もの駅、全長数千キロを、分刻み秒刻みで電車が走る。過密ダイヤでありながら、事故は少なく安全。数分でも遅れれば、遅れを詫びるアナウンスが流れる。訪れる誰もが、東京の鉄道の複雑さと正確性へのこだわりに驚嘆する。
私たちは、鉄道運行の心臓部、JR東日本の「総合指令室」に初めてカメラを入れることが許された。全国から東京暮らしの新顔が集まり“東京一極集中”が極まる春先、モンスターのような人の流れに立ち向かう、鉄道マンの苦闘を見つめる。また、番組ナビゲーターの佐藤健が、首都圏の鉄道の正確さへのこだわりを体感するために、実際の鉄道ダイヤを使った謎解きゲームに挑戦する。JR京浜東北線、山手線、東海道線、京浜急行などを乗り継いで、ゴールで待っていたのは…。
今回副音声では、番組ナビゲーターの佐藤健さんと、鉄道をこよなく愛する六角精児さんが、番組を観ながら鉄道トークを繰り広げます。初めて見る総合指令室に興奮したり、謎解きゲームの裏話で盛り上がったり・・・。ぜひ、お二人の鉄道トークも合わせてお楽しみください。
200人を超える人の命が奪われた、平成最悪の豪雨災害「西日本豪雨」。なぜこれほど多くの命が失われてしまったのか。発生から1年、国・地方自治体の大規模調査や、研究機関による検証、そして私たちの取材で、あの時、何が起きていたのかが、その全貌が浮かび上がってきた。多くの犠牲者を出した大規模な洪水。それは、「バックウォーター(背水)の連鎖」と「決壊の連鎖」という、これまで考えら
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200人を超える人の命が奪われた、平成最悪の豪雨災害「西日本豪雨」。なぜこれほど多くの命が失われてしまったのか。発生から1年、国・地方自治体の大規模調査や、研究機関による検証、そして私たちの取材で、あの時、何が起きていたのかが、その全貌が浮かび上がってきた。多くの犠牲者を出した大規模な洪水。それは、「バックウォーター(背水)の連鎖」と「決壊の連鎖」という、これまで考えられていなかった「ふたつの連鎖」が重なり引き起こされたことが分かってきた。
さらに、避難者が避難指示の対象者の1%にも満たなかったことも、被災自治体が1年かけて行った住民への大規模調査から判明。避難を妨げる障壁となる心理メカニズムの研究も進み、住民一人一人が避難情報をわが事として受け止め、確実に逃げてもらえるような、新たな情報の伝え方の模索も始まっている。
番組では、被害が集中した地域で雨が降り始めた7月5日から多数の死者が出た7日未明までの48時間をタイムラインで徹底検証。人々の生死を分けたものは何だったのか、行政の当事者や生存者、目撃者の証言をひもとき、ビッグデータ解析の手法も用いて導き出していく。
“災害新時代”が到来したいま、次々と襲ってくる“想定外”に絶望するのではなく、それを乗り越え、命をつなぐための手がかりを探る。
6600万年前、隕石衝突による絶滅の前夜、恐竜に代表される当時の生物は、地球の生物史上、類を見ないほど多様に、そして究極の進化を遂げていたことがわかってきた。
これまで発見された恐竜化石は1千種に上るが、それは恐竜全体のわずか1%にすぎない。ところがこの10年ほどで、残る99%の発見が相次ぎ、恐竜たちの姿形だけでなく、どのように暮らし、戦い、子孫を残し、そして死んでい
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6600万年前、隕石衝突による絶滅の前夜、恐竜に代表される当時の生物は、地球の生物史上、類を見ないほど多様に、そして究極の進化を遂げていたことがわかってきた。
これまで発見された恐竜化石は1千種に上るが、それは恐竜全体のわずか1%にすぎない。ところがこの10年ほどで、残る99%の発見が相次ぎ、恐竜たちの姿形だけでなく、どのように暮らし、戦い、子孫を残し、そして死んでいったのかという“生きざま”まで、精密に再現できるようになった。番組では、超精密CGを駆使して、最新知見に基づくリアルな恐竜世界を、2本シリーズで描き出す。
第1集の舞台は“陸”。最新研究はこれまでの常識を覆し、多種多様な恐竜が羽毛をまとっていたことが分かってきた。羽毛は恐竜を劇的に変えた。体温を維持できるようになったことで、抜群の運動能力、抱卵・子育て術を獲得、そして極寒の北極への進出が可能になり、さらには極寒を生き抜くうちに知性すら獲得していたという。姿もさまざまな羽毛恐竜が闊歩する、見たことのない恐竜世界をお伝えする。
4月に改正入管法が施行され、外国人による“単純労働解禁”という歴史的ただ中にあるニッポン。今、現場で何が起きているのか?146万人を突破した外国人労働者の中でも、急増著しいのがベトナム人だ。彼らの間で“駆け込み寺”と呼ばれている場所がある。東京・港区にある浄土宗の寺「日新窟」。ベトナム人の尼僧タム・チーのもとには、母国からやってきた技能実習生や留学生などから、長時間労働
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4月に改正入管法が施行され、外国人による“単純労働解禁”という歴史的ただ中にあるニッポン。今、現場で何が起きているのか?146万人を突破した外国人労働者の中でも、急増著しいのがベトナム人だ。彼らの間で“駆け込み寺”と呼ばれている場所がある。東京・港区にある浄土宗の寺「日新窟」。ベトナム人の尼僧タム・チーのもとには、母国からやってきた技能実習生や留学生などから、長時間労働や賃金の未払い、パワハラなど、様々な相談が持ち込まれる。更に、不慮の死や自ら命を絶ったベトナム人の遺体の引き取りや供養の依頼も。荼毘に付した遺体は、去年だけでも40人を数える。番組では「日新窟」にカメラを据え、そこで起こる一部始終をドキュメント。異国の地ニッポンで非業の死を遂げたベトナム人の軌跡もたどりながら、今や私たちの暮らしになくてはならなくなっている外国人労働者のリアルな現実を描くと共に、日本社会のゆがみを浮き彫りにする。
最新科学の成果に基づき、恐竜時代の全く新しい風景を描き出す「恐竜超世界」。
第2集の舞台は、“海”。恐竜時代の海の世界は、長い間、謎に包まれていたが、最新研究で恐竜とは似て非なる“巨大竜”が君臨していたことが分かってきた。
実は巨大竜たちは、もともと陸上に住んでいたる小さなトカゲの仲間だった。しかし恐竜との生存競争に負け、海に活路を見出した結果、独自の進化を遂げ海の
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最新科学の成果に基づき、恐竜時代の全く新しい風景を描き出す「恐竜超世界」。
第2集の舞台は、“海”。恐竜時代の海の世界は、長い間、謎に包まれていたが、最新研究で恐竜とは似て非なる“巨大竜”が君臨していたことが分かってきた。
実は巨大竜たちは、もともと陸上に住んでいたる小さなトカゲの仲間だった。しかし恐竜との生存競争に負け、海に活路を見出した結果、独自の進化を遂げ海の世界に君臨。ついに恐竜にも打ち勝つ力を得た。まさに逆転のドラマがあったのだ。
その秘密が、繁殖革命。巨大竜の祖先は恐竜に追い詰められたことで、私たち哺乳類よりもはるかに前に、卵ではなく赤ちゃんを出産するという能力を獲得していたのだ。そのため、現代のクジラのように海の中だけで子孫を残すことができ、沿岸から外洋まで世界中の海への進出が可能になった。当時の海にはライバルとなる生物がおらず、無尽蔵の魚を独占。生物史上最速で巨大化を成し遂げ、海に近付く恐竜さえも獲物にしていたという。
太平洋や日本の沿岸部を舞台に、海の巨大竜たちの世界を、実写合成による超精密CGで再現。海の中で繰り広げられていた、壮大なドラマを描く。
7月21日投票の参議院選挙。有権者が示した民意をどう読み解くのか?また選挙結果を受けて、日本政治はどう動くのか?争点となった年金。今後の議論のあり方は?10月に予定されている消費税率引き上げ。いま必要な経済政策は?憲法改正をめぐる議論の行方は?内外の重要課題に政治はどう向き合うのか?番組では、視聴者から寄せられたご意見を交えて、徹底討論します。
7月21日投票の参議院選挙。有権者が示した民意をどう読み解くのか?また選挙結果を受けて、日本政治はどう動くのか?争点となった年金。今後の議論のあり方は?10月に予定されている消費税率引き上げ。いま必要な経済政策は?憲法改正をめぐる議論の行方は?内外の重要課題に政治はどう向き合うのか?番組では、視聴者から寄せられたご意見を交えて、徹底討論します。
平成に衰退した暴力団にかわって、勢力を拡大させた犯罪集団「半グレ」。振り込み詐欺や脱法ドラッグ販売など、さまざまな闇ビジネスを展開するために離合集散を繰り返す、暴走族出身者などを指す言葉だ。暴力団と異なり、構成員も曖昧で、事務所などの明確な根城を持たず、暴力団対策法や暴力団排除条例による規制もきかない。犯罪集団とカタギという2つの顔を持つ彼らは、高学歴者を取り込みながら
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平成に衰退した暴力団にかわって、勢力を拡大させた犯罪集団「半グレ」。振り込み詐欺や脱法ドラッグ販売など、さまざまな闇ビジネスを展開するために離合集散を繰り返す、暴走族出身者などを指す言葉だ。暴力団と異なり、構成員も曖昧で、事務所などの明確な根城を持たず、暴力団対策法や暴力団排除条例による規制もきかない。犯罪集団とカタギという2つの顔を持つ彼らは、高学歴者を取り込みながら、ネットを使った詐欺など、さまざまな闇のビジネスモデルを構築。そこでもうけた金を土地や株などの正業に投資してさらに肥大化している。番組は東京と大阪を舞台に、半グレの最前線を取材。社会を脅かす、知られざる犯罪者集団の実像に迫る。
驚きの大発見が続く宇宙へ、櫻井翔がナビゲートするシリーズ『スペース・スペクタクル』。
今年4月、世界の科学者が協力し、史上初めてブラックホールの姿を捉えた事が発表された。100年前にアインシュタインの相対性理論で予言された「仮想」の天体を、人類は初めて目にしたのだ。いま最新の観測や研究によって、ブラックホールの「黒くて見えない」「何でも吸い込む」「レアな天体」という、
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驚きの大発見が続く宇宙へ、櫻井翔がナビゲートするシリーズ『スペース・スペクタクル』。
今年4月、世界の科学者が協力し、史上初めてブラックホールの姿を捉えた事が発表された。100年前にアインシュタインの相対性理論で予言された「仮想」の天体を、人類は初めて目にしたのだ。いま最新の観測や研究によって、ブラックホールの「黒くて見えない」「何でも吸い込む」「レアな天体」という、これまでの「常識」が覆されつつある。ブラックホールは、物質を吸い込むだけでなく、強烈な勢いではき出し、宇宙の隅々まで物質を行き渡らせる「巨大なかきまぜ装置」である可能性が分かってきたのだ。専門家は「ブラックホールが宇宙をかき混ぜたおかげで、生命が生まれた」と語るなど、知られざる「私たちとの繋がり」も明らかになってきた。
今から100億年前、誕生間もない宇宙を一変させ、宇宙を今日の姿へと作り上げたブラックホール。その一大スペクタクルを、高精細CGで映像化。私たち生命との深い繋がりに迫っていく。
ナビゲーター:櫻井翔、和久田麻由子アナウンサー。
「人間よ!昆虫に学べ」をテーマに、カマキリ先生(カマキリに扮した俳優・香川照之さん)が虫を求めて野原を駆け回り、ほとばしる昆虫愛を語る人気番組、「香川照之の昆虫すごいぜ!」が、Nスペに進出!昆虫と私たち人類の未来に迫る。
カマキリ先生は、生物多様性の聖地・コスタリカへ。宝石にしか見えないコガネムシ、ありえない虫・ツノゼミ、少年時代からの憧れ・モルフォチョウ・・・、魅惑
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「人間よ!昆虫に学べ」をテーマに、カマキリ先生(カマキリに扮した俳優・香川照之さん)が虫を求めて野原を駆け回り、ほとばしる昆虫愛を語る人気番組、「香川照之の昆虫すごいぜ!」が、Nスペに進出!昆虫と私たち人類の未来に迫る。
カマキリ先生は、生物多様性の聖地・コスタリカへ。宝石にしか見えないコガネムシ、ありえない虫・ツノゼミ、少年時代からの憧れ・モルフォチョウ・・・、魅惑の昆虫たちを前に、大興奮のカマキリ先生。しかし、そんな昆虫王国にも人間による開発や温暖化による異変が忍び寄っていることを知る。そこで、世界の昆虫の“今”を大調査。日本では昆虫が激減。ドイツでは、8割近い昆虫が減る異常事態が進行中で、花や鳥まで消えた沈黙の世界が広がっていた。研究者の間では、「あと100年で昆虫は絶滅する」とまでいわれ、人類滅亡を招く恐怖のシナリオ=「昆虫カタストロフ」が現実になってもおかしくないという。一方、最新の研究からは、北米のオオカバマダラが羽を大型化させ、進化によって、気候変動に対抗していることが判明!もしかしたら、本当に“やばい”のは昆虫ではなく人間なのかもしれない。カマキリ先生とともに昆虫に驚嘆し、胸を熱くし、子供たちが大いに学べる夏の夜をお届けする。
京都の老舗中の老舗67店が集まる「京名物 百味會」。懐石料理の「瓢亭」、八ッ橋の「聖護院八ッ橋総本店」、羊羹の「とらや」など“1名物1店”の原則で結成し、一切の追加入を認めていない、京都の真髄ともいえる老舗の集まりだ。これまで表立った取材に応じてこなかったこの百味會が、今回初めてテレビの取材を受け入れた。
百味會が結成されたのは戦後まもない頃、物資の不足など苦境に置か
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京都の老舗中の老舗67店が集まる「京名物 百味會」。懐石料理の「瓢亭」、八ッ橋の「聖護院八ッ橋総本店」、羊羹の「とらや」など“1名物1店”の原則で結成し、一切の追加入を認めていない、京都の真髄ともいえる老舗の集まりだ。これまで表立った取材に応じてこなかったこの百味會が、今回初めてテレビの取材を受け入れた。
百味會が結成されたのは戦後まもない頃、物資の不足など苦境に置かれた店どうしが助け合うことから始まった。以来、百味供養・味の会・海外視察など様々な活動を通じて、会員同士が交流を深め、高め合うことで、現在の“京都ブランド”を創り上げてきた。
ところが最近、多くの老舗が、かつてなく厳しい時代の荒波にもまれている。外国人観光客が増え、流行が次々と変わる中で、老舗にはなかなか客が集まらない。
どうすれば伝統を守りながら、いまの時代にも通用する老舗として、暖簾をつないでいけるのか。各老舗の模索に密着し、“よそさん”には見せてこなかった京都人の本音や素顔に満ちた姿をドキュメントする。
今年、広島の原爆資料館で、“戦後最大のリニューアル”が行われた。その狙いは、「被爆」を、“あの日、キノコ雲の下にいた人間の目線”から捉え直すこと。「遺品」や「写真」に刻まれた被爆の記憶や、エピソードをひとつひとつ調査し、「どんな人が持っていたのか」「のこされた家族は何を思うのか」―――“個人の物語”を記して展示することにしたのだ。被爆者の平均年齢が82歳を超え、体験を語
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今年、広島の原爆資料館で、“戦後最大のリニューアル”が行われた。その狙いは、「被爆」を、“あの日、キノコ雲の下にいた人間の目線”から捉え直すこと。「遺品」や「写真」に刻まれた被爆の記憶や、エピソードをひとつひとつ調査し、「どんな人が持っていたのか」「のこされた家族は何を思うのか」―――“個人の物語”を記して展示することにしたのだ。被爆者の平均年齢が82歳を超え、体験を語れる人が少なくなる中、遺品や写真に「あの日の記憶」を語って貰おうとしているのだ。番組では、資料館に収蔵された2万点にも及ぶ資料や遺品をたどり、「知られざる物語」を取材。血と汗が滲んだ1枚のシャツに込められた「兄の悲しみ」や、「被爆した母と、生まれた子供」を写した写真の裏にある感動の秘話を明らかにしていく。被爆者なき時代が迫る中で、未来に被爆を継承しようと模索を続ける「ヒロシマ」。被爆者や遺族たちが原爆資料館に託した“ラストメッセージ”に迫る。
いま、祖父母や家族に“食べ物”“オシャレ”“恋の話”などの戦争中の思い出を聞いて、SNSに投稿する若者が増えているのをご存じだろうか。NHKスペシャルでは「デジタル時代の戦争伝承」ともいえるこの新しい現象をとりあげ、スタジオで語り合う。きっかけは去年8月放送の「クローズアップ現代+」。大ヒット映画「この世界の片隅に」の主人公・すずさんのように厳しい時代を懸命に生き抜
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いま、祖父母や家族に“食べ物”“オシャレ”“恋の話”などの戦争中の思い出を聞いて、SNSに投稿する若者が増えているのをご存じだろうか。NHKスペシャルでは「デジタル時代の戦争伝承」ともいえるこの新しい現象をとりあげ、スタジオで語り合う。きっかけは去年8月放送の「クローズアップ現代+」。大ヒット映画「この世界の片隅に」の主人公・すずさんのように厳しい時代を懸命に生き抜いた庶民の暮らしを取り上げ、#あちこちのすずさん というハッシュタグを立てたところ「自分も家族からエピソードを聞いた」という投稿がネットに殺到した。この夏、NHKスペシャルは「らじらー!」(ラジオ第1)や「あさイチ」とも連携して若者世代からエピソードを集め、アニメ動画やイラストで再現。「すずさんたちの青春」を鮮やかによみがえらせる。
出演:千原ジュニア(芸人)、八乙女光・伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)、広瀬すず(俳優)、片渕須直(映画監督)
太平洋戦争の転換点となったガダルカナルの戦い。日本陸軍の精鋭部隊916名が、1万人を超えるアメリカ海兵隊に戦いを挑み、全滅した。
指揮官の一木清直大佐は、無謀な突撃作戦にこだわり、部下の命を奪ったとして非難を浴びてきた。果たしてそれは真実なのか?今回、アメリカで膨大な戦闘記録を発見。一木支隊の知られざる激闘の実態をドローンによる地形調査を交えて、高精細な三次元のCGで
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太平洋戦争の転換点となったガダルカナルの戦い。日本陸軍の精鋭部隊916名が、1万人を超えるアメリカ海兵隊に戦いを挑み、全滅した。
指揮官の一木清直大佐は、無謀な突撃作戦にこだわり、部下の命を奪ったとして非難を浴びてきた。果たしてそれは真実なのか?今回、アメリカで膨大な戦闘記録を発見。一木支隊の知られざる激闘の実態をドローンによる地形調査を交えて、高精細な三次元のCGで復元する。10倍の敵が待ち構えているとは知らず、「死の罠」にはまっていった一木支隊の兵士たち。予期せぬ大敗北の裏には、共同作戦に打って出た陸軍と海軍の対立があった。両者の溝が深まる中で、戦場は地獄と化していった。部隊全滅の責任を負わされた指揮官の悲劇に新発見の史料から迫る。
なぜ日本人は、戦争への道を歩むことを選択したのか。これまで"空白"だった道程を浮かび上がらせる第一級の史料を入手した。治安維持法制定時の司法大臣・小川平吉が創刊した戦前最大の右派メディア「日本新聞」である。1925~35年に発行された約3千日分が今回発見された。発刊当時、言論界は大正デモクラシーの全盛期。マイナーな存在だった"国家主義者"は、「日本新聞」を舞台に「デモク
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なぜ日本人は、戦争への道を歩むことを選択したのか。これまで"空白"だった道程を浮かび上がらせる第一級の史料を入手した。治安維持法制定時の司法大臣・小川平吉が創刊した戦前最大の右派メディア「日本新聞」である。1925~35年に発行された約3千日分が今回発見された。発刊当時、言論界は大正デモクラシーの全盛期。マイナーな存在だった"国家主義者"は、「日本新聞」を舞台に「デモクラシー=自由主義」への攻撃を開始する。同志の名簿には、後に総理大臣となる近衛文麿、右翼の源流と言われる頭山満などの実力者が名を連ねていた。国内に共産主義の思想が広まることを恐れた人たちが、日本新聞を支持したのである。さらに取材を重ねると、日本新聞は地方の読者に直接働きかける運動を展開していたことも明らかになってきた。そして、ロンドン海軍軍縮条約、天皇機関説排撃など、日本新聞が重視した事件がことごとく、社会から自由を失わせ軍の台頭を招く契機となっていく。知られざる日本新聞10年の活動をたどり、昭和の"裏面史"を浮かび上がらせる。
私たちが知っていたのは、“真相”の一断面に過ぎなかった―。
今回NHKは、あの歴史的事件の一部始終を記録した「極秘文書」を発掘した。1936年2月26日、首都・東京の中枢で首相や大臣が襲撃された、近代日本最大の軍事クーデター「二・二六事件」。これまで、事件に関する主な公的記録は、完全非公開で“暗黒裁判”と言われた陸軍の軍事裁判資料とされ、事件をリアルタイムで記録した1
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私たちが知っていたのは、“真相”の一断面に過ぎなかった―。
今回NHKは、あの歴史的事件の一部始終を記録した「極秘文書」を発掘した。1936年2月26日、首都・東京の中枢で首相や大臣が襲撃された、近代日本最大の軍事クーデター「二・二六事件」。これまで、事件に関する主な公的記録は、完全非公開で“暗黒裁判”と言われた陸軍の軍事裁判資料とされ、事件をリアルタイムで記録した1次資料はなく、多くが謎とされてきた。事件から83年がたった今、見つかった「極秘文書」によって、青年将校たちの反乱と、その鎮圧にいたる「4日間」の詳細が明らかとなったのだ。
文書を密かに記録していたのは海軍。事件発生直後から現場に解き放った「調査部隊」や、密かに設置された「見張所」からまさに分単位で緊迫の状況を記録していた。陸軍の幹部が事件の裏で行っていた知られざる会談や、海軍が、反乱を超えた大規模な内戦まで想定して備えていたことなど、文書に残されていた「新事実」の数々に、解析に当たった専門家も息を呑んだ。
二・二六事件後、軍国主義を強め戦争に突入していった日本。首都東京を大混乱に陥れ、国家の運命を分ける転換点となった歴史的事件の全容に迫る。
日本の占領期の第一級史料が発見された。初代宮内庁長官として昭和天皇のそばにあった田島道治の『拝謁記』である。1949(昭和24)年から4年10か月の記録には、昭和天皇の言動が、田島との対話形式で克明に記されていた。敗戦の道義的責任を感じていた昭和天皇は、当初「情勢ガ許セバ退位トカ譲位トカイフコトモ考ヘラルヽ」としていた。さらに、1952年の独立記念式典の「おことば」で戦
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日本の占領期の第一級史料が発見された。初代宮内庁長官として昭和天皇のそばにあった田島道治の『拝謁記』である。1949(昭和24)年から4年10か月の記録には、昭和天皇の言動が、田島との対話形式で克明に記されていた。敗戦の道義的責任を感じていた昭和天皇は、当初「情勢ガ許セバ退位トカ譲位トカイフコトモ考ヘラルヽ」としていた。さらに、1952年の独立記念式典の「おことば」で戦争への反省に言及しようとする。しかし、吉田茂首相からの要望で、最終的に敗戦への言及は削除されていく。その詳細な経緯が初めて明らかになった。番組では、昭和天皇と田島長官の対話を忠実に再現。戦争への悔恨、そして、新時代の日本への思い。昭和天皇が、戦争の時代を踏まえて象徴としてどのような一歩を踏み出そうとしたのか見つめる。
アジア、太平洋で繰り広げられた日本の戦争。1940年(昭和15年)に東京で開かれる予定だったオリンピックは中止となり、幻となった。活躍を期待された選手たちは、戦争一色に染まる時代の中で、歴史の表舞台から消えた。
今回、番組では、競泳・北島康介さん、サッカー・長谷部誠選手、陸上・朝原宣治さんとともに、その選手たちの足跡をたどる。
戦場に向かい、還らなかった選手の中には
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アジア、太平洋で繰り広げられた日本の戦争。1940年(昭和15年)に東京で開かれる予定だったオリンピックは中止となり、幻となった。活躍を期待された選手たちは、戦争一色に染まる時代の中で、歴史の表舞台から消えた。
今回、番組では、競泳・北島康介さん、サッカー・長谷部誠選手、陸上・朝原宣治さんとともに、その選手たちの足跡をたどる。
戦場に向かい、還らなかった選手の中には戦争の「シンボル」として利用された実情も見えてきている。また、スポーツを統制し戦争に全面協力させようとした国や軍に対して、スポーツの精神そのものを守ろうとした人物がいたことも分かってきた。競泳監督などを務めた松澤一鶴だ。今回、松澤の数百点に及ぶ資料も見つかった。
2020を控えたいま、アスリートの尊厳を奪い去った戦争の現実を明らかにするとともに、スポーツの精神を追い求めたアスリートたちと松澤の激動の人生を見つめる。
あなたは想像できますか?真っ暗闇のなか、100mを10秒台のスピードで駆け抜ける世界、そして42.195kmを3時間もの間走り続ける世界を。
その想像を絶する世界を作り上げるのが、パラ陸上で視覚障害のある選手と隣でガイドする伴走者だ。二人をつなぐのは、長さ10cmほどのロープ、その名も「絆」。暗闇のなか、転倒やけがのリスクと隣り合わせの走りを支える命綱であり、究極の信
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あなたは想像できますか?真っ暗闇のなか、100mを10秒台のスピードで駆け抜ける世界、そして42.195kmを3時間もの間走り続ける世界を。
その想像を絶する世界を作り上げるのが、パラ陸上で視覚障害のある選手と隣でガイドする伴走者だ。二人をつなぐのは、長さ10cmほどのロープ、その名も「絆」。暗闇のなか、転倒やけがのリスクと隣り合わせの走りを支える命綱であり、究極の信頼関係が必要だと言われている。番組では、100mで驚異的なシンクロを成し遂げるアメリカペア、そしてマラソンで心と心をつなぎ合う日本ペア、日米2組の世界記録保持者に密着。そこには、一人では届かない世界に、二人でたどり着こうと格闘する、壮絶なドラマがあった。東京パラリンピックまで、あと1年。ドキュメンタリーと最新科学で、究極の「絆」に迫る。
日本で初めてブラックアウト(全域停電)が起きた北海道胆振東部地震から1年。
今回、当時の映像や当事者の証言などの解析から、北海道では、医療機関の情報共有システムが機能せず、災害時の患者の転院に混乱が起きるなど「医療崩壊寸前」の状態に陥っていたことが分かってきた。さらに、電気に依存していた物流システムが寸断され長期間にわたって食料品などの供給不足が発生していたことも明ら
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日本で初めてブラックアウト(全域停電)が起きた北海道胆振東部地震から1年。
今回、当時の映像や当事者の証言などの解析から、北海道では、医療機関の情報共有システムが機能せず、災害時の患者の転院に混乱が起きるなど「医療崩壊寸前」の状態に陥っていたことが分かってきた。さらに、電気に依存していた物流システムが寸断され長期間にわたって食料品などの供給不足が発生していたことも明らかになった。
首都直下地震が発生した時、首都圏ブラックアウトは起きるのか?内閣府の想定では、電力の供給能力は5割程度に低下し、広域で停電が発生するとされている。地震から生き延びた人たちは、大停電によってどのような危機に見舞われるのか?大停電に備えるためにはどうすればよいのか?シミュレーションドラマを交え、その時への備えを考える。
櫻井翔が、驚きの宇宙の旅にナビゲート!シリーズ最終回のテーマは、「生命誕生の謎」。
地球の生命はどのようにして誕生したのか?これまでは「すべては海で起きた」とされていた。しかし今、注目を集めているのは、何と、「生命のルーツは宇宙にある」という説。生命の材料を満載した小惑星が太古の地球に降り注ぎ、それをもとに生命が誕生したというのだ。
その“動かぬ証拠集め”を託さ
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櫻井翔が、驚きの宇宙の旅にナビゲート!シリーズ最終回のテーマは、「生命誕生の謎」。
地球の生命はどのようにして誕生したのか?これまでは「すべては海で起きた」とされていた。しかし今、注目を集めているのは、何と、「生命のルーツは宇宙にある」という説。生命の材料を満載した小惑星が太古の地球に降り注ぎ、それをもとに生命が誕生したというのだ。
その“動かぬ証拠集め”を託されたのが、日本の探査機“はやぶさ2”。約3億km離れた小惑星リュウグウの表面を爆破し、地下から「星のカケラ」を採取するという世界で初めての一大ミッションに挑んだ。しかし、ひとつ間違えば機体に破片が衝突、地球帰還は夢と消えてしまう。果たして無事ミッションを成功させ、生命の材料を見つけることはできるのか・・・。
番組では、史上初の小惑星の爆破探査の全貌を、Nスペ独自の密着ドキュメントで紹介。さらに、太古の太陽系で起きた、地球の生命誕生と深くかかわるとされる大スペクタクル、「惑星大移動」も完全映像化。宇宙と生命誕生の驚異のドラマを描く。
内村光良・南原清隆が、東京五輪でメダル獲得が期待される若きアスリートの成長を追うシリーズ「TOKYOアスリート」。第3回は、日本発祥のスポーツで初めて五輪に採用された競技、柔道。
男子66キロ級の兄・阿部一二三(22)、女子52キロ級の妹・詩(19)はともに世界最強クラスの選手。目指すのは「2020年7月26日、兄妹同日の金メダル」だ。2人の強さを支えるのは、「これぞ
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内村光良・南原清隆が、東京五輪でメダル獲得が期待される若きアスリートの成長を追うシリーズ「TOKYOアスリート」。第3回は、日本発祥のスポーツで初めて五輪に採用された競技、柔道。
男子66キロ級の兄・阿部一二三(22)、女子52キロ級の妹・詩(19)はともに世界最強クラスの選手。目指すのは「2020年7月26日、兄妹同日の金メダル」だ。2人の強さを支えるのは、「これぞ日本柔道」という切れ味鋭い「投げ技」。海外勢の長い手足を生かした体格差やパワーに押される日本選手が多い中、阿部兄妹は、一瞬で相手の懐に飛び込み、宙に舞わす。相手に「いつの間にか投げられていた」と言わせる究極の「投げ技」を、科学的な手法で可視化する試みにも挑む。
オリンピック金を目指す阿部兄妹にとって最大の山場が8月に東京で開催される世界選手権。2020年の“前哨戦”となる大会に向けて、各国は阿部兄妹の柔道を徹底的に研究「打倒アベ」への秘策を準備して臨もうとしている。
2人は包囲網を打ち破り結果を残すことができるのか。TOKYOから柔道の新たな歴史を切り開こうとする兄妹の“成長の軌跡”を追う。
世界中が熱狂するスポーツの祭典「ラグビーW杯」が、ついに日本で初めて開催される!
番組は2回シリーズで“フィールドの格闘技”ラグビーの真髄をえがく。
第1回は、世界の強豪の“究極のプレー”を“最新科学”で徹底解析。注目するのは、瞬時に試合を決定づける司令塔の「判断力」、激しい肉弾戦「スクラム」、そして自らの肉体を犠牲にして敵を止める「タックル」だ。番組は、撮影した映
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世界中が熱狂するスポーツの祭典「ラグビーW杯」が、ついに日本で初めて開催される!
番組は2回シリーズで“フィールドの格闘技”ラグビーの真髄をえがく。
第1回は、世界の強豪の“究極のプレー”を“最新科学”で徹底解析。注目するのは、瞬時に試合を決定づける司令塔の「判断力」、激しい肉弾戦「スクラム」、そして自らの肉体を犠牲にして敵を止める「タックル」だ。番組は、撮影した映像の視点を自在に変えられる「自由視点映像」を初めて導入し、“王者”ニュージーランド対オーストラリアの一戦を撮影した。まるでフィールドにいるような圧倒的な迫力映像、研究者やラグビー界のレジェンドたちと科学的に分析して見えてきた“究極”の世界とは?さらにトッププレーヤーに密着し、その身体能力も解析。激しい消耗戦の中、的確な判断を行う驚異の認知能力や、100キロを超える相手に、迷わず身体を突進させるメンタルの源も明らかになってきた。恐怖心をコントロールし、限界を超えて人間を突き動かすものは何なのか。ラグビーの“神髄”から人間が持つ知られざる可能性に迫る!
“フィールドの格闘技”とも言われるスポーツ、ラグビーの真髄をえがくNHKスペシャル「2019年ラグビーW杯」。第2回は日本代表に注目!「スポーツ史上最大の番狂わせ」と言われた前回南アフリカ戦から4年。今回、日本は史上初のベスト8進出を目標に掲げる。そのためには、長年に渡りワールドカップの上位を独占してきた「ティア1」と呼ばれる伝統国の牙城を崩さなくてはならない。名将エデ
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“フィールドの格闘技”とも言われるスポーツ、ラグビーの真髄をえがくNHKスペシャル「2019年ラグビーW杯」。第2回は日本代表に注目!「スポーツ史上最大の番狂わせ」と言われた前回南アフリカ戦から4年。今回、日本は史上初のベスト8進出を目標に掲げる。そのためには、長年に渡りワールドカップの上位を独占してきた「ティア1」と呼ばれる伝統国の牙城を崩さなくてはならない。名将エディー・ジョーンズのあとチームを引き継いだのは、ニュージーランド人のジェイミー・ジョセフ。決め事重視だったエディー時代の戦術を一変させ、「リスクを恐れず、状況判断しながら大胆に攻める」戦い方を導入した。この戦い方は一気にチャンスをつかむ可能性がある一方、失敗すれば相手にボールを奪われ、大きなリスクを負いかねない。刻々と状況が移り変わるピッチの上で、いかに選手一人一人が最適な判断を下し、プレーを選択できるか。いま、チームは主将リーチマイケルを中心に、多い日には1日6部練習、日本代表史上最も過酷と言われる猛特訓を行いながら、戦術の徹底を図っている。
番組では、自国開催で国民の大きな期待を背負う桜の戦士たちに長期密着。放送はティア1の一角、アイルランド戦の前日。取材から見えてきた勝利の可能性を明らかにする。
1980年代はじめ、中国・長安(西安)からローマへいたる道のりを記録し、一大ブーム
を巻き起こした「NHK特集 シルクロード」。16ミリカラーフィルムで撮影された大型紀
行番組が、4KHDRの鮮やかな映像でよみがえる。今回放送するのは、シリアを旅した第 2
部 第十五集「キャラバンは西へ~再現・古代隊商の旅~」(初回放送 1984 年 6 月 4 日)。
いまは激しい内戦下にあるシリアの、当時の人々の暮らしや、破壊された世界遺産・パルミラ
遺跡の在りし日の姿が描かれている。
1980年代はじめ、中国・長安(西安)からローマへいたる道のりを記録し、一大ブーム
を巻き起こした「NHK特集 シルクロード」。16ミリカラーフィルムで撮影された大型紀
行番組が、4KHDRの鮮やかな映像でよみがえる。今回放送するのは、シリアを旅した第 2
部 第十五集「キャラバンは西へ~再現・古代隊商の旅~」(初回放送 1984 年 6 月 4 日)。
いまは激しい内戦下にあるシリアの、当時の人々の暮らしや、破壊された世界遺産・パルミラ
遺跡の在りし日の姿が描かれている。
戦後の焼土の中でデビューし、長きにわたり、歌謡界のトップを走り続けた絶世のエンターテイナー・美空ひばり。没後30年を迎える今年、私たちは、NHKやレコード会社に残る、膨大な音源、映像を元に、最新のAI技術によって、美空ひばりを現代によみがえらせる試みに挑む。
その歌声は、なぜ日本人の心を揺さぶったのか。これまで天才、オーラという曖昧な言葉でしか表すことができなかった美
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戦後の焼土の中でデビューし、長きにわたり、歌謡界のトップを走り続けた絶世のエンターテイナー・美空ひばり。没後30年を迎える今年、私たちは、NHKやレコード会社に残る、膨大な音源、映像を元に、最新のAI技術によって、美空ひばりを現代によみがえらせる試みに挑む。
その歌声は、なぜ日本人の心を揺さぶったのか。これまで天才、オーラという曖昧な言葉でしか表すことができなかった美空ひばりの超人的な歌唱力や表現力を、AIはどう数値化し、どこまで再現できるのか。
AIひばりのために新曲をプロデュースしたのは、生前最後の曲「川の流れのように」を手がけた秋元康氏。そして過去の膨大な映像を解析しながら、歌唱中の目や口の動きを抽出し、4K・3Dホログラム映像で等身大の美空ひばりを出現させる。
AIでよみがえった美空ひばりは、人の心を揺さぶる力まで獲得する事ができるだろうか。
出演 秋元康 天童よしみ 森英恵
内村光良と南原清隆が、東京五輪でメダル獲得が期待されるアスリートに迫る、シリーズ「TOKYOアスリート」。第4回は、五輪で80個ものメダルを積み上げてきた、日本のお家芸「競泳」。五輪本番を控えた今年、競泳日本代表は、萩野公介選手と池江璃花子選手の両エースが離脱するという激震に見舞われた。かつてない逆風のなか、“新エース”に名乗りを上げたのが、瀬戸大也選手(25)と大橋悠
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内村光良と南原清隆が、東京五輪でメダル獲得が期待されるアスリートに迫る、シリーズ「TOKYOアスリート」。第4回は、五輪で80個ものメダルを積み上げてきた、日本のお家芸「競泳」。五輪本番を控えた今年、競泳日本代表は、萩野公介選手と池江璃花子選手の両エースが離脱するという激震に見舞われた。かつてない逆風のなか、“新エース”に名乗りを上げたのが、瀬戸大也選手(25)と大橋悠依選手(23)。東京五輪の前哨戦となったこの夏の世界選手権で、男女のキャプテンに就任し、瀬戸選手が金メダル2個、大橋選手が日本女子唯一のメダルとなる銅メダルを獲得するという、堂々たる結果を残してみせた。しかしこの二人、これまで決してエリート街道を歩んできたわけではない。瀬戸選手は同学年の萩野選手という絶対的存在を追いかけ続け、大橋選手は大学4年生で初めて日本代表に選出されるという異例の遅咲き。ともに、誰にも真似できない独自の泳ぎを追求し、這い上がってきた。番組では、最新の特殊撮影で強さの秘密を徹底解析するとともに、大きな期待と重圧のなか、もがき苦しみながらTOKYOの頂点を目指す、挑戦の日々に密着。競泳ニッポンの命運を託された、男女の“新エース”の覚悟と素顔に迫る。
企業の廃業件数はこの5年で20万件、大廃業時代を迎えている。経営者の8割以上が、周囲の誰にも相談できず、孤立したまま廃業に追い込まれているため、専門家は「企業の孤独死」と呼び警鐘を鳴らしている。取引先企業や地元の金融機関に大きな損害を与え、地域経済の生態系を崩壊させかねない「リスクある廃業」が広がっているのだ。そうした事態を未然に防ごうと、弁護士や経営コンサルタントなど
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企業の廃業件数はこの5年で20万件、大廃業時代を迎えている。経営者の8割以上が、周囲の誰にも相談できず、孤立したまま廃業に追い込まれているため、専門家は「企業の孤独死」と呼び警鐘を鳴らしている。取引先企業や地元の金融機関に大きな損害を与え、地域経済の生態系を崩壊させかねない「リスクある廃業」が広がっているのだ。そうした事態を未然に防ごうと、弁護士や経営コンサルタントなどの専門職が廃業に寄り添う活動に乗り出し、通称「企業のおくりびと」として動き始めている。
大廃業時代の背景には、リーマンショック後、借入金の返済を猶予する政策やマイナス金利など超低金利政策などで、利益がほとんどなくても“生き延びる”企業が数十万社にも上ったことがある。番組では、“おくりびと”がリスクの高い企業を無用に延命するのではなく、取引先や従業員、そして地域経済にも大きなダメージを与えない「いい廃業」へと導く過程を密着ルポで描き出す。さらに、帝国データバンクと共同で、全国140万社の「廃業予測データベース」を解析。専門家の分析も交えながら、地域経済を循環・再生するヒントも探り出す。
2017年8月に放送して大きな話題を呼んだ、東京ブラックホールの第2弾。山田孝之さん演じる現代の若者が、今度は1964年、前回の東京オリンピックの年にタイムスリップ、破壊と創造の時代を追体験する。
日本に、最も夢と希望があふれていた時代と、ノスタルジックに語られる年、1964年。しかし発掘された映像は、人々の記憶から多くの事実が失われていることを物語る。公害問題の深刻
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2017年8月に放送して大きな話題を呼んだ、東京ブラックホールの第2弾。山田孝之さん演じる現代の若者が、今度は1964年、前回の東京オリンピックの年にタイムスリップ、破壊と創造の時代を追体験する。
日本に、最も夢と希望があふれていた時代と、ノスタルジックに語られる年、1964年。しかし発掘された映像は、人々の記憶から多くの事実が失われていることを物語る。公害問題の深刻化、東京一極集中の加速、巨大公共工事に伴う汚職の頻発。東京に出現したブラックホールは、オリンピックという巨大な引力によって、日本中のヒト、モノ、カネを飲み込んでいき、今に至る矛盾の種を産み落としていた。
1964年の突貫工事の現場にタイムスリップした、現代の若者は、そこで何を目撃し、どんな出会いを果たすのか…。歴史を追体験する新感覚ドキュメンタリーである。それは、まもなく2度目のオリンピックを迎える、私たちの道しるべとなるはずである。
50以上の河川が決壊するなど、東日本の広い範囲に甚大な被害をもたらした台風19号。現場ではいったい何が起きていたのか、そして、これほどの災害がなぜ起きたのか…。取材から明らかになってきたのは、広域に、大量に降る雨に対応することの難しさ、そして、新たなフェーズに入った台風の脅威だ。番組では、台風19号の被害から学ぶべき教訓をくみ取り、今後、台風災害にどう備えればよいのか考える。
50以上の河川が決壊するなど、東日本の広い範囲に甚大な被害をもたらした台風19号。現場ではいったい何が起きていたのか、そして、これほどの災害がなぜ起きたのか…。取材から明らかになってきたのは、広域に、大量に降る雨に対応することの難しさ、そして、新たなフェーズに入った台風の脅威だ。番組では、台風19号の被害から学ぶべき教訓をくみ取り、今後、台風災害にどう備えればよいのか考える。
日本中を感動の渦に巻き込んだ、ラグビー日本代表の快進撃。悲願のベスト8進出を決めた一次リーグ最終戦。スコットランドとの一戦は、後世にまで語り継がれる文字通り「死闘」となった。瞬間視聴率50%、感動の舞台裏で、カメラは、ベスト8進出の一部始終を捉えていた。試合中、ロッカールームで交わした選手たちの知られざるやりとり。試合前の選手たちのミーティングの様子など貴重な映像。さら
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日本中を感動の渦に巻き込んだ、ラグビー日本代表の快進撃。悲願のベスト8進出を決めた一次リーグ最終戦。スコットランドとの一戦は、後世にまで語り継がれる文字通り「死闘」となった。瞬間視聴率50%、感動の舞台裏で、カメラは、ベスト8進出の一部始終を捉えていた。試合中、ロッカールームで交わした選手たちの知られざるやりとり。試合前の選手たちのミーティングの様子など貴重な映像。さらにコーチ陣らキーマンたちのインタビューも得ることができた。浮かび上がってきたのは、かつて“弱小”と言われた日本代表の進化した姿だった…。NHKは、500日に渡って、知られざる日本代表の苦闘の日々にも完全密着してきた。道のりは試練の連続だった。ジェイミー・ジョセフHCが持ち込んだ“新たなラグビー”。それにとまどう選手たち。主将・リーチ マイケルや司令塔・田村優ら中心メンバーらの、汗と涙の日々が記録されている。放送日、ベスト8決戦を前に、日本代表躍進の舞台裏を紐解き、桜の戦士たちが到達した新たな境地に迫る。
八村塁(21)が、もうすぐバスケットボールの世界最高峰、NBAでデビューを果たす!
選手の平均年棒は、あらゆるプロスポーツの中でも最も高額とされ、およそ5億人の競技人口の中で、その舞台に立てるのはわずか450人だ。さらに“ドラフト一巡目指名”ともなると、世界でわずか30人というエリート中のエリート選手に選ばれた証であり、日本人としては初めての快挙となる。
世界最高峰
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八村塁(21)が、もうすぐバスケットボールの世界最高峰、NBAでデビューを果たす!
選手の平均年棒は、あらゆるプロスポーツの中でも最も高額とされ、およそ5億人の競技人口の中で、その舞台に立てるのはわずか450人だ。さらに“ドラフト一巡目指名”ともなると、世界でわずか30人というエリート中のエリート選手に選ばれた証であり、日本人としては初めての快挙となる。
世界最高峰・NBA入りが決まったその瞬間から、NHKのカメラは等身大の21歳の若者の姿を記録し続けてきた。ベナン出身の父と日本人の母のもとに生まれ、子どもの頃は「自分はいったい何者なのか?」と悩んだという八村。そんな彼を変えたバスケとの出会い。アメリカへの留学で気づいた、日本人としてのアイデンティティーと自らのルーツにも関わる多様性の強み・・・。半年間の密着取材とロングインタビュー、そしてかつてのコーチなどの証言から、一人の青年が、世界への扉をこじ開けるまでの知られざる成長の軌跡を描いていく。またマジック・ジョンソンやデニス・ロッドマンなどNBAのレジェンドにも独自インタビューを敢行!八村のプレーの魅力やすごさ、その可能性に迫っていく。
今年10月、新天皇即位を記念し、天皇家が守り続けてきた「正倉院宝物」が公開される。1300年という世界にもまれな悠久の時間を超えて残された宝物の数々。シルクロードを経て日本にもたらされたと考えられてきたが、最近の研究で、その多くが日本国内で作られたことが明らかになってきた。
番組では、宝物を超高精細8Kカメラで撮影。すると、宝物に残された製作工程を示す痕跡を、初めて映
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今年10月、新天皇即位を記念し、天皇家が守り続けてきた「正倉院宝物」が公開される。1300年という世界にもまれな悠久の時間を超えて残された宝物の数々。シルクロードを経て日本にもたらされたと考えられてきたが、最近の研究で、その多くが日本国内で作られたことが明らかになってきた。
番組では、宝物を超高精細8Kカメラで撮影。すると、宝物に残された製作工程を示す痕跡を、初めて映像でとらえることに成功した。そこから浮かび上がってきたのは、日本で宝物を作る一大国家プロジェクトの存在。推し進めたのは、奈良の大仏を建立した聖武天皇である。当時、日本は、巨大帝国・唐に対抗すべく、新しい国づくりを進めていた混迷の時期。宝物の国産化は、日本を生まれ変わらせようとする聖武天皇にとって、乾坤一擲の秘策だったことが見えてきた。
“ものづくり日本”の原点ともいえる1300年前のプロジェクトを、正倉院宝物から解き明かす歴史ミステリー。東京国立博物館と奈良国立博物館での特別展開催に合わせ、至宝の魅力をあますところなく伝える。
東京オリンピックでの金メダル獲得が期待される陸上4×100mリレー。桐生祥秀・サニブラウン・小池祐貴と3人の9秒台選手を擁し、「史上最強」とも言われる日本。しかし個の成長は、日本伝統の「絆のバトン」にヒビを入れるリスクも招いた。5月の世界リレーではまさかのバトンミスで失格。個人でも100mのファイナリストが視野に入るなか満足のいくリレー練習を行う事が難しくなっていたのだ
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東京オリンピックでの金メダル獲得が期待される陸上4×100mリレー。桐生祥秀・サニブラウン・小池祐貴と3人の9秒台選手を擁し、「史上最強」とも言われる日本。しかし個の成長は、日本伝統の「絆のバトン」にヒビを入れるリスクも招いた。5月の世界リレーではまさかのバトンミスで失格。個人でも100mのファイナリストが視野に入るなか満足のいくリレー練習を行う事が難しくなっていたのだ。前哨戦となる10月の世界選手権に向けてチームをいかに立て直すのか。キーマンの土江コーチに密着。異例とも言える海外での「部分練習」の様子を取材した。また高速バトンパスを体感する為に代表選手にVRカメラを装着し、時速40キロ近いスピードで行われるバトンパスの神髄を体感。さらにベールに包まれたサニブラウンのアメリカでの成長の秘密も追った。
スタジオには桐生祥秀ほか代表メンバーを招きウッチャンナンチャンが、日本代表が目指す「進化形アンダーハンドパス」の秘密やリレーメンバーの個性あふれる素顔に迫る。
今年は、レオナルド・ダビンチ没後500年のアニバーサリーイヤー。この希代の天才を巡り世界では最先端の科学を駆使した研究が、かつてなくヒートアップしている。その画期的な成果を紹介しながら、推理小説を紐解くように世紀の大天才の謎を解き明かしてゆく知的エンターテインメントの2本シリーズ。ナビゲーターはサカナクションの山口一郎さんだ。
第1集は、絵画の内部を透視し、描かれたプ
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今年は、レオナルド・ダビンチ没後500年のアニバーサリーイヤー。この希代の天才を巡り世界では最先端の科学を駆使した研究が、かつてなくヒートアップしている。その画期的な成果を紹介しながら、推理小説を紐解くように世紀の大天才の謎を解き明かしてゆく知的エンターテインメントの2本シリーズ。ナビゲーターはサカナクションの山口一郎さんだ。
第1集は、絵画の内部を透視し、描かれたプロセスを再現できる最先端の科学技術で、モナリザをはじめとするダビンチ絵画に秘められた数々の秘密に迫る。
実は、ダビンチが深く関与し「本物」だと考えられる絵画は、わずか14点しか現存が確認されていない。あらゆる芸術作品の中で、ダビンチの絵画は特別に貴重なものなのだ。そのため、「ひょっとすると、まだ見ぬダビンチ絵画がこの世界のどこかに隠れているのではないか」と人々は取りつかれたように、まだ見ぬダビンチの絵画を探し続けてきた。
今回、特別の許可を得て、ルーブル美術館を始めとする世界最高の専門家たちが極秘裏に行った、ダビンチ作の可能性が高いとされる一枚の未確認絵画の徹底調査プロジェクトに3年間にわたって密着。そこから、驚くべきことが次々に解明された。
果たして、私たちは「ダビンチの新作発見」を目の当たりにすることができるのか。
ダビンチ・ミステリー、第2集は、稀代の芸術家でありながら、医学、生物学、物理学、工学・・・あらゆる学問に精通していた「万能の天才」の秘密に挑む。飛行機もなかった500年前に、Googleマップと同じ精度の鳥瞰図を残し、まだ解剖学が進んでいなかった時代に、現代のトップクラスの外科医でさえ驚く詳細な解剖図を記していたダビンチ。芸術と科学、二つの巨大な領域をこれほど自在に渡り
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ダビンチ・ミステリー、第2集は、稀代の芸術家でありながら、医学、生物学、物理学、工学・・・あらゆる学問に精通していた「万能の天才」の秘密に挑む。飛行機もなかった500年前に、Googleマップと同じ精度の鳥瞰図を残し、まだ解剖学が進んでいなかった時代に、現代のトップクラスの外科医でさえ驚く詳細な解剖図を記していたダビンチ。芸術と科学、二つの巨大な領域をこれほど自在に渡り歩いた人物は空前絶後だ。
一体、ダビンチとは何者なのか?番組では、ダビンチが思考の過程を記した膨大な「手稿」を入手。世界で初めてAI解析を行い、いわばダビンチの「脳内」を再現する。見えてきたのは「aqua=水」に異常なこだわりがあったこと、そして通常であれば、知識の量が頭打ちとなる60代を過ぎてからも、新たな知見を蓄積していった驚くべき姿だ。「人間の体内、そして人間を取り巻く世界全てを理解したい」「それを自らの手でキャンバスに再現したい・・・」。ダビンチが独学で身につけていった科学的な知見は、「モナリザ」や「最後の晩餐」といった絵の細部に至るまで生かされていくことになる。ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブスら、現代の「天才」たちの憧れであり続けるダビンチ。右脳的世界と左脳的世界を結びつけ、圧倒的な成果を生み出したその人物像を通して、人間の持つ可能性に迫る。
いま世の中は「健康・美容・長寿のためには、これを食べろ」といった情報の洪水!ところが一方、メタボ・糖尿病・心臓病・高血圧・・・食が引き起こす病は増えるばかり。これほど食に翻弄される生物は地球上で人間だけだ。「本当に人を健康で幸せにする“理想の食”って何?」そんな疑問の答えが、意外にも人類と食の「進化の歴史」に秘められていることが明らかになってきた。シリーズ「食の起源」(
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いま世の中は「健康・美容・長寿のためには、これを食べろ」といった情報の洪水!ところが一方、メタボ・糖尿病・心臓病・高血圧・・・食が引き起こす病は増えるばかり。これほど食に翻弄される生物は地球上で人間だけだ。「本当に人を健康で幸せにする“理想の食”って何?」そんな疑問の答えが、意外にも人類と食の「進化の歴史」に秘められていることが明らかになってきた。シリーズ「食の起源」(全5回)は、あなたと食との知られざる関係を、壮大な進化の視点から解き明かす、かつてない大型番組だ。食の分野で活躍するTOKIOをMCに迎え、ワクワクする食の冒険を繰り広げる。
第1集のテーマは、ニッポンの主食「ご飯」。日本人のソウルフードでありながら、糖質が多いご飯は「肥満の元凶」とされ、“ご飯抜きダイエット”もはやっている。ところが最近、「糖質を減らすと寿命が縮む」という衝撃のデータが!ご飯は健康長寿の敵なのか、味方なのか?人類と糖質の関係を起源までさかのぼると、ご飯には日本人の遺伝子や腸内細菌を変えてしまう、すごいパワーが秘められていることが分かってきた。あなたのご飯を見る目が、きっと変わる!
自らテーマを見つけて学ぶ「自学」を小3~中3までの7年間、人知れず続けた少年の記録。昨年の「子どもノンフィクション文学賞」大賞作を基に描くドキュメンタリー。
リリー・フランキーやノンフィクション作家の最相葉月が称賛する中3男子の作文が密かな話題を呼んでいる。昨年の「子どもノンフィクション文学賞」で大賞に輝いた、北九州市在住の梅田明日佳くんの作文だ。
なぜ、彼は「
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自らテーマを見つけて学ぶ「自学」を小3~中3までの7年間、人知れず続けた少年の記録。昨年の「子どもノンフィクション文学賞」大賞作を基に描くドキュメンタリー。
リリー・フランキーやノンフィクション作家の最相葉月が称賛する中3男子の作文が密かな話題を呼んでいる。昨年の「子どもノンフィクション文学賞」で大賞に輝いた、北九州市在住の梅田明日佳くんの作文だ。
なぜ、彼は「自学」を人知れず続けたのか。彼に起きた数々の“奇跡”とは──。
地域の大人との交流を通して成長した7年間の軌跡を彼の「自学ノート」から紐解く。
NHKスペシャル計7本を中心に、各時間帯のニュースや、「あさイチ」「ごごナマ」など様々な番組、デジタルサービス、イベント展開と連携しながらNHKが総力をあげてお送りする「体感 首都直下地震ウイーク」のプロローグ。
新しい令和の時代も様々な災害に襲われ大きな被害を受け続けている日本。こうした中、今後30年以内に70%という高い確率で発生することが懸念されている大災害が首
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NHKスペシャル計7本を中心に、各時間帯のニュースや、「あさイチ」「ごごナマ」など様々な番組、デジタルサービス、イベント展開と連携しながらNHKが総力をあげてお送りする「体感 首都直下地震ウイーク」のプロローグ。
新しい令和の時代も様々な災害に襲われ大きな被害を受け続けている日本。こうした中、今後30年以内に70%という高い確率で発生することが懸念されている大災害が首都直下地震だ。想定M7.3、最大震度7。揺れによる全壊家屋最大約17万5千棟、焼失家屋41万2千棟、死者2万3千人、負傷者12万3千人、経済的被害95兆円…。首都直下地震が起きたら一体何が起きるのか? その被害の全貌を、内閣府中央防災会議作成の被害想定に最新の研究成果を加えて紹介しつつ、1週間連続する集中編成で、どう首都直下地震を先取りして体感していただくのか、命を守るノウハウをどのように知っていただくのか、ナビゲートしていく。
シリーズの「DAY1」から「DAY4」の4本は、私たちが暮らす東京とは別の架空の東京=“パラレル東京”でM7.3の首都直下地震が発生した様子を、VFXを駆使して描くドラマ「パラレル東京」を軸に、ほぼリアルタイムで進行していく。“発災”時刻は12月2日午後4時4分。震源は都心南部…。被害の実態をドラマで紹介しつつ、さらになぜこうした被害が発生するのか、その背景の詳細や構造
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シリーズの「DAY1」から「DAY4」の4本は、私たちが暮らす東京とは別の架空の東京=“パラレル東京”でM7.3の首都直下地震が発生した様子を、VFXを駆使して描くドラマ「パラレル東京」を軸に、ほぼリアルタイムで進行していく。“発災”時刻は12月2日午後4時4分。震源は都心南部…。被害の実態をドラマで紹介しつつ、さらになぜこうした被害が発生するのか、その背景の詳細や構造的な問題を生放送のスタジオでゲストとともに考えていく。
■ドラマ「パラレル東京」のあらすじ
NNJテレビのアナウンサーの倉石美香(26)(小芝風花)は入社4年目。「ナイトニュース」でスポーツを担当するサブキャスターだ。突然発生した首都直下地震に巻き込まれメインキャスターが行方不明になったため、美香は編集長である江口繁之(49)(高橋克典)に自分が伝えると志願する。未曾有の被害を伝え続ける中、同僚が火災に巻き込まれ、自分の妹との連絡も途絶えてしまう。首都・東京、そして日本はいったいどうなってしまうのか…。
「DAY1」は発災当日の被害の様子。ビル倒壊、同時多発火災、列車の脱線、大停電、群衆事故など、想像以上の事態が次々と発覚。先の見えない被災状況を体感し、命を守るすべを考える。
「DAY2」は発災から30時間あまりが経過した首都圏の姿…。
一夜明けて被害状況が明らかになってきた首都・東京。猛威をふるい続ける同時多発火災はいまだおさまらない。そればかりか高さ200メートルにも及ぶ炎の竜巻“火災旋風”など様々な“未知の脅威”が襲いかかる。倒壊したビルや建物に取り残されている人は推定5万人。だが緊急車両の不足や激しい渋滞で救助の手は届かない。ドラマ
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「DAY2」は発災から30時間あまりが経過した首都圏の姿…。
一夜明けて被害状況が明らかになってきた首都・東京。猛威をふるい続ける同時多発火災はいまだおさまらない。そればかりか高さ200メートルにも及ぶ炎の竜巻“火災旋風”など様々な“未知の脅威”が襲いかかる。倒壊したビルや建物に取り残されている人は推定5万人。だが緊急車両の不足や激しい渋滞で救助の手は届かない。ドラマ「パラレル東京」では、主人公・美香が、倒壊した雑居ビルに閉じ込められた十代の女性と電話で話をすることになる。希望を失いかける女性を励ます美香だが、予想外のニュースが次々と飛び込み大混乱に見舞われる。SNSに飛び交うデマ情報で多くの人々が死傷。首都直下地震は人災の側面も現わし始めた。そして深夜、大規模停電の影響で、携帯電話の基地局の電源が喪失。“広域通信ダウン”が発生する…。
生放送のスタジオでは、なぜこうした想定外の被害が起きるのか、その詳しい仕組みを解説、大都会の知られざる弱点を見ていく。
「DAY3」は発災から50時間以上たった東京の姿。大規模火災はようやく鎮火に向かいはじめる。しかし各地で避難所が開設されるものの食料や水など物資の不足が目立ってきた。避難者たちの体力、精神力も限界が近く、遺体の身元確認も追いつかない。そして首都・東京は、さらに予想外の事態に襲われ続ける。ドラマ「パラレル東京」でも、停電から復旧した建物で起きる通電火災が発生。再開した株式
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「DAY3」は発災から50時間以上たった東京の姿。大規模火災はようやく鎮火に向かいはじめる。しかし各地で避難所が開設されるものの食料や水など物資の不足が目立ってきた。避難者たちの体力、精神力も限界が近く、遺体の身元確認も追いつかない。そして首都・東京は、さらに予想外の事態に襲われ続ける。ドラマ「パラレル東京」でも、停電から復旧した建物で起きる通電火災が発生。再開した株式市場では株価が暴落、多くの外国企業も日本から脱出しはじめる。主人公・美香の妹もいまだ消息不明。そんな中、雑居ビルに閉じ込められた人の救出が、東京消防庁のハイパーレスキュー隊によって開始された。だがそこに、震度6強の最大余震が襲いかかる…。
発災3日目以降の特徴は、揺れや火災から生き残った人々の命が、また別の形で脅かされ始めるという事態に突入すること。中でも病院にたどり着きながら治療を受けられずに亡くなる人の数は、発災以降6千人以上に上るとされている。新たなフェーズに入った首都直下地震の被災地の被害の詳細を見ながら、身を守るすべを考えていく。
「DAY4」は発災から80時間余りが経過した首都・東京の姿。ドラマ「パラレル東京」では、最大余震によって復旧しかけていた首都機能が再び失われる。各地で土砂崩れが発生。そうした中、SNSに東京東部の河川の堤防が崩れたという未確認情報があがる。もし決壊すれば、地震洪水という未曽有の複合災害となる恐れがあった。裏が取れない危機の存在をどう伝えればいいのか。美香たちは一分一秒を
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「DAY4」は発災から80時間余りが経過した首都・東京の姿。ドラマ「パラレル東京」では、最大余震によって復旧しかけていた首都機能が再び失われる。各地で土砂崩れが発生。そうした中、SNSに東京東部の河川の堤防が崩れたという未確認情報があがる。もし決壊すれば、地震洪水という未曽有の複合災害となる恐れがあった。裏が取れない危機の存在をどう伝えればいいのか。美香たちは一分一秒を争う究極の選択を迫られることになる…。
発災からの4日間を見てきたことで浮かび上がってくるのは、私たちが目の前の危機に対ししっかり備えられているかどうか、いま一度足元を確認する必要があるということだ。生スタジオではMC・ゲストが、大災害が私たちを襲ったときにどうなるのか、自分自身や、大切な人の身に何が起きるのか、あらかじめ知り、想像し、十分考えをめぐらせておくことの重要性をかみしめる。さらに、人々が一極集中する都会が抱える様々な問題点や、社会的コンセンサスの必要性などを再確認していく。
首都直下地震の発生から1週間、1か月後、1年後、10年後の東京、日本はどうなるのか? DAY1からDAY4までの「直接的な危機」を運良く乗り越えたとしても、命を脅かす“二次被災”のリスクが次々に降りかかることが最新研究で明らかになってきた。番組では専門家らと共に、将来起きうる事象を可視化した「被災ツリー」を作成。1つの選択がいかに派生的な困難を生むか、明らかにしていく。
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首都直下地震の発生から1週間、1か月後、1年後、10年後の東京、日本はどうなるのか? DAY1からDAY4までの「直接的な危機」を運良く乗り越えたとしても、命を脅かす“二次被災”のリスクが次々に降りかかることが最新研究で明らかになってきた。番組では専門家らと共に、将来起きうる事象を可視化した「被災ツリー」を作成。1つの選択がいかに派生的な困難を生むか、明らかにしていく。発災から1週間、全国規模で大規模な水不足が起きるおそれや、助かった命が危機にさらされる「医療空白地域」が生み出される危険性が指摘されている。発災1か月には、仮設住宅の不足などで、100万人を超える「住宅難民」が生まれ、東京から移住する「震災疎開」によって、家族離散に追い込まれる人も出てくるという。そして、発災1年後、10年後、、、試算では経済損失は731兆円(20年間)にも及ぶとされ、膨大な震災がれきと圧倒的な人不足・重機不足もあって復興が大幅に遅れる恐れがある。日本社会が体力を失っていくリスクが見えてきた。
ゲストにドラマ「パラレル東京」でDAY4まで“サバイブ”した女優・小芝風花さんを新たに迎え、終わりの見えない被災を見ていく。
様々な困難が次々と私たちの身に降りかかってくることが明らかになったNスぺシリーズ「体感 首都直下地震」。最終日となる日曜は、「どうすれば被害を減らせるのか?」。平時のいま出来る備えは何かを考えていく。
防災の専門家によれば、人口減少や財源不足などから、首都直下地震への対策は、「今後10年がタイムリミット」だという。人口、経済、行政機能、情報などあらゆるものが一極集中
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様々な困難が次々と私たちの身に降りかかってくることが明らかになったNスぺシリーズ「体感 首都直下地震」。最終日となる日曜は、「どうすれば被害を減らせるのか?」。平時のいま出来る備えは何かを考えていく。
防災の専門家によれば、人口減少や財源不足などから、首都直下地震への対策は、「今後10年がタイムリミット」だという。人口、経済、行政機能、情報などあらゆるものが一極集中する首都圏での大規模災害。対策には、社会や国のあり方そのものを変えなければ「国難を迎えかねない」という。
では、どこから手をつければいいのか? そのヒントとなるのが、前日の土曜日のNスペで紹介した「被災ツリー」だ。震災直後から長期にわたって私たちに襲いかかる5000におよぶ困難を可視化したもの。そのイベント(困難)の連鎖を詳細に分析し、その大本となる原因を探ることで、被害を抑える「ターゲット(課題)」が浮かび上がってきた。
今後30年以内に70%の確率で発生するとされる首都直下地震。さらには80%の確率といわれる南海トラフ地震。私たちに迫る大災害から少しでも命と財産を守るために、いま私たちが取り組まなければいけないことは何か? 災害に耐える社会への処方箋を探る。
「本当に人を健康で幸せにする“理想の食”って何?」そんな疑問の答えを、人類と食との“壮大な歴史”と“驚きの進化”から解き明かすシリーズ「食の起源」(全5回)。食にこだわりを持つTOKIOをナビゲーターに知られざる“食の真実”に迫っていく。
第2回のテーマは「塩」だ。食のおいしさにも生命維持にも欠かせないものなのに、とり過ぎによる高血圧の急増が問題になり、今や「減塩」の
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「本当に人を健康で幸せにする“理想の食”って何?」そんな疑問の答えを、人類と食との“壮大な歴史”と“驚きの進化”から解き明かすシリーズ「食の起源」(全5回)。食にこだわりを持つTOKIOをナビゲーターに知られざる“食の真実”に迫っていく。
第2回のテーマは「塩」だ。食のおいしさにも生命維持にも欠かせないものなのに、とり過ぎによる高血圧の急増が問題になり、今や「減塩」の大合唱。なぜ人間は健康を害するほど塩のとりこになってしまったのか?人類の進化をさかのぼると、じつは私たちは、はるか大昔に、ほとんど塩をとらなくても生きられる体を手に入れていたことが明らかに。ところがその後、祖先の食生活に起きた「ある変化」をきっかけに、人類は塩の魅力にとりつかれていく。謎を探ってTOKIOの松岡さんも、太古の祖先の驚くべき「塩づくり」に挑戦。人類の進化から見えてくるあなたにとっての“本当の適塩”とは!?
2020年に向け、世界中から人やモノが爆発的に押し寄せている東京。その“奔流”を受け止めるため、空と海の“大動脈”を貫通させる「輸送革命」が動き始めている。
まずは海。日本最大の物流の拠点・東京港の海底では、全長1000mものトンネルをわずか4年で完成させる工事が、最終盤を迎えている。数千トンもの輪切りの“土管”を7基、次々と海に沈めて海底で接合する難関工事。待ち受け
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2020年に向け、世界中から人やモノが爆発的に押し寄せている東京。その“奔流”を受け止めるため、空と海の“大動脈”を貫通させる「輸送革命」が動き始めている。
まずは海。日本最大の物流の拠点・東京港の海底では、全長1000mものトンネルをわずか4年で完成させる工事が、最終盤を迎えている。数千トンもの輪切りの“土管”を7基、次々と海に沈めて海底で接合する難関工事。待ち受けるのは、予測不能な東京湾の脅威…大深海を蠢くサメやシャチ、視界わずか30センチという海の濁り、無数の埋立地が生む世界屈指の複雑な潮の流れとの闘いだ。五輪では選手村と会場を結ぶ幹線ともなる「海底トンネル」は、東京の心臓部に世界中の人とモノを運びこむ「バイパス手術」だ。
一方、空の入口・羽田空港の大変革も始まった。現在より4万回の離発着の増便を目指す“超過密ダイヤ革命”=国際線の大増強。来年春からの東京の首都上空を飛ぶ新経路を実現させるため、管制シミュレーションや検査飛行に挑んでいる。地上では、深夜2時間のみの間隙を縫って、空港内トンネルを新設、軟弱地盤と闘いを続けている。
空と海で繰り広げられる輸送革命の一部始終を、水中4Kカメラ、シミュレーションCG等を駆使して多角的に描き出す。
19世紀のロシアの文豪・トルストイは、「幸福な家庭はどれも似ているが、不幸な家庭はそれぞれに不幸なものである」と語ったが、今や家族という固定した枠組みは崩れ、幸せの形も一様ではない。この番組では、家族の形が多様化する中で、葛藤を抱えながらも、それぞれの幸せを見つけようとする家族とそこから何かを得ようとする著名人の姿を同時並行で描く、言わば二重構造のドキュメンタリーである
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19世紀のロシアの文豪・トルストイは、「幸福な家庭はどれも似ているが、不幸な家庭はそれぞれに不幸なものである」と語ったが、今や家族という固定した枠組みは崩れ、幸せの形も一様ではない。この番組では、家族の形が多様化する中で、葛藤を抱えながらも、それぞれの幸せを見つけようとする家族とそこから何かを得ようとする著名人の姿を同時並行で描く、言わば二重構造のドキュメンタリーである。
番組は、2組の家族の幸せを求める姿を追う。虐待やネグレクトなど、様々な理由で実の親と一緒に暮らすことのできない子どもたちが暮らす里親家族。訪ねるのは、自らも幼い頃に両親が離婚し、祖父母のもとで育てられた経験のある関ジャニ∞の横山裕さん(38)。横山さんは、血縁のない人たちが、親子になろうとする里親家族に何を見るだろうか。もうひとつは、30年以上前に夫をがんで亡くしながらも、伴侶を亡くした孤独を乗り越え、94才の今も精力的に活動を続ける脚本家の橋田壽賀子さんの日常を、一昨年、長年連れ添った妻を亡くした元プロ野球監督の野村克也さん(84)が見つめる。生きる意味を見いだせず、抜け殻のような状態になったと言う野村さん。橋田さんと出会うことで、残りの人生を生きる支えを見つけることはできるだろうか。
時代が平成から令和へと移る中、11月安倍首相の在任期間が憲政史上最長となった。
かつて1年で退陣し批判にさらされた安倍首相が、政権奪還後、なぜ歴代最長政権を築くに至ったのか?この7年、安倍首相や政権幹部らは、政治の安定を重視し、世論の動向をにらみながら内外の政策課題に取り組み、内閣支持率は今も高い水準を維持する。一方、政権維持が優先されるあまり、政治のモラルハザードや
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時代が平成から令和へと移る中、11月安倍首相の在任期間が憲政史上最長となった。
かつて1年で退陣し批判にさらされた安倍首相が、政権奪還後、なぜ歴代最長政権を築くに至ったのか?この7年、安倍首相や政権幹部らは、政治の安定を重視し、世論の動向をにらみながら内外の政策課題に取り組み、内閣支持率は今も高い水準を維持する。一方、政権維持が優先されるあまり、政治のモラルハザードや立法府の地盤沈下を招いたとの指摘は、野党のみならず与党内からも上がっている。
番組では、安倍内閣の支持率と不支持率が逆転した“3度の危機”(2015安保法審議/17衆議院解散/18文書改ざん発覚)をクローズアップ。政権の最高幹部と与野党のキーパーソンによる証言ドキュメントで、その知られざる内幕に肉薄。最長政権が、日本政治に一体どんな変化をもたらしたのかを探る。
国内外で熱狂を巻き起こした、ラグビー日本代表。新たなファンも獲得し、視聴率は瞬間最高50%超を記録、今年を象徴する名シーンをいくつも生み出した。
中でも、日本ラグビーの歴史を変えたと評価されたのが、ベスト8をかけた強豪・スコットランドとの1次リーグ最終戦だ。台風19号の接近で開催が危ぶまれた試合は、予想外の展開の連続だった。前半、日本が誇る松島・福岡が連続トライ。20
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国内外で熱狂を巻き起こした、ラグビー日本代表。新たなファンも獲得し、視聴率は瞬間最高50%超を記録、今年を象徴する名シーンをいくつも生み出した。
中でも、日本ラグビーの歴史を変えたと評価されたのが、ベスト8をかけた強豪・スコットランドとの1次リーグ最終戦だ。台風19号の接近で開催が危ぶまれた試合は、予想外の展開の連続だった。前半、日本が誇る松島・福岡が連続トライ。20点以上のリードを奪ったが、スコットランドは徐々に日本のわずかな隙を突き、逆襲。1トライ1ゴールの差まで詰め寄られ、残りは25分。ここからノーサイドまで、両チーム一進一退、息詰まる攻防が繰り広げられることになる。「あの25分こそ日本ラグビーの進化の証」、そう選手・コーチ達が語る25分の死闘が…。
番組では、100台を超すカメラで撮影された「自由視点映像」をフル活用。さらに、両チームの選手・コーチ陣へのロングインタビューで、歴史的試合の知られざるドラマを再構築する。ラグビーワールドカップの「最も長い25分」。その果てに、選手達がつかみ取ったものとは・・・。
“これからの10年が人類の未来を決める”いま、世界の様々な分野の研究者が口をそろえる。地球温暖化、食糧や水の問題、そしてAIや生命工学など進化し続けるテクノロジー…。こうした難題に、これからの10年どう向き合っていくのか。それが人類にとって、大きな“分岐点”になるというのだ。もしも対応を誤れば、世界は後戻りできない“ディストピア”となってしまうかもしれない…。番組は、深
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“これからの10年が人類の未来を決める”いま、世界の様々な分野の研究者が口をそろえる。地球温暖化、食糧や水の問題、そしてAIや生命工学など進化し続けるテクノロジー…。こうした難題に、これからの10年どう向き合っていくのか。それが人類にとって、大きな“分岐点”になるというのだ。もしも対応を誤れば、世界は後戻りできない“ディストピア”となってしまうかもしれない…。番組は、深刻化し始めている問題の最前線をルポするとともに、最先端のコンピューターグラフィックスで未来の姿を映像化する。番組MCは、武田真一アナウンサーと、いま注目の若手俳優・淸原果耶さん。豪華ゲストとともに、世界の“知の巨人”たちや、未来を切り開こうと奮闘する若者たちの言葉にも耳を傾ける。そして、次の世代に確かな未来をつないでいくためにわたしたちに何ができるのか、考えていく。
〝君自身が認知症になって初めて君の研究は完成する″かつての先輩医師の言葉を胸に、自ら認知症であるという重い事実を公表した医師がいる。認知症医療の第一人者、長谷川和夫さん(90)。「長谷川式」と呼ばれる早期診断の検査指標を開発、「痴呆」という呼称を「認知症」に変えるなど、人生を認知症医療に捧げてきた医師だ。NHKはこの1年、長谷川さんとその家族の姿を記録し続けてきた。認知
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〝君自身が認知症になって初めて君の研究は完成する″かつての先輩医師の言葉を胸に、自ら認知症であるという重い事実を公表した医師がいる。認知症医療の第一人者、長谷川和夫さん(90)。「長谷川式」と呼ばれる早期診断の検査指標を開発、「痴呆」という呼称を「認知症」に変えるなど、人生を認知症医療に捧げてきた医師だ。NHKはこの1年、長谷川さんとその家族の姿を記録し続けてきた。認知症専門医が認知症になったという現実をどう受け入れ、何に気づくのか。カメラには、当事者としての不安、家族の葛藤…その一方、専門医ならではの初めての気づきも記録されている。認知症になったら、不確かな状態がずっと続くと思っていたが、正常な状態も確かに存在するということ。言葉が分からくなって話せないのではなく、「自分の言葉」に自信がなくなり、殻に閉じこもってしまうということ。確かさを取り戻すためには、他者との絆が重要であること…。
人生100年時代を迎え、誰もが認知症になりうる時代。長谷川さんが気づいた新たなメッセージを届け、認知症新時代を生き抜くための「手がかり」と「希望」を紡ぐ。
「本当に人を健康で幸せにする“理想の食”って何?」そんな疑問の答えを、人類と食との“壮大な歴史”と“驚きの進化”から解き明かすシリーズ「食の起源」(全5回)。食にこだわりを持つTOKIOをナビゲーターに知られざる“食の真実”に迫っていく。
第3回のテーマは「アブラ」だ。とり過ぎると体に悪いイメージだが、なんと世界には「摂取カロリーの7割」もアブラをとっているのに健康そ
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「本当に人を健康で幸せにする“理想の食”って何?」そんな疑問の答えを、人類と食との“壮大な歴史”と“驚きの進化”から解き明かすシリーズ「食の起源」(全5回)。食にこだわりを持つTOKIOをナビゲーターに知られざる“食の真実”に迫っていく。
第3回のテーマは「アブラ」だ。とり過ぎると体に悪いイメージだが、なんと世界には「摂取カロリーの7割」もアブラをとっているのに健康そのものという驚きの人たちが存在する。実はさまざまなアブラの中に「人類がそれなしには生きられない“命のアブラ”」があるというのだ。カギを握るのは、最近“体に良いアブラ”として話題の「オメガ3脂肪酸」と、その“兄弟分”とも言える「オメガ6脂肪酸」。これら2つの脂肪酸と人類の間で、波乱に満ちたドラマが繰り広げられていたことを、壮大な進化の歴史から解き明かしていく。TOKIOの国分さんと長瀬さんも、“命のアブラ”を含む「意外な食材」を発見。あなたの体に「本当に必要なアブラ」とは!?
いま、あのシルクロードより古い「文明の道」が姿を現し始めている。それは、現代社会に欠かせない「鉄」を伝えた道。西アジアから日本列島にいたるその道は、「アイアンロード」と名づけられた。このルートに沿うようにユーラシア各地の大草原や山岳地帯などで進む発掘調査からは、謎にみちていた古代国家の実像が次々と明らかになり、エジプトやギリシャなど、いわばメインストリームの古代文明とは
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いま、あのシルクロードより古い「文明の道」が姿を現し始めている。それは、現代社会に欠かせない「鉄」を伝えた道。西アジアから日本列島にいたるその道は、「アイアンロード」と名づけられた。このルートに沿うようにユーラシア各地の大草原や山岳地帯などで進む発掘調査からは、謎にみちていた古代国家の実像が次々と明らかになり、エジプトやギリシャなど、いわばメインストリームの古代文明とは異なる“未知の世界史”が浮かび上がっている。
また、これまで武器を中心に考えられてきた古代の鉄の役割が、時代が進むなかで次々と広がっていった事実も分かってきた。鉄は和平を促す“交渉品”となり、異文明を結ぶ“交易品”となり、馬具を生んで“移動革命”をもたらし、工具として“芸術革命”を導き、農具となって“生産革命”を起こしていた。鉄は、武器による「征服と破壊」の一方で、「融和と建設」の主役でもあったのだ。
番組は、俳優の江口洋介さんをナビゲーターに迎え、アイアンロード研究の最前線を追いながら、知られざる古代世界のダイナミズムを壮大なストーリーで描く。
阪神・淡路大震災から四半世紀、25年の歳月が過ぎた。この節目の年に私たちは、社会心理の専門家とタッグを組み、これまで前例のない大規模調査を行った。
対象は震災当時、小・中学生(6~15歳)だった子ども、いわゆる“震災の子”だ。現在31~40歳となった5000人に、震災が「その後の生き方」や「進路」などにどのような影響を与えたか聞いた。集計・分析が進む中で、専門家も驚く
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阪神・淡路大震災から四半世紀、25年の歳月が過ぎた。この節目の年に私たちは、社会心理の専門家とタッグを組み、これまで前例のない大規模調査を行った。
対象は震災当時、小・中学生(6~15歳)だった子ども、いわゆる“震災の子”だ。現在31~40歳となった5000人に、震災が「その後の生き方」や「進路」などにどのような影響を与えたか聞いた。集計・分析が進む中で、専門家も驚く結果が明らかに。「家族を亡くした」「自宅が全壊」など、被災程度が高い人の6割近くが「今では震災体験を前向きに捉えている」と答える一方で、「今も思い出したくない」「触れて欲しくない」と答える人が2割近くに上った。いわゆる「二極化」が起きていたのだ。さらに、被災程度が高い人ほど「町への愛着を感じる」傾向があることも分かった。こうした結果はなぜ生まれたのか。「二極化」の分岐点はどこにあったのか。分析・取材を進めると「先生」や「近所の大人」など家族以外の「周囲の大人」の存在がカギとして浮かび上がってきた。
25年が経った今、初めて明らかになる“震災の子”の真実。神戸から全国の被災地へ新たな教訓を伝える。
今年、世界各地で本格的な運用が始まる次世代の通信規格「5G」。「5Gを制する者は世界を制す」とも言われるほど、今後の経済成長だけでなく、安全保障をも左右するといわれている技術だ。
今、この5Gで、世界を席捲するのは、中国の通信機器メーカー「ファーウェイ」だ。今回、NHKでは、ファーウェイの世界進出の動きに密着。そこから見えてきたのは、莫大な資金を投じて開発した最先端技
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今年、世界各地で本格的な運用が始まる次世代の通信規格「5G」。「5Gを制する者は世界を制す」とも言われるほど、今後の経済成長だけでなく、安全保障をも左右するといわれている技術だ。
今、この5Gで、世界を席捲するのは、中国の通信機器メーカー「ファーウェイ」だ。今回、NHKでは、ファーウェイの世界進出の動きに密着。そこから見えてきたのは、莫大な資金を投じて開発した最先端技術と、壮大な世界戦略だった。しかし、そのファーウェイの前に、立ちはだかったのが、アメリカだ。トランプ政権は、安全保障を脅かすとして、各国にファーウェイの排除を求め、各地で「ファーウェイショック」を巻き起こしているのだ。その攻防の最前線は、今、ヨーロッパにまで広がり、中でも、経済大国・ドイツでは、「受け入れ」か「排除」かで大きく揺れている。果たして、世界はどのような選択をするのか?番組では、各地で繰り広げられる攻防の舞台裏と、ファーウェイショックの正体に迫る。
歌手で俳優の福山雅治さんが、地球上に残された独特の自然環境や絶滅に瀕した貴重な生きものたちを訪ね、見つめてきたシリーズ「ホットスポット 最後の楽園」。最初のシリーズが放送されてから足掛け10年。最新の第3シリーズ(全5回)の放送が、いよいよ始まる!
第1回の舞台は、メキシコ・ユカタン半島。かつて巨大隕石が落下し、恐竜大絶滅を引き起こす引き金になったと言われる場所だ。こ
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歌手で俳優の福山雅治さんが、地球上に残された独特の自然環境や絶滅に瀕した貴重な生きものたちを訪ね、見つめてきたシリーズ「ホットスポット 最後の楽園」。最初のシリーズが放送されてから足掛け10年。最新の第3シリーズ(全5回)の放送が、いよいよ始まる!
第1回の舞台は、メキシコ・ユカタン半島。かつて巨大隕石が落下し、恐竜大絶滅を引き起こす引き金になったと言われる場所だ。ここの自然は、幾多の不思議に満ちている。大地の表面に点々と存在する、驚くような透明度の水で満たされた“セノーテ”と呼ばれる泉。その地下には世界最大級の水中洞窟が広がり、摩訶不思議な生きものたちが暮らす。また沿岸部には、本来は小さな島の周りでしか生息できないはずのサンゴが、巨大な大地に沿って群生し、世界で2番目の規模のサンゴ礁を形作っている。さらに、半島の沖合では、夏になると世界最大の魚・ジンベエザメが数百匹の規模で大集結。こんな現象が観察されているのは、世界でもここしかない。ミステリーに満ちたユカタン半島の自然に迫る。
「本当に人を健康で幸せにする“理想の食”って何?」そんな疑問の答えを、人類と食との“壮大な歴史”と“驚きの進化”から解き明かすシリーズ「食の起源」(全5回)。食にこだわりを持つTOKIOをナビゲーターに知られざる“食の真実”に迫っていく。第4回のテーマは「酒」。適度な飲酒は体に良いかと思いきや、最新研究では「飲酒量が増えるほど死亡リスクが上がる」という衝撃のデータも。確
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「本当に人を健康で幸せにする“理想の食”って何?」そんな疑問の答えを、人類と食との“壮大な歴史”と“驚きの進化”から解き明かすシリーズ「食の起源」(全5回)。食にこだわりを持つTOKIOをナビゲーターに知られざる“食の真実”に迫っていく。第4回のテーマは「酒」。適度な飲酒は体に良いかと思いきや、最新研究では「飲酒量が増えるほど死亡リスクが上がる」という衝撃のデータも。確かにアルコールは様々な病気を招き、脳をマヒさせる「毒」でもある。それを知りながら、なぜ人類はこれほど酒を愛飲するようになったのか?謎の真相を探ると、祖先にとって“酒の起源”はなんと「生きるために欠かせない“栄養食”」だったことが判明。それが思わぬ展開で「酔うための酒」へと大転換していったのだ。しかも日本人は超意外な理由で「酒に弱くなる進化」を遂げていた!?お酒に強い人も弱い人もビックリの「酒の知られざる真実」に迫る。
WHO=世界保健機関が、中国・武漢市で広がる肺炎が、新型のコロナウイルスによるものだと公表したのは先月9日。以後、新型ウイルスに感染した患者は中国で増加の一途を辿り、その数は2万4000人を超え、死者は490人となった。WHOは「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」だと宣言、専門家からなる調査チームを中国に派遣すること決めた。国内で確認された感染者が23人となった日
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WHO=世界保健機関が、中国・武漢市で広がる肺炎が、新型のコロナウイルスによるものだと公表したのは先月9日。以後、新型ウイルスに感染した患者は中国で増加の一途を辿り、その数は2万4000人を超え、死者は490人となった。WHOは「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」だと宣言、専門家からなる調査チームを中国に派遣すること決めた。国内で確認された感染者が23人となった日本でも、厚生労働省が全国の自治体にウイルス検査の対象を拡大するよう通知するなど警戒を強めている(2月5日6時現在)。新型ウイルス認定から1ヶ月。番組では、新型ウイルス肺炎に関する最新情報をアップデートしながら、生放送で視聴者の“不安”“疑問”と向き合っていく。各地のルポや最新の研究成果、WHO本部との中継を織り交ぜながら、グローバル化した世界と未知のウイルスとの闘いの新たな局面を見つめる。
私たちに身近な「道の駅」。実は夜になると様相が一変する。片隅に目立つのは目張りをした数々の車。長期にわたり駐車場を転々とする「車中生活者」の車だ。レジャー目的とは違い「年金だけでは家賃が払えない」「DVから逃れるため」など、それぞれに深刻な事情を抱えていた。小さな車に家財道具を満載し、狭い車内で身体を丸めて眠りにつく。
公式な統計はなく、NHKが全国の道の駅などを独自
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私たちに身近な「道の駅」。実は夜になると様相が一変する。片隅に目立つのは目張りをした数々の車。長期にわたり駐車場を転々とする「車中生活者」の車だ。レジャー目的とは違い「年金だけでは家賃が払えない」「DVから逃れるため」など、それぞれに深刻な事情を抱えていた。小さな車に家財道具を満載し、狭い車内で身体を丸めて眠りにつく。
公式な統計はなく、NHKが全国の道の駅などを独自に徹底調査。すると、車中生活の末、体を壊し、命を落とす事例も出てきていることがわかった。ある道の駅の従業員は「もはや車中生活者の死を珍しいと思わなくなった」と明かす。
一方で車中生活者=貧困と、ひとくくりにできない一面も浮かび上がってきた。ふとしたきっかけで社会や家族から逃避し「車という逃げ場」に駆け込み、安住する人々がいた。
社会から離れ彷徨い続ける車中生活者。その存在は社会の何を反映しているのか?徹底した現場ルポで迫る。
中国貴州省の巨大洞窟群に「龍の巣」と畏れられてきた場所がある。そこは、「世界最大の地底空間」。地域に暮らすミャオ族からは、「ミャオティン」と呼ばれ、あまりの闇の深さから、「そこは、冥界。決して入ってはならない」とされてきた。今回、2年にわたる交渉の末、中国政府から撮影の許可を得た。内部をくまなく調査、謎に包まれた「ミャオティン」の全貌と誕生の秘密を解き明かしていく。プロ
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中国貴州省の巨大洞窟群に「龍の巣」と畏れられてきた場所がある。そこは、「世界最大の地底空間」。地域に暮らすミャオ族からは、「ミャオティン」と呼ばれ、あまりの闇の深さから、「そこは、冥界。決して入ってはならない」とされてきた。今回、2年にわたる交渉の末、中国政府から撮影の許可を得た。内部をくまなく調査、謎に包まれた「ミャオティン」の全貌と誕生の秘密を解き明かしていく。プロジェクトに参加するのは、30年前、ミャオティンに入ったフランスの洞窟探検家。世界の洞窟の成り立ちに詳しい日本の研究者。そして、闇を照らす技術で世界が認めた洞窟写真家など、総勢29名。ミリ単位の精度の3Dレーザーで測量し空間を再現。さらに、内部に照明を持ち込んで、闇を追い払うという前代未聞の挑戦を行う。待ち受けていたのは、想像を絶する驚異の世界だった・・・。
歌手で俳優の福山雅治さんが、地球上に残された独特の自然環境や絶滅に瀕した貴重な生きものたちを訪ね、見つめる「ホットスポット 最後の楽園」第3シリーズの第2回。今回の舞台は、南米大陸を南北7000kmに連なるアンデス山脈だ。
アンデス山脈のほぼ中央部、標高4000mを超える高地には、真っ赤な水で満たされた巨大な湖や、世界最大の塩の大地・ウユニ塩原など、美しくもまるで生命
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歌手で俳優の福山雅治さんが、地球上に残された独特の自然環境や絶滅に瀕した貴重な生きものたちを訪ね、見つめる「ホットスポット 最後の楽園」第3シリーズの第2回。今回の舞台は、南米大陸を南北7000kmに連なるアンデス山脈だ。
アンデス山脈のほぼ中央部、標高4000mを超える高地には、真っ赤な水で満たされた巨大な湖や、世界最大の塩の大地・ウユニ塩原など、美しくもまるで生命を拒むかのような奇怪な絶景が広がる。しかし、そんな過酷な環境にもたくましく生きる者たちがいる。四方を見渡す限りの塩に囲まれた小さな孤島に育つサボテンと、その花の蜜をたよりに子育てをするハチドリ。毒々しい赤い水に満たされた湖は、冬場は凍結する厳しい環境にも関わらず、何万という数のフラミンゴが集団で子育てをする。さらに、山脈の南端、“地球最果ての地”パタゴニアでは、極寒の中、アンデス最強の捕食者ピューマが、独自の進化を遂げたラクダの仲間と宿命の対決を繰り広げる。
なぜ、彼らは過酷な大地で生きる道を選んだのか? フロンティアを求め、極限の地に辿り着き、命をつなごうとする生きものたちの不思議とたくましさに迫る。
「本当に人を健康で幸せにする“理想の食”って何?」そんな疑問の答えを、人類と食との“壮大な歴史”と“驚きの進化”から解き明かすシリーズ「食の起源」(全5回)。食にこだわりを持つTOKIOをナビゲーターに知られざる“食の真実”に迫っていく。最終回となる第5回のテーマは「美食」。どんな生物も「生きるために食べる」が、人間は健康を害してまで「おいしいもの」を欲して食べ過ぎてし
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「本当に人を健康で幸せにする“理想の食”って何?」そんな疑問の答えを、人類と食との“壮大な歴史”と“驚きの進化”から解き明かすシリーズ「食の起源」(全5回)。食にこだわりを持つTOKIOをナビゲーターに知られざる“食の真実”に迫っていく。最終回となる第5回のテーマは「美食」。どんな生物も「生きるために食べる」が、人間は健康を害してまで「おいしいもの」を欲して食べ過ぎてしまう、まさに「美食モンスター」!なぜそんな奇妙な進化を遂げてしまったのか?その壮大な歴史をさかのぼると、人類の祖先が生き延びるために獲得した「3つの特殊能力」が、現代人の「奇妙なおいしさ感覚」を生み出していることがわかってきた。なぜか「毒の苦味」や「におい」だけで食のおいしさが劇的に変わる不思議なスタジオ実験なども交え、単なる栄養摂取を超越した「人類の食」の神髄に迫る。いよいよ「あなたを健康で幸せにする“理想の食”」への道が見えてくる!?
全長320キロ、東京の大動脈・首都高速道路は、その4分の3が海や川、一般道などの上を走る、世界でも類のない「空中回廊」である。1964年のオリンピックに間に合わせて作られ、世界の注目を集めた。しかし、高架を支える複雑な立体構造のため、損傷も発生しやすい。そこへ一日およそ100万台の車が行き交い、老朽化に拍車をかけている。現在首都高で見つかる損傷は、1年でおよそ4万箇所に
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全長320キロ、東京の大動脈・首都高速道路は、その4分の3が海や川、一般道などの上を走る、世界でも類のない「空中回廊」である。1964年のオリンピックに間に合わせて作られ、世界の注目を集めた。しかし、高架を支える複雑な立体構造のため、損傷も発生しやすい。そこへ一日およそ100万台の車が行き交い、老朽化に拍車をかけている。現在首都高で見つかる損傷は、1年でおよそ4万箇所にも上る。
最も劣化が激しいのは、羽田と都心を結ぶ1号羽田線だ。海上近くに簡易的な構造で“突貫”で造られた区間は海水で激しく腐食し、深刻な損傷が多数発生してきた。その大修復の現場に密着する。並行する東京モノレールが運行を終えた夜間のわずか2時間半で、長さ52m、重さ約350トンもの道路橋を架け替える、前代未聞の工事である。
番組では、もうひとつ高度成長期の遺産である、東京タワーの修復にも密着する。
大敵・湿気や雨に作業を阻まれながらも、“東京のシンボル”を守るための作業が、地上数百メートルの高さで続けられている。
高度成長期の遺産の老朽化を食い止めない限り、東京のリボーンはない。技術者・職人たちの壮絶な現場に密着する。
令和時代の日本が直面する課題に正面から向き合い、未来に向けた建設的な対話の“プラットフォーム”を目指す「令和未来会議」。
今回のテーマは外国人との共生だ。少子化と危機的な労働力不足が続く日本は、すでに外国人労働者なくしては成り立たない。危機感を募らせる国は去年、新たな在留資格「特定技能」を新設して外国人の受け入れを拡大。“第二の開国”とも言われたが、初年度の目標とした
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令和時代の日本が直面する課題に正面から向き合い、未来に向けた建設的な対話の“プラットフォーム”を目指す「令和未来会議」。
今回のテーマは外国人との共生だ。少子化と危機的な労働力不足が続く日本は、すでに外国人労働者なくしては成り立たない。危機感を募らせる国は去年、新たな在留資格「特定技能」を新設して外国人の受け入れを拡大。“第二の開国”とも言われたが、初年度の目標とした人数には遠く及ばない状況だ。国内では多くの留学生や技能実習生が単純労働に従事しているが、低賃金や厳しい労働条件で働く人も多く、現場ではさまざまな問題も噴出。海外との人材獲得競争が激しくなる中、このままでは日本が選ばれなくなるとの不安も高まっている。私たちは外国人をどこまで受け入れ、どのように共生していくべきなのか。番組では国内・海外を問わずどこからでも討論に参加できる大規模ネット会議システムを新たに開発。当事者40人たちとスタジオのディシジョンメーカーが向き合い、未来に向けて語り尽くすニュースタイルの言論空間である。
東日本大震災から9年。あの日、何が起きていたのか。巨大津波が各地を襲ったが、中でも約40mと突出して遡上高が高いのが岩手県宮古市とその周辺だ。今回発掘した映像には高台に逃げた被災者に、巨大津波が襲いかかる様子が克明に記録されていた。住民は「高台に逃げても逃げても津波が追いかけてきた」と証言する。40mの津波が町を飲み込むまでは、わずか数分。高さ10mの防潮堤を乗り越え、
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東日本大震災から9年。あの日、何が起きていたのか。巨大津波が各地を襲ったが、中でも約40mと突出して遡上高が高いのが岩手県宮古市とその周辺だ。今回発掘した映像には高台に逃げた被災者に、巨大津波が襲いかかる様子が克明に記録されていた。住民は「高台に逃げても逃げても津波が追いかけてきた」と証言する。40mの津波が町を飲み込むまでは、わずか数分。高さ10mの防潮堤を乗り越え、急速に速さと破壊力を増す“射流”と呼ばれる現象も映像に記録されていた。なぜ局所的に宮古市に巨大な津波が襲ったのか。地震動から津波高を予測する従来のシステムでは、予測困難なことも分かってきた。東北沖で地震動を伴わない海底の動きがあり、津波が増幅していた可能性が浮かび上がったのだ。“サイレント津波”と呼ばれる現象で、最新研究では東京湾や大阪湾などでも発生する恐れがある。従来の想定を超える高さの津波に襲われたり、到達時間が大幅に早まったりする危険性があるのだ。あの日の映像を徹底的に紐解き、新たなリスクにどう備えるか、最前線に迫る。
岩手県大槌町は、中心部が壊滅的な被害を受け、町役場も津波にのみ込まれた。当時の町長や町の職員など40人が亡くなり、その多くが役場庁舎で犠牲となった。あの日、津波に襲われるまでの役場の状況を記録しようと町は去年、生き残った職員らから証言を集め、記録誌を編さんした。さらに町は「真実を知りたい」という遺族の求めに応えるように、亡くなった職員の当時の詳しい状況を調べる「死亡状況
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岩手県大槌町は、中心部が壊滅的な被害を受け、町役場も津波にのみ込まれた。当時の町長や町の職員など40人が亡くなり、その多くが役場庁舎で犠牲となった。あの日、津波に襲われるまでの役場の状況を記録しようと町は去年、生き残った職員らから証言を集め、記録誌を編さんした。さらに町は「真実を知りたい」という遺族の求めに応えるように、亡くなった職員の当時の詳しい状況を調べる「死亡状況調査」をこの2月から始めた。多くの職員らが犠牲になった当時の役場で何が起きていたのか、NHKは、記録誌の編さんで集められた職員の証言を綴った500ページにおよぶ内部記録をもとに取材。さらに、災害対策の陣頭指揮を執る立場にあった当時の幹部職員にもインタビューを進め、あの日の真実に迫る。震災から9年、「真実」を伝え、そこから見えてくる「教訓」を語り継ぐことで、新たな一歩を踏み出そうとする町職員や遺族の姿を記録した。
津波と原発事故で大きな被害を受けた東北沿岸部。そこに姿を現したのは完成まで1年を切った総延長500km超の高速道路“復興ハイウェイ”だ。復興の象徴とも言える高速道路。周辺の町ではヒト・モノ・カネの流れに変化が生じている。最大規模のかさ上げ工事が行われた岩手・陸前高田では未だ利用予定のない広大な空き地の活用のために、市外から人や会社を呼び込み発展させる方針だ。宮城・気仙沼
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津波と原発事故で大きな被害を受けた東北沿岸部。そこに姿を現したのは完成まで1年を切った総延長500km超の高速道路“復興ハイウェイ”だ。復興の象徴とも言える高速道路。周辺の町ではヒト・モノ・カネの流れに変化が生じている。最大規模のかさ上げ工事が行われた岩手・陸前高田では未だ利用予定のない広大な空き地の活用のために、市外から人や会社を呼び込み発展させる方針だ。宮城・気仙沼では水産関連企業が高速道路で生き残りをはかる一方、経済圏が広がり東京から大手が進出し新たなせめぎ合いが起きている。福島・双葉町は帰還する住民の雇用確保の第一歩として町の負担で常磐道にインターチェンジを新設、また富岡町では廃炉従事者向けアパートの建設ラッシュによる地価上昇も起きている。震災から9年、巨額投資の復興によって町やなりわいは震災前とは別のものに姿を変えようとしている。被災地が1本でつながるハイウェイを行き、そのドラスティックな変貌から“復興後の被災地”を描く。
ラグビーW杯で注目された岩手県釜石市の「復興スタジアム」は、東日本大震災で破壊された小中学校跡地に建設された。学校が津波にのまれた時、生徒達はいち早く高台に自主避難してほぼ全員が助かり“釜石の奇跡”と報じられ賞賛された。だが、津波で親を失った子や友人隣人を失った子も多く、彼らは
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ラグビーW杯で注目された岩手県釜石市の「復興スタジアム」は、東日本大震災で破壊された小中学校跡地に建設された。学校が津波にのまれた時、生徒達はいち早く高台に自主避難してほぼ全員が助かり“釜石の奇跡”と報じられ賞賛された。だが、津波で親を失った子や友人隣人を失った子も多く、彼らは “奇跡”と“悲劇”の狭間で、震災の記憶を封印するように生きてきた。あれから9年、“奇跡”の子たちは大人になった。就職に迷う者、仕事の壁にぶつかる者、人生の岐路に立ついま、封印した過去とようやく向き合い始めた。東京の短大で学ぶミカさんは、親友リコさんの死を受け入れられず、今も“二人一緒にいる感覚”が続き苦しむ。二十歳の成人式を前に、ミカさんは、友の家族で唯一生き残ったリコさんの祖父を訪ねる。9年を経て、初めて語り合えたリコさんのこと。互いに封印してきた思いがあふれ出す。“奇跡”の子たちの震災9年の今を見つめる。
東京電力福島第一原子力発電所で起きた史上最悪レベルの原発事故を、独自に検証してきたメルトダウンシリーズ。今回は311までの数年間、関係者の間で、津波対策についてどのような議論が行われていたのかを徹底取材し、事故に至る道のりを検証する。1000ページを超える国や電力会社の内部文書を入手、さらにおよそ100人の関係者を取材、浮かび上がってきたのは事故に至るまでの複数の重大な
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東京電力福島第一原子力発電所で起きた史上最悪レベルの原発事故を、独自に検証してきたメルトダウンシリーズ。今回は311までの数年間、関係者の間で、津波対策についてどのような議論が行われていたのかを徹底取材し、事故に至る道のりを検証する。1000ページを超える国や電力会社の内部文書を入手、さらにおよそ100人の関係者を取材、浮かび上がってきたのは事故に至るまでの複数の重大な「分岐点」だ。東京電力を中心に電力会社の間で、国の「長期評価」をめぐって行われていた会合で、「巨大津波への備え」について各社が交わしていた生々しいやりとりが明らかになってきた。さらに、当時新たな知見が次々と出ていた過去の巨大津波「貞観津波」についても、規制当局の保安院、研究機関、電力会社、地元自治体などの間で行われていた詳細なやりとりも見えてきた。事故前に具体的な津波対策を実施することはできなかったのか?原発の安全審査に関わっていた中心的人物などのインタビューを交え、9年たって見えてきた新事実を描く。
中国に突如出現し、瞬く間に世界に広がった新型コロナウイルス。東京五輪を控える日本でも、今なお、感染者の増加が続いている。その中には、感染の経路が分かっていないケースや、感染者の集団(クラスター)が発生しているケースもあり、人々の生活に多大な影響を及ぼす事態にまで発展している。国内の感染事例の分析からは、空気がよどみがちな閉ざされた環境で感染が拡大するなど、そのメカニズム
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中国に突如出現し、瞬く間に世界に広がった新型コロナウイルス。東京五輪を控える日本でも、今なお、感染者の増加が続いている。その中には、感染の経路が分かっていないケースや、感染者の集団(クラスター)が発生しているケースもあり、人々の生活に多大な影響を及ぼす事態にまで発展している。国内の感染事例の分析からは、空気がよどみがちな閉ざされた環境で感染が拡大するなど、そのメカニズムも徐々に分かってきている。番組では、感染拡大を食い止めようと、分析や対策にあたる国の専門家チームや、患者を受け入れる医療現場、治療薬の研究現場など、ウイルスとの闘いの最前線を取材。さらに、海外での感染の封じ込め策や、研究の最新事例など交え、感染拡大がいつまで続くのか、封じ込めはできるのか、徹底追跡する。
新型コロナウイルスの感染拡大が、世界経済を大きく揺さぶっている。2月に2万4000円ちかくあった日経平均株価は1万7000円を切るなど、わずか一ヶ月で30%以上も下落。FRBや日銀などG7の中央銀行が協調して金融緩和策を打ち出したものの、株式市場の動揺は収まっていない。実体経済への影響も深刻だ。コロナ対策の強化に伴う国境封鎖や外出制限によってヒトとモノの動きが止まる中、
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新型コロナウイルスの感染拡大が、世界経済を大きく揺さぶっている。2月に2万4000円ちかくあった日経平均株価は1万7000円を切るなど、わずか一ヶ月で30%以上も下落。FRBや日銀などG7の中央銀行が協調して金融緩和策を打ち出したものの、株式市場の動揺は収まっていない。実体経済への影響も深刻だ。コロナ対策の強化に伴う国境封鎖や外出制限によってヒトとモノの動きが止まる中、消費が収縮。運輸、観光は言うに及ばず、小売りや外食でも売り上げが急減。世界に張り巡らされたサプライチェーンの寸断によって製造業も苦境に立たされている。コロナショックは、世界経済をどれほどむしばんでいるのか?ダメージを最小限に食い止めるためにどんな政策が求められているのか?そして今後の見通しは?番組では、スタジオに専門家を招き、様々なデータを駆使して、危機の実相を可視化。世界経済のゆくえについて徹底検証する。
歌手で俳優の福山雅治さんが、地球上に残された独特の自然環境や絶滅に瀕した貴重な生きものたちを訪ね、見つめる「ホットスポット 最後の楽園」第3シリーズ(全5回)の第3回。今回の舞台はウォーレシアと呼ばれる東南アジアの島々だ。
ウォーレシアの島々は、長い歴史の中で、大陸とつながったことが一度もない。そのため、何らかの理由で島々に辿り着くことができた幸運な生き物にとっては、
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歌手で俳優の福山雅治さんが、地球上に残された独特の自然環境や絶滅に瀕した貴重な生きものたちを訪ね、見つめる「ホットスポット 最後の楽園」第3シリーズ(全5回)の第3回。今回の舞台はウォーレシアと呼ばれる東南アジアの島々だ。
ウォーレシアの島々は、長い歴史の中で、大陸とつながったことが一度もない。そのため、何らかの理由で島々に辿り着くことができた幸運な生き物にとっては、天敵の少ない、まさに楽園となった。そこでの長期間にわたる“平和な暮らし”は、生きものたちに「常識外れの進化の魔法」をかけた。トカゲとしては異例の、全長3m、体重100㎏にもなるサイズを誇る、コモドドラゴン。まるで人間のように笑顔や豊かな顔の表情でコミュニケーションを図る、クロザル。全く実用性がなさそうな、まるで鹿のような角を進化させた異形のイノシシ、バビルサ。さらには、大人でも1mという“小型化”を実現して、繁栄を遂げた謎の人類・ホビット…。
弱肉強食のルールから外れた、独特の平和な世界が生み出した、生きものたちの進化の不思議に迫る。
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