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Season 2017
2017年1月1日(日)
午後9時00分~9時58分
関連ジャンル
国際
政治
いよいよ2017年1月に就任するアメリカのトランプ次期大統領。「アメリカの利益が最優先」と唱え、そのためには国境に巨大な壁をも築くと公言する型破りな大統領の誕生によって、これから世界はどうなっていくのか?大越健介キャスターが激動する各国の最前線を取材し、2017年から始まる“トランプ時代”を、豪華ゲスト陣と共に大予測!“トランプ勝利”で勢いづく極端なナショナリズムは、アメリカやヨーロッパで、どこまで広がるのか?新たな世界情勢のキープレーヤーとして動き出す、ロシア・プーチン大統領の次の一手とは?そして、国際秩序が大きく揺らぐいま、日本はどうすればいいのか?2017年元日、歴史的な転換点を迎えた世界の行方を、大胆に展望する。
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2017x5
シリーズ MEGA CRISIS 巨大危機 ~脅威と闘う者たち~ 第3集 ウイルス“大感染時代” ~忍び寄るパンデミック~
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甲斐信枝さんは、雑草の美しさにひかれて60年以上描き続ける現役の絵本作家。代表作『雑草のくらし』は30年を超えるロングセラーだ。地面に寝転がって植物と対話、ノゲシのタネが風で飛ぶ様子やフウロソウが種を弾き飛ばす様子を緻密に描き出す。京都・嵯峨野の里山で、甲斐さんの眼差しを通して植物の驚異の営みを見つめる。
甲斐信枝さんは、雑草の美しさにひかれて60年以上描き続ける現役の絵本作家。代表作『雑草のくらし』は30年を超えるロングセラーだ。地面に寝転がって植物と対話、ノゲシのタネが風で飛ぶ様子やフウロソウが種を弾き飛ばす様子を緻密に描き出す。京都・嵯峨野の里山で、甲斐さんの眼差しを通して植物の驚異の営みを見つめる。
現代社会が抱える課題を資本主義250年の歴史軸から捉えなおし、その意味するものを紐解いていくシリーズ「マネー・ワールド ~資本主義の未来~」。世界屈指の知の巨人へのインタビューや最前線の現場取材、見えない経済をアニメやデータを駆使して可視化し、私たちの未来について考えていく。ナビゲーターの「爆笑問題」が、今回向き合うテーマは、世界が注目する「トランプ経済」だ。アダム・ス
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現代社会が抱える課題を資本主義250年の歴史軸から捉えなおし、その意味するものを紐解いていくシリーズ「マネー・ワールド ~資本主義の未来~」。世界屈指の知の巨人へのインタビューや最前線の現場取材、見えない経済をアニメやデータを駆使して可視化し、私たちの未来について考えていく。ナビゲーターの「爆笑問題」が、今回向き合うテーマは、世界が注目する「トランプ経済」だ。アダム・スミスが世界を自由貿易に駆り立てて以降、拡大を続けてきたグローバル市場経済が、今、トランプ大統領の登場で新たな局面を迎えている。アメリカ発の保護主義が、世界経済の血流を大きく変えるのではないかと懸念の声が高まっているのだ。多国間貿易の流れに逆行するかのような国境税の検討。「ドル高」に繋がる減税やインフラ投資を掲げる一方、「ドル安」を目指すかのような通貨安国家への批判など、かつてない“矛盾”を抱えた未知の経済が動き出そうとしている。「実行すれば世界経済は未曽有の不確実性を抱える」という経済学者がいる一方、「グローバル資本主義はもはや限界。トランプの経済は世界にとってプラスだ」という説もあり、その効果をめぐって論争も勃発。果たしてトランプ経済は、行き詰った世界経済の救世主となるのか?それとも、さらなる混迷と停滞を引き起こすのか? 世界や日本への影響について考えていく。
絶滅が危ぶまれるジャイアントパンダ。その繁殖で世界トップクラスの実績を誇る施設が和歌山県にある。白浜町の動物公園“アドベンチャーワールド”だ。近年では1年おきに赤ちゃんが誕生し元気に成長している。繁殖に失敗する施設も多いなか、なぜ大成功を収めたのか。その舞台裏に、初めてカメラが入った。200gと小さく、繊細なパンダの赤ちゃんには病気や温度の変化が大敵。死亡率が高いとされ
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絶滅が危ぶまれるジャイアントパンダ。その繁殖で世界トップクラスの実績を誇る施設が和歌山県にある。白浜町の動物公園“アドベンチャーワールド”だ。近年では1年おきに赤ちゃんが誕生し元気に成長している。繁殖に失敗する施設も多いなか、なぜ大成功を収めたのか。その舞台裏に、初めてカメラが入った。200gと小さく、繊細なパンダの赤ちゃんには病気や温度の変化が大敵。死亡率が高いとされる、“魔の1週間”に密着する。さらにパンダの子育てが難しいのは人手が加わりすぎてもいけないこと。母親との濃密な接触がないまま成長すると、大人になっても異性とペアになれないことが近年の研究で分かってきた。徹底した“見守り”で必要最小限の介入にとどめ、“母性”の発揮を邪魔しない、白浜独自の飼育スタイルを明らかにする。子育ては母親が一手に引き受けるパンダだが、忘れてはいけないのが、ゴッドファーザー永明(エイメイ)だ。人の年齢にたとえると70歳以上で子をもうけた。群を抜く世界記録だが、すでに次の繁殖に向けて飼育員たちと筋トレに余念がない。 パンダという種を後世に残す、命のドラマを見つめる。
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日本の恐竜研究史上、最大の発見“むかわ竜”。頭から尻尾までそろっている世界でも珍しい全身骨格化石が北海道むかわ町で発掘された。実は恐竜時代、大半が海の下だった日本では、これまで恐竜化石は、ほとんどみつかってこなかった。今回の発見は専門家の予想を覆す見事さであり、日本の恐竜世界を私たちに教えてくれる重要なピースとなると考えられている。番組では、今回、発見された全身骨格化石
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日本の恐竜研究史上、最大の発見“むかわ竜”。頭から尻尾までそろっている世界でも珍しい全身骨格化石が北海道むかわ町で発掘された。実は恐竜時代、大半が海の下だった日本では、これまで恐竜化石は、ほとんどみつかってこなかった。今回の発見は専門家の予想を覆す見事さであり、日本の恐竜世界を私たちに教えてくれる重要なピースとなると考えられている。番組では、今回、発見された全身骨格化石を手がかりに7200万年前に暮らしていた巨大恐竜“むかわ竜”を最新の映像技術で現代に甦らせる。さらに偶然と必然が織りなすドラマチックな発掘ストーリーをたどり、今、大きな盛り上がりを見せている恐竜世界、日本の研究最前線へ誘う。
ロシア・ウラル山脈のふもとにある「オルダ水中洞窟」。潜水ダイバーの間で、“世界で最も美しい洞窟”と言われている。年間で最も美しいのは氷に閉ざされた冬。NHKでは1年にわたって準備と訓練を行い、マイナス40度に達する現地に入り、世界で初めて4Kカメラによるオルダ洞窟の撮影に挑んだ。
氷の地下世界を進み、ようやくカメラがとらえたのは、50メートル先が見渡せるほど「ひたすら
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ロシア・ウラル山脈のふもとにある「オルダ水中洞窟」。潜水ダイバーの間で、“世界で最も美しい洞窟”と言われている。年間で最も美しいのは氷に閉ざされた冬。NHKでは1年にわたって準備と訓練を行い、マイナス40度に達する現地に入り、世界で初めて4Kカメラによるオルダ洞窟の撮影に挑んだ。
氷の地下世界を進み、ようやくカメラがとらえたのは、50メートル先が見渡せるほど「ひたすら透明な水」。そして一面真っ白な石膏の岩が作り出す「荘厳な景色」だった。さらに専門家とともにオルダ洞窟誕生の謎を追うと、3億年前からの地形変化や気候変動が重なってできたという「奇跡の物語」が見えてきた。番組では、圧倒的な映像美とともに、絶景・オルダ水中洞窟の知られざる全貌に迫る。
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日本の閉塞した状況を打破する手がかりを求めて、NHKは「課題解決型AI(人工知能)」を開発した。パターン認識と呼ばれる手法で700万を超える日本の統計データをAIが解析した結果、驚きの結論が!それは「40代ひとり暮らしを減らせば日本がよくなる」といった奇想天外な提言の数々だった。それは何を意味するのか?日本は本当に良くなるのか?マツコ・デラックスと有働由美子アナが、本音でAIと対決する。
日本の閉塞した状況を打破する手がかりを求めて、NHKは「課題解決型AI(人工知能)」を開発した。パターン認識と呼ばれる手法で700万を超える日本の統計データをAIが解析した結果、驚きの結論が!それは「40代ひとり暮らしを減らせば日本がよくなる」といった奇想天外な提言の数々だった。それは何を意味するのか?日本は本当に良くなるのか?マツコ・デラックスと有働由美子アナが、本音でAIと対決する。
私たちの暮らす日本。地球上の陸地の1%にも満たない狭い国土の中に“宝物のような絶景”が満ちあふれている。さらに不思議なことに、大海原のただ中の島国なのに、なぜか三千m級の山々がそびえている。
日本列島は、どうやって生まれ、どんなドラマをへて、今の姿となったのか?
最新科学は、数千万年に及ぶ“列島誕生の大地の物語”を解き明かしつつある。そして地球史上まれな“奇跡的な四
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私たちの暮らす日本。地球上の陸地の1%にも満たない狭い国土の中に“宝物のような絶景”が満ちあふれている。さらに不思議なことに、大海原のただ中の島国なのに、なぜか三千m級の山々がそびえている。
日本列島は、どうやって生まれ、どんなドラマをへて、今の姿となったのか?
最新科学は、数千万年に及ぶ“列島誕生の大地の物語”を解き明かしつつある。そして地球史上まれな“奇跡的な四大事件”があったからこそ、列島がここに存在していることを突き止めた。『ジオ・ジャパン』では、日本各所の絶景や、はるかな時空を超えたタイムトリップCG、そして列島誕生と深く結びついた“和食”を読み解くスタジオから、日本の“大地のドラマ”を描く。
第1集は『奇跡の島はこうして生まれた』。3000万年前、今の日本列島の位置には陸地もなかった。いったい何が起きて、大海原の中に島々が誕生したのか? そこには、想像を超えた驚くべき大地のドラマがあった・・・。出演は、劇団ひとり、指原莉乃(HKT48)、巽好幸(神戸大学教授)、和久田麻由子アナウンサー。
私たちの暮らす日本。地球上の陸地の1%にも満たない狭い国土の中に“宝物のような絶景”が満ちあふれている。さらに不思議なことに、大海原のただ中の島国なのに、なぜか三千m級の山々がそびえている。
日本列島は、どうやって生まれ、どんなドラマをへて、今の姿となったのか?
最新科学は、数千万年に及ぶ“列島誕生の大地の物語”を解き明かしつつある。そして地球史上まれな“奇跡的な四
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私たちの暮らす日本。地球上の陸地の1%にも満たない狭い国土の中に“宝物のような絶景”が満ちあふれている。さらに不思議なことに、大海原のただ中の島国なのに、なぜか三千m級の山々がそびえている。
日本列島は、どうやって生まれ、どんなドラマをへて、今の姿となったのか?
最新科学は、数千万年に及ぶ“列島誕生の大地の物語”を解き明かしつつある。そして地球史上まれな“奇跡的な四大事件”があったからこそ、列島がここに存在していることを突き止めた。『ジオ・ジャパン』では、日本各所の絶景や、はるかな時空を超えたタイムトリップCG、そして列島誕生と深く結びついた“和食”を読み解くスタジオから、日本の“大地のドラマ”を描く。
第2集は『恵みの山がついに生まれた(仮)』。生まれたばかりの日本列島は、大陸的な平原がひろがる「平べったい」島々だった。いったい何が起きて、いまの険しい山々が誕生したのか?そこには、地球全体を揺るがす大事件が隠されていた・・・。出演は、劇団ひとり、指原莉乃(HKT48)、巽好幸(神戸大学教授)、和久田麻由子アナウンサー。
2017年8月6日(日)
午後9時00分~9時49分
関連ジャンル
歴史・紀行
世界にも類をみない“戦災ビッグデータ”がある。1945年8月6日から今に至るまで、広島市が蓄積してきた約56万人に及ぶ被爆者たちの記録『原爆被爆者動態調査』。被爆直後、警察が医師とともに作成した検視調書や、救護所などがまとめた死没者名簿の上に、戦後、市が集めた戦災調査や個人データも加えられ、今も更新が続けられている超一級データだ。NHKは今回、この元データを初めて市から入手、最新のビッグデータ解析技術を駆使し、時系列に並べて地図に落とし込んだところ、特定の被爆地や、死没日、死因に極端な死者数の偏りがある“原爆死ホットスポット”が存在していたことがわかった。なぜ“ホットスポット”は生まれたのか。そして人々はそこでどのようにして亡くなっていったのか――。原爆投下から72年、知られざる被爆の真実に迫る。
2017年8月9日(水)
午後10時00分~10時49分
関連ジャンル
災害
社会
原発事故により、およそ9万人が避難指示を受けた福島・原発周辺の町。国は除染を進め、段階的に避難指示を解除してきた。そして今春、4町村で一斉に避難指示が解除。帰還困難区域を除く、ほぼすべてで、帰還が可能になった。
帰還対象者が最も多い浪江町。戻った住民たちが直面したのは、町に住みついた野生動物だった。巨大なイノシシが群れを成し、家屋や田畑を荒らしていた。また、屋根裏で繁殖するアライグマは、人間にとって重篤な感染症をもたらす恐れが指摘されている。
さらに、今なお残る放射能汚染への不安。国による除染は屋外に限られ、室内は住民自らの責任に任されている。今回、専門家が調査したところ、室内に放射性物質が入り込んでいる事例が見つかった。大きな健康被害にはならないまでも、「不要な被ばくは避けるべき」と専門家は指摘する。
6月末の時点で、浪江町に帰還した住民は264人。帰還対象者の2%に留まっている。限られた人数に対し、取り戻すべき故郷はあまりに広大だ。苦闘する人々の4か月を追った。
2017年8月12日(土)
午後9時00分~9時49分
関連ジャンル
歴史・紀行
逃げ惑う人。低空から容赦なく機銃が連射される・・・。戦闘機に装備され、機銃を撃つと自動的に作動する「ガンカメラ」の映像がいま相次いで発掘されている。また米国立公文書館で、B29が名古屋・大阪を焼き尽くした際の空襲映像も新たに見つかった。太平洋戦争で行われた日本本土への空襲。その規模の甚大さゆえに捉えきれてこなかった本土空襲の“全貌”が、ようやく見えてきた。これらを分析することによって、「いつ・どこで・何を標的に」攻撃を加えていたのかが明らかになる。膨大な発掘映像の分析に加え、米軍の作戦報告書、戦略爆撃に関する新資料、埋もれていた日本側の作戦、被害記録や証言を照合・データ化して地図上に落とし込むことにより、「日本本土空襲」の知られざる全体像に迫る。空襲の恐るべきスケールを可視化していくと、史上初めて「軍用機の戦争」と化した太平洋戦争が、なぜ無際限にエスカレートし、多くの無辜の命を奪う道をたどったのかが浮かび上がる。
2017年8月13日(日)
午後9時00分~9時49分
関連ジャンル
歴史・紀行
戦時中、旧満州で密かに細菌兵器を開発し実戦で使用した、731部隊。部隊が証拠を徹底的に隠滅、元隊員が固く口を閉ざしたため、その実像を知る手がかりは限られてきた。
今回NHKは、終戦直後、旧ソ連で行われたハバロフスク裁判の音声記録を発掘。20時間を越える記録では、部隊中枢メンバーが、国防や国益のためとして細菌兵器を開発した実態、そして旧満州で日本に反発していた中国や旧ソ連の人々を「死刑囚」とし、細菌兵器開発の「実験材料」として扱っていた実態を、克明に語っていた。
さらに、元隊員の資料や当時の学術界の膨大な記録からは、軍だけでなく学術界からも多くの研究者が部隊に参加していた実態が浮かび上がってきた。満州事変以降、学術界が軍と関係を深めていった過程、そして日本軍が旧満州で反発する人々を死刑にすることについて世論の支持が高まる中で「死刑囚」を研究に活用する動きが相次いでいた実態も明らかになってきた。
731部隊はどのようにして生まれ、そして医学者たちは、どう関与していったのか。数百点にのぼる資料をもとに、731部隊設立の謎に迫る。
2017年8月14日(月)
午後8時00分~8時43分
関連ジャンル
歴史・紀行
北海道の北に広がる大地、サハリン。かつて「樺太」と呼ばれ、40万人の日本人が暮らしていた。この樺太で終戦後も7日間にわたって戦闘が続き、住民を巻き込んだ地上戦が行われていたことは、これまでほとんど知られて来なかった。犠牲者は5千人とも6千人とも言われ、その人数は今なお正確にわかっていない。
最前線に立たされた少年兵、地獄の逃避行で命を落とした幼い子供や母親、ロシア兵の上陸におびえる女性たちや家族の集団自決も起きた。重い沈黙を破って語り始めた高齢の元住民たちの証言と国内外の発掘資料から、知られざる樺太地上戦、7日間の悲劇の全貌に迫る。
2017年8月15日(火)
午後7時30分~8時43分
関連ジャンル
歴史・紀行
相手の戦力や兵站を軽視した無謀な戦いで甚大な死傷者を出し、旧日本軍の体質を象徴的に示したとされる「インパール作戦」。「援蒋ルート」の遮断を主目的とし、ミャンマー(当時ビルマ)からイギリス軍の拠点があったインド北東部のインパールの攻略を目指した日本軍は、この作戦で歴史的敗北を喫した。餓死・戦病死した日本兵の死屍累々が並んだ道が「白骨街道」と呼ばれるほど凄惨な戦いの実態はどのようなものだったのか。これまでインドとミャンマーの国境地帯は戦後長く未踏の地だったが、今回、両政府との長年の交渉の末に現地取材が可能となった。さらに、新たに見つかった一次資料や作戦を指揮した将官の肉声テープなどから「陸軍史上最悪」とされる作戦の全貌が浮かび上がってきた。数々のスクープ映像と新資料、証言からなる「インパール作戦」の全記録は、決して忘却してはならない悲劇の記憶を、未来へと継承していく。
2017年8月19日(土)
午後9時00分~9時49分
関連ジャンル
スポーツ
日本の陸上短距離が今、世界を驚かせている。今年6月時点の男子100m上位10傑の平均タイムは10秒134。3位イギリスに肉薄し、アメリカに次ぐ2位ジャマイカにも迫ろうとしている。こうした中、日本陸上界の悲願である「9秒台到達」が現実味を増している。98年に伊東浩司さんが10秒00を出してから19年。今月、ロンドンで行われる世界選手権に出場するサニブラウン アブデル・ハキーム(自己ベスト10秒05)、多田修平(10秒08)、ケンブリッジ飛鳥(10秒08)に、かつてない期待が集まった。これまで記録で先行してきた桐生祥秀(10秒01)と山縣亮太(10秒03)も含め、日本人選手はなぜ同時に、これだけ急成長したのか。取材を進める中で、日本の陸上を取り巻く環境の変化、トレーニング理論の画期的改革、これまでの常識を打ち破る選手たちの前例なき挑戦が見えてきた。番組では、9秒台目前、わずか100分の1秒の更新がなぜ叶わなかったのか、先駆者たちの証言から「10秒の壁」の真相に迫ると同時に、待ち望んできた“9秒台”に向けた戦いを描く。
2017年8月20日(日)
午後9時00分~9時59分
関連ジャンル
歴史・紀行
文化・芸術・エンターテインメント
終戦直後の東京を記録した鮮明な映像が、次々に発掘されている。さらには、極秘扱いだった10万ページに及ぶCIA文書が情報公開法によって続々と公開され、敗戦直後の東京をめぐる新たな真実が明るみに出てきた。浮かび上がってきたのは、ヒト・モノ・カネをブラックホールのようにのみ込んでふくれあがる東京の姿。
焼け跡に最初に出現したブラックホールは「闇市」だった。日本軍や米軍のヤミ物資が大量に横流しされ、大金を手にした野心家が、新しいビジネスを興す。六本木や銀座には、治外法権の「東京租界」が生まれた。占領軍を慰安するショービジネスから、戦後の大衆文化を担う人材が生まれた。
連合軍による占領からはじまった戦後ゼロ年の東京。それは、今の東京を生み出した原点である。俳優の山田孝之が、21世紀の若者にふんし、時空を超えて当時のフィルムの中に入り込み、東京ゼロ年を追体験していく。それは、まもなくオリンピックを迎える東京の足下を照らし出す、確かな道しるべとなるはずである。
2017年8月27日(日)
午後9時00分~9時49分
関連ジャンル
自然・環境
深海の秘境に、最先端の科学で挑むシリーズ。世界で初めてダイオウイカを撮影したNHK深海取材班が再び集結し、新たな探検へと旅立つ。
最終回は、水深6000mを越える「超深海」。地球の海の2%にも満たないという究極の深海ゾーンだ。「超深海」の最深部(フルデプス)はマリアナ海溝チャレンジャー海淵、10920m。57年前、人類で初めて潜航した海洋冒険家は、そこで深海魚を目撃したという。しかし写真などの証拠はなく、多くの研究者がこの目撃談に疑念を抱いてきた。すさまじい水圧のため、タンパク質が機能できなくなり生存不可能と考えられているからだ。一体、「超深海」とはどんな場所なのか?魚は?そして生命はいるのか?
番組では、フルデプスを自由に動き回れる無人探査機「UROV11K」や、4Kカメラを搭載した探査機器「ランダー」を研究者とともに新たに開発。のべ2か月に及ぶマリアナ海溝の探査航海に挑む。これまでの研究で撮影された魚の映像は、8152mが最深記録となっている。今回の潜航で、7~8000mでは天女のようにしなやかに泳ぐ深海魚、硬い装甲で覆われた巨大ヨコエビなど、予想以上に多くの不思議な生き物たちに遭遇。彼らはどうやって水圧をはねのけているのか?探査機はさらに、1万mを超す地球最深部を目指す。果たして生命はいるのか?生きる限界に挑戦し続ける命の世界に迫る。
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シリーズ MEGA CRISIS 巨大危機Ⅱ ~脅威と闘う者たち~ 第1集 都市直下地震 新たな脅威 “長周期パルス”の衝撃
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災害 シリーズ MEGA CRISIS 巨大危機Ⅱ ~脅威と闘う者たち~ 第2集 異常気象・スーパー台風 予測不能の恐怖
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今、医学の世界で、これまでの「人体観」を覆す、巨大なパラダイムシフトが起こりつつある。今までは、人体のイメージと言えば、「脳が全体の司令塔となり、他の臓器はそれに従う」というものだった。ところが最新科学は、その常識を覆した。なんと、「体中の臓器が互いに直接情報をやりとりすることで、私たちの体は成り立っている」そんな驚きの事実が明らかになってきた。このいわば「臓器同士の会
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今、医学の世界で、これまでの「人体観」を覆す、巨大なパラダイムシフトが起こりつつある。今までは、人体のイメージと言えば、「脳が全体の司令塔となり、他の臓器はそれに従う」というものだった。ところが最新科学は、その常識を覆した。なんと、「体中の臓器が互いに直接情報をやりとりすることで、私たちの体は成り立っている」そんな驚きの事実が明らかになってきた。このいわば「臓器同士の会話」を知ることで、いま医療の世界に大革命が起きている。例えば、がんや認知症、メタボなどの悩ましい病気を克服する画期的な方法が成果をあげ始めているのだ。新たな医学の潮流の全貌を全8回にわたってご紹介する大型シリーズ「人体」。プロローグでは、最先端の顕微鏡技術でとらえられた驚異の体内映像と、がんを早期に発見する画期的な検診方法や、がんの再発を防ぐ新たな治療方法などの最前線を紹介しながら、シリーズの見どころを伝える。
シリーズ「人体」第1集の主役は「腎臓」だ。“尿を作る臓器”ぐらいにしか考えられず、目立たぬ存在とさえ言われる腎臓。実は今、世界中の研究者たちが競うようにしてそのパワーの解明に乗り出している。浮かび上がってきたのは、腎臓が体中に情報を発信しながら、さまざまな臓器の働きをコントロールしているという驚きの姿だった。そんな腎臓のパワーを操れば、脳卒中や心筋梗塞の原因となる重症の
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シリーズ「人体」第1集の主役は「腎臓」だ。“尿を作る臓器”ぐらいにしか考えられず、目立たぬ存在とさえ言われる腎臓。実は今、世界中の研究者たちが競うようにしてそのパワーの解明に乗り出している。浮かび上がってきたのは、腎臓が体中に情報を発信しながら、さまざまな臓器の働きをコントロールしているという驚きの姿だった。そんな腎臓のパワーを操れば、脳卒中や心筋梗塞の原因となる重症の高血圧を一挙に改善。多臓器不全で死の間際だった患者が一気に改善するという驚きの成果が報告され始めている。さらに、なんと「健康長寿のカギ」となる「ある物質」を、腎臓が調整していることまで明らかになってきている。世界初となる3D電子顕微鏡や、8K顕微鏡ライブイメージングによって撮影されたミクロの映像、そして、フル4Kのコンピューターグラフィックスを交えながら、腎臓の驚異的なパワーに迫っていく。
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体中の臓器がお互いに情報を交換することで私達の体は成り立っている。そんな新しい「人体観」を、最先端の電子顕微鏡映像やコンピュータグラフィックスを駆使しながらお伝えする、シリーズ「人体」。第2集のテーマは“脂肪と筋肉”です。なぜダイエットに失敗するのか、メタボリックシンドロームはなぜ怖いのか。最新科学が、その本当の理由を、明らかにしていきます。単に体を覆っているだけだと思
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体中の臓器がお互いに情報を交換することで私達の体は成り立っている。そんな新しい「人体観」を、最先端の電子顕微鏡映像やコンピュータグラフィックスを駆使しながらお伝えする、シリーズ「人体」。第2集のテーマは“脂肪と筋肉”です。なぜダイエットに失敗するのか、メタボリックシンドロームはなぜ怖いのか。最新科学が、その本当の理由を、明らかにしていきます。単に体を覆っているだけだと思ったら大間違い。脂肪が、脳や免疫をコントロールしたり、筋肉の働きが、記憶力の増強やがん予防と関わっていたりする可能性も報告され始めています。さらには、現代人の体の中で、そんな脂肪と筋肉の働きに深刻な異常が起きていることも明らかに。心筋梗塞や脳梗塞、そして糖尿病など、あの「メタボ」が招くさまざまな病気の根本的な原因が、実は、脂肪や筋肉の情報交換に潜んでいたのです。全く知らなかった筋肉と脂肪の驚くべき能力。 その謎を徹底的に解き明かしていきます。
11月上旬、世界に衝撃が走った。アメリカのウィルバー・ロス商務長官による新たなロシア疑惑、F1界のスーパースター、ルイス・ハミルトンによる巨額の税逃れの疑惑。世界各国の指導者や富裕層が、不透明な資産運用や税逃れを行っている実態が浮かび上がってきたのだ。きっかけとなったのは、「パラダイスペーパー」と名付けられた文書。バミューダ諸島の法律事務所などから流出した膨大な内部資料
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11月上旬、世界に衝撃が走った。アメリカのウィルバー・ロス商務長官による新たなロシア疑惑、F1界のスーパースター、ルイス・ハミルトンによる巨額の税逃れの疑惑。世界各国の指導者や富裕層が、不透明な資産運用や税逃れを行っている実態が浮かび上がってきたのだ。きっかけとなったのは、「パラダイスペーパー」と名付けられた文書。バミューダ諸島の法律事務所などから流出した膨大な内部資料で、去年「パナマ文書」報道を手がけたICIJ(国際調査報道ジャーナリスト連合)が新たに入手した。NHKはパラダイスペーパーを各国のメディアと共同で分析。一握りの権力者や富裕層たちが、国境をまたいで税率の低いタックスヘイブンに金を動かし、払うべき税金を逃たり巧妙に資産を隠したりする現実が見えてきた。楽園と呼ばれる島々から流出した権力者たちの不都合な真実。パラダイスペーパーを徹底追跡する。
探検するツタンカーメン王の墓は、およそ100年前に発掘された当時の姿そのままに再現したもの。封印された墓の入り口を開け、一歩一歩奥に進み、黄金のマスクを探していく。墓は一体どんな構造?次々と出てくる目もくらむような秘宝にはどんな物語が?自分が実際に探検しているようなワクワク感と驚き、感動の世界が広がる…。また、ツタンカーメンのミイラの異様な黒さや、黄金のマスクの神秘の輝きの秘密に、科学の力で迫る。
探検するツタンカーメン王の墓は、およそ100年前に発掘された当時の姿そのままに再現したもの。封印された墓の入り口を開け、一歩一歩奥に進み、黄金のマスクを探していく。墓は一体どんな構造?次々と出てくる目もくらむような秘宝にはどんな物語が?自分が実際に探検しているようなワクワク感と驚き、感動の世界が広がる…。また、ツタンカーメンのミイラの異様な黒さや、黄金のマスクの神秘の輝きの秘密に、科学の力で迫る。
『龍馬暗殺』の隠された真実が今、明らかに! 今年没後150年を迎える、幕末のヒーロー・坂本龍馬。龍馬と言えば、薩長同盟と大政奉還の立役者。だが、その人生のクライマックスは、大政奉還を成しとげた後、暗殺されるまでの最後の30日にあったことが、近年次々と発見されている資料から明らかになってきた。龍馬が目指したのは内戦を避け、平和裏に新たな時代を作ろうとする、幻の「新国家計画」。さらに大胆に推測すれば、この計画こそが、龍馬暗殺の引き金となったかもしれないという「新たな暗殺論」まで浮かび上がってきた。
明治維新後の日本政治の大事な分岐点であったかもしれない大政奉還後の1か月。常に身の危険を感じながらも、命を懸けて闘った知られざる〝龍馬最後の30日〟を、新しく発見された資料を踏まえた大胆な仮説に基づき、スリリングなドラマとして描く。
インターネットの裏社会で暗躍するハッカーたちが、あなたの家の家電を狙っている!?今、新手の「サイバー攻撃」に世界が戦々恐々としている。インターネットにつながったテレビやビデオ、家庭用防犯カメラなど、近年急速に広まりつつあるいわゆる「IoT機器」を標的にした特殊なコンピューターウイルスがまん延しているのだ。知らぬ間にあなたの家のネット家電がハッカーたちに乗っ取られ、突然異
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インターネットの裏社会で暗躍するハッカーたちが、あなたの家の家電を狙っている!?今、新手の「サイバー攻撃」に世界が戦々恐々としている。インターネットにつながったテレビやビデオ、家庭用防犯カメラなど、近年急速に広まりつつあるいわゆる「IoT機器」を標的にした特殊なコンピューターウイルスがまん延しているのだ。知らぬ間にあなたの家のネット家電がハッカーたちに乗っ取られ、突然異常な動作を起こしたり、大規模なサイバー攻撃に悪用されたりする事件が急増している。さらに、ネットで遠隔操作可能な医療機器も次々と登場。それらがハッカーたちの手で操られれば、命の危険にもつながりかねない。2020年の東京オリンピックを前に、大規模サイバーテロの危険性が指摘される日本。IoT機器を狙った新たなサイバー攻撃への対策は、まだ始まったばかりだ。番組では、ネットの裏社会にも潜入を試み、インターネット時代の新たな脅威の実態に迫る。
北朝鮮が核・ミサイル開発を加速させる中、アメリカはどう動き、日本はどう対応しているのか。番組では、20回以上に及ぶ首脳会談や電話会談で議論を深めてきた日米両首脳の模索を軸に据えつつ、双方の関係者を取材。中国・ロシアなど関係国を巻き込みながら進める「北朝鮮包囲網」の動きを含め、問題解決に向けた外交の舞台裏に迫る。
北朝鮮が核・ミサイル開発を加速させる中、アメリカはどう動き、日本はどう対応しているのか。番組では、20回以上に及ぶ首脳会談や電話会談で議論を深めてきた日米両首脳の模索を軸に据えつつ、双方の関係者を取材。中国・ロシアなど関係国を巻き込みながら進める「北朝鮮包囲網」の動きを含め、問題解決に向けた外交の舞台裏に迫る。
再来年4月30日に天皇陛下が退位され、翌5月1日に皇太子さまが即位されることが固まった。
30年ぶりとなる「皇位継承」にあたり、天皇陛下が形作られた“象徴天皇”のあり方は、皇太子さまへどのように引き継がれるのか。そして、新しい皇室はどのような姿になっていくのか。番組では、退位される天皇陛下の足跡を振り返るともに、新天皇となる皇太子さまについて、また新しい時代の「私たちと皇室」のあり方について考えていく。
再来年4月30日に天皇陛下が退位され、翌5月1日に皇太子さまが即位されることが固まった。
30年ぶりとなる「皇位継承」にあたり、天皇陛下が形作られた“象徴天皇”のあり方は、皇太子さまへどのように引き継がれるのか。そして、新しい皇室はどのような姿になっていくのか。番組では、退位される天皇陛下の足跡を振り返るともに、新天皇となる皇太子さまについて、また新しい時代の「私たちと皇室」のあり方について考えていく。
日本の科学研究をリードする東京大学が、データをねつ造するなどの研究不正で揺れている。今年8月、分子細胞生物学研究所(分生研)の渡邊嘉典教授の研究室が発表した5本の論文で不正が認定された。2006年と2014年にも、当時の工学部教授の研究室で不正の疑いによる処分、分生研教授の研究室で論文の不正認定と、不適切な研究が相次いでいる。一体、何が起きているのか100人をこえる関係
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日本の科学研究をリードする東京大学が、データをねつ造するなどの研究不正で揺れている。今年8月、分子細胞生物学研究所(分生研)の渡邊嘉典教授の研究室が発表した5本の論文で不正が認定された。2006年と2014年にも、当時の工学部教授の研究室で不正の疑いによる処分、分生研教授の研究室で論文の不正認定と、不適切な研究が相次いでいる。一体、何が起きているのか100人をこえる関係者を取材。浮かび上がってきたのは、激化する国際競争の中で変容してきた科学研究費の配分を巡って、翻弄される科学者の姿。そして、科学技術立国を掲げ、研究成果を国の発展につなげようという施策が、皮肉にも、科学を停滞させかねないという現実。今、ノーベル賞受賞者も危機感を募らせ、自ら、模索を始めている。日本の科学が直面している課題は何なのか。研究不正の報告書をひもとき、独自に入手した資料と、当事者たちのインタビューから迫る。
世界に衝撃を与えたトランプ大統領の「パリ協定」脱退。にもかかわらず世界のビジネス界は、今世紀後半に二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする“脱炭素革命”に向け大激変し、その動きは止まらない。なぜか?そこには地球温暖化という課題だけでなく、何より一獲千金の大ビジネスチャンスがある。しかし日本人の多くは、そのことにまだ気づいていない・・・。ウォール街の投資の流れは“脱石炭”に変わ
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世界に衝撃を与えたトランプ大統領の「パリ協定」脱退。にもかかわらず世界のビジネス界は、今世紀後半に二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする“脱炭素革命”に向け大激変し、その動きは止まらない。なぜか?そこには地球温暖化という課題だけでなく、何より一獲千金の大ビジネスチャンスがある。しかし日本人の多くは、そのことにまだ気づいていない・・・。ウォール街の投資の流れは“脱石炭”に変わり、再生可能エネルギーの劇的な価格破壊を受け、2040年までのガソリン車禁止など急速なEVシフトが始まった。11月にドイツ・ボンで開かれたCOP23には、脱退したはずのアメリカや、エコ文明を打ち出し “脱炭素”のリーダーをめざす中国など世界中のビジネスマンが集結!だが日本では再エネ普及も進まずトレンドに乗り遅れている。番組では、COP23に出向いた日本企業の訪問団に密着、“新産業革命”ともいわれるこのパラダイムシフトを目の当たりにした衝撃をルポ。生き残りへの格闘を伝える。
20年以上にわたり社会から隔絶されていた女性が、再び社会に放り出されたとき、どんなことに直面するのか、あなたは、想像することができるだろうか。
8歳だった息子は29歳になっていた。60代だった両親は、80歳を過ぎ、介護を必要としていた。そして自分自身も31歳から51歳になっていた。20年前には、インターネットも携帯電話も普及していなかった。家電の使い方もわからない、別
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20年以上にわたり社会から隔絶されていた女性が、再び社会に放り出されたとき、どんなことに直面するのか、あなたは、想像することができるだろうか。
8歳だった息子は29歳になっていた。60代だった両親は、80歳を過ぎ、介護を必要としていた。そして自分自身も31歳から51歳になっていた。20年前には、インターネットも携帯電話も普及していなかった。家電の使い方もわからない、別世界からタイムスリップをしてきた感覚に襲われ、彼女はとうとう、こうつぶやく。「刑務所に戻りたい・・・」。
これはすべて、大阪に住む、青木惠子さんの身に起こったことである。青木さんは、娘殺しの母親という汚名を着せられていた。1995年、小学6年生だった娘を、夫と共謀し保険金目的で焼死させた疑いで、無期懲役を受けたのである。受刑しながら、裁判のやり直しを訴え、ついに、2016年、えん罪が証明され、無罪判決が下されたのだった。
これは、20年という途方もない長い時間の中で失ったものを少しでも取り戻そうとする、ひとりの女性の再生の物語である。
いま、“世界一”の称号に最も近い日本人アスリート、プロゴルファー・松山英樹選手、25歳。世界最高峰・アメリカPGAツアーで、2016-17シーズンに3勝(通算5勝)をあげ、世界ランキングも最高2位に駆け上がるなど、一気に世界のトップオブトップの仲間入りを果たした。しかし、この男は決して満足していない。なぜなら、幼い頃から抱き続ける究極の目標、日本選手初のメジャー大会制覇
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いま、“世界一”の称号に最も近い日本人アスリート、プロゴルファー・松山英樹選手、25歳。世界最高峰・アメリカPGAツアーで、2016-17シーズンに3勝(通算5勝)をあげ、世界ランキングも最高2位に駆け上がるなど、一気に世界のトップオブトップの仲間入りを果たした。しかし、この男は決して満足していない。なぜなら、幼い頃から抱き続ける究極の目標、日本選手初のメジャー大会制覇を狙っているからだ。今年、松山選手はその世界の頂にあと一歩に迫る死闘を繰り広げ、試合後、人目をはばからず泣いた。その涙の意味は何だったのか。もはや日本の誰も想像できない境地に立つ松山選手は、何を思い、考え、戦っているのか。普段、松山選手がその本音を語ることはほとんどない。番組では、PGAツアー通算3勝の先駆者・丸山茂樹さんによるアメリカ現地取材とロングインタビュー、さらにNHKがアメリカ挑戦以来4年間続けてきた密着取材から、その強さの秘密や苦悩、そして人間・松山英樹の実像に迫る。
天皇陛下の退位によって2019年4月30日に幕を閉じることになった「平成」。「平成」は、私たちにとってどのように時代だったのか。そして「平成」は、次の時代に何を積み残すのか。NHKスペシャルが始まったのは1989年(平成元年)4月。以来30年、冷戦崩壊やグローバリゼーションの席巻によって、あらゆる社会システムや価値観の足場が揺らぐことになった“平成という時代”を見つめ続
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天皇陛下の退位によって2019年4月30日に幕を閉じることになった「平成」。「平成」は、私たちにとってどのように時代だったのか。そして「平成」は、次の時代に何を積み残すのか。NHKスペシャルが始まったのは1989年(平成元年)4月。以来30年、冷戦崩壊やグローバリゼーションの席巻によって、あらゆる社会システムや価値観の足場が揺らぐことになった“平成という時代”を見つめ続けてきた。私たちは3000本以上の番組から「バブル崩壊から新自由主義へ―“痛み”の時代―」「グローバル化の中で―“国境消失”の時代―」などのテーマを抽出。出演者への再訪を交えながら、激動の時代を振り返る。そして映画監督の山田洋次さんや作家の高村薫さんら識者の方に“次の時代”を展望していただく。
さらに、番組はスタジオを飛び出し、ツアーバスで東京都内の平成にちなんだ場所をめぐりながら進行していく。乗車するのは2004年(平成16年)に生まれた俳優の芦田愛菜さん、外国人の視点で平成を見つめてきた国文学者のロバート キャンベルさん、Nスペ最多出演の三宅民夫元NHKアナウンサー。さらにお笑いタレントのたかまつななさんも緊急参加。
2018年元旦。平成タイムトラベルツアーが始まる!
体中の臓器がお互いに情報を交換することで私達の体は成り立っている。そんな新しい「人体観」を、最先端の電子顕微鏡映像やコンピューターグラフィックスを駆使しながら伝える、シリーズ「人体」。第3集のテーマは“骨”だ。単なる固いカルシウムのかたまりだと思ったら大間違い。私たちの全身の「若さ」を司っているのは、実は骨だということが、最新の科学から明らかになってきている。骨が操って
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体中の臓器がお互いに情報を交換することで私達の体は成り立っている。そんな新しい「人体観」を、最先端の電子顕微鏡映像やコンピューターグラフィックスを駆使しながら伝える、シリーズ「人体」。第3集のテーマは“骨”だ。単なる固いカルシウムのかたまりだと思ったら大間違い。私たちの全身の「若さ」を司っているのは、実は骨だということが、最新の科学から明らかになってきている。骨が操っているのは、「記憶力」「筋力」「免疫力」、そして「精力」までも・・・。逆に言えば、骨が「老化」のスイッチを押してしまうこともあるというのだ。その危険性は、高齢者だけではなく、若い世代にも潜んでいるという調査結果もある。では、どうすれば骨を強くし、「若さ」を保ち続けることができるのか。骨が持つ知られざるパワーを呼び覚ます方法も、詳しくお伝えする。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックの主役となる新世代の選手たち「TOKYOアスリート」。彼らの成長を2年半にわたって追うドキュメンタリーシリーズが始まる。「TOKYOアスリート」はいま、日本人の体格や身体能力では難しいと言われてきた壁を次々と越えている。陸上100メートルで日本人初の9秒台を出した桐生祥秀選手(22)。独特のスマッシュを武器に難攻不落の王者・中
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2020年の東京オリンピック・パラリンピックの主役となる新世代の選手たち「TOKYOアスリート」。彼らの成長を2年半にわたって追うドキュメンタリーシリーズが始まる。「TOKYOアスリート」はいま、日本人の体格や身体能力では難しいと言われてきた壁を次々と越えている。陸上100メートルで日本人初の9秒台を出した桐生祥秀選手(22)。独特のスマッシュを武器に難攻不落の王者・中国を脅かす卓球の伊藤美誠選手(17)。こうした『ブレイクスルー』はなぜおきているのか。番組では、NHKが開発した最新の撮影技術と、科学の目によって、TOKYOアスリートの心技体に迫る。進行役は内村光良・南原清隆。2人とともに「ブレイクスルー」の秘密に迫るのは、北島康介とメンタルトレーナーの田中ウルヴェ京。今回、南原は、桐生に続く9秒台をねらう多田修平選手(21)の合宿に密着、走りの“改革”を取材。内村は、体操で世界最高の「I難度」を成功させた宮地秀享選手(23)を訪ね、技の秘密と素顔に迫る。北島は、競泳で日本記録を次々と更新する池江璃花子(17)の速さの秘密を解き明かす。
体中の臓器がお互いに情報を交換することで私達の体は成り立っている。そんな新しい「人体観」を、最先端の電子顕微鏡映像やコンピューターグラフィックスを駆使して伝える、シリーズ「人体」。第4集のテーマは“腸”だ。毎日の食事から栄養や水分を大量に体に取り込む消化・吸収の要だが、じつは私たちを万病から守る全身の「免疫力」を司っていることが、最新研究から明らかになってきた。なんと全
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体中の臓器がお互いに情報を交換することで私達の体は成り立っている。そんな新しい「人体観」を、最先端の電子顕微鏡映像やコンピューターグラフィックスを駆使して伝える、シリーズ「人体」。第4集のテーマは“腸”だ。毎日の食事から栄養や水分を大量に体に取り込む消化・吸収の要だが、じつは私たちを万病から守る全身の「免疫力」を司っていることが、最新研究から明らかになってきた。なんと全身の7割もの免疫細胞が腸に集結し、いま話題の「腸内細菌」たちと不思議なメッセージをやりとりしているというのだ。ひとたび、腸での免疫のバランスが崩れ、免疫細胞が暴走を始めると大変なことに。花粉や食べ物、自分の体の一部まで「敵」と誤って攻撃し、さまざまなアレルギーや免疫の病を引き起こしてしまう。どうすれば、腸内細菌が出す“メッセージ”を活用してこの暴走を抑え、アレルギーなどを根本解決できるのか。最先端の顕微鏡映像や高品質のCGを駆使して、知られざる腸の力に迫る。
6434人が亡くなった阪神・淡路大震災。0歳から高校生まで、400人以上の子どもが親を失い、遺児となった。四半世紀に近い歳月の間に、遺児の多くは亡くした親の年齢に達し、子どもをもつ人も少なくない。震災後から定期的に成長を記録してきた遺児たちを再訪すると、成人して新たな役割に気づきながら歩む、それぞれの人生があった。震災から23年、遺児たちの「心に秘めた苦悩」と「生きていく覚悟」とは・・・。
6434人が亡くなった阪神・淡路大震災。0歳から高校生まで、400人以上の子どもが親を失い、遺児となった。四半世紀に近い歳月の間に、遺児の多くは亡くした親の年齢に達し、子どもをもつ人も少なくない。震災後から定期的に成長を記録してきた遺児たちを再訪すると、成人して新たな役割に気づきながら歩む、それぞれの人生があった。震災から23年、遺児たちの「心に秘めた苦悩」と「生きていく覚悟」とは・・・。
去年の第68回NHK紅白歌合戦で、平井堅さんの歌「ノンフィクション」をダンスで表現した義足のプロダンサー・大前光市さん(38)に密着。大前さんと、今回のステージで振り付けを担当した辻本知彦さんとの熱い創作の日々を描く。
大前さんが注目を集めたのは2年前。リオパラリンピックの閉会式。片足で連続4回のバク転という圧巻のパフォーマンスで鮮烈な姿を世界に印象づけた。そして紅白
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去年の第68回NHK紅白歌合戦で、平井堅さんの歌「ノンフィクション」をダンスで表現した義足のプロダンサー・大前光市さん(38)に密着。大前さんと、今回のステージで振り付けを担当した辻本知彦さんとの熱い創作の日々を描く。
大前さんが注目を集めたのは2年前。リオパラリンピックの閉会式。片足で連続4回のバク転という圧巻のパフォーマンスで鮮烈な姿を世界に印象づけた。そして紅白では、歌の世界観である「絶望と向き合う苦しみ。その先に見える希望」を全身で伝え、深い感動を呼んだ。この舞台の陰に、知られざるもうひとつのドラマがあった。大前さんと辻本さんは、かつて同じ舞踊団を目指した因縁の相手だった。15年前、大前さんはオーディションの直前、交通事故に遭い、左足を切断。一方、辻本さんは、その舞踊団に見事合格。注目を集め、瞬く間に活躍の場を世界へと広げていった。光と影、別の道を歩んできた二人が、紅白でタッグを組むことになった。胸に秘めた葛藤、意地とプライド、互いをぶつけ合い新たな表現に挑んだ二人のダンサー。その日々を追った。
日本中に大きな衝撃を与え、今なお生々しい記憶を残す「未解決事件」を徹底検証し、未来へのカギを探るシリーズ第6弾。31年前、日本を震撼させた“言論へのテロ事件”「赤報隊事件(朝日新聞襲撃事件)」に迫る。1987年5月3日、朝日新聞阪神支局に突如、目出し帽の男が進入し散弾銃を発砲。記者2名が死傷し、その後、全国各地の朝日新聞関連施設を襲撃、爆破未遂、そして中曽根・竹下元首相
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日本中に大きな衝撃を与え、今なお生々しい記憶を残す「未解決事件」を徹底検証し、未来へのカギを探るシリーズ第6弾。31年前、日本を震撼させた“言論へのテロ事件”「赤報隊事件(朝日新聞襲撃事件)」に迫る。1987年5月3日、朝日新聞阪神支局に突如、目出し帽の男が進入し散弾銃を発砲。記者2名が死傷し、その後、全国各地の朝日新聞関連施設を襲撃、爆破未遂、そして中曽根・竹下元首相への脅迫や、リクルート元会長宅への銃撃など事件は全国に拡大。のべ124万人の捜査員が投入されたが、15年前、全ての事件が未解決のまま時効を迎えた。犯人は何者で、なぜ事件は未解決に終わったのか。1夜目は、NHKが入手した極秘資料や関係者の証言をもとに、「実録ドラマ」で知られざる事件の闇に迫る。
目出し帽の男は一体何者なのか?全国にまたがる“テロ事件”は単独犯の仕業なのか、複数犯の手によるものなのか?そして、犯人の真のねらいは何だったのか?2夜目は多くの謎を残して闇に消えた「赤報隊」と事件の真相に、独自取材で切り込むドキュメンタリー。真相解明のカギを握るとされた一連の「犯行声明文」をめぐる新たな事実や、NHKに接触してきた「犯人を知る」というナゾの人物、そして警
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目出し帽の男は一体何者なのか?全国にまたがる“テロ事件”は単独犯の仕業なのか、複数犯の手によるものなのか?そして、犯人の真のねらいは何だったのか?2夜目は多くの謎を残して闇に消えた「赤報隊」と事件の真相に、独自取材で切り込むドキュメンタリー。真相解明のカギを握るとされた一連の「犯行声明文」をめぐる新たな事実や、NHKに接触してきた「犯人を知る」というナゾの人物、そして警察が追跡していた知られざる“真犯人の影”など、31年目にして得られた新事実をもとに、日本を震撼させた赤報隊事件の深層に分け入っていく。
9日に開幕するピョンチャン五輪で、たった10秒に4年間のすべてをかける競技がある。スキージャンプ女子。スタートから着地まで10秒あまり。風や雪など刻々と変わる自然条件の中、一瞬で力を発揮しなくてはいけない“極限”のスポーツだ。この競技で金メダルの最有力候補に上げられているのが、髙梨沙羅(21)。ワールドカップで総合優勝4回、男女通算最多タイの53勝を成し遂げた“世界女王
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9日に開幕するピョンチャン五輪で、たった10秒に4年間のすべてをかける競技がある。スキージャンプ女子。スタートから着地まで10秒あまり。風や雪など刻々と変わる自然条件の中、一瞬で力を発揮しなくてはいけない“極限”のスポーツだ。この競技で金メダルの最有力候補に上げられているのが、髙梨沙羅(21)。ワールドカップで総合優勝4回、男女通算最多タイの53勝を成し遂げた“世界女王”だ。まさかの4位に終わったソチ五輪での悔しさをピョンチャンでの10秒にぶつける。ともに金メダルをねらうのが、伊藤有希(23)。昨季ワールドカップ5勝、世界選手権では、髙梨を上回る銀メダルを獲得するなど、急成長を遂げた。
さらに、12月に開幕した今季のワールドカップでは、海外の若手選手が台頭。メダル争いは激しさを増している。番組では、4Kハイスピードカメラなど最新の映像技術と密着ドキュメントで、髙梨、伊藤両選手や、海外選手の強さの秘密、そしてメダルへの苦闘の日々を描いていく。
体中の臓器がお互いに情報を交換することで私たちの体は成り立っている。そんな新しい「人体観」を、最先端の電子顕微鏡映像やコンピューターグラフィックスを駆使しながら伝えるシリーズ「人体」。第5集のテーマは“脳”だ。番組では、お笑い芸人で芥川賞作家でもある又吉直樹さんの脳を、世界最先端の技術で徹底的にスキャン。内部を走る電気信号の様子を、世界で初めて映像化した。その結果「ひら
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体中の臓器がお互いに情報を交換することで私たちの体は成り立っている。そんな新しい「人体観」を、最先端の電子顕微鏡映像やコンピューターグラフィックスを駆使しながら伝えるシリーズ「人体」。第5集のテーマは“脳”だ。番組では、お笑い芸人で芥川賞作家でもある又吉直樹さんの脳を、世界最先端の技術で徹底的にスキャン。内部を走る電気信号の様子を、世界で初めて映像化した。その結果「ひらめき」に関わるとされる、特別なネットワークの正体が浮かびあがってきた。さらに「記憶力アップ」の鍵も解明されつつある。脳の“ある場所”で、新しい神経細胞が次々と生まれ、記憶力を高める重要な役割を果たしていることが分かってきたのだ。そのメカニズムの解明がさらなる研究へと波及し、認知症治療の新たな戦略も見えてきている。創造性やひらめき、意識や心も生み出す、究極のネットワーク臓器“脳”。その美しくも神秘的な世界に迫る。
ピョンチャンオリンピックのフィギュアスケート男子シングルで66年ぶりとなる五輪連覇をねらう羽生結弦選手(23)。金メダルに輝いたソチ五輪以降、世界最高得点を更新し続ける“絶対王者”だ。しかし、連覇への道は決して平坦ではない。最高難度の4回転ジャンプを武器に10代の若手選手たちが台頭。男子フィギュアスケート界はいま、複数の種類の4回転ジャンプを数多く成功させなければ勝利は
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ピョンチャンオリンピックのフィギュアスケート男子シングルで66年ぶりとなる五輪連覇をねらう羽生結弦選手(23)。金メダルに輝いたソチ五輪以降、世界最高得点を更新し続ける“絶対王者”だ。しかし、連覇への道は決して平坦ではない。最高難度の4回転ジャンプを武器に10代の若手選手たちが台頭。男子フィギュアスケート界はいま、複数の種類の4回転ジャンプを数多く成功させなければ勝利はつかめない時代に突入しているのだ。史上最高レベルの戦いとなるピョンチャンオリンピックで再び頂点に立つために。羽生選手を突き動かすのは「挑戦し続けなければ成長はない」という信念だ。番組では、自分自身の限界に挑む羽生結弦選手に密着。2大会連続金メダルという偉業に向けた戦いの中にどのような葛藤があったのか。そして挑戦するが故に起きた右足首のけがからどのように立ち上がろうとしているのか。半世紀以上誰もなしえなかったオリンピック連覇という壁を破ろうとする羽生結弦選手に迫る。
ピョンチャン五輪で金メダル最有力のスピードスケート「女子団体パシュート」。
今シーズンのW杯で3戦3勝、すべて世界記録を塗り替えるという快進撃を続けている。
3人が隊列を組んで、空気抵抗が大きい先頭を交代しながら2400m滑るパシュート。
金メダル争いは、日本とスケート王国オランダとの一騎打ちだ。オランダは個人種目トップ5の選手が並ぶ。一方、日本は個人種目でもメダ
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ピョンチャン五輪で金メダル最有力のスピードスケート「女子団体パシュート」。
今シーズンのW杯で3戦3勝、すべて世界記録を塗り替えるという快進撃を続けている。
3人が隊列を組んで、空気抵抗が大きい先頭を交代しながら2400m滑るパシュート。
金メダル争いは、日本とスケート王国オランダとの一騎打ちだ。オランダは個人種目トップ5の選手が並ぶ。一方、日本は個人種目でもメダルが期待される髙木美帆選手(23)以外は世界トップ10にすら入っていない。この実力差を覆す日本の武器は2つ。年間約300日帯同するチーム練習で培った「一糸乱れぬ隊列」。空気抵抗を極限まで抑えるため、時速50kmで選手の間隔は1mを切る。そしてオランダの半分の距離と時間で行う「高速の先頭交代」だ。
番組では、日本チームの戦略・滑りをVRや、最新のコンピューターシミュレーション技術などを駆使して徹底解剖。
今シーズン、金メダル獲得の秘策を練って賭けに出た日本チーム。悲願への道のりを記録する。
日本選手が躍進を遂げた冬季オリンピック・ピョンチャン大会。日本は、当初の目標を上回る4つの“金”を含む、史上最多のメダルを獲得。だがその活躍の裏側には、選手たちの知られざる心の葛藤があった。大怪我という逆境を乗り越え、連覇を成し遂げたフィギュアスケートの羽生結弦選手。ソチ五輪での惨敗を受けて、雪辱を期して臨んだ日本のスピードスケート、“心と技術”を鍛え上げ、500mでは
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日本選手が躍進を遂げた冬季オリンピック・ピョンチャン大会。日本は、当初の目標を上回る4つの“金”を含む、史上最多のメダルを獲得。だがその活躍の裏側には、選手たちの知られざる心の葛藤があった。大怪我という逆境を乗り越え、連覇を成し遂げたフィギュアスケートの羽生結弦選手。ソチ五輪での惨敗を受けて、雪辱を期して臨んだ日本のスピードスケート、“心と技術”を鍛え上げ、500mでは、小平奈緒選手が女性として初の金メダルを獲得した。また、個の力では劣るものの、組織力を活かして強豪・オランダを破って世界一に輝いた「女子団体パシュート」。番組では、これまで蓄積してきた密着取材映像と選手の単独インタビューを織り交ぜ、金メダル獲得までの苦闘の舞台裏に迫る。
やらなきゃならないのにどうすればよいのかわからない「働き方改革」。この大難問に“忖度なし、遠慮なし、利害関係なし”の「AIひろし」が再び立ち向かう!
NHKが独自に開発したAI(人工知能)を駆使して、日本が直面する課題の解決策を探るシリーズ、「AIに聞いてみた」。去年7月の第1回では、AIの分析結果から導かれた歯に衣着せぬ提言とマツコ・デラックス、有働由美子アナとの真
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やらなきゃならないのにどうすればよいのかわからない「働き方改革」。この大難問に“忖度なし、遠慮なし、利害関係なし”の「AIひろし」が再び立ち向かう!
NHKが独自に開発したAI(人工知能)を駆使して、日本が直面する課題の解決策を探るシリーズ、「AIに聞いてみた」。去年7月の第1回では、AIの分析結果から導かれた歯に衣着せぬ提言とマツコ・デラックス、有働由美子アナとの真っ向勝負が大きな話題となった。
第2回は、今話題沸騰の「働き方」がテーマ。「長時間労働をどう防ぐか」「どうやったら仕事の効率が上がるのか」・・・国会で、企業で、はたまた家庭で、侃々諤々の議論が巻き起こる働き方改革だが、なかなか根本的な解決策がない、まさに「どうすんのよ!?」状態。その難問に対する答えをはじき出すため「AIひろし」が格段にパワーアップ。人類の英知が詰まった学術論文5000万本、そしてニュース原稿250万件を学習。さらに、働き方に関する個人データをのべ21万人分投入して働き方を丸裸に。最新のセンサー機器を用いた実験も敢行。ある会社の全社員を2か月間完全密着。そこから導かれたのは、驚きの提言の数々だった!
海から5キロほど離れた宮城県石巻市内のある地区。ここに去年10月、およそ70人の犠牲者を悼む新たな慰霊碑が建てられた。海から離れたこの内陸の集落でなぜ、これほど多くの人が亡くなったのか…。最新の研究によると、深刻な被害をもたらしたのは「河川を遡上した津波」だったことがわかってきた。この地区のそばを流れる川の堤防が決壊し、集落に甚大な犠牲をもたらしたのだ。あの日、「河川津
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海から5キロほど離れた宮城県石巻市内のある地区。ここに去年10月、およそ70人の犠牲者を悼む新たな慰霊碑が建てられた。海から離れたこの内陸の集落でなぜ、これほど多くの人が亡くなったのか…。最新の研究によると、深刻な被害をもたらしたのは「河川を遡上した津波」だったことがわかってきた。この地区のそばを流れる川の堤防が決壊し、集落に甚大な犠牲をもたらしたのだ。あの日、「河川津波」は、海が見えない内陸のまち、いわば“死角”を次々と襲い、多くの犠牲者をだした。宮城県多賀城市では、都市に入り込んだ「河川津波」の恐ろしさも見えてきた。陸より速くまちに進入し、海を背に避難しようとした人たちの前に突如として出現。その後、海からの津波と合流し、コンクリートの建物や道路の間を流れて複雑な動きとなり、四方八方から人々を襲ったのだ。さらに、分析を進めると全国各地に同様の“死角”が数多く存在することがわかってきた。南海トラフ地震のシミュレーションでは、河川が街中に入り組む大阪府で、最大で13万人が犠牲になるという結果が出て、急ピッチで対策が進められている。番組では、当時の証言や映像によって「河川津波」を再現。今後、大きな被害をもたらすおそれがある「死角」を明らかにし、警鐘を鳴らす。
東京電力福島第一原子力発電所の事故によって放射性物質で汚染された区域はこの先どうなっていくのか?2016年3月に放送した「被曝の森~原発事故5年目の記録~」では、急速に家々を覆っていく植物や、昼間から住宅地に出現するイノシシなど、無人の町が野生に侵食されつつある衝撃の実態を明らかにした。放射性物質の生物影響に関する様々な研究報告も伝え、低線量被曝の謎に迫った。今回の番組
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東京電力福島第一原子力発電所の事故によって放射性物質で汚染された区域はこの先どうなっていくのか?2016年3月に放送した「被曝の森~原発事故5年目の記録~」では、急速に家々を覆っていく植物や、昼間から住宅地に出現するイノシシなど、無人の町が野生に侵食されつつある衝撃の実態を明らかにした。放射性物質の生物影響に関する様々な研究報告も伝え、低線量被曝の謎に迫った。今回の番組はその続編。
去年の春、被災地は新たな局面を迎えた。国による計画除染が終わり、広い範囲で一斉に避難指示が解除された一方で、山間部を中心に「帰還困難区域」として取り残される地域が生まれたのだ。その面積は340km2(東京23区の約半分)。対象となる住民は2万4千人に及ぶ。そうした「帰還困難区域」で、放射性物質はどのような影響をもたらしているのか?科学者による研究は、より深く、より多角化している。これまで調査されてこなかった高線量の森に踏み込み、生態系の中で放射性物質がどのように移動・残留しているのか、解明が進んでいる。科学者たちの挑戦や住民の思いを追いながら、その実態を記録する。
「死にたい。将来は夢も希望もない」「わたしは無感情人間だった。悲しいと言えなかった…」
津波で家族を失った子どもたちが、震災から7年経った今になって悲鳴を上げている。あの日、釜石で被災した当時3歳の女の子。津波から逃げる際に飲み込まれる家屋や遺体を目撃、さらに家族3人を亡くした。壮絶な体験をひとり抱えてきた震災後のある日、耐えきれず感情が爆発。体調不良を訴え不登校にな
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「死にたい。将来は夢も希望もない」「わたしは無感情人間だった。悲しいと言えなかった…」
津波で家族を失った子どもたちが、震災から7年経った今になって悲鳴を上げている。あの日、釜石で被災した当時3歳の女の子。津波から逃げる際に飲み込まれる家屋や遺体を目撃、さらに家族3人を亡くした。壮絶な体験をひとり抱えてきた震災後のある日、耐えきれず感情が爆発。体調不良を訴え不登校になった。10歳になった今になって、誰にも言えなかった体験やつらい気持ちをポツリポツリと語り始めている。被災地で、津波で家族を亡くした子どもは1800人近く。心身の不調を訴える子どもは後を絶たず、宮城県では不登校率が全国最悪レベルだ。こうした子どもたちは心の専門病院やNPOに駆け込んでいる。治療やケアを受け、親にも打ち明けられなかったトラウマ体験や気持ちを言葉で表現することで震災を受け止めようともがいているのだ。番組では支援の現場に密着、語り始めた「言葉」から最大の被災弱者とされる子どもたちが抱えてきた葛藤を見つめる。
東日本大震災から7年。被災地では、32兆円の巨額を投じて進む復興事業によって、かさあげが進み、仮設住宅から移り住む災害公営住宅もほぼ全てが完成。津波の被災地について政府は「復興の総仕上げ」の段階にあるとしている。そして、原発事故で被害を受けた福島では、大規模な除染が行われ、7割の地域で避難指示が解除された。しかし、今、被災地では想像を超えた事態が起きている。“終のすみか
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東日本大震災から7年。被災地では、32兆円の巨額を投じて進む復興事業によって、かさあげが進み、仮設住宅から移り住む災害公営住宅もほぼ全てが完成。津波の被災地について政府は「復興の総仕上げ」の段階にあるとしている。そして、原発事故で被害を受けた福島では、大規模な除染が行われ、7割の地域で避難指示が解除された。しかし、今、被災地では想像を超えた事態が起きている。“終のすみか”のはずの災害公営住宅では、体調を崩し孤立する高齢者が相次ぎ、働き盛りの世代も生計をたてられずに苦悩を深める。かさ上げした新たな街では、住民が戻らず、使う予定がたたない“空き地”が広がる未来が見え始め、人を呼び込むために新たに税金が投入されている。福島では自治体が「学校再開」を急ぐが、子どものいる若い世代の帰還は進まず、前途多難な状況が続いている。今回、私たちは宮城・岩手・福島の三県で2000人に迫る大規模な被災者アンケートを実施、被災地の今をルポしながら、震災7年の課題を徹底取材する。被災地の復興は、過疎化が進み新たな災害と向き合う全国にとってのモデルとなるのか。震災直後から被災地に入り取材を重ねてきた大越健介キャスターが各地を訪ね“復興”のあるべき姿を考えていく。
世界最悪レベルとなった東京電力福島第一原子力発電所の事故から7年。事故がなぜ、どのように起きたのか、今もなお謎が残されている。独自の取材と専門家による科学的検証を重ね、事故の真相に迫り続けてきたシリーズ「メルトダウン」。今回は、人工知能AIも使って、現場で人々がどう行動し何が起きたのか、ヒューマンファクターに迫る。
3つの原子炉がメルトダウンした後も続いていた放射性物
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世界最悪レベルとなった東京電力福島第一原子力発電所の事故から7年。事故がなぜ、どのように起きたのか、今もなお謎が残されている。独自の取材と専門家による科学的検証を重ね、事故の真相に迫り続けてきたシリーズ「メルトダウン」。今回は、人工知能AIも使って、現場で人々がどう行動し何が起きたのか、ヒューマンファクターに迫る。
3つの原子炉がメルトダウンした後も続いていた放射性物質の放出。東北地方だけでなく、一部は東京や千葉など関東地方にも届いた。なぜ放出は止まらなかったのか。一連の事故対応を記録したテレビ会議の発言や国や東京電力の間でやりとりされた数万枚のFAXなど、膨大な記録を読み解いていくと、新たな事実が浮かび上がってきた。想定外の事態が次々と発生したときに、人間は何に直面するのか、当時の現場をドラマで再現する。福島第一原発で進行した危機の実態を解明し、今に突きつけられた課題を探る。
体中の臓器がお互いに情報を交換することで私たちの体は成り立っている。そんな新しい「人体観」を、最先端の電子顕微鏡映像やコンピューターグラフィックスを駆使して伝える、シリーズ「人体」。第6集のテーマは“生命誕生”だ。母親の胎内で赤ちゃんはどうやって成長していくのか。実は、たった一つの受精卵が赤ちゃんに育つプロセスこそ、細胞が発する“メッセージ物質”が大活躍する舞台であるこ
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体中の臓器がお互いに情報を交換することで私たちの体は成り立っている。そんな新しい「人体観」を、最先端の電子顕微鏡映像やコンピューターグラフィックスを駆使して伝える、シリーズ「人体」。第6集のテーマは“生命誕生”だ。母親の胎内で赤ちゃんはどうやって成長していくのか。実は、たった一つの受精卵が赤ちゃんに育つプロセスこそ、細胞が発する“メッセージ物質”が大活躍する舞台であることが最先端の研究で分かってきた。最初に生まれる臓器は心臓。その後、細胞同士が次々とメッセージ物質を交わしながら、ひとりでに体が作られていく神秘的な様子が浮かび上がってきたのだ。さらに、胎内の赤ちゃんがメッセージ物質を使って、母親とまるで会話をするように情報をやりとりしていることも明らかに。いま、こうした胎内のメカニズムに学び、人工の臓器を作る研究も加速している。これまでほとんど知られていなかった生命誕生の壮大なドラマに迫る。
「人体」のフィナーレを飾る第7集は、これまで困難だったがんや心疾患などの病気の治療に挑む科学者たちの最前線に迫る。臓器同士がメッセージ物質を使って会話を繰り広げる人体の巨大ネットワーク。その研究において今最も注目されているのが、「エクソソーム」と呼ばれる1万分の1ミリほどの小さなカプセル。体中のあらゆる細胞が放出するこのカプセルには、様々な機能を持つメッセージが大量に詰
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「人体」のフィナーレを飾る第7集は、これまで困難だったがんや心疾患などの病気の治療に挑む科学者たちの最前線に迫る。臓器同士がメッセージ物質を使って会話を繰り広げる人体の巨大ネットワーク。その研究において今最も注目されているのが、「エクソソーム」と呼ばれる1万分の1ミリほどの小さなカプセル。体中のあらゆる細胞が放出するこのカプセルには、様々な機能を持つメッセージが大量に詰め込まれていて、私たちの健康や命を守る重要な役割を果たしている。一方でがん細胞もエクソソームを分泌しており、血管細胞に働きかけて酸素や栄養を供給させたり、免疫細胞を手なずけて攻撃を止めさせたりするなど、自らの増殖のために巧みに利用していることが分かってきた。そして今、医療の現場では、エクソソームなどのメッセージ物質をコントロールすることで、がんの転移を押さえ込んだり、傷ついた心筋細胞を再生したりするなど従来は不可能だった新たな治療法の開発が急ピッチで進んでいる。メッセージ物質を駆使した医療のパラダイムシフト。世界初公開の顕微鏡映像や迫力のCGを駆使して、健康長寿への最新の挑戦を伝える。
気づかぬうちに私たちの健康をむしばむ危険に警鐘を鳴らす「○○が危ない」シリーズの第4弾。今回のテーマは「毛細血管」。「末端の細い血管」くらいにしか考えられていなかったが、最近になって、身体活動の根幹を担う、極めて重要な存在であると注目されるようになってきた。
毛細血管の役割は、臓器や組織、細胞の1つ1つにまで酸素や栄養を届けること。途中で漏れが生じ、血液の通っていない
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気づかぬうちに私たちの健康をむしばむ危険に警鐘を鳴らす「○○が危ない」シリーズの第4弾。今回のテーマは「毛細血管」。「末端の細い血管」くらいにしか考えられていなかったが、最近になって、身体活動の根幹を担う、極めて重要な存在であると注目されるようになってきた。
毛細血管の役割は、臓器や組織、細胞の1つ1つにまで酸素や栄養を届けること。途中で漏れが生じ、血液の通っていない毛細血管が増えると、深刻な病や老化の大きな原因になることが判明したのだ。専門家はこの状態を“ゴースト血管”と名付け、対策を呼びかける。
ゴースト血管によってリスクが高まる病気は、認知症、骨粗鬆症、冷え性など、枚挙にいとまがない。さらに病気を治療するための薬の効き目も悪くなるという。また、ゴースト血管は美容にも大きく影響する。シワやたるみといったお肌の乱れの大きな原因になるのだ。
番組では、バイオイメージングという最新技術でとらえた毛細血管の映像やCGを駆使して、病気や老化につながるメカニズムを紹介すると共に、予防のための対策法もしっかりと伝える。
今回も、HP・データ放送による双方向リスクチェックや、ツイッターなどを通じて寄せられた疑問・質問に専門家が答えるといった、「視聴者参加型生放送」でお送りする。
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