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Sezon 1990
昔、正直で働き者のおじいさんが、山で木を切っていた。
昼になったので、おばあさんが作ったお弁当(焼きオムスビ2つ)を食べようと包みを開けたが、うっかりおむすびを転がしてしまい、木の下の穴に落としてしまった。
すると、穴の中から何やら可愛らしい歌声が聞こえてきたので、おじいさんはもう一つのおむすびを穴の中に転がした。聞こえてきた歌に夢中になっていると、おじいさ
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昔、正直で働き者のおじいさんが、山で木を切っていた。
昼になったので、おばあさんが作ったお弁当(焼きオムスビ2つ)を食べようと包みを開けたが、うっかりおむすびを転がしてしまい、木の下の穴に落としてしまった。
すると、穴の中から何やら可愛らしい歌声が聞こえてきたので、おじいさんはもう一つのおむすびを穴の中に転がした。聞こえてきた歌に夢中になっていると、おじいさんまで穴の中に転がり落ちてしまった。
落ちた所はネズミの屋敷で、おじいさんはネズミたちの餅つき踊りで熱烈歓迎され、きなこ餅をたくさん御馳走になった。帰りには、小判の詰まったお重をお土産にもらった。
自宅でたくさんの小判を前にして、おじいさんとおばんさんが大喜びしていると、それを見ていた隣のよくばり婆さんは、自分たちも真似して小判を手に入れようと計画した。
よくばり爺さんは、抱えきれないほどの沢山のおむすびを持って山に出かけた。穴を見つけたよくばり爺さんは、大量のおにぎりを穴に投入し、自分も無理やり穴に飛び込こんだ。
ネズミの屋敷に着いたよくばり爺さんは、餅つき踊りを披露されていたが、隙を見て小判を強奪しようと猫の鳴きまねをした。しかしその作戦は失敗し、よくばり爺さんはネズミたちに痛い目にあわされ、命からがら家に逃げ帰った。
その後は、よっぽど応えたのかあまり欲をかかなくなったそうだ。
昔、三重県桑名に、飴忠(あめちゅう)という飴屋がありました。
夏のある夜のことです。あめちゅうの親父が皆が寝静まったあと一服していると、「飴を一文ください」と一人の女が飴を買いに来ました。親父は夜中ではあったけれども快く飴を売ってやりました。
次の日、親父が銭勘定をしていると、銭箱の隅に樒(しきみ)の葉が入っているのです。そんな事が2、3日続き、流石に疑問を
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昔、三重県桑名に、飴忠(あめちゅう)という飴屋がありました。
夏のある夜のことです。あめちゅうの親父が皆が寝静まったあと一服していると、「飴を一文ください」と一人の女が飴を買いに来ました。親父は夜中ではあったけれども快く飴を売ってやりました。
次の日、親父が銭勘定をしていると、銭箱の隅に樒(しきみ)の葉が入っているのです。そんな事が2、3日続き、流石に疑問を感じた親父は「さてはあの女は狐か狸か」と思って、正体を見極めてやろうと次の晩を待つことにしました。
次の日は朝から雨で夜までずっと降り続きました。親父も「さすがにこの雨では狐らも諦めたろう」と思っていると、女が現れたのです。女が傘もささずにやってきたのに全く濡れていないことに気づいた親父は、こっそり女の後をつけてみることにしました。すると、浄土寺の方にきてすぅっと消えてしまったのです。
「やはり狐か狸だな!」と思った親父は、朝になると浄土寺の住職に狐退治を依頼しましたが、住職はもう一度最後まで見極めてみてはどうかと提案し、親父はしぶしぶもう一度最後まで確かめてみることにしました。
その夜、女をつけた親父は、女が寺の裏手にある無縁仏の墓の前で消えるのを目撃しました。「幽霊だったのか」と震える親父が土饅頭に耳を当ててみると、赤子の泣き声がします。住職に了解をとって掘り返してみると、墓の中で赤子が泣いているではありませんか。
この墓は5日前に浄土寺の前で亡くなった身重の女性のものだという住職は、「死んでから産まれた赤子を育てようと飴を買いに行ったのだろう」と言って、女を改めて供養しました。そして、飴屋の親父はその子を引き取って育てることにしました。
この話が広まって、あめちゅうの飴は「幽霊飴」として評判になり、今でも八月の地蔵盆では「幽霊飴」が売られているそうです。
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