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Season 1
千年の都・京都と、そこに暮らす人びとの暮らしには、長年に亘って研ぎ澄まされてきた美意識をいたるところに感じることができます。第1回の『京都画報』は、そうした京の美意識を、「自然の美」、「食の美」、「芸術の美」、「用の美」の面から取り上げ、紹介いたします。
ゲストには京都を代表する料亭 瓢亭 十四代当主、高橋英一さんと、華道
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千年の都・京都と、そこに暮らす人びとの暮らしには、長年に亘って研ぎ澄まされてきた美意識をいたるところに感じることができます。第1回の『京都画報』は、そうした京の美意識を、「自然の美」、「食の美」、「芸術の美」、「用の美」の面から取り上げ、紹介いたします。
ゲストには京都を代表する料亭 瓢亭 十四代当主、高橋英一さんと、華道 未生流笹岡家元、笹岡隆甫さんをお招きし、常盤貴子がお二人から興味深いお話をお聞きします。
また芸術にまつわる話題として、常盤さん、笹岡さんが2020年にリニューアルオープンした京都市京セラ美術館を訪問。京都の代表的な近代建築だった前身の旧京都市美術館から保存・継承された建築の魅力を。そして、3800点ものコレクションの中から、美人画の第一人者であり、近代を代表する女流画家であった上村松園の作品を中心に、京都の人びとの美術に対する熱い思いをお聞きします。 さらには、世界中のセレブリティーから絶大な支持を集める茶筒の老舗 開化堂 六代目、八木隆裕さんからは、京都の伝統工芸が持つ深い精神性を。また八木さんら伝統工芸を受け継ぐアーティストたちが推進する「GOON(ゴーオン)」プロジェクトも紹介。GOONの中心人物である西陣織の老舗 細尾 十二代目 細尾真孝さんの、世界を視野に入れた取り組みもご紹介します。
京都で神社仏閣などをめぐると数々の名庭に出会います。 そこで今回の『京都画報』では、常盤さんが作庭家の小川勝章さんから庭の魅力を学びながら、京の街を巡ります。
まず訪れたのは岡崎・平安神宮の神苑。手掛けたのは勝章さんの祖先で"近代日本庭園の先駆者"と呼ばれた七代目
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京都で神社仏閣などをめぐると数々の名庭に出会います。 そこで今回の『京都画報』では、常盤さんが作庭家の小川勝章さんから庭の魅力を学びながら、京の街を巡ります。
まず訪れたのは岡崎・平安神宮の神苑。手掛けたのは勝章さんの祖先で"近代日本庭園の先駆者"と呼ばれた七代目 小川治兵衛さんです。琵琶湖疏水を引き入れ、様々な仕掛けが施された約1万坪もの近代庭園の魅力についてたっぷり教えていただきます。
続いて訪れたのは妙心寺塔頭の退蔵院。こちらでは国の名勝・史跡に指定されている室町期に作庭された枯山水の"禅の庭"と、昭和40年代に作られた余香苑と呼ばれる"現代の庭"、それぞれの楽しみ方を教えていただきます。
さらには老舗和菓子屋にもお邪魔し、"町家の庭"を鑑賞。庭の見方を知れば京都の神社・仏閣巡りも益々興味深いものになるでしょう。
好評!常盤さんお気に入りのカフェ紹介では、寺町通の名店「スマート珈琲店」を訪問。レトロな洋食ランチを楽しみます!
卓越した職人技が生み出す京の和菓子。
四季の移ろいや歳時などを表現する繊細で美しい和菓子は、京の文化の奥深さを伝えてくれる存在です。
今回は常盤貴子さんが、和菓子の歴史や背景など、風雅な世界を巡ります。
まずは室町後期に京都で創業し、今も宮内庁御用達の老舗和菓子店へ。御所向かいにある落ちついた店舗で目にも美味しい和菓子をいただきます。
続いては上京区にある江
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卓越した職人技が生み出す京の和菓子。
四季の移ろいや歳時などを表現する繊細で美しい和菓子は、京の文化の奥深さを伝えてくれる存在です。
今回は常盤貴子さんが、和菓子の歴史や背景など、風雅な世界を巡ります。
まずは室町後期に京都で創業し、今も宮内庁御用達の老舗和菓子店へ。御所向かいにある落ちついた店舗で目にも美味しい和菓子をいただきます。
続いては上京区にある江戸中期の儒者・皆川淇園の学問所跡へ。ここは京都最古の花街、上七軒に店を構える老舗和菓子店四代目・太田達さんが、現代の知のサロンとして、茶会など様々な文化活動を繰り広げる拠点です。正月の菓子"花びら餅"を味わいながら、太田さん、常盤さん、そして華道家・写真家の池坊専宗さんの3人で、和菓子をテーマに様々な話がはずみます。
さらに左京区にある現存する日本唯一の金平糖専門店へ。独特の尖った形状を作り出すため、休みなく体を動かし続けるという職人の手業を紹介します。
最後は左京区・一乗寺の和菓子処へ。和菓子職人とパティシエの夫婦が生み出したスイーツは、インターネット通販で数ヶ月待ちという人気ぶり。進化を止めない最新の京の和菓子に迫ります。
常盤さんお気に入りのカフェコーナーは、ゼリーポンチで有名な四条河原町すぐの老舗喫茶店。レトロな佇まいとブルーの照明に照らされた幻想的な雰囲気の店内は、唯一無二の空間として長く人びとに愛されています。
今回の『京都画報』は、常盤貴子さんが「うつわ」をテーマに各所をまわります。 京焼・清水焼に代表されるように、京都は全国に知られた「焼物のまち」。人間国宝だった祖父・近藤悠三さんから父、そして自身と三代にわたり陶芸の道を歩む近藤高弘さんに、清水焼について、また京都で焼物が盛んになった理由についてもうかがいます。五条坂に遺る登り窯跡は、登り窯と作業場、煉瓦づくりの煙突が、操業当時の姿を留めたまま残されており、京都の焼物を語る上で欠かすことのできない文化的遺産であり必見です。 次に骨董を扱う店が軒を連ねる祇園・新門前通の老舗骨董店を訪ね、陶磁器の名品を拝見。同時に、骨董店での正しいマナーについてもお聞きします。 さらに名品だけではなく、日常使いのうつわにも触れたいと名刹・南禅寺の参道に佇む店へ。オーナーのセンスが光る、知る人ぞ知る名店で常盤さん自ら、普段使いのうつわをピックアップ。選んだうつわに盛る料理を担当するのは、京都を代表する老舗イタリアンシェフのご子息にして、自らもオーナーシェフとして独立し、京都イタリアン界に新風を吹き込む那須崇之さん。料理はもちろん、うつわを使いこなす美的センスに常盤さんも思わず唸ります ...! 常盤さんお気に入りのカフェ紹介は高瀬川沿いの名喫茶。1934(昭和9)年創業のクラシックな店内に流れる文化的な雰囲気は、画家・藤田嗣治、俳優・宇野重吉ら多くの著名人にも愛されました。
今回の『京都画報』は、一度は泊まってみたい京の憧れの宿を常盤貴子さんが訪れます。
まずは京都市役所近くに建つ京都屈指の名旅館へ。文豪・川端康成や三島由紀夫が定宿としていたまさに「至高の宿」です。女将の西村明美さんから江戸後期からの宿の歴史や、皇族、喜劇王チャップリンらが滞在した際の写真などを見せていただき、多くの文人が集う文化サロンとしての役割を担っていたという数々の
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今回の『京都画報』は、一度は泊まってみたい京の憧れの宿を常盤貴子さんが訪れます。
まずは京都市役所近くに建つ京都屈指の名旅館へ。文豪・川端康成や三島由紀夫が定宿としていたまさに「至高の宿」です。女将の西村明美さんから江戸後期からの宿の歴史や、皇族、喜劇王チャップリンらが滞在した際の写真などを見せていただき、多くの文人が集う文化サロンとしての役割を担っていたという数々のエピソードについても語っていただきます。
次に訪れるのは、哲学の道にもほど近い吉田山の麓に、堂々とした門を構える料理旅館。昭和天皇の義理の弟君である東伏見宮が京都帝国大学に入学され、その後も教鞭を取られるようになった事から、1932年(昭和7年)に別邸として建てられました。「和」と「洋」が見事に組み合わされ、高貴かつ重厚感あふれる建物です。大女将の中村京古さん、女将の中村知古さんが、訪れる方々に必ず渡すという"あるもの"とは...?
恒例のカフェコーナーは、吉田山荘と同じ敷地内に瀟洒な佇まいを見せるカフェ。緑に囲まれた清澄な空間は、時が静かに流れていくのを感じます。
今回の『京都画報』は、多様な京文化を形作る礎となった「御所文化」を常盤貴子さんが学びます。
京都市のほぼ中央に位置する京都御苑。苑内にある御所には1331年から1869年までの約500年間、天皇が住まわれ、江戸時代には東西約700m、南北約1,300mの広大な敷地に140もの宮家や公家の邸宅が立ち並んでいました。宮中の雅びやかな文化はやがて一般民衆へと広がり、多様な京
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今回の『京都画報』は、多様な京文化を形作る礎となった「御所文化」を常盤貴子さんが学びます。
京都市のほぼ中央に位置する京都御苑。苑内にある御所には1331年から1869年までの約500年間、天皇が住まわれ、江戸時代には東西約700m、南北約1,300mの広大な敷地に140もの宮家や公家の邸宅が立ち並んでいました。宮中の雅びやかな文化はやがて一般民衆へと広がり、多様な京文化を形作る礎となったのです。こうした御所から広まった文化について、宮中装束の調進と着装を司る衣紋道(えもんどう)山科流・30代家元後嗣の山科言親(やましな ときちか)さんに教えていただきます。
また大正時代に岡崎に建てられた山科家の別荘で、現在は日本文化伝承の拠点としても利用中の瀟洒な和風建築も訪問。さらに皇室ゆかりの扇子や蕎麦の老舗を訪ね、宮中との関わりについてお聞きしたり、職人の伝統技を見せていただきます。
恒例のカフェコーナーは今回も常盤さん好みのレトロで雰囲気のある喫茶店が登場します。
毎回番組での美しい着物姿が印象的な常盤貴子さん。着用の着物と帯は西陣織の逸品。高い技術力と優れたデザイン力は、国から伝統工芸品の指定を受けるなど、京都のみならず日本を代表する織物です。今回はそんな西陣織の世界を老舗問屋の若き社長が案内人となって、地元目線で案内していただける事に。
ベテランの手機(てばた)職人や、女性視点のアイデアでヒット商品を連発中の女性CGプログラ
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毎回番組での美しい着物姿が印象的な常盤貴子さん。着用の着物と帯は西陣織の逸品。高い技術力と優れたデザイン力は、国から伝統工芸品の指定を受けるなど、京都のみならず日本を代表する織物です。今回はそんな西陣織の世界を老舗問屋の若き社長が案内人となって、地元目線で案内していただける事に。
ベテランの手機(てばた)職人や、女性視点のアイデアでヒット商品を連発中の女性CGプログラマー、さらに後継者不足で風前の灯火となっているある工具を3Dプリンターで再現するプロジェクトに取り組む若手職人など、案内人太鼓判の凄腕職人さんが続々登場。また舌の肥えた西陣の旦那衆に愛される名料亭へも足を運びます。
常盤さんお気に入りのカフェコーナーは、全国からファンが押し寄せる西陣エリアの老舗喫茶へ。昭和レトロ感ただよう空気が訪れる客を癒やします。1時間たっぷりと新旧の西陣をご堪能下さい!
和食の中心地・京都。実はパンの消費量が全国で1、2を競うパン好きという"新しもん好き"な一面をもっています。今回は自身もパン好きの常盤貴子さん提案、京都のパン文化特集!
まず訪れたのは1913(大正2)年創業、日本にフランスのパン文化を持ち込むさきがけとなった京都を代表する老舗ベーカリー。創業者がパリ留学時に学んだ看板商品・レトロバゲットなどを紹介。さらにこちらのベー
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和食の中心地・京都。実はパンの消費量が全国で1、2を競うパン好きという"新しもん好き"な一面をもっています。今回は自身もパン好きの常盤貴子さん提案、京都のパン文化特集!
まず訪れたのは1913(大正2)年創業、日本にフランスのパン文化を持ち込むさきがけとなった京都を代表する老舗ベーカリー。創業者がパリ留学時に学んだ看板商品・レトロバゲットなどを紹介。さらにこちらのベーカリーのパンをお店で提供している老舗フランス料理店で、実際にバゲットを試食します。
続いて訪れたのはこちらも京都を代表する老舗ベーカリー。京都人のソウルフードともいわれる看板メニュー・カルネとは!?カルネと並ぶ看板メニュー・元祖ビーフカツサンドの2品を満開の桜咲く賀茂川畔でいただきます。
最後は、デニッシュ食パンブームの立役者といわれる祇園の名店。進化し続ける看板商品に驚きの連続!
恒例カフェコーナーも今回はパンつながり。惜しまれつつ閉店した老舗洋食店の名物・玉子サンドのレシピを受け継ぐ中京区の人気喫茶店。「喫茶文化を受け継ぐ」という心地よい空間に身を置き、ゆったりとした時の流れを過ごします。
世界的な"Withコロナ"の潮流の中、国内でも旅に出かけやすい環境が整いつつあります。きっと京都への旅を心待ちにしている方々も多いはず。
今回は旅の重要な要素である宿泊先に注目。"歴史と美"の観点からピックアップした極上の宿を常盤さんが訪れます。
まずは三井総領家・油小路邸跡に建つエレガントなホテルへ。二条城を一望できるスイートルームや、フランス料理と⽇本料理それぞ
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世界的な"Withコロナ"の潮流の中、国内でも旅に出かけやすい環境が整いつつあります。きっと京都への旅を心待ちにしている方々も多いはず。
今回は旅の重要な要素である宿泊先に注目。"歴史と美"の観点からピックアップした極上の宿を常盤さんが訪れます。
まずは三井総領家・油小路邸跡に建つエレガントなホテルへ。二条城を一望できるスイートルームや、フランス料理と⽇本料理それぞれの食材と調理法を融合・昇華させたイノベーティブな美食の世界を堪能。贅沢なステイを存分に愉しみながら、江戸時代から連綿と続く京都と三井家との歴史に触れます。さらに迎賓の広間「四季の間」の監修を手がける武者小路千家 家元後嗣の千宗屋さんから、床の間の室礼についてもお聞きします。
続いて訪れたのは旧御室御所として知られる真言宗 御室派総本山 仁和寺。境内の宿坊に宿泊すると、通常は非公開の国宝 金堂での朝の勤行に特別に参加可能。"世界遺産に泊まる"という京都ならではステイのカタチは、旅先でしか味わえない貴重な経験です。
カフェコーナーは、いつもと趣向を変えて常盤さんも初めてというベーカリーカフェを訪問します。
しつらいとは「室礼」とも書き、平安時代、宴・移転・女御入内などの晴れの日に、寝殿の母屋や庇 に調度類を配置して室内の装飾としたことが起源とされます。京都の歴史的景観のひとつ、京町家では今も毎年6月1日に、障子や襖などの建具から葦戸(よしど)や簾(すだれ)、網代などに変更する"建具替え"が行われ、家全体が「夏のしつらい」へと様変わりします。
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しつらいとは「室礼」とも書き、平安時代、宴・移転・女御入内などの晴れの日に、寝殿の母屋や庇 に調度類を配置して室内の装飾としたことが起源とされます。京都の歴史的景観のひとつ、京町家では今も毎年6月1日に、障子や襖などの建具から葦戸(よしど)や簾(すだれ)、網代などに変更する"建具替え"が行われ、家全体が「夏のしつらい」へと様変わりします。
今回は祇園祭の山鉾町に暮らす小島家を訪ねた常盤貴子さんが主の小島富佐江さんにインタビュー。少し不便を感じながらも、四季の移ろいと共に、豊かな感受性に満ちた生活の知恵が溢れた京町家での暮らしについてお聞きします。また和の暮らしを支える匠の技も見学。簾の名店を訪れ、蒸し暑い京都の夏を快適に過ごす工夫を教えていただきます。さらに伝統的な京町家を現代的に活用されている例として、京扇子の老舗を受け継ぐ若女将からお話をうかがったり、初夏の代表的なグルメ、鮎料理を仕出し料理の名店で堪能します。
恒例の常盤さんお薦めのカフェコーナー、今回は寺町通へ。大正ロマンを感じさせるレトロな店構えと、中庭をのぞむ和モダンなカフェで至福のひと時を過ごします。
2019年に発生した新型コロナウイルスは世界中で爆発的な感染を引き起こしました。京の夏を彩る祇園祭も感染拡大の影響を考慮し、応仁の乱や太平洋戦争以外に例がないという山鉾巡行の中止を決断。神事のみを行い、祭の起源でもある「疫病退散」を祈念してきました。
そして今年、3年ぶりに巡行の復活が決定。番組では祇園祭初体験の常盤貴子さんが長刀稚児をつとめた未生流笹岡家元
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2019年に発生した新型コロナウイルスは世界中で爆発的な感染を引き起こしました。京の夏を彩る祇園祭も感染拡大の影響を考慮し、応仁の乱や太平洋戦争以外に例がないという山鉾巡行の中止を決断。神事のみを行い、祭の起源でもある「疫病退散」を祈念してきました。
そして今年、3年ぶりに巡行の復活が決定。番組では祇園祭初体験の常盤貴子さんが長刀稚児をつとめた未生流笹岡家元 笹岡隆甫さんの案内で宵山の山鉾町を訪れ、絢爛豪華な山や鉾、風情あふれる屏風祭などを見学。千年以上にもおよぶ祇園祭の歴史に触れます。
7月17日の前祭当日は、目の前で山鉾巡行を見ながら町衆たちの熱い思いを実感します。さらに7月24日の後祭で196年ぶりに巡行に本格復帰した「鷹山」の雄姿や「稚児餅」や「鱧姿寿司」など、祇園祭とゆかりの深い逸品グルメも登場。様々な角度から祇園祭をお楽しみください。
友人・親戚との集い、時にはビジネスシーン...。様々なお付き合いの際に潤滑油となるのがセンスの良い「手みやげ」。せっかくなら相手が心から喜んでくれる品を贈りたいと誰しもが思うもの。そこで今回は常盤貴子さんが、誰からも喜んでもらえる京都らしい手みやげを探しに出かけます。
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友人・親戚との集い、時にはビジネスシーン...。様々なお付き合いの際に潤滑油となるのがセンスの良い「手みやげ」。せっかくなら相手が心から喜んでくれる品を贈りたいと誰しもが思うもの。そこで今回は常盤貴子さんが、誰からも喜んでもらえる京都らしい手みやげを探しに出かけます。 東山界隈では、創業300年を越える京麩の老舗や、京都ならではの"であいもん"である「ちりめん山椒」の人気店を訪問。京の台所、錦市場では川魚の老舗の逸品に加え、店舗近くで開業以来、わずか数年で京都屈指の人気鰻店となった直営の炭焼き鰻と土釜ご飯の店にも足を延ばし、関西風の香ばしい鰻に舌鼓。食べ物以外では日本屈指の名旅館が実際に使用する和モダンなアメニティーグッズの数々、そして和装小物のお店では、伝統的な"つまみ細工"も体験! さらに今回は雑誌『家庭画報』の編集長、千葉由希子さんが登場。本物を知る大人の女性向け雑誌の編集者として、厳選された品々を知る千葉さんならではの感性で、「おすすめの和食と手みやげ」を紹介していただきます。大人の"京の手みやげ"選びのご参考に!
日本を代表する歴史都市・京都には、寺社仏閣などの伝統建築はもとより、明治、大正、昭和初期に建てられた洋風建築も数多く残っており、近代建築の宝庫としても知られています。大規模な空襲が無かった事が主な理由ですが、1世紀にもわたって、京都の街並みに溶け込んできた数々の建築は、神社やお寺と同じく、京都の人びとに愛されてきました。
今回の『京都画報』は、建築好きの常盤貴子さ
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日本を代表する歴史都市・京都には、寺社仏閣などの伝統建築はもとより、明治、大正、昭和初期に建てられた洋風建築も数多く残っており、近代建築の宝庫としても知られています。大規模な空襲が無かった事が主な理由ですが、1世紀にもわたって、京都の街並みに溶け込んできた数々の建築は、神社やお寺と同じく、京都の人びとに愛されてきました。
今回の『京都画報』は、建築好きの常盤貴子さんが、今まで訪れた事の無い建物を訪ね、その魅力に触れます。案内いただくのは、京都工芸繊維大学名誉教授の中川理(おさむ)さん。建築史を専門とし、近代建築と都市文化との関係を幅広く研究、また近代建築の保存・活用にも精力的に取り組まれています。
京都のランドマーク的タワー建築から、明治期のメインストリートだった三条通に残る様々な近代建築、そして四条大橋をはさんで対峙するモダンな大衆建築まで。懐かしさだけでなく、今も現役で活躍する近代建築の魅力を、余すところなくお伝えします。
「侘茶(わびちゃ)」を大成した千利休(1522-1591)。2022年はその千利休生誕500年にあたります。利休が確立した"わび"、"さび"は現代にも通じる美意識であり、優秀なプロダクトデザイナーでもあった利休は、建築、伝統工芸、食文化など、広範囲にわたって、今も大きな影響を与え続けています。
今回の『京都画報』は、京都に数多く残る利休ゆかりの寺院などを訪ね、住職
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「侘茶(わびちゃ)」を大成した千利休(1522-1591)。2022年はその千利休生誕500年にあたります。利休が確立した"わび"、"さび"は現代にも通じる美意識であり、優秀なプロダクトデザイナーでもあった利休は、建築、伝統工芸、食文化など、広範囲にわたって、今も大きな影響を与え続けています。
今回の『京都画報』は、京都に数多く残る利休ゆかりの寺院などを訪ね、住職らに利休とお寺との関わりなどをお聞きします。また利休好みの伝統を受け継ぐ伝統工芸の職人技にも触れ、それらを通じて "京都の美意識"、その原点を再発見出来ればと思います。
常盤貴子の案内役に、『武士の家計簿』などの著作で知られる気鋭の歴史学者、磯田道史さんをお招きし、利休の功績についてわかりやすく解説いただきます。また利休の食文化への影響を、京都屈指と言われる茶懐石の名店に訪ねます。
日本を代表する歴史都市・京都には、全国的に知られる美術館や、国宝や重要文化財を多数有する社寺仏閣などに併設された美術館などが数多く存在します。また小規模ながら個性やセンスが光る美術館、アートギャラリー、老舗の料亭や旅館、一般家庭でも価値ある美術品を所有されている例も多く、いにしえより育まれた京都人の美への見識の深さを感じさせます。
今回は、そうした「ちいさな美術館
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日本を代表する歴史都市・京都には、全国的に知られる美術館や、国宝や重要文化財を多数有する社寺仏閣などに併設された美術館などが数多く存在します。また小規模ながら個性やセンスが光る美術館、アートギャラリー、老舗の料亭や旅館、一般家庭でも価値ある美術品を所有されている例も多く、いにしえより育まれた京都人の美への見識の深さを感じさせます。
今回は、そうした「ちいさな美術館」を常盤貴子さんが訪れ、日本画の名作や工芸品などを見学。その場所に収蔵されている背景や、作品に込められた思いを専門家にお聞きします。さらに京都を代表する老舗料亭では、魯山人作の器で京料理を味わう貴重な体験も。久しぶりの常盤さんお薦めカフェもお楽しみに!
京都の“美味しいもん”といえば枚挙にいとまがありませんが、今回ご紹介する“京漬物”もそのひとつ。豊かな水、肥沃な土に恵まれた京都では、昔から多くの伝統野菜が栽培され、寺院を中心に採食主義の文化が育まれてきたことなどから、バラエティ豊かな漬物文化が発展してきました。
中でも「千枚漬け」、「しば漬け」、そして京都ならではの「すぐき漬け」は“京の三大漬物”とも呼ばれ、京
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京都の“美味しいもん”といえば枚挙にいとまがありませんが、今回ご紹介する“京漬物”もそのひとつ。豊かな水、肥沃な土に恵まれた京都では、昔から多くの伝統野菜が栽培され、寺院を中心に採食主義の文化が育まれてきたことなどから、バラエティ豊かな漬物文化が発展してきました。
中でも「千枚漬け」、「しば漬け」、そして京都ならではの「すぐき漬け」は“京の三大漬物”とも呼ばれ、京都の食卓を彩る名脇役たち。そこで、すぐき農家が手間暇かけて漬ける「すぐき漬け」の製造工程から、一子相伝の職人技を受け継ぐ元祖千枚漬けの店、さらに老舗漬物店で教わる「ぬか床作り体験」までとことん深堀り!
また祇園の人気割烹では、千枚漬けと鯖寿司のマリアージュが生み出した京都らしさ満点の味を常盤貴子が実食。主役じゃないけど欠かせない、京漬物の魅力に迫ります。
▽カフェコーナーは落ち着いた大人の空間で美味しいコーヒーと絶品チーズケーキが楽しめる人気のカフェが登場します。
南北に広がる京都府。その最北端は日本海に面し、豊かな自然美と滋味溢れる海や山の幸に恵まれ、一般的な京都という響きが持つイメージを良い意味で裏切ってくれるエリア。歴史も古く、稲作や日本酒醸造もこの地方で始まったと伝わります。
今回はそんな"もうひとつの京都"の美食と絶景に出会う旅に常盤貴子が出かけます。
日本三景のひとつ天橋立(あまのはしだて)、自然が創り出した穏やか
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南北に広がる京都府。その最北端は日本海に面し、豊かな自然美と滋味溢れる海や山の幸に恵まれ、一般的な京都という響きが持つイメージを良い意味で裏切ってくれるエリア。歴史も古く、稲作や日本酒醸造もこの地方で始まったと伝わります。
今回はそんな"もうひとつの京都"の美食と絶景に出会う旅に常盤貴子が出かけます。
日本三景のひとつ天橋立(あまのはしだて)、自然が創り出した穏やかな内海と1階に船を直接つけられる舟屋建築が織りなす「伊根の舟屋」風景など、心洗われる景観を紹介。伝統的な舟屋建築を改築したモダンな宿にも足を延ばします。
また冬のこの時期の美食といえば間人(たいざ)に代表される蟹のシーズン。さらに脂ののった鰤(ぶり)しゃぶなど、海の幸を中心に美食にも事欠きません。文人たちが愛した古刹も多く、現在も天橋立の景観に魅せられ、東京から移住した世界的に知られるアーティストや、海沿いのワイナリーで100年後を見据えたワイン造りに励む旅館オーナーなど、この地を愛し、共生する人びとのライフスタイルにも迫ります。
歴史的に見て、日本には牛肉を食べる習慣がほぼ無かったと考えられていますが、実は京都はかなり昔から、質の高い高級牛肉の産地だった事はあまり知られていません。
鎌倉時代末期、当時の日本の名牛を品評した絵巻には、既に「丹波牛は、但馬牛によく似ており、近年は逸物が多い」と記されています。江戸末期頃からの西欧文明の急劇な流入に伴い、日本でも徐々に肉食文化が広がっていきました。パ
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歴史的に見て、日本には牛肉を食べる習慣がほぼ無かったと考えられていますが、実は京都はかなり昔から、質の高い高級牛肉の産地だった事はあまり知られていません。
鎌倉時代末期、当時の日本の名牛を品評した絵巻には、既に「丹波牛は、但馬牛によく似ており、近年は逸物が多い」と記されています。江戸末期頃からの西欧文明の急劇な流入に伴い、日本でも徐々に肉食文化が広がっていきました。パン消費量で常に全国トップを争うなど、以外に"新しモノ好き"の府民性を持つ京都は、全国に先駆け、積極的に牛肉食を取り込みました。そうした先取の気性は現在も脈々と受け継がれ、京都府全域には、多くの肉料理の名店が軒を並べます。今回は、そうした京都の"牛肉文化"に焦点をあてます。
近年、ブランド畜産品として注目を集める"京都肉"を生産する京都丹波牧場の平井和恵さんが今回の案内役。神戸牛や近江牛ほどの知名度はありませんが、世界的にも注目を集める"京都肉"の美味しさには、常盤貴子さんも驚き!京都でも有数の歴史を持つ「すき焼き」店から高級ステーキ、そして庶民派肉グルメまで!バラエティに富んだ京都の名店を訪問。牛肉文化の歴史・奥深さに触れると同時に、各店自慢の肉料理を味わい尽くします。
毎回恒例「 常盤貴子お薦めのカフェコーナー 」では、こだわりの名喫茶をご紹介!
京都に春の訪れを告げる「都をどり」。寛永年間より八坂神社の門前町として栄えた祇????園町にある花街・祇????園甲部の芸妓・舞妓が一堂に会し、四季を表現した舞台で艶やかに舞う様は絢爛豪華そのもの。長く厳しい冬のあと、うららかな春を迎える、まさに京都の風物詩のひとつです。
第149回を迎える今年の「都をどり」は、耐震工事を終えた祇????園甲部歌舞練場で7年ぶりに
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京都に春の訪れを告げる「都をどり」。寛永年間より八坂神社の門前町として栄えた祇????園町にある花街・祇????園甲部の芸妓・舞妓が一堂に会し、四季を表現した舞台で艶やかに舞う様は絢爛豪華そのもの。長く厳しい冬のあと、うららかな春を迎える、まさに京都の風物詩のひとつです。
第149回を迎える今年の「都をどり」は、耐震工事を終えた祇????園甲部歌舞練場で7年ぶりに開催。コロナ禍での中止という試練も乗り越えた柿落としの公演に対する京舞井上流 五世家元・井上八千代さんの思いや、厳しい稽古に励む芸妓・舞妓の姿を紹介します。
さらに常盤貴子さんの知人でもある現役の芸妓・槇子さんが新しく生まれ変わった歌舞練場を案内。また祇????園甲部界隈は全国の食通たちを唸らせるグルメ激戦区でもあります。 今回は京都のハレの日にかかせない「さば寿司」やニンニクやスパイスを極力使わない京風中華など、花街ならではの美食の名店をご紹介します。
竹は建材や茶道具等の材料である竹材や、春の味覚としてかかせないタケノコなど、日本の伝統文化を構成する際に欠かすことのできない主要な素材。
京都府の西部に位置する乙訓(おとくに)地域は、京都市中心部から電車でわずか10分。「かぐや姫」伝説発祥の地と言われるほど豊かな竹林に恵まれ、この地で産出される最高級の竹が、京文化の発展を側面から支えてきました。今回は京都市内の竹
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竹は建材や茶道具等の材料である竹材や、春の味覚としてかかせないタケノコなど、日本の伝統文化を構成する際に欠かすことのできない主要な素材。
京都府の西部に位置する乙訓(おとくに)地域は、京都市中心部から電車でわずか10分。「かぐや姫」伝説発祥の地と言われるほど豊かな竹林に恵まれ、この地で産出される最高級の竹が、京文化の発展を側面から支えてきました。今回は京都市内の竹細工の名店や和洋を問わず持てると人気の竹かごバックの店を訪問し、竹の魅力について話をお聞きします。
また乙訓エリアに足を延ばし、タケノコ農家やタケノコ料理の老舗と隠れ家フレンチの人気店へ。和と洋、それぞれ持ち味を活かした究極の地産地消のグルメを堪能します。
恒例の常盤貴子お薦めのカフェコーナーは、京都最古の花街・上七軒(かみしちけん)近くのレトロ喫茶が登場。
竹は建材や茶道具等の材料である竹材や、春の味覚としてかかせないタケノコなど、日本の伝統文化を構成する際に欠かすことのできない主要な素材。
京都府の西部に位置する乙訓(おとくに)地域は、京都市中心部から電車でわずか10分。「かぐや姫」伝説発祥の地と言われるほど豊かな竹林に恵まれ、この地で産出される最高級の竹が、京文化の発展を側面から支えてきました。今回は京都市内の竹細工の名店や和洋を問わず持てると人気の竹かごバックの店を訪問し、竹の魅力について話をお聞きします。
また乙訓エリアに足を延ばし、タケノコ農家やタケノコ料理の老舗と隠れ家フレンチの人気店へ。和と洋、それぞれ持ち味を活かした究極の地産地消のグルメを堪能します。 恒例の常盤貴子お薦めのカフェコーナーは、京都最古の花街・上七軒(かみしちけん)近くのレトロ喫茶が登場。
各宗派の総本山が集結し、市内だけでも1500を超える寺院が存在する京都は、他府県に例を見ないほど多くの仏師が暮らす町。
今回は常盤貴子が、そうした仏師の工房を訪ね、仏の御姿を彫り出す仕事ぶりを拝見。また女性仏師・松久佳遊さんと共に皇室との関わりが深い"御寺"泉涌寺(みてら
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各宗派の総本山が集結し、市内だけでも1500を超える寺院が存在する京都は、他府県に例を見ないほど多くの仏師が暮らす町。
今回は常盤貴子が、そうした仏師の工房を訪ね、仏の御姿を彫り出す仕事ぶりを拝見。また女性仏師・松久佳遊さんと共に皇室との関わりが深い"御寺"泉涌寺(みてら せんにゅうじ)を訪ね、2つの塔頭寺院で仏像鑑賞のポイントをお聞きします。
さらに洛西の知る人ぞ知る寺院にも足を延ばし、平安期に造られた国宝仏像も見学。今回は特別に松久佳遊さんの工房で、截金(きりかね)と呼ばれる仏像・仏画の装飾技法も見せていただきます。佳遊さんの姉、真やさんは、風前の灯だった伝統技法を復活させ、未来に受け継ごうとされています。その超細密な技法は圧巻の一言。
グルメも仏像にちなんだ一品を紹介。かつて京都・方広寺には豊臣秀吉が建立した奈良・東大寺を凌ぐ規模の大仏がありました。方広寺のすぐ隣に位置し、秀吉も草鞋を脱いで食したという老舗で、看板料理「鰻の雑炊」を味わいます。
大人気の常盤貴子お薦めのカフェコーナーには、哲学の路の近くに佇む古書に囲まれたカフェが登場。
京が生んだ江戸期の天才絵師・伊藤若冲。代表作の「動植綵絵(どうしょくさいえ)」は、花鳥画の傑作として、2021年、国宝に指定されるなど、その評価はゆるぎないものとなっています。今回は若冲が生まれ育ち、数々の名作を生みだした京都で縁深い場所を常盤貴子が訪ね、知られざる若冲の一面に触れます。
まず訪れたのは京都を代表する禅宗寺院・相国寺。歴史ある名刹で行われる法要「観
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京が生んだ江戸期の天才絵師・伊藤若冲。代表作の「動植綵絵(どうしょくさいえ)」は、花鳥画の傑作として、2021年、国宝に指定されるなど、その評価はゆるぎないものとなっています。今回は若冲が生まれ育ち、数々の名作を生みだした京都で縁深い場所を常盤貴子が訪ね、知られざる若冲の一面に触れます。
まず訪れたのは京都を代表する禅宗寺院・相国寺。歴史ある名刹で行われる法要「観音懺法(かんのんせんぼう)」に、特別な技法で複製された「動植綵絵」30幅の精巧なレプリカが掛けられます。なぜ、若冲の作品が法要に使われるのか、なぜレプリカなのか、若冲と相国寺の深い絆について伺います。
また日本有数の若冲コレクションを誇る美術館を訪れ、若冲の有名な鶏の墨絵と、何と初音ミクとのコラボレーションを見学。描いたのは京都の老舗着物工房の絵師。伝統技能と現代ポップカルチャーの融合は、時空を超え、現代にも大きな影響を与え続ける、若冲の"異能"がなせる技といえるかもしれません。
今回のグルメは"京の台所"であると同時に、全世界から多くの観光客を惹きつける錦市場で、若冲ゆかりの和食を。
そして、恒例のカフェコーナーでは、山小屋風のインテリアが特徴的な人気レトロ喫茶が登場します。
京の夏を彩る祇園祭。そのクライマックスともいえる山鉾巡行は、1966年から半世紀近く7月17日に合同巡行という形で行われてきましたが、従来の前祭(さきまつり)・後祭(あとまつり)の形態に戻そうという機運が高まり、2014年から現在の形となっています。それは八坂神社から3基の神輿を渡御(とぎょ)し、四条寺町の御旅所(おたびしょ)へお迎えする神幸祭(しんこうさい)、そして、
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京の夏を彩る祇園祭。そのクライマックスともいえる山鉾巡行は、1966年から半世紀近く7月17日に合同巡行という形で行われてきましたが、従来の前祭(さきまつり)・後祭(あとまつり)の形態に戻そうという機運が高まり、2014年から現在の形となっています。それは八坂神社から3基の神輿を渡御(とぎょ)し、四条寺町の御旅所(おたびしょ)へお迎えする神幸祭(しんこうさい)、そして、再び神社へ戻られる還幸祭(かんこうさい)に先立つ、山鉾巡行本来の姿への復活でもありました。
今回は山鉾町では「本祭(ほんまつり)」と呼ばれる後祭を特集。常盤貴子がしっとりとした風情の宵山(よいやま)を訪れ、2022年に196年ぶりの復帰を果たした鷹山(たかやま)の2年目となる巡行へのぞむ町衆たちの熱い想いをお伺いします。
また鷹山御神体の能衣装を新調した、職人たちの仕事ぶりを拝見したり、鷹山町内にあるミシュラン・ビブグルマン獲得の"ちらし寿司"の名店を訪問。
さらに名建築の誉れ高い京都府庁 旧本館内に新たにオープンしたカフェもご紹介します。
京都には京友禅、京漆器、京仏具など、貴族や神社仏閣で愛用され、高貴で美しく特別な日に使う逸品が数多くあります。その一方、庶民の間でも日常で使う茶碗や皿など、生活の中に美を見出す"用の美"という考え方が根付いています。今回は、そうした普段使いの逸品を"美の生活遺産"
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京都には京友禅、京漆器、京仏具など、貴族や神社仏閣で愛用され、高貴で美しく特別な日に使う逸品が数多くあります。その一方、庶民の間でも日常で使う茶碗や皿など、生活の中に美を見出す"用の美"という考え方が根付いています。今回は、そうした普段使いの逸品を"美の生活遺産" と捉えてご紹介。
最初に訪れたのは、京都・五条坂にある河井寛次郎記念館。学芸員でもある河井寛次郎のお孫さんから、「暮しが仕事 仕事が暮し」の言葉を残した河井寛次郎についてお聞きするとともに、実用に即した素朴かつ重厚な作品を拝見します。
続いて訪れたのは、三条大橋すぐそばにある看板の無いお店。店先には棕櫚(しゅろ)のホウキやタワシがずらりと並ぶ様は、まさに"用の美"。今まで見たことも無い用途の刷毛の一種に、常盤さんも思わず「京都ならでは」と驚嘆!
さらに足を延ばし、素材選びの段階から完全オーダーメイドの箸の誂え専門店で、使いやすく美しい箸を体感。
最後はミシュランの星を持つ高級カウンター懐石の店へ。料理人たちがこぞって愛用する鍛金(たんきん)工房の酒器や鍋を使った料理を堪能し、"用の美"を体感します。
大人気カフェコーナーは、日本を代表する映画スターが愛した北区の喫茶店。古いヨーロッパ映画に出てきそうな琥珀色の空間が広がります。
京都には老舗からイノベーティブな店まで、国内外の美食家たち垂涎のハイレベルな京料理の店が数多く存在します。今回は美食の秋にふさわしく、今注目の料理人たちが営む、予約の取れない3軒の京料理店を常盤貴子が探訪。
まずは訪れたのは、京都屈指の文化ゾーン・岡崎にあるカウンター割烹。若き店主は、京の名門料亭で10年修業した後、NYや京中華の名店でも研鑽を積み、2021年に開
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京都には老舗からイノベーティブな店まで、国内外の美食家たち垂涎のハイレベルな京料理の店が数多く存在します。今回は美食の秋にふさわしく、今注目の料理人たちが営む、予約の取れない3軒の京料理店を常盤貴子が探訪。
まずは訪れたのは、京都屈指の文化ゾーン・岡崎にあるカウンター割烹。若き店主は、京の名門料亭で10年修業した後、NYや京中華の名店でも研鑽を積み、2021年に開業。わずか2年でミシュラン1つ星を獲得した予約困難店の看板メニューは、中華の定番「チャーシュー」。食べると確かに和を感じる、現代の京料理に感心しきり。
次に訪ねたのは、西陣の天ぷら懐石。店主は祖父の下で修業後、さらに京の名料亭でも腕を磨き、2021年に店舗をリニューアルしてオープン。コースの要、祖父から受け継いだ「豆腐の天ぷら」をはじめ、伝統と革新を体現する料理に常盤さんも大満足。
最後に訪れたのは、哲学の道近くの京町家。昆布、カツオ、マグロの出汁の飲み比べから始まるコースは、京野菜の煮物から締めの親子丼まで、「調味料は一切使わない」という極限まで出汁にこだわるスタイル。「出汁の概念が変わる」と常盤さんも驚嘆。伺ったいずれの店からも、令和流に進化した京料理の今を感じました。
人気のレトロ喫茶コーナーは五条坂へ。昭和レトロな雰囲気が漂う店内はゆったりとした空間と相まって、つい長居したくなるような心地よさに満ちています。
以前の放送で好評を博した「京の庭」。第2弾は常盤貴子が秋の京都で、芸術家ゆかりの名庭を訪ねます。案内役は前回と同じく作庭家の小川勝章さん。
まずはJR京都駅近く、東本願寺の飛地境内の庭園・渉成園へ。1万坪の広大な庭園は、街中の喧騒とは一線を画した静寂の時が流れます。また持仏堂の襖絵は、版画家
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以前の放送で好評を博した「京の庭」。第2弾は常盤貴子が秋の京都で、芸術家ゆかりの名庭を訪ねます。案内役は前回と同じく作庭家の小川勝章さん。
まずはJR京都駅近く、東本願寺の飛地境内の庭園・渉成園へ。1万坪の広大な庭園は、街中の喧騒とは一線を画した静寂の時が流れます。また持仏堂の襖絵は、版画家 棟方志功が描いたもの。力強いタッチは庭園の雄大さと相まって堂々とした風格を感じます。
続いては勝章さんの祖先で、名作庭家として名高い七代目小川治兵衛が手がけた庭を巡るため、左京区・岡崎へ。白川沿いに佇む「並河靖之七宝記念館」は,七代目が30代半ばで手掛けたいわば原点ともいえる庭。おなじ岡崎エリアで、七代目作庭の庭と「関西近代建築の父」武田五一建築の貴重なコラボレーションが楽しめる白河院跡も訪れ、食事を楽しみます。
最後に向かったのは哲学の道に近い白沙村荘 橋本関雪記念館。日本画壇の大家・橋本関雪が、自らの設計で画室を備えた邸宅としてつくり上げた創作の理想郷。中核をなす2階建ての画室「存古楼」からは如意ヶ岳・大文字山を正面に、東山連峰の絶景を楽しむことができます。
常盤さんお薦めのカフェは南禅寺界隈、ヴィンテージマンションの半地下にあるカフェ。オーナーごのみのアンティークの器でサーブされるスコーンやアップルパイもおすすめです。
節(せち)、季節の変わり目の祝いをする日の御馳走として、日本の食文化に 定着してきた"おせち料理"。時代の移り変わりと共に、かつて全国の家庭で見られた手作りのおせち料理で、三が日を祝う文化は様変わりしてきています。
そこで今回の『京都画報』は「京都のおせち文化」をテーマにしました。その本来の意味を探ると共に、ハレの日を彩る様々な目出度いおせちを、京都を代表する名料亭で堪能。そして現代の生活スタイルにマッチした、新たな家庭でのおせち料理のあり方を、これも仕出し料理の老舗で、常盤貴子が教えていただきます。24時間で作れるおせち19品目は必見です。
また御所南で江戸末期からお味噌を作り続ける老舗で、京都の白味噌文化についてもお聞きします。
常盤貴子お薦めのカフェは、五条坂近く、元陶芸工房だった築二百年の町家を改装した、超人気カフェをご紹介します。
京都は"手しごと"の街。いにしえから現在に至るまで、時代時代の匠たちが作品を生み出しています。今回、取り上げるのは"漆器"。京漆器と言えば、豪華絢爛な蒔絵(まきえ)を施した作品をイメージしますが、今回ご紹介するのはモダンな作風で、普段使いも可能な漆クラフトたち。
まずは京都府南部・宇治市にある人間国宝・村山明(むらやま・あきら)さんの工房へ。村山さんの作品は、緻密
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京都は"手しごと"の街。いにしえから現在に至るまで、時代時代の匠たちが作品を生み出しています。今回、取り上げるのは"漆器"。京漆器と言えば、豪華絢爛な蒔絵(まきえ)を施した作品をイメージしますが、今回ご紹介するのはモダンな作風で、普段使いも可能な漆クラフトたち。
まずは京都府南部・宇治市にある人間国宝・村山明(むらやま・あきら)さんの工房へ。村山さんの作品は、緻密な計算の中に遊び心を潜ませた温かみが感じるまさに"一生もの"の漆クラフトです。続いては漆を使ったアクセサリーなどを手掛ける若手作家、安成晶(やすなり・あき)さんの元へ。木漏れ日や雨粒のような日々の一瞬の美しさを切り取った作品は、新たな漆の可能性を感じます。
最後は京都市北部、花背(はなせ)に工房を構える川勝五大(かわかつ・ごだい)さんを訪ねます。"普段使いできる器"をモットーにした漆器は、使い込むほどに味わいを増し、愛着を覚える逸品へと育っていきます。グルメは村山さんの工房近く、宇治市の名刹 黄檗山 萬福寺(おうばくさん まんぷくじ)で、精進料理の一種「普茶料理(ふちゃりょうり)」をいただきます。
今回は京都屈指の歴史を誇るジャズ喫茶。5000枚を超えるレコードのコレクション、チック・コリアら名アーティストが弾いたピアノが置かれ、ジャズファンならずとも一度は訪れたい名店です。
京都の甘味といえば和菓子が思い浮かびますが、それだけにあらず。洋菓子の世界でも、全国に知られる菓舗から、地元で愛され続ける名店、進化形スイーツを提供するニューウェーブ系まで、様々な店が立ち並ぶ超激戦区です。今回はそんなスイーツ天国・京都在住のライターが、"地元住み"だからこそできるきめ細かい取材の中で、今最も推す店に常盤さんを案内します。
京都人が愛したおばあちゃ
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京都の甘味といえば和菓子が思い浮かびますが、それだけにあらず。洋菓子の世界でも、全国に知られる菓舗から、地元で愛され続ける名店、進化形スイーツを提供するニューウェーブ系まで、様々な店が立ち並ぶ超激戦区です。今回はそんなスイーツ天国・京都在住のライターが、"地元住み"だからこそできるきめ細かい取材の中で、今最も推す店に常盤さんを案内します。
京都人が愛したおばあちゃんの味を孫が引き継ぐタルトタタンの名店に、コース形式で提供される予約制の朝菓子スイーツ。そして、京丹波産の素材にこだわるオーガニックな焼き菓子、さらにパリに本社を置く有名食料品ブランドが手掛ける、世界2店目のホテルで最高級アフタヌーンティー...。スイーツ好きにとっては、まさに極上の旅へと誘います。
大人気のカフェコーナーは特別編・ライターおすすめ、高台寺近くのネオレトロ感が心地よい人気カフェが登場します。
京都で食べたいものといえば「京豆腐」もそのひとつ。良質で豊富な水に恵まれた京都の豆腐は独特のなめらかさが特徴。町中には、昔ながらの家族経営を続ける町の豆腐屋さんから、湯豆腐など豆腐をメインとした料理店もたくさん。かまどで薪を炊き、昔ながらの豆腐をつくり続ける洛中の人情あふれるお豆腐屋さんから、江戸時代から続く老舗の湯豆腐、京都のおばんざいに欠かせない"お揚げ"の名店など
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京都で食べたいものといえば「京豆腐」もそのひとつ。良質で豊富な水に恵まれた京都の豆腐は独特のなめらかさが特徴。町中には、昔ながらの家族経営を続ける町の豆腐屋さんから、湯豆腐など豆腐をメインとした料理店もたくさん。かまどで薪を炊き、昔ながらの豆腐をつくり続ける洛中の人情あふれるお豆腐屋さんから、江戸時代から続く老舗の湯豆腐、京都のおばんざいに欠かせない"お揚げ"の名店などなど。そして龍にちなんだお豆腐の精進料理にも挑戦!常盤貴子が、シンプルかつ奥深い「京のお豆腐」についてたっぷりと学びます。
恒例の常盤貴子お薦めのカフェコーナーは、バリスタ日本チャンピオンが経営する大人気店をご紹介。"バリスタ界のエンターテイナー"と呼ばれるオーナーの遊びごころ溢れるおもてなしの精神と、美味しいコーヒーが心地よい一軒です。
今回は「香り」をテーマに、常盤貴子が京の町を巡ります。日本の香り文化は古代、南方の国々から日本に渡ってきた香木が始まりとされています。その後、宗教の場で用いる「薫香」に端を発し、貴族等の教養・文化として洗練を遂げながら発展してきました。さまざまな伝統文化が今も息づく京都において、香りは今も日々の暮らしとわかちがたく結びついています。
常盤さんが案内役の茶道家・千葉
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今回は「香り」をテーマに、常盤貴子が京の町を巡ります。日本の香り文化は古代、南方の国々から日本に渡ってきた香木が始まりとされています。その後、宗教の場で用いる「薫香」に端を発し、貴族等の教養・文化として洗練を遂げながら発展してきました。さまざまな伝統文化が今も息づく京都において、香りは今も日々の暮らしとわかちがたく結びついています。
常盤さんが案内役の茶道家・千葉吉美さんとともにまず訪れたのは、京都有数のお香の老舗。続いて日本で唯一という「匂い袋」の専門店、さらに現代にマッチした香りを提案するニューフェイスも登場し、奥深い「和の香り」について学びます。
グルメはフレンチ出身のシェフが提供する食材本来の香りを大切した日本食の注目店。大人気、カフェコーナーは、京都最大の花街・祇園甲部にある喫茶店。超がつく一等地でありながら、宝飾店の2階という立地のせいか、知る人ぞ知る存在。広い店内にゆったりと配置されたソファで時間を気にせず、おいしいコーヒーやゼリーなどが楽しめる穴場の名店です。
伝統工芸をはじめとする京都の職人たちの技は、貴族や公家、文化人等からのオーダーを形にする「あつらえ」を通じて、現代まで発展・継承を続けてきました。今も神社仏閣、茶道、華道など、伝統文化が息づく京都には「あつらえ」の文化が脈々と受け継がれています。
20代の頃から公私を問わず、幾度となく京都を訪れている常盤さんにとっても、「あつらえ文化」は憧れの一つ。先ずは京うちわ
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伝統工芸をはじめとする京都の職人たちの技は、貴族や公家、文化人等からのオーダーを形にする「あつらえ」を通じて、現代まで発展・継承を続けてきました。今も神社仏閣、茶道、華道など、伝統文化が息づく京都には「あつらえ」の文化が脈々と受け継がれています。
20代の頃から公私を問わず、幾度となく京都を訪れている常盤さんにとっても、「あつらえ文化」は憧れの一つ。先ずは京うちわの老舗を訪れ、伝統的な製造工程を見学し、繊細な京うちわならではの「風」の違いを実感。「あつらえ」の楽しみ方について学びます。
さらに、現代生活にマッチした履物や草履などをプロデュースする若手職人や、現在のライフスタイルに合った掛け軸を提案する表具店など工房を巡り、「あつらえ」の真髄に触れます。
京都最大の花街・祇園で、食べたい食材を、食べたい量だけ、お好みの調理法で提供する究極のオーダーメイド・イタリアンが登場。大人気カフェコーナーは、賀茂川沿いの純喫茶。ブラウンパンでサンドしたフルーツサンドとブレンドコーヒーを味わい、ゆったりと流れる穏やかなひとときを楽しむことができます。
今回の『京都画報』は、限定でしか見ることができない住宅建築の名作を訪ねます。
最初に訪れたのは、常盤貴子も塀越しに仰ぎ見ていた憧れの洋館!築100年を経た今も多くの人びとを惹きつけて止まない、老舗百貨店創業者の邸宅。その敷地に遂に足を踏み入れます!
次に訪れたのは、大阪府に接する大山崎。利休が携わった現存する唯一の茶室(国宝)を訪ねます。そして、大正・昭和期
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今回の『京都画報』は、限定でしか見ることができない住宅建築の名作を訪ねます。
最初に訪れたのは、常盤貴子も塀越しに仰ぎ見ていた憧れの洋館!築100年を経た今も多くの人びとを惹きつけて止まない、老舗百貨店創業者の邸宅。その敷地に遂に足を踏み入れます!
次に訪れたのは、大阪府に接する大山崎。利休が携わった現存する唯一の茶室(国宝)を訪ねます。そして、大正・昭和期を駆け抜けた気鋭の建築家・藤井厚二が建てた自邸へ。日本の気候風土に根差した理想の住宅を追い求め、天才・藤井が造り上げた伝統美と機能美の融合。テレビ初公開の別棟・茶室などはまさに必見!さらに京都市内に残る藤井のもうひとつの住宅建築へも足を運びます。
案内役は第13回「近代建築の都を巡る」に引き続き、京都工芸繊維大学名誉教授の中川理さん。わかりやすい解説に常盤さんも大納得!
恒例のカフェコーナーでは、吉田山山頂にある、実業家が建てた野趣あふれる名建築を訪ねます。
7月の『京都画報』は、大人気パン特集の第2弾!バラエティに富んだ京都のパン文化をお伝えします。
1軒目は1世紀にわたり織物の町・西陣で愛されてきた老舗中の老舗。名物、カレーパンが誕生したなるほどの理由とは?次に訪れるのは、右京区の双ヶ丘(ならびがおか)横にある知る人ぞ知る隠れ家ベーカリー。ここには〇〇〇〇を使った驚きのパンが!? そして縁結びのご利益で知られる祇園祭
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7月の『京都画報』は、大人気パン特集の第2弾!バラエティに富んだ京都のパン文化をお伝えします。
1軒目は1世紀にわたり織物の町・西陣で愛されてきた老舗中の老舗。名物、カレーパンが誕生したなるほどの理由とは?次に訪れるのは、右京区の双ヶ丘(ならびがおか)横にある知る人ぞ知る隠れ家ベーカリー。ここには〇〇〇〇を使った驚きのパンが!? そして縁結びのご利益で知られる祇園祭 保昌山(ほうしょうやま)町にある人気ブランジュリーでは、祇園祭や源氏物語にちなんだパンを。最後のお店ではワインにあうハード系ブレッドと、料理のマリアージュが楽しめるお洒落なビストロでパリの雰囲気を満喫!
新旧様々なお店が独自に進化を遂げ、今や日本トップレベルに到達しているといえる京都のパン文化。常盤貴子を案内するのは、老舗情報誌『月刊京都』編集顧問の山岡祐子さん。生粋の京女が紹介する洛中洛外パン巡りは必見!
今回は、2024年祇園祭の前祭・後祭巡行の夕刻から行われる神幸祭、還幸祭に焦点を当て、八坂神社の厳かな神事と、壮麗な神輿渡御を紹介します。神事から渡御を陰で支える「宮本組」とは?組員の方々の活動を通じて、命懸けで神に御奉仕する宮本組の熱い夏をドキュメント。
▶宮本組
八坂神社の氏子組織の1つ。氏子区域には「清々講社(せいせいこうしゃ)」と呼ばれる氏子組織があり、
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今回は、2024年祇園祭の前祭・後祭巡行の夕刻から行われる神幸祭、還幸祭に焦点を当て、八坂神社の厳かな神事と、壮麗な神輿渡御を紹介します。神事から渡御を陰で支える「宮本組」とは?組員の方々の活動を通じて、命懸けで神に御奉仕する宮本組の熱い夏をドキュメント。
▶宮本組
八坂神社の氏子組織の1つ。氏子区域には「清々講社(せいせいこうしゃ)」と呼ばれる氏子組織があり、氏子の取りまとめや祭礼の奉仕を行っています。その中の筆頭が宮本組で、清々講社の中でも特に重要な役割を担っている氏子組織です。
▶「祇園祭のはじまり地」と言われる神泉苑
「祇園御霊会(ごりょうえ)」が行われた場所。貞観11年(869)、当時日本全国ではやっていた疫病を鎮めるため、当時の国の数、66本の矛を立て祇園社から神泉苑へ神輿を送り、災厄の除去を祈った事が祇園祭の始まりと言われています。
▶八坂神社
平安京創建以前からこの地に鎮座すると伝わり、京都の人たちからは「祇園さん」の愛称で親しまれる歴史ある神社。全国におよそ3000社ある八坂神社の総本社で、1654年の再建された神々がしずまる本殿は2020年に国宝に指定。八坂神社は、四神相応の地・京都において、東の青龍が棲まうとされています。本殿下には、その青龍が住むという「龍穴(りゅうけつ)」があり、地下の水脈で神泉苑と繋がっているとも言われます。
▶宮本組の神事
八坂神社の氏子組織である宮本組も、7月に入ると、独自の神事を執り行います。吉符入りは例年、7月1日。
▶神輿洗い
7月10日と28日に行われる神輿を水で清める神事。
▶神幸祭・神輿渡御
総勢で2000人の輿丁が担ぐ神輿渡御。
▶御旅所
三基の神輿が24日の還幸祭まで御旅所にとどまります。
▶還幸祭
7月24日、後祭の山鉾巡行。1週間御旅所に留まった神輿は、ふたたび氏子区域を巡行し、八坂神社へと戻られます。
京都府最北端、丹後半島の大半を占める京丹後市は、海と森の恵みに育まれた里山が広がる風光明媚な地域で、古代より日本海の玄関口として開けた歴史・文化と豊かな自然を背景に、"丹後ちりめん"に代表される伝統の"ものづくり"が今も息づいています。そうした自然と歴史、そして温かい人びとに魅了された多くの若者が、全国から京丹後エリアに移住・起業しています。今回は多面的な魅力を持つ京丹
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京都府最北端、丹後半島の大半を占める京丹後市は、海と森の恵みに育まれた里山が広がる風光明媚な地域で、古代より日本海の玄関口として開けた歴史・文化と豊かな自然を背景に、"丹後ちりめん"に代表される伝統の"ものづくり"が今も息づいています。そうした自然と歴史、そして温かい人びとに魅了された多くの若者が、全国から京丹後エリアに移住・起業しています。今回は多面的な魅力を持つ京丹後市から、豊かな伝統と自然の恵みを体感できるスポットをご紹介します。
螺鈿を糸に織り込んだ帯や着物で世界的に知られる機屋さんや、古来の製鉄所跡が残る場所で日本刀製作を始めた3人の刀鍛冶。さらには豊かな森の天然原料を使ってクラフトジンを蒸留する若者たちを訪ねます。薪火(まきび)を使ったオリジナルなメニューで、予約の取れないお店に成長した地元の料理店は、まさにここでしか食べられないグルメです。
常盤貴子を案内するのは、「暮らしと旅の交差点」をコンセプトに京丹後の魅力を世界に発信している『Tangonian』代表の長瀬啓二さん。他のエリアよりはるかに観光客のリピーターが多い京丹後市から"知られざる贅沢時間"をお届けします!
"丹後ちりめん"に「京友禅」の技法で染め上げられた"丹後ブルー"の着物で、美しい海岸沿いを歩く常盤貴子は必見です!
昔からハレの日を彩ってきた日本のごちそう、お寿司。全国的には"江戸前"の暖簾を掲げる寿司店が多い中、京都では歴史と風土を背景に、独自の"京寿司"文化が培われてきました。
今回の『京都画報』は、日本を代表する婦人誌『家庭画報』とのコラボ第3弾として、テレビと雑誌が連動し、京都だから味わえる、名店の寿司をご紹介します。『家庭画報』
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昔からハレの日を彩ってきた日本のごちそう、お寿司。全国的には"江戸前"の暖簾を掲げる寿司店が多い中、京都では歴史と風土を背景に、独自の"京寿司"文化が培われてきました。
今回の『京都画報』は、日本を代表する婦人誌『家庭画報』とのコラボ第3弾として、テレビと雑誌が連動し、京都だから味わえる、名店の寿司をご紹介します。『家庭画報』 が先ず注目したのは、ミシュランガイドで15年連続3つ星を獲得した名料亭がプロデュースする新たなお店。北大路魯山人を中心とした器で供される料理は、料亭が手掛ける新たなジャンルの寿司店といえます。続いての名店は、祇園・八坂神社前で80年続く寿司店で、4代目店主は、伝統にとらわれない寿司の革命児。彼が生み出した祇園の新名物とは?さらに注目のお店として、可愛らしい見た目と味を追求した"手まり寿司"や、楽屋見舞いや茶席の水屋見舞いに重宝されている助六寿司のテイクアウト専門店をご紹介。人気の秘密は、素材を数日かけて仕上げる丁寧な仕事ぶりにありました。予約必須な名店が続々登場!江戸前とは一線を画す京の寿司文化は必見です!大人気カフェコーナーは、出町柳の老舗カフェ店です。
▶ 菊乃井 鮨 青
ミシュランガイドで15年連続3つ星を獲得した名料亭がプロデュースする新たなお店。
北大路魯山人を中心とした器で供される料理は、料亭が手掛ける新たなジャンルの寿司店。
▶下鴨いち満
愛らしい見た目と味を追求した"手まり寿司"。
▶コーヒーハウス マキ
出町柳の老舗カフェ店。
▶万里小路 中村屋
屋見舞いや茶席の水屋見舞いに重宝されている助六寿司のテイクアウト専門店。
▶いづ重
祇園・八坂神社前で80年続く寿司店。4代目当主が生み出した祇園の新名物とは?
京都市立芸術大学は、日本初の公立画学校、京都府画学校として、1880(明治13)年に開校。以後、竹内栖鳳や山元春挙らの巨匠たちが教壇に立ち、土田麦僊、村上華岳、小野竹喬ら、後の京都画壇を形づくる多くの名匠たちを輩出し、日本画の歴史を紡ぎ出してきました。
2023(令和5)年、京都市立芸術大学は、京都駅の東側に移転。移転を記念して、今年10月から特別展「巨匠たちの学
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京都市立芸術大学は、日本初の公立画学校、京都府画学校として、1880(明治13)年に開校。以後、竹内栖鳳や山元春挙らの巨匠たちが教壇に立ち、土田麦僊、村上華岳、小野竹喬ら、後の京都画壇を形づくる多くの名匠たちを輩出し、日本画の歴史を紡ぎ出してきました。
2023(令和5)年、京都市立芸術大学は、京都駅の東側に移転。移転を記念して、今年10月から特別展「巨匠たちの学び舎 日本画の名作はこうして生まれた」が、京都市京セラ美術館で開催されています。京都市立芸術大学の副学長・川嶋渉(かわしま わたる)教授の説明を受けながら、俳優・常盤貴子が数々の名作を鑑賞します。 近世から近代へと連なる京都画壇の巨匠たちの足跡。四条大橋近くの老舗料亭には、堂本印象はじめとする画家たちが足繁く訪れ、興が乗り、即興で描いた絵が数多く残されています。その料亭で掛軸を鑑賞しながら、料理を楽しむという究極の贅沢を常盤貴子が体験します。
現代生活のいたる所に見ることができる京都人の日本画に対する美意識。手描き京友禅の技、和菓子の意匠など、日本画の影響を、生活文化の中に探ると共に、京都市立芸術大学で古典を学びながら、新たな日本画の地平線を切り拓く、若い学生たちの活動もご紹介します。
南北朝・鎌倉期に権力者の庇護のもと発展した能や狂言だけでなく、"歌舞伎発祥の地"でもある京都では、芸能が様々な場所で上演され、庶民の間に拡がっていくことによって、多様な舞台芸術が築き上げられてきました。
今回の『京都画報』は、日本最古の劇場から寺社仏閣、住宅街に鎮座する能楽堂からミニシアターまで、京都の様々なジャンルの劇場を巡ります。
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南北朝・鎌倉期に権力者の庇護のもと発展した能や狂言だけでなく、"歌舞伎発祥の地"でもある京都では、芸能が様々な場所で上演され、庶民の間に拡がっていくことによって、多様な舞台芸術が築き上げられてきました。
今回の『京都画報』は、日本最古の劇場から寺社仏閣、住宅街に鎮座する能楽堂からミニシアターまで、京都の様々なジャンルの劇場を巡ります。 格調高い伝統芸能から、庶民的な芸能、さらに今、隆盛な現代京都の劇団文化に触れよう、という企画です。案内役には京都の大人気劇団「ヨーロッパ企画」の代表、上田誠さんが登場!
また大人気のカフェコーナーは骨董カフェで有名なお店をご紹介します。
底冷えする京都で地元のひとたちが口をそろえる冬の定番料理といえば、芯から温まる"なべ料理"。今回は、時代を超えて愛され続ける"なべ料理"の名店をご紹介します。
まずは常盤貴子も足繁く通う定番の「水炊き」をいただきに木屋町通の名店へ。なんと、この店は国民的大女優の実家!次にお邪魔するのは、「ぼたん鍋」の名称発祥のお店とされる、いのしし鍋の老舗。白みそでいただく、そのお味
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底冷えする京都で地元のひとたちが口をそろえる冬の定番料理といえば、芯から温まる"なべ料理"。今回は、時代を超えて愛され続ける"なべ料理"の名店をご紹介します。
まずは常盤貴子も足繁く通う定番の「水炊き」をいただきに木屋町通の名店へ。なんと、この店は国民的大女優の実家!次にお邪魔するのは、「ぼたん鍋」の名称発祥のお店とされる、いのしし鍋の老舗。白みそでいただく、そのお味は?続いて訪れたのは、340年以上の歴史を誇り、多くの文豪や芸能人が贔屓にしてきた「すっぽん鍋」一筋の超有名店。長年憧れていたという常盤貴子も大喜び!さらに"なべ料理"に欠かせない「ポン酢」の新しいお店と、併設する秀逸な割烹料理店も紹介します!
大人気「常盤貴子お薦めのカフェコーナー」は、京都最古の花街・上七軒近くにある、マニア絶賛の珈琲店にお邪魔します。
明治時代以降に建てられた近代建築が、今も数多く残る京都。近年、そうした建築の数々が、新たなストーリーを伴った宿泊施設などとして開業し、脚光を浴びています。
幕末の記憶を留める東山の老舗料亭の和風建築とエレガントでモダンなホテルブランドが、最先端テクノロジーで融合した宿泊施設として、そしてアールデコの名建築として知られ、世界的に知られる京都企業の旧本社が、瀟洒なブティッ
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明治時代以降に建てられた近代建築が、今も数多く残る京都。近年、そうした建築の数々が、新たなストーリーを伴った宿泊施設などとして開業し、脚光を浴びています。
幕末の記憶を留める東山の老舗料亭の和風建築とエレガントでモダンなホテルブランドが、最先端テクノロジーで融合した宿泊施設として、そしてアールデコの名建築として知られ、世界的に知られる京都企業の旧本社が、瀟洒なブティックホテルとして蘇りました。また、かつての花街で役割を終えた遊郭の建物は、多目的の宿泊スペースとしてリノベーションされ、世界中の若者たちが集うスペースへと生まれ変わりました。そのほか、廃校となった小学校の名建築が、お洒落なホテルとして再生。教室や廊下、講堂などが見違えるほどユニークな空間に変貌しました。京都市内を一望するルーフトップバーはまさに必見!
今回の『京都画報』は、名建築に滞在するという、新たな京都ステイの楽しみ方を提案します。
日本を訪れる世界中のグルメたちにも絶大な人気を誇るグルメのひとつ、本場の「京料理」。今回の『 京都画報 』は、京料理の味を陰で支え続けてきた“京の調味料”にスポットを当てます。京都で育まれてきた伝統の醤油づくりや味噌づくりを取材すると、長い間、大切に受け継がれてきた、京都ならではの“あるモノ”が見つかりました。その“あるモノ”とは!?
こだわりの調味料を使い続ける老舗料亭の技を紹介するほか、料理研究家の大原千鶴さんと常盤貴子が、京の調味料を使って家庭料理に挑戦します。京都の食文化を支えてきた“味の名脇役たち”。その神髄に迫ります。
京都の「食」と「料理人」たちが持つ"独特の美学"。料理の味わいはもちろん、店内空間、調度品、器、果ては音楽にまで、オーナーや料理人たちの美意識が隅々まで反映されています。今回の『京都画報』は、"癒しの食"、"美しい食"をテーマに、心と身体をやさしく包んでくれる、こだわりの料理店を特集。
世界的に知られた料理人が生み出す、一期一会の一皿。誰もが知る世界的スーパースタ
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京都の「食」と「料理人」たちが持つ"独特の美学"。料理の味わいはもちろん、店内空間、調度品、器、果ては音楽にまで、オーナーや料理人たちの美意識が隅々まで反映されています。今回の『京都画報』は、"癒しの食"、"美しい食"をテーマに、心と身体をやさしく包んでくれる、こだわりの料理店を特集。
世界的に知られた料理人が生み出す、一期一会の一皿。誰もが知る世界的スーパースターが繰り返し訪れた!というのもうなずけます。そして、食べるのが惜しくなる、アート作品のような繊細な和菓子。さらには、ハーブと草花が彩る、香りのフレンチなど。常盤さんのカフェコーナーでは、兼ねてから切望していた"あのカフェ"も!知る人ぞ知る名店から、テレビ初登場の店まで、至極のグルメをご紹介します!
京都ほど個性的な書店が軒を連ねる街は珍しいかもしれません。今回の『京都画報』は、学生や学者はもちろん、市民にも愛されている個性豊かな書店をつぶさにご紹介します。
まずは大手出版社やメディアから距離を置き、店主独自の視点による品揃えで異彩を放つ独立系書店。その先駆けである一乗寺の名書店は、"乙女の聖地"として一世を風靡し、2010年に英・ガーディアン紙から「世界で最
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京都ほど個性的な書店が軒を連ねる街は珍しいかもしれません。今回の『京都画報』は、学生や学者はもちろん、市民にも愛されている個性豊かな書店をつぶさにご紹介します。
まずは大手出版社やメディアから距離を置き、店主独自の視点による品揃えで異彩を放つ独立系書店。その先駆けである一乗寺の名書店は、"乙女の聖地"として一世を風靡し、2010年に英・ガーディアン紙から「世界で最も美しい書店」ベスト10に選出されました。
つづいては、街中にある一見、普通の古書店。一歩中へ入れば博物館と見紛うようなお宝を所蔵!その希少価値に常盤さんも驚愕!?
そのほか、幻想文学のマニアたちに惜しまれながら閉店したマンションの一室にある有名古書店を、20代の青年が引き継ぎリニューアルしたカフェも登場。
そして、世界に2社しかないコロタイプ印刷で有名な印刷・出版会社を訪問。精緻な職人技を見せていただきつつ、様々な美しい「美術絵はがき」も購入できるセンス溢れるショップを紹介します。
他にも、京大生御用達、老舗中の老舗として有名なレトロカフェから、古書にゆかりのグルメまで。
あなたの一冊を見つけに、京都の街を散策しませんか。
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