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Saison 2020
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Jan 05, 2020
京都府の北部に広がる丹後半島。丹後は古くから織物の里であり、江戸時代に発祥した絹織物「丹後ちりめん」はしなやかで染色性に優れ、着物の代表的な生地として我が国の和装文化を支えてきた。そんな丹後ちりめんのストーリーは2017年に日本遺産に認定されている。
今回はナタリー・エモンズと女優の高島礼子が旅をする。
最初に訪れたのは日本三景のひとつで、多くの歌にも詠まれた景勝地
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京都府の北部に広がる丹後半島。丹後は古くから織物の里であり、江戸時代に発祥した絹織物「丹後ちりめん」はしなやかで染色性に優れ、着物の代表的な生地として我が国の和装文化を支えてきた。そんな丹後ちりめんのストーリーは2017年に日本遺産に認定されている。
今回はナタリー・エモンズと女優の高島礼子が旅をする。
最初に訪れたのは日本三景のひとつで、多くの歌にも詠まれた景勝地「天橋立」。続いて丹後半島を代表する景観「伊根の舟屋の街並み」を訪ね、名物「寒ブリ」の養殖場を見学。その伊根が発祥とされるブリしゃぶを味わう。かつて丹後ちりめんによって活気づいた「ちりめん街道」では今も動き続ける織り機を見学、染職人の工房では生地の染めを実際に体験し、丹後ちりめんの染色性の良さを体感する。美しい丹後ちりめんの着物に着替えた2人は、伊勢神宮で祀られている神さまが最初に祀られていたという由緒正しい神社へ。和の装いで正式な参拝を行う。最後は、地元でハレの日に食すというバラ寿司、さらに冬の味覚の王さま、丹後松葉ガニを堪能。和装文化を支えた町を巡る女性2人のじょんのび旅
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Jan 12, 2020
日本遺産の地で旅人が出会ったさまざまな人々や風景、伝統文化。その中には、実際にその地を旅してみなければわからない驚きの事実や、“じょんのび旅”“ならではの心弾む体験も数多い。今回はこれまでの旅の中から楽しいベストシーンを振り返る。
日本遺産の地で旅人が出会ったさまざまな人々や風景、伝統文化。その中には、実際にその地を旅してみなければわからない驚きの事実や、“じょんのび旅”“ならではの心弾む体験も数多い。今回はこれまでの旅の中から楽しいベストシーンを振り返る。
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Jan 19, 2020
江戸時代、システマティックな入浜塩田による塩づくりが確立された播州赤穂。その製塩技術は瀬戸内海沿岸に広がり、市場を席巻するまでに成長した。中でも赤穂の塩は、国内きってのブランドとして名を馳せ、赤穂に多彩な恵みをもたらした。このまちには瀬戸内海から生み出される塩とともに歩んできた歴史文化が蓄積され、現在に息づいている。そんな赤穂の塩のストーリーは2019年に日本遺産に認定
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江戸時代、システマティックな入浜塩田による塩づくりが確立された播州赤穂。その製塩技術は瀬戸内海沿岸に広がり、市場を席巻するまでに成長した。中でも赤穂の塩は、国内きってのブランドとして名を馳せ、赤穂に多彩な恵みをもたらした。このまちには瀬戸内海から生み出される塩とともに歩んできた歴史文化が蓄積され、現在に息づいている。そんな赤穂の塩のストーリーは2019年に日本遺産に認定されている。
今回、赤穂を旅するのはナタリー・エモンズさんと兵庫県出身の六角精児さん。
忠臣蔵で有名な赤穂浪士を祀る赤穂大石神社で合流、なんと六角さんは大石内蔵助の出立で登場する。2人は赤穂城の目の前にある和菓子屋へ。いただくのは塩を餡に混ぜ込んだ赤穂ならではの塩味饅頭。六角さんには小さい頃おばあちゃんに買ってきてもらった思い出が…。続いて訪れたのは瀬戸内海沿いの牡蠣の養殖場。水揚げに同行し、間近で牡蠣がクレーンで釣られるところを見学。ご当地ならではの牡蠣料理をいただく。さらに2人は赤穂唯一の酒蔵を訪れる。酒が大好きな六角さんは酒蔵こだわりの日本酒を試飲。お酒に対する蘊蓄が止まらない六角さんにナタリーさんも呆然。続いては六角さんが行きたかったビートルズの博物館へ。ビートルズを聴いて音楽が好きになったという六角さん、せっかくなのでナタリーさんと2人でビートルズの名曲を演奏。塩の国赤穂には、江戸時代の塩田を復元し歴史を体験できる場所がある。2人は塩作りを学び、赤穂の塩を使った郷土料理をいただける旅館へ。出てきたのは鯛。塩で包んで蒸し焼きにする鯛の塩釜焼きを2人で作り、今回の旅を振り返る。
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Jan 26, 2020
小松の人々は弥生時代の碧玉の玉つくりを始まりとして、2300年にわたり金や銅の鉱石、メノウ、オパール、水晶、碧玉の宝石群、良質の凝灰岩石材、九谷焼原石の陶石などの、石の資源を見出してきた。ヤマト王権の諸王たちが権威の象徴として挙って求めるなど、現代の技術をもってしても再現が困難な高度な加工技術を磨き上げ、人・モノ・技術が交流する、豊かな石の文化を築き上げた。そんな小松の
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小松の人々は弥生時代の碧玉の玉つくりを始まりとして、2300年にわたり金や銅の鉱石、メノウ、オパール、水晶、碧玉の宝石群、良質の凝灰岩石材、九谷焼原石の陶石などの、石の資源を見出してきた。ヤマト王権の諸王たちが権威の象徴として挙って求めるなど、現代の技術をもってしても再現が困難な高度な加工技術を磨き上げ、人・モノ・技術が交流する、豊かな石の文化を築き上げた。そんな小松の石にまつわるストーリーは2016年に日本遺産に認定されている。
旅をするのは、ナタリー・エモンズさんと、元女子マラソンランナーの有森裕子さん。
2人がまず訪れたのは、8世紀初頭に創建された那谷寺。連なる奇岩には祠がつくられ、小松の人々の石に対する特別な想いに触れる。小松の遺跡から出土した、緑に輝く石の首飾り。2300年前の弥生人の王族が愛した翡翠や碧玉は、古の宝石だった。そして200年前に発見された陶石により、加賀の地が誇る工芸品、九谷焼が誕生する。2人が訪れた工房には、金箔に彩られた美しい九谷焼の数々が。時代によって進化を続ける石の文化に触れた2人は、地元で愛される日本料理店へ。美しい九谷焼の器に盛られた料理で、舌と目で楽しむ贅沢なひと時を堪能した。
現在も採掘作業が続く滝ヶ原石切り場を訪れた2人は、江戸時代から掘り進められてきたという、深さ300メートルにもなる巨大な石のトンネルに出会う。続いて、加賀百万石の中心地である金沢へ。江戸の町並みが色濃く残るひがし茶屋街を歩き、往時の風景に思いを馳せる。築200年の茶屋・懐華樓では、加賀藩ならではの群青に輝くお座敷に息を吞んだ。旅の最後は、金沢名物のおでんをいただき、今回の旅を振り返る。
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Fév 02, 2020
新潟は江戸時代から明治時代にかけて日本海で活躍した北前船の寄港地として栄えた。いくつもの港町にはかつての賑わいを忍ばせる町並みが残り、北前船がもたらした様々な文化が今も息づいている。北前船をめぐる新潟のストーリーは2017年に日本遺産に認定されている。
今回の旅人は、ナタリー・エモンズと森本レオ。
まず2人が訪ねたのは寺泊。魚のアメ横と呼ばれる市場通りを歩き、新鮮な
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新潟は江戸時代から明治時代にかけて日本海で活躍した北前船の寄港地として栄えた。いくつもの港町にはかつての賑わいを忍ばせる町並みが残り、北前船がもたらした様々な文化が今も息づいている。北前船をめぐる新潟のストーリーは2017年に日本遺産に認定されている。
今回の旅人は、ナタリー・エモンズと森本レオ。
まず2人が訪ねたのは寺泊。魚のアメ横と呼ばれる市場通りを歩き、新鮮な海の幸をたっぷりと味わう。続いて2人は北前船の往来により日本屈指の花街が生まれた新潟市へ。レトロな情緒あふれる古町で今も受け継がれる芸妓文化を満喫する。そして、新潟港から船で佐渡島に上陸。古くは罪人の流刑地でもあった佐渡は配流者が伝えた都の貴族文化、北前船が伝えた日本各地の文化が融合し独自の文化が形成されている。旅人たちは佐渡を拠点として活動する太鼓芸能集団「鼓童」を訪ね、圧巻の演奏を鑑賞。2人も演奏に加えてもらい太鼓の魅力を体感する。さらに、北前船からヒントを得たという驚きの方法で熟成された日本酒を味わう。最後は古くから漁師に愛されてきた冬の味覚、タラ鍋を堪能。北前船が生んだ様々な文化を体感するじょんのび旅。
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Fév 09, 2020
日本で初めて“金”が産出されたのは奈良時代の陸奥国。「みちのく」とも呼ばれるこの地が生んだ“金”は富の象徴のみならず、東大寺の大仏や平泉・中尊寺の金色堂を彩り、人々の心に光を灯し続けてきた。時代とともに幾重にも結び付き、独自の文化や信仰、産業へと昇華した“金”と人々の縁は“みちのくGOLD”と名付けるにふさわしい。日々の生活や風土に溶け込んだ“みちのくGOLD”との出会
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日本で初めて“金”が産出されたのは奈良時代の陸奥国。「みちのく」とも呼ばれるこの地が生んだ“金”は富の象徴のみならず、東大寺の大仏や平泉・中尊寺の金色堂を彩り、人々の心に光を灯し続けてきた。時代とともに幾重にも結び付き、独自の文化や信仰、産業へと昇華した“金”と人々の縁は“みちのくGOLD”と名付けるにふさわしい。日々の生活や風土に溶け込んだ“みちのくGOLD”との出会いは、悠久の時を経ても色褪せることのない浪漫に満ち溢れている。東北の黄金にまつわるストーリーは2019年に日本遺産に認定されている。
旅をするのは俳優、歌手の中村雅俊さん。
まず訪れたのは宮城県涌谷町。黄金山神社は日本の金発祥の地に立つ。静謐な境内の隣には産金の地に因み、金の茶室が設けられた庵も。黄金色に囲まれ、しばし時を忘れお茶を楽しむ中村さん。周辺の沢では今も砂金が採れると聞き、役場の方に伴われ砂金探しに興じる。続いて訪れたのは中村さんの故郷、宮城県女川町。実はこの町でも昭和の時代まで金を採掘していた鉱山があった。親しい幼馴染を訪ねた中村さん、故郷での金の記憶を語り合い、なじみの店で海鮮料理を仲良く味わう。その後は奥州藤原氏の築いた都、岩手県平泉へ。藤原秀衡ゆかりの工芸品、秀衡塗の工房を訪ね、絵付け作業を体験。さらに水墨画のような渓谷美が見事な猊鼻渓をゆったりと船下り。そしてついに、みちのくの中心、黄金文化の象徴でもある中尊寺金色堂へ。すべて金色に輝くお堂を目の当たりにして中村さんが感じたものとは… 旅の終わりは平泉式のわんこそば。
のんびり心豊かに味わってもらいたいと最初からお椀に盛り付けてあるこの地ならではのわんこそばを味わう。みちのくの“金と人の縁”を訪ねるじょんのび旅。
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Fév 16, 2020
番組開始以来、さまざまな日本遺産の地を旅してきた旅人のナタリー・エモンズと工藤夕貴。そんな2人が今回はキャンピングカーで、富士山周辺を巡る旅へ出発。まずは湖越しに見られる絶景の富士山を鑑賞。山中湖では富士山を眺めながらワカサギ釣りに挑戦、夕食のための食材を調達。名物の吉田うどんで腹ごしらえした後は、市内と富士山が一望できる絶景スポットへ。最後は富士山の麓でキャンプ、夕日を観ながらアウトドア料理に舌鼓。翌朝、富士山の日の出は見られるか…?富士山周辺を巡りながら絶景を楽しむじょんのび旅。
番組開始以来、さまざまな日本遺産の地を旅してきた旅人のナタリー・エモンズと工藤夕貴。そんな2人が今回はキャンピングカーで、富士山周辺を巡る旅へ出発。まずは湖越しに見られる絶景の富士山を鑑賞。山中湖では富士山を眺めながらワカサギ釣りに挑戦、夕食のための食材を調達。名物の吉田うどんで腹ごしらえした後は、市内と富士山が一望できる絶景スポットへ。最後は富士山の麓でキャンプ、夕日を観ながらアウトドア料理に舌鼓。翌朝、富士山の日の出は見られるか…?富士山周辺を巡りながら絶景を楽しむじょんのび旅。
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Fév 23, 2020
参道石段と奇岩怪石の景勝地「山寺」。この山寺から始まった紅花栽培と紅花交易は山形に莫大な富と豊かな文化をもたらした。豪農・豪商屋敷には白壁の蔵座敷が立ち並び、上方文化とのつながりを示す雅な雛人形や紅花染めの衣装を身に着けて舞う舞楽が今なお受け継がれ、華やかな彩りを添える。この地の紅花をめぐるストーリーは2018年に日本遺産に認定されている。
旅をするのは、ナタリー・エ
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参道石段と奇岩怪石の景勝地「山寺」。この山寺から始まった紅花栽培と紅花交易は山形に莫大な富と豊かな文化をもたらした。豪農・豪商屋敷には白壁の蔵座敷が立ち並び、上方文化とのつながりを示す雅な雛人形や紅花染めの衣装を身に着けて舞う舞楽が今なお受け継がれ、華やかな彩りを添える。この地の紅花をめぐるストーリーは2018年に日本遺産に認定されている。
旅をするのは、ナタリー・エモンズと中江有里。
季節が変わり冬になると山形では紅花に代わり、雪の絶景を見ることができる。2人がまず向かったのは、古くは山岳信仰の対象として崇められていた霊峰『蔵王』。麓には登山前に人々が身を清めたと伝わる蔵王温泉街が広がる。熱い湯で身体を温めた2人は蔵王へ。山頂付近には自然が作り上げた樹氷の絶景が広がっていた。「スノーモンスター」とも呼ばれ、世界的にも広く知られるその造形美に惚れ惚れ。続いて訪れたのは、山形を貫くように流れる「最上川」。戦国武将の最上義光により整備され、紅花をはじめ山形の特産品が日本中に名を轟かすきっかけとなった。その河川敷で船頭たちが食べたことが発祥とされるのが、郷土料理の「芋煮」。山形県民の心の味に2人も舌鼓。さらに、県内でも有数の豪雪地域として知られる尾花沢へ。ここは民謡「花笠音頭」の発祥の地。花笠音頭が生まれるまでの驚きのストーリーを知る。最後に訪れたのは、ノスタルジックな街並みが魅力的な「銀山温泉」。雄大な雪景色を眺めながら、熱い湯を満喫。さまざまな冬の絶景をめぐる女性2人のじょんのび旅。
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Mar 01, 2020
日本海から吹きつける季節風が創り上げた日本最大級の鳥取砂丘。目に見えぬ風の姿がさざ波模様の風紋に映し出され、海岸を進むと風が起こす荒波に削り出された奇岩が連なる。中国山地へと急流を辿ると、風がもたらす豪雪に育まれた杉林を背に豪邸が佇む。さらに源流へと分け入ると岩窟の中に古堂が姿を現す。これらは日本海の風が生んだ絶景と秘境である。人々は、厳しい風の季節での無事とそれを乗り
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日本海から吹きつける季節風が創り上げた日本最大級の鳥取砂丘。目に見えぬ風の姿がさざ波模様の風紋に映し出され、海岸を進むと風が起こす荒波に削り出された奇岩が連なる。中国山地へと急流を辿ると、風がもたらす豪雪に育まれた杉林を背に豪邸が佇む。さらに源流へと分け入ると岩窟の中に古堂が姿を現す。これらは日本海の風が生んだ絶景と秘境である。人々は、厳しい風の季節での無事とそれを乗り越えた感謝を胸に、幸せを呼ぶ麒麟獅子を舞い続け、麒麟に出会う旅人にも幸せを分け与えている。風が生んだ絶景と秘境のストーリーは2019年に日本遺産に認定されている。
今回、鳥取と兵庫を旅するのはナタリー・エモンズと村尾信尚。
まず最初に訪れたのは鳥取を代表する名所「鳥取砂丘」。一面に広がる砂の世界で風が描いた砂のアートに出会う。馬の背と呼ばれる丘を登りきると眼下には雄大な日本海が。2人は静かな入江の漁村を訪ね、旬の松葉ガニを堪能。日本海からの風が育む杉で財を成した豪商の家では、杉をはじめ様々な木材が贅沢に用いられており、その圧倒的な存在感に感動する。続いて、かつては木材を運んでいいた若桜鉄道に乗り、じょんのびと電車の旅を満喫。風がつくり上げた秘境では洞窟に建てられたお堂を訪ね、その厳かな雰囲気に息を呑む。さらに2人は兵庫県但馬地方へ。
新温泉町の秘湯では日本一熱いといわれる源泉を発見。足湯に浸かりながら温泉卵を作り味わう。
ナタリーさんは温泉街の湯に浸り、旅の疲れを癒す。最後に2人が訪れたのは絶景で知られる竹田城跡。霧に包まれた幻想的な雰囲気の中で旅を振り返る。日本海の風とともにめぐる、じょんのび旅。
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Mar 08, 2020
今回はキャンピングカー企画第2弾。さまざまな日本遺産の地を一緒に旅してきたナタリー・エモンズと工藤夕貴が、再びキャンピングカーに乗り、静岡県の絶景スポットへ。まずは歌川広重も描いた景勝地、三保の松原で富士の絶景をしばし鑑賞。
続いて伊豆では満開の河津桜に出会い、一足早い春の訪れを実感。さらに富士宮では工藤さんが長年通い続ける名店を訪ね、名物のやきそばを味わう。その後は
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今回はキャンピングカー企画第2弾。さまざまな日本遺産の地を一緒に旅してきたナタリー・エモンズと工藤夕貴が、再びキャンピングカーに乗り、静岡県の絶景スポットへ。まずは歌川広重も描いた景勝地、三保の松原で富士の絶景をしばし鑑賞。
続いて伊豆では満開の河津桜に出会い、一足早い春の訪れを実感。さらに富士宮では工藤さんが長年通い続ける名店を訪ね、名物のやきそばを味わう。その後は富士山と駿河湾が一望できる日本一のつり橋を渡り、2人は大空へと羽ばたく!? 夕暮れが近づく中、車は朝霧高原のキャンプ場へ。工藤さんのつくる絶品のアウトドア料理をじっくりと味わい、翌朝、美しい日の出を見に海辺の展望台をめざす… 富士山の周辺を気ままにめぐりながら、絶景を楽しむじょんのび旅。
旅人:ナタリー・エモンズ&工藤夕貴
ナレーター:森本レオ
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Mar 15, 2020
磐梯山信仰を取り込み東北地方で最も早く仏教文化が花開いた会津。今も平安初期から中世、近世の仏教や寺院が多く残り「仏都会津」とも呼ばれている。その中でも三十三観音巡りは古来のおおらかな信仰の姿を今に残し、広く会津の人々に親しまれている。そんな会津若松が育んだ仏教のストーリーは2016年に日本遺産に認定されている。
今回は東北人としての誇りを抱く中村雅俊が会津を旅をする。
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磐梯山信仰を取り込み東北地方で最も早く仏教文化が花開いた会津。今も平安初期から中世、近世の仏教や寺院が多く残り「仏都会津」とも呼ばれている。その中でも三十三観音巡りは古来のおおらかな信仰の姿を今に残し、広く会津の人々に親しまれている。そんな会津若松が育んだ仏教のストーリーは2016年に日本遺産に認定されている。
今回は東北人としての誇りを抱く中村雅俊が会津を旅をする。
最初に訪れたのは福島県の中央に位置する猪苗代湖。この湖を育んだ磐梯山と130年以上前の磐梯山噴火によってできた五色沼の絶景を巡る。会津の歴史で忘れてはならないのは白虎隊。彼らの最後の地である「飯盛山」で会津若松市内を望みながら白虎隊を想う。そしてのどかな風景が広がるローカル線「只見鉄道」に乗り込み、冬ならではの景色をめざす。待っていたのは江戸時代の景観を今なお残す「大内宿」。名産のねぎそばを堪能したら、8000万年前にできた鍾乳洞へ。冒険心をそそる洞内では少年のようにはしゃぎ。最後は会津藩の武士も利用していた東山温泉で疲れを癒やす。美しい景色をめぐりながら、そこにまつわるストーリーを知るじょんのび旅。
旅人:中村雅俊
ナレーター:森本レオ
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海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群〜御食国(みけつくに)若狭と鯖街道〜 400年の歴史の扉を開ける旅〜石から読み解く中世・近世のまちづくり 越前・福井〜
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Mar 22, 2020
今回、若狭と越前を旅するのはナタリー・エモンズと高島礼子。
最初に訪れたのは若狭地方を代表する港「小浜漁港」。
かつてここで水揚げされた海産物は朝廷へ運ばれ高級品として重宝された。
ここで「鯖」や「ぐじ」と呼ばれる甘鯛の水揚げを見学。
続いて、京都に海産物を運んだ「鯖街道」を通り、料亭「酔月」で「鯖寿司」と「ぐじの若狭焼き」を堪能。
「ぐじの若狭焼き」は鱗をつ
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今回、若狭と越前を旅するのはナタリー・エモンズと高島礼子。
最初に訪れたのは若狭地方を代表する港「小浜漁港」。
かつてここで水揚げされた海産物は朝廷へ運ばれ高級品として重宝された。
ここで「鯖」や「ぐじ」と呼ばれる甘鯛の水揚げを見学。
続いて、京都に海産物を運んだ「鯖街道」を通り、料亭「酔月」で「鯖寿司」と「ぐじの若狭焼き」を堪能。
「ぐじの若狭焼き」は鱗をつけたまま焼くという独特の調理法で作られている。
その後、訪れたのは福井屈指の絶景スポット「三方五湖」日本海だけでなく、5つの湖が見渡すことができるパノラマ絶景に息を呑む。
さらに、福井が誇る冬の絶景・越前大野城の雲海を目指した2人はかつて福井のみで採掘され、全国で重宝されたという笏谷石の採掘場へ その中は、まるでタイムスリップしたような景観が広がっていた
そして、福井北部の三国地方へ向かった2人は老舗旅館「望洋楼」で冬の味覚の王様「越前がに」のフルコースを堪能。
旅の最後には福井最大の絶景スポット東尋坊を訪れ日本海が生んだ奇跡の景観のストーリーを知るじょんのび旅。
旅人:ナタリー・エモンズ&高島礼子
ナレーター:森本レオ
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Mar 29, 2020
全国の日本遺産の地を旅して各所で出会った、徳川家康を祀る「東照宮」。その総本社は山、湖、滝が美しい景観をつくる日光にある。古くから山岳信仰の霊場として崇められ、東照宮をはじめ二社一寺を擁する日光はユネスコの世界遺産にも登録されている。今回は豊かな自然美、匠の技が生み出した究極の人工美が同居する聖地、日光をナタリー・エモンズと家康を尊敬する片岡鶴太郎が旅する。
2人が最
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全国の日本遺産の地を旅して各所で出会った、徳川家康を祀る「東照宮」。その総本社は山、湖、滝が美しい景観をつくる日光にある。古くから山岳信仰の霊場として崇められ、東照宮をはじめ二社一寺を擁する日光はユネスコの世界遺産にも登録されている。今回は豊かな自然美、匠の技が生み出した究極の人工美が同居する聖地、日光をナタリー・エモンズと家康を尊敬する片岡鶴太郎が旅する。
2人が最初に訪れたのは聖地の入口にあたる神橋。通常、この橋は渡ることはできるが、橋の反対側に着くと対岸へ降り立つことはできず、渡りはじめた側へ引き返さなければならない。新婚の花嫁だけが引き返さず対岸へ降りられるというその理由とは。続いてはロープウェーに乗り、明智平の展望台へ。待っていたのは男体山、中禅寺湖、華厳ノ滝が広がる絶景。かつて仏の住む「補陀落山」と呼ばれた男体山が、聖地日光の歴史を開いた。古より変わらぬ風景を前にこの地の信仰の歴史を知る。そして、いよいよ日光東照宮へ。戦乱の世を治め平和な時代を築いた家康を讃えるため、左甚五郎や狩野探幽など江戸時代の名だたる匠たちが日本中から集まり、壮麗な建築群をつくりあげた。参拝者に人気の三猿や眠り猫、きらびやかな陽明門に見とれ、家康が眠る奥宮へと進む。家康にならい平和を願って手を合わせる2人。さらに、湯波を使った懐石料理やクラシック・ホテルの高原牛ステーキなど、日光ならではの名物も堪能。聖地をじょんのびと巡る。
旅人:ナタリー・エモンズ&片岡鶴太郎
ナレーター:斉藤由貴
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Avr 05, 2020
弘法大師空海ゆかりの札所を巡る四国遍路は、阿波・土佐・伊予・讃岐の四国を全周する全長1400キロにも及ぶ我が国を代表する壮大な回遊型巡礼路。札所への巡礼が1200年を超えて継承され、今なお人々により継続的に行われている。地域住民の温かい「お接待」を受けながら、供養や修行のため、救いや癒しなどを求めて弘法大師の足跡を辿る四国遍路は、自分と向き合う「心の旅」であり、世界でも
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弘法大師空海ゆかりの札所を巡る四国遍路は、阿波・土佐・伊予・讃岐の四国を全周する全長1400キロにも及ぶ我が国を代表する壮大な回遊型巡礼路。札所への巡礼が1200年を超えて継承され、今なお人々により継続的に行われている。地域住民の温かい「お接待」を受けながら、供養や修行のため、救いや癒しなどを求めて弘法大師の足跡を辿る四国遍路は、自分と向き合う「心の旅」であり、世界でも類を見ない巡礼文化である。四国遍路は2015年に日本遺産に認定されている。
今回、旅をするのは高知出身の吉田類。
まずは日本一古く全長も長い路面電車、とさでんで料亭「臨水」へ。さっそく郷土料理の“皿鉢料理”を注文。どろめ、カツオの塩たたき、山の幸を使った田舎寿司を肴に日本酒を味わう。続いては日本遺産である「竹林寺」へ。酒飲みの類さんは健康を祈願。さらに、類さんの地元、仁淀川方面へ向かう。名産品の土佐和紙を購入し、仁淀川沿いでデッサン。独特のタッチで味のある画を描いたら市内へ戻り、お気に入りの1軒「ときわ」でカツオの酢ジメ、鯨のすき焼きをいただく。再び仁淀川町を訪れ、幼少期に遊んだという中津渓谷と雨竜の滝をめざす。仁淀川の名水を使った老舗酒蔵「司牡丹酒造」では、しぼりたてを堪能。最後は市内の「濱長」でうつぼの唐揚げとしゃぶしゃぶを堪能した。
ふるさとの思い出をたどりながら、高知の酒場を巡るじょんのび旅。
旅人:吉田類
ナレーター:森本レオ
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Avr 12, 2020
仙台藩を築いた伊達政宗は、時代を代表する文化人でもあり、文化的にも上方に負けない気概で自らの"都" 仙台を創りあげようとした。古来、東北の地に根づいてきた文化の再興・再生をめざす中で、伊達家で育まれた文化を土台に、上方の桃山文化の影響を受けた豪華絢爛、政宗の個性ともいうべき意表を突く粋な斬新さ、さらには海外の文化に触発された国際性といった時代の息吹を汲み取りながら、これまでにない新しい“伊達”な文化を仙台の地に華開かせていった。その文化は政宗だけに留まらず、後の藩主に、さらには仙台から全国へ、そして武士から庶民にまで、さまざまな方面へ広がり、定着し熟成を加えていった。そんな伊達な文化のストーリーは2016年に日本遺産に認定されている。
今回、旅をするのは宮城県出身の中村雅俊さん。
まず、東北一長い吊り橋から不忘山(蔵王連峰)の雄大な景色を眺め、向かったのは宮城蔵王。
雪上車に乗り、標高1700mの山頂にある絶景をめざす。途中に広がる樹氷原の造形美に感銘しつつ、山頂では蔵王のシンボルとも言える「御釜」の淵へ。雪化粧をしたその景色に感動する。
続いて訪れた麓の町、白石では江戸時代から伝わる郷土料理、温麺を堪能。そして、景勝地として名高い松島へ。政宗が建立した瑞巌寺の室中孔雀の間を訪れ、政宗が抱いていた国造りの夢に思いをめぐらす。さらに、震災復興で活気づく気仙沼の漁港へ。水揚げされたばかりのメカジキに圧倒され、メカジキのしゃぶしゃぶを味わう。最後に訪ねたのは復興の新たなシンボルとなった気仙沼大島大橋。気仙沼を一望できる高台で旅を振り返る。ふるさと宮城の今をめぐるじょんのび旅。
旅人:中村雅俊
ナレーター:森本レオ
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Avr 19, 2020
今から1400年前の飛鳥時代は女性が大いに活躍し、輝いた時代だった。天皇の半数は女帝であり、政治・文化・宗教の各方面で女性が我が国の新しいかたちを産み出し、成熟させていった。
日本国創成の地である飛鳥は日本史上、女性が最も力強く活躍した場所でありその痕跡が色濃く残る地である。そんな飛鳥のストーリーは2015年に日本遺産に認定されている。また、飛鳥の南に広がる紀伊山地に
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今から1400年前の飛鳥時代は女性が大いに活躍し、輝いた時代だった。天皇の半数は女帝であり、政治・文化・宗教の各方面で女性が我が国の新しいかたちを産み出し、成熟させていった。
日本国創成の地である飛鳥は日本史上、女性が最も力強く活躍した場所でありその痕跡が色濃く残る地である。そんな飛鳥のストーリーは2015年に日本遺産に認定されている。また、飛鳥の南に広がる紀伊山地には、吉野や高野山、熊野三山などの霊場が広がる。
今回、旅をするのはナタリー・エモンズと村尾信尚。
最初に訪れたのは桜の名所、吉野山。一目で千本もの桜が眺められることから「一目千本」と呼ばれる桜の美しさに息を呑む。吉野山の中心・金峯山寺では桜の時期に御開帳している秘仏・蔵王大権現を間近で拝み、その荘厳な姿に圧倒される。続いて訪れたのは「奈良の大仏」として親しまれている東大寺の盧舎那仏像。奈良時代、飢饉や疫病が相次ぐ中、人々と国の安寧を祈り造立された巨大な仏像である。旅の2人も平和な世の中を祈り参拝する。さらに2人は空海が真言密教の道場として開いた高野山へ。空海の教えの根本にあるのは「人々の救済」だった。宇宙の真理を表しているという色鮮やかな仏像群や多くの人々が安らかに眠る奥の院を訪ね、空海の思いに触れる。古から続く霊場を巡り、祈りを捧げるじょんのび旅。
旅人:ナタリー・エモンズ&村尾信尚
ナレーター:斉藤由貴
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Avr 19, 2020
今から1400年前の飛鳥時代は女性が大いに活躍し、輝いた時代だった。天皇の半数は女帝であり、政治・文化・宗教の各方面で女性が我が国の新しいかたちを産み出し、成熟させていった。
日本国創成の地である飛鳥は日本史上、女性が最も力強く活躍した場所でありその痕跡が色濃く残る地である。そんな飛鳥のストーリーは2015年に日本遺産に認定されている。また、飛鳥の南に広がる紀伊山地に
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今から1400年前の飛鳥時代は女性が大いに活躍し、輝いた時代だった。天皇の半数は女帝であり、政治・文化・宗教の各方面で女性が我が国の新しいかたちを産み出し、成熟させていった。
日本国創成の地である飛鳥は日本史上、女性が最も力強く活躍した場所でありその痕跡が色濃く残る地である。そんな飛鳥のストーリーは2015年に日本遺産に認定されている。また、飛鳥の南に広がる紀伊山地には、吉野や高野山、熊野三山などの霊場が広がる。
今回、旅をするのはナタリー・エモンズと村尾信尚。
最初に訪れたのは桜の名所、吉野山。一目で千本もの桜が眺められることから「一目千本」と呼ばれる桜の美しさに息を呑む。吉野山の中心・金峯山寺では桜の時期に御開帳している秘仏・蔵王大権現を間近で拝み、その荘厳な姿に圧倒される。続いて訪れたのは「奈良の大仏」として親しまれている東大寺の盧舎那仏像。奈良時代、飢饉や疫病が相次ぐ中、人々と国の安寧を祈り造立された巨大な仏像である。旅の2人も平和な世の中を祈り参拝する。さらに2人は空海が真言密教の道場として開いた高野山へ。空海の教えの根本にあるのは「人々の救済」だった。宇宙の真理を表しているという色鮮やかな仏像群や多くの人々が安らかに眠る奥の院を訪ね、空海の思いに触れる。古から続く霊場を巡り、祈りを捧げるじょんのび旅。
旅人:ナタリー・エモンズ&村尾信尚
ナレーター:斉藤由貴
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Avr 26, 2020
尾道三山と対岸の島に囲まれた尾道は、町の中心を通る「海の川」とも言うべき尾道水道の恵みによって、中世の開港以来、瀬戸内随一の良港として繁栄し、人・もの・財が集積した。その結果、限られた生活空間に多くの寺社や庭園、住宅が造られ、それらを結ぶ入り組んだ路地・坂道とともに箱庭的都市が生み出された。迷路に迷い込んだかのような路地や、坂道を抜けた先に突如として広がる風景は、今も昔
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尾道三山と対岸の島に囲まれた尾道は、町の中心を通る「海の川」とも言うべき尾道水道の恵みによって、中世の開港以来、瀬戸内随一の良港として繁栄し、人・もの・財が集積した。その結果、限られた生活空間に多くの寺社や庭園、住宅が造られ、それらを結ぶ入り組んだ路地・坂道とともに箱庭的都市が生み出された。迷路に迷い込んだかのような路地や、坂道を抜けた先に突如として広がる風景は、今も昔も多くの人を惹きつけてやまない。そんな尾道の街は、2015年に「日本遺産」に認定されている。
尾道を旅するのは、ナタリー・エモンズと村尾信尚。
まず2人が向かったのは、町を一望できる千光寺。大林宣彦監督の映画や林芙美子の小説など、多くの作品の舞台となった坂の町を階段伝いに登り、中腹では「みはらし亭」でひとときの休息を。ようやく辿りついた千光寺では目の前に広がる景色に疲れを忘れる2人。海、山、家並み、あらゆるものが混在し、まさに箱庭のような景観がそこにはあった。また、フェリーで向島まで足を伸ばすと、そこには地元の人々に愛される老舗のパン屋さん、そしてラムネ屋さんとの出会いが。旅の最後を締めくくるのは、創業180年以上の老舗のお寿司屋さんでいただく「せいろすし」。尾道水道が作りだした、歴史を感じる尾道の町をじょんのびと巡っていく。
旅人:ナタリー・エモンズ&村尾信尚
ナレーター:森本レオ
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Mai 03, 2020
全国に83のストーリーがある日本遺産。旅人たちはその美しい風景を訪ね、各地の伝統や文化を物語るさまざまな「色」に出会ってきた。野山を染める美しい花や木の葉、人々の暮らしに寄り添い、彩りを与える和の色。今回は日本遺産の「色」をめぐるじょんのび旅。
旅人:“じょんのび”な旅人たち
ナレーター:斉藤由貴
全国に83のストーリーがある日本遺産。旅人たちはその美しい風景を訪ね、各地の伝統や文化を物語るさまざまな「色」に出会ってきた。野山を染める美しい花や木の葉、人々の暮らしに寄り添い、彩りを与える和の色。今回は日本遺産の「色」をめぐるじょんのび旅。
旅人:“じょんのび”な旅人たち
ナレーター:斉藤由貴
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Mai 10, 2020
日本海や瀬戸内海沿岸には、山を風景の一部に取り込む港町が点々とみられる。そこには、港に通じる小路が随所に走り、通りには広大な商家や豪壮な船主屋敷が建っている。また、社寺には奉納された船の絵馬や模型が残り、京など遠方に起源がある祭礼が行われ、節回しの似た民謡が唄われている。これらの港町は、荒波を越え、動く総合商社として巨万の富を生み、各地に繁栄をもたらした北前船の寄港地・
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日本海や瀬戸内海沿岸には、山を風景の一部に取り込む港町が点々とみられる。そこには、港に通じる小路が随所に走り、通りには広大な商家や豪壮な船主屋敷が建っている。また、社寺には奉納された船の絵馬や模型が残り、京など遠方に起源がある祭礼が行われ、節回しの似た民謡が唄われている。これらの港町は、荒波を越え、動く総合商社として巨万の富を生み、各地に繁栄をもたらした北前船の寄港地・船主集落だった。時を重ねて彩られた異空間として今も人々を惹きつけてやまない。
今回は、これまで番組で巡った北前船の寄港地の風景や文化を振りかえる。北の出発地、函館から日本海を南下し、佐渡へ。佐渡は北前船の船乗りや船大工が住んでいた島。港の集落には当時の造船技術を生かした建物が今も残る。新潟では九州から伝わり変化した民謡、新潟おけさを芸妓さんの舞いで楽しむ。昆布の消費量が全国でもトップクラスという富山県高岡では、昆布の専門店へ。瀬戸内海にも北前船の停泊する港は多い。最も賑わった港のひとつが広島県尾道。山手には北前船で財を成した豪商たちの別荘が立ち並ぶ。岡山県倉敷では北前船で全国へ運ばれた綿花をめぐり、町を歩く。北前船が伝え、残した文化を訪ねるじょんのび旅。
旅人:“じょんのび”な旅人たち
ナレーター:森本レオ
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Mai 17, 2020
日本遺産のストーリーに出会うため、これまで訪れた全国の町。そこには美しい風景や暮らしとともに、その土地に根づいた歌や音楽があった。今回は、アーティストでもあるナタリー・エモンズが各地で出会った歌や旅の仲間とともに奏でてきた音楽を振り返る。民謡、わらべうた、歌謡曲から洋楽まで、音楽を味わい楽しむ“じょんのび旅”。
旅人:“じょんのび”な旅人たち
ナレーター:森本レオ
日本遺産のストーリーに出会うため、これまで訪れた全国の町。そこには美しい風景や暮らしとともに、その土地に根づいた歌や音楽があった。今回は、アーティストでもあるナタリー・エモンズが各地で出会った歌や旅の仲間とともに奏でてきた音楽を振り返る。民謡、わらべうた、歌謡曲から洋楽まで、音楽を味わい楽しむ“じょんのび旅”。
旅人:“じょんのび”な旅人たち
ナレーター:森本レオ
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Mai 24, 2020
各地の日本遺産を訪ね、出会う楽しみのひとつ。それが暮らしの中で大切に育まれてきた各地の食文化だ。古くから知られる名産品。四季折々に旬を迎える味覚。そして先人たちの知恵やこだわりが生かされた郷土料理。今回はこれまでの旅の中で出会った食材や料理を振り返る。美味しい海の幸、山の幸にあふれた“じょんのび旅”。
旅人:“じょんのび”な旅人たち
ナレーター:森本レオ
各地の日本遺産を訪ね、出会う楽しみのひとつ。それが暮らしの中で大切に育まれてきた各地の食文化だ。古くから知られる名産品。四季折々に旬を迎える味覚。そして先人たちの知恵やこだわりが生かされた郷土料理。今回はこれまでの旅の中で出会った食材や料理を振り返る。美味しい海の幸、山の幸にあふれた“じょんのび旅”。
旅人:“じょんのび”な旅人たち
ナレーター:森本レオ
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Mai 31, 2020
全国各地の日本遺産を訪ね、地域ごとのさまざまな文化や伝統に出会ってきたナタリー・エモンズさん。間近に見たり聞いたり味わったりするだけではなく、茶の湯や日本舞踊、稲刈りに素潜り漁、果ては四国のお遍路さんや神楽の舞いまで、自ら貴重な体験も重ねてきた。今回はナタリーさん自身が「そのひとつひとつが日本の心に近づくことができ、忘れられない」と語る奮闘体験を振りかえる。美しい風景、人々とのふれあい、そしてナタリーさんの汗と涙で綴る“じょんのび旅”。
旅人:ナタリー・エモンズ
ナレーター:斉藤由貴
全国各地の日本遺産を訪ね、地域ごとのさまざまな文化や伝統に出会ってきたナタリー・エモンズさん。間近に見たり聞いたり味わったりするだけではなく、茶の湯や日本舞踊、稲刈りに素潜り漁、果ては四国のお遍路さんや神楽の舞いまで、自ら貴重な体験も重ねてきた。今回はナタリーさん自身が「そのひとつひとつが日本の心に近づくことができ、忘れられない」と語る奮闘体験を振りかえる。美しい風景、人々とのふれあい、そしてナタリーさんの汗と涙で綴る“じょんのび旅”。
旅人:ナタリー・エモンズ
ナレーター:斉藤由貴
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Jun 07, 2020
ふるさと。それはすべての人にとっての心の原点だ。子ども時代に見た風景、家族や友と過ごしたかけがえのない時間。一度離れたふるさとを再び旅すると、忘れかけていたことやあらためて見えてくる良さに気づく。今回はじょんのびとふるさとを訪ね、その魅力を再発見した旅を振り返る。
旅人:中村雅俊 村尾信尚 吉田類 ナタリー・エモンズ
ナレーター:斉藤由貴
ふるさと。それはすべての人にとっての心の原点だ。子ども時代に見た風景、家族や友と過ごしたかけがえのない時間。一度離れたふるさとを再び旅すると、忘れかけていたことやあらためて見えてくる良さに気づく。今回はじょんのびとふるさとを訪ね、その魅力を再発見した旅を振り返る。
旅人:中村雅俊 村尾信尚 吉田類 ナタリー・エモンズ
ナレーター:斉藤由貴
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Jun 14, 2020
日本有数の港町、函館。江戸時代には日本の物流を担っていた北前船の寄港地として大いに栄え、明治時代にはいち早く海外に開かれたことから独特のハイカラな街並みが広がっている。そんな函館は2017年に日本遺産に認定されている。
旅をするのはナタリー・エモンズとハコちゃんこと作家の岩下尚史。
最初に訪ねたのは町を代表する観光名所、函館朝市。獲れたての海の幸をのんびりと食べ歩い
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日本有数の港町、函館。江戸時代には日本の物流を担っていた北前船の寄港地として大いに栄え、明治時代にはいち早く海外に開かれたことから独特のハイカラな街並みが広がっている。そんな函館は2017年に日本遺産に認定されている。
旅をするのはナタリー・エモンズとハコちゃんこと作家の岩下尚史。
最初に訪ねたのは町を代表する観光名所、函館朝市。獲れたての海の幸をのんびりと食べ歩いたら、伝統の樽でつくられる名物、イカの塩辛を味わいに一軒の老舗へ。地元ならではの食べ方を教えていただき塩辛の意外な楽しみ方を発見。続いては日本初の西洋式城郭として名高い五稜郭を見学。さらに函館にハムとソーセージを広めた名店や函館独特の調理法で味わう老舗すき焼き店を訪ね、町の豊かな食文化を堪能。最後は外国人の保養地として賑わった景勝地、大沼へ。青空のもとでクルーズしながら贅沢な食事を楽しむ。美しい景観と美味しい食にあふれた北の港町をじょんのび旅する。
旅人:ナタリー・エモンズ&岩下尚史
ナレーター:岩下尚史
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Jun 21, 2020
全国各地の日本遺産を訪ねて旅をしてきた、ナタリー・エモンズさん。
アーティストとしても活躍している彼女は、旅先で数々の名曲を歌ってきた。
今回は、これまでナタリーさんが体験してきた“じょんのび旅”の思い出とともに、日本各地で歌ってきた名曲を振り返る。
旅人:“じょんのび”な旅人たち
ナレーター:森本レオ
全国各地の日本遺産を訪ねて旅をしてきた、ナタリー・エモンズさん。
アーティストとしても活躍している彼女は、旅先で数々の名曲を歌ってきた。
今回は、これまでナタリーさんが体験してきた“じょんのび旅”の思い出とともに、日本各地で歌ってきた名曲を振り返る。
旅人:“じょんのび”な旅人たち
ナレーター:森本レオ
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Jun 28, 2020
全国各地の日本遺産を訪ね、たくさんの美味しい食材や郷土料理に出会った。そこに込められた先人たちの知恵や工夫、ゆかり深い人物や、まつわるエピソード、特色のある食文化の背景を知れば、その味はより一層深いものとなる。旅で出会った食材や料理をじょんのびと振り返る第2弾。
旅人:じょんのびな旅人たち
ナレーター:森本レオ
全国各地の日本遺産を訪ね、たくさんの美味しい食材や郷土料理に出会った。そこに込められた先人たちの知恵や工夫、ゆかり深い人物や、まつわるエピソード、特色のある食文化の背景を知れば、その味はより一層深いものとなる。旅で出会った食材や料理をじょんのびと振り返る第2弾。
旅人:じょんのびな旅人たち
ナレーター:森本レオ
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Juil 05, 2020
日本遺産がある歴史深い町をめぐると必ず出会うもの。それはおいしいお酒だ。
日本酒、焼酎、ワイン… 清らかな水と米や葡萄などの豊かな実りを元に受け継がれてきた伝統の酒づくり。各地の酒蔵を訪ねると、名酒の陰には先人たちの知恵や携わる人々の情熱とたゆまぬ努力があることに気づく。大切な文化のひとつでもあり、飲む人もつくる人もみんなを幸せにしてくれる魔法の飲み物、酒。各地で出会った美酒、名酒をじょんのびと振り返る。
旅人:じょんのびな旅人たち
ナレーター:森本レオ
日本遺産がある歴史深い町をめぐると必ず出会うもの。それはおいしいお酒だ。
日本酒、焼酎、ワイン… 清らかな水と米や葡萄などの豊かな実りを元に受け継がれてきた伝統の酒づくり。各地の酒蔵を訪ねると、名酒の陰には先人たちの知恵や携わる人々の情熱とたゆまぬ努力があることに気づく。大切な文化のひとつでもあり、飲む人もつくる人もみんなを幸せにしてくれる魔法の飲み物、酒。各地で出会った美酒、名酒をじょんのびと振り返る。
旅人:じょんのびな旅人たち
ナレーター:森本レオ
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Juil 12, 2020
わずか140年前まで人の住めない荒野が広がっていた日本最大の扇状地「那須野が原」。 この地を開拓したのは明治政府の中枢にあった貴族階級だった。近代国家建設の情熱と西欧貴族への憧れを胸に、私財を投じ大規模農場の経営に乗り出したのだ。その遺志は長い闘いを経て、那須連山を背景に広がる豊饒の大地に結実した。那須野が原に今も残る華族農場の別荘を訪ねると、近代日本黎明期の熱気とそれを牽引した明治貴族たちの足跡を垣間見ることができる。
今回旅をするのは、当番組のナレーターを務める斉藤由貴さん。初めてのじょんのび旅でまず訪れたのは、酪農王国の象徴である牧場。希少な品種の乳牛への餌やりを体験し、「貴族と富豪のための牛乳」として愛された牛乳をいただく。続いては、豊かな大地を生み出した明治貴族の姿にふれるため、彼らの残した別荘を訪れる。瀟洒な洋風建築には西洋への憧れと国を動かしてきた偉人たちの熱い思いが詰まっていた。さらに、色とりどりの高原野菜を生産する農家を訪ね、ミニトマトの収穫を体験。大地の恵みをたっぷり味わう。本州最大級の吊橋を渡り、涼しげな渓谷を散策すると、豪快に流れ落ちる滝に出会った。竜が天に登るような迫力に圧倒され、那須の豊かな自然を体感する。最後に、明治貴族の憧れた豪華な洋風建築で、皇室御用達の絶品料理を堪能。那須の地に残る開拓者たちの夢と情熱にふれる、じょんのび旅。
旅人:斉藤由貴
ナレーター:森本レオ
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Juil 19, 2020
今回は宮城出身の中村雅俊さんが岩手県の三陸を巡る。最初に訪ねたのは高田松原。復興のシンボル、奇跡の一本松を見に行き、昨年3月に開通した三陸鉄道リアス線に乗車。終着駅の久慈をめざす。最初に降りたのは唐丹駅。訪れたのは「桜舞太鼓」の皆さんが稽古している練習場。桜舞太鼓は東日本大震災の津波で太鼓や練習場が流され存続の危機にあったが、応援してくれる人々のために続けてきたのだそう
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今回は宮城出身の中村雅俊さんが岩手県の三陸を巡る。最初に訪ねたのは高田松原。復興のシンボル、奇跡の一本松を見に行き、昨年3月に開通した三陸鉄道リアス線に乗車。終着駅の久慈をめざす。最初に降りたのは唐丹駅。訪れたのは「桜舞太鼓」の皆さんが稽古している練習場。桜舞太鼓は東日本大震災の津波で太鼓や練習場が流され存続の危機にあったが、応援してくれる人々のために続けてきたのだそう。修理を繰り返しながら使っている大切な太鼓を打たせてもらう中村さん。
続いて訪ねたのは釜石駅。いくら、あわび、めかぶという三陸の海の宝が3つ入った名物、海宝漬をいただく。宮古では三陸を代表する景勝地、浄土ヶ浜を訪ね、さらに龍泉洞という鍾乳洞へ。2億年以上の歳月をかけできた洞窟には世界有数の透明度を誇る地底湖が広がる。終着駅、久慈ではこの時期に活躍する海女さんのもとへ。伝統漁を見物し、採れたてのウニをいただく。最後に訪れた「はまなす亭」では生ウニ丼や焼きウニを堪能。三陸で頑張る人々と自然に触れるじょんのび旅。
旅人:中村雅俊
ナレーター:森本レオ
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Juil 26, 2020
お茶が中国から日本に伝えられて以降、京都・南山城は、お茶の生産技術を向上させ、茶の湯に使用される「抹茶」、今日広く飲まれている「煎茶」、高級茶として世界的に知られる「玉露」を生み出した。約800年にわたり多種多様なお茶を作り続け、喫茶文化の展開を生産、製茶面からリードし、発展をとげてきた。そんな「お茶の都」を旅をするのは、女優の高島礼子さん。
まず訪れたのは、南山城で
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お茶が中国から日本に伝えられて以降、京都・南山城は、お茶の生産技術を向上させ、茶の湯に使用される「抹茶」、今日広く飲まれている「煎茶」、高級茶として世界的に知られる「玉露」を生み出した。約800年にわたり多種多様なお茶を作り続け、喫茶文化の展開を生産、製茶面からリードし、発展をとげてきた。そんな「お茶の都」を旅をするのは、女優の高島礼子さん。
まず訪れたのは、南山城でも有数のお茶の産地である和束町。山一面を覆う一面の茶畑で、秋の収穫に備えた「深刈り」と呼ばれる作業を体験させていただく。宇治橋には、茶の湯好きで知られる豊臣秀吉ゆかりの地や、橋のたもとに店を構える日本最古のお茶屋「通圓」などがあり、お茶の深い歴史を改めて実感する。創業450年となるお茶屋「上林春松本店」では、正しい玉露の淹れ方を学ぶ。温度調節や一つ一つの作法の中に、日本人ならではの感性やおもてなしの心があり、一味違うお茶の味を堪能した。京都を訪れる際によく立ち寄るという「一文字屋和輔」では、悪疫退散のご利益で知られる「阿ぶり餅」をいただき、世界で巻き起こる混乱が1日でも早く終息するようにと祈った。馴染みの着物店で浴衣に着替えた後向かったのは、関西随一の避暑地、貴船。
新緑の緑と川が生み出す独特の空気を楽しみ、京都の水源を守る貴船神社にお参り。最後に訪れたのは、料理旅館「兵衛」。京都の夏の風物詩「鱧」料理を堪能しながら、今回の旅を振り返る。
旅人:高島礼子
ナレーター:森本レオ
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Août 02, 2020
日本初の「旅の大ブーム」の火付け役は、十返舎一九の滑稽本「東海道中膝栗毛」であり、歌川広重が描いた「東海道五十三次」の浮世絵であった。日本のガイドブックの原典とも言われる滑稽本や浮世絵に惹かれ、自由な移動が制限される江戸時代でも人々は物見遊山の旅へいそいそと出かけて行った。駿州を訪ねると弥次さん喜多さんの「旅の楽しさ」が今も体感できる。今回、静岡を旅をするのは、俳優の村
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日本初の「旅の大ブーム」の火付け役は、十返舎一九の滑稽本「東海道中膝栗毛」であり、歌川広重が描いた「東海道五十三次」の浮世絵であった。日本のガイドブックの原典とも言われる滑稽本や浮世絵に惹かれ、自由な移動が制限される江戸時代でも人々は物見遊山の旅へいそいそと出かけて行った。駿州を訪ねると弥次さん喜多さんの「旅の楽しさ」が今も体感できる。今回、静岡を旅をするのは、俳優の村上弘明さん。
まず訪れたのは岡部宿に今も残る旧旅籠、柏屋。江戸時代の旅の雰囲気に浸り、当時の旅姿に身を包んだ村上さん、得意な時代劇の口上を披露。丸子宿では名物のとろろ汁で知られる「丁子屋」へ。創業以来400年以上もの歴史を受け継ぐご当主から五十三次や膝栗毛にまつわる貴重な資料を見せていただく。また、焼津の造り酒屋「磯自慢」では、人気の銘酒を試飲。酒に合うという地元ならではの旨い肴をふるまっていただく。安倍川の畔に佇む老舗「石部屋」では、名物の安倍川餅づくりに挑戦。奮闘した後はご主人のつくった餅でほっこり。当時の面影を残す街道を歩き、訪れたのは「くらさわや」。江戸時代の名物、あわびと現在の名物、桜えびを贅沢に味わう。
最後は街道随一の絶景と呼ばれた「薩埵峠」をめざす。古のガイドブックに描かれた風物の、今を訪ねるじょんのび旅。
旅人:村上弘明
ナレーター:森本レオ
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Août 09, 2020
北総地域は百万都市江戸に隣接し、関東平野と豊かな漁場の太平洋を背景に、水運と江戸に続く街道を利用して東国の物産を供給し、江戸のくらしや経済を支えた。こうした中、江戸文化を取り入れることにより、城下町の佐倉、成田山の門前町成田、利根水運の河岸、香取神宮の参道の起点の佐原、漁港・港町、そして磯巡りの観光客で賑わった銚子という4つの特色ある都市が発展した。これら四都市では、江
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北総地域は百万都市江戸に隣接し、関東平野と豊かな漁場の太平洋を背景に、水運と江戸に続く街道を利用して東国の物産を供給し、江戸のくらしや経済を支えた。こうした中、江戸文化を取り入れることにより、城下町の佐倉、成田山の門前町成田、利根水運の河岸、香取神宮の参道の起点の佐原、漁港・港町、そして磯巡りの観光客で賑わった銚子という4つの特色ある都市が発展した。これら四都市では、江戸庶民も訪れた4種の町並みや風景が残り、今も東京近郊にありながら江戸情緒を体感することができる。
この四都市を旅するのは六角精児さん。
最初に訪れたのは銚子。まずは、かつて江戸庶民が小旅行で眺めに来た断崖絶壁や奇岩に出会う。
電車が大好きな六角さんは銚子電鉄に乗り、銚子山十商店へ。食べる醤油と言われる「醤(ひしお)」の作り方を見学し、おすすめの卵かけご飯にしていただく。また、丼屋七兵衛では、梅雨の時期に水揚げされる脂が乗った「入梅イワシ」のイワシ丼を賞味。続いては第二の都市、佐原へ。
町の中央を流れる川を小舟に乗り、江戸を感じる舟旅を楽しむ。その後は香取神宮へお参り。参道で見つけた厄落としだんごを食べて厄払い。第三の都市、佐倉では、佐倉藩に伝わる武術「立身流」を教わりに旧堀田邸へ。剣術や槍術を教わる六角さんは実に楽しそう。最後は成田へ。成田山新勝寺で参拝をすませ、創業100年を超える老舗で名物の鰻を楽しむ。江戸の文化と町並みが残る場所で、江戸の息吹を感じるじょんのび旅。
旅人:六角精児
ナレーター:斉藤由貴
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Août 16, 2020
江戸時代から明治時代にかけて、日本海を航海していた商船・北前船。山形県酒田は米どころの山形から上方へと米を運ぶ、北前船航路の起点となった。船は商品となる積荷だけではなく、各地の文化や伝統を運んだため、酒田は日本の中心と言われるほどに繁栄した。
今回旅をするのは、東北人としての誇りを抱く中村雅俊さん。まず訪れたのは、上方へと運ぶ米の集積地として賑わった、酒田のシンボルと
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江戸時代から明治時代にかけて、日本海を航海していた商船・北前船。山形県酒田は米どころの山形から上方へと米を運ぶ、北前船航路の起点となった。船は商品となる積荷だけではなく、各地の文化や伝統を運んだため、酒田は日本の中心と言われるほどに繁栄した。
今回旅をするのは、東北人としての誇りを抱く中村雅俊さん。まず訪れたのは、上方へと運ぶ米の集積地として賑わった、酒田のシンボルともいえる山居倉庫。現在も現役の倉庫として利用されている。続いては、北前船で財を成した大豪商の別荘へ。今も残る圧巻の庭園や驚きのお宝に出会う。さらに、自然の恵み豊かな山形の食を堪能。日本海沿岸部では今が旬の岩牡蠣とアワビを味わい、内陸部では夏の名産品、だだちゃ豆とスイカの畑を訪問、収穫したての味を楽しむ。実は居合道発祥の地である山形県、伝統の武術を中村さんが体験する。精神を集中させ、型に挑戦したあとは、極上の山形牛ステーキをいただき、口溶けの良い味わいに舌鼓。最後は山形を代表する景勝地、山寺へ。石段を上った先には、山寺が1000年以上見守り続けた絶景が広がる。山形の自然と歴史を楽しむじょんのび旅。
旅人:中村雅俊
ナレーター:斉藤由貴
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Août 23, 2020
都内にいながら豊かな自然が味わえることから人気を博し、年間登山客数が世界一と言われる高尾山。
そんな高尾山は今年、都内で初めて日本遺産に認定された。
旅をするのは俳優の勝村政信さん。最初に訪れたのは麓の老舗蕎麦屋。高尾山では古くから登山の前に精をつけるため、とろろそばを食べる習慣があるのだそう。こだわりのお蕎麦を堪能し、登山開始。高尾山は中腹までをロープウェイで登る
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都内にいながら豊かな自然が味わえることから人気を博し、年間登山客数が世界一と言われる高尾山。
そんな高尾山は今年、都内で初めて日本遺産に認定された。
旅をするのは俳優の勝村政信さん。最初に訪れたのは麓の老舗蕎麦屋。高尾山では古くから登山の前に精をつけるため、とろろそばを食べる習慣があるのだそう。こだわりのお蕎麦を堪能し、登山開始。高尾山は中腹までをロープウェイで登ることができ、休憩する茶屋なども多い。勝村さんも途中、展望の良い茶屋で一息つきながら山頂をめざす。ゆっくり登っていくと高尾山のシンボルともいえる「髙尾山薬王院」が見えてくる。古より修験道の修行の場であった高尾山は「天狗が住む山」とされ、天狗も信仰の対象とされてきた。勝村さんも御本尊「飯縄大権現」を間近で参拝し、1日も早く平穏な日々が戻るよう祈りを捧げる。
そして訪れたのは秋川渓谷。釣りが趣味だという勝村さん、清流を棲みかとする魚たちを釣ることはできるのか。さらに織物の産地である多摩地区では、天然藍を用いた藍染めに挑戦。旅の最後は高尾の自然を感じながら極上の炭火焼料理を堪能。
都内に残る大自然を満喫するじょんのび旅。
旅人:勝村政信
ナレーター:森本レオ
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Août 30, 2020
富山県の高岡は商工業で発展し、町民によって文化が興り受け継がれてきた町である。江戸時代から鋳物や漆工などの生産がはじまり、港は米や綿、肥料などの交易拠点として「加賀藩の台所」と呼ばれる程の隆盛を極めた。現在でも町割り、街道筋、町並み、生業や伝統行事などに、高岡町民の歩みが色濃く残されている。
そんな高岡を中心に富山県を旅するのは女優の高島礼子さん。最初に訪れたのは北前
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富山県の高岡は商工業で発展し、町民によって文化が興り受け継がれてきた町である。江戸時代から鋳物や漆工などの生産がはじまり、港は米や綿、肥料などの交易拠点として「加賀藩の台所」と呼ばれる程の隆盛を極めた。現在でも町割り、街道筋、町並み、生業や伝統行事などに、高岡町民の歩みが色濃く残されている。
そんな高岡を中心に富山県を旅するのは女優の高島礼子さん。最初に訪れたのは北前船の中継地だった内川エリア。遊覧船に揺られながら、日本のベニスとも呼ばれる独特の景観をのんびりと楽しむ。続いては富山湾の宝石と名高い「白エビ」を味わいに老舗料亭へ。旬を迎えたこの時期、生でも揚げても美味しい白エビを堪能。その後は昔ながらの風情を残す通りをそぞろ歩き、今もしっかりと受け継がれている鋳物文化に触れる。また、伝統の技を現代風にアレンジし躍進する鋳物メーカーを訪ね、オリジナルのぐい呑づくりを体験する。さらに、奈良、鎌倉に並ぶ、日本3大大仏のひとつ、鋳物でつくられた「高岡大仏」を参拝。その他、懐かしいラムネや名物の氷見牛も堪能。見て、触れて、味わってと富山の伝統を五感でとらえるじょんのび旅。
旅人:高島礼子
ナレーター:森本レオ
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Sept 06, 2020
400年前まで一面の海だった倉敷周辺は、近世からの干拓により綿やイ草が栽培されるようになり、織物生産が盛んとなった。明治以降も繊維産業は発展を続け、倉敷は現在、年間出荷額日本一の「繊維のまち」となっている。江戸期の白壁商家群の中に、近代以降に建てられた洋風建築が風景にアクセントを加え、訪れる人々を魅了している。
そんな倉敷を旅するのは斉藤由貴さん。最初に訪ねたのはお洒
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400年前まで一面の海だった倉敷周辺は、近世からの干拓により綿やイ草が栽培されるようになり、織物生産が盛んとなった。明治以降も繊維産業は発展を続け、倉敷は現在、年間出荷額日本一の「繊維のまち」となっている。江戸期の白壁商家群の中に、近代以降に建てられた洋風建築が風景にアクセントを加え、訪れる人々を魅了している。
そんな倉敷を旅するのは斉藤由貴さん。最初に訪ねたのはお洒落な雑貨屋さんが立ち並ぶ美観地区。
オリジナルの手ぬぐいをつくったり、好みの麦わら帽子を購入したりと繊維のまちならでは楽しさを満喫。その後は岡山県でしか栽培されていない「マスカットジパング」のパフェを味わい、名物の川舟流しでゆったりと町見物。蔵を利用した和食レストランでは郷土料理の「返し寿司」をいただく。さらに、オリジナルのGジャンをつくったら、一番好きな食べ物という桃の農園を訪ね、狩りを体験。最後は世界的な名画が集められた大原美術館で、時を忘れ美の世界に浸る。繊維、果物、アートと倉敷の名物をたっぷりと楽しむじょんのび旅。
旅人:斉藤由貴
ナレーター:森本レオ
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Sept 13, 2020
古来、日本人は自然の素材を使ってさまざまな道具を作ってきた。職人の技が生み出す優れた道具は「伝統工芸品」として、今も各地で大切に受け継がれている。
今回、伝統工芸が盛んな秋田と岩手を旅するのは、東北人としての誇りを抱く中村雅俊さん。まず訪れたのは秋田県の角館。凛とした佇まいの武家屋敷群を抜け、江戸時代から続く味噌・醤油の醸造元へ。いぶりがっこや味噌汁など郷土の味をいた
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古来、日本人は自然の素材を使ってさまざまな道具を作ってきた。職人の技が生み出す優れた道具は「伝統工芸品」として、今も各地で大切に受け継がれている。
今回、伝統工芸が盛んな秋田と岩手を旅するのは、東北人としての誇りを抱く中村雅俊さん。まず訪れたのは秋田県の角館。凛とした佇まいの武家屋敷群を抜け、江戸時代から続く味噌・醤油の醸造元へ。いぶりがっこや味噌汁など郷土の味をいただく。人気のローカル線で北上し訪れた大館は、秋田杉から作られる曲げわっぱで知られる町。老舗の工房で曲げ作業を体験したあとは、大館名物・比内地鶏の親子丼に舌鼓。続いて岩手県を訪れた中村さんは、盛岡が誇る工芸品、南部鉄器の工房へ。溶かした鉄を型に流し込むダイナミックな鉄瓶作りを目の当たりにする。さらに盛岡のソウルフードとも呼ぶべきコッペパンの専門店では、昔懐かしい味に出会い、最後は日本一の漆の産地である二戸へ。上質な国産漆が作り出す漆器の美しさと作り手たちの思いに触れる。東北に受け継がれる伝統をめぐる、じょんのび旅。
旅人:中村雅俊
ナレーター:斉藤由貴
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Sept 20, 2020
日本有数の港町、函館。近海で獲れる豊富な魚介類に溢れ、また、国際貿易都市として海外へいち早く開かれたことにより古くから西洋の食文化も根づいている。
食の街・函館を旅するのは市川紗椰さん。最初に訪れたのは函館屈指の観光名所「函館朝市」。市場内の立ち食い寿司屋でさっそく絶品のネタをたっぷりと味わう。鉄道が大好きという市川さん、続いては市内を走る路面電車に乗り込み、大正ロマ
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日本有数の港町、函館。近海で獲れる豊富な魚介類に溢れ、また、国際貿易都市として海外へいち早く開かれたことにより古くから西洋の食文化も根づいている。
食の街・函館を旅するのは市川紗椰さん。最初に訪れたのは函館屈指の観光名所「函館朝市」。市場内の立ち食い寿司屋でさっそく絶品のネタをたっぷりと味わう。鉄道が大好きという市川さん、続いては市内を走る路面電車に乗り込み、大正ロマンの香りが漂う町並み見物。市内には西洋風木造建築の建物が多く残り、現在はカフェやレストランとなっているところも多い。そんなレトロでかわいらしい店の1軒を訪ね、ハンバーグやスイーツを満喫。さらに、函館湾に沈む絶景の夕日や、世界的にも知られる美しい夜景にうっとり… 港町ならではの食文化と風景を巡るじょんのび旅。
旅人:市川紗椰
ナレーター:森本レオ
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Sept 27, 2020
古い日本の歴史を刻む滋賀、そして京都。情緒溢れる古刹や美しい街並みが旅行く人をやさしく迎える。そんな滋賀と京都を旅するのは、皆藤愛子さん。最初に訪れたのは滋賀・大津市に架かる日本三名橋のひとつ「瀬田の唐橋」。琵琶湖から吹く爽やかな風を感じながら、橋の先に広がる石山寺へ。ここは観音さまを祀る西国三十三所の第13番札所。紫式部が7日間籠り「源氏物語」の着想を得た「源氏の間」
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古い日本の歴史を刻む滋賀、そして京都。情緒溢れる古刹や美しい街並みが旅行く人をやさしく迎える。そんな滋賀と京都を旅するのは、皆藤愛子さん。最初に訪れたのは滋賀・大津市に架かる日本三名橋のひとつ「瀬田の唐橋」。琵琶湖から吹く爽やかな風を感じながら、橋の先に広がる石山寺へ。ここは観音さまを祀る西国三十三所の第13番札所。紫式部が7日間籠り「源氏物語」の着想を得た「源氏の間」も残されている。お参りの後は近江牛の「じゅんじゅん」を味わいに老舗の料理店を訪問。すき焼きに似た滋賀の郷土料理「じゅんじゅん」、そのおいしさに心打たれる。
旅の後半は古都・京都へ。祇園をのんびりと散策し、色鮮やかな京友禅の染め体験、そして今、若い女性の人気を集めている飴や干菓子を使ったアクセサリー店「nanaco plus」でオリジナルのアクセサリーづくりを行なう。合間には、日本中からファンが訪れるレトロな喫茶店と釜飯の名店で名物を堪能。最後は眼下に京都市街を望む絶景の寺、善峯寺へ。深まりゆく秋の気配を感じつつ、日本の美と技に出会う“じょんのび旅”。
旅人:皆藤愛子
ナレーター:森本レオ
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Oct 04, 2020
日本海や瀬戸内海沿岸には山を風景の一部に取り込む港町が点々と見られる。これらの港町は動く総合商社として巨万の富を生み、各地に繁栄をもたらした北前船の寄港地である。そんな港町のひとつ、神戸は明治時代に海外に開かれ、異国情緒漂うハイカラな町として発展していった。
今回、神戸を旅するのはドイツ人を父に持つトラウデン直美さん。旅の初めは神戸のベイエリアから。町並みを眺めながら
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日本海や瀬戸内海沿岸には山を風景の一部に取り込む港町が点々と見られる。これらの港町は動く総合商社として巨万の富を生み、各地に繁栄をもたらした北前船の寄港地である。そんな港町のひとつ、神戸は明治時代に海外に開かれ、異国情緒漂うハイカラな町として発展していった。
今回、神戸を旅するのはドイツ人を父に持つトラウデン直美さん。旅の初めは神戸のベイエリアから。町並みを眺めながら向かったのは北野異人館街。風見鶏の館ではドイツの城をモチーフにした食堂を見てドイツの町を懐かしく思い出す。オランダ館では民族衣装に着替えて、約150年前の自動演奏ピアノを楽しむ。教会を改装したパン屋さんでは名物のサンドウィッチを、そして日本庭園を眺められるカフェでは抹茶パフェを堪能。世界中の雑貨が集まる町で出会ったのはフランス、北欧、そしてロシアの雑貨。世界的に知られる神戸牛のビーフシチューを味わい、港のクルージングへ。沈みゆく太陽を眺め港に戻ると、明かりの灯った町並みが待っていた。最後に向かったのは摩耶山の展望台。1000万ドルの夜景を見ながら旅を振りかえる。エキゾチックでノスタルジックな気分に浸る神戸の旅。
旅人:トラウデン直美
ナレーター:斉藤由貴
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Oct 11, 2020
江戸時代に“加賀百万石”と呼ばれる豊かな藩の中心として栄えた金沢。今も歴史情緒溢れる町並みが広がり、伝統の文化が息づいている。
旅をするのは宝塚歌劇団出身の遼河はるひさん。最初に訪れたのは金沢市のシンボル「金沢城公園」。
そのほど近く、ひがし茶屋街は古い町並みが残る人気の観光地。格式あるお茶屋やお洒落な町家カフェ、伝統工芸品を扱う店などが立ち並ぶ。町を散策し、九谷焼
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江戸時代に“加賀百万石”と呼ばれる豊かな藩の中心として栄えた金沢。今も歴史情緒溢れる町並みが広がり、伝統の文化が息づいている。
旅をするのは宝塚歌劇団出身の遼河はるひさん。最初に訪れたのは金沢市のシンボル「金沢城公園」。
そのほど近く、ひがし茶屋街は古い町並みが残る人気の観光地。格式あるお茶屋やお洒落な町家カフェ、伝統工芸品を扱う店などが立ち並ぶ。町を散策し、九谷焼の窯を見学。また、名産品の金箔を使った金箔プリンを味わう。芸姑さんの元を訪ねしばし踊りの稽古を受けると、日舞の経験がある遼河さんは見事な舞いを披露。さらには連日行列ができるほどの新名物“のどぐろ釜飯”をいただいた。ほかに、美しい伝統工芸品の加賀友禅、加賀てまりに触れ、郷土料理では治部煮と加賀野菜の天ぷらを味わう。料理や工芸品、建物まで鮮やかな色合いに満ちた金沢。粋な伝統文化を五感で楽しむ“じょんのび旅”。
旅人:遼河はるひ
ナレーター:森本レオ
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Oct 18, 2020
豊かな自然や温泉に恵まれ、江戸時代は東海道の要衝とされた箱根。明治時代からは多くの外国人も訪れるようになり、日本有数のリゾート地として発展してきた。
今回旅をするのはフリーアナウンサーの新井恵理那さん。旅の始まりは箱根観光の玄関口とも言える箱根湯本から。まずは商店街で名物のカステラ饅頭や寄木細工を扱うお店に立ち寄る。商店街を一本裏に入ると、温泉地である箱根の旅館で生ま
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豊かな自然や温泉に恵まれ、江戸時代は東海道の要衝とされた箱根。明治時代からは多くの外国人も訪れるようになり、日本有数のリゾート地として発展してきた。
今回旅をするのはフリーアナウンサーの新井恵理那さん。旅の始まりは箱根観光の玄関口とも言える箱根湯本から。まずは商店街で名物のカステラ饅頭や寄木細工を扱うお店に立ち寄る。商店街を一本裏に入ると、温泉地である箱根の旅館で生まれたグルメ「湯葉丼」の名店が。出汁と卵でとじた熱々の湯葉をご飯にかけていただく。続いて、ノスタルジックな町並みが広がる宮ノ下へ。日本初の本格的なリゾートホテル、富士屋ホテルの開業をきっかけに、多くの外国人が訪れた町では老舗の写真館へ。観光の歴史を伝える貴重な写真を見たあとは、新井さんも記念に写真撮影。さらに箱根の中でも歴史の古いベーカリーで名物のシチューパンを味わう。個性的な美術館が立ち並ぶ仙石原エリアでは、まるで海外の建物や庭園を訪れた気分で開放的なひとときを過ごす。最後に、箱根のシンボルとも言える芦ノ湖へ。湖を望むレストランでリゾート地ならではの本格的なピザをいただいたら、ロープウェーに乗り駒ケ岳の山頂へ。眼下に広がる芦ノ湖と夕日に映える富士の絶景を眺める。箱根の歴史と自然を堪能するじょんのび旅。
旅人:新井恵理那
ナレーター:森本レオ
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Oct 25, 2020
人々の憧れの避暑地、軽井沢。豊かな自然と清々しい空気に満ちたこの場所は、心身を癒すことから、かつて「屋根のない病院」と喩えられた。この呼び名の主は、明治時代に軽井沢を訪れたカナダ人宣教師、アレキサンダー・クロフト・ショー。彼の尽力により、この町は宿場町から避暑地、別荘地へと変貌を遂げていった。
秋の軽井沢を旅するのはフリーアナウンサーの内田恭子さん。まずはメインストリ
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人々の憧れの避暑地、軽井沢。豊かな自然と清々しい空気に満ちたこの場所は、心身を癒すことから、かつて「屋根のない病院」と喩えられた。この呼び名の主は、明治時代に軽井沢を訪れたカナダ人宣教師、アレキサンダー・クロフト・ショー。彼の尽力により、この町は宿場町から避暑地、別荘地へと変貌を遂げていった。
秋の軽井沢を旅するのはフリーアナウンサーの内田恭子さん。まずはメインストリートの軽井沢銀座で、宣教師により伝えられたソーセージとジャムを味わう。続いては爽やかな風を感じながらサイクリング。めざしたのは「軽井沢の父」と呼ばれる宣教師ショーゆかりの教会と軽井沢随一の名所。クラシカルなホテルでは、ジョン・レノン直伝のロイヤルミルクティーを楽しむ。さらに、岩肌から湧き水が染み出す美しい滝へ。地元で育った旬の高原野菜を味わい、旅の最後、軽井沢が発祥のリゾートホテル、星野リゾートではあるサプライズが待っていた…
憧れのリゾート地・軽井沢を巡るじょんのび旅。
旅人:内田恭子
ナレーター:森本レオ
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Nov 01, 2020
秋の伊勢志摩、そして松坂を旅するのは宇賀なつみさん。始まりは志摩半島を見渡せる展望台から。この地の名産品といえば御木本幸吉が世界で初めて養殖に成功した真珠。まずは彼が創設したミキモト真珠島へ。輝く真珠を身につけ、海女さんたちが再現する120年前の養殖のようすを見学。そして、海女さんが獲ってきた海の幸をいただける海女小屋へ。新鮮な伊勢海老やアワビを存分に味わう。続いては伊
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秋の伊勢志摩、そして松坂を旅するのは宇賀なつみさん。始まりは志摩半島を見渡せる展望台から。この地の名産品といえば御木本幸吉が世界で初めて養殖に成功した真珠。まずは彼が創設したミキモト真珠島へ。輝く真珠を身につけ、海女さんたちが再現する120年前の養殖のようすを見学。そして、海女さんが獲ってきた海の幸をいただける海女小屋へ。新鮮な伊勢海老やアワビを存分に味わう。続いては伊勢神宮に参拝。内宮では偶然、神馬に遭遇する。参拝の後には門前町でてこね寿司やスイーツ、伊勢うどんを楽しむ。
松阪へ移動すると、名産品の松阪木綿に着替え、町を散策。松阪の町には松阪木綿で財を成した豪商たちの屋敷が今も残っている。その1軒に入るとそこには機織機が。松阪木綿の機織を体験する宇賀さん。旅の最後は美味しいものをと、訪れたのは松阪牛のすき焼きのお店。憧れの松阪牛をじっくりと味わいながら旅を振りかえる。古くから続く信仰と豊かな食材に恵まれた伊勢志摩、そして松阪をじょんのびと巡る旅。
旅人:宇賀なつみ
ナレーター:森本レオ
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Nov 08, 2020
江戸時代に北前船の寄港地として栄え、海と山、神社や寺が箱庭のような町を形づくる尾道。坂道と細い路地がどこか懐かしい雰囲気を湛え、林扶美子の小説や大林宣彦監督の映画の舞台ともなった。
旅をするのは斉藤由貴さん。始まりは尾道水道の港から。さっそく石段の坂道を進むと、民家風のカフェへ迷い込む。友人の家に招かれたような眺めのいい一室でハーブティーをいただきひと休み。続いて見つ
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江戸時代に北前船の寄港地として栄え、海と山、神社や寺が箱庭のような町を形づくる尾道。坂道と細い路地がどこか懐かしい雰囲気を湛え、林扶美子の小説や大林宣彦監督の映画の舞台ともなった。
旅をするのは斉藤由貴さん。始まりは尾道水道の港から。さっそく石段の坂道を進むと、民家風のカフェへ迷い込む。友人の家に招かれたような眺めのいい一室でハーブティーをいただきひと休み。続いて見つけたのはレトロな活版印刷機のある紙もののお店。自分の好きな活字を拾い、オリジナルのカードを手作りする。尾道商店街では港町らしい帆布屋さんを発見。帆布でつくられたカラフルなバッグを購入する。
さらに名物の尾道プリンをいただくと、付いてきたのは味変用のレモン・シロップ。実は尾道は全国一のレモンの産地だった。レモン栽培の盛んな生口島に渡り、摘みたてのグリーンレモンと人気のレモンケーキを味わう。再び本土に戻り、町のシンボル千光寺をめざすと、味わいのある喫茶店を発見。ひと休みした後は千光寺にお参りし、町を見晴らす展望台で旅を振り返る。美しい風景とレトロな気分を楽しむじょんのび旅。
旅人:斉藤由貴
ナレーター:斉藤由貴
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Nov 22, 2020
全国屈指の観光名所、日光のある栃木県。今回は紅葉に色づく日光と宇都宮を巡る。
旅するのはフリーアナウンサーの皆藤愛子さん。最初に訪れたのは宇都宮の北西部にある大谷地区。
ここは約1500万年前の海底火山の噴火でできた凝灰岩「大谷石」の産地。加工がしやすく耐熱性に優れる大谷石は、公会堂や教会など、町の至るところで用いられている。昭和に職人の手で彫られた27mもの巨大な
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全国屈指の観光名所、日光のある栃木県。今回は紅葉に色づく日光と宇都宮を巡る。
旅するのはフリーアナウンサーの皆藤愛子さん。最初に訪れたのは宇都宮の北西部にある大谷地区。
ここは約1500万年前の海底火山の噴火でできた凝灰岩「大谷石」の産地。加工がしやすく耐熱性に優れる大谷石は、公会堂や教会など、町の至るところで用いられている。昭和に職人の手で彫られた27mもの巨大な大谷石の観音像、大谷石に彫られた日本最古の磨崖仏、そして大谷石の歴史が刻まれた地下採石場跡を訪ねる。
また宇都宮市内では名物の餃子を味わう。続いて訪れた日光は、世界遺産に登録された二社一寺を擁する信仰の地。聖地の入口にあたる神橋から輪王寺の三仏堂、大猷院までを巡り、全国でも珍しい三体の大仏さま、370回忌となる徳川家光公の廟をお参りする。さらに、明治の館で名物オムレツライス、新名所の西参道ではバターどらやきなどを堪能。最後は明智平ロープウェーに乗り展望台へ。夕日が沈む男体山、中禅寺湖、華厳ノ滝の絶景を望む。石の町と信仰の地をじょんのび巡る旅。
旅人:皆藤愛子
ナレーター:森本レオ
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Nov 29, 2020
通常は「神無月」と呼ばれる旧暦の10月を「神在月」と呼ぶ出雲。全国八百万の神々が出雲大社に集まり、大国主大神と縁結びの相談をするためとされている。
そんな聖地、出雲を中心に島根県を旅するのはモデル・女優として活躍する堀田茜。まずは神々が上陸するという稲佐の浜から出雲大社に続く新門通りと呼ばれる参道へ。多くの土産物屋が連なる中、良縁を招くとされる縁結びゆかりの品を物色。
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通常は「神無月」と呼ばれる旧暦の10月を「神在月」と呼ぶ出雲。全国八百万の神々が出雲大社に集まり、大国主大神と縁結びの相談をするためとされている。
そんな聖地、出雲を中心に島根県を旅するのはモデル・女優として活躍する堀田茜。まずは神々が上陸するという稲佐の浜から出雲大社に続く新門通りと呼ばれる参道へ。多くの土産物屋が連なる中、良縁を招くとされる縁結びゆかりの品を物色。出雲大社を参拝するのは初めてという堀田さん、象徴的な大しめ縄に圧倒されつつ、「2礼4拍手1礼」の正式な作法でお参りを果たす。続いて訪ねたのは日本最古の温泉街とも言われる玉造温泉。美容効果が高く、美肌の湯として知られている。
足湯に浸かり、若い女性に人気の窯元ではモダンで懐かしいデザインの焼物に出会う。さらに足立美術館では横山大観の一大コレクションと日本一の庭園を鑑賞、冬の味覚の王様「松葉カニ」も味わう。旅の最後は、日本一高い灯台の上から日本海に沈む絶景の夕日に惚れ惚れ…。神話のふるさと出雲でさまざまな良縁を感じるじょんのび旅。
旅人:堀田茜
ナレーター:森本レオ
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Déc 06, 2020
大分県の耶馬渓は岩山や断崖が数十キロにもわたり連なる景勝地。ダイナミックなその景観は江戸時代、天下一と謳われ多くの観光客で賑った。紅葉が美しい耶馬渓とその周辺を市川紗椰さんが巡る。
旅のはじまりは大分県の温泉郷、別府。至る所から湯気が湧き出す通りを散策し、別府を代表する源泉を訪ねる。海地獄と呼ばれる源泉は水温98度、青く見えるのは成分の鉱物が光に反射するためだという。
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大分県の耶馬渓は岩山や断崖が数十キロにもわたり連なる景勝地。ダイナミックなその景観は江戸時代、天下一と謳われ多くの観光客で賑った。紅葉が美しい耶馬渓とその周辺を市川紗椰さんが巡る。
旅のはじまりは大分県の温泉郷、別府。至る所から湯気が湧き出す通りを散策し、別府を代表する源泉を訪ねる。海地獄と呼ばれる源泉は水温98度、青く見えるのは成分の鉱物が光に反射するためだという。湧き出す湯気を使った足湯ならぬ、足蒸しを体験する。蒸気を利用して作る地獄蒸し料理は江戸時代から続く調理法。地元の食材を蒸して味わってみる。
続いて訪れたのは景勝地、耶馬渓。紅葉が最も色づいた「一目八景」や、福沢諭吉が私財を投じて残した「競秀峰」の眺めに深く感動。耶馬渓の水はさまざまな名産品を生んでいる。中でも人気のとろろ蕎麦と米焼酎をいただく。古くから祈りの聖地となっていた羅漢寺には五百羅漢の石仏が並ぶ。厳かな雰囲気の中、鐘をついて心を清めた。耶馬渓から流れ出す水は麓の地域も潤し、中津の特産、鱧を育んでいる。絶品とされる鱧のしゃぶしゃぶと炊き込みご飯を賞味。最後に訪れたのは渓石園。紅葉が見事な日本庭園は夜になるとライトアップされ、幻想的な風景が広がる。稀有な絶景とそれが生んだ人々の営みを訪ねるじょんのび旅。
旅人:市川紗椰
ナレーター:森本レオ
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Déc 13, 2020
山陰地方には、美しい町並みが広がる2つの城下町がある。近代日本の出発点となった山口県萩、幕末期の風景を残す島根県津和野。歴史と文化の香る2つの町を平井理央さんが旅する。
最初に訪ねたのは明治維新の志士たちを数多く輩出した萩。志士たちの指導者、吉田松陰を祀る神社では、境内に残る松下村塾のわずか2間ばかりの小ささに驚く。萩の名産品のひとつ、夏みかんは維新後、失業した武士た
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山陰地方には、美しい町並みが広がる2つの城下町がある。近代日本の出発点となった山口県萩、幕末期の風景を残す島根県津和野。歴史と文化の香る2つの町を平井理央さんが旅する。
最初に訪ねたのは明治維新の志士たちを数多く輩出した萩。志士たちの指導者、吉田松陰を祀る神社では、境内に残る松下村塾のわずか2間ばかりの小ささに驚く。萩の名産品のひとつ、夏みかんは維新後、失業した武士たちを救うために植えられたもの。夏みかんを丸ごと使った伝統の銘菓、夏蜜柑丸漬の上品な甘さを楽しむ。もうひとつの名産品、萩焼はやわらかな風合いで落ち着いた味わいの伝統の焼物。泡立ちがなめらかになるという萩焼のタンブラーでビールを試し飲み。そして、水揚げ量日本一のアマダイをお造りとから揚げでいただく。
続いて訪ねたのは山間の小さな城下町、津和野。幕末期の風景を描いた100枚の絵、百景図が残る。絵に描かれたかつての姿と現在の姿を比べ、町を楽しく時間旅行。さらに、藩を救った逸話を持つ銘菓、源氏巻や、名物の里芋を使った芋煮を味わう。最後に千本もの鳥居が壮観な太皷谷稲成神社をお参りして、旅を振りかえる。幕末から明治までの時代を映す、2つの町のじょんのび旅。
旅人:平井理央
ナレーター:斉藤由貴
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Déc 20, 2020
斉藤由貴さんが巡る長崎の旅。最初に訪れたのはオランダ坂。鎖国時代、海外との唯一の窓口だったこの地には今も当時の洋館が立ち並ぶ。瓦屋根の洋館が立つグラバー園では園内のカフェでひと休み。長崎市民の足、路面電車に乗り向かったのは、老舗菓子店の白水堂。長崎に伝来したカステラと砂糖は和菓子文化に革命をもたらした。名物の桃カステラは今も桃の節句でお祝いのお返しとして喜ばれている。
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斉藤由貴さんが巡る長崎の旅。最初に訪れたのはオランダ坂。鎖国時代、海外との唯一の窓口だったこの地には今も当時の洋館が立ち並ぶ。瓦屋根の洋館が立つグラバー園では園内のカフェでひと休み。長崎市民の足、路面電車に乗り向かったのは、老舗菓子店の白水堂。長崎に伝来したカステラと砂糖は和菓子文化に革命をもたらした。名物の桃カステラは今も桃の節句でお祝いのお返しとして喜ばれている。
続いて訪ねた大浦天主堂は、禁教時代に密かに信仰を続けていたキリスト教徒発見の舞台となり、カトリック世界に大きな衝撃と喜びを与えた場所。堂内の厳かな雰囲気とステンドグラスが歴史の重みを感じさせる。また、長崎で独自に発展した長崎ガラスの工房、瑠璃庵を訪れ、瑠璃色のグラスづくりを体験。名物のちゃんぽんを味わい、向かったのは長崎孔子廟。そこで始まった変面ショーでは瞬時に変わるお面にびっくりの斉藤さん。さらに、坂本龍馬や勝海舟も訪れた老舗料亭、花月で日本とオランダ、中国の食文化が融合した卓袱料理をいただく。最後に世界新三大夜景にも選ばれている長崎の夜景を堪能。様々な文化が融合し生まれた、独自の文化が息づく長崎を巡るじょんのび旅。
旅人:斉藤由貴
ナレーター:森本レオ
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Déc 27, 2020
古くから人々が伝えてきた伝統を大切に守り続けている町や、海外からの影響を受けて独自の文化を紡いできた町、さらに、暮らしの中で育まれてきた食文化。
旅人たちが出会ったさまざまな日本の姿を、斉藤由貴さんとともに振り返る。
ナレーター:森本レオ
古くから人々が伝えてきた伝統を大切に守り続けている町や、海外からの影響を受けて独自の文化を紡いできた町、さらに、暮らしの中で育まれてきた食文化。
旅人たちが出会ったさまざまな日本の姿を、斉藤由貴さんとともに振り返る。
ナレーター:森本レオ
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