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Temporada 2004
将軍家光の世、大奥では春日局、ふく(松下由樹)が権勢を振るっていた。女中お玉(星野真里)は、先輩・朝比奈(梶芽衣子)に、ふくの話を聞いた。
30年以上前、ふくは武家に嫁いでいたが、ある事件により離縁され、三人の子を捨て家を出た。その時、将軍家の乳母を求める高札を見つけ、門をたたく。二代将軍秀忠(渡辺いっけい)の正室お江与(高島礼子)は竹千代(須賀健太)を生み、ふくが育てることになる。それがふくとお江与の確執の始まりだった。
将軍家光の世、大奥では春日局、ふく(松下由樹)が権勢を振るっていた。女中お玉(星野真里)は、先輩・朝比奈(梶芽衣子)に、ふくの話を聞いた。
30年以上前、ふくは武家に嫁いでいたが、ある事件により離縁され、三人の子を捨て家を出た。その時、将軍家の乳母を求める高札を見つけ、門をたたく。二代将軍秀忠(渡辺いっけい)の正室お江与(高島礼子)は竹千代(須賀健太)を生み、ふくが育てることになる。それがふくとお江与の確執の始まりだった。
竹千代(須賀健太)が歩き始めたと喜ぶおふく(松下由樹)に、お江与(高島礼子)は「わらわは身ごもっておる」と衝撃的な事実を告げた。お江与は男児・国松を産み、世継ぎ問題が顕在化した。数年経ち、お江与のおふくに対する嫌がらせはエスカレート。お江与を母と慕う竹千代に対しても、国松と比べてはいじめ、秀忠(渡辺いっけい)にも露骨におふくの暇出しを求めた。優柔不断な秀忠に業を煮やし、情報を集めたお江与は、おふくの秘密をつかみ、満座の席でそれを公表するが・・・。
竹千代(須賀健太)が歩き始めたと喜ぶおふく(松下由樹)に、お江与(高島礼子)は「わらわは身ごもっておる」と衝撃的な事実を告げた。お江与は男児・国松を産み、世継ぎ問題が顕在化した。数年経ち、お江与のおふくに対する嫌がらせはエスカレート。お江与を母と慕う竹千代に対しても、国松と比べてはいじめ、秀忠(渡辺いっけい)にも露骨におふくの暇出しを求めた。優柔不断な秀忠に業を煮やし、情報を集めたお江与は、おふくの秘密をつかみ、満座の席でそれを公表するが・・・。
おふく(松下由樹)は駿府城に向かい、家康(藤田まこと)に江戸城で世継ぎ騒ぎが起きていると伝えた。後日、家康は江戸城へ来訪。世継ぎは竹千代(須賀健太)であることを態度で示した。だが、お江与(高島礼子)は納得せず、家康死後、秀忠(渡辺いっけい)に世継ぎは国松(長島弘宜)と迫る。一方、おふくはおしず(雛形あきこ)を秀忠のもとへと送り込んで・・・。
おふく(松下由樹)は駿府城に向かい、家康(藤田まこと)に江戸城で世継ぎ騒ぎが起きていると伝えた。後日、家康は江戸城へ来訪。世継ぎは竹千代(須賀健太)であることを態度で示した。だが、お江与(高島礼子)は納得せず、家康死後、秀忠(渡辺いっけい)に世継ぎは国松(長島弘宜)と迫る。一方、おふくはおしず(雛形あきこ)を秀忠のもとへと送り込んで・・・。
竹千代(須賀健太)は三代将軍家光(西島秀俊)となり、正室に鷹司家から孝子(木村多江)をめとった。おふく(松下由樹)は大奥総取締を拝命、得意の絶頂を迎えた。ただ、家光に子供ができず、男狂いとの噂が心配の種である。
ある夜、お忍びで城下の祭りに出かけた家光が何者かに襲われる。正勝(榊英雄)が追い詰めた男は、なんと忠長(浜田学)の命を受けた弟・正利(杉崎政宏)であった。そんな折、家光と忠長は秀忠(渡辺いっけい)とともにお上に拝謁するため京へ出かける。そこにまさかの一報が入る。
竹千代(須賀健太)は三代将軍家光(西島秀俊)となり、正室に鷹司家から孝子(木村多江)をめとった。おふく(松下由樹)は大奥総取締を拝命、得意の絶頂を迎えた。ただ、家光に子供ができず、男狂いとの噂が心配の種である。
ある夜、お忍びで城下の祭りに出かけた家光が何者かに襲われる。正勝(榊英雄)が追い詰めた男は、なんと忠長(浜田学)の命を受けた弟・正利(杉崎政宏)であった。そんな折、家光と忠長は秀忠(渡辺いっけい)とともにお上に拝謁するため京へ出かける。そこにまさかの一報が入る。
京に上った家光(西島秀俊)は、美しい尼僧・慶光院(瀬戸朝香)に一目ぼれした。それを聞きつけた春日局(松下由樹)は、跡目相続御礼に江戸を訪れた慶光院を拉致、「上様の側室に」と城内の座敷牢に幽閉した。慶光院に仕えていた尼僧見習いのお玉(星野真里)も慶光院を追って大奥の女中になる。慶光院は自ら命を絶とうとするが、外から聞こえてきた笛の音に慰められ生きる決意をするが・・・。
京に上った家光(西島秀俊)は、美しい尼僧・慶光院(瀬戸朝香)に一目ぼれした。それを聞きつけた春日局(松下由樹)は、跡目相続御礼に江戸を訪れた慶光院を拉致、「上様の側室に」と城内の座敷牢に幽閉した。慶光院に仕えていた尼僧見習いのお玉(星野真里)も慶光院を追って大奥の女中になる。慶光院は自ら命を絶とうとするが、外から聞こえてきた笛の音に慰められ生きる決意をするが・・・。
お万(瀬戸朝香)の御寝所に初めて家光(西島秀俊)が訪れる。しかし、お万の清らかな視線にたじろぎ、家光は何もなく去っていく。お万は自分を追って女中となったお玉(星野真里)と再会し、お玉を部屋付きとする。お万は、家光が催した音曲の宴で、あの笛の主・半井隼人(金子昇)に出会い、そして惹かれる。しかし、半井は姉をさらった家光に恨みを持つキリシタンであった。中の丸に追いやられた孝子(木村多江)を訪ねたお万は、そこで半井を見つけ声を掛ける・・・。
お万(瀬戸朝香)の御寝所に初めて家光(西島秀俊)が訪れる。しかし、お万の清らかな視線にたじろぎ、家光は何もなく去っていく。お万は自分を追って女中となったお玉(星野真里)と再会し、お玉を部屋付きとする。お万は、家光が催した音曲の宴で、あの笛の主・半井隼人(金子昇)に出会い、そして惹かれる。しかし、半井は姉をさらった家光に恨みを持つキリシタンであった。中の丸に追いやられた孝子(木村多江)を訪ねたお万は、そこで半井を見つけ声を掛ける・・・。
お万(瀬戸朝香)の登場で心乱れる春日局(松下由樹)は、新たな側室を探し始めた。貧しいが気立てのよい町娘・おらん(京野ことみ)を見つけ、兄の仕官や家系再興を材料に、おらんを側室・お楽として取り立てる。
質素堅実を旨とする春日局は優美で華やかなお万と対立した。春日局は新側室を武器に、お万を牽制する。家光(西島秀俊)はお万に安らぎを、と隼人(金子昇)を呼ぶ。姉・おゆき(遠山景織子)が自害したばかりの隼人。隼人の吹く笛の音が悲しく響く。聞き入る家光。複雑な思いのお万。
お万(瀬戸朝香)の登場で心乱れる春日局(松下由樹)は、新たな側室を探し始めた。貧しいが気立てのよい町娘・おらん(京野ことみ)を見つけ、兄の仕官や家系再興を材料に、おらんを側室・お楽として取り立てる。
質素堅実を旨とする春日局は優美で華やかなお万と対立した。春日局は新側室を武器に、お万を牽制する。家光(西島秀俊)はお万に安らぎを、と隼人(金子昇)を呼ぶ。姉・おゆき(遠山景織子)が自害したばかりの隼人。隼人の吹く笛の音が悲しく響く。聞き入る家光。複雑な思いのお万。
春日局(松下由樹)の狙い通り、家光(西島秀俊)は、お楽(京野ことみ)とお夏(野波麻帆)と褥(しとね)を共にし、お楽が懐妊した。その一方、公家勢力の伸張を避けるため、春日局は、お万(瀬戸朝香)には、内密に避妊薬を飲ませていた。家光にも遠ざけられ気の沈むお万は、孝子(木村多江)の計らいで隼人(金子昇)と再会した。それを知った春日局は、家光に注進、家光の心をさらにお万から遠ざけようとする。ところが家光にまさかの事態が起こる。
春日局(松下由樹)の狙い通り、家光(西島秀俊)は、お楽(京野ことみ)とお夏(野波麻帆)と褥(しとね)を共にし、お楽が懐妊した。その一方、公家勢力の伸張を避けるため、春日局は、お万(瀬戸朝香)には、内密に避妊薬を飲ませていた。家光にも遠ざけられ気の沈むお万は、孝子(木村多江)の計らいで隼人(金子昇)と再会した。それを知った春日局は、家光に注進、家光の心をさらにお万から遠ざけようとする。ところが家光にまさかの事態が起こる。
家光(西島秀俊)が痘瘡にかかり、春日局(松下由樹)が看病に明け暮れている間に、お万(瀬戸朝香)は隼人(金子昇)に逃げるよう勧めた。聞き入れぬ隼人はお万に別れを告げる。春日局の祈りが通じて回復した家光はキリシタン狩りに着手する。それを止めようとしたお万は家光の怒りを買ったうえ、お楽(京野ことみ)を恋人と会わせたため、春日局の逆鱗にも触れた。春日局は隼人を亡き者にすべく寺に出向く。
家光(西島秀俊)が痘瘡にかかり、春日局(松下由樹)が看病に明け暮れている間に、お万(瀬戸朝香)は隼人(金子昇)に逃げるよう勧めた。聞き入れぬ隼人はお万に別れを告げる。春日局の祈りが通じて回復した家光はキリシタン狩りに着手する。それを止めようとしたお万は家光の怒りを買ったうえ、お楽(京野ことみ)を恋人と会わせたため、春日局の逆鱗にも触れた。春日局は隼人を亡き者にすべく寺に出向く。
お万(瀬戸朝香)は、家光(西島秀俊)から、隼人(金子昇)を斬ったと聞かされ、生きる望みを失う。だが、お玉(星野真里)の進言で心を開いた家光は、実は隼人を守ろうとしたことを話す。お万は家光の誠実さに心打たれる。そんな中、お楽(京野ことみ)が男児を生む。春日局(松下由樹)が母子を引き離そうとすると、家光が、子はお楽が育てるよう命じる。衝撃を受けた春日局が、さらに捨て置けない事件が起こり、お万との全面対決へ向かうことになる。
お万(瀬戸朝香)は、家光(西島秀俊)から、隼人(金子昇)を斬ったと聞かされ、生きる望みを失う。だが、お玉(星野真里)の進言で心を開いた家光は、実は隼人を守ろうとしたことを話す。お万は家光の誠実さに心打たれる。そんな中、お楽(京野ことみ)が男児を生む。春日局(松下由樹)が母子を引き離そうとすると、家光が、子はお楽が育てるよう命じる。衝撃を受けた春日局が、さらに捨て置けない事件が起こり、お万との全面対決へ向かうことになる。
お万(瀬戸朝香)の妊娠が発覚し、春日局(松下由樹)はあらゆる手を使って出産を阻止しようとした。だが、家光(西島秀俊)までお万の出産を認め、孤立した春日局は、ある夜、お万の膳に自ら堕胎薬を入れる。村雨(小松みゆき)が緊張した様子でお万に食事を運んできた・・・。
お万(瀬戸朝香)の妊娠が発覚し、春日局(松下由樹)はあらゆる手を使って出産を阻止しようとした。だが、家光(西島秀俊)までお万の出産を認め、孤立した春日局は、ある夜、お万の膳に自ら堕胎薬を入れる。村雨(小松みゆき)が緊張した様子でお万に食事を運んできた・・・。
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