新日本風土記

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神さま仏さま 東京2020-2021
Episode overview
無病息災に商売繁盛。年末年始、新しい年に願いを込め、多くの人が神に仏に手を合わせる。コロナ禍で出店ゼロだった露天商が、神社と力合わせ開催した酉の市。信仰に救われたという元ホームレスの男性が、街頭で食料支援を続けるクリスマス。スポーツの神様のお守りを胸にオリパラ開催を願うアスリート。そして明治神宮、神田明神、浅草寺の、いつもと違う初詣。年越えの東京で出会った悲喜こもごもの人生模様と祈りの風景を描く。
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隠岐諸島
Episode overview
4つの人の住む島と180の小島からなる島根県・隠岐諸島。古代から朝鮮半島への重要な輸出品だった黒曜石の採掘が今も続き、アシカ漁や巫女舞など、国境を越えて日本海沿岸に共通する文化が息づく。一方、近世まで天皇や貴族たちの流刑地となっていたため、様々な貴族文化も伝わる。後鳥羽上皇も楽しんだとされる日本最古の闘牛“牛突き”もその一つ。小さな島に多様な歴史と文化が詰まった、玉手箱のような隠岐の島々の物語。
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学生の街 神田 御茶ノ水
Episode overview
神田・御茶ノ水界隈といえば、日本きっての学生街。現在も大学や各種学校が建ち並び、狭いエリアに多くの学生たちが集っている。江戸時代に始まった「学びの街」は、やがて古本屋など学生相手の商店が集まる街へと発展。そこへコロナ禍が。大学は門を閉ざし、学生が姿を消した。学生たちにとっても特別な年となった2020年。彼らはどんなキャンパスライフを送っていたのか。秋から冬、学生の街を見つめた。
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北陸 冬のしあわせ
Episode overview
冬の北陸と言えば、家々を覆う豪雪に日本海の荒波。この冬も、数十年に一度の大寒波に襲われた。しかし、厳しい土地だからこその“冬のしあわせ”がある。ウニに岩ノリと、海の幸に家族が集う海女の里。旬の寒ブリ丸ごと一匹を娘夫婦に送り、結婚生活の幸せを祈る「嫁ブリ」の風習。荒海に出る越前ガニの漁師町、各地の酒蔵に出稼ぎに行く能登杜氏の山里など、厳しい冬を支えあって生きる人々や家族の心温まる物語。
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大阪・船場
Episode overview
キタとミナミの間に位置し「大阪のへそ」と呼ばれる船場。“番頭”や“丁稚(でっち)”が活躍する落語やドラマの舞台となってきた商いの町。今も大阪経済の中心として大企業が集中する。昭和に廃れた丁稚(でっち)奉公を今も行っている青年。江戸時代から続く老舗・薬問屋を継いだ三姉妹。足元までオシャレに気づかうビジネスマンに人気のカリスマ靴磨き職人など。400年の伝統を誇る商売の町の、おもろいヒト、店、会社の物語
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日光うら道 隠れ里
Episode overview
日光。「風光明美な観光地」という“表の顔”の向こうに、古来脈々と受け継がれる「秘境の記憶」が息づいている。日光東照宮が開かれるその遥か前から、日光は土着の山岳信仰や修験道が深く根付く“聖地”だった。秋から冬にかけて、日光の深山幽谷はひときわ霊妙な姿を見せる。氷点下20℃近くまで気温が下がる極寒の集落には、厳しい自然への畏怖とともに生きてきた山の民の営みが今なお根付く。知られざる日光を描く。
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東京 檜原村
Episode overview
東京都檜原村は、島しょ部を除く都内唯一の村。9割以上が山林で鉄道もコンビニもない。かつては甲斐への道が通じ、杉やひのきの産地として大いに賑わった。しかし、国産材の不振で人口は最盛期の3分の1、2200人に。山を所有する林業家は一軒となった。高齢化で5人に1人は80歳以上。なのに村にはかげりがない。それぞれやれることをやって、あるいはこの地に魅せられ移住して、東京の隅っこで暮らしている。
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鬼と炎の奈良
Episode overview
日本有数の鬼の出没地帯、奈良。冬は各地で荒々しい鬼や炎の祭りが繰り広げられる。燃え盛る松明とともに鬼が暴れまわる長谷寺の「だだおし」。厳しい精進をとげた男が鬼役となり、吹き上がる炎を掲げる念仏寺の「鬼走り」。なぜか「福は内、鬼も内」と唱える吉野山の節分。そして、鬼の子孫と伝わる人々が節分前夜に行う不思議な儀式。追い払うべき怖い鬼、豊かな実りをもたらす有難い鬼。鬼を畏れ、鬼に願いをかける人々の物語。
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鎌倉早春スケッチ
Episode overview
南を海に三方を山に囲まれた鎌倉は、天然の要害として1185年の開府より、武士の文化が花開いた古の都。鶴岡八幡宮に伝わる古式ゆかしい儀式、鎌倉武士のたしなみだった流鏑馬の伝統を受け継ぐ少女、寺社を裏で支える職人たちの知られざる人生。鎌倉に伝わる歴史や風俗を描きながら、いまも生きている古都に暮らす人々の「春を待つ物語」を紡いでいく。
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松本清張 昭和の旅
Episode overview
没後29年が過ぎてなお作品が次々にドラマ化され、今も話題を集め続けるミステリーの巨匠、松本清張。社会派と呼ばれた清張の作品は、どれをとっても「昭和」という時代を色濃く映し出している。「砂の器」「球形の荒野」「ゼロの焦点」など名作の数々を旅情とともに味わいながら清張が描いた昭和を旅し、作品の舞台や清張ゆかりの「聖地」に、変わりゆく日本と変わらない人々の心を見つけていく。
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都電荒川線
Episode overview
かつては、東京都内を網の目のように走っていた都電の中で、唯一残った「都電荒川線」。東京の北部12キロの距離をおよそ1時間。懐かしい町並みや自然豊かな風景を楽しむことができる。地域に密着した荒川線の歴史は、沿線に暮らす人たちの歴史でもある。通勤電車で生まれた青春のロマンス。廃線の危機から救った地元商店街の人たち。半世紀以上、乗降客を見守ってきた古書店の店主。荒川線とともに生きてきた人々の物語。
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空海の旅
Episode overview
番組では、真言密教の開祖・弘法大師空海にまつわる各地の風土や風習を描いてきた。高野山では、空海を親しみ込めて“お大師さん”と呼ぶ町の人々の、祈りを捧げる姿。お大師様とともに歩き、地元の人たちの「お接待」に心打たれる遍路の人々。10年に一度の本尊大開帳が行われ、いつもにも増して華やかな雰囲気に包まれた川崎大師。各地で空海とともに生きる人々の姿と、1200年の時を超えて受け継がれる信仰と祈りを描く。
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夫婦の旅 山あり谷あり
Episode overview
人と人の距離が、これほど遠く感じる日が来るなんて。新型コロナの影響で、結婚する人が減っている。令和2年の婚姻件数は、戦後最少。そんな今だからこそ、夫婦のありようを見つめてみたい。老舗煎餅屋で修行中の若夫婦。三味線弾きの夫を歌で支える妻。四国の山間の村でつつましく暮らす老夫婦。離れていても互いを思いあう夫婦…。今も昔も、一番遠くて近い人、心温まる夫婦の物語を、列島各地を巡りながら紡いでいく。
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東京の地下
Episode overview
面白いことはみんな、地下から湧き出てくる東京の地下は、世界一、長くて広い。13の地下鉄路線、電気・ガス・水道・通信などの地下トンネルすべてをつなぎ合わせると、その長さは実に地球3周分。狭い東京にとって、地下はまだまだ拡大できるフロンティアだ。今日もどこかで、昼夜掘り続ける穴という穴が、新しい道になり、巨大なシェルターになり、有機野菜を作る農場にもなったりする東京の地下を、たっぷりさまよう1時間。
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立山 地獄・極楽めぐり
Episode overview
古来、「地獄と極楽がここにある」と信じられた富山県・立山。剣のように鋭い岩峰が「地獄」に。主峰の雄山は「極楽浄土」の象徴とされ、江戸時代には大勢の参拝者が訪れた。立山の信仰を全国に広めたのが、麓にある集落・芦峅寺の人びと。近代化が進み、立山信仰は衰退したが、今も芦峅寺の住民たちは先祖が残した文化を大切に暮らしている。登山客が集い始める初夏。山に寄り添い、暮らしを立ててきた芦峅寺の人びとの物語。
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多摩丘陵
Episode overview
都心から急行電車で40分。丘の上の町並みのそばに、昔ながらの雑木林や古街道が残る土地に着く。東京から横浜にかけて広がる多摩丘陵だ。この地に50年前に誕生したのが“日本最大規模”の多摩ニュータウン。かつては酪農や養蚕が盛んだった農村地帯は、瞬く間に緑の中に団地や大学キャンパスが建ち並ぶ街へと変貌した。古きもの、新しきもの、多くの人々を受け入れながら歴史を刻んできた、多摩丘陵に生きる人々の夏物語。
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2021 東京の夏
Episode overview
史上初めて、1年延期して開催された東京オリンピック。しかし、新型コロナの感染が再拡大し、不安が広がる中での開催だった。新型コロナとオリンピックに揺れた東京の夏。どんな人がどんな思いで過ごしたのだろう。30歳、最後の大舞台に挑んだプロボクサー。3年に1度の祭りが中止となり、静かな夏を過ごす下町の人々。都内の公園で行われた炊き出しに集まる若者たち。いつもとは違う夏、自分らしく生きようとする人々の物語。
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銚子電鉄 とっぱずれの旅
Episode overview
「ほととぎす 銚子は国の とっぱずれ」と江戸時代の句に詠まれた、銚子(千葉県)が今回の舞台。小さな岬の付け根から先端までを結ぶ、わずか6.4kmのローカル線《銚子電鉄》の沿線をめぐる。前向きで、どこかのんびりした“愛され鉄道”銚電。こんなたたずまいも、黒潮の恵みと利根川水運が潤してきた“銚子気質”なのかもしれない。漁業と醤油で知られる銚子、鉄道沿線の人達のひと夏の営みに、人情を探す旅。
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お風呂の旅
Episode overview
身も心も優しく包むお湯につかれば、溜まっていたものもすーっと消えてゆく。秘湯、名湯に、ちょっとレトロな町中の銭湯。自粛疲れを癒やしたい今だからこそ、風土記が十年かけて取材したとっておきの「お風呂」をまとめて届ける。雪景色の山小屋で登山者を癒す天空の風呂。熱海や湯布院などの温泉地で、地元の人だけが知る小さな名湯。奈良時代からの由緒ある温泉には、地元の仲間が毎日朝湯に集う。お湯の極楽を愛する人々の物語
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木曽路の宿場町
Episode overview
黒い格子の家並みが、江戸情緒を醸し出す。木曽川沿いに点在する、“木曽十一宿”と呼ばれた中山道の宿場町だ。平安時代からヒノキの産地と知られ、豊臣秀吉以降は時の為政者が山林を管理してきた。今も7割ほどが国有林。山は食材の宝庫、秋には松茸狩り名人が腕を競う。人々は山を畏怖し、敬って生きる。水源の神をまつる町の人、伝統の木曽馬を神馬として育てる農家など、山深い木曽に暮らす人々の素顔の日常を描く。
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オクシズ 奥静岡
Episode overview
南北に伸びる静岡市。80パーセントを占める中山間地は「オクシズ」と呼ばれ、江戸時代は金山で栄えた。歴史上、重要な役割を果たしてきた面影をたどる(2021年放送) 古くから徳川家康の城下町として栄えてきた静岡市。その北部、豊かな自然が残る中山間地を最近では「オクシズ(奥静岡)」と名づけ、市はその魅力をPRしている。かつてオクシズには1300年の歴史を誇る金山があり、 .. show full overview
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東京のアメリカ
Episode overview
焼け野原から始まった首都・東京の戦後。敗戦以来、GHQ本部が置かれた東京には占領軍がもたらすアメリカ文化が浸透。東京は生活様式、音楽、ファッション、食文化など、アメリカの豊かさを取り入れることで復興、経済成長を成し遂げていった。一方で東京には米軍基地などが今も残る。日米開戦から今年で80年。敗戦、占領の記憶が薄れていく中、東京のアメリカの今を辿り、そこで暮らす人たちの多様なアメリカ像を描く。
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沖縄 コザ
Episode overview
来年本土復帰50年の節目を迎える沖縄。その象徴とも言えるのが、米軍嘉手納基地の門前町として栄えたコザ(現・沖縄市)。戦後、米国などの影響を受け発展したコザは、40ヶ国以上の外国人が暮らす国際色豊かな町。本場のエイサーや島唄など沖縄文化と、米国のロックやインド、ラテンなどが融合した独特の文化が広がる。基地との共生を強いられながらも、豊かなチャンプルー文化をたくましく育んできたコザの風土と暮らしを描く

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