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Season 1
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化粧品会社社員・みづき(内山理名)の母・由加子(阿木燿子)が絞殺体で発見された。驚くことに、母が設計技師の志方(津田寛治)と不倫関係にあったことが露呈する。みづきは、事件当日に2人が会う約束をしていたことを知り志方を疑う。刑事の竹尾(六平直政)らは志方を事情聴取するが、黙秘を主張されてしまい、捜査に行き詰る。傷心の娘が母の死の真相に迫り、驚愕の事実が判明する!!
化粧品会社社員・みづき(内山理名)の母・由加子(阿木燿子)が絞殺体で発見された。驚くことに、母が設計技師の志方(津田寛治)と不倫関係にあったことが露呈する。みづきは、事件当日に2人が会う約束をしていたことを知り志方を疑う。刑事の竹尾(六平直政)らは志方を事情聴取するが、黙秘を主張されてしまい、捜査に行き詰る。傷心の娘が母の死の真相に迫り、驚愕の事実が判明する!!
北鎌倉の山間にひっそりと佇む隠れ家のような宿『くわの』。人目を偲ぶ男女が多く訪れるこの宿は、「密会の宿」と呼ばれている。この宿の美人女将・桑野厚子は、7年前に夫を亡くし、細腕で一人息子の翔太を育てながら、旅館を切り盛りしている。従業員で小説家志望の久保隆は、厚子にほのかな思いを寄せている。
そんな『くわの』でお茶うけに出している和菓子屋『しんじょう』の会長・新庄保が『
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北鎌倉の山間にひっそりと佇む隠れ家のような宿『くわの』。人目を偲ぶ男女が多く訪れるこの宿は、「密会の宿」と呼ばれている。この宿の美人女将・桑野厚子は、7年前に夫を亡くし、細腕で一人息子の翔太を育てながら、旅館を切り盛りしている。従業員で小説家志望の久保隆は、厚子にほのかな思いを寄せている。
そんな『くわの』でお茶うけに出している和菓子屋『しんじょう』の会長・新庄保が『くわの』を訪れた。保はすでに現役を退いており、息子の誠一が今は社長となっていた。新作菓子について厚子と保が話していると、宿泊客が急病だと仲居が飛んでくる。その客は『しんじょう』に勤め始めたばかりの渡辺彬だった。その隣には彬を気遣う婚約者・朝倉恵の姿があった。身寄りのない二人は、家庭を持つ日を待ち望んでいた。彬は保の推薦で『しんじょう』に入ったばかりだったが、社長・新庄誠一に何故か辛く当たられ、過労を強いられていた。保は息子・誠一の傍若無人な振る舞いを気にしながらも、誠一には強く言えない負い目もあり、困惑していた。そんな保の心の支えになっていたのは、誠一にも保にも尽くす、誠一の妻・嫁の友枝だった。
後日、『しんじょう』を訪れた厚子は、彬を激しく叱責する誠一を目にする。あまりの暴君ぶりに驚く厚子。厚子たち客が帰った後、保は誠一の目に余る言動を注意する。誠一は「あの男(彬)が何者かわかった」と保に耳打ちし、「あなたが母さんにしたようにあいつ(彬)をいじめ殺してやろうか」と歪んだ笑いを浮かべる。保は若い頃遊び人で、外に女をつくり、多感な年頃の誠一や母親を傷つけてきたという噂だった。ある日の夕方、彬が帰宅途中に居眠り運転をして事故死してしまう。泣き崩れる恵。保はそんな恵をいたたまれない思いで見つめていた。その頃、自室にこもっていた誠一は、パソコンで“毒殺”や“睡眠薬” に関するサイトを見ていた。彬の死を報告する友枝に、「お前はあいつの正体もたくらみも知らない」と吐き捨てるように言う誠一。
彬の葬儀が行われた夜、誠一は恵の部屋を訪れ、10万円を渡して「目障りだからこれでこの町を出て行け」と言い放つ。それを拒む恵に暴力をふるう誠一。保に頼まれて恵を迎えにきた厚子が止めに入り、おびえる恵を宿に連れて帰る。恵はしばらく『くわの』に滞在することとなった。執拗に恵を追い回す誠一は『くわの』に姿を現すが、厚子に追い返されてしま
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紫門一鬼は、以前山で知り合った川野奈美から、登山ガイドを頼まれた。奈美は料理教室を開いていて、生徒たちを連れてきていた。照子・千代・静枝・浅子・陽子、それにフラワーデザイナーの沙織が参加した。静枝たちは沙織のフラワー教室にも共に通っていた。
白馬乗鞍岳を登りきり、下り坂に差しかかったとき、参加者のひとり・千代の登山靴の紐が切れてしまった。紫門は靴紐の切れ方に不自然さを
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紫門一鬼は、以前山で知り合った川野奈美から、登山ガイドを頼まれた。奈美は料理教室を開いていて、生徒たちを連れてきていた。照子・千代・静枝・浅子・陽子、それにフラワーデザイナーの沙織が参加した。静枝たちは沙織のフラワー教室にも共に通っていた。
白馬乗鞍岳を登りきり、下り坂に差しかかったとき、参加者のひとり・千代の登山靴の紐が切れてしまった。紫門は靴紐の切れ方に不自然さを感じつつも応急処置をし、先に休憩先の展望台に向かった6人を追った。
しかし、紫門が到着すると6人がいない。展望台に向かう二又の道で間違ったのか―。しかし標識はちゃんと展望台のある右方向を指していた。ただ、両面テープが貼られていることが気になった。
救助隊の隊員たちも協力して6人を探しつづけ、ようやく静枝たちが見つかった。が、奈美と沙織だけが見つからないまま、夜が明けた。そして翌日。紫門は奈美を見つけたが、その直後、隊員のひとりが近くの崖の下で死んでいる沙織を発見した。
6人は展望台への標識が左を指していたので向かったところ、道に迷ってしまい、はぐれてしまったという。
なぜ、右を指しているはずの標識が左を向いていたのか。紫門は疑問をもつ。
事故の責任を感じた紫門は山を下りる。だが、靴紐の切れ方や標識の件がひっかかっていた。誰かが故意にやったのだろうか?そこに、ある事実が明らかになった。
初対面だと思っていた奈美と沙織は、実は古くからの知り合いだったというのだ。
奈美は紫門に、沙織は大学の山岳部で知り合った親友だったと打ち明けた。同じフラワーデザイナーになるという夢を持っていたが、フラワースクールの一人息子・藤木を同時に好きになってしまった。結局10年前に、沙織はデザイナーとしての夢も藤木との結婚も叶えていた。奈美は2つの夢に破れ、沙織とはそれきり会っていなかったという。
奈美と話をしていると警察が現われた。沙織の直接の死因は転落時の全身打撲だったが、沙織の体内からトリカブトの毒物が検出されたというのだ。奈美の部屋からはトリカブトの根が見つかり、奈美は警察へと連行されてしまう。
本当に奈美の犯行なのか。信じられない紫門は真実を知ろうと奔走する。すると、事件当日、沙織と奈美が言い争いをしていたことがわかった。会話からは「10年前」「トリカブト」という言葉が聞こえて来たという。
さらに紫門は、乗鞍岳で奈美と出会
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信用金庫に勤める熟年サラリーマン・大西広三は、妻・勝子と団地住まい。同じ棟にはサラリーマンの池上英夫とその妻・明美が住んでいた。その団地の一室で、二ヶ月前、女性が遺体で発見された。死因は自殺と断定されたが、その空き部屋に明かりが灯るのを見た者がいて、勝子ら主婦の間では自殺ではなく殺された彼女の霊が居着いているという噂が広まっていた。
出世街道から外れた広三は、自分より
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信用金庫に勤める熟年サラリーマン・大西広三は、妻・勝子と団地住まい。同じ棟にはサラリーマンの池上英夫とその妻・明美が住んでいた。その団地の一室で、二ヶ月前、女性が遺体で発見された。死因は自殺と断定されたが、その空き部屋に明かりが灯るのを見た者がいて、勝子ら主婦の間では自殺ではなく殺された彼女の霊が居着いているという噂が広まっていた。
出世街道から外れた広三は、自分より若い支店長の土屋から煙たがられる存在だった。以前から相談を受けていた刑事・篠田一平への融資話がまとまったこの日も、土屋に呼び出され、営業成績の悪さを嫌みったらしく言われる。そんな広三の安らぎの場は、行き付けの小料理屋「はなこ」。女将の駒沢花子と話をしていた広三は、最終バスに乗り遅れ、徒歩で帰宅する羽目に。家に着いたちょうどその時、篠田から「土屋支店長が殺された」という連絡が入った。
土屋は自宅リビングで殺されていた。妻は実家に戻っていたという。駆けつけた広三は、土屋の死亡推定時刻に一人でいたことと、土屋家の前で不審な男の目撃情報があったことから、篠田らに事情聴取を受ける羽目になる。そのため、翌日の勤務先でも冷たい視線を浴びた広三は、その夜、「はなこ」に寄って疲れを癒す。そんな広三を、花子は店にあったバラの花で手品を見せ、励ました。そして花子は広三に、土屋があるダンス教室から出てきた所を見たという話をする。
広三と花子が佐久間ダンススタジオに確認すると、確かに土屋はその教室の受講生だった。しかし教室の経営者で講師でもある佐久間の話では、警察はまだ土屋がダンス教室に通っていたことを知らないという。
翌日、広三は土屋が不正融資をしていた事実を知る。その夜、広三は花子にそれを報告する。そこへ池上がやってくる。彼もここの常連らしく、二人は花子を交えて酒を交わす。
酔いつぶれた池上を家まで送った広三は、部屋の中に、明美がダンス教室の佐久間と踊っている写真を見つける。明美に土屋のことを尋ねるが、明美は一、二度顔を合わせただけでよく知らないと言った。
翌日、広三は篠田から、土屋の妻が死体発見当時に実家にいたというのは嘘で、愛人と都内のホテルにいたということを聞く。しかも土屋にも愛人がいると言うのだ。土屋の妻は、夫の支店長という立場を利用し、「私生活を暴露する」と夫を脅して、愛人のために高級車を買わせていた。その金額に引
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中央省庁局長の魚住(三浦友和)は、将来を約束されたエリート官僚。ある日、福島の交通事情を視察後、浮気相手のホステスと落ち合うため温泉宿へ。ところが女は、風呂場で何者かに殺されていた!魚住は自分の将来を思い、黙ってその場を立ち去る。そして自分を陥れようとする人間がいるのではと疑心暗鬼になっていた。そんな中、福島での案内役を務めた鶴原(平田満)が現れ、事件の日に魚住を見たと告げ大金を要求する…。
中央省庁局長の魚住(三浦友和)は、将来を約束されたエリート官僚。ある日、福島の交通事情を視察後、浮気相手のホステスと落ち合うため温泉宿へ。ところが女は、風呂場で何者かに殺されていた!魚住は自分の将来を思い、黙ってその場を立ち去る。そして自分を陥れようとする人間がいるのではと疑心暗鬼になっていた。そんな中、福島での案内役を務めた鶴原(平田満)が現れ、事件の日に魚住を見たと告げ大金を要求する…。
京都府警嵯峨野署刑事・真行寺明(メイ)は、正義感溢れる京女刑事。ある日、明は強盗殺人事件の容疑者の張り込み中、女性に暴力を振るう容疑者を目にして逮捕状の到着を待たずに踏み込んでしまう。身柄確保の際、女性の家にあった高価な壷や皿を割ってしまった明は3日間の謹慎を言い渡される。その帰途、明は呉服屋の店先で藤川泉美という女性がデザインした着物に目を留め、ちょうど店に現れた泉美
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京都府警嵯峨野署刑事・真行寺明(メイ)は、正義感溢れる京女刑事。ある日、明は強盗殺人事件の容疑者の張り込み中、女性に暴力を振るう容疑者を目にして逮捕状の到着を待たずに踏み込んでしまう。身柄確保の際、女性の家にあった高価な壷や皿を割ってしまった明は3日間の謹慎を言い渡される。その帰途、明は呉服屋の店先で藤川泉美という女性がデザインした着物に目を留め、ちょうど店に現れた泉美の工房を見学する。泉美は6年前に群馬県の養蚕の盛んな村から一人で西陣にやって来て、人気ブランド「いずみ」を築き上げた。催し物の案内状を発送するという泉美に、明は連絡先を教えて工房を後にする。
数日後、明は泉美から助けを求める電話を受け、工房に駆けつける。泉美は最近ストーカーにつきまとわれているが、警察に通報しても相手にしてもらえないと話す。明はストーカー被害を証明するためにビデオカメラで録画するように指示するが、泉美から聞かされたのは意外な事実だった。その男は6年前に泉美の夫・喜多川芳治を刺し殺した犯人、宮崎政義だという。宮崎は刑務所に入っていたが、1ヵ月前に出所したばかりだった。子供のいない泉美は旧姓に戻り、やり直すつもりで西陣にやって来たという。事件当時、弁護士をしていた喜多川は、殺される1年前に過失致死で起訴されていた。高崎市内の路上で若い男に金を出せとナイフで脅された喜多川は、揉み合いの末、乱闘に加わっていた17歳の少年・宮崎純一を刺して死亡させた。純一は泉美につきまとう宮崎政義の一人息子で、喜多川殺害は宮崎の逆恨みによるものだった。事件を担当した高崎中央署には、2年前、誘拐事件の捜査で一緒に捜査した刑事課の入沢軍平がいた。しかし、入沢は警務課分室に異動しており、明の声を聞いた途端に電話を切ってしまう。
明の指示通りビデオを撮っていた泉美は、ついに宮崎の姿を捉えることに成功する。明がそのビデオを持って西陣南署に乗り込むと、携帯電話に殺人事件発生の連絡が入る。嵯峨野の竹林で死体となって発見されたのは、フリージャーナリストの金村誠。金村は京都で芸能人や財界人のスキャンダルを狙って動き回っていた。特ダネを掴むためならどんな手も使うと評判の男で、あちこちで恨みを買っていたという。捜査が進む中、金村がホテルのロビーで泉美と口論していたという目撃情報が入る。金村は泉美の資金源を探っていたという。捜査本部は
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全国各地を渡り歩くさすらい署長・風間昭平は、新潟中署に赴任する前に立ち寄った佐渡市小木の旅館で、仲居の吉岡春子と世間話に興じていた。彼女は内職で竹細工の風車も作る働き者だ。突然、慌しいパトカーのサイレン音が響く。18歳の少女、北沢由岐の岸壁からの投身自殺だった。
そして数日後、今度は新潟市で事件が起きる。予備校講師・武本洋平の刺殺体が海辺で発見されたのだ。捜査員た
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全国各地を渡り歩くさすらい署長・風間昭平は、新潟中署に赴任する前に立ち寄った佐渡市小木の旅館で、仲居の吉岡春子と世間話に興じていた。彼女は内職で竹細工の風車も作る働き者だ。突然、慌しいパトカーのサイレン音が響く。18歳の少女、北沢由岐の岸壁からの投身自殺だった。
そして数日後、今度は新潟市で事件が起きる。予備校講師・武本洋平の刺殺体が海辺で発見されたのだ。捜査員たちは、武本の遺留品の携帯電話に引っ掛かりを感じる。電話番号の登録名が「AKE」「DMY」…と暗号めいたアルファベットだったからだ。不意にその携帯が鳴り出すが、すぐに切れてしまった。
鑑識の所見で、頭部と腹部を刺した凶器は特殊な刃物であることが判った。捜査を進めるうちに、武本の派手な女性関係が明らかになる。捜査本部では、仕事のトラブルと痴情怨恨の両面から捜査を開始する。
遺留品の携帯は相変わらず断続的に鳴り続けていた。アルファベットの登録番号は武本が関わった女性たちだと目星をつけた刑事たちは、まず「AKE」がホステス・相川菊恵であることを突き止める。相川は、武本が女性たちと逢引するためのマンションを持っていたと供述。武本の分不相応な金回りの良さに、風間は不審を感じる。さらに彼女は、赤い車に乗った眼鏡の男が武本のことを付け狙っていたと証言する。
一方、「DMY」は伊達真弓、予備校に通う生徒の母親との見方が濃厚になった。歯科医の夫・敬一との仲が冷え切っている真弓に、武本と不倫関係にあったのではないかと問い詰めるが、彼女はそれを否定する。
その後、捜査員が尾行の目を離した一瞬の隙に、真弓は武本のマンションから飛び降り自殺をしてしまう。真弓の夫・敬一が駆けつけるが、彼こそが、妻の不倫相手の武本を狙っていた「眼鏡の男」だった。
事件は解決するかに思われたが、敬一は容疑を否定する。武本を殺したいと思い、様子を窺っていたのは事実だが、殺害には関与していないという。だが、武本の遺留品の携帯に電話を掛けていたのは敬一だったことが判る。彼は自分を裏切った妻を憎んでおり、警察の目を真弓に向けるための工作であった。
携帯電話、不倫相手、ともに事件解決の糸口は断たれてしまった。しかし、敬一から新たな証言が得られる。武本を狙うもう1人の人物、予備校生・吉岡孝太郎の存在だった。
孝太郎のアパートを訪ねた風間たちは、彼が小木
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巣鴨北署巡査長・宮本清四郎は、現場一筋40年の人情派刑事。朝、巣鴨の商店街でひったくりをした初老の男を捕まえた清四郎は、署内で尋問をしていた。
その頃、刑事課では35歳の若さで本庁の捜査1課から異動となり、巣鴨北署署長に就任したエリート、佐々木警視正の訓示が始まっていた。佐々木は遅れてやってきた清四郎を叱責し、清四郎はそんな佐々木に反感を抱く。
ある日マンションの一
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巣鴨北署巡査長・宮本清四郎は、現場一筋40年の人情派刑事。朝、巣鴨の商店街でひったくりをした初老の男を捕まえた清四郎は、署内で尋問をしていた。
その頃、刑事課では35歳の若さで本庁の捜査1課から異動となり、巣鴨北署署長に就任したエリート、佐々木警視正の訓示が始まっていた。佐々木は遅れてやってきた清四郎を叱責し、清四郎はそんな佐々木に反感を抱く。
ある日マンションの一室で井出政枝が死体となって発見される。室内を物色した様子はなく、政枝は頭部を殴打されて死亡していた。第一発見者は政枝の実父で、KR電機を一代で大企業に育て上げた伝説の経営者、久世竜蔵。近くで商談があったため井出家を訪れたところ、家の鍵が開いており、政枝がリビングで倒れていたという。
KR電機で営業部長を勤める政枝の夫・井出陽太郎は、前日の夕方、友人の小野川正彦、杉森勇と一緒に車で出かけてから連絡が取れなくなっていた。政枝と陽太郎は結婚して約1年の新婚で、周囲の話からも夫婦仲は良かったという。
死亡推定時刻は前日の午後8時30分から9時30分の間。事件当日の夜8時45分、竜蔵は酒を飲んでうたた寝をして、家政婦の村木明代に起こされていた。自宅から現場までは車で1時間はかかり、明代の証言からも竜蔵のアリバイは成立した。
現場からは政枝の携帯電話だけがなくなっており、通信記録から夜7時には夫の陽太郎にメールを送っていたことが判明する。しかし、清四郎はリビングに飾られたサクユリが気になっていた。室内に飾られた花はどれも造花で、本物の花はサクユリのみ。サクユリは伊豆諸島でしか見られない珍しい花で、しかも6月から7月にかけて開花し、この時期に咲いているはずのない花だった。なぜリビングにだけ本物の花が、しかも時期はずれのサクユリが飾られていたのか?事件の真相はサクユリだけが知っているかに見えた。
夜になってようやく陽太郎が帰宅するが、「前夜は河口湖にある友人の別荘に泊まっており、午後7時に別荘に到着してからずっとそこにいた」「夜7時過ぎに政枝からメールを受け取り、折り返し電話をしたが電源が切られていて繋がらず、その後、仕事の電話が入らないようにと携帯電話の電源を切ってしまっていた」と話す。しかも、政枝から受信したメールも消してしまったという。
その後、清四郎は久世家の家政婦の明代から、政枝と陽太郎にそれぞれ愛人がいたこと
全国各地を転々と渡り歩くさすらい署長・風間昭平は、前署長・藤田の失踪という前代未聞の不祥事を起こした秋田中央署に赴任した。失踪した10月10日からちょうど1カ月、事件性や自殺の可能性はなく、風間は藤田が自らの意思で姿を消したと考えていた。
署では、署長失踪と同じ頃に起きた殺人事件の捜査に苦労していた。被害者は、角館観光タクシー運転手・煙山太一郎で、10月2日早朝、
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全国各地を転々と渡り歩くさすらい署長・風間昭平は、前署長・藤田の失踪という前代未聞の不祥事を起こした秋田中央署に赴任した。失踪した10月10日からちょうど1カ月、事件性や自殺の可能性はなく、風間は藤田が自らの意思で姿を消したと考えていた。
署では、署長失踪と同じ頃に起きた殺人事件の捜査に苦労していた。被害者は、角館観光タクシー運転手・煙山太一郎で、10月2日早朝、共同墓地でタクシーの助手席で死んでいるのが発見された。死亡推定時刻は前日の午後8時から11時の間で、死因は背後からの絞殺、殺害現場は別の場所と見られた。
風間は藤田の妻・頼子を訪ねた。藤田は失踪当日の朝、頼子の兄・横沢宏から電話を受けていたが、大した用ではなく、署でも確認済みだった。部屋には、頼子の趣味だという東北を旅した文人の本が数多く並んでいた。後妻で子供はいないが、夫婦仲は円満…公私共に恵まれた男の突然の失踪に、風間は頭を悩ませる。
翌日、風間は上杉刑事と死体発見現場の共同墓地を訪れた。煙山はギャンブル好きから借金を抱えていたが、6月半ば頃から急に羽振りが良くなったという。墓地には「菅江真澄」と刻まれた墓があった。上杉の話では、生涯を旅に生きた秋田では誰もが知っている有名な文人だという。そこへ、秋田日報の記者で"スッポン"の異名を持つ笹木が現れた。笹木は署長失踪の真相をしつこく探っていた。
タクシー運転手殺人事件の捜査会議では、タクシーのタイヤや運転席の床などから検出されたイチョウの実が、煙山の靴や衣服から出てこなかったことから、犯人がイチョウの木のある犯行現場から死体遺棄現場まで自分でタクシーを運転してきたと考えられた。また、賭場に出入りしていた煙山と鶴田組事務所との関係も浮上するが、手詰まり感は否めず、風間は死亡時に煙山が着ていたタクシー会社の制服から紛失していた金ボタンを公開捜査にする。さらに、煙山は同じ角館出身の人気芸者・ゆき江に一方的に熱を上げていたが、彼女はかつて失踪中の藤田と深い関係にあった。
ゆき江に会いに行った風間は、藤田を"フーさん"と呼んで楽しそうに昔を語るゆき江に好感を持つ。藤田とは綺麗さっぱり別れたというゆき江は「フーさんと煙山の事件に繋がりがあるのか」と予想外のことを口にする。
やがて、煙山が殺された事件当夜、11時半過ぎにゆき江の赤い車がマンションに入って行っ
吉永誠一は、神奈川県警捜査一課の刑事。臨月を迎えた一回り年下の妻・照子とは仲睦まじい夫婦である。
横浜の雑木林で、死後半年経過した男性の白骨死体が発見された。被害者の推定年齢は50~60歳、骨の損傷や毒物の検出はなく、遺留品も残されていなかった。警察は行方不明者の中で被害者と身体的特徴が似ている人物をリストアップし、捜査を開始する。吉永は一課のお荷物的存在・小沢とコン
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吉永誠一は、神奈川県警捜査一課の刑事。臨月を迎えた一回り年下の妻・照子とは仲睦まじい夫婦である。
横浜の雑木林で、死後半年経過した男性の白骨死体が発見された。被害者の推定年齢は50~60歳、骨の損傷や毒物の検出はなく、遺留品も残されていなかった。警察は行方不明者の中で被害者と身体的特徴が似ている人物をリストアップし、捜査を開始する。吉永は一課のお荷物的存在・小沢とコンビを組まされ、渋々捜査に繰り出した。
吉永たちは鎌倉にある黒田邸を訪れる。主の黒田道弘は半年程前、稲村ヶ崎で海に転落したまま遺体が見つかっていなかった。黒田のかかりつけの歯科医を訪れると、歯の特徴が一致したため、白骨死体は黒田と判明する。
翌日、吉永たちは日本画家だった黒田と絵の取引のあった画商「鹿野昭峩堂」の店主・鹿野伊三夫を訪ねる。鹿野は、黒田の絵は完璧すぎて個性に乏しく、画家としては最低ランクだったと明かす。
その後、吉永たちは鹿野に誘われ「熊谷画廊」創立25周年のパーティーに同行した。オーナー・熊谷信義も黒田の絵を年に数点買っていた。鹿野は、もし黒田が殺されたとすれば、その理由は「贋作」にあると断言する。10年前、日本画の大家の一人、奥原煌春の贋作が関東一帯に出回った事件があり、その捜査が黒田にも及んでいたという。
当時、贋作の出所は鎌倉の旧家の当主・加賀谷であったことが確認されていた。警察はさらに裏で糸を引く黒幕の存在もあると睨んでいたが、決定的な証拠が掴めず、その後加賀谷は病死。さらに加賀谷の依頼で何も知らずに奥原の絵を模写していたという日本画家の卵、吉井百合子が服毒自殺をするという後味の悪い結末となっていた。
さらに、鹿野から昨年の8月末、奥原の贋作10点が展示即売会に出されていたという話を聞く。持ち込んだのは、美術関係の出版社を経営する傍ら、画廊「仁仙堂」の社長を務める細江仁司。翌日、「仁仙堂」を訪ねると、何と細江は昨夜から行方不明になっていた。応対に出た社員の伊原聖子は、奥原の贋作の行方について固く口を閉ざす。
黒田の白骨死体が発見された2日後に起きた細江の失踪…鹿野は、奥原の贋作の流れを知ることが黒田殺しと細江失踪の謎を解く鍵だと強調する。鹿野の事件に対するのめり込みようにいささか疑問を抱く吉永だったが、
彼の案内で細江の自宅を訪ねることに。そして妻・冴子から、細江が持ち帰っ
元刑事・尾木遼平は、傷害致死で5年の懲役を受けた。指定暴力団幹部・久保勇治と揉み合ううちに殺してしまったのだ。出所した尾木は、嘘の証言をした久保の愛人・中塚美智江を訪ねる。しかし翌朝、美智江は死体で見つかり、尾木は容疑者扱いされる。自分を陥れた数々の事件の真相を解明しようと、捜査を進める尾木。"刑務所仲間"やかつて傷害事件を起こした村下恭子、尾木に援助交際をもちかけてきた女子高生と奇妙な同居生活をしながら、警察組織を相手に尾木は独りで立ち向かう。
元刑事・尾木遼平は、傷害致死で5年の懲役を受けた。指定暴力団幹部・久保勇治と揉み合ううちに殺してしまったのだ。出所した尾木は、嘘の証言をした久保の愛人・中塚美智江を訪ねる。しかし翌朝、美智江は死体で見つかり、尾木は容疑者扱いされる。自分を陥れた数々の事件の真相を解明しようと、捜査を進める尾木。"刑務所仲間"やかつて傷害事件を起こした村下恭子、尾木に援助交際をもちかけてきた女子高生と奇妙な同居生活をしながら、警察組織を相手に尾木は独りで立ち向かう。
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小諸城址にある懐古園の地獄谷で、頭部が血まみれの男性の変死体が発見された。被害者は税理士・萩原春男、死亡時刻は前夜の午後11時から午前1時。現場に駆けつけた“信濃のコロンボ”こと竹村岩男は、被害者のポケットに入っていた上田駅前ホテルのラウンジの2人分のディナーコースの領収書と、死亡当日の欄に「午後五時・打ち合わせ・軽井沢アリスの館」とハートマークが書かれた手帳に目をつけ
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小諸城址にある懐古園の地獄谷で、頭部が血まみれの男性の変死体が発見された。被害者は税理士・萩原春男、死亡時刻は前夜の午後11時から午前1時。現場に駆けつけた“信濃のコロンボ”こと竹村岩男は、被害者のポケットに入っていた上田駅前ホテルのラウンジの2人分のディナーコースの領収書と、死亡当日の欄に「午後五時・打ち合わせ・軽井沢アリスの館」とハートマークが書かれた手帳に目をつける。
竹村はペンション「アリスの館」を訪ねる。そこには清楚な雰囲気を漂わすオーナー・根岸絵里と、その外壁の修理を依頼された工務店社長・土屋勉が親しげに話す姿があった。
県警は萩原の足跡を洗い始める。萩原は三十過ぎの地味な女性とディナーを共にしていたという目撃情報が得られた。
やがて解剖結果が出て、被害者は後頭部を鈍器で殴打されたことがわかる。殺人事件と断定され色めき立つ小諸中央署。刑事課長・中原の見方は、アリバイのない妻・房江が夫を殺害したというもの。しかし竹村は、萩原の派手な女性関係に目を付け、ディナーに同伴した女性を調べる方針を出す。
竹村はモーテルを当たり始めた。ディナーをとったホテルは、情事に耽るには人目につきすぎるからだ。小諸市郊外のモーテルで、萩原の外車を映した防犯ビデオが見つかる。相手の女性は誰なのか。やがて聞き込みにより女性の似顔絵が完成、それは「アリスの館」の根岸絵里によく似ていた。
竹村は絵里について調べを進める。軽井沢の別荘で生まれ、東京で育ったという絵里。実家の根岸家の周辺を探るために、竹村は盟友である警視庁捜査一課の警部・岡部にも連絡をした。
その頃「アリスの館」では、絵里と画家である夫・嘉男が、実姉・由紀とその夫・広志に詰め寄られていた。遺産相続のトラブルだった。根岸家は東京・日本橋に店を持つ老舗商家だったが、3年前に父が急死した頃には商売が行き詰まっていた。債権者に押しかけられた絵里はやむなく店を手放し、軽井沢の別荘を改造してペンションを始める。当時、由紀は財産相続権を行使しなかったのに、今頃になって財産の分与とペンションの共同経営を要求してきたのだ。由紀夫婦の勝手な言い分を、嘉男はきっぱりと断る。婿養子のくせに、と悔しさをにじませる由紀。しかし帰り際、由紀は「嘉男は東京に愛人がいる」と絵里に耳打ちする。さらに、絵里と萩原との特別な関係をつかんでいる様子をほの
旅行作家・茶屋次郎は千曲川のほとり、小諸を訪れる。戸倉上山田温泉「清風園」の女将・君島恵子と会うためだった。恵子はかつて新人編集者として茶屋と関わり、結婚寸前の仲になったものの、生家の老舗旅館を継ぐために別れてしまった女性だった。茶屋に相談に乗ってほしいことがあるという恵子。
戸倉駅に着くと「温泉天国・湯の花本館」の総支配人・亀山哲司が、茶屋に自分の宿を取材するよ
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旅行作家・茶屋次郎は千曲川のほとり、小諸を訪れる。戸倉上山田温泉「清風園」の女将・君島恵子と会うためだった。恵子はかつて新人編集者として茶屋と関わり、結婚寸前の仲になったものの、生家の老舗旅館を継ぐために別れてしまった女性だった。茶屋に相談に乗ってほしいことがあるという恵子。
戸倉駅に着くと「温泉天国・湯の花本館」の総支配人・亀山哲司が、茶屋に自分の宿を取材するよう取り入ろうとする。そこに「清風園」の従業員・下田久作が迎えに来た。久作は「湯の花本館」への嫌悪を露わにする。3年前に開業したばかりの「湯の花本館」は、いかがわしいサービスの噂や、温泉成分の調査拒否など、地元では悪い評判ばかりだった。
「清風園」では若い芸者・泉香と、年配の芸者・梅若とが、茶屋をもてなす。カラオケスナックへと繰り出す茶屋と泉香ら。恵子も「一段落したら合流する」と約束して見送った。カラオケを楽しんでいると、泉香が携帯電話の呼び出しで「別のお座敷がかかった…」と中座してしまう。夜11時をまわっても恵子は来ない。いぶかりながらも「清風園」に戻ると、部屋には2つのグラスと酒が用意されていた。茶屋が酒を口にすると、急激な睡魔に襲われる。
目覚めると、茶屋の隣には恵子の死体があった。後頭部から布団に広がる血。茶屋は悲鳴を上げて飛び起きる。茶屋にとって状況は極めて不利であり、千曲東署で重要参考人として取り調べを受ける。調べが進み、茶屋の飲んだ冷酒から睡眠薬が検出された。また恵子の死亡推定時刻は午後10時前後と判明し、カラオケスナックにいた茶屋のアリバイも立証される。だが、撲殺に用いた鈍器は特定できず、恵子の足袋の裏には不自然な土汚れが見つかった。
やがて千曲川の河原で、血液と髪のこびりついた石と、女物の草履が発見される。恵子は河原で殺害されたのか?だとすると、死体はどうやって運ばれたのか?捜査は難航し、茶屋への疑いは完全に晴れない。恵子の死もあって落ち込む茶屋を、「週刊ロイヤル」の副編集長・山倉が励ます。茶屋と山倉はしばらく「清風園」に滞在して、事件の顛末を書き上げる決意をした。次第に二人は、恵子の夫・雅彦の妙な冷静さに違和感を抱き始める。
雅彦は典型的なダメ婿だった。恵子と結婚して板長となったが料理の腕はいまいちで、ギャンブルに明け暮れる日々を送っていた。さらに商売敵「湯の花本館」のショーパブ
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タクシー運転手・宮下愛子は、黒ずくめの不気味な男を乗せて軽井沢の別荘地を走っていた。黙りこくったままの男の指示に従ううちに、愛子は乗り逃げされてしまう。翌日、男がタクシーに乗り込んだ現場の別荘を訪ねると、そこにはタクシー会社の社長夫人・遠山峰子の絞殺体があった。会社買収をめぐって峰子に企業舎弟・柳沢勝一が近づいていたというが…。
熱血漢の“信濃のコロンボ”こと竹村岩男が難事件に挑む、人気シリーズ第9弾!
タクシー運転手・宮下愛子は、黒ずくめの不気味な男を乗せて軽井沢の別荘地を走っていた。黙りこくったままの男の指示に従ううちに、愛子は乗り逃げされてしまう。翌日、男がタクシーに乗り込んだ現場の別荘を訪ねると、そこにはタクシー会社の社長夫人・遠山峰子の絞殺体があった。会社買収をめぐって峰子に企業舎弟・柳沢勝一が近づいていたというが…。
熱血漢の“信濃のコロンボ”こと竹村岩男が難事件に挑む、人気シリーズ第9弾!
早瀬咲子は、銀行員の夫・幸雄と大学生の息子・透をもつ平凡な主婦。中学時代の同窓会で咲子は、仲の良かった藤野裕恵、染谷律子と再会する。二次会には行
かず帰宅しようとする咲子を、待井信樹が呼び止めてバーに誘った。イラストレーターである待井は、元美術部の咲子に挿絵の仕事をしないかともちかける。そ
んな2人の姿を、死角からそっと窺う客がいた。
待井は自分の誕生日に、咲
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早瀬咲子は、銀行員の夫・幸雄と大学生の息子・透をもつ平凡な主婦。中学時代の同窓会で咲子は、仲の良かった藤野裕恵、染谷律子と再会する。二次会には行
かず帰宅しようとする咲子を、待井信樹が呼び止めてバーに誘った。イラストレーターである待井は、元美術部の咲子に挿絵の仕事をしないかともちかける。そ
んな2人の姿を、死角からそっと窺う客がいた。
待井は自分の誕生日に、咲子と夕食をともにしたいと言っていた。咲子は迷いながらもブルーのワンピースを新調し、4月2日午後5時頃に待井の事務所を訪れ
る。中からバタンという物音、ノックをしても応答がない。事務所の扉を開けて入ると、腹に包丁が刺さった待井の死体が仰向けに倒れていた。
後ずさったはずみに、咲子は机上のワインボトルを落として割ってしまう。動転したまま、咲子はその場から逃げ出した。そして帰宅してから、持参した手土産を持井のもとに置き忘れたことに気づく。
待井が殺害された事件は「午後7時に事務所を訪れた編集者に発見され、死亡推定時刻は午後5~7時」と報道された。食い入るようにニュースを見る咲子。そ
こに律子から電話があり、待井の事件のことで相談をしたいという。律子の家に咲子、同級生の男性らが集まった。待井から借金を踏み倒されたという者、女に
貢がせていたという噂。待井の評判は芳しくなかった。同窓会後、待井に誘われたことは悟られまいと振舞う咲子。律子が営むリカーショップの「バースデーワ
イン・御用意いたします」というポスターに、咲子はふと目を留めた。
帰宅すると、裕恵から咲子宛に不可解なメールが届いていた。「4月2日はわざわざ私の家に来てくれてありがとう」「5時の約束なのに15分も前に来て」と
いう内容。咲子が待井を訪ねていた時間帯だ。さらにメールには、裕恵のリビングの家具、中国茶を飲んだという作り話まで詳細に描写されている。不審に思い
裕恵に電話をかけようとした矢先、チャイムが鳴った。警視庁捜査一課・佐竹刑事らが、咲子を訪ねてきたのだ。
佐竹は羽田で起きたという殺人事件の担当刑事。調べの中で、裕恵が4月2日の夕方は咲子と会っていたと述べたため、その確認にきたという。咲子は本当のことが言えず、同日午後5~7時は裕恵の家で中国茶を飲んでいたと証言してしまう。
咲子は27年前のエピソードを回想していた。14歳の咲子はスーパ
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釣船の船頭で、弁護士でもある辰巳周平は、強盗傷害容疑で逮捕された川合幸雄の弁護を依頼される。物的証拠も目撃証言も揃うが、川合は容疑を否認。一方、被害者・栗原了介の次男・浩也が、4年前に勤め先の社長を殺害した罪で服役中であることが分かる。浩也は面会に来た周平に、自分は無実だと訴える。やがて、浩也の犯行を証言した女性が嘘をついていたことが判明。川合は犯人に仕立てられた可能性が…。4年前の事件の裏に何が!?
釣船の船頭で、弁護士でもある辰巳周平は、強盗傷害容疑で逮捕された川合幸雄の弁護を依頼される。物的証拠も目撃証言も揃うが、川合は容疑を否認。一方、被害者・栗原了介の次男・浩也が、4年前に勤め先の社長を殺害した罪で服役中であることが分かる。浩也は面会に来た周平に、自分は無実だと訴える。やがて、浩也の犯行を証言した女性が嘘をついていたことが判明。川合は犯人に仕立てられた可能性が…。4年前の事件の裏に何が!?
白馬岳の山小屋を、華道家・峰原弥生、編集者・高畑明久、山岳カメラマン・篠田由香の一行が訪れた。弥生が活ける華道作品のための撮影旅行だという。しかし3人の仲は険悪だ。芸術家肌の弥生に、苛立ちを隠せない由香。弥生を家元に据えて、峰原流を乗っ取ろうとする高畑。山小屋の主人・大杉尚は、仲の悪い3人に登山ができるのか心配する。
高畑は大杉に、弥生の最初の作品集を見せた。“立山連峰に稲光が走る瞬間”を捉えた写真を背景に、華麗な生花が据えられる。見事な山岳写真だった。
白馬岳の山小屋を、華道家・峰原弥生、編集者・高畑明久、山岳カメラマン・篠田由香の一行が訪れた。弥生が活ける華道作品のための撮影旅行だという。しかし3人の仲は険悪だ。芸術家肌の弥生に、苛立ちを隠せない由香。弥生を家元に据えて、峰原流を乗っ取ろうとする高畑。山小屋の主人・大杉尚は、仲の悪い3人に登山ができるのか心配する。
高畑は大杉に、弥生の最初の作品集を見せた。“立山連峰に稲光が走る瞬間”を捉えた写真を背景に、華麗な生花が据えられる。見事な山岳写真だった。
北鎌倉の山間に佇む『くわの』は「密会の宿」と呼ばれ、人目を忍ぶ男女が多く訪れる。ある日、宿泊客の田中一郎・明子夫妻が荷物を残していなくなり、女将・桑野厚子や番頭・久保隆らは首を傾げる。
やがて箱根・芦ノ湖で胸を刺された男の変死体が発見された。『くわの』に宿泊した男性と判明するが、「田中一郎」は偽名で身元不明。夜間に宿を出て、タクシーで鎌倉から箱根へ移動した後に殺害
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北鎌倉の山間に佇む『くわの』は「密会の宿」と呼ばれ、人目を忍ぶ男女が多く訪れる。ある日、宿泊客の田中一郎・明子夫妻が荷物を残していなくなり、女将・桑野厚子や番頭・久保隆らは首を傾げる。
やがて箱根・芦ノ湖で胸を刺された男の変死体が発見された。『くわの』に宿泊した男性と判明するが、「田中一郎」は偽名で身元不明。夜間に宿を出て、タクシーで鎌倉から箱根へ移動した後に殺害されたものとみられる。北鎌倉署刑事・番場周平、箱根中央署刑事・山村富雄らが『くわの』にも聴きこみに来た。訪れたついでに、署員は数枚の指名手配書を残していく。その中に14年前に京都の旅館で起きた、ある殺人事件の手配書もあった。
同日、松田俊一と井上琴美のカップル、本宮琢磨・小雪夫妻が『くわの』にチェックインした。間もなく宿に、注文していない宅配ピザ80人前の出前が届き、さらに嘘の通報で消防車がかけつける。あまりの騒ぎに、宿泊客らも飛び出してきてパニックに。何者かの嫌がらせだった。厚子はお詫びに、宿泊客を後日あらためて宿へ招待することにした。
数日後、『くわの』の風情に魅せられたと言う女性が1人で宿泊に来た。宿帳に「江田和代」と記す彼女の指の子供っぽい指輪に、厚子はふと目を留める。その日は、俊一と恋人の琴美、本宮琢磨・小雪夫妻も宿を訪れた。琢磨と小雪に気付き、表情を曇らせる俊一。素知らぬ顔をしながら、俊一と琴美に憎悪の視線を向ける小雪。2組の客は、何か関係がある様子だ。そして、宿の外では、何者かが宿の様子を窺っていた。同夜、琴美が誰かに階段から突き落とされて足を挫く。そこに和代が通りかかり、琴美に気付いて愕然とした表情になる。
仲居の古谷勝江と岡野珠子が、ぎっくり腰で働けなくなってしまった。人手不足で困ってしまう厚子。すると和代が、自分を雇ってほしいと申し出る。隆は難色を示すが、厚子は和代を信頼して仕事を頼むことにした。真面目で有能な和代は、周囲の評判も上々。和代はかつて仲居の仕事をしていたらしい。
琴美が店主をつとめる小物屋は、オーナーの俊一が親から受け継いだ店だ。ゆくゆくは2人でやっていきたいというが、身寄りのない琴美は、地元の名士である俊一の親に認めてもらえない。だから2人は人目を気にしながら『くわの』で会っているらしい。そんな琴美を厚子は暖かくもてなす。
数日後、本宮琢磨・小雪夫妻が、また『
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北アルプス山岳救助隊隊長の紫門は、救助隊員の先輩・田所と谷川岳で岩登り中、男性登山者の滑落事故に遭遇、遺体収容に携わった。男性は登山初心者と思われる軽装で身元確認できる物が無い状態であったが、謎の紙片と聖母マリア像を象ったペンダントを所持していた。ひと月後、今度は常念岳で単独行の女性が転落死した。驚くことに、女性は谷川岳の遭難者と同じ遺品を残していて…。
北アルプス山岳救助隊隊長の紫門は、救助隊員の先輩・田所と谷川岳で岩登り中、男性登山者の滑落事故に遭遇、遺体収容に携わった。男性は登山初心者と思われる軽装で身元確認できる物が無い状態であったが、謎の紙片と聖母マリア像を象ったペンダントを所持していた。ひと月後、今度は常念岳で単独行の女性が転落死した。驚くことに、女性は谷川岳の遭難者と同じ遺品を残していて…。
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夫婦で旅行中の竹村は、訪れた仙台城址の写真屋で清水修司と出会う。店に貼られた、一枚の写真に見入る清水。カメラマン・池野真理子は、父が事故死した事件と清水が関係していると疑い始める。
その夜、軽井沢で野木雅和が崖から転落死する。野木は事件の1週間ほど前から清水の事務所を監視していたらしい。清水と野木の関係は?そして、真理子の父は本当に事故死だったのか?“信濃のコロンボ”こと熱血警部・竹村が難事件に挑む!
夫婦で旅行中の竹村は、訪れた仙台城址の写真屋で清水修司と出会う。店に貼られた、一枚の写真に見入る清水。カメラマン・池野真理子は、父が事故死した事件と清水が関係していると疑い始める。
その夜、軽井沢で野木雅和が崖から転落死する。野木は事件の1週間ほど前から清水の事務所を監視していたらしい。清水と野木の関係は?そして、真理子の父は本当に事故死だったのか?“信濃のコロンボ”こと熱血警部・竹村が難事件に挑む!
おかず横丁の地主・小谷が刺殺された。小谷は生前、脇田不動産におかず横丁の底地を売却していたらしい。長年店を構えていた涼子や広美たちはショックを隠せない。事件現場の雨戸には、涼子の弁当屋で働く雅人の指紋が残されていた。2年前、雅人が起こした事件で恋人を殺された山村幸代は、雅人を犯人にしようと偽名を使って嘘の証言をする。涼子は雅人の無実を証明するため幸代を説得するが、幸代も何者かに殺害され…。
おかず横丁の地主・小谷が刺殺された。小谷は生前、脇田不動産におかず横丁の底地を売却していたらしい。長年店を構えていた涼子や広美たちはショックを隠せない。事件現場の雨戸には、涼子の弁当屋で働く雅人の指紋が残されていた。2年前、雅人が起こした事件で恋人を殺された山村幸代は、雅人を犯人にしようと偽名を使って嘘の証言をする。涼子は雅人の無実を証明するため幸代を説得するが、幸代も何者かに殺害され…。
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手相専門の占い師・晶子(高畑淳子)は、ある洋画家の事故死を知った夜、車道をふらつく女性を救出、手相を見る機会を得る。女性は死亡した洋画家の娘・加代子(岩本千春)だった。加代子は、手相のアドバイスを受けると元気を取り戻した。ところが数日後、加代子が自殺を図る。晶子は彼女の死に疑念を抱き、真相を追うことに。すると、加代子が絵画に記した雅号に驚愕の事実が隠されていることを知る…。
手相専門の占い師・晶子(高畑淳子)は、ある洋画家の事故死を知った夜、車道をふらつく女性を救出、手相を見る機会を得る。女性は死亡した洋画家の娘・加代子(岩本千春)だった。加代子は、手相のアドバイスを受けると元気を取り戻した。ところが数日後、加代子が自殺を図る。晶子は彼女の死に疑念を抱き、真相を追うことに。すると、加代子が絵画に記した雅号に驚愕の事実が隠されていることを知る…。
隅田川沿いの公園で、頭蓋骨が陥没したホームレスの遺体が発見される。一方、軽井沢の別荘地の山道で、女子大生・吉岡由利が飼い犬の散歩中に失踪。由利はかつて現場近くに住む陶芸家・河島孝之の弟子だった。やがて大の犬嫌いという河島の家から、由利とともに失踪した犬の毛が見つかり、河島が犯人だと証言する謎の男・波多野も現れるが…。
熱血警部“信濃のコロンボ”こと竹村が、複雑に絡み合った2つの事件に迫る!
隅田川沿いの公園で、頭蓋骨が陥没したホームレスの遺体が発見される。一方、軽井沢の別荘地の山道で、女子大生・吉岡由利が飼い犬の散歩中に失踪。由利はかつて現場近くに住む陶芸家・河島孝之の弟子だった。やがて大の犬嫌いという河島の家から、由利とともに失踪した犬の毛が見つかり、河島が犯人だと証言する謎の男・波多野も現れるが…。
熱血警部“信濃のコロンボ”こと竹村が、複雑に絡み合った2つの事件に迫る!
家政婦・青山春子は、塚原家に住み込みで働くことになった。塚原礼司は年商150億円の「ななふく堂」社長だが、半年前に脳梗塞で倒れてから身体が不自由だという。彼を介護する嫁・弥生を気遣って、離れて暮らす姑・塚原志寿江が家政婦を依頼したのだ。
勤務初日の夕方5時、弥生が不審な電話に応答していることに春子は気付く。「どうして番号がわかったの?」「今夜?」と、弥生は狼狽して
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家政婦・青山春子は、塚原家に住み込みで働くことになった。塚原礼司は年商150億円の「ななふく堂」社長だが、半年前に脳梗塞で倒れてから身体が不自由だという。彼を介護する嫁・弥生を気遣って、離れて暮らす姑・塚原志寿江が家政婦を依頼したのだ。
勤務初日の夕方5時、弥生が不審な電話に応答していることに春子は気付く。「どうして番号がわかったの?」「今夜?」と、弥生は狼狽している。やがて、急な来客があるという弥生の言いつけで、春子は自宅へ帰された。
その夜、塚原礼司が変死体で見つかった。自室のベッドで絞殺され、死亡推定時刻は午後9時半とみられる。第1発見者は弥生だった。遺産目当ての殺害だといって、姑・志寿江と礼司の前妻・平山信子は、弥生を激しく罵る。弥生の主張は、午後8時にレンタルビデオ店へ出掛け、午後10時に帰宅したら礼司の遺体があったというものだ。しかし鎌倉東署の刑事らも、弥生への疑いを晴らさない。
弥生の人柄を信じている春子は、彼女をかばうことにする。実は春子は弥生とは、10年前に面識があった。当時みすぼらしい身なりだった弥生は、幼い男児を連れて中華料理店で無銭飲食をしてしまう。料理店に勤めていた春子は、母子に同情してその場で代金を立替えた。そして弥生は後日、律儀に返済に来てくれたのだ。
志寿江は礼司の死亡届を提出した。その際、弥生と礼司とは、入籍をしていない内縁関係にあったことが明らかになった。遺産と会社を相続するのは前妻・信子の息子・克巳になるため、志寿江は露骨に喜ぶ。
「ななふく堂」専務・日下正幸が、所轄の根岸刑事を訪れた。日下の証言によると、塚原克巳は「ななふく堂」で使い込みをしていたらしい。激怒した礼司が克巳を呼びつけたのが、事件当夜にあたるという。克巳が礼司を殺害した可能性も濃厚である。克巳は詐欺および殺人容疑で任意同行された。しかし使い込みについては認めたものの、殺人について克巳は黙秘を続ける。
事件後も塚原家で働く春子は、弥生の不審な行動にも気付いていた。夜8時になると弥生は1人でどこかへ出掛け、電話では「しばらく会えないの」と誰かと話している。電話の相手は誰なのか、春子だけでなく志寿江や日下も気にしている様子だ。
弥生を憎む姑・志寿江は、ある書類を目にする。それは生前の礼司が書いた『死因贈与契約書』、ある条件を弥生が守れば5000万円の遺産
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出張料理人・亀崎は、漁業の街・北海道の岩内町を訪れる。
そこでは、観光施設として海岸を開発しようとする誘致派と反対派との対立が起きていた。
ある日、反対派の漁業組合長・大庭がふぐの毒をもられて死亡する。
亀崎は誘致を覆すきっかけとして、海で獲れた食材を使って“幻の干しあわび”を作ろうと奮闘する。
そんな中、元板長・三田も殺害され、捜査は難航。
誘致に反対し続ける旅館の女将・佳代が疑われるが…。
出張料理人・亀崎は、漁業の街・北海道の岩内町を訪れる。
そこでは、観光施設として海岸を開発しようとする誘致派と反対派との対立が起きていた。
ある日、反対派の漁業組合長・大庭がふぐの毒をもられて死亡する。
亀崎は誘致を覆すきっかけとして、海で獲れた食材を使って“幻の干しあわび”を作ろうと奮闘する。
そんな中、元板長・三田も殺害され、捜査は難航。
誘致に反対し続ける旅館の女将・佳代が疑われるが…。
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風間が長野県警上田中央署に赴任した初日、千曲川のヤナ漁場で沖嶋辰也の刺殺体が発見される。その翌日も、須川湖で岡崎恒雄の遺体が見つかり、現場には黒い糸クズがついた白いボタンが落ちていた。岡崎は沖嶋が殺害されるところを目撃し、犯人を強請って殺されたらしい。やがて、沖嶋の妻の証言から、沖嶋が 15年前の暴行殺人事件の犯人である可能性が浮上する。
現場第一主義の“さすらい署長”が事件に迫るシリーズ第5弾!
風間が長野県警上田中央署に赴任した初日、千曲川のヤナ漁場で沖嶋辰也の刺殺体が発見される。その翌日も、須川湖で岡崎恒雄の遺体が見つかり、現場には黒い糸クズがついた白いボタンが落ちていた。岡崎は沖嶋が殺害されるところを目撃し、犯人を強請って殺されたらしい。やがて、沖嶋の妻の証言から、沖嶋が 15年前の暴行殺人事件の犯人である可能性が浮上する。
現場第一主義の“さすらい署長”が事件に迫るシリーズ第5弾!
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向島の花街では、祇園から売れっ子芸妓・雪乃が移籍してきて評判になっていた。
ある夜、料亭『花乃屋』に、建築デザイナーの迫田、高柳、安曇が訪れる。3人は都市開発の建築デザインコンペで争うライバル同士。安曇は昔、『花乃屋』で芸妓をしていたぽん太の息子だった。その晩、高柳が自宅で毒殺され、さらに数日後、迫田も何者かに毒殺される。デザインコンペの裏に何が?賑やかな花街を舞台に、複雑に絡んだ過去が明かされる!
向島の花街では、祇園から売れっ子芸妓・雪乃が移籍してきて評判になっていた。
ある夜、料亭『花乃屋』に、建築デザイナーの迫田、高柳、安曇が訪れる。3人は都市開発の建築デザインコンペで争うライバル同士。安曇は昔、『花乃屋』で芸妓をしていたぽん太の息子だった。その晩、高柳が自宅で毒殺され、さらに数日後、迫田も何者かに毒殺される。デザインコンペの裏に何が?賑やかな花街を舞台に、複雑に絡んだ過去が明かされる!
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“信濃コロンボ”こと竹村岩男は、休暇中に訪れたコンサート会場で、殺人事件に遭遇。被害者は出演予定だったヴァイオリニストの白鳥蘭子。やがて、共演者のピアニスト・奥野司郎に容疑が掛かる。そんな中、司郎の叔母でピアニストの奥野百合子の隣人・赤井義一が自宅で刺殺される。百合子の家にレッスンに通う盲目のピアニスト・戸津輝美は、隣の部屋付近から司郎が吸う葉巻の匂いがしていたと証言。司郎への疑いが深まるが…。
“信濃コロンボ”こと竹村岩男は、休暇中に訪れたコンサート会場で、殺人事件に遭遇。被害者は出演予定だったヴァイオリニストの白鳥蘭子。やがて、共演者のピアニスト・奥野司郎に容疑が掛かる。そんな中、司郎の叔母でピアニストの奥野百合子の隣人・赤井義一が自宅で刺殺される。百合子の家にレッスンに通う盲目のピアニスト・戸津輝美は、隣の部屋付近から司郎が吸う葉巻の匂いがしていたと証言。司郎への疑いが深まるが…。
「あやめ質店」店主の藤元が刺殺された。現場から前日質入れされた有名ブランド・ボットーネの贋バッグが消えていた。そのバッグを質入れした杉山菊子は、ネットオークションで手に入れたという。出品者は八橋将という男。八橋はバイト先からバッグを盗んで出品したらしい。しかし八橋は半月前から行方不明だった。贋物のバッグを狙う人物は誰か?その目的は?
“ブランド刑事”こと桐原真実が、ブランドに執着する人間たちの心の闇に迫る。
「あやめ質店」店主の藤元が刺殺された。現場から前日質入れされた有名ブランド・ボットーネの贋バッグが消えていた。そのバッグを質入れした杉山菊子は、ネットオークションで手に入れたという。出品者は八橋将という男。八橋はバイト先からバッグを盗んで出品したらしい。しかし八橋は半月前から行方不明だった。贋物のバッグを狙う人物は誰か?その目的は?
“ブランド刑事”こと桐原真実が、ブランドに執着する人間たちの心の闇に迫る。
磔にされた男が仮死状態で発見され、額には口紅で四葉のクローバーが描かれていた。数日後にも同じ手口の事件が起きる。被害者らは大学時代、同じサークルの仲間だった。ある日、被害者の田辺の自宅から四葉のクローバーが刻まれたペンダントが見つかる。10年前に自殺した仲間・杉本ゆかりの物だった。ペンダントに隠された秘密とは!?警部補・篝はサークル仲間を調べるとともに、医師を辞めてホームレスとなったゆかりの兄に近づく。
磔にされた男が仮死状態で発見され、額には口紅で四葉のクローバーが描かれていた。数日後にも同じ手口の事件が起きる。被害者らは大学時代、同じサークルの仲間だった。ある日、被害者の田辺の自宅から四葉のクローバーが刻まれたペンダントが見つかる。10年前に自殺した仲間・杉本ゆかりの物だった。ペンダントに隠された秘密とは!?警部補・篝はサークル仲間を調べるとともに、医師を辞めてホームレスとなったゆかりの兄に近づく。
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東京駅八重洲の地下駐車場で、ミステリー作家・水木日奈子のマネージャー・及川が刺殺された。事件当日、及川は出張する日奈子の見送りに来ていた。容疑者とされたのは、日奈子と及川が審査員を務めるミステリー大賞の応募者・土屋。及川に作品を酷評され恨んでいたらしい。続いて、及川のせいで失業した伏見も容疑者として挙がる。そんな中、土屋がビルの屋上から転落死する。清村は独自の鉄道知識から事件解明に奮闘する。
東京駅八重洲の地下駐車場で、ミステリー作家・水木日奈子のマネージャー・及川が刺殺された。事件当日、及川は出張する日奈子の見送りに来ていた。容疑者とされたのは、日奈子と及川が審査員を務めるミステリー大賞の応募者・土屋。及川に作品を酷評され恨んでいたらしい。続いて、及川のせいで失業した伏見も容疑者として挙がる。そんな中、土屋がビルの屋上から転落死する。清村は独自の鉄道知識から事件解明に奮闘する。
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動物の行動展示で一躍ブームを巻き起こした「旭川市動物園」の園長・熊代正夫(西郷輝彦)。その名字から“シロクマ園長”と呼ばれ親しまれている。ある日、東京から母校の獣医大学OBたちが旅行に訪れるが、動物園を後にしてその参加者が次々と死亡。熊代は、勝気な旭川南署刑事・八ツ橋里美(青山倫子)とともに事件を追うことに。事件解決の手がかりは、園内の動物たちの行動に隠されていた…!3月まで絶賛放送されていた金曜連続時代劇「逃亡者おりん」の主役おりん役を熱演した青山倫子がミステリー女刑事役初挑戦!
動物の行動展示で一躍ブームを巻き起こした「旭川市動物園」の園長・熊代正夫(西郷輝彦)。その名字から“シロクマ園長”と呼ばれ親しまれている。ある日、東京から母校の獣医大学OBたちが旅行に訪れるが、動物園を後にしてその参加者が次々と死亡。熊代は、勝気な旭川南署刑事・八ツ橋里美(青山倫子)とともに事件を追うことに。事件解決の手がかりは、園内の動物たちの行動に隠されていた…!3月まで絶賛放送されていた金曜連続時代劇「逃亡者おりん」の主役おりん役を熱演した青山倫子がミステリー女刑事役初挑戦!
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鉄道警察官の清村公三郎は、家族で富山県の宇奈月温泉行きの一泊二日のツアーに参加する。和やかで楽しい時間が過ぎるが、帰り際の自由時間に、参加者の大高徹平と林彰二が行方不明となり、大高が刺殺体で発見される。犯人は参加者の中にいる可能性が高まり、清村は富山県警の要請で捜査に加わる。一方、林彰二も都内で何者かに刺殺される。林は探偵で、大高の妻から夫の身辺調査を依頼されてツアーに参加したことが発覚するが…。
鉄道警察官の清村公三郎は、家族で富山県の宇奈月温泉行きの一泊二日のツアーに参加する。和やかで楽しい時間が過ぎるが、帰り際の自由時間に、参加者の大高徹平と林彰二が行方不明となり、大高が刺殺体で発見される。犯人は参加者の中にいる可能性が高まり、清村は富山県警の要請で捜査に加わる。一方、林彰二も都内で何者かに刺殺される。林は探偵で、大高の妻から夫の身辺調査を依頼されてツアーに参加したことが発覚するが…。
アルプス山岳救助隊隊長・紫門一鬼が難事件を解決する、シリーズ第10弾。ある日、登山中の信濃日報デスク・岡野(中島久之)が遭難後、転落死する事故が発生。さらに、単独女性登山者が転落死する。2人は、転落前に救助要請の電話を入れていたが、救助隊員たちが到着した時には既に死亡していた。紫門は一連の事故が殺人事件と推測。白馬警察署の小室(渡瀬恒彦)と捜査に乗り出すが…。
アルプス山岳救助隊隊長・紫門一鬼が難事件を解決する、シリーズ第10弾。ある日、登山中の信濃日報デスク・岡野(中島久之)が遭難後、転落死する事故が発生。さらに、単独女性登山者が転落死する。2人は、転落前に救助要請の電話を入れていたが、救助隊員たちが到着した時には既に死亡していた。紫門は一連の事故が殺人事件と推測。白馬警察署の小室(渡瀬恒彦)と捜査に乗り出すが…。
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闇金融業者・黒田徳馬が血まみれの変死体で見つかった。警視庁鑑識課指紋係の係長・塚原宇平は犯人の行動パターンを推測して、血液指紋の採取に成功する。指紋は融資を受けていた早川純一のものと特定され、捜査一課刑事・新田英明は逮捕状請求を決意。しかし、早川は他殺体で見つかった。一方、塚原の妻・佐代子は、保育園の同僚・早川敏江が早川純一の母であることに気付き…。“終生不変”の指紋を手がかりに、真相解明が進む!
闇金融業者・黒田徳馬が血まみれの変死体で見つかった。警視庁鑑識課指紋係の係長・塚原宇平は犯人の行動パターンを推測して、血液指紋の採取に成功する。指紋は融資を受けていた早川純一のものと特定され、捜査一課刑事・新田英明は逮捕状請求を決意。しかし、早川は他殺体で見つかった。一方、塚原の妻・佐代子は、保育園の同僚・早川敏江が早川純一の母であることに気付き…。“終生不変”の指紋を手がかりに、真相解明が進む!
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“信濃のコロンボ”シリーズ第17弾!長野県警捜査一課警部の竹村(中村梅雀)は、岩手県遠野市を旅行中、長野県の会社員・河合貴代(悠木千帆)の他殺体を発見した。貴代の後輩・留理子(国分佐智子)の協力を得て、遺留品のカメラに写っていた松永貞子(中野若葉)の足取りを追うが行方不明と知り…。
“信濃のコロンボ”シリーズ第17弾!長野県警捜査一課警部の竹村(中村梅雀)は、岩手県遠野市を旅行中、長野県の会社員・河合貴代(悠木千帆)の他殺体を発見した。貴代の後輩・留理子(国分佐智子)の協力を得て、遺留品のカメラに写っていた松永貞子(中野若葉)の足取りを追うが行方不明と知り…。
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多摩南署主任刑事・近松丙吉(伊東四朗)が難事件に挑むシリーズ第7弾!ある日、河原で暴力団組員の田口克造(樽沢勇紀)が遺体で発見される。身に着けていたスカーフは先がちぎれ、サングラスが割れていた。事件当日の豪雨のせいか、それらの断片は見つからない。暴力団同士の抗争を視野にいれ捜査が始まるが、布施紀子(小松みゆき)が出頭してくる。その夜田口に襲われて暴行されそうになり、石で殴って逃げたというのだが…。
多摩南署主任刑事・近松丙吉(伊東四朗)が難事件に挑むシリーズ第7弾!ある日、河原で暴力団組員の田口克造(樽沢勇紀)が遺体で発見される。身に着けていたスカーフは先がちぎれ、サングラスが割れていた。事件当日の豪雨のせいか、それらの断片は見つからない。暴力団同士の抗争を視野にいれ捜査が始まるが、布施紀子(小松みゆき)が出頭してくる。その夜田口に襲われて暴行されそうになり、石で殴って逃げたというのだが…。
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スーパー「ギガマート」で強盗殺人事件が発生、従業員の福山正希(高橋良輔)が殺害された。被害者の母・久美子(竹下景子)は、息子の死を嘆き、三千万円の懸賞金をかけて犯人を捜すことに。ところが、犯人逮捕に繋がる有力な情報はなかなか集まらずにいた。そんななか、スーパーの従業員・真由美(戸田恵子)が犯人を知っていると打ち明ける。久美子の情報をもとに、佐々木刑事(蟹江敬三)らは捜査に乗り出すが…。
スーパー「ギガマート」で強盗殺人事件が発生、従業員の福山正希(高橋良輔)が殺害された。被害者の母・久美子(竹下景子)は、息子の死を嘆き、三千万円の懸賞金をかけて犯人を捜すことに。ところが、犯人逮捕に繋がる有力な情報はなかなか集まらずにいた。そんななか、スーパーの従業員・真由美(戸田恵子)が犯人を知っていると打ち明ける。久美子の情報をもとに、佐々木刑事(蟹江敬三)らは捜査に乗り出すが…。
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“信濃のコロンボ”こと長野県警捜査一課・警部の竹村岩男(中村梅雀)は、妻・陽子(原日出子)から、テニス仲間の菊池早智子(中山エミリ)の姉・由紀子(大家由祐子)が、マルチ商法の投資話に手を出し、出資者や闇金融業者に追い詰められていると聞く。3ヵ月後、長野・姨捨山で白骨死体が発見され失踪した由紀子と判明。竹村はその死に疑念を持ち、独自に調査を開始するが…。中睦まじい夫婦を襲った悲劇!シリーズ第15弾。
“信濃のコロンボ”こと長野県警捜査一課・警部の竹村岩男(中村梅雀)は、妻・陽子(原日出子)から、テニス仲間の菊池早智子(中山エミリ)の姉・由紀子(大家由祐子)が、マルチ商法の投資話に手を出し、出資者や闇金融業者に追い詰められていると聞く。3ヵ月後、長野・姨捨山で白骨死体が発見され失踪した由紀子と判明。竹村はその死に疑念を持ち、独自に調査を開始するが…。中睦まじい夫婦を襲った悲劇!シリーズ第15弾。
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正義感溢れる駐在警官・猪熊喜三郎(地井武男)と妻・靖子(研ナオコ)が難事件を解決するシリーズ第4弾!ある日、畜産家・大西(ベンガル)の飼い犬が猟銃で射殺される事件が発生。激怒した大西は猟銃を持つ近隣住民の家に押しかけ騒動になる。時を同じくして、前科のある大城(六平直政)が20年ぶりにこの地に戻ってきていた。大城が町を去った理由とは?そんな中、キャベツ農家の篠崎(山田辰夫)が自らの猟銃で射殺される。
※予定されていた「さすらい署長風間昭平(6)」は、改めて放送致します
正義感溢れる駐在警官・猪熊喜三郎(地井武男)と妻・靖子(研ナオコ)が難事件を解決するシリーズ第4弾!ある日、畜産家・大西(ベンガル)の飼い犬が猟銃で射殺される事件が発生。激怒した大西は猟銃を持つ近隣住民の家に押しかけ騒動になる。時を同じくして、前科のある大城(六平直政)が20年ぶりにこの地に戻ってきていた。大城が町を去った理由とは?そんな中、キャベツ農家の篠崎(山田辰夫)が自らの猟銃で射殺される。
※予定されていた「さすらい署長風間昭平(6)」は、改めて放送致します
前橋地検に赴任してきた捜査検事・近松茂道(高橋英樹)のもとに殺人事件の一報が入ってくる。
8年前に退官した元刑事・山根啓造(綿引勝彦)が、自宅で何者かに絞殺されていたのだ。やがて捜査線上に、かつて山根が誤認逮捕した男・松崎の存在が浮かび上がる。
事件前日に松崎が山根と揉めていたことが判明し、警察は松崎逮捕に向けて動き出すが、やがてダムから男の白骨死体が発見されたことで事件は急展開を見せる!
前橋地検に赴任してきた捜査検事・近松茂道(高橋英樹)のもとに殺人事件の一報が入ってくる。
8年前に退官した元刑事・山根啓造(綿引勝彦)が、自宅で何者かに絞殺されていたのだ。やがて捜査線上に、かつて山根が誤認逮捕した男・松崎の存在が浮かび上がる。
事件前日に松崎が山根と揉めていたことが判明し、警察は松崎逮捕に向けて動き出すが、やがてダムから男の白骨死体が発見されたことで事件は急展開を見せる!
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上浜楢江(余 貴美子)は、中堅精密機械メーカーに30年勤める独身。
営業部の業務課で伝票チェックをしているが、その口うるさい性格からお局として周囲に疎まれていた。
しかし、そんな楢江にはもう一つ別の顔があった。
社内で個人的に金を貸し、そのうちの五分を利子として取り立て稼いでいるのだ。
元々は、社員食堂の従業員・岸田茂子(泉
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上浜楢江(余 貴美子)は、中堅精密機械メーカーに30年勤める独身。
営業部の業務課で伝票チェックをしているが、その口うるさい性格からお局として周囲に疎まれていた。
しかし、そんな楢江にはもう一つ別の顔があった。
社内で個人的に金を貸し、そのうちの五分を利子として取り立て稼いでいるのだ。
元々は、社員食堂の従業員・岸田茂子(泉 ピン子)がやっていたことを引き継いだもので、そうやって貯めこんだお金で自宅マンションに豪華な調度品や特注のヒノキ風呂などをあつらえ、ささやかな贅沢をしていた。
そんな楢江の目標は、将来貯めこんだ資金をもとにアパートを建て、大家として悠々自適の生活を送ること。
しかし、男の影もなく金にばかり執着する楢江のことを、裏で男性社員たちは“豚の貯金箱”と呼び嘲笑していた。
けれども、楢江の顧客の一人・杉浦淳一(田中哲司)がそんな楢江に興味を持つ。
杉浦は会計課の出納係で働いていたが、競艇に溺れ時々楢江に金を借りに来ていた。
そんなある日、返済が滞った杉浦に対しきつく取り立てていた楢江は、杉浦から逆に強引に迫られてしまう。
杉浦に抗いながらも、動揺する楢江。
そしてある夜、ついに楢江は酔った杉浦が直接借金の返済に自宅を訪ねて来た際に押し倒され、そのまま関係を持ってしまう。
それ以来、杉浦は楢江の顧客リストから外れ、楢江の生活は一変した。
杉浦にはこれまで通り金は貸すものの返済は強要せず、さらには車を買ったという杉浦に資金を援助。自分自身にも贅沢を許すようになり、楢江の生活は少しずつ華やぎ始めていた。
しかし、ほどなくして杉浦に別の女がいることが発覚。
さらに、杉浦がある事件を起こしてしまい…。
厚生福祉省に勤める浅井恒子(名取裕子)は、女性・子育て支援局の次長として活躍するやり手のキャリア・ウーマン。
部下である総務課長の沼袋(金田明夫)に対するあたりは厳しいが、「少子化」をテーマにした恒子の講演会は、笑えて為になると常に評判だ。
夫の英夫(伊藤洋三郎)は一応小説家だったが、若い頃に大きな文学賞を受賞して以来全く小説が書けず、家計は全て恒子が支えていた。
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厚生福祉省に勤める浅井恒子(名取裕子)は、女性・子育て支援局の次長として活躍するやり手のキャリア・ウーマン。
部下である総務課長の沼袋(金田明夫)に対するあたりは厳しいが、「少子化」をテーマにした恒子の講演会は、笑えて為になると常に評判だ。
夫の英夫(伊藤洋三郎)は一応小説家だったが、若い頃に大きな文学賞を受賞して以来全く小説が書けず、家計は全て恒子が支えていた。
そんなある日、恒子は突然出張先で英夫が亡くなったことを知らされる。長年心臓に持病を抱えていたが、心筋梗塞を起こしてしまったのだという。
しかも恒子は葬儀後、義妹の博美(川上麻衣子)から意外なことを聞かされる。
なんと英夫は大塚で倒れ亡くなったというのだ。馴染みのない大塚になぜ英夫はいたのか…?全く心当たりがない恒子は引っ掛かるものを感じる。
しかし、英夫が倒れた際近くの薬局の店主が救急車を呼ぶなどして介抱してくれたこともあり、博美に促され恒子は薬局へお礼に向かうことになる。
数日後、恒子と博美は大塚にやって来た。
坂の途中にある古ぼけた小さな薬局・高橋薬局で英夫は息を引き取ったのだという。
恒子は、店主の高橋(大杉漣)に感謝の言葉を口にするが、どこか様子のおかしい高橋の態度に戸惑いを覚える。
しかも、英夫が坂のどちらから歩いて来たのかを尋ねたところ、坂の上からだと聞かされ、恒子はますます困惑する。
坂の上にはラブホテルが軒を連ねていたのだ…。
英夫は浮気をしていたのか?そもそも英夫が何の為に大塚へ行ったのか?疑問を抱いた恒子は手掛かりを探し始める。
坂の上のラブホテルをしらみつぶしに当たるなど大塚に通いつめる恒子だったが、
英夫のことを見かけたという目撃証言は一向に得られず、やがて恒子は次第に手がかり探しを諦め、もとの多忙な生活に戻っていく。
そして、3ヵ月後。ますます仕事に打ち込むようになり、出世街道をひた走る恒子は、ある晩ふと思いつき再び大塚へと足を向ける。
ところが大塚に行ってみると、坂の途中にあったはずの高橋薬局は、駅前の一角へと移転し新装開店していた。駅前の店へと足を運ぶと、 古ぼけた薬局店の冴えない店主だったはずの高橋が、若い従業員を雇いはつらつと働いていた。何故坂道の小さな店から、
立地の良い駅前へと移転することが出来たのか…?気になった恒子は、登記簿を調べることにする。
すると思わぬ事実が
福島地検に赴任した捜査検事・近松(高橋英樹)は、変死体で発見された宮川恭子(中村綾)の事件を捜査。事件当日の目撃情報や恭子の携帯電話に残された伝言メモから、被害者が何者かと待ち合わせをしていたことを掴む。そして、“タケシ”と名乗る青年が捜査線上に浮上する。タケシについて調べ始めた近松は、衝撃の事実を知ることに…。『安寿と厨子王』ゆかりの地で起きた殺人事件に隠された秘密が露呈する!!
福島地検に赴任した捜査検事・近松(高橋英樹)は、変死体で発見された宮川恭子(中村綾)の事件を捜査。事件当日の目撃情報や恭子の携帯電話に残された伝言メモから、被害者が何者かと待ち合わせをしていたことを掴む。そして、“タケシ”と名乗る青年が捜査線上に浮上する。タケシについて調べ始めた近松は、衝撃の事実を知ることに…。『安寿と厨子王』ゆかりの地で起きた殺人事件に隠された秘密が露呈する!!
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高松中央署へ赴任することになった“さすらい署長”こと風間昭平(北大路欣也)は、道中見知らぬ夫婦の喧嘩の仲裁に入る。 翌日、高松市内のヨットハーバーで元ホステス・宇田川澄江(原久美子)の刺殺体が発見される。 彼女の愛人・太田義一(加藤満)が容疑者として浮かぶ中、小豆島で会社役員・権藤高明(永澤俊矢)の水死体が見つかる。 権藤も澄江と関係していたことが判明し、現場第一主義の風間は、単独で再び捜査に乗り出す。
高松中央署へ赴任することになった“さすらい署長”こと風間昭平(北大路欣也)は、道中見知らぬ夫婦の喧嘩の仲裁に入る。 翌日、高松市内のヨットハーバーで元ホステス・宇田川澄江(原久美子)の刺殺体が発見される。 彼女の愛人・太田義一(加藤満)が容疑者として浮かぶ中、小豆島で会社役員・権藤高明(永澤俊矢)の水死体が見つかる。 権藤も澄江と関係していたことが判明し、現場第一主義の風間は、単独で再び捜査に乗り出す。
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監察医・篠宮葉月(高島礼子)が事件に鋭く迫る、人気シリーズ第8弾!ある朝、亀山勝(高橋長英)が団地で転落死した。勝の妻・圭子(伊佐山ひろ子)は、転落現場に居た中塚美里(林美穂)に容疑をかける。事故と他殺の両面から捜査が進む中、勝が強盗殺人で15年間服役していた過去が明らかになる。一方、遺体を解剖した葉月は勝の血中鉄分が非常に多いことが気にかかる。偶然葉月が拾った古い写真が、意外な真実を告げる!?
監察医・篠宮葉月(高島礼子)が事件に鋭く迫る、人気シリーズ第8弾!ある朝、亀山勝(高橋長英)が団地で転落死した。勝の妻・圭子(伊佐山ひろ子)は、転落現場に居た中塚美里(林美穂)に容疑をかける。事故と他殺の両面から捜査が進む中、勝が強盗殺人で15年間服役していた過去が明らかになる。一方、遺体を解剖した葉月は勝の血中鉄分が非常に多いことが気にかかる。偶然葉月が拾った古い写真が、意外な真実を告げる!?
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中野のとあるアパートで七条由香(小澤木の実)の遺体が発見され、間もなく隣人の司法試験受験生・北前真司(脇田康弘)が殺人容疑で逮捕された。警察は、自室で売春をしていた由香の部屋に、以前から好意を寄せていた真司が押し入ったものの、由香から抵抗され殺害したものと考えていた。
それから半月後、調布市内の河原で豊崎俊也(松本博之)が何者かに刺殺された。事件の捜査を担当する警視庁
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中野のとあるアパートで七条由香(小澤木の実)の遺体が発見され、間もなく隣人の司法試験受験生・北前真司(脇田康弘)が殺人容疑で逮捕された。警察は、自室で売春をしていた由香の部屋に、以前から好意を寄せていた真司が押し入ったものの、由香から抵抗され殺害したものと考えていた。
それから半月後、調布市内の河原で豊崎俊也(松本博之)が何者かに刺殺された。事件の捜査を担当する警視庁捜査一課三係班長の広瀬(村上弘明)は、スナックでホステスとして働く俊也の妹・寿々(小澤英恵)から、俊也が最近借金に追われていたようで、よく自分の部屋に逃げて来ていたとの証言を得る。そこで借金を巡るトラブルとにらみ、俊也がボーイとして働いていた銀座のクラブ「花壇」などを中心に捜査を開始。ところが、数日経っても有力な情報を得られないでいた。
そんな中、北前真司の妹・友美(佐藤藍子)が、知人を通じて広瀬に真司の無実を訴えてきた。事件翌日は友美の誕生日で一緒に祝う約束をしていたこと、弱い立場の人を救いたいと弁護士を目指していた真司だけに、容疑をかけられ絶望して自白したのではないかと聞かされた広瀬は、この事件のことが気にかかり、捜査を担当する捜査一課の大森(加藤佳男)のもとへとやって来る。しかし、大森は室内から真司の指紋や足跡痕が幾つも発見されていること、殺害された時間帯に真司にアリバイがないことなどから、真司が犯人であると断定していた。広瀬は大森の強硬な捜査手法に疑問を感じるが…。
別班の捜査に横やりを入れた広瀬の独自捜査は、警察組織を否定するものとして、やがて問題となる。管理官の那須恵一(加藤剛)は広瀬の捜査を叱責しつつも「真実に蓋をしてはならない」と力強い言葉を残す。
やがて広瀬は事件の鑑識を担当した石上(蔵本康文)から気になることを聞かされる。由香の部屋からは北前真司の毛髪以外に、事件当夜に由香がとっていた客のものと見られる毛髪とベニヤ板の木屑が多数発見されていたというのだ…。事件当夜に由香がとっていた客とは一体誰なのか?手掛かりを得るため由香の部屋を訪ねた広瀬は、偶然由香の父・七条孝文(中野誠也)と出会い、部屋へとあげてもらうことになる。
由香の部屋へあがった広瀬は、そこであることに気付く。ベニヤ板で出来た天井の中央に小さな穴が空いていたのだ。穴の周囲に木屑が残っていることに気付いた広瀬は、天井裏へ。す
銀座の裏通りで客の手相を見る街占師・北白川晶子(高畑淳子)は、屋台のラーメン店を営む夫の和樹(村田雄浩)とともに幸せに暮らしていた。
そんなある日、晶子がとあるビルの前を通りかかると、和樹の店の常連・西山善門(石倉三郎)がビルから無理やり引きずり出されているところに遭遇する。善門はボランティアで詐欺被害者の相談に乗っており、被害の相談を受けて美容ドリンクの販売会社ビュ
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銀座の裏通りで客の手相を見る街占師・北白川晶子(高畑淳子)は、屋台のラーメン店を営む夫の和樹(村田雄浩)とともに幸せに暮らしていた。
そんなある日、晶子がとあるビルの前を通りかかると、和樹の店の常連・西山善門(石倉三郎)がビルから無理やり引きずり出されているところに遭遇する。善門はボランティアで詐欺被害者の相談に乗っており、被害の相談を受けて美容ドリンクの販売会社ビューティー・レイを調べに来たのだという。ビューティー・レイはキャッチセールスの手法で女性をつかまえ、不安をあおっては高額な美容ドリンクを売りつけていた。善門から話を聞いた晶子は、自分が客のふりをして様子をうかがってみると請け合う。
しかし、ビューティー・レイの社長室に乗り込んだ昌子は、社長室にいた社長の浜本光(葉山レイコ)、高原鶴男(IZAM)と話をすることができたが、正体を怪しまれ、結局何もつかめないまま帰ってくる。
その後、和樹の店に来ていた銀座のホステス・岸本マユミ(大塚千弘)が、晶子が持ち帰ったビューティー・レイのパンフレットに興味を持ち、高額のドリンクを大量に購入。さらに、友人にも紹介していき、ついにはホステスを辞めてビューティー・レイで働くと言い出す。ホステス仲間から、マユミに無理やり売りつけられたドリンクを返品し、マユミを説得して連れ戻すよう頼まれた和樹は、しかたなくビューティー・レイへと向かう。
和樹は、ビューティー・レイの社長室のドアを開けた瞬間、何者かに後頭部を殴られ気を失ってしまう。和樹が目を開けた時、そこには頭から血を流した高原の遺体があった。駆けつけた警備員にその場を見つかった和樹は、高原殺害の容疑で逮捕されてしまう。
なんとしても夫・和樹の容疑を晴らしたい晶子は、兄の刑事・野崎峰男(火野正平)から、「高原鶴男」というのは偽名で、本名は「小野沢正」であること、これまでも違法スレスレの悪徳商法に手を染めており、警察から常にマークされていたことなどを聞き出す。しかも、社長の浜本光は高原の「お飾り」のような存在だったことも判明する。
その矢先、モデル出身の人気女優・神倉明日香(逢沢りな)が出演していたビューティー・レイの広報ビデオが、突然インターネットに流出する。晶子は、高原殺害も映像流出も、全ては経営の主導権を握りたかった浜本の犯行ではないかと疑い、浜本に直接真相を問いただそうとする
とあるマンションの一室で、医師の田代真帆(小野真弓)が絞殺された。事件の捜査は、並外れた眼力を持つ中央港湾署の警部補・鬼島弥一(中村梅雀)が担当することになる。しかし、鬼島はかなりの変わり者で、警視庁の上の人間からは煙たがられていた。そこで、警視庁捜査一課に配属されたばかりの新米刑事・落合七海(黒川芽以)が鬼島とコンビを組むことになる。
鬼島は真帆が右手に梵字の付け爪
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とあるマンションの一室で、医師の田代真帆(小野真弓)が絞殺された。事件の捜査は、並外れた眼力を持つ中央港湾署の警部補・鬼島弥一(中村梅雀)が担当することになる。しかし、鬼島はかなりの変わり者で、警視庁の上の人間からは煙たがられていた。そこで、警視庁捜査一課に配属されたばかりの新米刑事・落合七海(黒川芽以)が鬼島とコンビを組むことになる。
鬼島は真帆が右手に梵字の付け爪をしているのに気付く。さらにキッチンにはニンジンの入っていないカレーが作られていた。冷蔵庫にはニンジンが入っていたことから、真帆が誰かのために特別に作ったものであることが推測され、鬼島は梵字のネイルとこのカレーが事件解決の鍵を握ると考える。しかも真帆は、4年前に亡くなった鬼島の妻の担当医でもあった。新米ながらも優しい医師だった真帆が、なぜ殺害されなければならなかったのか…?鬼島は犯人逮捕を誓い、捜査を開始する。
捜査が進むにつれ、真帆の派手な男性関係が明らかとなる。真帆がホストクラブにはまっていたと同僚で元恋人の仁志文哉(少路勇介)が証言したのだ。捜査陣は男性関係を中心に捜査にあたる方針を打ち出す。
鬼島は梵字にこだわっていた。真帆の付け爪の梵字の意味を解明するため、大学の研究者を訪ね、その梵字が「たしろまほ」と読めることを突き止める。鬼島は、付け爪を作ったネイルサロンを割り出すことにする。
ところがその矢先、東京湾岸の一角で未来堂出版の編集者・川澄京子(建みさと)の遺体が発見された。鬼島を厄介払いしたい現場からの要請で、鬼島は川澄京子殺害事件の捜査に回されることになってしまう。ところが、京子もまた、梵字のデザインのピアスをつけていた…!
連続殺人の可能性を感じた鬼島は、早速事情を聞きに京子が勤めていた未来堂出版を訪ねる。すると、京子が義父のノンフィクション作家・川澄武夫(清水綋治)とともに危険な仕事をしていたとの情報をつかむ。なんと、青葉大学付属病院院長であり、警視総監の主治医も務めていたことがある篠山雄介(大和田伸也)の暗部をえぐるノンフィクションの出版準備を進めていたというのだ!
鬼島と七海は川澄武夫のもとを訪ねる。武夫は、篠山が警告のために京子を殺害したのだと訴える。出版準備を進めていたノンフィクションは、篠山が殺人を犯したと暴く内容だというのだ…。さらに、京子の書斎には梵字に関する書籍がたくさ
監察医の葉月(高島礼子)は、仕事で山梨を訪れた矢先、焼死体で発見された東京の探偵・権藤(梅垣義明)の解剖を担当。その結果、殺害されたことが判明する。事件の捜査が進む中、目撃情報や遺体に残された歯形から、葉月の友人で地元県議会議員夫人・慧子(床嶋佳子)の義娘・綾香(星井七瀬)に殺人容疑が向けられてしまう。葉月は綾香の無実を信じ、友人親子の窮地救うため事件の真相に迫る!
監察医の葉月(高島礼子)は、仕事で山梨を訪れた矢先、焼死体で発見された東京の探偵・権藤(梅垣義明)の解剖を担当。その結果、殺害されたことが判明する。事件の捜査が進む中、目撃情報や遺体に残された歯形から、葉月の友人で地元県議会議員夫人・慧子(床嶋佳子)の義娘・綾香(星井七瀬)に殺人容疑が向けられてしまう。葉月は綾香の無実を信じ、友人親子の窮地救うため事件の真相に迫る!
多摩南署の管内で、フリーカメラマンの久木眉美(三津谷葉子)とフィットネスクラブのインストラクター・酒井あずさ(原久美子)の殺害遺体が同じ場所で発見された。事件の捜査には、警視庁捜査一課管理官の山形(三浦浩一)を筆頭に、所轄のたたき上げ刑事・近松丙吉(伊東四朗)らがあたることになる。捜査陣は、さまざまな状況から、犯人の狙いは眉美にあり、あずさは偶然事件に巻き込まれたものと
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多摩南署の管内で、フリーカメラマンの久木眉美(三津谷葉子)とフィットネスクラブのインストラクター・酒井あずさ(原久美子)の殺害遺体が同じ場所で発見された。事件の捜査には、警視庁捜査一課管理官の山形(三浦浩一)を筆頭に、所轄のたたき上げ刑事・近松丙吉(伊東四朗)らがあたることになる。捜査陣は、さまざまな状況から、犯人の狙いは眉美にあり、あずさは偶然事件に巻き込まれたものと推測し、 また、眉美の手の上に重なるようにしてあずさの手が乗っていたことから、先に殺害されたのは眉美であると判断する。
しかし、多摩南署主任刑事の近松丙吉(伊東四朗)は、あずさのコートの裾が眉美の髪の下になっていたことを見逃さず、あずさが先に殺害されたのではないかと推測する。さらに、眉美が持っていたはずのカメラが現場で見つかっていないことも気にかかっていた。
そんな中、眉美の母の証言から、捜査線上に亀山利一(笹野高史)という男が浮上する。利一は眉美が以前付き合っていた男性・亀山英明(杉本泰郷)の父で、交通事故で英明を失って以来眉美に恨みを抱いていたのだという。事故の原因は英明の運転中に眉美が英明にメールを送ってきたせいだと考えていたのだ…。
利一は半年前に妻の典子(藤吉久美子)と離婚して以来行方がわからなくなっていたが、間もなく典子が営むラーメン店にいるところを発見され、家宅捜査の結果、自宅から血痕が付着したウィンドブレーカーと凶器が発見される。取り調べで利一は、恨みを抱いていた眉美を殺害し、その後犯行現場を目撃したあずさも殺害してしまったとの自供を始める。
しかし近松は、眉美を先に殺害したという利一の供述や、利一がウィンドブレーカーを所持していたことなどに違和感を覚える。
しかも、眉美が持っていたはずのカメラは利一の自宅からは発見されなかった。
近松は犯人が別にいるのではないかとにらみ、独自に捜査を開始するが…。
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富山に赴任してきた捜査検事の近松茂道(高橋英樹)は、事務官の小宮山早苗(前田亜季)の案内で大牧温泉のとある温泉旅館を訪れた際、東京から来たという警視庁捜査一課の佐竹(川野太郎)や畠中(市瀬秀和)と出会う。5日前に東京で広田玲二(斉藤陽一郎)がカメラマンの山下彰を殺害して逃走するという事件が発生していたが、その広田が宿泊していたとの通報があったために、東京からやって来てい
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富山に赴任してきた捜査検事の近松茂道(高橋英樹)は、事務官の小宮山早苗(前田亜季)の案内で大牧温泉のとある温泉旅館を訪れた際、東京から来たという警視庁捜査一課の佐竹(川野太郎)や畠中(市瀬秀和)と出会う。5日前に東京で広田玲二(斉藤陽一郎)がカメラマンの山下彰を殺害して逃走するという事件が発生していたが、その広田が宿泊していたとの通報があったために、東京からやって来ていた。通報した仲居の寺山和代(室井滋)と番頭の出川行雄(なべおさみ)は、4日前に広田らしき男が宿泊し、その際女性も一緒だったと証言をする。その話を聞いた佐竹らは、その女性が以前広田と2年ほど同棲していた女性・関根由美子(北川弘美)ではないかと推測し、それが本当に由美子だったのかを確かめるため、部屋係を務めた和代に首実検を頼むことにする。
現在由美子は、がんで入院中の父・惣一(米倉斉加年)の面倒を見ながら、富山市内の美容室で働いていた。佐竹らに伴われ和代が由美子の美容室へやって来たところ、由美子のもとへとやって来た広田と鉢合わせになってしまう。佐竹らの存在に気付いた広田はそのまま逃走。和代の証言によって広田と一緒に旅館にいたことが明らかとなった由美子は、取り調べを受けることになる。ところが、由美子は旅館で別れて以来広田とは連絡をとっていないと言い、証拠として携帯を見せるよう言われると失くしたと主張する。結局、それ以上の厳しい追及は出来ず、仕方なく佐竹たちは交代で一晩中由美子を見張ることになった。
ところが、翌朝。雨晴海岸で広田の刺殺体が発見された。広田の携帯からは、由美子に宛てたメールが多数発見され、殺害された夜も広田が由美子を雨晴海岸まで呼び出していたことが判明する。しかし、その夜由美子は佐竹たちに見張られ、家から一歩も外を出ていないはずだった…。果たして、誰が広田を殺害したのか!?
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東京のとある豪邸で、強盗殺人事件が発生した。間もなく現場付近の防犯カメラから、二人の男の犯行であることが判明。そのうちの一人、山田に前科があったことから、ほどなくして山田は逮捕される。しかし、山田は強盗については認めたものの、殺人については否認。被害者を殺害したのは共犯者の石井久一(忍成修吾)という男であることを供述する。
捜査にあたっている警視庁捜査一課の刑事・柚木
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東京のとある豪邸で、強盗殺人事件が発生した。間もなく現場付近の防犯カメラから、二人の男の犯行であることが判明。そのうちの一人、山田に前科があったことから、ほどなくして山田は逮捕される。しかし、山田は強盗については認めたものの、殺人については否認。被害者を殺害したのは共犯者の石井久一(忍成修吾)という男であることを供述する。
捜査にあたっている警視庁捜査一課の刑事・柚木(小泉孝太郎)たちは、やがて山田から石井が「昔の女に会いたい」と時々口にしていたとの情報を得る。他の刑事たちは特に気にも留めずにいたが、柚木だけは石井が元恋人の元にやって来るのではないかと思い、独自にその女性の行方を調べ始める。
石井がかつて交際していたのは、甲府にある紳士服量販店で店長を勤めていたさわ子(若村麻由美)、40歳。2人は石井がスーツを買いに行った際に知り合い交際に発展していた。しかし、石井は3年前に突然さわ子の前から失踪。その後、さわ子は長野県松本市で電器店を経営する横川仙太郎(塩見三省)と結婚し、現在は横川と横川の3人の子供と共に松本市内で暮らしていた。捜査にあたる中で、石井は必ずさわ子のもとへ現れる、そう踏んだ柚木は上司に自ら願い出て、一週間という期限付きのもと一人張込みを開始する。
しかし、さわ子は横川や子供たちと共に幸せそうに暮らしており、全く動きがないまま3日が経過する。さわ子の暮らしぶりを一人見張りながら、次第に焦り始める柚木。ところが、やがてさわ子の様子に変化が現れ始め…。果たして、石井はさわ子の前に現れるのか…!?
長野県警捜査一課警部の竹村(中村梅雀)は、天狗岳の神社で男性の変死体を発見する。その後、死亡したのは山口宗男(清郷流号)で心筋梗塞による病死と判明。宗男が女性と一緒にいた目撃情報を入手するが、女性は既に現場から立ち去っていた。それから数日後、女性の絞殺体が発見される。女は会社経営の今野良江(中村綾)で宗男と一緒に神社を訪れた女性と判明するが…
長野県警捜査一課警部の竹村(中村梅雀)は、天狗岳の神社で男性の変死体を発見する。その後、死亡したのは山口宗男(清郷流号)で心筋梗塞による病死と判明。宗男が女性と一緒にいた目撃情報を入手するが、女性は既に現場から立ち去っていた。それから数日後、女性の絞殺体が発見される。女は会社経営の今野良江(中村綾)で宗男と一緒に神社を訪れた女性と判明するが…
如月瞳子(竹下景子)は姑の暁代(藤村志保)、息子・祐太郎(永岡卓也)の嫁・奈津美(森脇英理子)とともに女三代、法律事務所で働く弁護士。ある日、殺人事件の被疑者から弁護の依頼が入る。
依頼人の田島和歌子(雛形あきこ)は、3日前に女子大学の教授・森理美(橘ゆかり)を刺殺したとして、現場近くの公園で緊急逮捕されていた。和歌子の衣服には被害者の血痕があり、さらに事件現場の地下
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如月瞳子(竹下景子)は姑の暁代(藤村志保)、息子・祐太郎(永岡卓也)の嫁・奈津美(森脇英理子)とともに女三代、法律事務所で働く弁護士。ある日、殺人事件の被疑者から弁護の依頼が入る。
依頼人の田島和歌子(雛形あきこ)は、3日前に女子大学の教授・森理美(橘ゆかり)を刺殺したとして、現場近くの公園で緊急逮捕されていた。和歌子の衣服には被害者の血痕があり、さらに事件現場の地下駐車場から逃げ去る姿も目撃されていたのだ。しかし、逮捕以来和歌子は黙秘を貫き、唯一告げたのは「瞳子を呼んで欲しい」ということだけだった。瞳子は、なぜ面識のない和歌子が自分に弁護を依頼したのか訝しく思いながらも、和歌子のもとへ接見に向かう。
しかし、和歌子は犯行を否定した以外、瞳子に対して何も喋ろうとはしなかった。被害者の森理美と和歌子の接点も見当たらず、瞳子は困惑する。しかし、和歌子の挑むような目を見た瞳子は、和歌子と以前出会っていたことを思い出す。14年前、瞳子はある少年の強盗致傷事件の弁護を担当したことがあった。弁護を担当した当時18歳の少年・金森敏也(鍬形仁)は犯行を否認し続けたものの、それまでの非行歴から有罪とされ、その直後、護送中に逃走を図り、追い詰められた挙句に自らの手で命を絶ってしまっていた。その金森と交際していたのが、当時17歳だった和歌子だったのだ。
和歌子のことを調べ始めた瞳子は、和歌子が経営していたアクセサリーショップが赤字続きだったこと、夜はスナックで働いていたが、そこでは客を次々に部屋へと引っ張りこんでいるという噂があったことなどを知る。さらに、和歌子のマンションを訪ねた瞳子は、管理人から、和歌子宛の宅配便を預かっていると相談を受ける。その宅配便の差出人住所が静岡県弥生村と記されていたことが気になった瞳子は、荷物のことを和歌子に告げ、それとなく和歌子の反応を確かめる。、和歌子の表情が強ばったことから、瞳子は静岡に何かがあると直感する。
和歌子との接見の帰り道、瞳子はルポライターの国枝亮二(阿南健治)から声をかけられる。国枝は未解決事件を追うルポを企画していて、その中で12年前の殺人事件の真相に迫っているのだという。12年前に東林大学の教授・大田原純一(篠塚勝)が殺害されたが、その事件の重要なアリバイの証言者が今回殺害された森理美だったというのだ…。国枝は瞳子に情報を共有し合おう
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葛飾区内のマンションの一室でOLが絞殺された。現場に駆けつけた葛飾中央署の刑事・大場徳二(寺脇康文)は、すぐに現場の異様な様子に気づく。犯人は殺害後、被害者を仰向けにして髪を整え、着衣を直し、両手をお腹の上で重ねさせていたのだ。大場はベッド脇に龍の彫り物のある古いネックレスが落ちているのを見つけ、とっさにそれをポケットに入れてしまう。そのネックレスに見覚えがあったのだ…
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葛飾区内のマンションの一室でOLが絞殺された。現場に駆けつけた葛飾中央署の刑事・大場徳二(寺脇康文)は、すぐに現場の異様な様子に気づく。犯人は殺害後、被害者を仰向けにして髪を整え、着衣を直し、両手をお腹の上で重ねさせていたのだ。大場はベッド脇に龍の彫り物のある古いネックレスが落ちているのを見つけ、とっさにそれをポケットに入れてしまう。そのネックレスに見覚えがあったのだ…。
それは、大場が昔、同郷の幼なじみ・右田克夫(松重豊)にプレゼントしたものだった。暴力団員だった克夫は、大場が警察官になったのを機に連絡を絶ち、姿を消してしまっていたが、去年大場のもとに年賀状を送って来ていた。大場は年賀状に書かれた住所を頼りに、克夫の行方を探し始める。 しかしその矢先、新たな事実が発覚する。今回と同様の手口の殺人事件が、過去に荒川、杉並でも起こっていたのだ。どの事件も被害者の髪の長さは肩までで、ゆるいパーマをかけており、遺体は仰向けにされ、お腹のあたりで手を重ねていた。それらの現場から遺留品は発見されておらず、大場が今回とっさに持ち去ってしまったネックレスが唯一の物証であることも判明する…。
単独捜査を始めた大場は、克雄が杉並で息子の敏勝(三浦貴大)とともに暮らしていたことを突き止める。克夫は去年の秋に敏勝とともに故郷の墓参りに行き、墓地のそばの山中に敏勝とともに消えたのを最後に、行方が途絶えてしまっていた…。その後、山中からは敏勝が一人だけで戻ってきたが、その際、克夫のネックレスを身につけていたという。一連の犯行は克夫ではなく息子の敏勝によるもので、克夫もすでに敏勝に殺されてしまったのではないか…?大場はそう直感する。
やがて大場は、ネックレスの内側に敏勝の母親・千春の顔写真が貼られているのを見つける。その写真は、かつて大場の就職を祝って、大場と克夫、克夫の妻・千春の3人で撮ったもので、大場も同じものを持っていた。自分が持っている写真を見返した大場は、千春が被害者たちと同じ髪型をしており、お腹のあたりで手を組んで写っていることに気づく。
大場が敏勝の存在にたどり着いた頃、合同捜査本部も敏勝の存在にたどり着いていた。しかし、任意の事情聴取では敏勝を追い詰めることができず、捜査陣は敏勝の異常性に気づきながらも、なす術をなくしていた。そこで大場は、敏勝を秘密裏に呼び出し、自首するよう迫
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神楽坂署生活安全課の英治と六輔は犯人を追走中、マンションの一室で血まみれの刺殺体を発見。被害者は証券会社の社長・宮嶋秀夫だった。
一方、赤いマウンテンバイクを狙う盗難事件が続出。目撃者の情報から小学生の笹原和人が疑われるが、和人は証券会社をリストラされ失踪した父・壮夫に借りたと証言。盗難犯人は壮夫だった。壮夫の犯行動機は?さらに証券会社の副社長・瀬川も宮嶋と同じ方法で殺害され、壮夫に容疑が掛かる。
神楽坂署生活安全課の英治と六輔は犯人を追走中、マンションの一室で血まみれの刺殺体を発見。被害者は証券会社の社長・宮嶋秀夫だった。
一方、赤いマウンテンバイクを狙う盗難事件が続出。目撃者の情報から小学生の笹原和人が疑われるが、和人は証券会社をリストラされ失踪した父・壮夫に借りたと証言。盗難犯人は壮夫だった。壮夫の犯行動機は?さらに証券会社の副社長・瀬川も宮嶋と同じ方法で殺害され、壮夫に容疑が掛かる。
アメリカ国防情報局に3年間留学した犯罪心理分析のプロ・梶原圭子(片平なぎさ)は、警視庁に設置されたばかりの捜査支援課犯罪心理分析室に主任として着任する。圭子は着任早々、警視庁捜査一課の湯島恭太郎(内藤剛志)から協力を求められる。公園で身元不明の男性の刺殺体が発見され、身元を特定するため似顔絵を公開したところ、2人の女性が自分の婚約者だと名乗りをあげた。そこでどちらかが嘘
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アメリカ国防情報局に3年間留学した犯罪心理分析のプロ・梶原圭子(片平なぎさ)は、警視庁に設置されたばかりの捜査支援課犯罪心理分析室に主任として着任する。圭子は着任早々、警視庁捜査一課の湯島恭太郎(内藤剛志)から協力を求められる。公園で身元不明の男性の刺殺体が発見され、身元を特定するため似顔絵を公開したところ、2人の女性が自分の婚約者だと名乗りをあげた。そこでどちらかが嘘をついていないか見極めて欲しいというのだ。
名乗り出たのは、与党の大物議員・緒方新之助(佐々木勝彦)の娘・緒方涼子(友倉由美子)と、大手外食チェーンの社長の娘・中里忍(久保田磨希)だった。事情聴取時の映像を見た圭子は、2人の表情から、2人とも嘘はついていないと判断する。人間は嘘をつくと、必ずその表情に左右非対称、上下不整合といった不自然さが生まれるが、2人の表情にはそれが見られなかったのだ。
ところが、事情聴取の後、緒方涼子を偶然見かけた圭子は、涼子を迎えに来ていた新之助の秘書・滝山隆介(神尾佑)に、一瞬「憎しみ」の感情が浮かんだのを目撃してしまう。それは0.25秒以下というほんの一瞬だけ現れる「微表情」というものだった。気になった圭子は、そばにいた刑事の小山田(水橋研二)に、滝山を調べるよう頼む。
その後、被害者がジュエリーショップのオーナー堀口小百合(芳本美代子)の借りた部屋に住んでいたことが判明し、圭子と湯島は小百合を訪ねる。小百合は、殺害された男性は結婚詐欺師で、自分もお金を騙し取られていたとして、事件への関与を否定する。その時の小百合の表情や挙動から、小百合は嘘をついていないと圭子は判断する。だがそれと同時に、報道未発表である被害者の手の傷のことを、なぜか小百合がすでに知っていることにも気づく。しかし結局、小百合にはジュエリーデザイナーの常盤由紀子(吉田羊)と打ち合わせをしていたというアリバイがあることがわかり、捜査は振り出しに戻ってしまう。
ところがその直後、圭子はひょんなことから、被害者を知っているらしい女性・高島仁美(高橋由美子)と出会う。被害者のことなど知らないと嘘をつく仁美の態度を不審に思った圭子は、仁美の後を尾行。すると、なぜか緒方新之助の秘書の滝山も彼女を見張っているらしいことに気づく。そしてその直後、何者かによって仁美が歩道橋から突き落とされ…。
市民の笑顔、市民の安全を使命とする神楽坂署生活安全課の班長・高岡英治(エイジ)。同僚の生活安全課刑事・戸川六輔(ロク)とは、幼稚園からずっと一緒の迷コンビだ。
管内で起きた犬泥棒を捕まえたエイジらは、犬は苦手だと大騒ぎしながら2匹を無事保護した。取り調べの中で、今村は「湯島で人が殺されていた」と情報を提供する。前夜、侵入した家で胸にボウガンが突き刺さった死体を発見
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市民の笑顔、市民の安全を使命とする神楽坂署生活安全課の班長・高岡英治(エイジ)。同僚の生活安全課刑事・戸川六輔(ロク)とは、幼稚園からずっと一緒の迷コンビだ。
管内で起きた犬泥棒を捕まえたエイジらは、犬は苦手だと大騒ぎしながら2匹を無事保護した。取り調べの中で、今村は「湯島で人が殺されていた」と情報を提供する。前夜、侵入した家で胸にボウガンが突き刺さった死体を発見したというのだ。強行犯は刑事課の担当。しかしロクは自分たちでこの事件を解決しようと言う。それは生活安全課刑事・伍代茜のため、大事件を解決して実績を挙げ、警視庁捜査一課に戻らせてあげようという思いもあった。生活安全課のメンバーは、敏腕で知られる警視庁捜査一課・石上賢の指揮のもと、神楽坂署の刑事課に邪険に扱われながらも合同捜査をすることになる。
被害者は源田丈司。キャバクラの経営者で、過去に傷害罪での逮捕歴があった。死亡推定時刻は前夜7~8時。庭に面するガラス戸はロックされ、マッサージチェアに座った源田は正面からボウガンで撃たれていた。凶器からは鮮明な指紋が採取でき、テーブルには吸殻、玄関先には靴跡が残っていた。犯人はわざと証拠を残したのか?さらに謎なのは、椅子の背の部分にもボウガンによる穴が見つかった事。矢は体を貫通していないのに何故?
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社長の桶谷千代子(冨士眞奈美)を筆頭に、若女将の桶谷松子(名取裕子)と番頭の升田善蔵(でんでん)、社員の西谷拓馬(西尾浩行)で切り盛りしている下町の小さな葬儀社・桶谷葬儀社に、葬儀の依頼が入った。亡くなったのは、結婚式場を経営する天翆閣の社長・富永肇(中山敬一)で、5年ほど前に寝たきりとなって以来、次男・和彦(升毅)の妻・友美(藤田朋子)が面倒を見ていた。松子たちが納棺
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社長の桶谷千代子(冨士眞奈美)を筆頭に、若女将の桶谷松子(名取裕子)と番頭の升田善蔵(でんでん)、社員の西谷拓馬(西尾浩行)で切り盛りしている下町の小さな葬儀社・桶谷葬儀社に、葬儀の依頼が入った。亡くなったのは、結婚式場を経営する天翆閣の社長・富永肇(中山敬一)で、5年ほど前に寝たきりとなって以来、次男・和彦(升毅)の妻・友美(藤田朋子)が面倒を見ていた。松子たちが納棺の儀を進めていると、肇の遺品を整理していた友美が、書斎で便箋を見つける。それは肇の遺言状だった…。
通夜には、天翆閣と長年取引がある橘花壇の社長・橘凛太郎(仲本工事)の力添えもあり、見事な菊が供えられた。凛太郎は肇に恩義を感じ、和彦の息子・純(佐藤琢磨)が拾ってきた犬も代わりに飼っているのだという。通夜は、和彦の愛人で花屋を営む佐伯悠子(中野若葉)が弔問に訪れるハプニングがあったものの、無事に終了する。
その後の通夜振る舞いの席上、総務部長の斎藤(石丸謙二郎)から、親族たちに向けて、肇の遺言状が見つかったこと、その中には「会社は和彦に譲る」と書かれていたことが明かされる。親族からは署名や捺印が無い遺言状の信憑性を疑う声があがるが、達彦と和彦の間で話し合いが行われた結果、社長には次男の和彦が就任し、達彦にはそれに見合う資産が分けられることが決まった。
しかし、和彦が社長に就任して以降、兄弟の間には少しずつ溝が生まれる。さらに和彦は、長年取引をしていた橘花壇にも突然契約の打ち切りを告げ、何の断りも無しに愛人の悠子が営む花屋に乗り換えてしまう。
そしてその直後、天翆閣の社長室で、和彦の遺体が発見された。達彦からの社長就任祝いであるペーパーナイフで胸を刺されていた。連絡を受けて急ぎ和彦の遺体を引き取りに来た松子は、和彦の頬に赤いカブレができていることに気付く。その時、松子の脳裏に肇の顔がよぎった。実は、肇の遺体の頬にも和彦同様に赤いカブレがあったのだ!
捜査にあたることになった警視庁捜査一課の河本(阿南健治)たちは、和彦から出入り禁止を言い渡されていた橘花壇の凛太郎に疑いの目を向ける。ところがその最中、新たな殺人が起きてしまい…。
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全国各地を渡り歩くさすらい署長・風間昭平は、新潟中署に赴任する前に立ち寄った佐渡市小木の旅館で、仲居の吉岡春子と世間話に興じていた。彼女は内職で竹細工の風車も作る働き者だ。突然、慌しいパトカーのサイレン音が響く。18歳の少女、北沢由岐の岸壁からの投身自殺だった。
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全国各地を渡り歩くさすらい署長・風間昭平は、新潟中署に赴任する前に立ち寄った佐渡市小木の旅館で、仲居の吉岡春子と世間話に興じていた。彼女は内職で竹細工の風車も作る働き者だ。突然、慌しいパトカーのサイレン音が響く。18歳の少女、北沢由岐の岸壁からの投身自殺だった。
そして数日後、今度は新潟市で事件が起きる。予備校講師・武本洋平の刺殺体が海辺で発見されたのだ。捜査員たちは、武本の遺留品の携帯電話に引っ掛かりを感じる。電話番号の登録名が「AKE」「DMY」…と暗号めいたアルファベットだったからだ。不意にその携帯が鳴り出すが、すぐに切れてしまった。
鑑識の所見で、頭部と腹部を刺した凶器は特殊な刃物であることが判った。捜査を進めるうちに、武本の派手な女性関係が明らかになる。捜査本部では、仕事のトラブルと痴情怨恨の両面から捜査を開始する。
遺留品の携帯は相変わらず断続的に鳴り続けていた。アルファベットの登録番号は武本が関わった女性たちだと目星をつけた刑事たちは、まず「AKE」がホステス・相川菊恵であることを突き止める。相川は、武本が女性たちと逢引するためのマンションを持っていたと供述。武本の分不相応な金回りの良さに、風間は不審を感じる。さらに彼女は、赤い車に乗った眼鏡の男が武本のことを付け狙っていたと証言する。
一方、「DMY」は伊達真弓、予備校に通う生徒の母親との見方が濃厚になった。歯科医の夫・敬一との仲が冷え切っている真弓に、武本と不倫関係にあったのではないかと問い詰めるが、彼女はそれを否定する。
その後、捜査員が尾行の目を離した一瞬の隙に、真弓は武本のマンションから飛び降り自殺をしてしまう。真弓の夫・敬一が駆けつけるが、彼こそが、妻の不倫相手の武本を狙っていた「眼鏡の男」だった。
事件は解決するかに思われたが、敬一は容疑を否定する。武本を殺したいと思い、様子を窺っていたのは事実だが、殺害には関与していないという。だが、武本の遺留品の携帯に電話を掛けていたのは敬一だったことが判る。彼は自分を裏切った妻を憎んでおり、警察の目を真弓に向けるための工作であった。
携帯電話、不倫相手、ともに事件解決の糸口は断たれてしまった。しかし、敬一から新たな証言が得られる。武本を狙うもう1人の人物
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看護師の戸田鮎子(本仮屋ユイカ)が働いている嵯峨野中央病院産婦人科病棟で、入院中の江田まゆみ(寺田千穂)が産まれたばかりの赤ちゃんを置き去りにして失踪してしまった。まゆみは2年間の不妊治療の結果ようやく子供を授かったばかりで、突然失踪するとは考えづらく、鮎子たちは懸命にその行方を探す。
そんな中、病院の理事長・田畑が新幹線の車内で倒れ名古屋の病院に運ばれたとの知らせが
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看護師の戸田鮎子(本仮屋ユイカ)が働いている嵯峨野中央病院産婦人科病棟で、入院中の江田まゆみ(寺田千穂)が産まれたばかりの赤ちゃんを置き去りにして失踪してしまった。まゆみは2年間の不妊治療の結果ようやく子供を授かったばかりで、突然失踪するとは考えづらく、鮎子たちは懸命にその行方を探す。
そんな中、病院の理事長・田畑が新幹線の車内で倒れ名古屋の病院に運ばれたとの知らせが飛び込んできた。鮎子はまゆみの行方が気になりながらも、看護師長の吉岡万里子(山村紅葉)の命を受け、看護師の村瀬由美子(小林きな子)と川島恵子(岩崎ひろみ)、医師の若木圭太(大沢樹生)と小林真吾(河相我聞)と共に名古屋の病院へ向かう。しかし翌日、田畑は息を引き取り、東京で仮通夜と葬儀が営まれることになった。
鮎子と若木は先に東京に行き、小林と由美子と恵子は世話になった名古屋の医師たちへお礼の品を届けてから東京に向かうことになった。その後、小林の発案で由美子と恵子は先に東京へと向かい、小林は挨拶回りを終えてから東京に行くことに。しかし、恵子はどうしても済ませなければいけないことがあると言って一旦京都に戻ってしまい、そのままその夜の仮通夜や翌日の本通夜、翌々日の告別式に姿を現さなかった。
鮎子たちが告別式を終え京都に戻って来たその翌日、保津川の川原で女性の遺体が発見された。京都府警の警部・狩矢壮助(榎木孝明)は、遺体のポケットにこの女性と赤ちゃんが写っている写真が入っているのを見つけ、身元を特定するため鮎子の病院へ。その結果、遺体はまゆみであることが判明する。さらに司法解剖の結果、まゆみは病院から失踪した翌日に保津川で殺害されたことも明らかとなる。狩矢は事情を聞き進めるうち、1人だけ事件当夜のアリバイがない恵子に疑いの目を向け始める。
鮎子は、まゆみの夫が不倫をしていたこと、また、同じく不倫をしていたまゆみが、赤ん坊の父親が誰なのか確認したいとどこかに電話をかけていたことを掴む。さらに、疑いの目を向けられている恵子が、医療器具会社の社員で病院に出入りしている北野瑛二(高知東生)と恋人関係にあり、事件当夜は今後の2人の関係について話し合いを持っていたことを知る。恵子のためにも北野にアリバイを証言して欲しいと考えた鮎子は、恋人で新聞記者の田原陽一(永井大)の力を借り、北野の自宅を訪ねることに。しかし、北野はすでに
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具志堅陽子(浅野温子)がコンシェルジュを務める沖縄のリゾートホテルで、殺人事件が発生した。宿泊していた伊志河コーポレーションの社長・石河弘雄(井田國彦)が510号室で遺体となって発見されたのだ。石河は前日から妻の石河舞子(雛形あきこ)、息子の俊太(小林海人)と共に別の部屋で宿泊していたが、殺害された当日、石河本人から仕事用にもう一部屋予約したいとの申し入れが従業員の飯山
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具志堅陽子(浅野温子)がコンシェルジュを務める沖縄のリゾートホテルで、殺人事件が発生した。宿泊していた伊志河コーポレーションの社長・石河弘雄(井田國彦)が510号室で遺体となって発見されたのだ。石河は前日から妻の石河舞子(雛形あきこ)、息子の俊太(小林海人)と共に別の部屋で宿泊していたが、殺害された当日、石河本人から仕事用にもう一部屋予約したいとの申し入れが従業員の飯山則之(金子貴俊)にあり、舞子と俊太が午前中出掛けている間、石河は510号室で過ごしていた…。
12時15分頃、510号室の隣に設置されているエレベーターのガラスを清掃していた作業員が、弘雄と身なりの派手な女性が部屋で一緒に過ごしているところを目撃していたことから、犯人はその女性ではないかと疑われる。しかし、捜査にあたることになった陽子の幼なじみの沖縄県警刑事・大城晃宏(宅麻伸)は、ある不審な点に気付く。遺体が発見された510号室は密室になっていて、犯人がどうやって現場から逃走したのかが分からなかったのだ…。
510号室は509号室と扉一枚で繋がっているコネクティングルームという特殊な構造になっていたが、その扉には鍵がかけられており、その鍵はホテルの事務室で厳重に保管されていた。しかも、部屋のドアも内側からしか掛けられないアームロックで施錠されており、窓の外では作業員がガラス清掃をしていたため、窓から逃げるのも不可能な状態にあった。しかも、犯人はわざわざ密室を作り上げておきながら、石河の遺体には自殺したと見せかけるような工作をしておらず、大城は“歪(いびつ)な密室”殺人の目的が何なのかに疑問を抱く。
そんな中、同じホテルに石河が愛人の安西瑛子(黒坂真美)を宿泊させていたことが判明し、大城たちは瑛子が犯人なのではないかと疑い始めた。しかし、陽子は、遺体発見当時に部屋に足を踏み入れて気付いた“あること”が引っ掛かっていた…。
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新潟に赴任してきた捜査検事の近松茂道(高橋英樹)が、事務官の白石鈴子(渋谷飛鳥)の案内で佐渡を見学していたところ、事件の一報が入った。新規開店を目前に控えた小料理屋の店内で、板前の山下雅史(長谷川朝晴)が殺害されたのだ。
第一発見者は、店の経営者であり、山下の婚約者である香川百合子(藤谷美紀)。東京で昔の仲間の葬儀に出席し、翌日帰ってくると山下が殺害されていたという。
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新潟に赴任してきた捜査検事の近松茂道(高橋英樹)が、事務官の白石鈴子(渋谷飛鳥)の案内で佐渡を見学していたところ、事件の一報が入った。新規開店を目前に控えた小料理屋の店内で、板前の山下雅史(長谷川朝晴)が殺害されたのだ。
第一発見者は、店の経営者であり、山下の婚約者である香川百合子(藤谷美紀)。東京で昔の仲間の葬儀に出席し、翌日帰ってくると山下が殺害されていたという。そこに、山下が東京の老舗料亭で働いていた時の同僚・大村征二(風見しんご)が訪ねてきて、事件が発覚した。
百合子は、2ヶ月前に山下と共に東京から自分の故郷である新潟に帰ってきていて、自分たちは結婚間近だったと主張する。しかし大村は、5日前に山下からかつての板長に、もう一度東京で働かせて欲しいと突然電話があり、その際、百合子と別れる手切れ金として借金を頼んでいたと話す。心配した板長の命を受けて、大村は山下の様子を見にやって来ていたのだ。
山下の死亡推定時刻は、14時から17時の間。この間、百合子は13時11分の新幹線で新潟を発ち、上野に15 時14分に着いたというが、その後、ホテルにチェックインするまで、2時間もの空白があった。捜査陣は、百合子が犯行を行った後、15 時頃に新幹線に乗ったのではないかと疑いの目を向ける。しかし、刑事の馬渕一郎(榎木孝明)から捜査報告を受けた近松は、凶器となった花瓶はもちろんのこと、流し台や戸棚の引き出し、水道のレバーからも百合子の指紋が出なかったことに疑問を覚える。
そんな中、捜査陣は、山下が殺害された当日に百合子が近所の美容室で15時頃の新幹線に乗ると話していたという証言をつかむ。しかも、2週間ほど前、山下が百合子以外の女性と一緒にいるところを見たという証言まで出てきて…。
マンションの一室で、美術評論家の槙野(小木茂光)が刺殺体で発見された。さらに、同じマンションの屋上から、槙野の妻・さおり(寺田千穂)の遺体も発見される。警視庁捜査一課の管理官・山形(三浦浩一)は、槙野の女性関係に悩んださおりが槙野を殺害後に屋上で自殺したものと考え、裏付け捜査を命じる。しかし、多摩南署のたたき上げ刑事・近松丙吉(伊東四朗)は、さおりの手に血痕が付着してい
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マンションの一室で、美術評論家の槙野(小木茂光)が刺殺体で発見された。さらに、同じマンションの屋上から、槙野の妻・さおり(寺田千穂)の遺体も発見される。警視庁捜査一課の管理官・山形(三浦浩一)は、槙野の女性関係に悩んださおりが槙野を殺害後に屋上で自殺したものと考え、裏付け捜査を命じる。しかし、多摩南署のたたき上げ刑事・近松丙吉(伊東四朗)は、さおりの手に血痕が付着していないことに違和感を覚え…。
あるマンションの一室で、美術評論家の槙野圭一郎(小木茂光)が刺殺体となって発見された。玄関には凶器となった包丁と、包丁を包んでいたとみられる朝顔の絵柄の便箋が落ちており、寝室には直前まで槙野が女性と一緒に過ごしていたと見られる痕跡が残されていた。槙野はこの部屋を仕事場として借りており、携帯には「さおり」という女性との通話記録が残っていることが判明する。その直後、早朝に屋上のドアを閉める大きな音がしたとの証言を聞き屋上へと向かった捜査陣は、首を吊って亡くなっている女性を発見する。それは、槙野の妻・さおり(寺田千穂)だった。
現場に居合わせた美術誌の編集者で、さおりの高校の同級生だった坪内昇子(菊池麻衣子)の証言から、さおりは槙野の派手な女性関係に悩み、心を病んでいたことが判明する。槙野の死は、思いつめたさおりによる無理心中だったのか…?それを裏付けるように、さおりが着ていた若草色のコートには槙野のものと見られる返り血が付着していた。警視庁捜査一課の管理官・山形(三浦浩一)は、さおりが夫を殺害後、屋上で自殺をしたものと考え、裏づけ捜査を命じる。しかし、多摩南署の刑事・近松(伊東四朗)は、さおりの手に返り血が一切付着していないことが気にかかっていた。
仮にさおりが手袋をはめて犯行に及んだのなら、なぜ階段を駆け上がる音や屋上のドアを閉める音には気を配らなかったのか?しかも、現場から手袋は見つからず、屋上に設置されていた水道にもさおりが血を洗い流したような血液反応は検出されなかった。そこで近松は、捜査会議でさおりの犯行と断定するのは早いのではないかと主張する。しかし、近松を目の敵にする管理官の山形から、近松の推理はチームワークを乱すだけだと厳しく咎められてしまう。
そこで近松は相棒の刑事・西尾(マギー)と地道な捜査に乗り出した。すると、槙野がある絵画を巡り巨額の金を手に入れていたこと
吉永誠一は、神奈川県警捜査一課の刑事。臨月を迎えた一回り年下の妻・照子とは仲睦まじい夫婦である。横浜の雑木林で、死後半年経過した男性の白骨死体が発見された。被害者の推定年齢は50~60歳、骨の損傷や毒物の検出はなく、遺留品も残されていなかった。警察は行方不明者の中で被害者と身体的特徴が似ている人物をリストアップし、捜査を開始する。吉永は一課のお荷物的存在・小沢とコンビを
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吉永誠一は、神奈川県警捜査一課の刑事。臨月を迎えた一回り年下の妻・照子とは仲睦まじい夫婦である。横浜の雑木林で、死後半年経過した男性の白骨死体が発見された。被害者の推定年齢は50~60歳、骨の損傷や毒物の検出はなく、遺留品も残されていなかった。警察は行方不明者の中で被害者と身体的特徴が似ている人物をリストアップし、捜査を開始する。吉永は一課のお荷物的存在・小沢とコンビを組まされ、渋々捜査に繰り出した。
吉永たちは鎌倉にある黒田邸を訪れる。主の黒田道弘は半年程前、稲村ヶ崎で海に転落したまま遺体が見つかっていなかった。黒田のかかりつけの歯科医を訪れると、歯の特徴が一致したため、白骨死体は黒田と判明する。
翌日、吉永たちは日本画家だった黒田と絵の取引のあった画商「鹿野昭峩堂」の店主・鹿野伊三夫を訪ねる。鹿野は、黒田の絵は完璧すぎて個性に乏しく、画家としては最低ランクだったと明かす。
その後、吉永たちは鹿野に誘われ「熊谷画廊」創立25周年のパーティーに同行した。オーナー・熊谷信義も黒田の絵を年に数点買っていた。鹿野は、もし黒田が殺されたとすれば、その理由は「贋作」にあると断言する。10年前、日本画の大家の一人、奥原煌春の贋作が関東一帯に出回った事件があり、その捜査が黒田にも及んでいたという。
当時、贋作の出所は鎌倉の旧家の当主・加賀谷であったことが確認されていた。警察はさらに裏で糸を引く黒幕の存在もあると睨んでいたが、決定的な証拠が掴めず、その後加賀谷は病死。さらに加賀谷の依頼で何も知らずに奥原の絵を模写していたという日本画家の卵、吉井百合子が服毒自殺をするという後味の悪い結末となっていた。
さらに、鹿野から昨年の8月末、奥原の贋作10点が展示即売会に出されていたという話を聞く。持ち込んだのは、美術関係の出版社を経営する傍ら、画廊「仁仙堂」の社長を務める細江仁司。翌日、「仁仙堂」を訪ねると、何と細江は昨夜から行方不明になっていた。応対に出た社員の伊原聖子は、奥原の贋作の行方について固く口を閉ざす。
黒田の白骨死体が発見された2日後に起きた細江の失踪…鹿野は、奥原の贋作の流れを知ることが黒田殺しと細江失踪の謎を解く鍵だと強調する。鹿野の事件に対するのめり込みようにいささか疑問を抱く吉永だったが、彼の案内で細江の自宅を訪ねることに。そして妻・冴子から、細江が持ち帰った奥原の贋作
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警視庁の和泉副総監(蛭子能収)の肝いりで設置された鑑識特捜班は、主に科学捜査によって得た証拠を迅速かつ機能的に捜査に反映させるため、警視庁内に新設された捜査チームだ。
班長は、警察官でありながら医師免許を持つ九条礼子(渡辺えり)。礼子のほか、FBIで科学捜査とプロファイリングを学んだ霧島まどか(安達祐実)と、大学病院から出向してきている医師の韮沢(石原良純)というメン
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警視庁の和泉副総監(蛭子能収)の肝いりで設置された鑑識特捜班は、主に科学捜査によって得た証拠を迅速かつ機能的に捜査に反映させるため、警視庁内に新設された捜査チームだ。
班長は、警察官でありながら医師免許を持つ九条礼子(渡辺えり)。礼子のほか、FBIで科学捜査とプロファイリングを学んだ霧島まどか(安達祐実)と、大学病院から出向してきている医師の韮沢(石原良純)というメンバーで捜査にあたっていた。
そんなある日、礼子のもとに殺人事件発生の一報が入ってくる。殺害されたのは、暴力団関係の記事をメインに書いているフリーライターの大岩章吾(とむ畑中)。犯行の手口から、相当殺しに慣れた者によるものと推測された。
早速、警視庁捜査一課の刑事・猿又(鈴木裕樹)と共に大岩のアパートを訪れたまどかは、最近大岩が“若松組に敵対する暴力団幹部が次々と姿を消している”という記事を書いていたことを知る。さらに、室内からは4年前の週刊誌が発見された。
当時、殺人事件の被害者である看護師の真野静子(佐藤寛子)がホテル街で男漁りをしていたという記事が週刊誌に掲載され世間を騒がせたが、それは大岩によるものだったのだ。
その後、週刊誌の発行元の出版社を訪ねると、大岩から最後に連絡があった際、東都中央病院にツテはないかと聞かれたとの証言が出てきた。真野静子がかつて勤めていた病院も東都中央病院だったことから、まどかは何か引っ掛かるものを覚える。
静子は、4年前に奥多摩の山中で頭部を殴られた遺体となって発見された。警察は以前から静子にストーカー行為を働き被害届が出されていた無職の松田慎吾(小林竜樹)を逮捕。静子の着衣から松田の体毛が発見されたことと、近くの廃工場から車で逃走する姿が目撃されていたことなどが逮捕の決め手となった。その逮捕には、当時刑事だったまどかも関わっていたという。
そこへ鑑識特捜班の韮沢(石原良純)から、大岩の爪から発見された皮膚片が、静子の爪に残されていた松田以外のもう一つの皮膚片とDNAが一致したという連絡が入ってくる。徐々につながりが明らかになってきた2つの事件。果たして4年前に起きた事件には松田とは別の真犯人がいたのか…?
やがて、礼子たちは事件の鍵を握るある場所へとたどり着く。
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東京の下町で妻の育代(原日出子)と共に小さな運送会社を切り盛りしている高田京太郎(高橋克実)のもとに、ある晩、従業員が交通事故を起こしたとの連絡が入ってきた。高田と育代が特に目をかけていた宮下健次(斉藤祥太)の運転するトラックが、住宅街で民家の門に突っ込んだというのだ。
翌日、高田がその家に住む山西勝子(野村真美)のもとに謝罪に訪れると、勝子は怒るどころか、事故を起こ
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東京の下町で妻の育代(原日出子)と共に小さな運送会社を切り盛りしている高田京太郎(高橋克実)のもとに、ある晩、従業員が交通事故を起こしたとの連絡が入ってきた。高田と育代が特に目をかけていた宮下健次(斉藤祥太)の運転するトラックが、住宅街で民家の門に突っ込んだというのだ。
翌日、高田がその家に住む山西勝子(野村真美)のもとに謝罪に訪れると、勝子は怒るどころか、事故を起こした宮下のことを気遣い、補償も修理費だけでいいと話す。夜になって大阪出張から帰ってきた勝子の夫・山西省三(近江谷太朗)の対応も同様で、高田はそんな2人に感激する。
事故から5日後、高田は同僚の佐々(松江健)を同乗させるという条件付きで、宮下を仕事に復帰させた。ところが、真夜中に佐々から電話がかかってくる。宮下が山梨県・小淵沢のドライブインでこつ然と姿を消してしまったというのだ。深夜1時半頃に小淵沢のドライブインに着いたが、宮下が電話をかけるというので自分だけ先に建物に入ったところ、そこから宮下の行方がわからなくなってしまったということだった。
翌朝、小淵沢の崖下から宮下の遺体が発見された。身元確認のために小淵沢までやって来た高田は、小淵沢中央署の刑事・中瀬(松澤一之)から、宮下は殺害された可能性があると聞かされる。現場から宮下の携帯は発見されなかった。
宮下の事件の翌日、甲府近郊の和田峠で、浜口久子(山下容莉枝)の遺体が発見された。所持品の中にあった名刺から、久子が「永福探偵社」の調査員であることを知った甲府中央署の刑事・六条(大杉漣)は、早速永福探偵社の社長・田中(近藤芳正)を訪ねる。すると、久子は最近、「光輪土木」の専務・高橋太郎(伊藤正之)の不倫調査を担当していたことが判明。六条は、久子が高橋と何らかのトラブルになったものと推測し、高橋を訪ね事情を聞くが、高橋は自分が素行調査をされていたことに全く気づいていなかった。しかも高橋は、久子の自分の行動に関する調査報告書には、数箇所虚偽の内容があると指摘する。
一方、宮下の事件では、事件当夜に宮下が途中で2回ほど停車していたことが判明した。いずれもほんの2~3分で、荷崩れの確認をしていたと同乗者の佐々に話していたが、それを聞いた高田は腑に落ちないものを感じる。その夜、宮下たちのトラックは荷崩れを起こすようなものは何も積んでいなかったのだ。さらに、宮下が起
銀座高級クラブ「ダンテ」の美人ママ・小夜子と熱海の高級老舗旅館「錦舟楼」の名女将・志乃は、業界でも屈指の一流同士で、客のおもてなしに関しては激突するほどのライバル同士。そんな2人には、外には言えない隠された秘密があった。なんとそれは、小夜子と志乃は、超犬猿の仲の嫁姑だったのだ!
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銀座高級クラブ「ダンテ」の美人ママ・小夜子と熱海の高級老舗旅館「錦舟楼」の名女将・志乃は、業界でも屈指の一流同士で、客のおもてなしに関しては激突するほどのライバル同士。そんな2人には、外には言えない隠された秘密があった。なんとそれは、小夜子と志乃は、超犬猿の仲の嫁姑だったのだ!
ある日、商社勤務・立花敦志が襲われ、談合疑惑に関する資料が奪われた。敦志は、小夜子の夫であり、志乃の一人息子である。だから、犬猿の仲とはいえ、小夜子と志乃が彼を想う気持ちは一緒。やがてIT産業社長・久留米次郎が、「ダンテ」で毒殺される。2人のホステスが容疑を向けられるが、1人は失踪し、もう1人は刺殺体で発見された…。
ライバル同士激突しながらも、相次ぐ殺人事件、過去のある事件の黒幕に、ママ・小夜子と女将・志乃が果敢に仕置きする!
保険調査員の柏木奈津子(名取裕子)と遠野亜希(麻生祐未)は、社長・三ノ宮幸三(宇梶剛士)からチケットをもらい、桜川建設主宰のチャリティ・コンサートに出かける。主催者の社長・桜川雅人(升毅)があいさつに登壇すると、桜川を罵倒する観客が現れる。動揺した桜川は演台の水差しを倒し、さらに会場のライトが消えて真っ暗に。次の瞬間、演台付近で火柱が立ち、桜川は観客の目の前で火だるまに
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保険調査員の柏木奈津子(名取裕子)と遠野亜希(麻生祐未)は、社長・三ノ宮幸三(宇梶剛士)からチケットをもらい、桜川建設主宰のチャリティ・コンサートに出かける。主催者の社長・桜川雅人(升毅)があいさつに登壇すると、桜川を罵倒する観客が現れる。動揺した桜川は演台の水差しを倒し、さらに会場のライトが消えて真っ暗に。次の瞬間、演台付近で火柱が立ち、桜川は観客の目の前で火だるまになって焼死してしまう。警察と消防は漏電で発生した火が原因の不運な事故とみるが、ホールが支払う賠償金は莫大な金額になる。施設賠償責任保険が下りるかどうかの調査依頼が三ノ宮のもとに入り、奈津子と亜希はさっそくホールの支配人・樋口健一(長谷川初範)に会いに行く。
樋口によると、あがり症の桜川は水差しに水ではなくウォッカを入れていたといい、ウォッカが演台カバーを伝い、コンセントにかかって漏電、燃え上がってしまったのだという。また、会場内の電気が消えたのは舞台そでにある電源盤に誰かが誤って触った人的ミスだという。そこへ、桜川建設の統括本部長・設楽直樹(袴田吉彦)も現れて事故をわびるが、奈津子はなぜ事故と言い切れるのか、自殺や殺人の可能性もあると反論する。
警備員にも話を聞くと、月刊ゴシップ誌に桜川建設のチャリティ・コンサートは詐欺であると中傷記事を書いたフリージャーナリスト・鵜飼剛(日向丈)が桜川に付きまとっていたことが判明。雑誌編集部に鵜飼のことを聞くと、鵜飼は事件当日から行方不明だった。奈津子はますます事故の可能性が低くなったと考え、亜希と共にさらなる調査を進める。
警部補の鬼島弥一(中村梅雀)は、路上で傷害未遂事件に遭遇した。フランチャイズコンサルタント会社「キタムラプランニング」を経営している社長の北村志保(筒井真理子)に対し、自分の店が倒産したのは本社の対応が悪かったせいだとして、フランチャイズ契約を結んでいた元経営者の水野佐知子(内田春菊)がナイフで切りかかろうとしたのだ。しかし、志保と一緒にいたキタムラプランニングの顧問弁
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警部補の鬼島弥一(中村梅雀)は、路上で傷害未遂事件に遭遇した。フランチャイズコンサルタント会社「キタムラプランニング」を経営している社長の北村志保(筒井真理子)に対し、自分の店が倒産したのは本社の対応が悪かったせいだとして、フランチャイズ契約を結んでいた元経営者の水野佐知子(内田春菊)がナイフで切りかかろうとしたのだ。しかし、志保と一緒にいたキタムラプランニングの顧問弁護士でマスコミでも人気の氷川真澄(大家由祐子)の誠実な対応のおかげでその場は収まり、鬼島は真澄の人柄に感銘を受ける。
ところが数日後、その真澄が、自宅マンションの地下1階にある屋内プールで遺体となって発見された。現場に駆けつけた鬼島は、真澄の首筋に注射痕があるのを発見。しかも、プールサイドにきちんと並べられている椅子のうち、端の一つだけ位置が僅かにずれているのが気にかかる。このマンションには北村志保も住んでいた。
その後、警視庁捜査一課の管理官・三島紀子(宝積有香)の指揮のもと、捜査会議が行われた。捜査一課の刑事・山形篤則(布施博)の説明によると、真澄は何者かに筋弛緩剤を投与されたことにより溺死。プールの入室記録には真澄以外が入室した形跡は何も残されていなかったが、エントランスとエレベーターに設置されていた防犯カメラを調べた結果、1人だけ身許確認のできない女性がマンションを出入りしていたことが判明する。
その後、捜査一課の落合七海(黒川芽以)と再びコンビを組んで捜査にあたることになった鬼島は、真澄の怨恨関係を調べ始める。真澄の師匠にあたる有名な元人権派弁護士・青木茂幸(勝野洋)と知り合った鬼島たちは、真澄の人柄について鬼島が抱いている印象と違わない話を聞く。ところが捜査が進むにつれて、次第にキタムラプランニングの手荒な経営手法とともに、真澄の別の顔が浮かびあがる。そんな中、マンションに出入りしていた女性の足取りが判明するが…。
天才的な眼力で難事件を解決する、ちょっと変わった警部補・鬼島弥一の活躍をお楽しみに!
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都内を中心に外食チェーンを展開する会社の社長・富永勝(大橋てつじ)が、副社長を務める妻の弥生(菊池麻衣子)とともに社長室にいたところ、突然目出し帽をかぶった男に押し入られ、刺殺された。男はその後弥生を脅して金庫から現金2千万円を奪い、弥生を切りつけ逃走。犯行の一部始終は、社内にある防犯カメラに記録されており、警視庁捜査一課の湯島(内藤剛志)はアメリカで心理学を学んだ犯罪
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都内を中心に外食チェーンを展開する会社の社長・富永勝(大橋てつじ)が、副社長を務める妻の弥生(菊池麻衣子)とともに社長室にいたところ、突然目出し帽をかぶった男に押し入られ、刺殺された。男はその後弥生を脅して金庫から現金2千万円を奪い、弥生を切りつけ逃走。犯行の一部始終は、社内にある防犯カメラに記録されており、警視庁捜査一課の湯島(内藤剛志)はアメリカで心理学を学んだ犯罪心理分析官の梶原圭子(片平なぎさ)に捜査協力を求める。圭子は表情や動作、仕草、態度などから相手の嘘を見破るエキスパートなのだ。
早速、湯島から監視カメラの映像を見せられた圭子は、犯人の目的が強盗だったのかに疑問を抱く。犯人は部屋に入ってくるなり勝のもとに真っ直ぐ向かっており、最初から勝を殺害することが目的のように見えたのだ。それに対し、弥生を刺す直前の動作にはためらいが見られたため、犯人は被害者夫婦と顔見知りなのではないかと圭子は推測する。さらに、圭子にはもう一つ気になることがあった。刺される瞬間の弥生の表情には、恐怖や驚きとは別の表情が浮かんでいたのだ。弥生の浮かべた表情はいったい何を意味するのか…。湯島も、勝に2億円の保険金がかけられていたことなどから、2人の交友関係を洗い出すよう指示を出す。
その後、どうしても弥生の表情が気になった圭子は、部下の野寺(鈴木一真)を伴い弥生の病室を訪ねた。秘書の平野璃子(末永遥)に取り次いでもらい弥生と面会すると、弥生は圭子たちの前で涙を流しながら夫との思い出を語り始める。しかし圭子は、病室を出る際に弥生が一瞬見せた微表情に“喜び”が浮かんだのを目撃してしまう。さらに、弥生のもとに見舞いに来ていた主婦仲間に圭子が話を聞くと、その中の1人、増田公恵(濱田万葉)の微表情に“嫌悪感”が浮かんだ。夫を亡くし涙を流す姿とは別に、弥生には裏の顔があるのではないかと圭子は疑い始める。
その後、事件の1カ月前に会社をクビになった五十嵐章造(相島一之)が捜査線上に浮上してきた。しかし、圭子は湯島に弥生の過去を調べるよう願い出る。すると、衝撃的な弥生の過去が判明した。過去15年間、弥生と交際関係にあった男性3人が、いずれも不審死を遂げていたのだ!今回の事件も、弥生による自作自演なのか…!? 弥生に対する疑惑が一気に高まる中、事件は急展開を迎える。
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信州奥信濃にある温泉地の渓谷で、男性の遺体が発見された。現場は常に高濃度の硫化水素が溜まっていて、うかつに立ち入ると即死の可能性がある危険な場所。そのため当初は、男性が誤って渓谷に転落し、硫化水素中毒で亡くなったと考えられたが、検死を担当した地元診療所の医師・華岡万里子(かたせ梨乃)は、遺体の状態から、男性はどこか別の場所で殺害された後、死因を偽装するためにここに運ばれ
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信州奥信濃にある温泉地の渓谷で、男性の遺体が発見された。現場は常に高濃度の硫化水素が溜まっていて、うかつに立ち入ると即死の可能性がある危険な場所。そのため当初は、男性が誤って渓谷に転落し、硫化水素中毒で亡くなったと考えられたが、検死を担当した地元診療所の医師・華岡万里子(かたせ梨乃)は、遺体の状態から、男性はどこか別の場所で殺害された後、死因を偽装するためにここに運ばれたと推測する。
やがて、遺留品のバッグに入っていた名刺から、殺害されたのはフードプロデューサーの霞沢精二(川野太郎)であることが判明する。霞沢は、農家と協力して高級フルーツを生み出す「ブランドフルーツのカリスマ」として、最近マスコミにもよく取り上げられている話題の人物。遺留品のバッグからは、色もまだらで艶もないリンゴが一つだけ入っているのが発見される。
そのリンゴは村のリンゴ農家・野中武次郎(平泉成)が作った“葉とらずリンゴ”という特殊なリンゴだった。“葉とらずリンゴ”は、最後まで葉をとらずに栽培されるので味が良いが、非常に手間がかかるため、この村で栽培しているのは武次郎だけだという。武次郎は慢性心不全を患っているため、万里子も時々往診に行っており、万里子は事情を聞こうと武次郎の元を訪れる。すると、武次郎は農園で心不全の発作を起こし倒れていた。
その後、万里子の適切な処置で容態が安定した武次郎は、霞沢が畑のリンゴを全部買い取らせて欲しいと話を持ちかけて来たことを打ち明ける。霞沢から「自分ならば武次郎のリンゴを一個五千円で売ることができる」と言われたが、即座に断り、霞沢とはそれっきりだという。その翌日、武次郎の容態を心配して、東京に住む武次郎の息子の嫁・果織(野村真美)が武次郎のもとにやって来た。
一方、診療所で村長の診療にあたっていた万里子は、霞沢が武次郎のリンゴの高級ブランド化をめぐり、村長にまで掛け合っていたことを知る。霞沢は武次郎のリンゴの存在を、“この村に縁のある昔からの知り合い”に聞いたと話していたらしい。いったい誰が霞沢に話を持ちかけたのか?万里子がその謎を追おうとした矢先、今度は武次郎の畑をめぐって第二の事件が発生する。
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岡山に赴任してきた捜査検事の近松茂道(高橋英樹)は、事務官・藤森明子(池上季実子)に県内を案内してもらっている最中、下津井漁港で岡山県警の刑事・水野(石黒賢)らが、漁師の寺崎一雄(加藤雅也)に任意同行を求めている現場を偶然目撃してしまう。
事の起こりは、近松の赴任の1週間前。会社員の芦田秀則(菊池均也)が自宅で何者かに殺害された。芦田は妻の景子(酒井美紀)にたびたび家
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岡山に赴任してきた捜査検事の近松茂道(高橋英樹)は、事務官・藤森明子(池上季実子)に県内を案内してもらっている最中、下津井漁港で岡山県警の刑事・水野(石黒賢)らが、漁師の寺崎一雄(加藤雅也)に任意同行を求めている現場を偶然目撃してしまう。
事の起こりは、近松の赴任の1週間前。会社員の芦田秀則(菊池均也)が自宅で何者かに殺害された。芦田は妻の景子(酒井美紀)にたびたび家庭内暴力を振るっており、それを知った景子の兄・寺崎が逆上。犯行前日には、寺崎が芦田の会社に乗り込み、芦田を殴りつけている姿が目撃されていた。また、寺崎は過去にも傷害事件を起こし服役していたという前科があり、捜査陣は今回も寺崎の犯行ではないかと見ていた。
警察の読み通り、その後寺崎は犯行を自供。同僚の細見検事(倉石功)は、寺崎起訴に向けて動き出す。ところが、細見検事が急きょ入院することになり、寺崎の事件は近松が引き継ぐことになってしまった。そこで近松は、起訴状の作成を前に、事件の資料を全て読み込み、事件の概要を知ることに。すると、寺崎の供述内容には矛盾がないものの、物的証拠が乏しいことを知る。そこで近松は水野に相談の上、景子や、景子のアリバイを証言した職場の社長・内藤(冨家規政)に聞き取り調査を始めることにした。
すると、景子が勤めるジーンズ工房の取引先の社長・瀬川(徳井優)が、芦田が殺害された時間帯に、岡山城の展望台から望遠鏡で市内を見ていたところ、偶然後楽園に寺崎がいるところを見たと言い出す。急いで裏づけを取ると、確かに岡山城の展望台からは後楽園がはっきり見えることが判明する。
早速、近松は水野に事情を話し、寺崎にアリバイを証明する目撃証言が出たことを伝える。ところが、それを聞いた寺崎は、なぜかその目撃証言を否定。頑なに自分の犯行だと言い出す。
寺崎が何かを隠していると感じた近松は、起訴を取りやめ、さらなる捜査をするよう水野に命じる。しかし、寺崎は主張を変えようとせず…。
警視庁捜査一課の刑事・石子(寺尾聰)らのもとに、事件発生の一報が飛び込んできた。亡くなったのは、主婦の栗山恭子(伊藤裕子)。夫の栗山敏夫(野村宏伸)が5日間の東北出張から帰ってくるとその姿が無く、心配して駆けつけた恭子の妹・高瀬昌子(戸田菜穂)が自宅物置から遺体となった恭子を発見して事件が発覚した。
石子たちは当初栗山の犯行を疑ったものの、裏の木戸口には誰かが蹴破って
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警視庁捜査一課の刑事・石子(寺尾聰)らのもとに、事件発生の一報が飛び込んできた。亡くなったのは、主婦の栗山恭子(伊藤裕子)。夫の栗山敏夫(野村宏伸)が5日間の東北出張から帰ってくるとその姿が無く、心配して駆けつけた恭子の妹・高瀬昌子(戸田菜穂)が自宅物置から遺体となった恭子を発見して事件が発覚した。
石子たちは当初栗山の犯行を疑ったものの、裏の木戸口には誰かが蹴破って家に侵入した形跡が残されており、第三者が初めから恭子を殺害する目的で栗山の留守宅に侵入したことがうかがえた。それを裏づけるように、鑑識の結果、裏口と2階の寝室から家族以外の指紋が検出される。しかし、それを聞いた石子は、なぜ遺体のあった物置からは指紋が発見されなかったのか違和感を抱く。
翌日の捜査会議では、栗山に犯行が可能なのかが詳細に検証された。栗山は、1月29日からの出張期間中、部下の松下(水澤紳吾)とほとんど行動をともにしていたものの、31日の午後からは松下と別れ、栗山だけ郡山にいる大学時代の親友・萩野光治(堀部圭亮)の家に泊まっていることが分かっていた。萩野の妻・あさみ(濱田万葉)が栗山にはアリバイがあると証言。栗山は捜査対象から外されることになる。
その矢先、近隣への聞きこみ捜査を進めていた石子の部下・槙原(柄本佑)が、2月1日の夜8時頃、栗山宅から出てくる怪しい男を見かけたという目撃情報をつかんできた。男を見かけたという近隣住民・小川(大島蓉子)に詳しく特徴を尋ねると、年齢は40代半ば、彫りの深い顔立ちだったという。石子は早速栗山に心当たりを尋ねる。すると、栗原は飾り棚の一枚の写真に目をやった。そこに写っていたのは、萩野夫妻、妹の昌子夫妻とともに仲良く写る栗山と恭子の姿だった…。
石子は槙原にその写真を持たせ、小川にその写真を見せると、彼女が目撃したのは萩野であることが判明する。そこで槙原たちは郡山へ急行。任意同行で萩野の身柄を押さえようとする。ところが、萩野はすでに失踪しており…。
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ラスト・ドクター,~監察医アキタの検死報告~,第1話(再),金曜8時のドラマ「ラスト・ドクター ~監察医アキタの検死報告~」,番組公式サイトはこちら
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監察医務院に吉崎薫子(相武紗季)が赴任してくる。だがそこは、指導医の秋田晋也(寺脇康文)を筆頭に、院長の柳田修平(伊東四朗)や補佐の山下美恵子(戸田恵子)など、個性的な面々ばかり。薫子は先が思いやられる。そんな中、秋田と薫子は人気モデル・須山利香(夏菜)の転落遺体を担当することになる。利香は5階建てのビルの屋上から落下していて、屋上には利香のバッグが残っていて争った形跡
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監察医務院に吉崎薫子(相武紗季)が赴任してくる。だがそこは、指導医の秋田晋也(寺脇康文)を筆頭に、院長の柳田修平(伊東四朗)や補佐の山下美恵子(戸田恵子)など、個性的な面々ばかり。薫子は先が思いやられる。そんな中、秋田と薫子は人気モデル・須山利香(夏菜)の転落遺体を担当することになる。利香は5階建てのビルの屋上から落下していて、屋上には利香のバッグが残っていて争った形跡もないことなどから山倉刑事(渡辺いっけい)ら警察は自殺と判断する。
ある日、薫子は秋田が女性に迫られている場面に遭遇する。秋田がどんな人物なのか気になる薫子は思わず追跡、秋田が落とした手帳を拾う。女性から逃げ切った秋田に手帳を渡そうとさらに追うと、秋田は利香が転落したビルに向かっていた。
秋田は、ビルの5階から落下したときの状況を検証するために現場を訪れたのだった。利香の遺体の状況とビルの様子から、さまざまな推測をするが、死後硬直の状態に不可解な点があると指摘。さらに、検査科の竹下亮子(YOU)に頼んだ胃の内容物の分析結果を聞いた秋田は利香は自殺ではないと言い出す。
一方、別の殺人事件を調査していた池田刑事(渡部秀)は、死亡推定時刻に利香が渋谷の防犯カメラの映像に映り込んでいることを発見する。渋谷から転落現場までは移動に1時間近くかかるはずだが…。
旅行作家の茶屋次郎(橋爪功)と「週刊ロイヤル」の元副編集長・山倉晋吉(角野卓造)は、取材のため鬼怒川を訪れる。茶屋は風邪をおして無理に同行する山倉をたしなめるが、山倉は「今日は来ないわけにいかない」と言う。いぶかる茶屋の前に、サングラスをかけた女性が現れる。何とそれは、茶屋の娘・沙織(中山エミリ)だった。ロスの通信社で働いていたはずが、2ヶ月前に帰国して「週刊ロイヤル」
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旅行作家の茶屋次郎(橋爪功)と「週刊ロイヤル」の元副編集長・山倉晋吉(角野卓造)は、取材のため鬼怒川を訪れる。茶屋は風邪をおして無理に同行する山倉をたしなめるが、山倉は「今日は来ないわけにいかない」と言う。いぶかる茶屋の前に、サングラスをかけた女性が現れる。何とそれは、茶屋の娘・沙織(中山エミリ)だった。ロスの通信社で働いていたはずが、2ヶ月前に帰国して「週刊ロイヤル」の契約記者になり、この取材にも同行するというのだ。
早速3人は鬼怒川の取材を開始する。鬼怒川の河原で、ボランティアガイドをする中谷(山本圭)に出会う。年齢を感じさせない中谷のハツラツとしたガイドぶりに茶屋は感心する。
宿に向かった3人は、仲居の明子(菊池麻衣子)に案内され部屋へ。女将の直美(藤吉久美子)は山倉の体調の悪さに気付き、鬼怒川中央病院に連絡し診察を頼む。山倉は内科医の工藤(津村知与支)に診てもらうことになるが、そこで、直美が以前、この病院の看護師長だったことを知る。
診察室を出たところで、外科医の田中(青山草太)が茶屋に会いに来る。茶屋の大ファンだと言う田中は、ラーメンを食べに行きませんかと茶屋と沙織を誘う。だが向かったラーメン屋の店主・高品(大鶴義丹)は、田中を見るなり不機嫌になり、3人は追い払われてしまう。深々と頭を下げて茶屋たちに詫びる田中のもとに、田中と工藤の高校の同級生だという岩瀬(伊嵜充則)が現れ、話があるからと、茶屋たちを残し田中を連れて立ち去る。
茶屋たちは宿に戻った後、直美と明子に田中と高品の関係を尋ねるが、茶屋はその際に見せた直美と明子の不審な態度が気になる。その後、宿のロビーで茶屋は偶然中谷に出会い、明日、客を大滝の遊歩道に案内するのでよかったらご一緒に、と誘われる。
翌朝、茶屋と沙織は山倉を東京に帰し、中谷のガイドツアーに参加する。すると、川に流れる人間の遺体を発見。なんとそれは、鬼怒川中央病院の外科医・田中だった。その後の警察の調べで、上流の龍王峡の崖で田中の靴が発見され、斜面には人が転落した跡も見つかった。しかし、事故か、事件か、自殺かの特定はできないままだった。
その後、直美が事件当日、田中と現場付近で待ち合わせをしていたことが判明。近くに車を止める姿も目撃されていたことから、直美は警察で尋問を受けることに。しかし直美は、当日田中と会う約束はしていた
夫の加賀哲夫(井上純一)と離婚後、娘の真理(疋田英美)と暮らしている主婦の花村絢乃(麻生祐未)は、特命で検事に任命されることになった。元判事だった絢乃の亡父が、東京地方検察庁の検事正である岡田幸喜(高橋英樹)に遺言し、それを受けた岡田が検察庁法第18条の3を適用して絢乃を検事に任命したのだ。絢乃は司法試験を受けたことすらなかったが、検察庁法第18条の3には「大学の法律学
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夫の加賀哲夫(井上純一)と離婚後、娘の真理(疋田英美)と暮らしている主婦の花村絢乃(麻生祐未)は、特命で検事に任命されることになった。元判事だった絢乃の亡父が、東京地方検察庁の検事正である岡田幸喜(高橋英樹)に遺言し、それを受けた岡田が検察庁法第18条の3を適用して絢乃を検事に任命したのだ。絢乃は司法試験を受けたことすらなかったが、検察庁法第18条の3には「大学の法律学の教授または准教授の職に3年以上在った者は検事に特別任用される資格を持っている」と記されており、絢乃はこの条件を満たしていたのだ。
早速、絢乃は刑事1部に配属されることになった。刑事1部は、部長の須田(正名僕蔵)を筆頭に、検事の浅井(山田麻衣子)、渡部(敦士)、事務官の宇治谷(温水洋一)らが所属していた。しかし、絢乃の存在が気に入らない須田は、絢乃を辞めさせようと画策。まずは、東京簡易裁判所墨田庁舎にある東京区検察庁道路交通部墨田分室で、「三者即日処理」に立ち会うよう命じる。これは、交通違反で違反切符を切られた人が、警察、検察庁の取調べから、簡易裁判、罰金の納付までを1日で行うことで、通常、事務官上がりの副検事が行くことになっていた。
須田の嫌がらせと知りつつも絢乃はそれに臨むが、妻と子どもがいながら酒気帯び運転で捕まった18歳の戸田ツトム(野澤祐樹)に説教をしたところ、口論になってしまい、須田からますます怒られることになってしまう。さらに、その後も須田による嫌がらせは続き、絢乃は新人ながらも、被疑者が容疑を否認したまま送致されているという難しい案件の担当を任されることになってしまった。
不動産会社を経営している野本俊夫(加納健次)が殺害されたその事件の被疑者は、なんと以前三者即日処理で絢乃が口論になってしまった戸田ツトムだった。野本はツトムの母親が経営するスナックに立ち退きを迫っており、再三嫌がらせ行為にも及んでいた。逮捕の決め手となったのは、現場付近で発見された凶器と携帯電話からツトムの指紋が発見されたことだったが、ツトムは容疑を否認したまま送致されていた。
仮に裁判でツトムに有利な証拠を弁護人が出してきた場合、検察側は負ける可能性もあり、もし負ければ今後の絢乃のキャリアに大きな傷がつくことを意味していた。しかし、絢乃は進んでこの事件の担当を引き受ける。
絢乃は先日の三者即日処理の際、ツトムが身重
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鉄道警察隊東京駅分駐所の巡査部長・清村公三郎(小林稔侍)は巡回中、駅前の一角でハーモニカを吹く青山善行(本田博太郎)に出会う。
翌朝、東京駅のホテルの客室で医療関係会社社長・富永聡美(大竹一重)が遺体となって発見される。
部屋は荒らされ被害者の荷物がなくなっていたが、イスの下から1枚の写真が発見される。そこには二人の男性が写っていた。
客室の外で警備をしていた清村
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鉄道警察隊東京駅分駐所の巡査部長・清村公三郎(小林稔侍)は巡回中、駅前の一角でハーモニカを吹く青山善行(本田博太郎)に出会う。
翌朝、東京駅のホテルの客室で医療関係会社社長・富永聡美(大竹一重)が遺体となって発見される。
部屋は荒らされ被害者の荷物がなくなっていたが、イスの下から1枚の写真が発見される。そこには二人の男性が写っていた。
客室の外で警備をしていた清村は、廊下に落ちていた金属片に気付く。その様子を見ていた本庁の刑事・曳舟乃里子(村井美樹)は、その男が、いつも事件に首を突っ込み始末書を書かされてばかりいる清村だと分かり、一度会いたかったと感激する。
その後、写真の人物は虎ノ門医科大学の胸部外科・芦田教授(榎木孝明)と循環器内科の小田島教授(今井朋彦)と判明。また業界内では、聡美がかなりの情報通で、ライバル会社に不利な情報を流し仕事を奪っているという噂が流れていたことがわかる。
乃里子は清村を誘い捜査を開始。聡美の会社で社員に聞いたところ、芦田と小田島は次期学長の座を争うライバル同士で、小田島は会社創立時からの大切な客だったことも判明。
聡美が学長選挙で小田島側に立ち、ライバルの芦田に不利な情報を集めていたことを知る。
次に二人は虎ノ門医科大学へ。小田島にはアリバイがあったが、芦田はアリバイ証言について堅く口を閉ざす。
乃里子は、不利な情報を握られ、聡美を邪魔に思った芦田が殺害したのでは…?と推測するが、その後の調査で、芦田はその時刻、アメリカから極秘に来日していた世界的企業の創始者の手術中で、秘密保持契約のため黙っていたことが分かり、これで芦田のアリバイも成立する。
一方、清村は独自の捜査を開始。ホテルから東京駅につながる出入り口の防犯ビデオを片っ端からチェックしていると、以前東京駅で出会った青山に似ている男の姿を見つける。
さらに、調べてもらっていた金属片がハーモニカの一部だったとわかり、清村たちは青山の行方を追うことに。
青山がSLに乗ってきたばかりだと話していたことを思い出した清村は、乃里子を誘い、ほぼ毎日SLが走る静岡県の大井川鉄道に乗ることにする。現地での聞き込みから、青山が千頭駅近くにある診療所の医師であることをつかんだ清村たちは、診療所へ向かうが…。
ある雨の夜、神社の境内で近所に住む滝本あやめ(石原あつ美)が遺体となって発見される。現場に急行した多摩南署のたたき上げ刑事・近松丙吉(伊東四朗)は、遺体の下の土がぬかるんでいたことから、雨が降り出してから殺害されたとして犯行時刻を絞り込む。
その後、警視庁と多摩南署による合同捜査会議では、近松の上司・村越(角野卓造)が、検視の結果正面から両手で首を絞められたことによる
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ある雨の夜、神社の境内で近所に住む滝本あやめ(石原あつ美)が遺体となって発見される。現場に急行した多摩南署のたたき上げ刑事・近松丙吉(伊東四朗)は、遺体の下の土がぬかるんでいたことから、雨が降り出してから殺害されたとして犯行時刻を絞り込む。
その後、警視庁と多摩南署による合同捜査会議では、近松の上司・村越(角野卓造)が、検視の結果正面から両手で首を絞められたことによる窒息死であると報告。また現場から、被害者の靴跡以外に27cmの長靴の跡が発見され、状況から犯人のものであると分析される。さらにあやめが事件直前に銀行で30万円下ろしていたことや、所持していたバッグが見つからないこと、着衣に乱れがないことなどから、警視庁捜査一課管理官の山形(三浦浩一)は強盗殺人とみて捜査を進めると指示。
しかし近松は、被害者のカーディガンのボタンはきちんと留められていたのに下に着ていたブラウスのボタンの一番上がちぎられていたことや、犯人は雨が降る前から長靴を履いていたのか?と疑問を抱く。
あやめの母・芳子(小宮久美子)や同僚の証言から、近松は下ろしたお金は付き合っている男性とハワイに行く旅費だったと推測。そんな中、あやめが銀行の近くで白いスポーツカーに乗るのを見たという証言が取れる。車の持ち主はあやめが勤める建材メーカーの専務・浅田(乃木涼介)で、問い詰めるとあやめとは遊びのつもりで交際していたと白状する。事件当日は、「会わせたい人がいる」と言うあやめを車に乗せ彼女のマンションに向かったところ、その人物があやめの母親と判明、母親の前で結婚の約束をして欲しいとせがまれて神社で口論になり、母親には会わずに帰ったという。
犯行現場近くの住民に聞き込みをすることにした近松は中石(益岡徹)家へ。中石や妻の雅代(国生さゆり)、息子の暁(柄本時生)に話を聞くが、皆、雨が降り出してから外出をしていないので外の様子はわからないという。
しかしそこで近松は気になるものを見つける。
その後、現場に残された長靴の足跡と、中石が捨てた長靴が一致。だが、中石とあやめには接点が全くなく、中石の家の様子からも金に困っていた様子がなく、金目当ての犯行とも思えなかった。逮捕状を請求するだけの材料がなく、警察は任意で事情聴取していた中石を解放。新たな情報を探す近松に、地元に住むオバちゃん(小柳友貴美)が話しかけてくる。
雅代
金融業の村越吾郎(高橋昌志)を殺害した容疑で、沢田俊彦(湯江健幸)が逮捕された。沢田は警察の取り調べで犯行を自供したが、その後の法廷では否認に転じていた。
被害者の司法解剖を担当した関東監察医務院の監察医・篠宮葉月(高島礼子)は法廷で、金属バットや鉄パイプのようなもので殴られたのが死因と証言する。
一方、弁護士の菊地真理子(原沙知絵)が依頼した多摩中央医科大学の法医
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金融業の村越吾郎(高橋昌志)を殺害した容疑で、沢田俊彦(湯江健幸)が逮捕された。沢田は警察の取り調べで犯行を自供したが、その後の法廷では否認に転じていた。
被害者の司法解剖を担当した関東監察医務院の監察医・篠宮葉月(高島礼子)は法廷で、金属バットや鉄パイプのようなもので殴られたのが死因と証言する。
一方、弁護士の菊地真理子(原沙知絵)が依頼した多摩中央医科大学の法医学教授・井岡進(山崎一)は、転落事故だと断言。葉月の証言を真っ向から否定する。
その法廷に遅れてやって来た関東監察医務院の監察医長・畑総一郎(金田明夫)は、真理子と井岡を見て呆然とする。裁判後、畑は真理子に挨拶するが、真理子はそっけない態度を取る。葉月はそんな二人の様子が気にかかる。
その後、タブロイド紙に「監察医務院が冤罪を生む」という記事と井岡のインタビューが掲載される。井岡は最近たびたびマスコミに出ており、今回の事件で沢田の冤罪を晴らすことが医師としての自分の使命だとコメントする。
そんな中、交通死亡事故が発生。現場検証に駆けつけた葉月は、遺体の顔を見て驚く。井岡だったのだ。目撃者によると、車はブレーキもかけずにガードレールに突っ込んだという。遺体の状況から見ても運転中に病気で急死した可能性が高いが、正確な死因を探るため、葉月が行政解剖をすることに。
その結果、針のようなもので腎臓を刺したことによる殺人事件だと判明。捜査にあたる警視庁捜査一課の警部補・風間亮介(細川茂樹)と仙川中央署の刑事・中森瞬(松尾諭)は、井岡の助手で大学の特任教授の千葉直也(滝藤賢一)に話を聞く。
千葉は死亡推定時刻の2時間ほど前、電話中の井岡が相手と言い争う様子で「今から行ってやる」と話し、大学を出て行ったと証言。そこに、風間の上司の警部・永瀬哲雄(六平直政)から連絡が入り、井岡は大学を出た後、コインパーキングに駐車していたことが分かる。
早速コインパーキングの防犯ビデオを確認すると、そこに映し出されていたのは、井岡と口論する畑の姿だった。畑は重要参考人として連行されてしまい…。
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佃島の古い一軒家で、大手投資信託会社の総務部長・三田村圭介(川野太郎)が練炭の不完全燃焼による一酸化炭素中毒で亡くなった。現場に駆けつけた警部補の鬼島弥一(中村梅雀)は、部屋の隅でひざを抱えて座る女性に気付く。女性はこの家の主・河合美鈴(床嶋佳子)で、三田村とは愛人関係にあった。
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佃島の古い一軒家で、大手投資信託会社の総務部長・三田村圭介(川野太郎)が練炭の不完全燃焼による一酸化炭素中毒で亡くなった。現場に駆けつけた警部補の鬼島弥一(中村梅雀)は、部屋の隅でひざを抱えて座る女性に気付く。女性はこの家の主・河合美鈴(床嶋佳子)で、三田村とは愛人関係にあった。
警視庁捜査一課の刑事・山形(布施博)らによる現場検証で、美鈴の引き出しから三田村名義の通帳が発見される。しかも、1週間ほど前に2000万円入金されたばかりだった。三田村からもらったと主張する美鈴に、山形は不信感を抱き任意で事情聴取することに。美鈴は三田村の発案で、練炭で焼肉をした後、先に二階に上がり就寝。翌朝起きたところ三田村が一階で死亡していたと話すが、山形はそんな美鈴に疑念を強める。一方鬼島は、美鈴の冷蔵庫に杏仁豆腐が二つ入っていたことが引っかかっていた。
その後の捜査で、美鈴が5年前に夫を火事で亡くし、生命保険で5千万円を手に入れていたこと、また三田村が資産家の実家から3億円の遺産を相続していたことが判明。山形は、三田村の金を狙った犯行であるとにらみ、美鈴の金の流れを洗うよう部下に指示。そこへ、三田村の体内から睡眠導入剤の成分が検出されたと報告が入る。山形は美鈴が容疑者であると確信するが、鬼島だけは犯人が美鈴ではない気がしていて…。
鬼島は、再びコンビを組むことになった捜査一課の落合七海(黒川芽以)と三田村の家を訪問。妻の百合子(梶原真弓)は深く悲しんでおり、家族仲も良く不審な点は見られなかった。
事情聴取を終えた美鈴を、鬼島たちが家まで送り届ける途中、突然男が現れ美鈴に包丁を振り上げた!鬼島の機転で事なきを得たが、その男・大川(掛田誠)は、美鈴と付き合っていた当時、美鈴と喫茶店を出す話になり800万円出資。だが、美鈴は途中で店を出すのをやめると言い出した上、出店準備に使ってしまったらしい。全く誠意をみせない美鈴を恨んでの犯行だった。またも美鈴による金絡みの事件だったが…。
決定的証拠をつかむべく捜査を進める鬼島たちは、三田村が勤めていた会社で、営業部長の長野(木下ほうか)と営業部員の北川(水上剣星)にも話を聞く。
だがその翌日、北川が鋭利な刃物で刺され、死体となって発見される。長野が北川の仕事ぶりを調査したところ、北川に関するとんでもない事実が明らかになり…!?
ある国のVIPが東京スカイツリーを見学することになり、警護のため墨田署への署長転任を命じられた風間昭平(北大路欣也)。早速自転車で近所を散策することにした風間は、路肩で花を手向けて手を合わせ、涙を流す女性に目を留める。
墨田署に到着した風間は、副署長の箱崎(前田吟)と水盛警備課長(斉藤暁)の出迎えを受ける。その日、下町の住民との親睦会に出席した風間は、墨田署と商店
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ある国のVIPが東京スカイツリーを見学することになり、警護のため墨田署への署長転任を命じられた風間昭平(北大路欣也)。早速自転車で近所を散策することにした風間は、路肩で花を手向けて手を合わせ、涙を流す女性に目を留める。
墨田署に到着した風間は、副署長の箱崎(前田吟)と水盛警備課長(斉藤暁)の出迎えを受ける。その日、下町の住民との親睦会に出席した風間は、墨田署と商店街を結ぶ会の会長で、市川開発の副社長・市川隆明(前田淳)を紹介される。また、親睦会では先ほど風間が見かけた女性・本宮可奈子(田中美奈子)と再会。クラブのママをしている可奈子は、店の常連で隆明と共に仕事をしているという経営コンサルタントの森脇大造(渡辺裕之)と一緒だった。
その数日後、隆明が何者かに殺害される。刑事の熊木(京野ことみ)らが捜査した結果、犯人は大柄な30~40代の男と分かる。また鑑識で、格闘家特有の珍しい絞め方でのやく 殺であることが判明する。隆明の葬儀に訪れた風間は、社長派の専務・権藤(寺田農)と、反社長派の常務・三田尻健(桜木健一)と妻・寿美代(姿晴香)との間に漂う不穏な空気を感じとる。
その後の捜査で、最近隆明にまとわりついていた白藤(RIKIYA)と、詐欺の前科があり元格闘家でもあった森脇が容疑者として浮上。警察は二人を徹底的にマークすることに。
一方、風間は外国の要人たちの警備のため、東京スカイツリーを目指し車で走る途中、箱崎と可奈子に似た二人を見かける。箱崎にそのことを尋ねるが、誤魔化すように否定されてしまい…。
その後の捜査で、三田尻健が弁護士をしていた当時、森脇の弁護を引き受けていたことが発覚。さらに二人は可奈子の店で会っていたという情報も入る。反社長派の三田尻が森脇を使い、社長派の隆明を殺した可能性も浮かび、警察は三田尻と森脇の関係をもう一度洗うことに。
そんな中、森脇が警察の尾行をまいて姿をくらました。また同じ頃、白藤も行方をくらまし、風間はこれがただの偶然ではないと感じる。
その予感は的中!翌朝、白藤が死体となって発見される。その殺害方法は、隆明のものと酷似していた。風間たちは、二人の顔面に残る不自然な傷が気になり…。
警視庁捜査支援課で犯罪心理分析を担当する梶原圭子(片平なぎさ)はうそを見破るエキスパートと呼ばれている。
ある日、捜査一課の班長・湯島恭太郎(内藤剛志)が休んでいた。それは10年前、日光の友達に会うと言って出かけ、伊豆の海岸で転落死した妻・麻子(中島ひろ子)の法事のためだった。麻子の死は事故か自殺として処理されたが、湯島はその結論に納得していない。なぜ日光へ行くと言い
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警視庁捜査支援課で犯罪心理分析を担当する梶原圭子(片平なぎさ)はうそを見破るエキスパートと呼ばれている。
ある日、捜査一課の班長・湯島恭太郎(内藤剛志)が休んでいた。それは10年前、日光の友達に会うと言って出かけ、伊豆の海岸で転落死した妻・麻子(中島ひろ子)の法事のためだった。麻子の死は事故か自殺として処理されたが、湯島はその結論に納得していない。なぜ日光へ行くと言いながら伊豆で死亡したのか…それ以来、湯島は心を閉ざし、人を信じなくなったようだった。
法事に出席した麻子の友人・紺野恵理子(秋本奈緒美)から「話したいことがある」と言われ、何かあると感じた湯島は夜に改めて会う約束をした。
ところが、恵理子は待ち合わせの喫茶店に現れなかった。そこへ、女性の変死体が見つかったとの知らせが入る。現場に急行すると、所轄の刑事で大学の同級生・葉月良太(布施博)が湯島を迎える。
葉月の案内で遺体を確認すると、被害者は恵理子だった。恵理子の所持品がなくなっていたことから強盗の可能性が考えられたが、圭子は遺体の表情から、強盗への恐怖や驚きではなく、わずかに悲しみが残っていると判断。強盗と見せかけた顔見知りによる犯行の可能性を示唆する。
そんな中、恵理子の夫・紺野重男(春海四方)の事情聴取が始まる。取調室の様子を見ていた圭子は、紺野には恵理子の死に対して後ろめたい隠し事があると読み取る。圭子の推理だけで強盗の可能性を捨てるのは危険だったが、恵理子が伝えたかったことが気になる湯島は、強盗の線は葉月ら所轄の捜査に任せ、自分たちは紺野の周辺を調べることに。
ところがまもなく恵理子を殺害したと思われる男が遺体で見つかる。男は暴力団の元構成員で、人けのない階段で酔って足を滑らせ頭を打って死亡したようだ。遺留品から恵理子の財布が見つかり、男の部屋からはバッグや犯行に使ったとみられる血の付いた凶器も発見される。
犯人は強盗だった…それでも圭子は、恵理子のあの悲しげな表情が気にかかり、湯島にある提案をする。
警視庁の元・犯罪交渉人である野々村百合子(市原悦子)は現役を引退し海辺で一人暮らしをしている。近所に暮らす栗原祐一(宝田明)に好意を寄せられ、毎日のようにバラの花束を贈られることに少々困惑している。
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警視庁の元・犯罪交渉人である野々村百合子(市原悦子)は現役を引退し海辺で一人暮らしをしている。近所に暮らす栗原祐一(宝田明)に好意を寄せられ、毎日のようにバラの花束を贈られることに少々困惑している。
話し相手は病院勤務の五十嵐敏子(濱田マリ)で、百合子の家にときどき訪ねてきてはお茶を飲みながらおしゃべりをしていく。
そんなある日、バスジャック事件が起きる。警官に拳銃を発砲しバスをハイジャックした木下賢太(金山一彦)は別れた妻・杉山京子(赤間麻里子)を連れてくるように請求するが、京子は関わりたくないと拒絶していた。事件を知った敏子から息子が事件の人質になっているので助けてほしいと頼まれた百合子は現場へ向かう。
すると、やじ馬の中にいた小寺薫(有森也実)からも夫の小寺拓(正名僕蔵)が人質になっているかもしれない、小寺は柔道経験者でバタフライナイフを所持しているはずだと聞かされる。百合子は後輩の警視庁捜査一課SIT交渉班の向井真知子(岩崎ひろみ)のアドバイザーとして交渉にあたることになるが、興奮した木下は聞く耳を持たない。そんな中、百合子が投げかけた言葉に動揺したところを小寺がナイフと体当たりでねじ伏せ、バスジャック事件は終わりを告げる。
マスコミの報道で、小寺はハイジャック犯を捕まえたヒーローとして一躍有名になるが、銃刀法違反となるナイフを所持していたことは秘密にされることに。小寺の活躍は勤務先の社長・啓子(長谷直美)も喜び、小寺に新しい店を任せるなど、これまでとは態度や待遇ががらりと変わる。その変化に薫は不安を隠せない。
一方、人質の中に息子がいるとうそをついた敏子が気になる百合子は理由を尋ねるが、はぐらかされてしまう。
ところが後日、敏子と薫が2人で会っているところを目撃してしまう。百合子は二人が知り合いだったことに驚く。
さらに真知子から拓がナイフを持っていた理由がわかったと報告を受けた百合子は、現場で出会った薫の言葉を思い出し、まだ事件は終わっていないのではないかと考える。
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天然物のトラフグを出す料亭「浜ふぐ」の本店で、本来は毒があるので取り除かれるはずの肝を食べて、客の安井謙二(渋谷哲平)が亡くなった。その前日には、店に金を用意しなければ死人が出るという内容の脅迫状が届いており、別の支店で具合の悪くなった客が出た矢先の出来事だった…。
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天然物のトラフグを出す料亭「浜ふぐ」の本店で、本来は毒があるので取り除かれるはずの肝を食べて、客の安井謙二(渋谷哲平)が亡くなった。その前日には、店に金を用意しなければ死人が出るという内容の脅迫状が届いており、別の支店で具合の悪くなった客が出た矢先の出来事だった…。
現場に駆けつけた班長の片山桐子(眞野あずさ)率いる神奈川県警捜査一課の刑事・吉永(船越英一郎)、小沢(林泰文)、玉田(山田純大)、木島(松雄諭)たちは、早速事情聴取を開始。調理を担当した板前の松下(菊池健一郎)は、調理の際に肝が間違って混入するようなことはなかったと説明し、それを裏付けるように、毒のある肝や卵巣を捨てるための金属製の鍵付き容器には調理したふぐの分の肝がきちんと捨てられていた。しかし吉永は、なぜ社長の新倉善造(本田博太郎)が昨日の時点で警察に知らせなかったのか、不審に思う。
その後も聞き取り捜査を続けた結果、実際に安井のもとに料理を運んだ従業員の南原規子(赤澤セリ)から、安井と一緒に来ていた女性が、食べるのもそっちのけで料理はもちろん、トイレや店内、板場まで写真を撮っていたとの証言が出てきた。そこで、吉永たちは安井と一緒に来店していた宮本ユキナ(多岐川華子)からも事情を聞くが、ユキナはこの日自分が勤めるキャバクラに同伴出勤をするつもりで安井と店を訪れたのだと話し、犯行を否認する。
その後、安井の葬儀が営まれ、そこで吉永は、飛田(石田尚巳)という安井の友人が、安井の妻・佳子(床嶋佳子)に生活費の足しにして欲しいと大金を渡すところを目撃してしまう。突然のことに戸惑う佳子は、すぐに返すと吉永に話すが…。
捜査の結果、安井はパチンコ店の店員だったが3ヶ月前から休職していたこと、しかしキャバクラには週に2、3回行くほど金回りが良かったことなどが判明する。しかし、安井とユキナが特別な関係にあったという話などは出てこず、安井と「浜ふぐ」との間にトラブルがあった形跡も一切なかった。
そんな中、ユキナが別の男性と「浜ふぐ」の別の支店へ現れた。しかも、ユキナが店を出た直後、店の客がまたしても倒れてしまう。やがて、ユキナが「浜ふぐ」に合併を持ちかけている関西のふぐ料理チェーン「大谷楼」の関東本部長・瀬良昌孝(金山一彦)と会っていたことが判明。一連の犯行はユキナによるものなのか…!?疑いの目がユキナへと向けら
町おこしコーディネーターの甲山慎次(今里真)が灰皿で後頭部を強打され殺害された。現場検証をしていた警視庁捜査一課警部補の五月女ちとせ(京野ことみ)は、被害者の人差し指と親指が不自然なL字型に開かれていることに気づく。
3か月後、甲山の妻・香織(遠山景織子)が亡き夫のためにも、と次期衆院議員選挙への出馬宣言をする一方で、事件は未だ解決のめどが立たずにいた。そんな中、捜査
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町おこしコーディネーターの甲山慎次(今里真)が灰皿で後頭部を強打され殺害された。現場検証をしていた警視庁捜査一課警部補の五月女ちとせ(京野ことみ)は、被害者の人差し指と親指が不自然なL字型に開かれていることに気づく。
3か月後、甲山の妻・香織(遠山景織子)が亡き夫のためにも、と次期衆院議員選挙への出馬宣言をする一方で、事件は未だ解決のめどが立たずにいた。そんな中、捜査本部に本庁から監察官の音無一六(小日向文世)が捜査状況を監察調査をするため送り込まれる。人の良さそうな笑顔を見せる一方で、捜査員の島内(デビット伊東)に懲戒辞令を淡々と言い渡す一六に、一六の同期である羽佐間管理官(益岡徹)以外の捜査員たちは反発心をあらわにする。
翌日、ちとせと正岡(大浜直樹)の聞き込みの様子をチェックしていた一六は、捜査が進展しない訳はやはり職務怠慢にあったと断言。先入観を捨ててもう一度全ての要素を検証し直すべきだといい、ますます捜査員の反感を買う。一向に気にする様子のない一六だったが、上司の千住警視監(田中美佐子)からは励ましを受ける。
一方ちとせも一六に反感を抱きながらも現場百遍という一六の言葉を受け、改めて香織のオフィスへ。もちろん一六の監視付きで…。その帰り際、一六はオフィス前ですれ違った関西弁の男に目を留める。
その後一六は、ちとせにランチでも、と近くの洋食店「クレア」に誘う。捜査資料を読み込んでいた一六は、「クレア」のオーナーシェフ・木村(志賀廣太郎)が甲山と仲が良く、事件当日もランチに訪れていたことを知っていたのだ。
二人で来店していたことを匂わす十六に、ちとせは甲山一人だったはずだと否定するが、木村の娘・歩美(珠木ゆかり)は一六のある言葉から甲山が店の前で男性と別れていたこと、さらにその男性が関西弁を話していたことを思い出す。一六の「深読み力」が功を奏したのだ。
関西弁の男が捨てたタバコの箱を指紋検査した結果、男は探偵の松葉勝(木下ほうか)であることが分かる。早速松葉に事情聴取するが、当日甲山に会ったことは認めたものの、のらりくらりとかわされてしまう。
一方、一六は松葉の部屋に置かれていた時計のカタログや出されたコーヒーから経営が苦しいと言う松葉の言葉と実情は逆であることを見抜く。
その後、松葉が偽名で開設したネットバンクに700万円もの大金が定期的に振り
看護師の戸田鮎子(本仮屋ユイカ)が働く嵯峨野中央病院に、階段で足を踏み外した森島美香(ひがし由貴)が急患で運ばれてくる。看護師長の吉岡万里子(山村紅葉)の機転と産婦人科医の片山菜穂子(とよた真帆)により美香が妊娠していることがわかる。高齢での妊娠に不安な表情を見せる美香に、万里子は菜穂子が不妊治療や高齢出産の権威であることを告げ励ます。
同じ頃、とあるホテルでベストセ
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看護師の戸田鮎子(本仮屋ユイカ)が働く嵯峨野中央病院に、階段で足を踏み外した森島美香(ひがし由貴)が急患で運ばれてくる。看護師長の吉岡万里子(山村紅葉)の機転と産婦人科医の片山菜穂子(とよた真帆)により美香が妊娠していることがわかる。高齢での妊娠に不安な表情を見せる美香に、万里子は菜穂子が不妊治療や高齢出産の権威であることを告げ励ます。
同じ頃、とあるホテルでベストセラー作家・東田明(風間トオル)原作による映画の制作発表が華々しく行われていた。主演が紹介されたその時、東田の妻・弘美(野村真美)が険しい顔で現れ制作発表を中止するよう訴え、主演女優の宮野麻沙子(宮本真希)を交代しなければ原作は渡さないと宣言する。
そんな最中、会見に来ていた京都新報社会部記者の山川(井上幸太郎)が突然死んでしまう。ペットボトルに口をつけた直後に苦しみだしたというが…。
早速捜査を開始する京都府警捜査一課の狩矢警部(榎木孝明)は、山川の職場のデスクで、出産トラブルに関する本に気づく。それは山川の仕事とは全く関係のないものだった。
翌朝、嵯峨野中央病院に腹痛を訴える麻沙子が緊急搬送されてくる。麻沙子は万里子に自分が妊娠していることを告白し、即座に菜穂子により胎児に影響しない手術が行われ無事成功する。
その後特別室に入院する麻沙子のもとへ東田が来訪。看護師たちは子供の父親は東田ではないかと噂する。
翌日、麻沙子の病室に弘美が現れ堕胎を迫る。そこに菜穂子が駆けつけ弘美を取り押さえる。二人は高校の同級生だったというが…。
そんな中、麻沙子が以前アルバイトをしていたフランス料理店の店長・北村(宍戸開)がお見舞いに訪れる。北村の料理をおいしそうに食べる麻沙子だったが、同席していた鮎子が部屋を出た直後に急変し死亡してしまう。死因は山川と同じく毒物による急性中毒死だった。狩矢の事情聴取で北村は、料理を一通り食べ終えた後、東田のお見舞い品のチョコレートを口にしたところ苦しみだしたと説明。北村の料理にも手つかずのチョコレートからも毒物の反応は出なかったが、DNA検査でお腹の子の父親は東田であることと、麻沙子が食べたチョコレートの包み紙から東田の指紋が検出される。
鮎子は、どうしても納得がいかないことを確かめるため、鮎子の恋人で山川の同僚でもある田原(永井大)を誘い北村を訪ねる。山川の死が気になり独自に調査して
作家の山村美紗(浅野ゆう子)のもとに、5年前に首を吊って死んだ祇園の舞妓・夏乃(野々すみ花)から招待メールが届く。命日に自分を偲ぶ会を京都の巽寺で行うという。夏乃とは面識がほとんどなく、なぜ自分に?と不審に思いながらも、死者からの招待状に事件のにおいを感じた美紗は巽寺に向かう。
寺に集まったのは美紗のほかに、美紗の知人でガラス工芸作家の山岡雄三(升毅)、夏乃が所属して
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作家の山村美紗(浅野ゆう子)のもとに、5年前に首を吊って死んだ祇園の舞妓・夏乃(野々すみ花)から招待メールが届く。命日に自分を偲ぶ会を京都の巽寺で行うという。夏乃とは面識がほとんどなく、なぜ自分に?と不審に思いながらも、死者からの招待状に事件のにおいを感じた美紗は巽寺に向かう。
寺に集まったのは美紗のほかに、美紗の知人でガラス工芸作家の山岡雄三(升毅)、夏乃が所属していた置屋の女将・坂上益恵(石井苗子)、西陣問屋社長の後藤渉(高知東生)と後藤の秘書・大木達也(和田聰宏)、夏乃の先輩舞妓・冬乃(桜乃彩音)と後輩舞妓の豆花(志保)。なぜか不穏な雰囲気が漂う中、寺の老僧(温水洋一)が現れ、匿名で夏乃の法事の依頼メールが届いた後、金も振り込まれたためこの席を設けたと告げ、法事が開始される。
その後老僧から、メールに『京舞東山』をぜひ舞って欲しいと書かれていたことが伝達され、豆花の後押しもありその曲を得意にしていた冬乃がしぶしぶ舞うことに。
だが、持参した飲み物を飲み舞い始めた直後、冬乃が急に苦しみだしその場で絶命してしまう。早速、出席者たちは京都府警の警部・狩矢荘助(吉田栄作)らの事情聴取を受けることに。
その後美紗は、偲ぶ会に欠席したのが幼なじみの柴田彩子(手塚理美)と知り、彩子のおばんざいやへ向かう。美紗は店に居合わせた山岡が、かつて夏乃と交際していたことと、夏乃は山岡と別れた5年前のその夜、山岡のアトリエで死んだことを彩子から知る。
一方、冬乃の死因はヒ素の一種による中毒死と判明。そのヒ素は、ガラスを作る際にも使用するものだとわかり、山岡への疑いをますます深めた狩矢たちは、夏乃の変死事件との関連を調べはじめる。
美紗は狩矢から、夏乃の死亡当時の話を聞く。山岡のアトリエは、中からかんぬきがかかっており、完全なる密室状態だったという。一見自殺と思われる状況だったが、遺体の首に巻かれていたロープ痕が左右対称ではないのが自殺ではありえない痕であり、狩矢は当時から他殺の可能性もふんでいたと告白。死体発見前夜、山岡は夏乃と会っていたことも認めており、別れ話のもつれから山岡が犯行に及んだことも十分考えられたが、犯人につながる物証が揃わず自殺という結論になったのだという。
夏乃の変死事件の密室トリックを崩し二つの事件を解決したいという狩矢の言葉に、山岡がどうしても犯人とは思えない美紗
週刊誌記者の小西茜(佐藤江梨子)はジュエリーデザイナー鳳陽司(東幹久)の新作発表会の会場でカメラマンの到着を待っていた。発表会に登場する人気モデル・柚木ルカ(蒲生麻由)を取材するためだ。
そこへ、盗撮犯と勘違いされ警備員に連れられたフリーカメラマン亜愛一郎(市川猿之助)が現れる。何とか誤解を解き、ショーを撮影していた愛一郎だが、発表会の目玉でルカが着用しているネックレ
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週刊誌記者の小西茜(佐藤江梨子)はジュエリーデザイナー鳳陽司(東幹久)の新作発表会の会場でカメラマンの到着を待っていた。発表会に登場する人気モデル・柚木ルカ(蒲生麻由)を取材するためだ。
そこへ、盗撮犯と勘違いされ警備員に連れられたフリーカメラマン亜愛一郎(市川猿之助)が現れる。何とか誤解を解き、ショーを撮影していた愛一郎だが、発表会の目玉でルカが着用しているネックレスに違和感を覚え、偽物ではないかと指摘する。愛一郎の写真を使った説明に鳳もその事実を認め、手違いで本物はすでに依頼主へと送ってしまったため、レプリカを使用したのだと打ち明ける。レプリカを着けさせられていたと知ったルカは激怒し、取材を中止にして帰ってしまう。
数日後、ルカの死体が公園で発見される。編集長・一ノ瀬(草刈正雄)にルカの追悼記事を命じられた茜は愛一郎と共に関係者を取材することに。
まずは所属事務所社長の倉本(迫田孝也)に話を聞きにいくが、倉本をはじめ、気性の激しいルカをよく思わない人間は多かったらしい。
一方、警察は鳳を容疑者として捜査を開始。2人は半年前に写真週刊誌に密会の写真を掲載されていて、事件前日の夜にはルカの家を鳳が訪ねていたが会ってもらえずに帰る様子が防犯カメラに記録されていた。
そんな中、茜と愛一郎はルカの写真集を撮影した粥谷東巨(竜雷太)のスタジオへ向かう。出迎えたのは黒瀬美也子(有森也実)で、粥谷はアシスタントの永井詩織(朝倉あき)と撮影中だった。写真集の撮影エピソードをインタビューするが、粥谷はプライベートな話題になると口を閉ざし、退室してしまう。
その後、粥谷の作品が気になり、図書館へ向かった愛一郎の元へ、レプリカを見破った一件で愛一郎を気に入った鳳から連絡が入る。ロンドンでの新作発表会に連れて行くモデル候補を絞ったが、どのモデルにしたらいいかアドバイスがほしいという。候補の中にはルカもいて、愛一郎はその写真を見てあることに気付く。
また、写真週刊誌の鳳とルカの密会写真に実はもう一人関係者が映っていることを発見して…。
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高架道路下から白骨遺体が発見された。現場に到着した関東監察医務院の監察医・篠宮葉月(高島礼子)に、府中中央署の刑事・春日太一(山崎樹範)が状況を説明する。
一方、警視庁捜査一課の刑事・風間亮介(細川茂樹)は、コンビを組むことになった春日とともに遺留品の捜索にあたり、遺体発見現場から小さな針金とガラス片を発見する。
葉月の調べで遺体は20~40代の男性で、肋骨に刃物傷
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高架道路下から白骨遺体が発見された。現場に到着した関東監察医務院の監察医・篠宮葉月(高島礼子)に、府中中央署の刑事・春日太一(山崎樹範)が状況を説明する。
一方、警視庁捜査一課の刑事・風間亮介(細川茂樹)は、コンビを組むことになった春日とともに遺留品の捜索にあたり、遺体発見現場から小さな針金とガラス片を発見する。
葉月の調べで遺体は20~40代の男性で、肋骨に刃物傷があったことから殺害された可能性が高いことがわかる。
また左手親指の骨に小さな穴があり、それは骨折治療のキルシュナー鋼線の痕だとわかる。風間たちが見つけた小さな針金は、葉月の言うキルシュナー鋼線で遺体は骨折の治療中に殺害されたらしい。
やがて、遺体は池下明(寺中寿之)と判明。池下は2年前に工場社長の鈴木康一(赤間康一)を扼殺し、現金を強奪した指名手配犯であった。
2年前の事件は、第一発見者である工場長の野島孝雄(河野洋一郎)が池下を目撃していたこと、また現場から池下の毛髪が採取されたことから池下の犯行と断定されていた。
風間と春日は、池下の妹・美由紀(星野真里)と会い、白骨遺体は池下明で何者かに殺害された可能性が高いと告げる。2年前の事件を担当していた春日は風間に、美由紀が池下の息子・大地(後藤奏佑人)を育てていることを話す。春日は2年前から美由紀たちを見守っていたようであった。
それまでも指名手配犯の家族として陰口を言われたりしていた美由紀と大地だったが、「白骨遺体は指名手配犯」という報道によりますます窮地に。美由紀は看護師として働いていたが、何者かが美由紀を中傷するビラを病院関係者にまいたのだ。美由紀は病院の院長・三沢達也(寺泉憲)から別の病院への転職を勧められる。
一方、風間らが見つけたガラス片は外国製の懐中時計であることが判明。殺された鈴木は趣味でアンティーク時計を収集しており、池下が現金と一緒に奪ったものと思われた。
だが春日は、当時奪われたのは現金だけだったと言い、2年前の事件を洗い直すため殺された鈴木康一の解剖記録の再調査を葉月に願い出る。
早速、当時の事件担当者である監察医長・畑(金田明夫)に話を聞き、解剖写真を見た葉月は「池下にこの殺人は不可能です」と断言する…。
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旅行誌『旅窓』で記者をしている青木亜木子(友近)は、「北方位に運命の出会いあり」という占いに触発され、北方位である日光・鬼怒川の特集企画を社長の田嶋寿美代(山村紅葉)に提案する。
社長の許可もおり、カメラマンの浅井亨(泉谷しげる)と共に鬼怒川を訪れた亜木子は、忘れ物を届けてくれた仁科亮介(東幹久)に早速一目ぼれする。
取材先の洋菓子店を訪れた亜木子と浅井は、パティシ
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旅行誌『旅窓』で記者をしている青木亜木子(友近)は、「北方位に運命の出会いあり」という占いに触発され、北方位である日光・鬼怒川の特集企画を社長の田嶋寿美代(山村紅葉)に提案する。
社長の許可もおり、カメラマンの浅井亨(泉谷しげる)と共に鬼怒川を訪れた亜木子は、忘れ物を届けてくれた仁科亮介(東幹久)に早速一目ぼれする。
取材先の洋菓子店を訪れた亜木子と浅井は、パティシエの酒井優里(雛形あきこ)が、高級車からさっそうと現れた清水正俊(本郷壮二郎)と翌日日光で神前結婚式をすることを知る。結婚式を取材させてもらうことにした亜木子だったが帰り際、清水に近づく怪しい男・倉田(湯江健幸)が「一生秘密は守る」とささやいた言葉が気になる。
結婚式当日、亜木子は列席者の中にいた仁科と再会し運命を感じていると、清水と同じ会社の寺林慎一(野村宏伸)が仁科に声をかけてくる。その後、清水に取材を始めようとする亜木子だったが、そこに清水の元カノ・潤子(さとう珠緒)がナイフを手に清水に突進!危機一髪、仁科が助けに入り事件は未遂に終わる。
事件に動揺し、「しばらく一人にしてほしい」と言う清水と別れしばらくたった頃、亜木子が新郎控室前の廊下を通りかかると中からうめき声が。
ドアを開けると清水が苦しむ姿…!病院に運ばれるがその後清水の死亡が確認される。現場にやって来た刑事の植村修一(柳沢慎吾)は第一発見者の亜木子を事情聴取するが、死因も発表していないのに毒を飲んだと決めつけた言い方をする亜木子に疑いの目を向け…。
犯人扱いされた亜木子は自分が事件を解決することを決意!新郎控室に皺がついている木綿のハンカチが置いてあったことに着目した亜木子は、独身男性が訪れた可能性があると指摘する。その後、潤子も事件前に「殺す」という男の声が控室から聞こえていたと証言する。
司法解剖の結果、正俊は毒の入ったカプセルを飲んでいたことが分かる。カプセルが溶けるまでおよそ1時間の時差を利用した計画的な犯行だった。
一体誰が?そしてわざわざ結婚式当日に飲ませた理由とは…?犯人は清水を恨む者だと推理した亜木子は、前日清水に意味深な言葉を告げた倉田や、出世争いで清水に敗れた寺林を疑う。
一方、植村は清水が倉田に100万振り込んでいた事実を優里に報告。話を盗み聞きしていた亜木子は、倉田が掴んでいた秘密を探るため、ある方法を思いつく…!
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保護司・笹本邦明(橋爪功)は身元引受人の工務店社長・太地喜三郎(丸岡奨詞)と17年の刑期を経て仮出所となった名本登(萩原聖人)を迎えに行く。
名本は車には乗らず電車で移動したいと話し、笹本が道中に付き合うことにする。
数週間後、刑事の石出誠(田中哲司)が笹本を訪ねてくる。ある旅館で宿泊中の女性・真柄きよ子(奥山佳恵)が死んでいた件で、きよ子の死亡は自殺に見せかけた他
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保護司・笹本邦明(橋爪功)は身元引受人の工務店社長・太地喜三郎(丸岡奨詞)と17年の刑期を経て仮出所となった名本登(萩原聖人)を迎えに行く。
名本は車には乗らず電車で移動したいと話し、笹本が道中に付き合うことにする。
数週間後、刑事の石出誠(田中哲司)が笹本を訪ねてくる。ある旅館で宿泊中の女性・真柄きよ子(奥山佳恵)が死んでいた件で、きよ子の死亡は自殺に見せかけた他殺事件の可能性があり、容疑者として名本があがっているのだという。出所した際の名本の様子から、事件を起こすとは信じがたい笹本が事実確認に向かうと、名本はきよ子と会っていたことは認めたものの、死亡したことは知らなかった。きよ子と名本は同郷の幼なじみで、刑務所の中にいるときも手紙のやりとりをしていた仲だった。
出所後に一度だけきよ子が訪ねてきて一緒に旅館に入ったが、名本は泊まらずに帰り、その時はまだきよ子は元気だったという。名本の証言を信じた笹本は疑いを晴らそうと試みるが、石出は前科がある名本が犯人と決め付けるような取り調べを行う。
そんな中、名本を訪ねて元警察官の高梨岩太郎(嶋田久作)という男が訪ねてくる。高梨はさらに笹本の家まで訪ねてきて、17年前の事件以前の名本ときよ子にまつわる過去を語りはじめる。
一方笹本の計らいで、名本は箱根の人里離れた場所の家具職人・上島作太郎(品川徹)のもとで働くことに。ところがしばらくして、その近くのモーテル裏の雑木林で若い女性の首つり死体が見つかって…。
31歳年上の信弘(橋爪功)に嫁いだ伊佐子(米倉涼子)には、胸に潜めた企みがあった。それは、3年後に信弘の資産十億円を“未亡人”となって独り占めすること。家政婦(かたせ梨乃)に金銭を管理され、前妻の娘(笛木優子)に罵倒されつつ、3年後を思い描きながら生きている。そんなある日、愛人・石井寛二(要潤)がある事件を起こす。石井との関係が明るみになるのを恐れた伊佐子は揉み消しに奔走するが、石井が逮捕され…!
31歳年上の信弘(橋爪功)に嫁いだ伊佐子(米倉涼子)には、胸に潜めた企みがあった。それは、3年後に信弘の資産十億円を“未亡人”となって独り占めすること。家政婦(かたせ梨乃)に金銭を管理され、前妻の娘(笛木優子)に罵倒されつつ、3年後を思い描きながら生きている。そんなある日、愛人・石井寛二(要潤)がある事件を起こす。石井との関係が明るみになるのを恐れた伊佐子は揉み消しに奔走するが、石井が逮捕され…!
「マトリ」と呼ばれる麻薬取締官の亜希子(眞野あずさ)は一人娘の春音(唯月ふうか)との母子家庭。幼い頃、覚せい剤中毒の通り魔に両親を殺された経験から麻薬を憎み危険を伴うマトリの仕事に使命感を持って取り組む亜希子を、姉で刑事の奈津子(真野響子)も心配してしょっちゅう家にやってくる。
ある日、亜希子らマトリはおとり捜査で麻薬の売人・水田(福田卓弥)を確保する。現場にあった携
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「マトリ」と呼ばれる麻薬取締官の亜希子(眞野あずさ)は一人娘の春音(唯月ふうか)との母子家庭。幼い頃、覚せい剤中毒の通り魔に両親を殺された経験から麻薬を憎み危険を伴うマトリの仕事に使命感を持って取り組む亜希子を、姉で刑事の奈津子(真野響子)も心配してしょっちゅう家にやってくる。
ある日、亜希子らマトリはおとり捜査で麻薬の売人・水田(福田卓弥)を確保する。現場にあった携帯電話から「ER」とされる人物が薬のネタ元であると推測するが、水田によると薬の受け渡し場所は毎回異なり「ER」からその都度指定されていたという。そして、いつも福岡ナンバーの車で現れていたことが判明する。
情報屋・江藤(吉満涼太)によると、最近南米から福岡に到着した麻薬の一部が関東に流れてきているらしい。しかし「ER」がイニシャルなのか記号なのかは江藤にも心当たりがないという。
そんな中、「ER」の携帯電話は生花店を経営する小林慎治(朝倉伸二)のものと判明する。前科のない小林がなぜ薬の運び屋に…?早速店の監視と周辺調査に乗り出した亜希子は、小林が借金取りから逃れるために妻の吉乃(山下容莉枝)と娘の理央(入来茉里)を残し、2か月ほど前から姿をくらませていることを知る。また、吉乃が花の配達に出かけた際、ビルのコインロッカーに立ち寄ってそこで取り出した箱をエステサロンに届けるところを確認する。
一方、奈津子は射殺体が見つかったという通報で廃墟ビルへ。遺体が所持していた写真から身元を割り出すと、それは小林だった。
小林が死体で発見されたと連絡を受けた吉乃は「昨日までメールをしていた」と取り乱す。遺体は射殺されてから1か月は経っているが、一体誰が小林になりすまして吉乃と連絡を取っていたのか…?吉乃と理央の監視を続けるマトリだったが、2人が寝静まったことを確認して監視を離れた明け方、吉乃が一人でどこかに出かけていき…。
妻を亡くし息子と二人暮らしの石坂登志男(石塚英彦)は、横浜市中央区役所保護課の係長に配属されることになった。未経験者には無理だと保護課のケースワーカー・上原桃子(酒井美紀)が石坂の着任を不服に思うが、石坂は福祉について色々学びたいと積極的に現場に出ることを希望し、桃子に指導を頼む。
桃子は何人かのケース(生活保護受給者)が暮らすアパート・あすなろ荘を石坂に案内。民生委
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妻を亡くし息子と二人暮らしの石坂登志男(石塚英彦)は、横浜市中央区役所保護課の係長に配属されることになった。未経験者には無理だと保護課のケースワーカー・上原桃子(酒井美紀)が石坂の着任を不服に思うが、石坂は福祉について色々学びたいと積極的に現場に出ることを希望し、桃子に指導を頼む。
桃子は何人かのケース(生活保護受給者)が暮らすアパート・あすなろ荘を石坂に案内。民生委員で、近所にある病院の院長でもある大家・野口充(伊武雅刀)に挨拶し、アパート内の部屋を一部屋ずつ回ることに。住人の一人で受給者の桐畑(ガンビーノ小林)に不正受給の疑いを指摘、すると包丁で凄まれてしまう。しかし一歩も引かない桃子の態度に石坂は驚く。その桃子は「生活保護制度は廃止してしまえばいい」とドライな様子で…。
その頃、横浜のある立派な邸宅に窃盗犯が侵入し、多額の現金が盗まれる事件が発生。現場に向かった富永刑事(佐藤B作)は、被害者の態度から盗まれた金は違法な金だと推測。そして犯行の手口や現場に残されたねずみのシールから30年以上前に広島や横浜で続発した後、こつ然と消息を絶った窃盗犯「昭和のねずみ小僧」だと直感する。
ある日、駅員からの通報で駅に駆けつけた石坂と桃子は、駅のホームに居座るホームレスの福場(深水三章)をあすなろ荘に連れて行く。快く部屋を貸してくれた野口だったが、体調の悪そうな福場を診察しようとすると「医者は嫌いだ!」と部屋から追い出されてしまう。
そんなところに弁護士の村木芳忠(永島敏行)があすなろ荘から出てくる。現在は弁護士だが、元ケースワーカーの村木はその経験と知識を生かし、保護課や福祉事務所を相手に訴訟を起こし勝ちまくっているという。そんな村木に野口は嫌悪感をあらわにする。
やがて例の窃盗事件が「昭和のねずみ小僧」と同一人物であることが明らかに。一方、石坂は桐畑ともう一度話し合うためあすなろ荘へ。そこで住人の目片律子(杉田かおる)から福場がネコに餌づけしたせいで庭が臭うようになったと苦情を言われ、猫を探すため庭に向かった石坂は、そこで桐畑の死体を発見し…!
黒川刑事(工藤俊作)に事情聴取をされる石坂は、無くした手帳がなぜか遺体の横で発見されたことや、石坂の体格とそっくりな目撃情報が匿名で寄せられたことから、石坂が犯人だと疑われてしまう。
そんな石坂のもとに差出人不明の封筒が届く。中
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元警視庁捜査一課の刑事・江波敦史(寺島進)は現在は奥多摩・水根の駐在所勤務の警察官。二か月前、闇金融を営んでいた老婆殺人事件の取り調べ中に被疑者の中瀬由紀子(杉本彩)を自殺させた責任で一課を追われたのだ。
実は由紀子は無実で犯人は別にいると考えていた江波は、その時のことを後悔していた。江波を慕う後輩刑事・南村(鳥羽潤)は、一課に戻ってきてほしいと願い水根に訪ねてくるが
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元警視庁捜査一課の刑事・江波敦史(寺島進)は現在は奥多摩・水根の駐在所勤務の警察官。二か月前、闇金融を営んでいた老婆殺人事件の取り調べ中に被疑者の中瀬由紀子(杉本彩)を自殺させた責任で一課を追われたのだ。
実は由紀子は無実で犯人は別にいると考えていた江波は、その時のことを後悔していた。江波を慕う後輩刑事・南村(鳥羽潤)は、一課に戻ってきてほしいと願い水根に訪ねてくるが、「駐在さん」として住民の問題を解決しながらのんびりとした日々を楽しんでいる江波の様子を見てそのまま帰っていく。
ある日、渓谷の崖下で男の死体が発見される。現場に駆けつけた江波は遺体が老婆殺人事件で犯人とにらんでいた男の一人・山崎(山口祥行)であることに驚く。自殺と断定する奥多摩署の石川刑事(つまみ枝豆)に邪魔扱いされながらも、「自殺をするような男ではない」と訴え、南村に連絡をして司法解剖の手配を頼む。
一方、駐在所に戻ると池原美也子(市毛良枝)が駆け込んでくる。ピアノ講師をしている小山初音(星野真里)の父・小山康彦(竜雷太)がリハビリに出かけたまま山中から戻らないと言う。山岳ガイドの河上京子(小野真弓)と池原孝夫(鈴之助)らと一緒に山に入る江波だが、ここでも邪魔扱いされてしまう。
負けるものかと必死で捜索した結果、崖下に小山の姿を見つけ出し背負って下山、この一件で住民たちと江波の距離が少し近づいたようだ。
そんな中、山崎の司法解剖の結果が出る。死因は頭がい骨骨折で、全身の打撲は死後についたものだった。どこかで殺害された山崎が崖上から落とされたのだ。奥多摩署に捜査一課の加倉井管理官(北村有起哉)、南村らが集まり、捜査本部が布かれることになるが…。
山岳の巧妙なトリックの謎を解く駐在所長、江波の活躍を描く。
奥多摩の河原で女性の遺体が発見される。女性は飲食チェーン店を経営する野沢真須美(坪井木の実)で、胸部を刺され、道路から30メートル以上も下の河原に転落したようだ。現場には26.5センチの靴跡が残されていた。
捜査に当たる広瀬和宏(村上弘明)は真須美が宿泊していた旅館を訪問。女将(和泉ちぬ)の話で、旅館にはいつも一人で来ていた真須美が、今回は50代半ばの男性を伴って宿泊
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奥多摩の河原で女性の遺体が発見される。女性は飲食チェーン店を経営する野沢真須美(坪井木の実)で、胸部を刺され、道路から30メートル以上も下の河原に転落したようだ。現場には26.5センチの靴跡が残されていた。
捜査に当たる広瀬和宏(村上弘明)は真須美が宿泊していた旅館を訪問。女将(和泉ちぬ)の話で、旅館にはいつも一人で来ていた真須美が、今回は50代半ばの男性を伴って宿泊したことがわかる。来たときは仲のいいカップルに見えたが食事を運ぶ際に男の怒号が聞こえたといい、男性は翌日の朝に旅館を出たという。
その後、その男性とは別の若い男から電話が入り、その直後に真須美は出かけて殺されたらしい。
広瀬らは関係者で50代半ばの人間を調べるが、旅館に宿泊した男性はなかなか見つからない。そんな中、真須美が飼っていた猫が「トンキニーズ」という珍しい猫であることが判明。その種類に覚えのある広瀬と那須恵一(加藤剛)は、20年前の汚職事件の捜査中に市役所の建築課課長補佐・宮地康生(永井裕久)が死亡した事件を思い出す。
広瀬らは宮地が汚職事件の口封じのために殺されたのではないかと疑い、宮地の衣服についていた猫「トンキニーズ」の毛を頼りに捜査をしていたが、結局、上層部からの圧力もあり宮地の死は「自殺」と断定されてしまったのだった。
予感は的中し、その当時の猫の毛と真須美の飼い猫のDNAが子か孫、親子関係にあることが判明、真須美が宮地の死に関わっていた可能性が浮上する。
一方、旅館に宿泊した男性は建設会社社長・白石義三(菅田俊)と判明、真須美の死亡時刻のアリバイを聞くと、市役所の会議に出席していたという。市役所へ確認に行った広瀬はそこで宮地康生の息子・宮地貞夫(須田邦裕)と再会。貞夫は父親と同じ建設課で働いていた。貞夫の靴のサイズが26.5センチと知った広瀬は、事件の夜「芝居を見ていた」という貞夫の行動を調べることにする。
貞夫は同伴した女性について一切口を割らないが、広瀬らはやっとのことで目撃者を探し当てる。介護福祉士をしている松崎典子(中山忍)を訪れて話を聞くと確かに貞夫は劇場にいて、「アケミ」という女性と一緒にいたと証言するが…。
鑑識特捜班とは鑑識活動によって得た証拠を迅速かつ機能的に捜査へ反映させるため、警視庁内に新設された捜査チーム。医師免許を持つ九条礼子(渡辺えり)を班長に、FBI留学経験のある霧島まどか(安達祐実)、大学病院から出向している医師・韮沢晃一(石原良純)で活動している。
ある日、礼子とまどかは白骨遺体が発見された河川敷へ向かった。骨の形状などから性別は男性で、死後1年以上が
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鑑識特捜班とは鑑識活動によって得た証拠を迅速かつ機能的に捜査へ反映させるため、警視庁内に新設された捜査チーム。医師免許を持つ九条礼子(渡辺えり)を班長に、FBI留学経験のある霧島まどか(安達祐実)、大学病院から出向している医師・韮沢晃一(石原良純)で活動している。
ある日、礼子とまどかは白骨遺体が発見された河川敷へ向かった。骨の形状などから性別は男性で、死後1年以上が経過していると見られた。また肋骨に刃物による傷跡があり刺殺体と思われた。
時を同じくして消費者金融・ライフマネーの店舗で爆弾強盗事件が発生。体に爆弾を巻きつけた犯人が金を要求していた。ところがパトカーのサイレンを聞いた犯人が外に飛び出そうとした瞬間、爆弾が爆発し犯人は死亡してしまう。現場に駆けつけたまどかは、状況から誤爆を疑う。爆弾は無線で操られており、犯人は実は被害者で何者かに無理矢理、強盗をやらされたのではないかという。
そんな中、礼子は過去の事件で関わった若松組に狙われていた。心配した副総監の和泉義仁(蛭子能収)は、組織犯罪対策部の有働公平(村田雄浩)と重盛祐介(萩野崇)を礼子の護衛につけ、鑑識特捜班のスタッフとしても働くことを命じる。
やがて、河川敷で発見された白骨遺体の身元がインク工場経営者の笹川実(藤田宗久)と判明。礼子は有働と共に笹川の妻・美奈子(仁科亜季子)のもとへ向かう。礼子は美奈子に、遺体はご主人のもので殺害されていたことを告げる。美奈子は、夫は誰かに恨まれるような人ではなく、工場の従業員たちを家族同然に可愛がっていたと語る。美奈子に接した礼子は、美奈子が何かを隠している事を察知するが、一方で心の底から夫の死を悲しんでいたとも感じる。
その頃、鑑識特捜班の分析室では爆弾強盗犯の身元が明らかになっていた。爆弾強盗犯は若松組の殺し屋・菊田(加藤マサキ)だった。その後の調べで、菊田の靴に付着していた微粒子が笹川実の靴に付着していた成分と一致。しかも菊田の着衣には笹川インキの製品と同じ成分のインクが付着していたことも判明した。
一方、礼子と有働の聞き込みで笹川インキは、ライフマネーで借金をしていたことが判明する。別々の事件が徐々に繋がりを見せ始めるが…。
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山梨県警本部で殺人などの凶悪事件を扱う捜査一課の強行犯係は、3つの班に分かれ、互いにシノギを削っている。少しでも多く早く事件を解決し、次のヤマを食う…彼らを突き動かしているのは、その強烈なライバル意識だ。一班の主任・田中武次(中村俊介)は、腕利きの取調官。自分のことを「人の恨み方を知っている人間」だと言う田中は、心に闇を抱えているようだ。
屋敷(相島一之)率いる特殊班
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山梨県警本部で殺人などの凶悪事件を扱う捜査一課の強行犯係は、3つの班に分かれ、互いにシノギを削っている。少しでも多く早く事件を解決し、次のヤマを食う…彼らを突き動かしているのは、その強烈なライバル意識だ。一班の主任・田中武次(中村俊介)は、腕利きの取調官。自分のことを「人の恨み方を知っている人間」だと言う田中は、心に闇を抱えているようだ。
屋敷(相島一之)率いる特殊班に駆り出された田中は、何者かに拉致され性的暴行を受けた丹羽奈保子(入来茉里)の聴取を行っていた。2人組の男に監禁され山奥で放置されたというが、供述がどこか曖昧だ。そんな奈保子を、田中は極限状態の中で犯人に愛情を抱く“ストックホルム症候群”であると推測。報告を聞いた刑事部長・尾関(伊武雅刀)らは、奈保子を医療機関に託すべきか考え出すが、楠見(光石研)は、何かを見落としていると指摘する。
そこへ白骨死体を乗せた乗用車が、沼から発見されたとの一報が入る。奈保子が保護された場所と沼が近く、捜査中に偶然発見されたという。所有者は、10年前の12月に家族から捜索願が出ていた、ホステスの赤坂唯(田代さやか)。事件を任された一班は、車の移動経路などから不審な点に気づく。さらに当時、車両ナンバーの自動読取システムを調べるよう促した新聞記者がいたことがわかり、事件性を疑う。
田中と森隆弘(鈴之助)は、唯が働いていたスナックのママ・魚住貴子(洞口依子)に会いに行く。唯は貴子に、近く店を辞めることをほのめかしていた。しかも常連だった東西新聞の記者・阿東久司(鈴木一真)が、唯の失踪後から店に来なくなり、直後に別の女性と結婚していた。翌日、2人は阿東のもとに向かうが、任意同行を拒否されてしまう。
動機と状況証拠が揃い始めた唯の事件は、阿東の犯行である線が強まるが、物証が弱い。そこで阿東を引っ張り出すため、朽木と田中は、東西新聞へ乗り込む。その頃、奈保子は楠見に連れられ、取調室の中にいた。沼から死体があがったと告げると、奈保子は驚きの表情を見せる…。
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25年前、京都東署の刑事・島田直治(陣内孝則)は相棒だった沢木(山田純大)を目の前で殺された。時を経ても「自分が殺した」という思いにさいなまれ、夢でうなされる日々。重い十字架を背負いながら、今も刑事を続けている。
そんな島田がいる刑事課に新人・青木達也(渡辺大)がやってきた。府警に血縁者がいる東大卒のキャリア組で、郷田力(赤井英和)は、そんな人間がなぜ所轄に来るのかと
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25年前、京都東署の刑事・島田直治(陣内孝則)は相棒だった沢木(山田純大)を目の前で殺された。時を経ても「自分が殺した」という思いにさいなまれ、夢でうなされる日々。重い十字架を背負いながら、今も刑事を続けている。
そんな島田がいる刑事課に新人・青木達也(渡辺大)がやってきた。府警に血縁者がいる東大卒のキャリア組で、郷田力(赤井英和)は、そんな人間がなぜ所轄に来るのかと気に食わない。しかも青木は、最初の事件で犯人を追った末、逆に人質となってしまう。島田が説得にあたり無事逮捕となったが、初日からの大失態に自信を失う。
仕事を終えた島田が帰宅すると、亡き妻・美也子(潮田由香里)の父・河合敬一郎(津川雅彦)が、娘・瑠璃(藤井武美)の手料理を喜んで食べていた。棚には島田、沢木、美也子の3人の写真が飾られている。「(沢木に)会ってみたい」という瑠璃の言葉を聞いた島田は、娘の知らない過去を隠すかのように、再び家を出てしまう。
繁華街にある、一軒の立ち飲み屋に入った島田は、カウンターの角で突然声を掛けられる。小さな町工場を営む鈴木久(徳井優)だ。毎週金曜日にここで飲んでいる鈴木は、よほど楽しかったのか、来週またここで会おうと提案する。
ある日、不動産会社の営業マン・松村浩(山根誠示)の刺殺事件が起きる。さらに公園で変死体が見つかった。その死体は、島田が知り合ったばかりの鈴木だった。現場で松村殺しの凶器が見つかり、しかも松村に恨みがあることから、鈴木は犯人と断定されるが、島田は“殺そうとしている人間が会う約束をするはずがない”と捜査の洗い直しを求める。
島田は青木と共に、鈴木が“知り合い”と話していた、タレント弁護士・野村健一(植草克秀)のもとを訪ねてみることに。そんな中、松村と接点のある男が浮上する。それは25年前の事件と繋がりのある人物だった…。
班長・広瀬和宏(村上弘明)率いる警視庁捜査一課三係は、刺殺体が発見された路地にいた。都内で多発している連続通り魔殺人と手口が同じことから関連性を疑う。殺された椎名凌(楠美聖寿)はいわゆる情報屋で、雑誌記者、暴力団、政治家などさまざまな顧客がいた。捜査一課長の大倉敏郎(小沢和義)は恐喝などで恨まれたのではと推理するが、広瀬は情報屋がそんなリスクは冒さないと意見が対立。広瀬
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班長・広瀬和宏(村上弘明)率いる警視庁捜査一課三係は、刺殺体が発見された路地にいた。都内で多発している連続通り魔殺人と手口が同じことから関連性を疑う。殺された椎名凌(楠美聖寿)はいわゆる情報屋で、雑誌記者、暴力団、政治家などさまざまな顧客がいた。捜査一課長の大倉敏郎(小沢和義)は恐喝などで恨まれたのではと推理するが、広瀬は情報屋がそんなリスクは冒さないと意見が対立。広瀬は顧客とのトラブルと考えていた。
早速、広瀬は顧客の一人である投資家の佐田与志之(加藤虎ノ介)に任意同行を求める。佐田は椎名のインサイダー情報で大損。状況から見ても椎名の犯行であると誰もが思っていた。しかし過去の犯罪でデータベースに残されていたDNAを鑑定した結果、椎名から採取した皮膚片とは不一致。納得がいかない広瀬は科捜研の逢沢志織(佐藤みゆき)に詰め寄るが、所長・若槻衛(小木茂光)は怒鳴り込むのはルール違反だと一蹴する。捜査は振り出しに戻るが、頑なに佐田が犯人だと信じる広瀬は、大倉課長の指示を振り切り単独行動をとる。
そんな中、椎名は情報屋になる前、精密機械大手・ディアナ工業の営業マンだったことがわかる。広瀬は情報を聞いた瞬間、ディアナ工業の装置が科捜研にあることを思い出す。さらに長く病を患っていた若槻の妻が3年前に病死。その入院費に困っていたことを知った広瀬は、そんな若槻につけ込んだ椎名が、受注の見返りに賄賂を贈り、その事実を佐田に話したのではと推理。しかも佐田が若槻を脅しDNA鑑定に手を加えたのではと…。管理官の那須恵一(加藤剛)は、発想が飛躍しすぎだと反論、広瀬の見立てに承服する者もおらず、三係の野々村肇(島英臣)らは通り魔の線で捜査を進めると、その場を立ち去ってしまう。それでも広瀬は、自分の刑事の直感を否定することが出来なかった…。
身内を疑う事に苦悩しつつ、広瀬は佐田を尾行している最中に見かけた記者・早川憲太郎(信太昌之)を訪ねる。早川は以前からある理由で佐田を追っていた。しかも釈放された晩、佐田が仲間に「俺は運がいい」と語っていたことを明かし、犯人は佐田であると確信する。しかし調べを進めると、若槻は4年前、妻の入院費のため親戚や警察共済から借りていたことが判明。渡辺勉(前田吟)は、広瀬の仮説は成立しないのではと指摘する。見立て違いだったのか…?思案する広瀬だが、その頃、通り魔殺人の容疑
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広大な北アルプスが管轄の安曇野北警察署は、山での事故に備え山岳遭難救助隊も常駐する日本でも珍しい警察署だ。主任である道原伝吉(松平健)は山に詳しく、山岳刑事と呼ばれている。
ある朝、降旗節子(雛形あきこ)が道原宛ての小包を持ってきた。差出人不明で、課長の四賀善範(森田順平)らも不気味そうに覗き込んでいる。中に入っていたのは、登山靴の赤いひもと白骨化した女性の右足、さら
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広大な北アルプスが管轄の安曇野北警察署は、山での事故に備え山岳遭難救助隊も常駐する日本でも珍しい警察署だ。主任である道原伝吉(松平健)は山に詳しく、山岳刑事と呼ばれている。
ある朝、降旗節子(雛形あきこ)が道原宛ての小包を持ってきた。差出人不明で、課長の四賀善範(森田順平)らも不気味そうに覗き込んでいる。中に入っていたのは、登山靴の赤いひもと白骨化した女性の右足、さらに『早く見つけて下さい』と書かれた1枚の便箋…。北アルプスで遭難が疑われている行方不明者のうち、道原が直接捜索した看護師の佐久間あや(大路恵美)ではないかと思った道原は、DNA鑑定を行うため、降旗と共に、あやの母・みどり(かとうかず子)を訪ねる。また、あやが勤めていた「あづみ野中央病院」の事務・丸本加奈子(遊井亮子)に話を聞くと、登山が趣味という話は一度も聞いたことがないということだった。
その日の夜、帰宅した道原の家には、妻・康代(斉藤慶子)、娘・比呂子(谷内里早)、山岳遭難救助隊隊長・中倉益男(勝野洋)がいた。中倉とは"伝さん""中さん"と呼び合う旧知の仲間であり、道原にとっては遭難しかけた娘を救った恩人でもある。一方、中倉は、娘を早くに亡くし、妻の千恵(大島さと子)も心を病み入院生活中。そんな中倉の事を、道原はいつも気にかけていた。
翌日。DNA鑑定の結果から、みどりとの親子関係が認められ、骨はあやのものであることが判明する。
一方、「緑聖会カトレア病院」の医師・島崎純也(河相我聞)のもとにも差出人不明の小包が届く。中には左足の骨と『さようなら』と書かれたメモ…。果たして偶然なのか?それとも何か関係が?そんななか、第2の事件が起こり…。
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三匹のおっさん,~正義の味方、見参!!~ (再) 第1話,金曜8時のドラマ「三匹のおっさん」,番組公式サイトはこちら
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警視庁捜査一課の巡査部長・岩切鍛治(中村雅俊)は叩き上げのベテラン刑事。そんな岩切と後輩・川喜多良一(石黒英雄)が街中を歩いていると、田野倉栄二(草野康太)が公園でエリート然とした男に絡んでいた。力ずくで抑えようとする川喜多だったが、弾みでケガを負わせてしまう。しかもチンピラ風の集団に囲まれ、何とかその場を逃げ切るが、翌朝の新聞に揉み合いの一部始終が掲載されていた。チン
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警視庁捜査一課の巡査部長・岩切鍛治(中村雅俊)は叩き上げのベテラン刑事。そんな岩切と後輩・川喜多良一(石黒英雄)が街中を歩いていると、田野倉栄二(草野康太)が公園でエリート然とした男に絡んでいた。力ずくで抑えようとする川喜多だったが、弾みでケガを負わせてしまう。しかもチンピラ風の集団に囲まれ、何とかその場を逃げ切るが、翌朝の新聞に揉み合いの一部始終が掲載されていた。チンピラかと思った田野倉はフリージャーナリストだったのだ。事実を知った川喜多は、詫びるため一人で田野倉のもとへ向かう。
その日の夜、岩切と後輩の鳥居理香(加藤夏希)は岩切の姑・安永ふみ(水野久美)が営む小料理屋にいた。カウンターの中には岩切の娘・小百合(黒川智花)の姿も。しばらくすると息子で検察官の康司(鳥羽潤)が、稲垣咲子(高部あい)を連れてきた。3か月前から帰ってこない父・辰治(新井康弘)の行方を探して欲しいというのだ。部屋で、東京のクラブに勤めるホステス松居朱美(土肥美緒)の誕生日パーティーの招待状を見つけ、静岡から上京してきた咲子。捜索願も出したが取り合ってもらえず困っていた。岩切は越権捜査を承知の上で、父親探しを引き受ける。
翌日、ある工事現場で変死体が発見された。顔を確認した川喜多は立ち尽くす。謝罪後に和解し、深夜12時頃まで飲んでいた田野倉だった。所轄は泥酔による転落事故と断定するが、疑問が残る岩切たちは独自に捜査を始める。田野倉が"大きな事件を追っている"と話していたこと、最後に言いかけた「トウヨウ」という言葉を思い出した川喜多は、公園近くに「東洋銀行」があることに気づく。さらに田野倉が絡んだ男は、やり手の支店長・万堂道夫(佐野史郎)だった。
その後、岩切たちは田野倉のアパートで辰治と咲子のツーショット写真を発見する。しかも咲子が言っていた通り、辰治が朱美の常連だったことも判明するが、ホステスの話によれば、誕生日には辰治も朱美も姿を見せなかったという。
その時、意外な人物が来店する…!
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加賀藩・前田家の末裔で石川県警捜査一課の前田勝利(三宅裕司)は、検挙率ナンバーワンを誇り“金沢のコロンボ”と呼ばれる刑事。しかし未だ独身の勝利は、母・光江(野際陽子)の見立てでお見合いを繰り返していた。
ある日、勝利は光江と金沢和菓子協会のパーティーに出席。会場では、協会功労賞を受賞した老舗和菓子店『よしたか』社長・吉岡友春(伊藤洋三郎)が、妻の詩乃(川島なお美)とと
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加賀藩・前田家の末裔で石川県警捜査一課の前田勝利(三宅裕司)は、検挙率ナンバーワンを誇り“金沢のコロンボ”と呼ばれる刑事。しかし未だ独身の勝利は、母・光江(野際陽子)の見立てでお見合いを繰り返していた。
ある日、勝利は光江と金沢和菓子協会のパーティーに出席。会場では、協会功労賞を受賞した老舗和菓子店『よしたか』社長・吉岡友春(伊藤洋三郎)が、妻の詩乃(川島なお美)とともに出席者たちと談笑していた。
やがて会場が暗くなり吉岡が受賞の挨拶のため演壇に登場するが、フラフラとした足取りでその場に倒れ込み息絶えてしまう。勝利が演壇に駆けつけると、そこへ警察だと名乗る女性が現れる。警察庁から視察のために金沢に来ていた警視・上野雅(浅野ゆう子)だった。
吉岡は演壇脇で何者かに刺された模様。そして胸ポケットには黒百合の花が入れられていた。状況から犯人が会場にいたのは間違いないが目撃情報はない。各班が捜査に向かう中、雅は勝利と組んで捜査員として視察したいと申し出る。早速、2人は『よしたか』で詩乃に話を聞くことに。すると詩乃は5年前に夫の浮気の気配を感じたことがあると告白する。
その後、勝利は雅とお気に入りの落雁がある和菓子店へ。そこで雅は「呪いの黒百合伝説」について話す。それは、かつての富山城城主・佐々成政が「立山に黒百合が咲いた時、佐々家は滅びる」と言い残した女の呪いの言葉通りに命を落としたという伝説だった。そんな話をしながら、落雁を食べ始めた2人だったが、以前に食べた味と微妙な違いがあることに気づく勝利。その時、「今日の落雁は納得できない出来だから他の和菓子と替えさせて欲しい」と店の職人・沢井隆志(大鶴義丹)が現れ、落雁を下げてしまう。
雅は伝説と同様に吉岡に恨みのある女性の犯行だと推理し、調べると『よしたか』を辞めた職人の中で唯一の女性・新家梨花(加藤夏希)が浮かび上がる。梨花は欠席するはずだった和菓子協会のパーティーにも急遽出席していた。しかし梨花は、吉岡は恩人であると言い犯行を否定する。パーティー出席者にはもう一人、『よしたか』の元職人がいた。和菓子プロデューサー・久保渉(松田賢二)だ。久保は5年前、吉岡と口論した際に手を負傷し、職人を辞めてプロデューサーに転向していた。しかし5年前の恨みで今、犯行に及ぶ理由は見当たらない。
その後、沢井もかつて『よしたか』にいた職人だった
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旅行作家の茶屋次郎(橋爪功)は、親友・坂上友三郎(川野太郎)に『週刊ロイヤル』の連載で故郷の大井川を取り上げて欲しいと頼まれる。編集者・山倉晋吉(角野卓造)の了承を得て、担当でもある娘の沙織(中山エミリ)と取材へ出かけるが、静岡に到着して間もなく、娘・彩花(京野ことみ)に、坂上が殺されたとの連絡が入る。静岡県警で遺体と対面し泣き崩れる彩花の横で、茶屋は、不思議な形になっ
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旅行作家の茶屋次郎(橋爪功)は、親友・坂上友三郎(川野太郎)に『週刊ロイヤル』の連載で故郷の大井川を取り上げて欲しいと頼まれる。編集者・山倉晋吉(角野卓造)の了承を得て、担当でもある娘の沙織(中山エミリ)と取材へ出かけるが、静岡に到着して間もなく、娘・彩花(京野ことみ)に、坂上が殺されたとの連絡が入る。静岡県警で遺体と対面し泣き崩れる彩花の横で、茶屋は、不思議な形になっている坂上の手に目が止まる。
刑事・向島耕平(尾美としのり)らの会話から、茶屋と沙織は、坂上が事件前に宿泊していた千頭の旅館を突き止める。女将の話では、赤ちゃんを連れた奥さんらしき女性と宿泊。さらに1人で延泊し、夜に外出したという。母を亡くした後、父と2人で生きてきた彩花は動揺するが、“奥さん”には心当たりがあった。
翌日、茶屋と沙織は、茶農家に生まれた坂上の取引先である、島田製茶を訪問。社長・岡本芙美子(山下容莉枝)、娘婿・浩介(内田朝陽)との話から、坂上がかつて、幼なじみの蒼井葉子(ひがし由貴)を雇って欲しいとお願いしにきたことを聞く。葉子の娘も最近までここで働いていたといい、その名前は「美鈴」というらしい。なんと彩花が“奥さん”ではと疑っている女性と同じ名だった。
早速、美鈴(岩田さゆり)に会いに行くと、事情を聞くなり、何も知らないと逃げるようにその場を去ってしまう。茶屋らは、密かに美鈴のあとを追いかけるが、美鈴のアパートの陰から島田製茶の従業員・山下繁之(石黒光)が現れるのを見て不審に思う。
そんなある日、美鈴が県警に連行される。美鈴の子供の名が、坂上の名前が一文字入った“友美”であることも判明する。友美=坂上の子という疑いが強まる中、茶屋は、千頭にある島田製茶の保養所に、事件の夜、山下ら大勢が泊まっていたことを知る。話を聞くべく茶屋と向島は島田製茶に向かうが、山下の姿がない。従業員・木原俊介(金子裕)の案内でアパートに向かうと、山下は部屋の中で倒れていた…!
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室蘭の祝津公園で男性の遺体が発見された。北海道警察本部捜査一課係長の五条聖子(若村麻由美)、指導官の片桐(益岡徹)は、室蘭署の曲者・鬼塚刑事(モロ師岡)、八田刑事(川野直輝)とともに捜査にあたる。被害者は札幌でイベント会社を経営する成島雄治(飯田基祐)。スタンガンでダメージを受けたあと手足を縛られ薬殺されたようだ。死亡推定時間内の着信履歴には、七海かすみ(東風万智子)と
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室蘭の祝津公園で男性の遺体が発見された。北海道警察本部捜査一課係長の五条聖子(若村麻由美)、指導官の片桐(益岡徹)は、室蘭署の曲者・鬼塚刑事(モロ師岡)、八田刑事(川野直輝)とともに捜査にあたる。被害者は札幌でイベント会社を経営する成島雄治(飯田基祐)。スタンガンでダメージを受けたあと手足を縛られ薬殺されたようだ。死亡推定時間内の着信履歴には、七海かすみ(東風万智子)と矢沢公一(山口祥行)の名が…。聖子と八田が登別にいるかすみに会いに行くと、大学の友人・三輪綾奈(櫻井淳子)と一緒にいた。登別出身でスポーツマッサージの仕事をする綾奈は、業界紙で発見した高校の先輩・笠原省吾(金子昇)の記事を見つけ、久しぶりに連絡を取ると、ビジネスの話がてら会いに来るよう誘われた。かすみはそれについて来たという。笠原は「室蘭やきとり」の店を経営する傍ら数日後に開催される「地獄谷マラソン」の実行委員長をしており、成島とともに三年後に国際マラソンの開催を準備していた。その笠原との食事会で成島を紹介されたというが、着信の件を追求すると、成島が雇われママとして働く東京のかすみの店の常連だったことを告白。ナイトクルーズに誘われ室蘭駅で待ち合わせたが、時間になっても現れず電話したというのだが…。聖子がかすみたちの宿泊ホテルで女将の佐江(大谷直子)に聞き込みしていると、なぜか恋人の芳村大地(石黒賢)がやって来て仰天。初めて会った大地の母はなんと温泉ホテルの女将!ひと波乱ありそう…。
一方、室蘭署の鬼塚刑事らは矢沢のもとへ。矢沢は成島の会社の副社長だった。かすみ同様、約束の時間になっても現れず電話をしたが繋がらなかったという。近頃、成島に対し、脅迫状が複数届いていたと証言。マラソンに反対していた自然保護団体『登別の自然を守る会』の仕業ではないかと代表の雨宮耕太(つまみ枝豆)に尋ねると、事件当日は団体全員で決起集会を行っていたというが、証人はいない。
捜査会議では、殺害に使われた薬が動物用麻酔薬で、遺体には硫黄成分を多く含んだ土が付着していたことが明らかに。さらにかすみと成島が親密な関係にあり、店を持たせるという約束をしていた事実も浮上する。そんな中、地獄谷マラソンの事前コース見学会が行われるが、そこで聖子は、矢沢副社長が笠原と言い争いをしていたという大会スタッフの目撃情報を得る。そんな時『登別の自然を守
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主婦の花村絢乃(麻生祐未)は、裁判官だった絢乃の亡父・花村雄一郎(西岡德馬)からの遺言を受けた検事正・岡田幸喜(高橋英樹)の特命により検事に。東京地検刑事第一部の検事として働いていた。
ある朝、遅刻をして急いでいた絢乃は、高杉建設の経理部長・佐野幸雄(難波圭一)と東京地検の廊下でぶつかる。絢乃の検事バッジを見るなり睨みつけた佐野は、その直後ビルから飛び降り死亡。現場に
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主婦の花村絢乃(麻生祐未)は、裁判官だった絢乃の亡父・花村雄一郎(西岡德馬)からの遺言を受けた検事正・岡田幸喜(高橋英樹)の特命により検事に。東京地検刑事第一部の検事として働いていた。
ある朝、遅刻をして急いでいた絢乃は、高杉建設の経理部長・佐野幸雄(難波圭一)と東京地検の廊下でぶつかる。絢乃の検事バッジを見るなり睨みつけた佐野は、その直後ビルから飛び降り死亡。現場に駆け付けた地検特捜部の有沢達郎(原田龍二)は、“私の供述は特捜部長の鬼頭のねつ造だ”と書かれた遺書を見て言葉を失う。鬼頭英二(今井朋彦)は民自党の藤村至(原田大二郎)と高杉建設の間に1億円の受け渡しがあったという癒着疑惑を暴こうと、強引に筋読みに沿った調書を作っていた。証拠は後から揃えればいいという乱暴なやり方に岡田は不信感を抱く。
一方、絢乃は3か月前に起きた車と自転車の接触事故を調べて欲しいと頼まれ、直告室に要請文を探しに来ていた。
早速、被害者の上田達男(宮川一朗太)を訪ねると、いまだ体に麻痺が残っていた。黄色いスポーツカーに接触した上田は、運転手から20万円を渡す代わりに警察に訴えないで欲しいと懇願される。かすり傷程度だったため示談を受け入れたが、後に容体が急変し会社へ行けない体に。警察に運転手の捜査を依頼するが、取り合ってもらえず困っていた。しかも医療費やローン返済などが滞り、このままだと家を差し押さえられてしまうという。
事情を知った岡田は有沢を呼び出し、絢乃を手伝ってほしいとお願いする。要請文を見た有沢は、1億円の受け渡しがあったとされる日と事故発生日が同じで、さらに事故現場と藤村の家が近いことにも気づく。調べを進めるうち、コンビニの防犯カメラに映る黄色いスポーツカーを発見。その証拠を持って絢乃と事務官の宇治谷巌(温水洋一)は警察に捜査依頼をするが、相当時間がかかると足蹴にされ、独自で捜査を始めることに。
そんな中、刑事一部の検事・渡部守(敦士)は、藤村の息子で後輩の浩一郎(斉藤慶太)の車と疑惑のスポーツカーが同じであることを思い出す。浩一郎に会いに行くが、事故当日にアリバイがあった。目撃者からも有力情報が得られず、報告を受けた上田は家を手放し夜逃げを覚悟する。進展のない状況に肩を落とす絢乃だったが、その頃有沢はホテル駐車場の写真であるものを発見していた…。
重犯罪を担う警視庁捜査一課・特殊犯罪捜査係SITのバイクチーム…通称・警視庁トカゲ班。宮益坂署生活安全課少年係巡査部長・井守響子(黒谷友香)を始め、第二機動捜査隊・矢島健太(渡部豪太)、交通機動隊・郷田修平(大地康雄)などが名を連ねる。ひとたび事件が起きればトカゲ班として招集され、極秘の追尾偵察任務にあたる。任務中は警官の身分を明かすことも許されない。トカゲの如く目立た
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重犯罪を担う警視庁捜査一課・特殊犯罪捜査係SITのバイクチーム…通称・警視庁トカゲ班。宮益坂署生活安全課少年係巡査部長・井守響子(黒谷友香)を始め、第二機動捜査隊・矢島健太(渡部豪太)、交通機動隊・郷田修平(大地康雄)などが名を連ねる。ひとたび事件が起きればトカゲ班として招集され、極秘の追尾偵察任務にあたる。任務中は警官の身分を明かすことも許されない。トカゲの如く目立たず迅速に行動し、事件を解決に導く。まさに警視庁の隠密部隊である。
ある日、女子高生・神代希世美(青山美郷)が誘拐される事件が発生し、トカゲ班に招集がかかる。SITから「俺たちの手先だ」と見下されるが、警視庁捜査一課の巡査部長・山本賢二(宇梶剛士)だけは優しい目を向ける。現場の公園に到着した響子は不審な車を発見。車内に希世美がいるのを確認するが、追跡途中パトカーに捕まり見失ってしまう。
希世美の親が、大手ファミレスチェーン会長の神代正行(冨家規政)であることから営利誘拐を疑う。神代の会社には犯人から電話が入り、さらに手足を縛った希世美の動画がメールで送られてくる。そのアドレスの所有者は室田晴美(上村明穂)。希世美からのいじめを苦に自殺した同級生だ。
そこで響子たちは恨みを持っているであろう、晴美の父親・伝助(本城丸裕)をマークし始める。
翌日、運河で警備員の服を着た男性の他殺体が見つかる。捜査一課強行班係主任の津吹新太郎(永井大)は、遺体が元刑事の野崎義男(吉満涼太)だと気づく。刑事時代は黒い噂が絶えず、最近は住み込みでビルの警備をしていたが、かなりの借金を抱えていた。
そんな中、犯人から再びメールで要求が送られてくる。教育委員会対し、身代金5934万円と、晴美いじめ自殺問題の再調査というものだった。誘拐の目的は希世美への恨みなのか?でもなぜ教育委員会が標的に…?
謎が深まる中、希世美と頻繁に連絡を取っていた人物が浮上する。希世美の英語教師・中里靖子(酒井美紀)だ。SITの島岡吾郎(柴俊夫)は響子に、生徒からの情報収集と靖子の監視を命じる。生徒の話では、晴美の一件以来、希世美がいじめられるように。また靖子と一緒にいるのをよく見るという。
一方、島岡は教育長の時田肇(石井愃一)に事件解決の協力を懇願するが断られてしまう。その様子から何か裏があることを感じる島岡。さらに誘拐と野崎の事件が、意外な繋がりを見せ
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マンションの一室で女性の変死体が発見された。被害者はなぜか小学生のような衣服を着せられており、傍らに置かれたランドセルには「ANNIE」と書かれていた。神奈川県警捜査一課刑事の吉永誠一(船越英一郎)は必死に捜査にあたるが、その矢先、またしても同様の手口で殺人事件が発生。
今度の被害者はセーラー服、そして傍らの学生鞄にはまたしても「ANNIE」の文字が…。
「アニー」
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マンションの一室で女性の変死体が発見された。被害者はなぜか小学生のような衣服を着せられており、傍らに置かれたランドセルには「ANNIE」と書かれていた。神奈川県警捜査一課刑事の吉永誠一(船越英一郎)は必死に捜査にあたるが、その矢先、またしても同様の手口で殺人事件が発生。
今度の被害者はセーラー服、そして傍らの学生鞄にはまたしても「ANNIE」の文字が…。
「アニー」とはいったい何を意味するのか?やがて、被害者同士の意外な接点が浮かび上がる…。
「刑事吉永」シリーズ、今作から吉永刑事は片山桐子(眞野あずさ)が率いる班の所属となり、とりまく刑事の面々も一新した。桐子と吉永の間にはなにやら淡い過去話があるというが…。
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元警視庁捜査一課の刑事で、今は奥多摩・水根の駐在所勤務の江波敦史(寺島進)。かつて取り調べ中に容疑者を自殺させてしまった責任を取らされこの地へやって来た。捜査一課へ戻るチャンスもあったが自ら奥多摩に留まることを決意し、「駐在さん」として住民の問題を解決する日々を過ごしている。
ある日、奥多摩で振興観光ツアーが開催される。竜之巣小屋という山小屋のオーナー探しも兼ねたツア
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元警視庁捜査一課の刑事で、今は奥多摩・水根の駐在所勤務の江波敦史(寺島進)。かつて取り調べ中に容疑者を自殺させてしまった責任を取らされこの地へやって来た。捜査一課へ戻るチャンスもあったが自ら奥多摩に留まることを決意し、「駐在さん」として住民の問題を解決する日々を過ごしている。
ある日、奥多摩で振興観光ツアーが開催される。竜之巣小屋という山小屋のオーナー探しも兼ねたツアーだ。参加者に挨拶するはずの江波は、途中で出会った女性と話し込みツアーの出発時間に遅れてしまう。江波を待っていた旅館の女将・池原美也子(市毛良枝)によれば、その女性は有名な学校グループの理事長・宮原静子(多岐川裕美)だという。10年前、奥多摩で息子が行方不明になり、時間を作っては探しに来ているらしい。すると2人の前に静子が現れ、息子からメールが届いたと言う。「息子は生きていた」と静子が喜んでいると、江波のもとに殺人犯が奥多摩に逃亡したとの一報が入る。さらにツアーに同行していた図書館司書・内田遼子(笛木優子)からも「竜乃巣小屋、人質」と危機を知らせるメールが届く。バンガロー村の管理人・関口(ダンカン)の道案内で竜乃巣小屋に急行した江波は格闘の末、犯人を逮捕する。
ほっとする江波だったが、格闘の際に転がり落ちた斜面で白骨遺体を発見する。遺体の手には“K”と刻印された金属プレートがあった。やがて遺体は行方不明になっていた静子の息子・智樹(夛留見啓助)と判明。江波を慕う捜査一課の南村陽平(鳥羽潤)の調べにより、メールは通信異常などで届いたものと思われた。
そんな中、渓谷でまた遺体が発見される。遺体を見た江波は驚愕。強盗殺人事件で指名手配中の赤木(稲健二)だったのだ。それは10年前、二人組が宝石店を襲い警備員を殺害した事件で、当時、捜査一課の班長だった現・管理官の加倉井国広(北村有起哉)とともに江波も担当していた。10年前、加倉井と江波は防犯カメラの映像から赤木を突き止め行方を追っていたが、当時の管理官と捜査方針で対立した加倉井が捜査から外された。結果、捜査は難航し今も未解決となっていた。赤木発見の一報を受け現場にやって来た加倉井は、10年前の宝石強盗殺人の共犯者が、赤木の死に関わっているとにらみ、共犯者探しに総力を挙げるよう指示する。赤木の自宅を捜索した南村らは、宮原智樹の免許証が入った財布と壊れた携帯電話を見
銀座高級クラブ「ダンテ」の美人ママ・小夜子と熱海の高級老舗旅館「錦舟楼」の名女将・志乃は、業界でも屈指の一流同士で、客のおもてなしに関しては激突するほどのライバル同士。そんな2人には、外には言えない隠された秘密があった。なんとそれは、小夜子と志乃は、超犬猿の仲の嫁姑だったのだ!
ある日、商社勤務・立花敦志が襲われ、談合疑惑に関する資料が奪われた。敦志は、小夜子の夫であ
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銀座高級クラブ「ダンテ」の美人ママ・小夜子と熱海の高級老舗旅館「錦舟楼」の名女将・志乃は、業界でも屈指の一流同士で、客のおもてなしに関しては激突するほどのライバル同士。そんな2人には、外には言えない隠された秘密があった。なんとそれは、小夜子と志乃は、超犬猿の仲の嫁姑だったのだ!
ある日、商社勤務・立花敦志が襲われ、談合疑惑に関する資料が奪われた。敦志は、小夜子の夫であり、志乃の一人息子である。だから、犬猿の仲とはいえ、小夜子と志乃が彼を想う気持ちは一緒。やがてIT産業社長・久留米次郎が、「ダンテ」で毒殺される。2人のホステスが容疑を向けられるが、1人は失踪し、もう1人は刺殺体で発見された…。
ライバル同士激突しながらも、相次ぐ殺人事件、過去のある事件の黒幕に、ママ・小夜子と女将・志乃が果敢に仕置きする!
相当な麺通ゆえ“麺食い記者”と呼ばれている大和新聞の記者・宮沢賢一郎(髙嶋政宏)が、秋田県仙北市の角館支社に短期赴任してきた。支局長・角川道子(松原智恵子)が、カリスマ美容家・久部貴美子(秋本奈緒美)の講演準備で忙しい浜崎優子(佐藤藍子)の助手として呼んだのだ。
到着早々、宮沢は、優子と入ったラーメン屋で、麺類好きの久部昭徳(中丸新将)と意気投合。美容クリニックの院長
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相当な麺通ゆえ“麺食い記者”と呼ばれている大和新聞の記者・宮沢賢一郎(髙嶋政宏)が、秋田県仙北市の角館支社に短期赴任してきた。支局長・角川道子(松原智恵子)が、カリスマ美容家・久部貴美子(秋本奈緒美)の講演準備で忙しい浜崎優子(佐藤藍子)の助手として呼んだのだ。
到着早々、宮沢は、優子と入ったラーメン屋で、麺類好きの久部昭徳(中丸新将)と意気投合。美容クリニックの院長で、事業進出のため土地探しに来たという久部は、貴美子の夫でもあった。
しかし翌朝、田沢湖金色大観音の敷地内で、久部の遺体が発見される。現場では貴美子と、医療サポート会社を経営する神田光男(国広富之)が事情聴取を受けていた。神田は、久部となまはげ太鼓を見に来たが、途中ではぐれてしまったという。そんな神田が、貴美子に歩み寄る様子を、宮沢は訝しげに見つめていた。
稲庭うどんの有名店に足を運んだ宮沢は、この店の東京支店で知り合った、うどん職人の “ヘバさん”こと弘田圭一(中原丈雄)と再会する。その頃、宮沢と旧知の仲で、同じく麺好きの警視庁捜査二課の管理官・田名部昭治(渡辺いっけい)が仙北署に来ていた。捜査中の事件の容疑者が、久部と神田だというのだ。
翌朝、宮沢は、神田から、はぐれた久部を探しに行く途中、逃げるように去って行く金のなまはげを見かけたという話を聞き出す。一方、貴美子の講演会は予定通り開催された。会場に現れた田名部は、相変わらず宮沢を敵対視するが、宮沢にのせられ、2人で稲庭うどんの店に行くことに。そこで、地元の不動産屋・小栗俊平(寺田農)と来店した久部が、いい土地が買えて喜んでいたという情報を得る。
宮沢と優子は、取材を終えた貴美子を連れ、ラーメン店に入る。話の流れから亡くなった父親について語り出した貴美子は、店内に飾られた金のなまはげ面を睨み「絶対許さない」とつぶやく。その様子が気になった宮沢らは、田名部にも声をかけ、なまはげ発祥の地・男鹿半島へ。そこで田名部が、久部と神田が結託し、医療費の明細書を水増しするレセプト詐欺を行っているとの密告があったために秋田へ来たことを知る。しかもその密告者は貴美子だったことから、貴美子が夫を殺害したのではと疑っていた。
そんな最中、久部の殺害場所で、再び殺人事件が発生。遺体の横には、金のなまはげ面と包丁が置かれていて…。
弁護士の藪原勇之進(長塚京三)と後輩弁護士・朝吹里矢子(黒谷友香)は、社員二千人を抱えるトップ企業の代表取締役・馬越憲造(山路和弘)が殺害された事件を担当。容疑者で憲造の内縁の妻、岩井智子(高岡早紀)に面会すると、智子は起訴内容を否認。誰かが庭へ走って逃げて行ったと証言していた。世間では保険金殺人ではないかとの声が高まっていたが、智子が犯人と裏付ける検察の起訴理由も不明
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弁護士の藪原勇之進(長塚京三)と後輩弁護士・朝吹里矢子(黒谷友香)は、社員二千人を抱えるトップ企業の代表取締役・馬越憲造(山路和弘)が殺害された事件を担当。容疑者で憲造の内縁の妻、岩井智子(高岡早紀)に面会すると、智子は起訴内容を否認。誰かが庭へ走って逃げて行ったと証言していた。世間では保険金殺人ではないかとの声が高まっていたが、智子が犯人と裏付ける検察の起訴理由も不明瞭なものであるため、里矢子は智子の起訴は検察の横暴だと憤慨する。
一方、法廷では事件当夜に現場に駆け付けた憲造の弟・信也(高橋和也)も庭へ逃げた人物を見たのか、その発言に注目が集まっていた。しかし、信也は藪原からの尋問の最中に「証人自身、または近親者が刑事訴追を受けるおそれ」があるとして、突然証言を拒否してしまう。そんな信也に検察の土谷佐介(西村雅彦)は怒り心頭。里矢子も信也は犯人をかばっているに違いないと考える。しかし藪原は、逃げた人間がいたとしても、その人間が犯人とは限らないのだと里矢子を諭し、事件をはじめから洗い直すことにする。
殺害された憲造は一代で会社をトップ企業にまで大きくした人物だが、そのやり方はワンマンで評判が悪く、社内外に恨みを持つ人間は多かったようだ。妻の亡きあと、智子を豪邸に住まわせていたが、一人息子の秋行(平田裕一郎)は2年前から行方不明に。弟の信也は結婚して家を出ていたが、離婚を機に再び憲造、智子と同居していた。
藪原と里矢子は憲造の後を継いで代表取締に就任した信也に会いに行き、もう一度証言してほしいと頼むがいい返事はもらえない。智子に事件当日のことを聞き直すと、逃げた男が“若い男”だったと初めて口にするが、それ以上のことは話したがらない。藪原は“若い男”が秋行ではないかと考え、行方を探すことにする。
銀座高級クラブ「カミュ」のホステス・亜弓が、ホステスたちの隠された裏話を書いた暴露本を出版。しかし出版記念パーティーに出席した後、刺殺される。関係者のうち、アリバイが成立しない代議士の篠田とクラブ「ラ・シャトー」のママ・蓉子に容疑が掛かる。やがて、出版予定の暴露本第2弾の原稿を狙っていたライター・辰巳が殺される。犯人は暴露本出版を恐れた人物か!?
夜の銀座で生きるみゆきママが事件解決に迫る!
銀座高級クラブ「カミュ」のホステス・亜弓が、ホステスたちの隠された裏話を書いた暴露本を出版。しかし出版記念パーティーに出席した後、刺殺される。関係者のうち、アリバイが成立しない代議士の篠田とクラブ「ラ・シャトー」のママ・蓉子に容疑が掛かる。やがて、出版予定の暴露本第2弾の原稿を狙っていたライター・辰巳が殺される。犯人は暴露本出版を恐れた人物か!?
夜の銀座で生きるみゆきママが事件解決に迫る!
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広大な北アルプスが管轄の安曇野北警察署は、山での事故に備え山岳遭難救助隊も常駐する日本でも珍しい警察署だ。主任である道原伝吉(松平健)は山に詳しく、北アルプスの霞沢岳にはある特別な思いを持っている。ある日、民間山岳救助隊の一員である浪岡亮(竹財輝之助)は鶴田詩織(上野なつひ)との結婚を機に山小屋を出て山岳救助隊も退任すると、安曇野北署まで挨拶にやってくる。そこへ霞沢岳で
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広大な北アルプスが管轄の安曇野北警察署は、山での事故に備え山岳遭難救助隊も常駐する日本でも珍しい警察署だ。主任である道原伝吉(松平健)は山に詳しく、北アルプスの霞沢岳にはある特別な思いを持っている。ある日、民間山岳救助隊の一員である浪岡亮(竹財輝之助)は鶴田詩織(上野なつひ)との結婚を機に山小屋を出て山岳救助隊も退任すると、安曇野北署まで挨拶にやってくる。そこへ霞沢岳で男性の刺殺体発見の通報が入り、道原らは現場へ向かう。
死亡した男性はナイフで2か所刺されており、死体の上にはリンドウの花があった。男性の顔を見た浪岡は、前日に山小屋にチェックインした磯野という客だと証言。調べると、磯野は偽名で、名前は天野茂樹(飯田基祐)。しかも妻と思われた連れの女性は姿を消していた。浪岡によると、天野はチェックイン後にかなり酔った状況で山小屋の食堂に1人で現れ、従業員の林優香(稲村梓)にしつこく絡んできたという。優香が強く拒否すると「縁起の悪いこと思い出させやがって」という言葉を吐き、食堂を出た直後、何者かに刺されたようだ。
捜査会議で、道原は死体の上にリンドウの花があったことを指摘し、何か意味があるのではというが、県警本部の管理官・羽田勤(羽場裕一)は犯人ともみ合ったうちに落ちたのだと相手にしない。羽田に盾突いた刑事が干されて辞めるはめになったのを知る降旗節子(雛形あきこ)は肝を冷やすが、道原はお構いなしに天野の自宅へ聞き込みに向かう。
天野の妻・佳子(上原しおん)は、天野の死を「自業自得」と思っていた。天野が竹山昌子(江口ナオ)という女性と不倫をしていたからだ。その時、県警本部から鷲崎孝文(宅麻伸)と城田雅一(城咲仁)が同じく聞き込みに現れ、道原と節子が勝手な捜査をしていると、とがめられてしまう。
後日、節子らは昌子の居場所を突き止め、事情聴取を行うが、昌子は天野を殺していないと言い張って…。
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各地を転々としている警察署長・風間昭平(北大路欣也)。内部ではさすらい署長と陰口を叩かれているが、本人は現状に満足している。
今回、署長が急逝してしまった宮城県・松島署へ赴任することに。風間が着任するとすぐに変死体発見の一報が入る。早速、自ら現場の森林へ向かう風間。到着すると松島署の杉浦政吉(螢雪次朗)、七緒美咲(木内晶子)らがいた。現場で血の付着した石が見つかった事
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各地を転々としている警察署長・風間昭平(北大路欣也)。内部ではさすらい署長と陰口を叩かれているが、本人は現状に満足している。
今回、署長が急逝してしまった宮城県・松島署へ赴任することに。風間が着任するとすぐに変死体発見の一報が入る。早速、自ら現場の森林へ向かう風間。到着すると松島署の杉浦政吉(螢雪次朗)、七緒美咲(木内晶子)らがいた。現場で血の付着した石が見つかった事から、頭部殴打による殺人と断定。そして、風間は被害者の左の靴底が汚れていないことに気づく。殺されたのはケアワーカーの庄司和也(辞本直樹)と判明するが、捜査は県警本部主導となり所轄は待機するように指示されてしまう。庄司と小学校の同級生だった七緒は、何も出来ずに歯がゆいと風間に話し、他の松島署刑事たちも七尾と同じ気持ちだった。すると風間は地元をよく知る利点を生かし、松島署独自で真相を追うことを提案。早速、杉浦は庄司を殺したいと言っていたという人物を突き止める。ゆすりの常習犯だった庄司は周囲から恨みを買っており、同僚の伊野武(中村靖日)が殺してやると息巻いていたという。
一方、単独捜査を続ける松島署の尾形誠二(大友康平)は、こけしコンクールで新人賞を受賞した坂巻哲也(大浦龍宇一)の新聞記事を見ながら考え込んでいた。そんな尾形に風間は声をかける。着任前、カフェ店員の熊谷絵里(尾崎亜衣)を問い詰める尾形を見かけ気になっていたのだ。尾形は失踪人の捜査だと答え、事件性はないとその場を去ってしまう。
その頃、県警本部の捜査員に捕えられた伊野は容疑を否認していた。伊野にはアリバイがあることも判明し、本部の捜査は振り出しに戻るが、七緒は地元の友人から庄司の彼女がDV被害を受けていたという情報を得ていた。しかもその彼女とは熊谷絵里だった。風間が七尾、杉浦を連れ絵里の働くカフェへ向かうと店内に尾形の姿があった。風間たちの顔を見るなり尾形は店を出ていくが、店長の野本杏子(遠山景織子)によれば、絵里に庄司の話を聞きに来ていたという。殺害時刻には家にいたという絵里だが、首には痛々しいアザが残っていた。
店を出た風間たちは庄司の殺害現場へ。殺害時の状況を再度確認すると、庄司は東の方向から歩いてきたことが分かる。そして東の方角には総合病院があった。七尾、杉浦は署へ戻ることになり、風間はひとりその病院へ向かう。
なぜ庄司の左の靴底だけが汚
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横浜地裁判事の神谷桜子(財前直見)が担当する裁判員裁判を前に、公判前整理手続きが開かれる。検事・森隆史(羽場裕一)の説明によると、被告人は徳井正次(石橋蓮司)。バス会社定年後、妻と二人年金暮らしをしていた。一方被害者の野末隆之(沼崎悠)は不動産開発会社の社長。神社で徳井が胸にナイフを突き立てているのを大学生の川口守(小川ゲン)に目撃され、一度は逃亡したものの、自ら警察に
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横浜地裁判事の神谷桜子(財前直見)が担当する裁判員裁判を前に、公判前整理手続きが開かれる。検事・森隆史(羽場裕一)の説明によると、被告人は徳井正次(石橋蓮司)。バス会社定年後、妻と二人年金暮らしをしていた。一方被害者の野末隆之(沼崎悠)は不動産開発会社の社長。神社で徳井が胸にナイフを突き立てているのを大学生の川口守(小川ゲン)に目撃され、一度は逃亡したものの、自ら警察に出頭してきて逮捕されたという。殺害の動機として、2年前に娘の香苗(槌谷絵図芽)が何者かに殺害されたことが挙げられる。その時、容疑者として浮上したのが当時交際していた隆之の息子・直人(窪塚俊介)。妊娠した香苗が邪魔になり犯行に及んだと思われたが、アリバイが成立し、裁判員裁判で無罪となっていた。判決を不服とする徳井は直人に会おうとするが拒否されると、次第に矛先は父の隆之に向けられた。徳井はいつものように隆之を待ち伏せすると殺害したというのだ。思い込みによる殺人なのか? 原因となった2年前の裁判員裁判…そこになにかがありそうな気がする桜子だった。
2か月後、中津川毅(深沢敦)を始めとする裁判員候補が約50人集められる。中には質問票を見て一瞬躊躇する山本みずえ(清水由紀)の姿も…。質問手続と呼ばれる面接などを経て選ばれた裁判員たちは、その日の午後、早速第1回公判へ。徳井は森検事の弁論に対し全て認める。裁判後の評議で、裁判員の湯川康夫(井田國彦)は被告人が犯行を認めているのに議論は時間のムダだと言い出すが、桜子は弁護側が殺意を認めていないことをあげ、人の運命を決めるのに時間のムダはないはずだと一喝。裁判員たちも意見を出し始める。その中で青木健一(佐野和真)が2年前の事件の判決が本当に正しかったのか、疑問を投げかける。桜子も気になり、その事件の裁判長、船堀雄一(浅見小四郎)に当時の話を聞きに行ったところ、有罪かと思われていた直人だが突然証人が現れアリバイが成立、結局無罪となったことを知る。嬉しそうな表情を見せる直人とは裏腹に、徳井は憎しみの顔で直人や裁判員を睨みつけていたという。
その日の夜、徳井の事件の捜査資料に目を通した桜子は、川口が当初の証言を一部訂正していたことに気づく。第二回公判で直接川口にそのことを確認すると、勘違いだったので訂正したというが…。
そんな時、「現場にはもう1人いた」と、徳井が新たな証言
都内で若い女性を狙った通り魔殺人が3件連続で発生。犯人として相浦純也(山中崇)が逮捕された頃、かつて冤罪を多く扱う敏腕弁護士だった水木邦夫(伊東四朗)のもとに立花孝久(渡辺いっけい)が訪ねて来る。立花の息子は冤罪を苦に自殺。その担当弁護士が水木だった。以前母親を助けてくれた純也は人殺しが出来る青年ではない、冤罪ではないか…と訴える立花。妻・信子(水野久美)を亡くして以来
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都内で若い女性を狙った通り魔殺人が3件連続で発生。犯人として相浦純也(山中崇)が逮捕された頃、かつて冤罪を多く扱う敏腕弁護士だった水木邦夫(伊東四朗)のもとに立花孝久(渡辺いっけい)が訪ねて来る。立花の息子は冤罪を苦に自殺。その担当弁護士が水木だった。以前母親を助けてくれた純也は人殺しが出来る青年ではない、冤罪ではないか…と訴える立花。妻・信子(水野久美)を亡くして以来引退していた水木だったが、救って欲しいという立花の思いと、幻なのか水木の前に現れた信子の励しにより、再び弁護士バッジを手にするのだった。
純也の担当弁護士となった水木は本人と接見。犯行を否認する純也は、現場近くでスーツ姿の男と遭遇、凶器に指紋があったのは偶然拾い上げたためと答えるが、警察には取り合ってもらえなかったという。
そんなやりとりの中で、水木は、純也が何か大切なことを心に秘めているのではと感じ始める。
水木の事務所で働く助手・戸田裕子(奥山佳恵)は、未遂に終わった第3の事件の被害者・香月由紀菜(三津谷葉子)のもとへ。しかしパーカーを着た男に襲われたという由紀菜は、純也の証言に対し激しく反論する。一方立花は、水木に協力すべく純也の自宅を訪ねる。寝たきりの祖父・純蔵(品川徹)と2人で暮らす家から顔を出したのは隣人の服部淳美(大島蓉子)。純也に代わり純蔵の世話をしていた。仕事を辞め介護に専念している純也。今は純蔵の年金で暮らしていると話す淳美は、逮捕直前、庭で純蔵らしき人影を見たという。純蔵は1人で立てる体ではないのだが…。
初公判の日。水木は第3の事件と他は別もので、土川検事(相島一之)が挙げた証拠も確証を得ないものと主張する。パーカー男の証言も、情報による思い込みではないかと…。そんな中、立花は純蔵の弟・光蔵に関する情報を得ていた。玩具屋を継いだ光蔵だったが店は潰れ、借金を残したまま行方不明に。水木は、光蔵が純也の秘密と関係あるのではと睨む。
数日後、証人尋問に現れたのは第3の事件の目撃者・町沢博一(上杉祥三)。水木が追求すると、“通り魔”という言葉を先に口にしたのは町沢だったことが判明する。「通り魔に襲われた」という由紀菜の証言は、町沢の言葉に誘導された思い込みだったのだ。さらに水木らは、傍聴席に現れた由紀菜の隣人・沼田和代(西田薫)からマンションで耳にしたという話を聞く。それは今回の事件を揺
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町村理絵(名取裕子)は、中学校の校長を務める傍ら、犯罪被害者を支援するボランティア活動をしている。理絵の元教え子で今は教師仲間の原口ゆかり(黒川芽以)の父親は、1年前に若者の無謀運転に巻き込まれ亡くなった。しかし被害者と加害者が対話し解決の糸口を探す修復的司法のひとつ、VOM(Victim Offender
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町村理絵(名取裕子)は、中学校の校長を務める傍ら、犯罪被害者を支援するボランティア活動をしている。理絵の元教え子で今は教師仲間の原口ゆかり(黒川芽以)の父親は、1年前に若者の無謀運転に巻き込まれ亡くなった。しかし被害者と加害者が対話し解決の糸口を探す修復的司法のひとつ、VOM(Victim Offender Mediation)を行ったことで、ゆかりは少しずつ加害者を許す心を持つようになる。
理絵は、同じく元教え子の若宮忍(駿河太郎)のことも気にかけていた。理絵の娘・花歩(美山加恋)、息子の智人(相馬眞太)とも親しくしている若宮だが、20年前の中学生の時に人を殺めた過去があり、少年院を出たあとの担任教師が理絵だった。若宮も被害者家族とVOMを行うことを望んでいたが、いまだ被害者家族の承諾が得られないでいた。
ある日、若宮が帰宅すると家の前で花歩が待っていた。若宮は一緒に蛍を見に行こうと誘う。蛍を見た花歩は若宮にある告白をして驚かせる。後日、勤務先でトラブルを起こしイラ立っていた若宮は、花火大会で若い男と楽しげに話す花歩を目撃。若宮は花歩を人気のない神社に連れて行き、裏切ったのかと問い詰める。その場を立ち去ろうとする花歩を、若宮は手にしていたドライバーで切りつけてしまう…。
警察で事件について聞いた理絵は、殺害された花歩が乱暴されていたことを知る。家では花歩が残した『被害者と加害者がわかりあえる日』と題した読書感想文を読み、泣き崩れる理絵。その感想文は、かつて通り魔殺人で我が子を失った折橋完(大杉漣)の著書『二人のために』について書いたものだった。花歩は「被害者と加害者がわかり合える日は、いつか必ず訪れる、そう信じている」と書いていた。しかし理絵は当事者となった今、犯人を絶対に許せないと思うのだった。
理絵がいない日を狙い、町村家に忍び込んだ若宮は花歩の日記を発見する。「私の中にあるのは若宮さんへの思いだけ」などと書かれた日記を見た若宮は、誤解していたことを知り激しく後悔し、そのまま日記を持ち去る。
そんな中、花歩殺害の犯人として、花歩の高校の担任教師・佐久間良二(清水優)が逮捕される。事件当日、花歩と一緒にいた若い男については「赤い服の男」と「黒い服の男」という二通りの目撃証言があったが、遺体に残された体液が佐久間のものと一致したのだ。
後日、理絵は弁護士の八木沼(
志村市の人工海岸で長田花恵(西田尚美)の9歳の長男・秀太(須田琉雅)が、突然砂浜に吸い込まれ生き埋めになるという陥没事故が発生。秀太は意識不明の重体となる。市は緊急会見を開き、事故調査委員会を設置し原因を究明すると表明する。病院へ向かった市役所広報課の黒木浩一(小澤征悦)は、花恵に水をかけられながらも深々と頭をさげる。同行していた黒木の同僚・宮前有里(平山あや)は「黒木
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志村市の人工海岸で長田花恵(西田尚美)の9歳の長男・秀太(須田琉雅)が、突然砂浜に吸い込まれ生き埋めになるという陥没事故が発生。秀太は意識不明の重体となる。市は緊急会見を開き、事故調査委員会を設置し原因を究明すると表明する。病院へ向かった市役所広報課の黒木浩一(小澤征悦)は、花恵に水をかけられながらも深々と頭をさげる。同行していた黒木の同僚・宮前有里(平山あや)は「黒木さんはいい人ですね」と言うが、黒木は無表情のまま「行けと言われたから来た」と答えるだけだった。黒木はかつて県警捜査一課の刑事だったが、3年前のある事件により警察を辞めた。事件の闇を心に抱えた黒木を市役所職員として迎え入れたのは、市役所市民局長の佐川誠(西村雅彦)だった。
陥没事故が報道されると、広報課には市民からのクレームが殺到する。市民から絶大な支持を得ていた市長の権田邦夫(岸部一徳)の再選を危ぶむ声もあがる。そんな中、黒木は佐川とともに市長室へ呼ばれる。権田市長は、黒木にかつて県警捜査一課にいた経験を生かし、陥没事故の原因を極秘で調査するよう命じる。市の落ち度であれば、事故調査委員会の先手を打って事故原因を隠蔽しようともくろんでいたのだ。志村海岸は8年前、権田市長の肝いりで、人工砂浜やバーベキュー場などが一体となった複合施設として生まれ変わり、志村市有数の観光資源となっていた。そんな志村海岸で起きた今回の事故は、志村市の運命を左右する大事故なのだ。
早速、黒木が海岸の管理を担当する海岸治水課の日誌に目を通すと、去年だけでも海岸で穴が複数見つかっていることが判明。事故との関連を疑い関係者から話を聞くが、口をついて出て来るのは“面倒”“慣例”“想定外”という言葉ばかりだった。第1回目の事故調査委員会が4日後に決まり時間がない黒木は、情報屋の椎名圭佑(北村有起哉)に事故調査委員長・佐藤秀樹教授(堀内正美)に関する情報を探るよう依頼する。夜、黒木が帰宅すると差出人不明の封筒が届いていた。封筒の中には「陥没は事故ではない。殺人未遂だ」と書かれた手紙と砂が入っていた。さらに志村海岸の施工記録を調べると、なぜかある月のファイルだけがないことに気付く。自分たち以外にも真相を隠蔽しようとする動きがあり、一方、事故の真相をリークしようとする動きもあると察知する黒木。相反する二つの動きが黒木の周辺でうごめいていた。
第
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関東監察医務院から東都医科大学の法医学教室に講師として派遣されることになった監察医の篠宮葉月(高島礼子)は、そこで学生時代の恋人・峰岸誠(鶴見辰吾)と再会する。峰岸は東都医科大学の脳外科で准教授を務めており、同じく准教授の山尾貴一朗(春田純一)と教授昇格を争っている最中だった。
葉月は峰岸に誘われ、峰岸行きつけの「スナック文月」へとやって来る。そこは峰岸が父の代から通
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関東監察医務院から東都医科大学の法医学教室に講師として派遣されることになった監察医の篠宮葉月(高島礼子)は、そこで学生時代の恋人・峰岸誠(鶴見辰吾)と再会する。峰岸は東都医科大学の脳外科で准教授を務めており、同じく准教授の山尾貴一朗(春田純一)と教授昇格を争っている最中だった。
葉月は峰岸に誘われ、峰岸行きつけの「スナック文月」へとやって来る。そこは峰岸が父の代から通うスナックで、葉月はママの中原優子(大空眞弓)とすっかり意気投合し、楽しいひと時を過ごす。
ところが、その夜の2人の様子が何者かによって隠し撮りされ、峰岸が自分の愛人・葉月を講師に抜擢したという内容のビラが大学内に出回ってしまう。教授選に誹謗中傷はつきものだと葉月は気にしないようにするが…。
そんな中、葉月と峰岸の写真を隠し撮りした男・本郷忠志(西興一朗)が遺体で発見される。本郷は石段から転落したものと見られ、解剖を担当した葉月も、死因は頭部を強打したことによる脳挫傷と判断する。しかし、本郷の首筋には、何かで刺された直径2mmほどの穴があった…。
本郷は東都医科大学を卒業した医師だったが、前の病院を解雇されたため、学生時代の恩師である峰岸に大学病院に戻してもらうよう頼んでいたという。本郷の妻・美由紀(矢部美穂)の証言から、本郷が持っていたはずのショルダーバッグが無くなっていることをつかんだ警視庁捜査一課の刑事・風間は、所轄の刑事・大川(掛田誠)とともに、事件当夜の本郷の足取りを追い始める。
その結果、本郷が立ち寄ったスナック文月のママの証言やコンビニの防犯カメラの映像から、本郷が殺害直前までショルダーバッグを持っていたことが判明し、本郷の死亡に事件性がある可能性が浮上する。本郷はスナック文月で、自分がその気になれば峰岸を破滅に追い込むことができると漏らしており、その夜何度も峰岸に電話をかけていたことも明らかとなる。
アリバイを聞くために峰岸を訪ねた風間と大川は、峰岸が何かを隠しているのではないかと感じる。風間は葉月と峰岸の写真を見て以来、心中穏やかでなく、峰岸を心配する葉月に対し、つい冷たく突き放した態度をとってしまう。
やがて、本郷の銀行口座に山尾が金を振り込んでいたことが判明した。山尾に事情を聞くと、本郷が峰岸に関する大きなスキャンダルを握っていたらしいことが判明する。しかし、製薬会社のMR・遠山(
伊勢にある外宮前法律事務所は、あまりの人の良さから負けが多いため“負け弁”と呼ばれる弁護士・松月真志(大杉漣)が所長を務めている。それゆえ、よそで弁護を断られ頼みの綱としてやってくる人が後を絶たない。お金にならない案件ばかり扱う所長に、松月の姪で弁護士の中里実花(原田夏希)と、事務の和田千鶴子(宮崎美子)は頭を悩ましている様子だ。そこへ新たな弁護士として深町代言(石塚英
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伊勢にある外宮前法律事務所は、あまりの人の良さから負けが多いため“負け弁”と呼ばれる弁護士・松月真志(大杉漣)が所長を務めている。それゆえ、よそで弁護を断られ頼みの綱としてやってくる人が後を絶たない。お金にならない案件ばかり扱う所長に、松月の姪で弁護士の中里実花(原田夏希)と、事務の和田千鶴子(宮崎美子)は頭を悩ましている様子だ。そこへ新たな弁護士として深町代言(石塚英彦)がやってくる。東京で数々の刑事事件を扱ってきた深町だが、勝つことしか頭にない事務所のやり方に辟易し、刑事事件は担当しないことを条件に事務所へ来た。
ある日、元バス運転手・前納規夫(ベンガル)が事務所に現れる。不在の松月の代わりに深町が対応すると「逮捕されるかも」と頭を抱えだす。近所で発生したひき逃げ事件の現場に残された破片などが、前納が所持する車と一致したのだ。事件当夜、車で居酒屋に向かった前納は泥酔し、店を出た後の記憶がまったくなかった。しかし翌朝自宅にはいつもバックで停める車が、頭から停められており、自分は運転していないと主張。後日、警察に連行されてしまうが、弁護を引き受けた松月は、「力になる」と前納を励ます。
そこで深町が居酒屋の店主・寺家卓次(近藤芳正)へ話を聞きに行くと、かつて東京で検事していた滝川要(石黒賢)と再会する。今は津地検のエースで、しかも前納の事件の担当検察官。滝川は何かを掴んでいるようだが、深町に手の内を明かすことはなかった。
前納の事件と並行して、給料が未払いだというタクシー運転手の川井孝義(デビット伊東)の相談を受けた深町は、川井の勤務先「パールタクシー」を訪問。社長と話をつけ、月末には給与を支払うと確約させる。それを川井に報告するが、傷だらけの手の甲に目が行く深町だった。
そんな矢先、松月が心筋梗塞で倒れてしまう。うなだれる実花を見た千鶴子は、深町に前納の事件の弁護を依頼。しばらくためらっていた深町だったが、“負け弁”の道を突き進む松月の姿を思い返し、拒否していた刑事事件を受ける決意を固める。
社長の桶谷千代子(冨士眞奈美)を筆頭に、若女将の桶谷松子(名取裕子)と番頭の升田善蔵(でんでん)、社員の西谷拓馬(西尾浩行)で切り盛りしている下町の小さな葬儀社・桶谷葬儀社に、葬儀の依頼が入った。亡くなったのは、結婚式場を経営する天翆閣の社長・富永肇(中山敬一)で、5年ほど前に寝たきりとなって以来、次男・和彦(升毅)の妻・友美(藤田朋子)が面倒を見ていた。松子たちが納棺
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社長の桶谷千代子(冨士眞奈美)を筆頭に、若女将の桶谷松子(名取裕子)と番頭の升田善蔵(でんでん)、社員の西谷拓馬(西尾浩行)で切り盛りしている下町の小さな葬儀社・桶谷葬儀社に、葬儀の依頼が入った。亡くなったのは、結婚式場を経営する天翆閣の社長・富永肇(中山敬一)で、5年ほど前に寝たきりとなって以来、次男・和彦(升毅)の妻・友美(藤田朋子)が面倒を見ていた。松子たちが納棺の儀を進めていると、肇の遺品を整理していた友美が、書斎で便箋を見つける。それは肇の遺言状だった…。
通夜には、天翆閣と長年取引がある橘花壇の社長・橘凛太郎(仲本工事)の力添えもあり、見事な菊が供えられた。凛太郎は肇に恩義を感じ、和彦の息子・純(佐藤琢磨)が拾ってきた犬も代わりに飼っているのだという。通夜は、和彦の愛人で花屋を営む佐伯悠子(中野若葉)が弔問に訪れるハプニングがあったものの、無事に終了する。
その後の通夜振る舞いの席上、総務部長の斎藤(石丸謙二郎)から、親族たちに向けて、肇の遺言状が見つかったこと、その中には「会社は和彦に譲る」と書かれていたことが明かされる。親族からは署名や捺印が無い遺言状の信憑性を疑う声があがるが、達彦と和彦の間で話し合いが行われた結果、社長には次男の和彦が就任し、達彦にはそれに見合う資産が分けられることが決まった。
しかし、和彦が社長に就任して以降、兄弟の間には少しずつ溝が生まれる。さらに和彦は、長年取引をしていた橘花壇にも突然契約の打ち切りを告げ、何の断りも無しに愛人の悠子が営む花屋に乗り換えてしまう。
そしてその直後、天翆閣の社長室で、和彦の遺体が発見された。達彦からの社長就任祝いであるペーパーナイフで胸を刺されていた。連絡を受けて急ぎ和彦の遺体を引き取りに来た松子は、和彦の頬に赤いカブレができていることに気付く。その時、松子の脳裏に肇の顔がよぎった。実は、肇の遺体の頬にも和彦同様に赤いカブレがあったのだ!
捜査にあたることになった警視庁捜査一課の河本(阿南健治)たちは、和彦から出入り禁止を言い渡されていた橘花壇の凛太郎に疑いの目を向ける。ところがその最中、新たな殺人が起きてしまい…。
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警察署長・植松栄作(佐久間哲)が首吊り自殺を図る。通夜には、警視庁捜査一課警部補の五月女ちとせ(京野ことみ)らの姿があった。しかし警視庁人事一課の監察官・音無一六(小日向文世)が現れると、まわりから一六を非難するささやきが…。一六が植松署長を死に追い込むほど厳しい取り調べをしたという噂が広まっていたのだ。実は一六は警務部に届いた≪植松署長の昇進の裏には重大な秘密がある≫
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警察署長・植松栄作(佐久間哲)が首吊り自殺を図る。通夜には、警視庁捜査一課警部補の五月女ちとせ(京野ことみ)らの姿があった。しかし警視庁人事一課の監察官・音無一六(小日向文世)が現れると、まわりから一六を非難するささやきが…。一六が植松署長を死に追い込むほど厳しい取り調べをしたという噂が広まっていたのだ。実は一六は警務部に届いた≪植松署長の昇進の裏には重大な秘密がある≫という告発文により取調べを行っていた。警察組織全体を揺るがす大事件に発展するかもしれない…刑務部長の千住遼子(田中美佐子)と一六は覚悟を新たにする。
そんな中、15年前に起きた女子高生・岡崎若葉(園部莉子)ストーカー殺人犯の木嶋優一(阿部亮平)が出所直後に刺殺される。ちとせらが捜査にあたるが進展のないまま3か月が経過。一六はそんな捜査員たちの職務怠慢を監察するため捜査会議へ。そこには、自殺した植松署長のひとり息子で巡査の拓実(窪塚俊介)の姿もあった。ちとせと拓実は、まず若葉の父親である政治家・岡崎忠彦(升毅)を訪ねるが、早く事件を忘れたいと追い返されてしまう。
その後、監察のため追ってきた一六と共に、若葉の元交際相手でレストラン経営者・須賀慎司(山中聡)を訪ねると、出所後に優一が須賀の前に現れ、しつこく若葉のことを聞いたことを知る。そんな中、一六は数日の監察により捜査員の“深読み力”の足りなさを感じていた。
ある日、一六は優一の冤罪を訴えるビラを配る義母・康子(りりィ)のもとへ出向く。その時、2人は言いがかりをつけてきた若者に絡まれ、一六はケガを負ってしまう。ちとせの助けで事はおさまるが、それでも康子はビラを配り続けると言う。母親の思いを察し康子のもとを後にした一六は、植松署長の告発文についてちとせに打ち明ける。一六と千住警務部長は、告発文はストーカー殺人と優一の刺殺事件に関わっていると考えていた。そこにちとせを巻き込むわけにはいかなかったと言う。真意を知ったちとせは調査に加わることに。
翌日、須賀の店が食品偽装を行っているという一六が突き止めた事実を、捜査本部で報告するちとせ。洗い直しを始めると、事件前夜、須賀が木嶋の遺体が入る程の冷蔵車を借りていたことが判明。さらに須賀の父親の証言により、15年前、須賀が女子高生を使って美人局をしていたことがわかる。
一六とちとせは任意同行のため須賀の家に向かうが
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奥多摩山中で約2年前に遺棄された人骨の一部が発見され、翌日、警視庁で捜査一課長・岩瀬泰司(西村雅彦)を中心に捜査会議が開かれる。大量の行方不明者リストを前に捜査員が頭を抱えている中、「身元なら特定できた」という声が。声の主は藤江康央(伊原剛志)。情報を武器とし、ありとあらゆる方法で犯罪者を追い詰めていく“現代捜査の最後の砦”犯罪科学分析室。室長である藤江は、長期研修から
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奥多摩山中で約2年前に遺棄された人骨の一部が発見され、翌日、警視庁で捜査一課長・岩瀬泰司(西村雅彦)を中心に捜査会議が開かれる。大量の行方不明者リストを前に捜査員が頭を抱えている中、「身元なら特定できた」という声が。声の主は藤江康央(伊原剛志)。情報を武器とし、ありとあらゆる方法で犯罪者を追い詰めていく“現代捜査の最後の砦”犯罪科学分析室。室長である藤江は、長期研修から戻ってきたばかりの東大法学部出キャリアだ。藤江曰く、骨はレーザーで焼き切られたもので、2012年に中国やマカオで発見された死体と酷似しているという。その時使用されたレーザーメスが、日本のある食肉倉庫に納品されていたことを掴んだ藤江、倉田剛士(手塚とおる)、大石浩平(皆川猿時)、天城久美子(佐藤めぐみ)ら捜査員は、倉庫内から血液反応を検出。その他にも証拠を見つけ出し、骨は危険な取材をしていたフリー記者・加藤正一郎(北嶋テツヤ)のものだと判明する。一日で被害者を突き止めたことに、岩瀬は悔しさを隠せない。その後、残された遺留品からリュウ・カイエイ(佐伯新)の指紋も見つかり、殺人容疑で逮捕されることに。
加藤が出入りしていた文久出版に向かった藤江と倉田は、編集長(西沢仁太)から、母親の面倒を見るため、この仕事から手を引くと言っていたことを聞く。また加藤をよく知る記者・西方彰(笠原秀幸)は、加藤はトラブルだらけでフォローが大変だったと振り返る。
そんな中、内閣官房副長官補・前田哲也(宍戸開)の甥御・重田悠斗(須田瑛斗)が誘拐されたとの一報が入る。重田邸に駆けつけた藤江は、前田から事件の指揮をとって欲しいと頼まれる。官房長・曽根慶三(長谷川初範)から活躍ぶりを聞いたのだという。悠斗の父親・孝蔵(佐藤一平)のもとには「リュウ・カイエイを釈放しろ」という脅迫状が届いていた。その時、犯人から孝蔵の携帯に連絡が入る。しかも警察の存在を悟られており、犯人は「余計な手出しをすれば子供を殺す」と忠告。持病を持つ悠斗の身を案じるが、犯人が告げたリュウの釈放期限は、無情にも“明日夜7時”だった。
その頃、大石が脅迫状にある手がかりを発見する。さらに誘拐3日前に、悠斗が父親の会社の事務員と名乗る女性に声をかけられ、公園で過ごしていたことが判明。誘拐犯はリュウの再逮捕前から誘拐の準備を進めていたのだ。そこで藤江らは警察内部に内通者がい
中野のとあるアパートで七条由香(小澤木の実)の遺体が発見され、間もなく隣人の司法試験受験生・北前真司(脇田康弘)が殺人容疑で逮捕された。警察は、自室で売春をしていた由香の部屋に、以前から好意を寄せていた真司が押し入ったものの、由香から抵抗され殺害したものと考えていた。それから半月後、調布市内の河原で豊崎俊也(松本博之)が何者かに刺殺された。事件の捜査を担当する警視庁捜査
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中野のとあるアパートで七条由香(小澤木の実)の遺体が発見され、間もなく隣人の司法試験受験生・北前真司(脇田康弘)が殺人容疑で逮捕された。警察は、自室で売春をしていた由香の部屋に、以前から好意を寄せていた真司が押し入ったものの、由香から抵抗され殺害したものと考えていた。それから半月後、調布市内の河原で豊崎俊也(松本博之)が何者かに刺殺された。事件の捜査を担当する警視庁捜査一課三係班長の広瀬(村上弘明)は、スナックでホステスとして働く俊也の妹・寿々(小澤英恵)から、俊也が最近借金に追われていたようで、よく自分の部屋に逃げて来ていたとの証言を得る。そこで借金を巡るトラブルとにらみ、俊也がボーイとして働いていた銀座のクラブ「花壇」などを中心に捜査を開始。ところが、数日経っても有力な情報を得られないでいた。そんな中、北前真司の妹・友美(佐藤藍子)が、知人を通じて広瀬に真司の無実を訴えてきた。事件翌日は友美の誕生日で一緒に祝う約束をしていたこと、弱い立場の人を救いたいと弁護士を目指していた真司だけに、容疑をかけられ絶望して自白したのではないかと聞かされた広瀬は、この事件のことが気にかかり、捜査を担当する捜査一課の大森(加藤佳男)のもとへとやって来る。しかし、大森は室内から真司の指紋や足跡痕が幾つも発見されていること、殺害された時間帯に真司にアリバイがないことなどから、真司が犯人であると断定していた。広瀬は大森の強硬な捜査手法に疑問を感じるが…。別班の捜査に横やりを入れた広瀬の独自捜査は、警察組織を否定するものとして、やがて問題となる。管理官の那須恵一(加藤剛)は広瀬の捜査を叱責しつつも「真実に蓋をしてはならない」と力強い言葉を残す。やがて広瀬は事件の鑑識を担当した石上(蔵本康文)から気になることを聞かされる。由香の部屋からは北前真司の毛髪以外に、事件当夜に由香がとっていた客のものと見られる毛髪とベニヤ板の木屑が多数発見されていたというのだ…。事件当夜に由香がとっていた客とは一体誰なのか?手掛かりを得るため由香の部屋を訪ねた広瀬は、偶然由香の父・七条孝文(中野誠也)と出会い、部屋へとあげてもらうことになる。由香の部屋へあがった広瀬は、そこであることに気付く。ベニヤ板で出来た天井の中央に小さな穴が空いていたのだ。穴の周囲に木屑が残っていることに気付いた広瀬は、天井裏へ。すると、一番
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警視庁総務部情報管理課の高梨葵(菊川怜)は、仕事場の機械に囲まれた狭い空間を好み、周りから“コックピット・ポリス”と呼ばれていた。そんなある日、葵は特命捜査対策室への異動を命じられる。そこは未解決事件の継続捜査を専門とする部署で、膨大な捜査資料を適切にデータベース化して管理する人材が必要だと白羽の矢が立ったのだ。
村上和彦(笹野高史)の班に配属されるが、間もなく19年
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警視庁総務部情報管理課の高梨葵(菊川怜)は、仕事場の機械に囲まれた狭い空間を好み、周りから“コックピット・ポリス”と呼ばれていた。そんなある日、葵は特命捜査対策室への異動を命じられる。そこは未解決事件の継続捜査を専門とする部署で、膨大な捜査資料を適切にデータベース化して管理する人材が必要だと白羽の矢が立ったのだ。
村上和彦(笹野高史)の班に配属されるが、間もなく19年前の事件の凶器が発見され、村上班が担当することに。葵が用意した資料によれば、美容師アシスタントだった佐伯真奈美(坂井裕美)の家から110番通報があったものの応答がなく、その20分後、真奈美が刺殺体となって発見された。その凶器として美容師が使うハサミが事件現場である団地内の工事現場で発見されたのだ。かつて捜査線上にあがっていたのは、当時の交際相手・鬼頭靖史(東幹久)と、元交際相手の森川哲郎(湯江健幸)。森川は鬼頭が殺したのではと言い、鬼頭もまた森川が怪しいと思っていたが、いずれも裏付ける証拠はなかった。のちに鬼頭はカリスマ美容師となり、大手チェーン店創業者の娘・早智子(伊藤裕子)と結婚。社長となり実業家としても成功している。まずは真奈美の姉・佐伯晴香(国生さゆり)を訪ねることにするが、資料管理に専念するはずだった葵も、村上班の中でも変わり者の曽根正光(田中哲司)とコンビを組み捜査するはめに…。
凶器発見現場に着くと、19年前と変わらず団地に住む晴香がいた。一周忌の時に時間がないと線香をあげることすら拒んだ鬼頭を恨み、犯人だと思っている晴香。しかも事件後、間もなく今の店の社長令嬢と交際したことから、真奈美が邪魔になって殺したのではと思っていた。そんな中、凶器の持ち主が鬼頭だったとの一報が曽根に入り、2人はその足で鬼頭のもとへ向かう。鬼頭は事件の数日前にハサミを失くしたと言い張るが、曽根の挑発的な言葉に、気もそぞろな様子。ところが、そんな中、葵は鬼頭の息子が誘拐されていることを知る。要請を受け、警察が逆探知の設置を終えた頃、誘拐犯から電話がかかり一千万円の身代金を要求。しかし葵は、上場企業にしては身代金が少ないことに疑問を抱く。
葵ら捜査員が見守る中、指示された通り車で待機する鬼頭の携帯に、犯人から連絡が入る。身代金と共に車で向かうよう指示された場所は、なんと凶器が発見された団地の工事現場だった!
誘拐犯は1
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関東監察医務院の監察医・篠宮葉月(高島礼子)と、元城北署の署長・蜂須賀芳樹(小野武彦)は長野にいた。城北署の刑事を引退後、長野で警察学校の講師をしていた仙道篤志(地井武男)が亡くなり、仙道の娘・みゆき(伊倉愛美)のもとを訪れていたのだ。みゆきは近所のカフェ・デザートムーンでアルバイトをしていて、葉月と蜂須賀をカフェの店主・望月敦子(とよた真帆)とその息子・一彦(柳下大)
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関東監察医務院の監察医・篠宮葉月(高島礼子)と、元城北署の署長・蜂須賀芳樹(小野武彦)は長野にいた。城北署の刑事を引退後、長野で警察学校の講師をしていた仙道篤志(地井武男)が亡くなり、仙道の娘・みゆき(伊倉愛美)のもとを訪れていたのだ。みゆきは近所のカフェ・デザートムーンでアルバイトをしていて、葉月と蜂須賀をカフェの店主・望月敦子(とよた真帆)とその息子・一彦(柳下大)に紹介する。聞けば一彦は警察学校に通っていて仙道の最後の生徒だという。
東京に戻った葉月は、野々村家具社長・野々村剛(菊池均也)の遺体の解剖を担当することに。自宅の浴室で発見され、状況から死因は心不全かと思われたが、葉月は殺人と判断する。遺体から取り出されたペースメーカーを調べた結果、通電による故障の痕跡があり、胃からは大量のアルコールが検出されたことから、酩酊状態で浴槽に運ばれ心臓近くに電気を流され死に至ったようだ。
警視庁捜査一課の風間亮介(細川茂樹)と城北署の浅野(六角慎司)は、剛の会社で話を聞くが、仕事は順調でトラブルの心当たりもないという。しかも実際の経営は副社長・竹中恭介(阿南健治)と専務・安田(阪田マサノブ)が任されていた。独身だった剛は、銀座のクラブに勤める井坂真美(阪田瑞穂)と付き合っていた。しかし剛は近頃別の女性のもとに通うようになり、真美とは別れ話が出ていたらしい。
さらに一週間前に長野のホテルのラウンジで剛とある女性がトラブルを起こしていたという情報も得る。
葉月は再びみゆきと会うためにカフェ・デザートムーンにいた。するとそこに突然風間が現れる。実は剛とトラブルを起こしていたのは望月敦子で、事情を聞きに来たのだ。敦子はトラブルの内容を一切明かさなかったが、みゆきは店に剛から電話があり、敦子の様子がおかしかったことを思い出す。
後日、葉月は蜂須賀から剛の父親で野々村家具の先代社長・一郎(野村昇史)も2年半前に長野の別荘の浴室で死んだことを聞く。しかも死因は心不全。当時、仙道は検死に疑問を持ったが入浴中の事故として処理されていた。
そんな中、剛の葬儀に現れた井坂真美は、私のお腹には剛の子供がいると言い放ち、関係者を困惑させる。
一方、一彦のもとには野々村家具の顧問弁護士・富山孝作(中丸新将)が現れ、一彦の父親は野々村一郎だと告げる。
さらに一郎の息子の剛が亡くなった今、一彦は野々村
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山村の診療所で医師を務めている華岡万里子(かたせ梨乃)は、一人娘の芽衣(尾崎千瑛)と暮らしながら村人たちの診療に携わる日々を送っている。折しも、村では村長選の真っ只中。16年間対立候補がいなかったため無投票で村長を務めてきた現職の志村仙吉(石井愃一)と、新人の升川以蔵(大高洋夫)の一騎打ちが展開されていた。以蔵はこの村に大規模な高齢者介護施設を建設し、都会から入居者を受
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山村の診療所で医師を務めている華岡万里子(かたせ梨乃)は、一人娘の芽衣(尾崎千瑛)と暮らしながら村人たちの診療に携わる日々を送っている。折しも、村では村長選の真っ只中。16年間対立候補がいなかったため無投票で村長を務めてきた現職の志村仙吉(石井愃一)と、新人の升川以蔵(大高洋夫)の一騎打ちが展開されていた。以蔵はこの村に大規模な高齢者介護施設を建設し、都会から入居者を受け入れてその利益で村民の無料デイサービスを運営することを公約に掲げ、仙吉は苦戦を強いられていた。
ある日、万里子が芽衣と看護師の青田富士子(三林京子)とともに、かつて実際に「姨捨て」が行われていたという山で山菜採りに興じていると、山奥のお堂の中で倒れている老女(淡路恵子)を発見する。その女性は足を骨折しており、体には日常的に暴力を受けているのではないかと見られる打撲痕があった。誰かに虐待された挙句にお堂まで運ばれ置き去りにされたのではないかと案じた万里子は、彼女の膝関節の手術痕から身元を照会できないかと、村の駐在・栗田丸男(三波豊和)に頼む。
その結果、女性は升川酒造の升川幸代であることが判明した。長野県警の刑事・犬丸剛(渡辺哲)とともに升川酒造を訪ねた万里子は、今回の村長選に立候補している升川以蔵が幸代の長男であることを知り驚く。しかし、対応にあたった以蔵の妻・七恵(大塚良重)と弟の俊之介(湯江健幸)は、幸代は10日間の予定で湯治に行っているものと思っていたと話し、驚いた様子を見せる。
その後、以蔵と七恵が幸代のもとへ面会にやって来るが、幸代は一時的なショックのためか、話しかけられても全く反応がなく、結局、誰が幸代の足を折りお堂まで連れて来たのかはわからないままになってしまう。そんな中、以蔵の前に支援者の真田徳春(国広富之)が姿を現した。真田は「マザーエイド」という会社を経営しており、以蔵が公約に掲げている介護施設の運営を担っていた。翌日、真田の主催で大々的に介護施設建設計画の説明会が行われることになった。真田に誘われた万里子は、対立候補の志村や看護師の富士子らとともに説明会に参加する。ところが、説明会に出席する予定だった以蔵は姿を現さず、その翌日、遺体となって発見されてしまう。
やがて、升川酒造には借金があり、幸代に多額の生命保険がかけられていたことが判明するが…。
石ノ森龍之介(高橋英樹)は長野県諏訪市で活躍するスーパードクターであると同時に、警察医というもう一つの顔を持つ。変死体と向き合うのは監察医と同じだが、監察医と違い解剖ができず、外表所見で死因を判断しなければならないため犯罪を見逃しかねないとの指摘もあるが、石ノ森は一切妥協せず死因を追求し、事件性を見抜いてしまう。それで警察からは厄介ものとされるが、数々の事件の真相を明ら
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石ノ森龍之介(高橋英樹)は長野県諏訪市で活躍するスーパードクターであると同時に、警察医というもう一つの顔を持つ。変死体と向き合うのは監察医と同じだが、監察医と違い解剖ができず、外表所見で死因を判断しなければならないため犯罪を見逃しかねないとの指摘もあるが、石ノ森は一切妥協せず死因を追求し、事件性を見抜いてしまう。それで警察からは厄介ものとされるが、数々の事件の真相を明らかにしてきたスーパー警察医だ。
普段は臨床医として一般患者の診察・診療を行っている石ノ森のもとに、呼吸困難に陥った野々村大樹(戸塚純貴)が救急搬送される。娘で医師の楓(すみれ)と看護師の小橋洋子(高橋ひとみ)とともに救命に尽力するも、死亡してしまう。楓と陽子は急性心不全と思いきや、石ノ森は警察へ連絡。長野県警諏訪中央署の星野公彦(石黒賢)と柏木光一(篠田光亮)が駆けつける。石ノ森は野々村の死の状況から事件性があると確信していた。長野医科大学の法医学教室教授、副島信行(笹野高史)にすでに連絡していたりと勝手な行動に星野は不快感をあらわにするが、そんな星野も、投げやりな態度もあって署内で厄介者扱いされていた。
やがて副島教授による行政解剖の結果、体内から除草剤に使われる薬品メチルビオロゲンが検出され、首筋に残された皮膚炎はトウダイグサという植物に触れてできたものであることが判明。県警も殺人事件と見て捜査することに。野々村は、3年前に起きた傷害事件の犯人で、半年前に出所したばかり。被害者の小嶋佐織(山口あゆみ)は現在も意識が戻らないまま。捜査会議では、沙織の母・久美子(原日出子)、父・靖史(石倉三郎)、恋人・松井務(杉浦タカオ)、そして3年前の事件の共犯者・葛西宏太(小橋川建) 、野々村の恋人・成瀬美由紀(折井あゆみ)などが容疑者として捜査線上にあがった。
そんな中、被害者の首筋のかぶれが気になり、トウダイグサを探していた石ノ森は、ある廃校舎に辿り着く。やがて野々村と男が体育館に入ったという目撃者情報も見つかった。
そんな時、小嶋靖史が突然行方をくらました!その直後、ある人物が遺体となって発見される…。
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建設会社社長・友部雄一郎(川井つと)が自宅で殺害された。多摩南署の刑事・近松丙吉(伊東四朗)は現場に急行。第一発見者は雄一郎の妻で料理研究家の蕗子(伊藤裕子)。金庫からは2千万円が消えていて、凶器の灰皿からは蕗子の指紋が検出される。蕗子は殺害時刻には近くのスナックで知人と会っていたと主張するが、その人物の名前も連絡先も分からないと言う。
近松は同僚の刑事・西尾昭夫(マ
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建設会社社長・友部雄一郎(川井つと)が自宅で殺害された。多摩南署の刑事・近松丙吉(伊東四朗)は現場に急行。第一発見者は雄一郎の妻で料理研究家の蕗子(伊藤裕子)。金庫からは2千万円が消えていて、凶器の灰皿からは蕗子の指紋が検出される。蕗子は殺害時刻には近くのスナックで知人と会っていたと主張するが、その人物の名前も連絡先も分からないと言う。
近松は同僚の刑事・西尾昭夫(マギー)とともに、蕗子がいたというスナックへ。ママの松尾安美(秋本奈緒美)は、蕗子が男性と会っていたこと、そして途中で30分ほど店の外へ出ていたことを明かす。
多摩南署の取調室では警視庁捜査一課の長谷川翼(内田朝陽)が、灰皿についた血の上に指紋が残っていたと蕗子に詰め寄っていた。捜査会議では友部夫妻の関係がうまくいっていなかったことが報告され、離婚話のもつれによる犯行説が強くなる。
近松はスナックから友部邸への道は急坂で、状況から見ても30分間での犯行は困難、まずは蕗子も素性を知らないというスナックにいた男を探すべきだと異議を唱える。 しかし、捜査を混乱させる発言は慎むようにと管理官・山形治(三浦浩一)は、近松の意見を一蹴し、蕗子の逮捕状請求を決める。山形に目の敵にされ続ける様子を見て、係長の村越実(角野卓造)は近松の身を案じるが、近松は独自で捜査を続行する。
長谷川らは蕗子のアシスタント・石井昌子(あいはら友子)から、料理教室で使う食器が全て陶芸家・夜須久範(弓削智久)のものであることを聞く。夜須を訪ねると、蕗子の愛人であることは認めたもののアリバイがあった。
その頃、近松が再びスナックを訪れると、安美は「蕗子といた男は陶芸に詳しかった」と言い、さらに男も一時外出していたと話す。
そんな中、蕗子は嫌疑不十分のため釈放されることになる。
長谷川は友部邸の前で出くわした葉山康晴(斉藤佑介)という男の父親が、雄一郎に会社を潰され自殺し、負債金額が2千万円であったことを知る。しかも最近、周辺には資金の目途が立ち会社を再建すると語っていたという。長谷川は蕗子と葉山、両建てで捜査を進めるべきだと山形に提案する。
一方、近松はこの事件の謎を解く鍵は蕗子が語る“幻の男”にあると考えていた。地道な聞き込みでようやくそれらしき男が泊まったホテルを探し出し、宿泊名簿を見せてもらうと、男の住所は栃木県益子町で、名前は香川透と判
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五十嵐正樹(榎木孝明)と共に法律事務所を営んでいる橘明日香(沢口靖子)は、信頼できる依頼人のためならとことん闘う冷静沈着な弁護士。しかし信頼関係が崩れると担当を降りてしまう変わった一面がある。自由が丘で起きた殺人事件の容疑者・貝塚陽子(酒井美紀)の担当をすることになり、さっそく接見に行く。被害者の東郷宏康(久保龍一)は5年前に自動車事故を起こしており、陽子の娘はその犠牲
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五十嵐正樹(榎木孝明)と共に法律事務所を営んでいる橘明日香(沢口靖子)は、信頼できる依頼人のためならとことん闘う冷静沈着な弁護士。しかし信頼関係が崩れると担当を降りてしまう変わった一面がある。自由が丘で起きた殺人事件の容疑者・貝塚陽子(酒井美紀)の担当をすることになり、さっそく接見に行く。被害者の東郷宏康(久保龍一)は5年前に自動車事故を起こしており、陽子の娘はその犠牲者の1人だった。陽子は動機も明確なうえ、事件の3日前に東郷と口論している場面を目撃されている。凶器とみられるナイフからも指紋が検出され、言い逃れのできない状況。しかも犯行時刻のアリバイもない。それでも陽子は容疑を全面的に否認し、「決して嘘はつかない」と明日香に約束をする。
接見を終えた明日香は、事件が5年前の交通事故と関係があるかどうかを確かめるため、同じ事故で息子を亡くした笹井玲子(東風万智子)の元へ。デザイン事務所を経営している玲子は、陽子とは5年前に数回会ったものの最近は会っておらず、今回の殺人事件の犯行時刻頃はタクシーで実家の新潟へ移動中だったという。東京から新潟へタクシーで向かった点に疑問を抱いた明日香は、タクシーの運転手からも話を聞くことに。車載カメラの映像を見せてもらうと、確かに赤い帽子をかぶった玲子が映っていた。しかし明日香は、その映像の中で不自然な点に気がつく。一方、その日の夕方、五十嵐は法務を担当する大手流通企業の会長秘書・望月優介(片岡信和)から、中傷の手紙が送られてきたと相談を受ける。明日香はその会話を何気なく耳にしていたが…。
玲子について調べるため、明日香は新潟へ。一緒に同級生の結婚式に出席した友人によると、玲子は欠席予定だった結婚式に突然出席すると言いだし、二次会の幹事にも立候補。また、「仕事は優秀なアシスタントのお陰で順調」と語っていたという。玲子の行動に不信感を抱く明日香は、5年前の事故をさらに調査すべく、事故当時、東郷と一緒に車に乗っていた男性2人に会いに行く。ところがそのうちの一人、花村稔(野沢大悟)の自宅に到着すると、音信不通な上に彼の車のそばに血痕があったとのことで、土屋賢治(近江谷太朗)ら刑事が集まっていた。そんな中、ふと野次馬に視線を移した明日香の目に飛び込んで来たのは、赤い帽子をかぶった女性の姿だった。
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ある高校の同窓会で、参加していたフリーライター・西田伸介(森岡 豊)が突然倒れ死亡する事件が発生。腎臓病の西田の体内から腎臓病患者には禁忌のリウマチ用薬剤が検出されたため、警察は他殺と断定する。24年の交番勤務から復帰した刑事・桃山美以子(渡辺えり)は、本庁から異動してきたキャリア組の櫻井啓子(キムラ緑子)と共に聞き込みを開始。ほどなくして、西田の主治医で同窓会参加者の医師・斎藤悟志(西村和彦)が容疑者として浮上する。西田の遺品の携帯電話から、斎藤を脅して金を要求するメールが見つかったのだ。斎藤は任意同行に応じるが、聴取では完全黙秘。美以子は聞き込みや聴取の様子から、斎藤以外に真犯人がいるのではないかと推測する。啓子もまた、証拠や動機があまりに揃いすぎていることから、斎藤への容疑に疑問を抱く。
そんな中、別件で逮捕された町金融の社長の供述で、西田が同級生のそば店店主・鹿間詠太(斉藤陽一郎)と一緒に会社を立ち上げるため、半年前に金を借りていたことが発覚。しかし西田が殺された直後、鹿間は美以子らに「ここ数年、西田とは連絡を取っていない」と話していた。美以子と啓子は、彼が警察には話せない何かを隠していると確信し、店へと急ぐ。ところが2人が到着すると、そこには鹿間の遺体が…。遺品のパソコンから、斎藤から金を脅し取る計画を記したメールが見つかったため、斎藤への容疑はさらに強まる。
それでも美以子は“交番勤務の勘”で、斎藤は犯人ではないと推測。西田が殺された翌日に、同窓会を欠席した牧村まど香(三浦理恵子)が警察署の前でたたずんでいたことも気になっていた。啓子も、美以子の頑固さや勘に頼る考え方を否定しつつ、斎藤犯人説には依然として疑念を抱いていた。西田が斎藤に要求した金額は100万円だったが町金融からは3,000万円借りていたことや、ライターなのに西田の遺品にパソコンがないことなどがひっかかっていたのだ。
齋藤の黙秘の裏に隠された“秘密”が、事件解決の鍵になると信じる美以子…同窓会連続殺人事件の驚くべき真相とは!?
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職場でも家庭でも面倒事に巻き込まれないよう生きてきた“ことなかれ主義”の捜査一課五係主任刑事・宮下文也(小泉孝太郎)。一匹狼の上司・藤浦静香(泉ピン子)が定年を迎えたため、気が進まないながらも送別会に顔を出す。宮下以外のメンバーは管理官の蓮見大吾(木下ほうか)を囲んで盛り上がるが、当の蓮見は電話で呼び出されたのか途中で退席してしまう。
数日後、ある団地で女性の絞殺体が
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職場でも家庭でも面倒事に巻き込まれないよう生きてきた“ことなかれ主義”の捜査一課五係主任刑事・宮下文也(小泉孝太郎)。一匹狼の上司・藤浦静香(泉ピン子)が定年を迎えたため、気が進まないながらも送別会に顔を出す。宮下以外のメンバーは管理官の蓮見大吾(木下ほうか)を囲んで盛り上がるが、当の蓮見は電話で呼び出されたのか途中で退席してしまう。
数日後、ある団地で女性の絞殺体が発見される。死亡推定時刻は、偶然にも静香の送別会が行われていたのと同じ頃だった。被害者の大畑真智子(阿部朋子)は外出着姿で殺されており、帰宅した際、室内に身を潜めていた犯人に襲われたらしい。近頃、県警内で不祥事が続いているため名誉挽回に燃える管理官・坂江川義久(相島一之)の指示のもと、宮下らは捜査にあたる。
事件現場周辺での聞き込みに向かった宮下は、鑑識課の須崎貴史(水橋研二)と遭遇。絞殺事件と同じ日に、殺害現場の近隣の道路でひき逃げ事件があり、田畑忠幸(おかやまはじめ)という男性が死亡したことを聞く。そこへ、持ち去られていた大畑真智子のクレジットカードを使おうとした男がいるとの情報が入る。防犯カメラの映像を手掛かりに犯人の特定を急ぐ中、宮下は東深津署のベテラン刑事・下川正春(エド山口)から呼び出される。防犯カメラに映っていた人物が、7年前に殺人未遂で逮捕し取り調べた金谷次郎(伊東孝明)に酷似しているというのだ。しかも金谷はつい最近出所し、下川のところへ挨拶に来たという。
下川の情報をきっかけに捜査は大きく進展し、都内で金谷の身柄が拘束される。金谷の取り調べにあたった宮下だったが、金谷は終始余裕の表情を浮かべ殺人容疑を否認。しかも突然、宮下は捜査担当から外されてしまう。本部長の村瀬孝雄(中村橋之助)直々の命令と聞き、従わざるを得ない宮下。金谷次郎の容疑はクレジットカードの窃盗のみに絞り捜査をすることになったという。
突然、捜査方針が変更されたことを不審に思う武蔵新報の記者・羽村真琴(片瀬那奈)は、刑事を引退した静香のもとを訪ねる。
上層部の命令に納得がいかない宮下が再び事件現場の団地へ足を運ぶと、そこには静香の姿があった。静香は宮下に、金谷がひき逃げ事件の現場を目撃した可能性があると語る…。
そして徐々に、絞殺とひき逃げの二つの事件は、警察組織を揺るがすつながりを見せ始める!
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東京・東中野で心臓をひと突きされた男性の遺体が発見され、警視庁捜査一課の梨本克昭(大友康平)から連絡を受けた東京地検検事の沢木正夫(寺脇康文)は、現場に駆けつける。被害者は「東和カルチャーセンター」学長の辻川義和(大和田獏)。辺りの状況から顔見知りによる犯行が高まる中、沢木は偶然、中学時代の親友・瀬崎勝(中村橋之助)と再会する。しかも「東和カルチャーセンター」で歴史講師
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東京・東中野で心臓をひと突きされた男性の遺体が発見され、警視庁捜査一課の梨本克昭(大友康平)から連絡を受けた東京地検検事の沢木正夫(寺脇康文)は、現場に駆けつける。被害者は「東和カルチャーセンター」学長の辻川義和(大和田獏)。辺りの状況から顔見知りによる犯行が高まる中、沢木は偶然、中学時代の親友・瀬崎勝(中村橋之助)と再会する。しかも「東和カルチャーセンター」で歴史講師をしていると聞き、沢木は驚く。
調べによると、辻川はかなりのやり手だったが高圧的な物言いゆえ敵も多く、一カ月程前に催されたホームパーティーでは、辻川の顔写真にナイフが突き刺さったケーキが送り付けられていた。また女性関係も派手で、最近はフラワーデザイン講師の藤木玲奈(高橋かおり)と深い仲となっていた。殺害直前は、現場近くの喫茶店にひとりで現れたという辻川。しかも店主・丘野(ビートきよし)によれば、店に辻川宛ての電話があり、その後、白いマスクの男が現れ一緒に出て行ったという。
そんな中、捜査本部に“辻川の妻・嘉穂(国生さゆり)に男がいる”というタレコミ電話が入る。梨本の調べで、相手は心療内科医の片桐芳彦(二階堂智)であるとわかり、さらにマスクの男の容姿と一致することから容疑者として浮上する。片桐いわく、辻川のDVに関する相談を受けているうちに、付き合うようになったという。しかし誰がタレコミをしたのか?一体何のために…?
沢木と事務官の国松敏夫(嶋田久作)は、辻川の通夜に出向くが、参列者は閑散としていた。そこへ玲奈を連れた瀬崎が現れ、玲奈との結婚を真剣に考えていると宣言する。実は辻川に「玲奈から手を引け」と脅されていたという瀬崎。事件当夜には辻川から呼び出されていたが、玲奈と会うため約束をすっぽかしていた。玲奈も確かに瀬崎とホテルにいたと証言するが、瀬崎は20分ほど席から離れていたという。
瀬崎、玲奈、辻川…この3人の三角関係のもつれが事件と関係しているのか?そんな思いがよぎる中、捜査線上に意外な人物が浮かぶ。そしてそこには、思いもよらない過去の闇が隠されていた…!
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加賀藩・前田家の末裔で石川県警捜査一課の前田勝利(三宅裕司)は、検挙率ナンバーワンを誇り“金沢のコロンボ”と呼ばれている。しかし、未だ独身で母・光江(野際陽子)と二人暮らし中だ。
ある日、勝利は結婚披露宴に出席。そこで知り合った須藤直美(とよた真帆)とバーへ行くことに。いつもの観察眼で直美が金アレルギーであること、娘がいること、さらに結婚相談所で働いていることを見抜く
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加賀藩・前田家の末裔で石川県警捜査一課の前田勝利(三宅裕司)は、検挙率ナンバーワンを誇り“金沢のコロンボ”と呼ばれている。しかし、未だ独身で母・光江(野際陽子)と二人暮らし中だ。
ある日、勝利は結婚披露宴に出席。そこで知り合った須藤直美(とよた真帆)とバーへ行くことに。いつもの観察眼で直美が金アレルギーであること、娘がいること、さらに結婚相談所で働いていることを見抜く勝利。直美を自宅まで送り、娘の里奈(宮地真緒)も紹介され、勝利は新たな出会いに心を弾ませる。
翌日、勝利は警視庁と石川県警の合同特別捜査本部で、久しぶりに警視の上野雅(浅野ゆう子)と再会する。雅は警察庁から警視庁捜査一課に出向中で、警部補の早見大吾(長田成哉)と共に事件の捜査で金沢に来たという。一週間前、東京で結婚式直前に花嫁・鍵山いずみ(斎藤ナツ子)が刺殺され、遺体にはドレスに不似合いな加賀繍(かがぬい)の髪飾りが置いてあった。加賀繍の髪飾りの線から捜査をするため、雅たちは金沢にやって来たのだ。
早速、加賀繍の職人をあたるが、その最中、勝利に殺人事件の一報が入る。金沢のホテルで、花嫁が刺殺されたというのだ。現場に駆けつけた勝利は、被害者が前日に出席した披露宴の花嫁・佐久間星香(友咲まどか)であることに気づく。しかも遺体には東京の事件と同じ加賀繍の髪飾りが…。関係者に話を聞くと、星香にしつこく言い寄っていた清水竜太(出合正幸)という男が浮かび上がる。清水は星香の高校時代の先輩で、清水が東京の会社に就職するまで付き合っていたという。さらに清水は2年前に金沢に戻っていた。勝利、雅は清水に話を聞くが犯行は否認する。
東京と金沢の事件は、刺創の形状が一致し、同じ柄の加賀繍の髪飾りが残されていたことから、同一犯による連続殺人事件の可能性が高まる。そして清水は東京にいた頃、鍵山いずみと同じ会社に勤めていたという情報も入る。
勝利と雅は星香の周辺を洗い出すため、直美が経営する結婚相談所へ向かう。星香はここで結婚相手を見つけたが、直美の話ではストーカーに悩んでいたという。一方、いずみもかつて芸妓の修行で金沢に住んでいた時期があることが判明。さらにいずみも金沢でストーカーに悩んでいたとの情報を得る。いずみが金沢にいた時期と、金沢に戻った清水とは1年間重なる期間があることも分かる。
清水への疑いが強まるなか、いずみも直美の
小樽の大企業・柏木グループ傘下のガラス工芸社社長・水野真利江(多岐川華子)が、店で刺殺体となって発見された。現場は割れたガラスの欠片があたかも死体を飾るように置かれ、謎めいていた。捜査を開始した北海道警の五条聖子(若村麻由美)、片桐指導官(益岡徹)、八田公平(川野直輝)らは、柏木グループ社長の柏木修一(川口力哉)、会長の柏木源三(大和田伸也)、事件当日に真利江と会ってい
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小樽の大企業・柏木グループ傘下のガラス工芸社社長・水野真利江(多岐川華子)が、店で刺殺体となって発見された。現場は割れたガラスの欠片があたかも死体を飾るように置かれ、謎めいていた。捜査を開始した北海道警の五条聖子(若村麻由美)、片桐指導官(益岡徹)、八田公平(川野直輝)らは、柏木グループ社長の柏木修一(川口力哉)、会長の柏木源三(大和田伸也)、事件当日に真利江と会っていた社長夫人の柏木れい(中山エミリ)から話を聞く。土産物関連の店舗担当だった真利江を、2年前ガラス工芸社の社長に抜擢したのは修一で、二人の仲を疑う声もあったが、修一は否定する。するとそこへ、札幌の不動産会社社長・三上健一(片岡鶴太郎)が修一と源三に挨拶したいと現れるが、修一らは柏木グループの株を買いあさるなど妙な動きをしている三上を良く思わず冷淡な態度。それにも動じない三上を見て、聖子は以前、三上と出会っていたことを思い出す。
真利江の携帯電話の着信履歴から、最後に連絡を取ったのは柏木グループの後ろ盾で当選した市議会議員の羽生田徹(四方堂亘)と判明。小樽署の刑事・高見沢丈太郎(山崎銀之丞)らが事情をきくと事件当時のアリバイを主張するも、その口ぶりはどこかぎこちない。同じ日の夜、聖子は恋人の芳村大地(石黒賢)と共に、れいの実家である老舗旅館・野本屋へ。旅館は2年前に食中毒で客が死亡する事件を起こし、破たん寸前まで追い込まれていた。しかもれいの父親は、多額の借金などに苦しみ猟銃自殺。母親も後を追うように病気で亡くなっていた。そんな窮地の野本屋を買い取って救ったのが、柏木グループだった。
そんな中、真利江の店の従業員・瀬戸卓也(青柳尊哉)が真利江へストーカー行為をしていたがことがわかる。真利江の死亡推定時間内も店の近辺をうろついていた瀬戸は、犯行は否定するも、なんと店の近くから慌てて走り去る三上の写真を撮っていた。買収をめぐるトラブルを疑い、聖子と八田は三上のもとを訪れるが、夜9時半だったにも関わらず“観光をしていた”の一点張り。
翌日、修一が森の中で遺体となって発見される。銃口を腹に当て、まるで自殺のような状況だったが、鑑識の結果、他殺と断定。しかも修一の携帯電話には、羽生田から送られてきた「あなたの脅しには屈しない」というメールが残されていて…!
鉄道警察隊東京駅分駐所の巡査部長・清村公三郎(小林稔侍)は、ある日の休日、いすみ鉄道で千葉県・大多喜町に向かっていた。 そこで美しい運転士・坂上莉緒(藤谷美紀)に目を奪われる。いすみ鉄道には、一般の社会人でも運転士の訓練を受けられる自社養成乗務員制度があり、莉緒はその訓練生。かつて運転士を夢見た清村の興味津々な様子を見た莉緒は、清村を食事に誘う。莉緒の恋人・井上治(河相我聞)も加わった3人での夕食を終え、宿に向かう清村の耳に男の悲鳴が飛び込んでくる。駆けつけると日本刀が深々と刺さった酒造会社社長・坂上幸一(おかやまはじめ)の遺体を発見。鬼の姿も目撃し追いかけるが、姿は林の闇に紛れてしまう。
翌朝、再び現場に向かった清村は、大多喜署の刑事・寺島義彦(林泰文)から、この地に住んでいた伝説の刀匠・村正の話を聞く。村正の刀は徳川家と数奇な因縁があり“妖刀”と呼ばれるようになった。しかも村正は死後も鬼となって刀を打ったという。その鬼を鎮めるべく作られた祠を、幸一は酒蔵を作るため1年前に壊した。そして幸一に刺さっていた刀が妖刀…。まさか村正が蘇ったのではと考える寺島の横で、伝説を利用した何者かの犯行と推理する清村。その冷静ぶりに、寺島から協力して欲しいと懇願された清村は休暇を延長する。早速、幸一の妻・佳恵(秋本奈緒美)、弟・健二(羽場裕一)、顧問弁護士・田中紀明(相島一之)に話を聞くが、皆心当たりがないという。
一方、幸一の妹が莉緒であることがわかり清村は動揺する。
ある日、清村たちは観光センターの今泉恵子(寺田千穂)に呼び止められ新たな情報を得る。1カ月前、幸一と健二が金絡みで揉めているのを目撃したというのだ。東京に戻った清村は、寺島と共に健二のオフィスへ。経営が厳しく借金を頼み断られたのは事実だが、事件当夜は仕事をしていたという。しかし隣の部屋に日本刀が…。更に清村は、東京にいた佳恵にも会いに行き、彼女の腕に傷を見つける。幸一の暴力によるものだった。また、田中は、莉緒が幸一と揉めていたことを明かす。ひとり母親が違う莉緒は、亡くなった母を父と同じ墓に入れて欲しいとお願いするも受け入れてもらえず、屈辱的な暴言も吐いた幸一らを恨んでいた。
金で揉めていた健二、DVを受けていた佳恵、母親のことでいざこざがあった莉緒…幸一に恨みを持つ3人が容疑者として浮上するが、いずれも決め手に欠け
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及川恭子(石田ひかり)は、会社員の夫・茂則(宅間孝行)と二人の子供と暮らす主婦。スーパーでパートをしながら平凡だが幸せな生活を送っている。ある夜、夫の勤務先・シンテクト本城支社で火災が発生し、宿直中の夫がヤケドを負ったと連絡が入る。病院で夫に会った恭子は、ヤケドが軽傷であったことに胸をなでおろす。
火災の第一発見者である茂則が、不審者を目撃したと証言したこともあり、警
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及川恭子(石田ひかり)は、会社員の夫・茂則(宅間孝行)と二人の子供と暮らす主婦。スーパーでパートをしながら平凡だが幸せな生活を送っている。ある夜、夫の勤務先・シンテクト本城支社で火災が発生し、宿直中の夫がヤケドを負ったと連絡が入る。病院で夫に会った恭子は、ヤケドが軽傷であったことに胸をなでおろす。
火災の第一発見者である茂則が、不審者を目撃したと証言したこともあり、警察は放火事件として捜査を開始。本城署刑事課課長・工藤和正(矢島健一)は、以前、シンテクトはある政治団体とトラブルがあったことから、報復行為の可能性も含め捜査にあたるよう指示する。
本城署刑事の九野薫(中村獅童)と井上貴司(田中幸太朗)は、シンテクト本城支社で話を聞く。すると事件の夜の宿直は当初、別の社員の当番だったが経理責任者の茂則が、次の日に会計監査があるという理由で交代したのだという。九野らは茂則本人から事情を聞くため入院中の病院へ向かう。経理面で問題があったのかと聞くが茂則は否定する。
そんな中、恭子は茂則から車で見舞いに来るよう言われていた。茂則は会社に顔を出すため、車を病院に置いて行って欲しいと言う。
九野たちはその後の聞き込みで、シンテクト本城支社に伝票操作の疑いがあること、茂則が最近、新築一戸建てや新車を購入し、さらにギャンブルにも多額の金を費やしていることなどを掴む。
茂則への疑念が深まる中、九野は7年前に事故で亡くした妻の記憶に眠れぬ日々を送っていた…。深夜、再び連続不審火が発生したとの一報が入り現場に急行する九野。ペットボトルに入れた灯油で火をつけるという手口が、最初の事件と同じことから警察は同一犯による犯行と見る。現場であることに気づいた九野は茂則の病院へ向かう。すると駐車場でまだ熱を持っている車を発見。車の所有者は茂則だった。
翌日、九野らは恭子から話を聞くため、及川家へ。前夜の茂則の行動や、車の購入資金について尋ねる。毅然とした態度で受け答えをする恭子だったが、心の中では夫が警察から疑われていることに動揺していた。九野らが去った後、慌てて書斎に向かい茂則の給与明細を確認する恭子だったが…。
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「あやめ質店」店主の藤元が刺殺された。現場から前日質入れされた有名ブランド・ボットーネの贋バッグが消えていた。そのバッグを質入れした杉山菊子は、ネットオークションで手に入れたという。出品者は八橋将という男。八橋はバイト先からバッグを盗んで出品したらしい。しかし八橋は半月前から行方不明だった。贋物のバッグを狙う人物は誰か? その目的は?
“ブランド刑事”こと桐原真実が、ブランドに執着する人間たちの心の闇に迫る。
「あやめ質店」店主の藤元が刺殺された。現場から前日質入れされた有名ブランド・ボットーネの贋バッグが消えていた。そのバッグを質入れした杉山菊子は、ネットオークションで手に入れたという。出品者は八橋将という男。八橋はバイト先からバッグを盗んで出品したらしい。しかし八橋は半月前から行方不明だった。贋物のバッグを狙う人物は誰か? その目的は?
“ブランド刑事”こと桐原真実が、ブランドに執着する人間たちの心の闇に迫る。
元警視庁捜査一課の刑事・江波敦史(寺島進)が、左遷で奥多摩・水根の駐在所勤務となって早2年。地元の人々から“駐在さん”と呼ばれ、江波は充実した日々を過ごしていた。
ある日、江波に地元の有力者で国会議員でもある神木省一郎の孫・日名子(西澤愛菜)が行方不明になったと連絡が入る。ほどなくして日名子は発見され、母親の神木春美(大路恵美)、父親の神木省吾(山田純大)、神木高志(
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元警視庁捜査一課の刑事・江波敦史(寺島進)が、左遷で奥多摩・水根の駐在所勤務となって早2年。地元の人々から“駐在さん”と呼ばれ、江波は充実した日々を過ごしていた。
ある日、江波に地元の有力者で国会議員でもある神木省一郎の孫・日名子(西澤愛菜)が行方不明になったと連絡が入る。ほどなくして日名子は発見され、母親の神木春美(大路恵美)、父親の神木省吾(山田純大)、神木高志(遠藤要)らは安堵する。省吾は省一郎の跡を継ぎ、次の選挙に出るため財務省を辞め今年から水根に戻ってきたのだという。高志は省吾と幼なじみだったが神木家の養子に入り、神木林業の副社長を務めている。
そんな中、今度は奥多摩湖畔で変死体が発見され、江波は現場へ急行する。現場には警視庁捜査一課の面々もやって来る。事件の担当として現れた管理官はまたも江波の天敵、加倉井国広(北村有起哉)だった。
その後、江波は森で迷った日名子を助けた三上秋彦(不破万作)へお礼を言いに出向く。そこで、江波は師匠と慕う元刑事の岩城修一(中原丈雄)と偶然、再会する。刑事を退職後、最近になって水根に移り住んだという岩城と昔を懐かしむように酒を酌み交わす江波…。
翌日、湖畔の変死体は強盗致傷罪で服役し、一カ月前に出所したばかりの矢板英樹(國本鍾建)と判明。頭部を殴打されての死亡と見られた。所持品はなくポケットにはゲンジボタルの死骸が入っていた。さらに捜査一課の刑事・南村陽平(中尾明慶)は、数日前、省吾が矢板の車にぶつかり口論していたという事実を突き止める。江波と南村で神木家へ話を聞きに行くと、省吾は口論ではなく示談の話をしていたと言い、矢板が殺された件とは無関係だと主張する。
江波は旅館の女将・池原美也子(市毛良枝)の話で、昔は奥多摩の山林はほとんど神木家のものだったことを知る。二代にわたり国会議員を務めていて省吾が当選すれば三代目だが、実は省吾は過去に事件を起こしていたという。
それは15年前、大学生だった省吾、高志らがキャンプをした夜、省吾の恋人だった三上小百合(松長ゆり子)が行方不明になり、翌朝、河原で遺体となって発見されたという事件だった。当時の捜査では崖からの転落事故とされていた。捜査資料を見た江波は転落事故の現場へ。するとそこにはある人物の姿があった…。
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一人娘と暮らす花村絢乃(麻生祐未)は、絢乃の亡父の遺言を受けた検事正・岡田幸喜(高橋英樹)の特命により検事に。今は東京地検刑事第一部の検事として働いている。
松田電機産業の社員・原口昭信(聡太郎)が遺体で発見される。粉飾決済の内部告発を受けた特捜部の有沢達郎(原田龍二)は、原口から松田電機産業の裏帳簿のデータを受け取ることになっていたが、その直前に原口は何者かに殺され
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一人娘と暮らす花村絢乃(麻生祐未)は、絢乃の亡父の遺言を受けた検事正・岡田幸喜(高橋英樹)の特命により検事に。今は東京地検刑事第一部の検事として働いている。
松田電機産業の社員・原口昭信(聡太郎)が遺体で発見される。粉飾決済の内部告発を受けた特捜部の有沢達郎(原田龍二)は、原口から松田電機産業の裏帳簿のデータを受け取ることになっていたが、その直前に原口は何者かに殺されてしまった。
その頃、絢乃は痴漢で現行犯逮捕された大学生・山村邦夫(馬場良馬)の取り調べを行っていた。しかし山村は過去のケガで手が自由に動かせないことを理由に、触ってないと否認。処分を決めらない絢乃のところへ、絢乃と大学の同期で現在21連勝中のやり手弁護士・成宮信子(石野真子)が現れ、「被害者の女子高生・安川みなみ(吉倉あおい)は、裏でいろいろやっているから気を付けたほうがいい」と助言する。
検事の渡部守(敦士)と絢乃はみなみの自宅を訪ね、痴漢にあった状況を確認すると、みなみは「本当に触られた」と涙ぐんでしまう。さらに、帰宅した父親で経済産業省の局長・安川春樹(永島敏行)は、自宅まで押しかけたことを東京地検に抗議すると言い放つ。
有沢は裏帳簿を押さえるため家宅捜査を決行、松田電機産業に向かうが、入り口は警察によって規制線が張られていた。何者かが侵入し、金庫から現金と帳簿類を盗んだうえ、経理課のパソコンにドリルで穴をあけてハードディスクを破壊したらしい。なぜか不敵な笑みを浮かべる社長の松田貞行(ベンガル)。タイミングの良すぎる明らかな隠ぺい工作に、有沢は特捜部内に情報をリークしている人間がいるのでは…と疑うが、部長の鬼頭英二(今井朋彦)は、身内を疑うことに激怒。有沢を担当から外してしまう。
絢乃もまた、安川の抗議によって担当から外されてしまうが、みなみが嘘をついているとはどうしても思えない。有沢の「信子の言葉に惑わされているのでは?」との助言を受け、みなみと二人きりで会ってみようと動き出す…。
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警視庁捜査一課の刑事として活躍していた水戸部裕(松重豊)は、ある事件で指揮系統を乱したことを理由に所轄署へ異動。デスクワークをこなす日々を送っていた。ある日、水戸部は警視庁捜査一課長の山岸亘(宅麻伸)に呼び出される。捜査一課で性犯罪を担当し厳しい取調べゆえ“鉄の女”と呼ばれる朝香千津子(山本未來)と組んで、極秘で捜査して欲しい事件があるという。それは20年前、カフェ店員
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警視庁捜査一課の刑事として活躍していた水戸部裕(松重豊)は、ある事件で指揮系統を乱したことを理由に所轄署へ異動。デスクワークをこなす日々を送っていた。ある日、水戸部は警視庁捜査一課長の山岸亘(宅麻伸)に呼び出される。捜査一課で性犯罪を担当し厳しい取調べゆえ“鉄の女”と呼ばれる朝香千津子(山本未來)と組んで、極秘で捜査して欲しい事件があるという。それは20年前、カフェ店員をしていた中牧みちる(小野しおり)が代官山の自宅アパートで扼殺された未解決事件(コールドケース)だった。当時、現場に残された3種類のDNAから、少なくとも3人の男性がアパートに出入りしていたことが判明し、容疑者として恋人で駆け出しのカメラマン・風見陽平(水間ロン)が浮上。しかし、逮捕寸前、風見は多摩川で水死体となって発見され、体内からは大量のアルコールが検出された。風見は自殺と断定され、被疑者死亡で捜査は終わっていた。
ところが三日前、横浜で発生した看護師・炭谷真紀(伊藤しほ乃)殺害事件の現場で採取されたDNAが、代官山の事件のDNAの1つと一致したという。もし横浜の殺人と20年前の代官山の事件が同一犯の犯行で、風見が犯人ではないとしたら、大スキャンダルになる…。山岸は神奈川県警より先に、しかも秘密裡に真相を究明したいと考えていた。
神奈川県警の捜査本部の指揮をとるのは刑事部長・森末哲平(益岡徹)。それを聞いた水戸部は顔をこわばらせる。かつて、人質たてこもり事件で森末の指示により水戸部らが突入した結果、水戸部の同僚が銃で撃たれ殉職していたのだ。
200人にのぼる神奈川県警の捜査本部も2つの事件を調べ始める中、水戸部と朝香は、みちるのアパートを管理していた不動産会社・倉橋エステート社長の倉橋篤志(阿南健治)から話を聞くことに。みちるの遺体の第一発見者は倉橋エステートの社員・三ツ谷優(稲荷卓央)だったのだ。三ツ谷は事件直後に独立したが会社は潰れ、現在は消息不明だと倉橋は語る。二人はみちるが働いていた代官山のカフェで、オーナーの篠原大輔(渋川清彦)、常連客の木島俊夫(加藤久雅)からも話を聞き、少しだけ人間関係が見えて来る。
そんな中、20年前に代官山の事件を担当していたという警視庁庶務係の時田悟(モト冬樹)が現れる。そして、水戸部に当時集めた情報が書いてあるというノートを差し出す。さらに風見の部屋の押収品を
スクラップ工場の焼却炉で焼け焦げた他殺体が発見された。被害者は帝光大学医学部教授の阿武隈修(モロ師岡)と断定される。藤江康央(伊原剛志)、 倉田剛士(手塚とおる)ら警視庁捜査一課犯罪科学分析室のメンバーは教授の自宅を捜索。浴室から血液反応が出る。そこに公安部長の灘波孝二(宇梶剛士)が現れ、証拠品はすべて公安が押収すると言い放った。
その日の朝、男性が突然路上で倒れ死亡していた。検死の結果、毒性の強い新型ウィルスが検出される。これが教授の開発したウィルスと一致した、と公安は言うのだ。次々と証拠品を持ち出す公安になすすべもなく、藤江らは撤収する。
藤江らは独自捜査を続行するが、間を置かず同じウィルスによる二人目の被害者が出てしまう。警視庁は無差別連続殺人合同捜査本部を設置。そこへ犯人から直接電話が入った。
犯人の要求は2010年に起きた巨額詐欺「ヘブンゲート事件」の再捜査だった。事件の不正取引データは何者かに盗み取られ、被疑者死亡のまま所在が分からなくなっていた。午後4時までにそのデータを用意しなければまた犠牲者が出るという。猶予は5時間だ。
公安の灘波が都内の厳戒態勢を指示していると、藤江が犯罪科学分析室のメンバーらを連れて登場。感染症対策の権威、日本法医学研究所所長の克実東子(藤田朋子)の姿もあった。彼女の捜査協力を得た藤江は、二つの殺人事件から犯人の行動を鮮やかに割り出してみせる。被害者は二人とも、うさぎの着ぐるみ姿の人物と接触した30分後に死亡していたのだ。大石浩平(皆川猿時)が着ぐるみの画像をインターネットで拡散すると、目撃情報が続々と寄せられる。捜査は一気に動く。
犯行時刻まで30分に迫った土壇場で、犯人確保の一報が。しかし同様の報告が相次いで入ってくる。捜査を攪乱するため、犯人は複数のアルバイトを雇っていたのだ。着ぐるみの人物の一人が突然逃げ出す。倉田らが追いかけ身柄を確保してみると、衝撃の正体を目にする。
さらに、大量殺人の犯行が予告され…。史上最大の犯罪を食い止めるべく、科学の力で立ち向かう!
重犯罪を担う警視庁捜査一課・特殊犯罪捜査係SITのバイクチーム…通称・トカゲ班。宮益坂署生活安全課少年係の井守響子(黒谷友香)を始め、第二機動捜査隊の矢島健太(渡部豪太)、交通機動隊の郷田修平(大地康雄)などが名を連ねる。ひとたび事件が起きればトカゲ班として招集され、極秘の追尾偵察任務にあたる。任務中は警官の身分を明かすことも許されない。トカゲの如く目立たず迅速に行動し
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重犯罪を担う警視庁捜査一課・特殊犯罪捜査係SITのバイクチーム…通称・トカゲ班。宮益坂署生活安全課少年係の井守響子(黒谷友香)を始め、第二機動捜査隊の矢島健太(渡部豪太)、交通機動隊の郷田修平(大地康雄)などが名を連ねる。ひとたび事件が起きればトカゲ班として招集され、極秘の追尾偵察任務にあたる。任務中は警官の身分を明かすことも許されない。トカゲの如く目立たず迅速に行動し、事件を解決に導く。まさに警視庁の隠密部隊である。
ある日、現金輸送車が強奪される事件が発生。警備員も連れ去られる。急行したバイク班はある倉庫エリアで不審者を発見し、そのまま追跡を開始。ナンバーから所有者が正木隆春(東根作寿英)だと聞いた郷田は、1年前に依願退職した後輩の元白バイ隊員だと言い出す。倉庫に戻った響子は、現金輸送車と白バイ、人質の警備員を発見するが、車の陰で前科三犯の工藤芳樹(檜尾健太)が血を流し絶命していた。また不思議なことに強奪された7,300万円のうち5千万円のみが無くなっていた。一方、郷田と矢島は追跡していた不審者を見失ってしまうが、正木のアパートからは犯人と思しき証拠が発見され、事件の主犯だと目される。
正木は退職後に妻・冬野梢(白石美帆)と離婚していたが、家族思いの様子をよく知る郷田には信じ難い。しかもなぜ5千万円だけ奪ったのか、謎は残されたまま…。しかし警視庁は現金輸送車襲撃事件の主犯、さらに工藤殺しの容疑者として正木の名前と顔を公表する。
さらにその日の深夜、第二の殺人が発生する。被害者は下町にあるケミカル工場の社長・井岡勝(掛田誠)。工場からは薬品が盗まれていたが、駆けつけた強行班係で響子の恋人・津吹新太郎(永井大)は、それらが爆弾の材料だということに気づく。また調べを進めると、1カ月前、トラブルで工場を辞めた立花守(斉藤祥太)が、梢が勤める宅配弁当センターで働いていることがわかる。
そんな中、梢に近づいた響子は、一人娘・絵葉(齋藤志帆)が1年前に大きな心臓の手術をしていることを知る。「幸せはふたついっぺんに追えない」…そんな梢の言葉を聞いた響子は、離婚の裏にはなにか特別な事情があったのではと思い始める。
古賀あかり(片平なぎさ)、ひかり(釈由美子)は姉妹で司法書士の事務所を営んでいる。弁護士の江木勇三(吉田鋼太郎)を夫にもつあかりは几帳面、潔癖症、人見知りで曲がったモノが許せない性格。一方、ひかりはテレビ出演するほどのビジュアルの持ち主で、明るく社交的だが大雑把。まさに対局な二人だ。
ある日、ひかりに舞い込んだ仕事で、依頼人がいる会津へ二人で向かう。建設会社の会長・町
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古賀あかり(片平なぎさ)、ひかり(釈由美子)は姉妹で司法書士の事務所を営んでいる。弁護士の江木勇三(吉田鋼太郎)を夫にもつあかりは几帳面、潔癖症、人見知りで曲がったモノが許せない性格。一方、ひかりはテレビ出演するほどのビジュアルの持ち主で、明るく社交的だが大雑把。まさに対局な二人だ。
ある日、ひかりに舞い込んだ仕事で、依頼人がいる会津へ二人で向かう。建設会社の会長・町田辰哉(梅沢富美男)から遺言書を作って欲しいという依頼だった。公正証書遺言書を勧めるあかりの意見を抑え、ひかりは辰哉が希望する自筆の遺言書を作るということで話を進める。
打ち合わせを終え、会社を後にしようとしたその時、辰哉の長女・成美(馬渕英俚可)と次女・千草(さとう珠緒)が現れ、遺言内容を教えろと言い出す。半年前に辰哉が再婚した嘉奈子(高岡早紀)は財産目当てだという二人は、彼女にすべてを継がせる考えなのではと思っていた。守秘義務だと申し出を突っぱねるが、実際は、辰哉は遺産を平等に三等分することを望んでいた…。
ところが翌日、辰哉が会長室で遺体となって発見される。何者かに注射で高濃度のモルヒネを打たれ死に至ったらしい。刑事に連れられ現場に着いた二人は、前日作成した遺言書を探すが、どこにも見当たらない。金目のものもなくなっていたことから、近藤勇夫(梅垣義明)ら刑事は、遺言書も偶然持ち去られたとするが、二人は相続トラブルを疑っていた。
捜査が進むにつれ、二人の容疑者が浮上する。一人は6年前に地上げで工場を潰され、「町田を殺す」と触れ回っていた奈良泰史。もう一人はリストラを恨み、ネットに殺害予告を書き込んでいた元社員の石川拓巳(植木祥平)。一方、遺言書の在り処をつきとめるため、町田家を訪ねたあかりとひかりは、書斎を調べるがやはり見当たらない。さらに調べようとすると、嘉奈子に対し“前の旦那を殺した”とののしる千草の声が聞こえてくる。嘉奈子は必死に否定するが…。
結局、遺言書を見つけられずじまいのあかりとひかりは、千草の発言が気になり嘉奈子の前夫の事件を調べてみることに。そんな中、参列した辰哉の葬儀に、辰哉を“お父さん”と呼ぶ女性が出現。彼女によって、町田家の意外な事実が明らかとなる。
20億の遺産をめぐり巻き起こった骨肉の争いは第2、第3の殺人を生み、やがて驚きの真実へと辿り着く。
片平なぎさ×釈由美子が“見る
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妻の三回忌を終えた弁護士・藪原勇之進(長塚京三)は、仕事を辞め、妻の故郷である京都で暮らし始めた。しかしそこへ、少し前まで一緒に弁護士事務所を開いていた朝吹里矢子(黒谷友香)から連絡が。不動産会社社長・黒川充治(島崎義久)殺害容疑で逮捕された男が、藪原の弁護を希望しているのだという。男の名前は、潮一志(長江健次)。その名前を聞いた藪原は、がく然とする。潮は、17年前にも
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妻の三回忌を終えた弁護士・藪原勇之進(長塚京三)は、仕事を辞め、妻の故郷である京都で暮らし始めた。しかしそこへ、少し前まで一緒に弁護士事務所を開いていた朝吹里矢子(黒谷友香)から連絡が。不動産会社社長・黒川充治(島崎義久)殺害容疑で逮捕された男が、藪原の弁護を希望しているのだという。男の名前は、潮一志(長江健次)。その名前を聞いた藪原は、がく然とする。潮は、17年前にも殺人容疑で捕まって起訴され、藪原が弁護を担当したのだ。そして確たる物的証拠がない等の理由から無罪に。しかし当時、藪原も、一緒に弁護を担当した里矢子の亡き父・朝吹慎之介(御宿このむ)も、潮の目や落ち着きのなさから、心の奥底では有罪なのではと疑っていた。
潮が17年前に無罪となったのは、おでん屋台の店主・沢田陽司(納見俊三千)が、ネクタイで絞殺された後、水死に偽装された殺人事件。今回黒川がそれと酷似した手口で殺されていた。また黒川と面識があること、犯行時刻頃に遺体発見現場付近にいたことなどから潮が逮捕されたのだ。無罪を主張する潮と面会した藪原は、悩んだ末に弁護を引き受けることを決意。過去の一件を思いながらも、真実を見つけるべく里矢子と共に聞き込みに出掛ける。
藪原と里矢子は、潮が黒川から借金の返済を迫られていたことや、近隣住民との揉め事を抱えていたことなどを知る。そんな中、週刊誌の記者・田浦道則(篠塚勝)から藪原に連絡が。呼び出されてとある駅前へ行くと、沢田の娘・沢田瑤子(釈由美子)が17年前の真犯人の情報を求めてビラ配りをしていた。さらに田浦から、無罪判決後に瑤子の母親が自殺未遂をおこし、夫は1年前に病死。現在は認知症を患う母の介護をしながら息子を育てていると聞き、瑤子の壮絶な17年間に胸を痛める。瑤子からやはり潮が犯人ではと問われた藪原は、言葉を返すことができない。その後、警察は、黒川殺しについて直接的な証拠が見つからないため潮の不起訴処分を発表。そのニュースを目にした瑤子は、言葉を失う。しかも居所を調べて尾行した瑤子の目の前で、釈放の祝杯に酔った潮が17年前の出来事について語り出す…。 そこには、驚きの事実が…果たして17年前の事件の真相とは?
アメリカ国防情報局に3年間留学した犯罪心理分析のプロ・梶原圭子(片平なぎさ)は、警視庁に設置されたばかりの捜査支援課犯罪心理分析室に主任として着任する。圭子は着任早々、警視庁捜査一課の湯島恭太郎(内藤剛志)から協力を求められる。公園で身元不明の男性の刺殺体が発見され、身元を特定するため似顔絵を公開したところ、2人の女性が自分の婚約者だと名乗りをあげた。そこでどちらかが嘘
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アメリカ国防情報局に3年間留学した犯罪心理分析のプロ・梶原圭子(片平なぎさ)は、警視庁に設置されたばかりの捜査支援課犯罪心理分析室に主任として着任する。圭子は着任早々、警視庁捜査一課の湯島恭太郎(内藤剛志)から協力を求められる。公園で身元不明の男性の刺殺体が発見され、身元を特定するため似顔絵を公開したところ、2人の女性が自分の婚約者だと名乗りをあげた。そこでどちらかが嘘をついていないか見極めて欲しいというのだ。
名乗り出たのは、与党の大物議員・緒方新之助(佐々木勝彦)の娘・緒方涼子(友倉由美子)と、大手外食チェーンの社長の娘・中里忍(久保田磨希)だった。事情聴取時の映像を見た圭子は、2人の表情から、2人とも嘘はついていないと判断する。人間は嘘をつくと、必ずその表情に左右非対称、上下不整合といった不自然さが生まれるが、2人の表情にはそれが見られなかったのだ。
ところが、事情聴取の後、緒方涼子を偶然見かけた圭子は、涼子を迎えに来ていた新之助の秘書・滝山隆介(神尾佑)に、一瞬「憎しみ」の感情が浮かんだのを目撃してしまう。それは0.25秒以下というほんの一瞬だけ現れる「微表情」というものだった。気になった圭子は、そばにいた刑事の小山田(水橋研二)に、滝山を調べるよう頼む。 その後、被害者がジュエリーショップのオーナー堀口小百合(芳本美代子)の借りた部屋に住んでいたことが判明し、圭子と湯島は小百合を訪ねる。小百合は、殺害された男性は結婚詐欺師で、自分もお金を騙し取られていたとして、事件への関与を否定する。その時の小百合の表情や挙動から、小百合は嘘をついていないと圭子は判断する。だがそれと同時に、報道未発表である被害者の手の傷のことを、なぜか小百合がすでに知っていることにも気づく。しかし結局、小百合にはジュエリーデザイナーの常盤由紀子(吉田羊)と打ち合わせをしていたというアリバイがあることがわかり、捜査は振り出しに戻ってしまう。
ところがその直後、圭子はひょんなことから、被害者を知っているらしい女性・高島仁美(高橋由美子)と出会う。被害者のことなど知らないと嘘をつく仁美の態度を不審に思った圭子は、仁美の後を尾行。すると、なぜか緒方新之助の秘書の滝山も彼女を見張っているらしいことに気づく。そしてその直後、何者かによって仁美が歩道橋から突き落とされ…。
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元刑事の沢田耕作(小林稔侍)は10年前のある出来事により、今は駐在所警部として日々、奥軽井沢を守っている。飼い犬のピースは、事件が起き要請があると、耕作と共に出動する長野県警の嘱託警察犬だ。
ある日、耕作の妻・美紀子(中田喜子)が川辺を歩いていると、一緒にいたピースが急に走り出し、男性の刺殺体を発見する。駆けつけた耕作が規制線を張り立ち番をしているところへ、かつての後
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元刑事の沢田耕作(小林稔侍)は10年前のある出来事により、今は駐在所警部として日々、奥軽井沢を守っている。飼い犬のピースは、事件が起き要請があると、耕作と共に出動する長野県警の嘱託警察犬だ。
ある日、耕作の妻・美紀子(中田喜子)が川辺を歩いていると、一緒にいたピースが急に走り出し、男性の刺殺体を発見する。駆けつけた耕作が規制線を張り立ち番をしているところへ、かつての後輩である奥軽井沢署管理官・秋山恭介(永島敏行)らが現れる。調べによると被害者は「井岡木材」の人事部長・設楽文彦(川井つと)。会社が進めるリストラ事業の先頭に立っていたという。百人もの従業員を解雇したことから、恨みによる犯行とみて捜査を進めることに。
谷川一朗太(小須田康人)ら刑事が「井岡木材」を訪ねると、元従業員の前で、弁護士の美濃部絵里子(東風万智子)が“リストラは不当である”と声をあげていた。元社員で委員長の時田洋介(松澤一之)も裁判を視野に入れて闘うと訴える。会長の井岡宗一(山本圭)は、彼らにも警察にも強気の態度を取り続けるが、宗一が向かったのは設楽が発見された場所。耕作の横で「人に恨まれる仕事をさせた」と花を手向け、手を合わせるのだった。
そんな宗一が、翌日、別荘から駐在所に駆け込んでくる。飼い犬のスキップが行方不明だという。犬小屋にも鍵を掛けていたのに一体誰が…?宗一の愛犬への愛情を知った耕作は、迷い犬の貼り紙をするなどスキップ探しを始める。
絵里子の事務所にも貼ってもらおうと訪ねるが、そこには抗議に来た「井岡木材」専務の益山(佐戸井けん太)の姿も。そこで絵里子の親が小さな工場を営んでいたことを知る。しかし借金を苦に工場に火を放ち、生き残ったのは絵里子ただひとり。「いつも一番弱い人間が犠牲になる」…その思いと共に弁護士を目指したという。
捜査本部では、谷川が時田を重要参考人として聴取したいと言い出す。殺害前日、設楽のマンションで設楽の胸ぐらをつかむ時田が防犯カメラに映っていたのだ。その頃、時田は重い病を患っている娘・由真(江良陽彩)の病室にいた。そこへ由真の友達・美咲(岩崎百合)が見舞いにやってくるが、実は美咲は宗一の孫。時田は複雑な表情を浮かべる。その時、病院に警察がやってきて…。
一方、宗一の別荘には一通の手紙が届いていた。――『スキップを返して欲しければ一億円用意しろ』―― 中身は宗一へ
熊谷中央署の黒星光(陣内孝則)は、強行犯係にもかかわらず盗みの現場に度々現れては独自の観点で捜査をする、推理小説かぶれの変わり者刑事。大好きな小説になぞらえて熊谷で起きている8件の連続空き巣事件をオランウータンの仕業と推理するなど、黒星の言動には刑事課長の赤間源一郎(笹野高史)らも頭を悩ませていた。そんな中、一連の空き巣事件と同一犯によるものと見られる事件が発生。しかし
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熊谷中央署の黒星光(陣内孝則)は、強行犯係にもかかわらず盗みの現場に度々現れては独自の観点で捜査をする、推理小説かぶれの変わり者刑事。大好きな小説になぞらえて熊谷で起きている8件の連続空き巣事件をオランウータンの仕業と推理するなど、黒星の言動には刑事課長の赤間源一郎(笹野高史)らも頭を悩ませていた。そんな中、一連の空き巣事件と同一犯によるものと見られる事件が発生。しかし今回は電機メーカー部長の岩城純一(菅原大吉)が自宅の密室部屋で亡くなっており、殺人とは無縁だったこれまでの8件とは何かが違う様子。赤間らが、心臓病を患いペースメーカーを使用していた純一が犯人の侵入に驚き心不全を起こしたと推測する一方、黒星だけは直感で殺人と確信。部下の竹内正浩(山崎樹範)を連れて聞き込みを始める。
ネイリストの桜田めぐみ(須藤理彩)と客で純一の妻・岩城三枝子(荻野目慶子)は、夫に対する積もり積もった不満を打ち明け合っていた。その中でめぐみは、名案があると、三枝子に交換殺人を提案。互いの夫を殺し合えば、動機がないため怪しまれることもないと考えたのだ。そして三枝子が同窓会へ出掛け、純一が自宅で1人になった夜、めぐみは預かったスペアキーで岩城家に侵入、スタンガンで純一を襲撃する…。
黒星は、“ミステリーに登場する美女は真犯人”という持論から、アリバイがあるにもかかわらず三枝子を容疑者と睨み、さっそく竹内と共に話を聞きに行く。そこで、純一が生前、勤め先の「帝和電機」で機密情報漏えいの疑いをかけられていたことを知る。しかし三枝子は、純一の死後に部下だった松原俊介(出合正幸)から聞くまで何も知らなかったといい、夫について知らないことばかりだと悲しげな表情を見せる。後日、黒星は、岩城が亡くなった夜に近所を夜回りしていた友永新次郎(金原泰成)に遭遇。彼に事件当夜のことを尋ねると、「黒い服を着た女性を見た」と明かされ…。
警視庁捜査一課の三係班長・広瀬和宏(村上弘明)は、ある日の休日、管理官の那須恵一(加藤剛)の誘いでクラシックコンサートへ。愛妻家で情熱家のオーボエ奏者・森島只仁(佐戸井けん太)と、私生活がベールに包まれた神秘的なピアニスト・高林久恵(とよた真帆)の、待望の初共演だ。しかし2曲目の冒頭で突然、森島が苦しみ出す。広瀬らがステージに駆け寄るが、森島はそのまま絶命。オーボエのリ
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警視庁捜査一課の三係班長・広瀬和宏(村上弘明)は、ある日の休日、管理官の那須恵一(加藤剛)の誘いでクラシックコンサートへ。愛妻家で情熱家のオーボエ奏者・森島只仁(佐戸井けん太)と、私生活がベールに包まれた神秘的なピアニスト・高林久恵(とよた真帆)の、待望の初共演だ。しかし2曲目の冒頭で突然、森島が苦しみ出す。広瀬らがステージに駆け寄るが、森島はそのまま絶命。オーボエのリード(吹き口)から即効性のある毒物が検出され、殺しと断定される。毒は直接リードにではなく、リードを湿らせるための“水入れ”に仕込まれたとして、広瀬たちは共演者らへ公演日の行動について聞き込みを行う。
捜査を進めると“水入れ”に毒が仕込まれたのはリハーサル終了から本番の間ということが判明。公演のサポートメンバーで、森島の事務所の後輩でもあるフルート奏者・三浦由妃(池田早紀)のアリバイが曖昧なことから、藤浪修(松澤一之)ら刑事は疑いの目を向ける。しかし広瀬が気になっていたのは久恵だった。森島が倒れた時に久恵が発した「心臓発作かもしれない」という言葉、事件直後に広瀬らが目撃したコンサートの再演を望む久恵と、拒否する音楽プロデューサー・杉崎哲(大浦龍宇一)との口論、長らく森島との共演を断っていたことが気に掛かっていたのだ。同じ頃、広瀬の部下は、久恵のマネジャー・麻生菜々美(川村ゆきえ)から、由妃が久恵のお気に入りであることを聞くが、程なくして久恵と由妃には、ある深い繋がりがあることがわかり…!
隠していたその事実に加え、久恵はまだ何かを隠していると直感する広瀬。事件の背景には複雑な人間関係があると睨んでいた。ところが、さらに調べを進めようとした矢先、新たな殺人事件が発生。杉崎が撲殺体となって発見されたのだ。第一発見者は、未払いだったギャラの請求に訪れたクラリネット奏者の後藤英治(駒木根隆介)だが、どこか様子がおかしい。そんな中、杉崎の遺留品から手帳を手に取った広瀬は、前日の欄に、森島の妻で女優の緋野まどか(田中美奈子)と会う約束が書き込まれているのを見つける。
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旅行作家の茶屋次郎(橋爪功)と「週刊ロイヤル」の元副編集長・山倉晋吉(角野卓造)は、取材のため鬼怒川を訪れる。茶屋は風邪をおして無理に同行する山倉をたしなめるが、山倉は「今日は来ないわけにいかない」と言う。いぶかる茶屋の前に、サングラスをかけた女性が現れる。何とそれは、茶屋の娘・沙織(中山エミリ)だった。ロスの通信社で働いていたはずが、2ヶ月前に帰国して「週刊ロイヤル」
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旅行作家の茶屋次郎(橋爪功)と「週刊ロイヤル」の元副編集長・山倉晋吉(角野卓造)は、取材のため鬼怒川を訪れる。茶屋は風邪をおして無理に同行する山倉をたしなめるが、山倉は「今日は来ないわけにいかない」と言う。いぶかる茶屋の前に、サングラスをかけた女性が現れる。何とそれは、茶屋の娘・沙織(中山エミリ)だった。ロスの通信社で働いていたはずが、2ヶ月前に帰国して「週刊ロイヤル」の契約記者になり、この取材にも同行するというのだ。
早速3人は鬼怒川の取材を開始する。鬼怒川の河原で、ボランティアガイドをする中谷(山本圭)に出会う。年齢を感じさせない中谷のハツラツとしたガイドぶりに茶屋は感心する。
宿に向かった3人は、仲居の明子(菊池麻衣子)に案内され部屋へ。女将の直美(藤吉久美子)は山倉の体調の悪さに気付き、鬼怒川中央病院に連絡し診察を頼む。山倉は内科医の工藤(津村知与支)に診てもらうことになるが、そこで、直美が以前、この病院の看護師長だったことを知る。
診察室を出たところで、外科医の田中(青山草太)が茶屋に会いに来る。茶屋の大ファンだと言う田中は、ラーメンを食べに行きませんかと茶屋と沙織を誘う。だが向かったラーメン屋の店主・高品(大鶴義丹)は、田中を見るなり不機嫌になり、3人は追い払われてしまう。深々と頭を下げて茶屋たちに詫びる田中のもとに、田中と工藤の高校の同級生だという岩瀬(伊嵜充則)が現れ、話があるからと、茶屋たちを残し田中を連れて立ち去る。
茶屋たちは宿に戻った後、直美と明子に田中と高品の関係を尋ねるが、茶屋はその際に見せた直美と明子の不審な態度が気になる。その後、宿のロビーで茶屋は偶然中谷に出会い、明日、客を大滝の遊歩道に案内するのでよかったらご一緒に、と誘われる。
翌朝、茶屋と沙織は山倉を東京に帰し、中谷のガイドツアーに参加する。すると、川に流れる人間の遺体を発見。なんとそれは、鬼怒川中央病院の外科医・田中だった。その後の警察の調べで、上流の龍王峡の崖で田中の靴が発見され、斜面には人が転落した跡も見つかった。しかし、事故か、事件か、自殺かの特定はできないままだった。
その後、直美が事件当日、田中と現場付近で待ち合わせをしていたことが判明。近くに車を止める姿も目撃されていたことから、直美は警察で尋問を受けることに。しかし直美は、当日田中と会う約束はしていたものの、田中
ある日、若い女性を狙った殺人が立て続けに発生する。一人目の被害者は建設会社勤務の阿川明美(由梨乃)。二人目はフリーターの神田朱美(木嶋のりこ)。いずれも死に顔に口紅で×印が描かれ、杵坂署・強行犯係の羽角啓子(南果歩)らは通り魔連続殺人事件として捜査を進める。
同じ頃、啓子の自宅の二軒隣りに住み、普段から懇意にしている羽角フサノ(佐々木すみ江)が、居空き事件の被害に遭う
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ある日、若い女性を狙った殺人が立て続けに発生する。一人目の被害者は建設会社勤務の阿川明美(由梨乃)。二人目はフリーターの神田朱美(木嶋のりこ)。いずれも死に顔に口紅で×印が描かれ、杵坂署・強行犯係の羽角啓子(南果歩)らは通り魔連続殺人事件として捜査を進める。
同じ頃、啓子の自宅の二軒隣りに住み、普段から懇意にしている羽角フサノ(佐々木すみ江)が、居空き事件の被害に遭う。フサノの話では、現金と共に一昨日ぶつかった人が落とした腕時計が無くなったという。さらに犯行時刻に右目の下に傷がある怪しい男がいたという目撃情報も。それを聞いた啓子は、2年前に逮捕し、右目の下に傷を負わせた横崎宗市(高橋和也)のことを思い出す。10日前に出所しており、恨みから菜月(濱田ここね)が狙われないか不安に思っていた。
そんな中、歌舞伎界のプリンスの恋人で読者モデルの女子大生・澤井夏蓮(瀬戸さおり)が遺体となって発見される。顔に×印が書かれていたことから、通り魔殺人と同一犯と目されるが、啓子は夏蓮だけ×の書き順が違うことに気づく。捜査会議で別人による犯行の可能性を指摘するが、その時、捜査一課の課長・田神崇(丸山智己)から、朱美殺害現場に残った毛髪が、3年前に殺人で逮捕された木場亮介(杉山ひこひこ)と一致したことが告げられる。身柄を確保すべく、捜査員は木場の自宅を訪ねるが、すでにもぬけの殻で…。
一方、刑事課長の八生守雄(佐戸井けん太)から「余計なことはするな」と釘をさされた啓子だったが、独断で夏蓮の身辺調査を始めていた。そんな中、警務課長の伊丹小次郎(田中要次)に呼び出される。留置所にいる人物が啓子に会いたがっていると言う。その男はフサノ宅の居空きをしたとして捕まった横崎で、さらに身の危険を感じる啓子だった…。
その頃、木場の家で発見された衣類が、第一の被害者・明美のものであると判明。犯人らしき証拠をつかんだ警視庁鑑識課管理官・秋月浩司(柄本明)は、その人物探しに人を割いてほしいと田神に懇願するが、木場の確保が先だと聞く耳を持たない。
夏蓮の犯人は別人だと考える啓子と秋月。連続殺人の犯人は同一人物なのか否か?木場の行方もつかめない中、再び×印が書かれた、第四の殺人が発生してしまう…。
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警視庁生活安全特別捜査隊“さくらポリス” は女性や子どもたちの安全を守るために設立されたチーム。山田小梅(大塚寧々)は、ストーカーや痴漢など、女性が被害にあうケースを担当している。一方、小梅と同居している姉の椿(浅野ゆう子)は警視庁捜査一課の刑事だ。
ある日、登下校中や塾の行き帰り時に見知らぬ男に尾行されているという女子中学生・沢田ミチル(川島鈴遥)が、母親の多恵子(川田希)に付き添われてさくらポリスにやって来る。防犯カメラが捉えた不審者の写真を受け取った小梅は、ミチルにパトロールを約束。また多恵子から、1カ月ほど前に『約束は守れ。家族がどうなっても知らない』という脅迫状が届いたと聞き、小梅はますます警戒心を強める。防犯カメラの写真を手掛かりに部下の渡部草太(石黒英雄)と捜査をしていると、写真の男を見掛けたという証言にたどり着く。目撃現場に向かうと、その途中で椿と遭遇。小梅らが向かっていたマンションで、ホステスが殺害されたという。
そんな中、登校中に不審者に尾行されたミチルが、逃げようとして交通事故にあってしまう。小梅は搬送先の病院を訪れるが、担当医の江川京子(中山忍)によれば、命に別状はないものの、精神的ショックが大きいため入院が必要で、しかもミチルは1年前に心臓移植手術を受けていたという事実がわかる。するとそこに椿が現れる。ミチルの父・沢田晴臣(浜田学)が、椿が追う殺人事件の被害者・羽崎香織(丸高愛実)と、殺される直前まで一緒にいたと言う。沢田は、事件当夜、行きつけのバーで飲んだあと別れたというが、かなり動揺した様子。しかもその後の調べで、1か月前に香織が沢田を脅していたという目撃証言が入り、椿らは沢田の足取りを徹底的に洗うことにする。
小梅は、心臓移植手術を行った成和医大病院の外科部長・宮本拓也(神保悟志)から、1年前にミチルが助かったのは奇跡だと聞く。ミチルの早い回復を願う小梅は、足繁く病院に通い、ミチルに寄り添う。
数日後、小梅は病院で、ミチルを尾行していた不審人物を見かけるが逃げられてしまう。そのことを椿に話して男の写真を見せると、椿に衝撃が走る。それは椿が尊敬してやまない警察大学校時代の恩師・高橋竜二(北見敏之)だった。さらに殺された香織が1年前まで成和医大病院で看護師をしていたことも判明し、小梅と椿が追う事件が徐々に繋がりを見せ始める。
佃島の古い一軒家で、大手投資信託会社の総務部長・三田村圭介(川野太郎)が練炭の不完全燃焼による一酸化炭素中毒で亡くなった。現場に駆けつけた警部補の鬼島弥一(中村梅雀)は、部屋の隅でひざを抱えて座る女性に気付く。女性はこの家の主・河合美鈴(床嶋佳子)で、三田村とは愛人関係にあった。
警視庁捜査一課の刑事・山形(布施博)らによる現場検証で、美鈴の引き出しから三田村名義の通
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佃島の古い一軒家で、大手投資信託会社の総務部長・三田村圭介(川野太郎)が練炭の不完全燃焼による一酸化炭素中毒で亡くなった。現場に駆けつけた警部補の鬼島弥一(中村梅雀)は、部屋の隅でひざを抱えて座る女性に気付く。女性はこの家の主・河合美鈴(床嶋佳子)で、三田村とは愛人関係にあった。
警視庁捜査一課の刑事・山形(布施博)らによる現場検証で、美鈴の引き出しから三田村名義の通帳が発見される。しかも、1週間ほど前に2000万円入金されたばかりだった。三田村からもらったと主張する美鈴に、山形は不信感を抱き任意で事情聴取することに。美鈴は三田村の発案で、練炭で焼肉をした後、先に二階に上がり就寝。翌朝起きたところ三田村が一階で死亡していたと話すが、山形はそんな美鈴に疑念を強める。一方鬼島は、美鈴の冷蔵庫に杏仁豆腐が二つ入っていたことが引っかかっていた。
その後の捜査で、美鈴が5年前に夫を火事で亡くし、生命保険で5千万円を手に入れていたこと、また三田村が資産家の実家から3億円の遺産を相続していたことが判明。山形は、三田村の金を狙った犯行であるとにらみ、美鈴の金の流れを洗うよう部下に指示。そこへ、三田村の体内から睡眠導入剤の成分が検出されたと報告が入る。山形は美鈴が容疑者であると確信するが、鬼島だけは犯人が美鈴ではない気がしていて…。
鬼島は、再びコンビを組むことになった捜査一課の落合七海(黒川芽以)と三田村の家を訪問。妻の百合子(梶原真弓)は深く悲しんでおり、家族仲も良く不審な点は見られなかった。
事情聴取を終えた美鈴を、鬼島たちが家まで送り届ける途中、突然男が現れ美鈴に包丁を振り上げた!鬼島の機転で事なきを得たが、その男・大川(掛田誠)は、美鈴と付き合っていた当時、美鈴と喫茶店を出す話になり800万円出資。だが、美鈴は途中で店を出すのをやめると言い出した上、出店準備に使ってしまったらしい。全く誠意をみせない美鈴を恨んでの犯行だった。またも美鈴による金絡みの事件だったが…。
決定的証拠をつかむべく捜査を進める鬼島たちは、三田村が勤めていた会社で、営業部長の長野(木下ほうか)と営業部員の北川(水上剣星)にも話を聞く。
だがその翌日、北川が鋭利な刃物で刺され、死体となって発見される。長野が北川の仕事ぶりを調査したところ、北川に関するとんでもない事実が明らかになり…!?
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全国の警察署長のピンチヒッターとして、各地を転々としている風間昭平(北大路欣也)。今回、風間は四国最東端の街、徳島県阿南市の阿南中央署へ赴任することになった。
風間は、副署長の河田慎哉(近藤芳正)から署長専属の秘書官を用意したと言われ、地域課の清水由紀(東ちづる)を紹介される。清水は徳島県内の数々の所轄署を渡り歩いている女性警官だった。そんな中、午尾(ごお)の滝で男性
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全国の警察署長のピンチヒッターとして、各地を転々としている風間昭平(北大路欣也)。今回、風間は四国最東端の街、徳島県阿南市の阿南中央署へ赴任することになった。
風間は、副署長の河田慎哉(近藤芳正)から署長専属の秘書官を用意したと言われ、地域課の清水由紀(東ちづる)を紹介される。清水は徳島県内の数々の所轄署を渡り歩いている女性警官だった。そんな中、午尾(ごお)の滝で男性の変死体が発見されたと一報が入り、風間は清水とともに現場へ。
遺体の背中には刺し傷があり、首には絞められた痕が残っていた。風間は遺体の手に付着した土が、殺害現場周辺のものではないことに気づく。さらに被害者の遺留品の手帳には不思議な数字が書き込まれていた。
殺されたのは、かつて阿南西高校の投手として甲子園でも活躍した三木宏隆(本宮泰風)と判明。三木の母校を訪ねた風間は、三木が高校生の時に壊した肘のせいで野球人生を断たれてしまったことを知る。当時、三木とバッテリーを組んでいた捕手の坂本和彦(別所哲也)が今、阿南西高校のコーチをしていると聞き、風間は坂本からも話を聞くことに。坂本はプロの道へ進んだが二十代半ばで引退し、大阪で板前をしていたが、最近、故郷の阿南に戻っていた。料理屋で働きながら、母校のコーチや少年野球の指導をしているという。坂本には11歳になる息子の進平(田中蒼馬)がいるが、進平は1歳の時に、心臓の手術を受け、今でも運動は禁止だという。
調べにより、三木の遺体に付着していた土は大谷焼の粘土である可能性が高まり、風間と清水は大谷焼を扱う窯元を訪ねる。最初に向かった森陶器に着くと、二人は鳴門北署署長・益田純一郎(伊武雅刀)と、職人の森信吾(大杉漣)が話し込んでいる姿を見かける。不思議に思うなか、森や田中武士(仁科貴)ら職人たちに三木の写真を見せるが、知らない男だと言う。
一方、阿南中央署刑事の津村健吾(阪田マサノブ)らは、三木が働いていた建設会社で、三木がヤクザ者らしき男ともめていたという話を聞く。男は本郷力也(木下通博)で、津村らが聴取すると、借金を回収しようとしていただけだと犯行を否認。逆に三木殺しの犯人は中谷充(國本鍾建)だと言い出す。三木が殺された日の昼に、三木と中谷が激しく口論していたのを見たと言う。中谷を調べると、三木は中谷が経営するバーで働いていたことがあったが、三木殺害時刻に中谷にはア
二件の不可解な殺人事件が発生する。釣りをしていた弁護士の五十嵐泰臣(長棟嘉道)が海辺で絞殺された事件と、その一カ月後に起きた芸能プロダクション社長・十文字みどり(宇津井香織)の毒殺事件だ。なぜか五十嵐の遺体には百人一首の藤原敦忠の上の句、みどりの遺体には下の句の札が残されていた。湾岸北署の捜査本部では、句の意味から恋愛絡みの怨恨による連続殺人であると推測。模倣犯を防ぐた
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二件の不可解な殺人事件が発生する。釣りをしていた弁護士の五十嵐泰臣(長棟嘉道)が海辺で絞殺された事件と、その一カ月後に起きた芸能プロダクション社長・十文字みどり(宇津井香織)の毒殺事件だ。なぜか五十嵐の遺体には百人一首の藤原敦忠の上の句、みどりの遺体には下の句の札が残されていた。湾岸北署の捜査本部では、句の意味から恋愛絡みの怨恨による連続殺人であると推測。模倣犯を防ぐためマスコミには伏せて捜査が進められるが、三カ月経っても犯人逮捕に至らないでいた。そこへ警視庁人事一課の監察官・音無一六(小日向文世)が現れ、「捜査そのものの特別監察をする」と捜査員に宣言。だが本当は警務部長の千住遼子(田中美佐子)からある任務を任されていた…。
一六は、刑事の個人面談に加え、捜査を監察し続ける。三条渚(中越典子)、高崎邦茂(松田悟志)が向かった宗教団体「幸愛の光」への聞き込みに同行した一六は、本部前で抗議活動を行う被害者の会の姿を目にする。被害者の会と共に闘っていた五十嵐弁護士の殺害にも関与しているはずだと訴える彼らに対し、広報の真柴圭史(尾上寛之)は、全員アリバイがあると否定するが…。
そんな中、一六は元監察官の藤代栄治(宅麻伸)と遭遇。かつては誰からも好かれる監察官で、高崎が過去に問題を起こした際、温情で処分が軽くなったことも。数年前に警察を退職し、今は探偵として「幸愛の光」を調べているという。その頃、三条は刑事部長の七尾政和(石丸謙二郎)に呼び出されていた。一六を危険人物だと思っている七尾は、三条に一六を監視するよう命じる。
ところがその日の深夜、大学病院の心臓外科医・小玉道宣(大家仁志)の刺殺体が発見される。遺体にはまたもや右近という女流作家の百人一首の札が…。恋愛に関する句で、管理官の飯塚久雄(矢島健一)は今回も怨恨の線だと断言するが、一六はそんな飯塚の考えに異を唱える。句の背景に気付いた一六の“深読み”とは…。
さらに三条、高崎を監察していた一六は、被害者の会の代表・原雅義(井上高志)から、前代表の田辺秀治(藏内秀樹)が自殺した話を聞く。田辺の死もまた教団に仕組まれたものだと主張するが、やはり「幸愛の光」にはアリバイがあった。捜査が行き詰まる中、マスコミに伏せていた事件の捜査情報が漏れ、新聞の一面に「百人一首殺人事件」の詳細が掲載されてしまう。
なぜ情報が漏れたのか?連続殺
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東京・国立市で、東央大学准教授・海老沢夏彦(丸山智己)の3歳になる一人娘・美菜(早坂ひらら)が失踪する事件が発生。失踪直前まで夏彦が美菜と一緒にいたが、ほんの少し目を離したすきに姿が見えなくなり、現場から走り去る赤いスポーツタイプのセダンが目撃されていた。
実は美菜の母親・早苗(原田夏希)は、21年前に起きた残忍な幼女殺害事件の容疑者・春山達夫(本田博太郎)の娘だった
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東京・国立市で、東央大学准教授・海老沢夏彦(丸山智己)の3歳になる一人娘・美菜(早坂ひらら)が失踪する事件が発生。失踪直前まで夏彦が美菜と一緒にいたが、ほんの少し目を離したすきに姿が見えなくなり、現場から走り去る赤いスポーツタイプのセダンが目撃されていた。
実は美菜の母親・早苗(原田夏希)は、21年前に起きた残忍な幼女殺害事件の容疑者・春山達夫(本田博太郎)の娘だった。結局、春山は証拠不十分で不起訴になったが、当時その事件を担当し春山の犯行と確信していた元刑事の警備員・永井耕作(橋爪功)は、今回の話を聞き、美菜の失踪と春山が何か関係しているのではないかと直感する。そして、永井は現在の春山の様子などを探り始める。
そんな中、職場である大学に顔を出した夏彦の元に、美菜をさらったという人物から連絡が入る。電話に出た夏彦は「一週間で必ず帰す」と告げられたという。海老沢夫妻がその言葉を頼りに娘の無事を祈る一方、国立署の岩佐純(渡辺大)ら警察は、赤いスポーツタイプのセダンを手掛かりに捜査を進めていた。目撃情報から、良く似た車を所持していて、毎週末、別荘へ行く際に美菜の失踪場所付近を通るという医師・国分哲士(長谷川朝晴)にたどり着く。そして美菜の件とは別に、児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑の令状を持って別荘にいる国分の元へ。国分の別荘内を捜索した警察は、美菜の髪の毛や洋服の繊維を発見する。しかし、国分は取り調べで、美菜の失踪事件については何も知らないと否定する。
新聞で国分の逮捕を知った永井は、自らの目を疑う。実は国分は、21年前の幼女殺害事件でも疑いをかけられていたのだ。しかし当時、国分にはアリバイがあり、早々に容疑者リストから外されていた。
永井はかつて幼女殺害事件を一緒に担当した刑事・西川庸三(益岡徹)のもとへ。21年前にも「国分のDNA鑑定をしろ」と警察宛にタレコミがあったことなどから、永井も西川も21年前の事件の真犯人は国分だったのではないかと疑い始めるが…。
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城東銀行常務・小梶美智雄(清水章吾)がビルから転落死する。小梶は半年前に2000万円の生命保険に加入していたが、契約後半年未満の自殺には保険金は支払われないため、東日生命の調査員・佐伯初音(松下由樹)は真相を調べることに。別会社の調査員・新田圭市郎(中村俊介)と長塚清蔵(中村橋之助)も初音に協力する。小梶には2人の子どもがいたが息子とは反りが合わないようで、5社と契約し
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城東銀行常務・小梶美智雄(清水章吾)がビルから転落死する。小梶は半年前に2000万円の生命保険に加入していたが、契約後半年未満の自殺には保険金は支払われないため、東日生命の調査員・佐伯初音(松下由樹)は真相を調べることに。別会社の調査員・新田圭市郎(中村俊介)と長塚清蔵(中村橋之助)も初音に協力する。小梶には2人の子どもがいたが息子とは反りが合わないようで、5社と契約していた計1億円の受取人は全て8歳の時に引き取った娘の鮎子(黒川智花)だった。初音はその鮎子の元を訪れるが、父親は大の保険嫌いな上に、亡くなった当日も鮎子と外食の約束をしており自殺する心当たりはないという。また、新田の情報によると、小梶の転落直後にビルから駆け去る“グレーのパーカーの男”が目撃されていたらしく、他殺の線が濃厚になる。
事故か他殺であれば生命保険金は支払われるため調査は終了に思われた。しかし初音は、何者かが小梶に成りすまして保険に加入し何らかの目的で今回の事件を起こした可能性を探るため、再び小梶家の調査を始める。そして家政婦・山根美子(水沢アキ)に話を聞くと、半年ほど前に国分久(大友康平)という男が金の無心に時折訪ねてきていたという。国分は詐欺罪で逮捕歴があり、一年前に出所したばかりだった。そんな中、鮎子が何者かに階段から突き落とされる。命に別状はないが、襲ってきた人物は小梶の転落現場から立ち去った男と特徴がよく似ていた…。
初音と新田が国分の自宅を訪ねた際、家の中にグレーのパーカーがあるのを初音が確認。刑事・高良井毅彦(西岡德馬)の協力もあり、国分が小梶と鮎子の事件に関与しているとの見方が強まる。そんな中、国分が車で逗子方面に向かったとの情報が入る。実は国分は25年前に逗子で詐欺を働いており、またその一方で、小梶は当時、城東銀行逗子支店に勤務をしていた。詐欺師と銀行マンにどのような関係があったのか…?すると海岸付近で調べを進めていた初音と新田の見ている前で、男が崖から海へ飛び込んだ。2人が駆け付けると、海には国分の遺体が浮かんでいて…
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元警視庁捜査一課の刑事・江波敦史(寺島進)は奥多摩・水根の駐在所の警察官。左遷されてこの地に赴任してから3年になる。
コテージで心中事件が発生。男女は、産婦人科の開業医・光石義則(乃木涼介)と看護師の美馬サユキ(巻野わかば)だった。二人は不倫関係にあり、光石は関係を清算しようと別れを切り出していた。光石は一命をとりとめたが、サユキは死亡。光石の説明から、サユキが一酸化
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元警視庁捜査一課の刑事・江波敦史(寺島進)は奥多摩・水根の駐在所の警察官。左遷されてこの地に赴任してから3年になる。
コテージで心中事件が発生。男女は、産婦人科の開業医・光石義則(乃木涼介)と看護師の美馬サユキ(巻野わかば)だった。二人は不倫関係にあり、光石は関係を清算しようと別れを切り出していた。光石は一命をとりとめたが、サユキは死亡。光石の説明から、サユキが一酸化炭素中毒による無理心中を図ったと結論づけられた。だが、サユキをよく知る老舗旅館の女将・池原美也子(市毛良枝)はとても信じられないと言う。検死結果に疑問を持った江波は早速調査を開始する。
ほどなく事件の4日前に光石が練炭と七輪を購入していた事実が判明し、逮捕状が出された。だがその直後、光石は林道の駐車場で他殺体で発見される。
その頃、妊娠7カ月のレストラン従業員・和久井愛菜(黒川智花)が行方不明になったが、登山道で無事発見される。愛菜を妹のようにかわいがるレストラン経営者の篠原絵里子(白石美帆)によると、彼女は出産への不安から情緒不安定になっていたと言う。望まぬ妊娠だったのだ。お腹の子共々無事に戻った愛菜を、レストランの仲間たちは温かく迎え入れた。
そこにNPO法人代表の樋山好美(朝加真由美)が現れ、愛菜を預かると言い出す。好美は養子縁組の仲介をしており、愛菜の子供のことを光石医師に頼まれたというのだ。
愛菜は2年前にも望まぬ妊娠をしており、光石の産婦人科医院で出産。自分で育てられないため、好美の仲介で養子に出したという。だが光石の医院を調べても、愛菜のカルテはまったく存在しなかった…。
江波は恐ろしい疑問にぶちあたる。光石たちのやっていたことは、「養子縁組」ではなく「人身売買」だったのではないか――?
そして驚くべき結末が待ち構えていた!!
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石ノ森龍之介(高橋英樹)は長野県諏訪市で開業する警察医。警察医は要請に応じて変死体を検案する医師で、普段は臨床医として一般患者の診察・診療を行っている。死因究明には一切妥協せず、数々の事件の真相を解き明かしてきた凄腕ドクターだ。
スキー場の救護室当番を終えた石ノ森がホテルの温泉に浸かっていると、長野県警の星野公彦(石黒賢)が偶然入ってくる。星野は以前殺人事件の解明に共
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石ノ森龍之介(高橋英樹)は長野県諏訪市で開業する警察医。警察医は要請に応じて変死体を検案する医師で、普段は臨床医として一般患者の診察・診療を行っている。死因究明には一切妥協せず、数々の事件の真相を解き明かしてきた凄腕ドクターだ。
スキー場の救護室当番を終えた石ノ森がホテルの温泉に浸かっていると、長野県警の星野公彦(石黒賢)が偶然入ってくる。星野は以前殺人事件の解明に共にあたった相棒。あまりやる気を出さず、怠け者の面もあるが有能な刑事だ。連れ立ってホテルのロビーを通りかかると、「信州諏訪を盛り上げる会」の行燈が。中に入ると、石ノ森が昼間スキー場で手当てをした少年と母親・辻内佐知子(猫背椿)が礼を言いにやってきた。佐知子はワイナリーで働くシングルマザーだ。
佐知子はパン職人・塚本真司(高橋和也)とその妻・加奈子(櫻井淳子)を石ノ森と星野に紹介する。夫婦は20年ぶりに東京から戻ったばかりで、パン店のオープンを再来週に控えている。挨拶しに近づいてきた老舗ホテルの女将・金谷千春(中山忍)、その夫で県議会議員選挙に出馬予定の伸明(原田龍二)もみな旧知の仲だという。
会の最中、加奈子が突然倒れる。ピーナッツアレルギーによるアナフィラキシーショックを起こしたのだ。佐知子が知らずに加奈子にあげたクッキーが原因だったが、石ノ森の処置で事なきを得る。
翌日、警察から石ノ森に検案要請が来る。スキー場近くの林で変死体が発見されたのだ。遺体は調査会社経営で東京在住の新藤正樹(加藤虎ノ介)と判明。検視官は凍死と判断するが、石ノ森は首筋に残る数珠状の圧迫痕と爪の変色が気にかかり、行政解剖に回すよう指示する。死因は石ノ森の見立て通り一酸化炭素中毒だった。睡眠薬も検出され、殺人事件として本格捜査が始まる。
調べが進むうち、新藤と男女関係にあった秋山美佐(三輪ひとみ)や、前の夜「信州諏訪を盛り上げる会」に参加していた面々に次々と疑いが向けられる。
新藤の事件の捜査に追われる星野のもとに、長野県警の強行犯係係長・平井幸男(西村雅彦)がやってくる。1か月前に見つかった身元不明の白骨死体に関する捜査を星野に任せに来たのだ。男性で死亡当時20歳前後、死後20年ほどが経過していた。頭部には致命傷になったとみられる傷があった。
凄腕警察医と投げやり刑事の個性派コンビが2つの殺人事件の真実を解き明かす!
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ある日、老舗料亭「花乃屋」の元芸者・寿美花(中山忍)の夫・総太郎(吉満涼太)が刺殺された。総太郎の弟子・京平(鳥羽潤)の証言から、事件当夜、着物問屋の深町(石田登星)が総太郎を訪ねていた事が判明する。2人の間には、仕事上のトラブルが囁かれていたことから、深町に殺人の容疑がかかるが…。ところが数日後、深町の遺体が金沢で発見される。遺体の状況から、服毒自殺を図ったとみられる。事件は、被疑者死亡で一件落着かと思われたが…。
ある日、老舗料亭「花乃屋」の元芸者・寿美花(中山忍)の夫・総太郎(吉満涼太)が刺殺された。総太郎の弟子・京平(鳥羽潤)の証言から、事件当夜、着物問屋の深町(石田登星)が総太郎を訪ねていた事が判明する。2人の間には、仕事上のトラブルが囁かれていたことから、深町に殺人の容疑がかかるが…。ところが数日後、深町の遺体が金沢で発見される。遺体の状況から、服毒自殺を図ったとみられる。事件は、被疑者死亡で一件落着かと思われたが…。
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伊藤蘭主演の最新作。夫の死という大きな傷を抱えながらも地方更正保護委員となった主人公・岬真斗香(まどか)が「再犯率40%」という巨大な壁に挑む!
元警視庁生活安全課の岬真斗香(伊藤蘭)が、地方更正保護委員となり、石川・金沢に赴任。委員長・松本満佐雄(竜雷太)の指示の下、さっそく最初の案件に取り掛かる。真斗香が担当するのは、1年半前から少年刑務所に服役している船川哲矢(
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伊藤蘭主演の最新作。夫の死という大きな傷を抱えながらも地方更正保護委員となった主人公・岬真斗香(まどか)が「再犯率40%」という巨大な壁に挑む!
元警視庁生活安全課の岬真斗香(伊藤蘭)が、地方更正保護委員となり、石川・金沢に赴任。委員長・松本満佐雄(竜雷太)の指示の下、さっそく最初の案件に取り掛かる。真斗香が担当するのは、1年半前から少年刑務所に服役している船川哲矢(平岡拓真)の仮釈放の審査。哲矢は当時働いていた飲食店の男性客・初瀬雅則(中山峻)を撲殺し、自首をした。弁護士らへの調査でも深く反省している様子が感じられ、刑務官も彼は模倣囚だと語っていたことなどから、真斗香ら委員会メンバーは哲矢の仮釈放は妥当と判断。哲矢は唯一の肉親である妹・美帆(北香那)に迎えられ晴れて出所し、保護観察の身となる。
哲矢は、亡き父の旧友で友禅作家の稲葉賢作(名高達男)の工房で働くことに。更生を誓い真面目に働き始めたのだが、1週間後、保護観察官の守口吟平(川野太郎)から弁護士の根津祐介(青山勝)へ哲矢が行方不明だと連絡が入る。真斗香は哲矢を探すため、彼が事件の前まで交際していた女性の元へ。すると、哲矢は5年前に泥酔して転落死した父・船川勇太の死について、疑問を抱いていたという。父は下戸な上に、亡くなる少し前に毎晩男女2人組が父の元を訪れ、父が彼らに何やら頼み事をしていたらしい。哲矢は、その2人が父の死に関与していると考え、男性の方が初瀬雅則という人物だと突き止めた。そして哲矢は彼女に、父が殺された復讐に初瀬を殺したと自首する前に話したという。そんな中、真斗香らの元に、初瀬の妻・佳代子(大島蓉子)の遺体発見の一報が。凶器からは哲矢の指紋が検出され…。
真斗香は接見室での哲矢の言葉と涙を思い出し、どうしても彼を疑うことはできなかった。常に冷静沈着な委員・小原秀樹(佐野史郎)から呆れられながらも、真斗香は哲矢の無実を証明すべくさらに調査を進める。初瀬夫妻が船川と密談していた際に哲矢が聞き取った「金」「本町」というキーワードを手掛かりに、図書館で過去の事件を洗い始める真斗香。すると船川が亡くなる10日前に、三人組が現金を積んだとされるワゴン車を襲った事件が起きていたことが分かり…。
湯治宿『桃源』の露天風呂で、移動販売業の村人・佐々木昭三の遺体が見つかる。解剖の結果、死因は溺死。両腕に誰かと争った跡とみられる擦り傷があった。前科のある従業員の赤木が疑われるが、女将の節子は赤木を庇う。数日後、事件の裏を嗅ぎ回っていた大沢も殺される。温泉療法医として『桃源』に勤める万里子は、宿の客・樋口が昭三の元妻の不倫相手だと知る。さらに、節子が再婚で宿に嫁いだという過去も明らかになり…。
湯治宿『桃源』の露天風呂で、移動販売業の村人・佐々木昭三の遺体が見つかる。解剖の結果、死因は溺死。両腕に誰かと争った跡とみられる擦り傷があった。前科のある従業員の赤木が疑われるが、女将の節子は赤木を庇う。数日後、事件の裏を嗅ぎ回っていた大沢も殺される。温泉療法医として『桃源』に勤める万里子は、宿の客・樋口が昭三の元妻の不倫相手だと知る。さらに、節子が再婚で宿に嫁いだという過去も明らかになり…。
広大な北アルプスが管轄の安曇野北警察署は、山での事故に備え山岳遭難救助隊も常駐する日本でも珍しい警察署。ある日、主任の道原伝吉(松平健)と降旗節子(雛形あきこ)は、結婚詐欺犯の廣田浅子(小沢真珠)を電車で護送していた。と、その時、人質らしき菅井栄子(小野真弓)に銃口を突きつけた男・根岸左知男(石垣佑磨)が背後に現れる。しかも浅子にはめられた手錠に気づいた根岸は、手錠をは
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広大な北アルプスが管轄の安曇野北警察署は、山での事故に備え山岳遭難救助隊も常駐する日本でも珍しい警察署。ある日、主任の道原伝吉(松平健)と降旗節子(雛形あきこ)は、結婚詐欺犯の廣田浅子(小沢真珠)を電車で護送していた。と、その時、人質らしき菅井栄子(小野真弓)に銃口を突きつけた男・根岸左知男(石垣佑磨)が背後に現れる。しかも浅子にはめられた手錠に気づいた根岸は、手錠をはずし自分のほうへ来るようにと指示する。道原の制止も聞かず、到着した須坂駅で下車。駅のロータリーに止まっていた、老舗旅館『千華苑』の送迎ワゴンに乗り込み、女将の重村由美子(あめくみちこ)と大番頭の関本武彦(大浦龍宇一)を乗せたまま逃走。しかもこのまま逃げたい浅子は、「常念岳に大金がある」と言い始め…。
緊急配備が敷かれ、『千華苑』にも緊迫した空気が流れていた。心配そうにニュースを見つめる娘の沙耶(遊馬萌弥)。友達で道原の娘・比呂子(谷内里早)と道原の妻・康代(斉藤慶子)も付き添っている。そこへ旅館に由美子から電話が入る。犯人の要求は、登山用の装備品一式を用意すること、そして午後5時に常念岳の万年岩に警察の誰かが一人で来い、というもの。その知らせを聞いた道原は、「行かせて欲しい」と名乗り出る。捜査一課の古澤武則(賀集利樹)は反対するが、管理官の鷲崎孝文(宅麻伸)は、山に詳しい道原にその役を託す。やがて常念岳鳥川西トンネル付近でワゴン車が発見される。その頃、車を降りた根岸らは登山道を歩いていた。4人の人質は苦痛と疲労で顔を歪ませていた…。
約束の場所へ向かった道原は、指示通り装備品を渡しながら、人質の解放を求める交渉を始める。ところが、勝手に後方から追ってきていた古澤を見つけた根岸は激昂し、人質を連れて森の中へ消えてしまう。なぜ根岸は山に必要なもの以外何も要求してこないのか?動きづらいのになぜ人質を4人も取ったのか?そして常念岳には一体なにが?根岸の目的がつかめない道原だったが、実は単なる拉致誘拐事件ではなかった――。
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乃南アサの本格ミステリー作品。直木賞受賞作「凍える牙」の続編原作「鎖」の初映像化。
男勝りの女刑事・音道貴子(小池栄子)は、占い師一家みな殺し事件に機捜(機動捜査隊)として捜査に加わる。貴子は女の身でありながら、事件の際は犯罪現場に急行し初動捜査に当たる機捜に配属されたほど勝気な性格なのだ。ところが相方を組まされた星野秀夫(阿部力)は女癖が悪いと評判の刑事だった。貴子
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乃南アサの本格ミステリー作品。直木賞受賞作「凍える牙」の続編原作「鎖」の初映像化。
男勝りの女刑事・音道貴子(小池栄子)は、占い師一家みな殺し事件に機捜(機動捜査隊)として捜査に加わる。貴子は女の身でありながら、事件の際は犯罪現場に急行し初動捜査に当たる機捜に配属されたほど勝気な性格なのだ。ところが相方を組まされた星野秀夫(阿部力)は女癖が悪いと評判の刑事だった。貴子が星野の誘いをすげなく断ると、手の平を返したように冷淡に扱われる。しかも貴子が見つけた重大な手掛かりを自分の手柄として上司に報告していた。怒りに震える貴子。
そのうえ星野は貴子に規則違反の単独行動を命じ、貴子は仕方なく一人で町に聞き込みに出る。偶然にも犯人一味と思われる男の引っ越し先を突き止め、犯人の住む家に向かう貴子。捜査の途中、以前に引ったくり事件で被害にあった主婦・中田加恵子(西田尚美)が現れる。貴子が知っている加恵子は、年老いた父の介護をしながら、働かない夫の代わりに看護師とスナックのアルバイトを掛け持ちして子供二人を育てている苦労人だった。日々の満たされない思いを語る加恵子を放っておけずについて行った貴子は、睡眠薬で眠らされ、潜んでいた犯人に拉致されてしまう…。
一方、連絡が取れなくなった貴子の身を案じるかつての同僚刑事・滝沢保(高橋克実)は、星野に詰め寄るが事実を白状しない。細い手掛かりからやっとつきとめたアパートの一室に滝沢と平嶋真紀(篠田麻里子)は踏み込むが、そこで無残な死体となった犯人一味の男を発見する。滝沢は新たな手掛かりを探すが、刻々と貴子の身に危険が迫る…。読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞した小池栄子が迫真の演技で魅せる孤独な戦いと衝撃のラスト!
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加賀藩・前田家の末裔で石川県警捜査一課の前田勝利(三宅裕司)は、検挙率ナンバーワンを誇り“金沢のコロンボ”と呼ばれる刑事。
ある日、勝利は母の光江(野際陽子)と一緒に金沢ミス着物コンテストを見物に行く。ステージには着物美人が並び、審査員席には人気の加賀友禅作家・連城志乃(伊藤かずえ)の姿もあった。
1週間後、京都の寺で岡林夏美(渋谷飛鳥)が死体で発見される。夏美は京
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加賀藩・前田家の末裔で石川県警捜査一課の前田勝利(三宅裕司)は、検挙率ナンバーワンを誇り“金沢のコロンボ”と呼ばれる刑事。
ある日、勝利は母の光江(野際陽子)と一緒に金沢ミス着物コンテストを見物に行く。ステージには着物美人が並び、審査員席には人気の加賀友禅作家・連城志乃(伊藤かずえ)の姿もあった。
1週間後、京都の寺で岡林夏美(渋谷飛鳥)が死体で発見される。夏美は京都在住だが、先日の金沢ミス着物コンテストに出場し優勝した着物モデルだった。死体は頭部を石で殴られ、鋭利な凶器で首を何度も刺されていた。
翌日、勝利のもとを警察庁の上野雅(浅野ゆう子)が訪れる。雅は広域特捜課に異動していて、今回、京都府警と石川県警の捜査に協力することになったという。実は夏美は3年前に金沢で起きた強盗殺人事件で容疑者の一人だった。それは天才といわれた加賀友禅作家・島森万葉(西興一朗)が殺害され、未発表の加賀友禅「花がたみ」が盗まれた事件で、今も犯人は逮捕されていなかった。しかし行方不明の「花がたみ」が、夏美の死後、そのマンションで発見され、夏美が万葉殺しの犯人である可能性が高まったというのだ。
勝利と雅は、万葉の妻・菊音(黒坂真美)のもとへ聞き込みに。菊音は発見された「花がたみ」の写真を見ると、夫が作ったものに間違いないと答える。その後、二人は勝利のなじみの女将・西牧良子(藤吉久美子)が営む料理店へ。雅がタブレットで明日の予定を確認していると、覗き込んだ勝利の目に「午前10時京都府警前田利康刑事」の文字が飛び込む。前田利康(里見浩太朗)は、勝利の叔父で“京都のコロンボ”と呼ばれる京都府警のベテラン刑事だった。
京都へ向かった勝利と雅。利康と合流し、万葉の父で京友禅界の重鎮である島森麟太郎(名高達男)に会うが、麟太郎は話すことは何もないという。麟太郎は京友禅を捨て加賀友禅に転向した息子を許せずにいるのだ。次に勝利らは夏美殺害現場の寺を検証。すると子供がやっと通れるほどの小さな抜け道を見つける。さらに勝利は枝に引っかかったお守りを発見。それは金沢の神社・安江八幡のものだった。
その後、夏美のマンションで着物雑誌を見た勝利は連城志乃の記事に目をとめる。記事から志乃は夏美、カメラマンの佐々岡巧(長濱慎)と仕事をしていることが分かる。しかも佐々岡もかつて万葉殺しの容疑者の一人だった。さらに雑誌に掲載さ
遭い、新聞記者に話を聞いてもらいたがっていた。振り込め詐欺なんてベタ記事にもならない、と消極的な有沢。しかし魚住の話からは、惣哉の意外な一面が明らかになった。惣哉は魚住と仲がよく、彼女のグチも嫌がらずに聞いてくれる優しくて思いやりのある青年だったという。
魚住の娘の医療ミスを騙る振り込め詐欺の電話は、実にタイミングよく掛かってきていた。娘は手術でオペ室、娘の夫は海外出
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遭い、新聞記者に話を聞いてもらいたがっていた。振り込め詐欺なんてベタ記事にもならない、と消極的な有沢。しかし魚住の話からは、惣哉の意外な一面が明らかになった。惣哉は魚住と仲がよく、彼女のグチも嫌がらずに聞いてくれる優しくて思いやりのある青年だったという。
魚住の娘の医療ミスを騙る振り込め詐欺の電話は、実にタイミングよく掛かってきていた。娘は手術でオペ室、娘の夫は海外出張、さらに相談しようと訪れた松木坂派出所は巡回中。銀行が閉まる時間が迫り、魚住は大金を振り込んでしまったのだ。
惣哉については各紙揃って「進学校を落ちこぼれて、不良グループに入った挙げ句に殺された若者」と書き立てていた。そんな中、三咲は再び惣哉の母・和美のもとを訪れる。記事だけでは伝えられない惣哉の素顔を知りたいという三咲の思いに、和美は重い口を開き始める。そして殺害当日、魚住が振り込め詐欺に遭ったと知りショックを受けた惣哉は、険しい顔で家を飛び出して行ったという情報を得る。
国東、魚住と惣哉との関係、タイミングの良い振り込め詐欺。社会部の見方は、振り込め詐欺に関わってしまった惣哉が自首を決意、派出所が巡回で不在のうちに、仲間の国東に口封じで殺されたというものだった。
そんな時、国東がバイク事故で死亡したという情報が飛び込む。しかし果たして本当に事故なのか?そして派出所の不備を叩こうとする三咲らに対し、それを阻止するような帆波の真意とは?三咲は有沢とともに、事件の真相解明に奔走する。
ある日、現金輸送車を襲う強盗事件が発生する。警備員で、刑事部長・黒川鉄晴(大和田獏)の息子を人質に逃走。さらに警視庁に犯人から「このまま走らせろ。邪魔が入ればその場で殺す」との電話が入り、副総監・長曾我部隆治(山下真司)らに緊張が走る。犯罪科学分析室が車の場所を特定するが、警察のシステムに何者かが侵入。通信が途切れてしまう。復旧しモニターに映し出された車のルートは川崎工
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ある日、現金輸送車を襲う強盗事件が発生する。警備員で、刑事部長・黒川鉄晴(大和田獏)の息子を人質に逃走。さらに警視庁に犯人から「このまま走らせろ。邪魔が入ればその場で殺す」との電話が入り、副総監・長曾我部隆治(山下真司)らに緊張が走る。犯罪科学分析室が車の場所を特定するが、警察のシステムに何者かが侵入。通信が途切れてしまう。復旧しモニターに映し出された車のルートは川崎工場街。捜査一課長・岩瀬泰司(西村雅彦)の指示で捜査員が急行するが、犯罪科学分析室長・藤江康央(伊原剛志)は、別ルートから犯人を追い始める。
藤江が違和感を覚えていた架線下トンネル近辺を、藤江の部下の倉田剛士(手塚とおる)と天城久美子(佐藤めぐみ)が調べ始めると、ちぎれた黒いゴムバンドを発見する。その様子を分析室で見ていた藤江は、その分析力で現金輸送車と、その奥を反対方向に走って行く幌付きの業務用トラックが映る防犯カメラの映像を見つけ出す。一方、川崎工場街に向かった捜査員たちは、停車している現金輸送車に突入するが、空振りに終わってしまう。
システムダウン中の走行距離が引っかかっていた藤江は、犯人が企てたカラクリに気づき、犯人を追いつめるが、犯人は何者かによって射殺されてしまう。その時死亡した犯人の携帯を通して、主犯から藤江へメッセージが…「あんたとなら少しは楽しめそうだ」「また会いましょう、藤江さん」…そう言葉を残した直後、が見つからぬまま、人質が遺体となって発見される。
一年後。再び現金輸送車が襲われ二億円が強奪される事件が発生する。さらに警視庁に犯人から電話が入り、藤江を出すよう要求。「現金輸送車を強奪した。また奪い返してみるか?」――あの一年前の犯人からだ。送られてきた映像には、誘拐された参事官の西尾雅紀(久ヶ沢徹)の姿が。「午後7時まで生かしておいてやる」残り時間はあと5時間…。
事態が混迷する中、刻々と迫るタイムリミット。さらにもうひとつの誘拐事件が発生し――。
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都内で若い女性を狙った通り魔殺人が3件連続で発生。犯人として相浦純也(山中崇)が逮捕された頃、かつて冤罪を多く扱う敏腕弁護士だった水木邦夫(伊東四朗)のもとに立花孝久(渡辺いっけい)が訪ねて来る。立花の息子は冤罪を苦に自殺。その担当弁護士が水木だった。以前母親を助けてくれた純也は人殺しが出来る青年ではない、冤罪ではないか…と訴える立花。妻・信子(水野久美)を亡くして以来
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都内で若い女性を狙った通り魔殺人が3件連続で発生。犯人として相浦純也(山中崇)が逮捕された頃、かつて冤罪を多く扱う敏腕弁護士だった水木邦夫(伊東四朗)のもとに立花孝久(渡辺いっけい)が訪ねて来る。立花の息子は冤罪を苦に自殺。その担当弁護士が水木だった。以前母親を助けてくれた純也は人殺しが出来る青年ではない、冤罪ではないか…と訴える立花。妻・信子(水野久美)を亡くして以来引退していた水木だったが、救って欲しいという立花の思いと、幻なのか水木の前に現れた信子の励しにより、再び弁護士バッジを手にするのだった。
純也の担当弁護士となった水木は本人と接見。犯行を否認する純也は、現場近くでスーツ姿の男と遭遇、凶器に指紋があったのは偶然拾い上げたためと答えるが、警察には取り合ってもらえなかったという。
そんなやりとりの中で、水木は、純也が何か大切なことを心に秘めているのではと感じ始める。
水木の事務所で働く助手・戸田裕子(奥山佳恵)は、未遂に終わった第3の事件の被害者・香月由紀菜(三津谷葉子)のもとへ。しかしパーカーを着た男に襲われたという由紀菜は、純也の証言に対し激しく反論する。一方立花は、水木に協力すべく純也の自宅を訪ねる。寝たきりの祖父・純蔵(品川徹)と2人で暮らす家から顔を出したのは隣人の服部淳美(大島蓉子)。純也に代わり純蔵の世話をしていた。仕事を辞め介護に専念している純也。今は純蔵の年金で暮らしていると話す淳美は、逮捕直前、庭で純蔵らしき人影を見たという。純蔵は1人で立てる体ではないのだが…。初公判の日。水木は第3の事件と他は別もので、土川検事(相島一之)が挙げた証拠も確証を得ないものと主張する。パーカー男の証言も、情報による思い込みではないかと…。そんな中、立花は純蔵の弟・光蔵に関する情報を得ていた。玩具屋を継いだ光蔵だったが店は潰れ、借金を残したまま行方不明に。水木は、光蔵が純也の秘密と関係あるのではと睨む。
数日後、証人尋問に現れたのは第3の事件の目撃者・町沢博一(上杉祥三)。水木が追求すると、“通り魔”という言葉を先に口にしたのは町沢だったことが判明する。「通り魔に襲われた」という由紀菜の証言は、町沢の言葉に誘導された思い込みだったのだ。さらに水木らは、傍聴席に現れた由紀菜の隣人・沼田和代(西田薫)からマンションで耳にしたという話を聞く。それは今回の事件を揺る
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町おこしコーディネーターの甲山慎次(今里真)が灰皿で後頭部を強打され殺害された。現場検証をしていた警視庁捜査一課警部補の五月女ちとせ(京野ことみ)は、被害者の人差し指と親指が不自然なL字型に開かれていることに気づく。
3か月後、甲山の妻・香織(遠山景織子)が亡き夫のためにも、と次期衆院議員選挙への出馬宣言をする一方で、事件は未だ解決のめどが立たずにいた。そんな中、捜査
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町おこしコーディネーターの甲山慎次(今里真)が灰皿で後頭部を強打され殺害された。現場検証をしていた警視庁捜査一課警部補の五月女ちとせ(京野ことみ)は、被害者の人差し指と親指が不自然なL字型に開かれていることに気づく。
3か月後、甲山の妻・香織(遠山景織子)が亡き夫のためにも、と次期衆院議員選挙への出馬宣言をする一方で、事件は未だ解決のめどが立たずにいた。そんな中、捜査本部に本庁から監察官の音無一六(小日向文世)が捜査状況を監察調査をするため送り込まれる。人の良さそうな笑顔を見せる一方で、捜査員の島内(デビット伊東)に懲戒辞令を淡々と言い渡す一六に、一六の同期である羽佐間管理官(益岡徹)以外の捜査員たちは反発心をあらわにする。
翌日、ちとせと正岡(大浜直樹)の聞き込みの様子をチェックしていた一六は、捜査が進展しない訳はやはり職務怠慢にあったと断言。先入観を捨ててもう一度全ての要素を検証し直すべきだといい、ますます捜査員の反感を買う。一向に気にする様子のない一六だったが、上司の千住警視監(田中美佐子)からは励ましを受ける。
一方ちとせも一六に反感を抱きながらも現場百遍という一六の言葉を受け、改めて香織のオフィスへ。もちろん一六の監視付きで…。その帰り際、一六はオフィス前ですれ違った関西弁の男に目を留める。
その後一六は、ちとせにランチでも、と近くの洋食店「クレア」に誘う。捜査資料を読み込んでいた一六は、「クレア」のオーナーシェフ・木村(志賀廣太郎)が甲山と仲が良く、事件当日もランチに訪れていたことを知っていたのだ。
二人で来店していたことを匂わす十六に、ちとせは甲山一人だったはずだと否定するが、木村の娘・歩美(珠木ゆかり)は一六のある言葉から甲山が店の前で男性と別れていたこと、さらにその男性が関西弁を話していたことを思い出す。一六の「深読み力」が功を奏したのだ。
関西弁の男が捨てたタバコの箱を指紋検査した結果、男は探偵の松葉勝(木下ほうか)であることが分かる。早速松葉に事情聴取するが、当日甲山に会ったことは認めたものの、のらりくらりとかわされてしまう。
一方、一六は松葉の部屋に置かれていた時計のカタログや出されたコーヒーから経営が苦しいと言う松葉の言葉と実情は逆であることを見抜く。
その後、松葉が偽名で開設したネットバンクに700万円もの大金が定期的に振り込まれていたこ
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ある国のVIPが東京スカイツリーを見学することになり、警護のため墨田署への署長転任を命じられた風間昭平(北大路欣也)。早速自転車で近所を散策することにした風間は、路肩で花を手向けて手を合わせ、涙を流す女性に目を留める。
墨田署に到着した風間は、副署長の箱崎(前田吟)と水盛警備課長(斉藤暁)の出迎えを受ける。その日、下町の住民との親睦会に出席した風間は、墨田署と商店街を
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ある国のVIPが東京スカイツリーを見学することになり、警護のため墨田署への署長転任を命じられた風間昭平(北大路欣也)。早速自転車で近所を散策することにした風間は、路肩で花を手向けて手を合わせ、涙を流す女性に目を留める。
墨田署に到着した風間は、副署長の箱崎(前田吟)と水盛警備課長(斉藤暁)の出迎えを受ける。その日、下町の住民との親睦会に出席した風間は、墨田署と商店街を結ぶ会の会長で、市川開発の副社長・市川隆明(前田淳)を紹介される。また、親睦会では先ほど風間が見かけた女性・本宮可奈子(田中美奈子)と再会。クラブのママをしている可奈子は、店の常連で隆明と共に仕事をしているという経営コンサルタントの森脇大造(渡辺裕之)と一緒だった。
その数日後、隆明が何者かに殺害される。刑事の熊木(京野ことみ)らが捜査した結果、犯人は大柄な30~40代の男と分かる。また鑑識で、格闘家特有の珍しい絞め方でのやく 殺であることが判明する。隆明の葬儀に訪れた風間は、社長派の専務・権藤(寺田農)と、反社長派の常務・三田尻健(桜木健一)と妻・寿美代(姿晴香)との間に漂う不穏な空気を感じとる。
その後の捜査で、最近隆明にまとわりついていた白藤(RIKIYA)と、詐欺の前科があり元格闘家でもあった森脇が容疑者として浮上。警察は二人を徹底的にマークすることに。
一方、風間は外国の要人たちの警備のため、東京スカイツリーを目指し車で走る途中、箱崎と可奈子に似た二人を見かける。箱崎にそのことを尋ねるが、誤魔化すように否定されてしまい…。
その後の捜査で、三田尻健が弁護士をしていた当時、森脇の弁護を引き受けていたことが発覚。さらに二人は可奈子の店で会っていたという情報も入る。反社長派の三田尻が森脇を使い、社長派の隆明を殺した可能性も浮かび、警察は三田尻と森脇の関係をもう一度洗うことに。
そんな中、森脇が警察の尾行をまいて姿をくらました。また同じ頃、白藤も行方をくらまし、風間はこれがただの偶然ではないと感じる。
その予感は的中!翌朝、白藤が死体となって発見される。その殺害方法は、隆明のものと酷似していた。風間たちは、二人の顔面に残る不自然な傷が気になり…。
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重犯罪を担う警視庁捜査一課・特殊犯罪捜査係SITのバイクチーム…通称・警視庁トカゲ班。宮益坂署生活安全課少年係巡査部長・井守響子(黒谷友香)を始め、第二機動捜査隊・矢島健太(渡部豪太)、交通機動隊・郷田修平(大地康雄)などが名を連ねる。追尾偵察任務中は警官の身分を明かすことも許されない。トカゲの如く目立たず迅速に行動し事件を解決に導く、警視庁の隠密部隊である。
ある日
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重犯罪を担う警視庁捜査一課・特殊犯罪捜査係SITのバイクチーム…通称・警視庁トカゲ班。宮益坂署生活安全課少年係巡査部長・井守響子(黒谷友香)を始め、第二機動捜査隊・矢島健太(渡部豪太)、交通機動隊・郷田修平(大地康雄)などが名を連ねる。追尾偵察任務中は警官の身分を明かすことも許されない。トカゲの如く目立たず迅速に行動し事件を解決に導く、警視庁の隠密部隊である。
ある日、ファミリーレストランで男が女子高生を人質にした籠城事件が発生。店の金を奪い車で逃走する。偶然居合わせた響子は駆けつけた矢島と後を追い、無事犯人を捕らえるが、店に戻った響子は事件発生時にいた初老の男と眼鏡の男がいない事に気づく。
翌日、生活安全課に内田さわ(西原亜希)という女性が訪ねて来る。響子が話を聞くと、縫製会社「内田ドレス」を経営する父親が昨日から失踪しているという。名前が内田建吾(螢雪次朗)だと聞いた響子は、昨日ファミレスで拾った「U.K」と刺繍されたハンカチを思い出す。さわに見せるとやはり内田のものだった。店の防犯カメラにも確かに内田らしき人物と、眼鏡の男が映っていた。
そこで警部の島岡吾郎(柴俊夫)は、半年前まで内田ドレスが30年下請けをしていた有名ブランド「リョーコ・タキ」を訪ねる。高級志向の社長・多喜遼子(かたせ梨乃)と対立する、息子で専務の純一(川村陽介)のお家騒動で世間を騒がしている。純一は手軽に買えるブランドにすべきと、常務の三国赳夫(石丸謙二郎)に相談し勝手に計画を遂行していた。
話によると今日、遼子に「内田を誘拐した」との電話があったという。「身代金は5億円で期限は明後日の正午。警察に言えば内田は死ぬ」と脅されていたが冗談だと思っていた。とその時、遼子の携帯に動画が届く。暗がりの中、拘束された内田が必死に何かを訴えている…。SIT本部は計画的な犯行ではあるが、なぜ遼子に身代金を要求したのかわからずにいた。島岡は多喜親子を監視下に置きつつ、眼鏡の男の特定を急ぐよう指示する。
一方、強行班係の津吹新太郎(永井大)と片桐七海(滝沢沙織)は荒川の土手にいた。男性の刺殺体が発見されたのだ。遺留品はティッシュだけだが、その佇まいから機械関係の仕事をしているのではと睨む。
イベントの打ち合わせだと出掛けた遼子の後を響子らが追う。しかし到着したのは内田ドレスの工場だった。純一は児童保育施設を訪
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東京・佃で診療所を営む門倉周平(寺脇康文)は、娘の加奈(金井美樹)と2人暮らし。かつては城南医大の名医と言われていたが、妻の直子(小森琴世)を交通事故で失って以来、佃に診療所を開き活躍していた。
ある晩、周平はスナックのママ・大野静江(水沢アキ)と飲んで帰る途中、朝潮橋付近の運河で何かが水に落ちる音を聞く。その直後、橋の上を人影が走り去って行くのを目撃。慌てて運河へ駆
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東京・佃で診療所を営む門倉周平(寺脇康文)は、娘の加奈(金井美樹)と2人暮らし。かつては城南医大の名医と言われていたが、妻の直子(小森琴世)を交通事故で失って以来、佃に診療所を開き活躍していた。
ある晩、周平はスナックのママ・大野静江(水沢アキ)と飲んで帰る途中、朝潮橋付近の運河で何かが水に落ちる音を聞く。その直後、橋の上を人影が走り去って行くのを目撃。慌てて運河へ駆け寄ると、そこには男の遺体が浮かんでいた…。
この事件の捜査には、周平の亡き妻・直子の妹である今村華子(櫻井淳子)や、その部下・久保寺隼人(永山たかし)らがあたることになった。華子たちの捜査の結果、亡くなっていたのは流星出版という出版社を営む磯貝保(石黒久也)で、他殺であることが判明。流星出版は名前だけの会社で、磯貝は芸能人や著名人のゴシップ記事を書いては、それをネタに恐喝を繰り返す強請り屋として生計を立てていたらしい。
やがて、捜査線上に磯貝から恐喝を受けていたという佃在住の不動産会社経営者・安部靖(森下能幸)が浮上する。華子たちは安部から任意の事情聴取を行うが、周平の娘・加奈と安部の娘・みのり(新井優歌)は親友であるため、加奈は激しいショックを受ける。そんな中、周平は、診療所に風邪の診療のためにやって来た、今人気のエステ「ジュディ」を経営する須田真理(笛木優子)と知り合いになる。
犯行を否認しているにも関わらず、周囲から犯人のように扱われ、家族が辛い目にあっている安部を見た周平は、地元の弁護士・吉岡(夏八木勲)のもとへ相談に訪れる。すると吉岡は、今度自分が参加する講演会で、町の人たちの良心に訴えようと請け合う。しかし周平は、吉岡の事務所で見た“あるもの”が気にかかる…。
その後間もなく安部は釈放されたが、その翌日、運河で遺体となって見つかってしまう。警察は、逃げ切れないと考えた安部が自殺したものと推測。しかし周平は、家族と出かける約束をしていた安部が突然自殺したとはどうしても考えられず…。
旅行作家の茶屋次郎(橋爪功)は、週刊誌連載の取材旅行のため、副編集長の山倉晋吉(角野卓造)、編集者の中村咲江(藤田朋子)と長野県を訪れていた。長野を流れる天竜川の取材中に、咲江の同級生・堤一郎(石井英明)の死体が発見される。事件現場傍には、咲江(藤田朋子)が持っていた木製の飾りが落ちており・・・。旅行作家・茶屋次郎が難題事件を解決していく、シリーズ第7弾!!
旅行作家の茶屋次郎(橋爪功)は、週刊誌連載の取材旅行のため、副編集長の山倉晋吉(角野卓造)、編集者の中村咲江(藤田朋子)と長野県を訪れていた。長野を流れる天竜川の取材中に、咲江の同級生・堤一郎(石井英明)の死体が発見される。事件現場傍には、咲江(藤田朋子)が持っていた木製の飾りが落ちており・・・。旅行作家・茶屋次郎が難題事件を解決していく、シリーズ第7弾!!
花村絢乃(麻生祐未)は大学生の娘と暮らすバツイチ子持ちの検事だ。絢乃は司法試験を受けず、法律で定められた条件を満たすことで任用された珍しいタイプの検事で、裁判官だった父の遺言により検事正・岡田幸喜(高橋英樹)から特命を受け、東京地検刑事第一部で働いている。
ある夜、公園の石段で若い女性が突き落とされる事件が発生。駆けつけた巡査がその場に立ち尽くしていた平山恒子(東ちづ
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花村絢乃(麻生祐未)は大学生の娘と暮らすバツイチ子持ちの検事だ。絢乃は司法試験を受けず、法律で定められた条件を満たすことで任用された珍しいタイプの検事で、裁判官だった父の遺言により検事正・岡田幸喜(高橋英樹)から特命を受け、東京地検刑事第一部で働いている。
ある夜、公園の石段で若い女性が突き落とされる事件が発生。駆けつけた巡査がその場に立ち尽くしていた平山恒子(東ちづる)に声をかけると、彼女は「自分がやった」と自供した。被害に遭った女性は恒子の娘・真弓(南沢奈央)が勤める美容室の同僚だった。恒子は、真弓が彼女から嫌がらせを受けていると知って公園に呼び出し、口論の末に突き落としたと供述。だが真弓は警察に「母が勝手にやったこと。自分には関係ない」と答えたという。恒子のかたくなな態度や親子の感情の食い違いに不自然さを感じた絢乃は、恒子を起訴せず処分保留とした。
絢乃は事務官の宇治谷巌(温水洋一)を伴い、関係者への聞き込みを始める。真弓のアパートを訪ねた帰路、宇治谷は恒子たち母娘を以前見かけていたことを思い出す。それは5年前、恒子の夫の葬式でのことだった。恒子の夫は、ある贈収賄事件の取り調べを受け、拘置所で自殺していた。
5年前、東京地検特捜部は大物政治家と三葉重工が絡む不正献金のルート解明に躍起になっていた。三葉重工には5億円に上る使途不明金があり、その金の受け渡し役として特捜が目を付けたのが恒子の夫だった。取り調べが進む中、横領の疑いをかけられた夫は、初めのうちは容疑を否認していたが、認めた直後に自ら命を絶ったという。
横領犯の汚名を着せられたまま死を選んだ夫。残された恒子と真弓は世間から隠れるように生きてきた。だが絢乃には恒子の夫が横領を働くような人物だったとは思えない…。
取り調べ中の被疑者の自殺は、検察にとって世間に思い出させてはならない失態だ。面倒を起こされたくない上司らの強い反対にもかかわらず、絢乃は真実を突き止めるべく懸命の捜査を続ける…!!
ある日の早朝、多摩南署の刑事・近松丙吉(伊東四朗)に係長の村越実(角野卓造)から事件の一報が入る。ディスカウントショップで強盗殺人が発生し、従業員が刺殺されたという。現場には二種類の足痕が残っていて、犯人は二人組と思われた。近松は現場に着くなり、管理官の山形治(三浦浩一)から「単独プレーで捜査を混乱させないように」と釘を刺されてしまう。
防犯カメラ映像で、犯人の一人は
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ある日の早朝、多摩南署の刑事・近松丙吉(伊東四朗)に係長の村越実(角野卓造)から事件の一報が入る。ディスカウントショップで強盗殺人が発生し、従業員が刺殺されたという。現場には二種類の足痕が残っていて、犯人は二人組と思われた。近松は現場に着くなり、管理官の山形治(三浦浩一)から「単独プレーで捜査を混乱させないように」と釘を刺されてしまう。
防犯カメラ映像で、犯人の一人は陣内光彦(陳内将)と判明。二度の逮捕歴があり粗暴な性格で、さらに多額の借金があるという。捜査会議では陣内の身柄確保と、共犯者の身元割り出しに総力を挙げるよう指示が出される。しかし、山形は所轄署の近松と西尾昭夫(マギー)の二人だけに、陣内の唯一の身内で叔父の八坂建託副社長・八坂新太郎(山口馬木也)の家を張り込むよう命令する。本筋の捜査から二人を外そうとする山形の考えに納得できない近松と西尾だったが、仕方なく命令を受け入れる。
近松と西尾は八坂建託に出向き、八坂新太郎に接触するが、「私を頼るとは思えない」という新太郎。自分は婿養子で、八坂建託の社長である妻・多美子(川島なお美)は、新太郎の身内に厳しく、特に陣内とは反りが合わなかったという。近松たちの説得で、家の張り込みに同意した新太郎だったが、多美子は今、体調を崩し自宅療養中なので、多美子に張り込みの件は内密にして欲しいという。
近松と西尾は、八坂邸に二つだけある出入り口、玄関と裏口の二手に別れて張り込むことに。新太郎とは、陣内が邸内に侵入した場合、合図として玄関と裏口の門灯を同時に点けるという約束をしていた。そして深夜1時をまわった頃、突然、門灯に明かりが点く。慌てて邸内に飛び込む近松たち。何かの音楽が聞こえ、リビングには陣内の姿があった。近松たちがリビングに入ると、陣内はその時ちょうど二階から降りてきた多美子にナイフをつきつける。そして、新太郎が止めるよう詰め寄るなか激高し、多美子を刺して逃走してしまう。
邸内に陣内が侵入したことに気付かず、目の前の犯行も止められず、さらに犯人を取り逃がしてしまった近松と西尾は、山形管理官から叱責される。ところが八坂邸の防犯カメラ映像を確認した近松は、ある不審な点に気付く…。
旅行誌『旅窓』で記者をしている青木亜木子(友近)は、社長の田嶋寿美代(山村紅葉)から次号は伊豆特集にすると聞かされ、カメラマンの浅井亨(泉谷しげる)と共に伊豆へ取材に向かった。伊豆の清流荘という旅館に、岡本綺堂の『修禅寺物語』に出てくる姉妹と同じ名の美人姉妹がいると知り、特集を組もうと思いついたのだ。
早速、下田旅館組合の上原(乃木涼介)の送迎で清流荘を訪ねると、女将
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旅行誌『旅窓』で記者をしている青木亜木子(友近)は、社長の田嶋寿美代(山村紅葉)から次号は伊豆特集にすると聞かされ、カメラマンの浅井亨(泉谷しげる)と共に伊豆へ取材に向かった。伊豆の清流荘という旅館に、岡本綺堂の『修禅寺物語』に出てくる姉妹と同じ名の美人姉妹がいると知り、特集を組もうと思いついたのだ。
早速、下田旅館組合の上原(乃木涼介)の送迎で清流荘を訪ねると、女将の旭桂(古川りか)と妹の楓(滝沢沙織)が2人を出迎えてくれた。桂には、弁護士でありながらホテルのオーナーも務めていて、現在は議員に立候補し選挙活動を展開している地元の名士・立花佑介(大浦龍宇一)という恋人がいるが、亜木子は滞在しているうちに、どうやら桂と立花の関係を楓や上原がよく思っていないことに気付いてしまう。
そんな中、立花に勧められ23時頃に屋外の「滝の湯」に入った亜木子は、脱衣所で「あいつを殺してください」と書かれた手紙が落ちているのを発見する。亜木子と入れ違いに滝の湯から出て行った、右手の甲にホクロのある女性が落としたものかと思い、女性を探そうとすると、滝の湯へ通じる道の途中で、血を流し絶命している桂の姿を発見してしまう。桂を殺害したのは右手の甲にホクロのある女性なのか、それとも桂に恨みを持つ第三者なのか…?
第一発見者として静岡県警の警部・三島(宍戸開)や刑事の大村(マキタスポーツ)から事情聴取されることになってしまった亜木子は、自らにかかった容疑を晴らすため、独自に事件を調べ始める。すると、楓と上原は、それぞれ過去に立花、桂と付き合っていたことが判明し…。
東京行きの東北新幹線車内で、長崎美術財団理事・長崎純子がスリに財布を奪われた。鉄道警察隊巡査部長・清村公三郎がホームに緊急配備を敷いて犯人を追ったが、大宮駅の雑踏で見失ってしまう。「財布には大切なものが入っていた」と青ざめる純子。後ほど被害届を出すと言って、純子は東京駅内のホテルに向かった。しかし夕方、清村がホテルを訪ねると、純子は部屋で絞殺されていた。
純子は5年前
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東京行きの東北新幹線車内で、長崎美術財団理事・長崎純子がスリに財布を奪われた。鉄道警察隊巡査部長・清村公三郎がホームに緊急配備を敷いて犯人を追ったが、大宮駅の雑踏で見失ってしまう。「財布には大切なものが入っていた」と青ざめる純子。後ほど被害届を出すと言って、純子は東京駅内のホテルに向かった。しかし夕方、清村がホテルを訪ねると、純子は部屋で絞殺されていた。
純子は5年前に死去した画家・長崎龍一郎の未亡人だった。しかし推定20億円にのぼる遺産の殆どは、長崎記念財団が管理していたという。本庁捜査一課管理官・藤岡一成らは、財団からも事情を聴取する。しかし代議士として外遊中だった理事長・青山保をはじめ、財団関係者にはアリバイがあった。
また、純子の所持品からはスナップ写真が見つかる。背景に磐越西線・喜多方~山都の「一の戸鉄橋」が写っていることを、ローカル線を愛する清村は見破った。そして被写体の少女は、制服から喜多方女子高校の生徒と判明。丸の内中央署刑事・秋山和人と清村は、さっそく喜多方駅に向かった。
写真の少女は高木由香、絵が好きな良い子だったという。しかし1月前から急に不登校が始まり、繁華街で補導もされたらしい。清村らは「高木絵画教室」を開く父・陽吉を訪ねた。しかし陽吉は捜査に応じず、被害者・高木純子と知合いではないと言い張る。
由香は派手な格好で、暴走族の溜まり場にいた。陽吉が連れて帰ろうとしても、由香は言うことを聞かない。神原孝一が薄笑いを浮かべながら「殺された純子の二の舞になっても知らない」と、陽吉を脅している。そこに丸の内中央署捜査係長・染谷京助らが訪れた。染谷は神原に、喜多方西署への出頭を要請する。神原は、殺害された長崎純子の兄だった。
多額の借金を負う神原には、純子を遺産目的で殺害する動機があった。しかし神原は犯行を否認し、事件当日は佐藤美鈴とSL旅行をしていたと言う。神原のアリバイは、全席指定「SLばんえつ物語号」に乗車して、新津10:01発~日出谷11:29着、同駅で予約していた駅弁「鳥めし」を購入し、日出谷11:32発~会津若松13:23着、同14:03発~郡山15:10着、そして郡山にあるホテルの宴会で夜9時まで過ごしたというもの。清村が純子の死体を発見した時刻が16:30なので、東京での犯行は不可能に思われる。
美しい路線を走る鉄道が、殺人のアリバイ道
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都内のホテルで働く、元刑事の警備員・田辺素直(田辺誠一)。クリスマスを直前に控えたある日、ホテルに「アザの男を殺す」と予告電話が入る。田辺がホテル社長の立花伊作(里見浩太朗)に報告すると、その日の夜にパーティーを行う元国務大臣の大黒誠三(西岡德馬)の顔に、アザがあるという。そこで田辺らは、警戒を強化。パーティーでは大黒の秘書・斉藤高志(長谷川朝晴)の長野県議会議員選挙出
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都内のホテルで働く、元刑事の警備員・田辺素直(田辺誠一)。クリスマスを直前に控えたある日、ホテルに「アザの男を殺す」と予告電話が入る。田辺がホテル社長の立花伊作(里見浩太朗)に報告すると、その日の夜にパーティーを行う元国務大臣の大黒誠三(西岡德馬)の顔に、アザがあるという。そこで田辺らは、警戒を強化。パーティーでは大黒の秘書・斉藤高志(長谷川朝晴)の長野県議会議員選挙出馬が発表され、斉藤の恩師である源田亀五郎(寺田農)が祝辞を述べた。しかし、25年前にダム建設計画を巡って対立した大黒を痛烈に批判したため、会場の空気は一変。大黒は激怒し立ち去ってしまう。当時、大黒が進めていた計画を中止に追い込んだ市民運動家が源田で、最近になりその計画が再始動するという噂が立っていたのだ。
その後、防犯カメラを監視していた妹尾道彦(入江甚儀)から、トイレに入った源田がなかなか出てこないことを知らされる。田辺が駆けつけると、源田は個室内で既に息を引き取っていた…。その直前に、ダム計画に携わる建設会社の社長・吉村俊介(山田明郷)と源田が揉めていたり、源田の少し前に大黒がトイレから出てきたりと、怪しい行動をしている人物が複数いた。しかし源田には肝心のアザがなく、田辺は、予告電話は犯人の陽動作戦だったのではと推理する。その後、大黒側から圧力がかかり源田が病死扱いになりそうだと聞いた田辺は、真実を知るため、義姉で新聞記者の日疋千佳(東ちづる)と共に事件の真相を追うことに。まずは源田の住まいがある長野県松本市へと向かうことに…。
松本市内に到着した2人は、妻の八重子(土田早苗)に話を聞く。すると、最近吉村が度々訪れ、源田に何かを頼み込んでいたという。2人の会話からは「25年前」というフレーズが聞こえたほか、吉村は1,000万円の小切手を渡していたようだが、源田は頑なに断っていたらしい。小切手は、ダム建設反対運動を抑え込むためのものだったのか…?確信を持てない田辺と千佳は、25年前に当時17歳だった吉村の娘が事故死し、その死に納得できない吉村が1,000万円の謝礼金を用意して情報提供を募っていたと知る。源田が吉村の娘の担任だったこともあり、その件との関連を調べしようとした2人の元に、吉村が自殺したとの一報が。しかし捜査を進めていくにつれ、偽装自殺の疑いが浮上…。源田の死との関連は!?田辺と千佳がさら
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全国各地を渡り歩くさすらい署長・風間昭平は、新潟中署に赴任する前に立ち寄った佐渡市小木の旅館で、仲居の吉岡春子と世間話に興じていた。彼女は内職で竹細工の風車も作る働き者だ。突然、慌しいパトカーのサイレン音が響く。18歳の少女、北沢由岐の岸壁からの投身自殺だった。
そして数日後、今度は新潟市で事件が起きる。予備校講師・武本洋平の刺殺体が海辺で発見されたのだ。捜査員たちは
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全国各地を渡り歩くさすらい署長・風間昭平は、新潟中署に赴任する前に立ち寄った佐渡市小木の旅館で、仲居の吉岡春子と世間話に興じていた。彼女は内職で竹細工の風車も作る働き者だ。突然、慌しいパトカーのサイレン音が響く。18歳の少女、北沢由岐の岸壁からの投身自殺だった。
そして数日後、今度は新潟市で事件が起きる。予備校講師・武本洋平の刺殺体が海辺で発見されたのだ。捜査員たちは、武本の遺留品の携帯電話に引っ掛かりを感じる。電話番号の登録名が「AKE」「DMY」…と暗号めいたアルファベットだったからだ。不意にその携帯が鳴り出すが、すぐに切れてしまった。
鑑識の所見で、頭部と腹部を刺した凶器は特殊な刃物であることが判った。捜査を進めるうちに、武本の派手な女性関係が明らかになる。捜査本部では、仕事のトラブルと痴情怨恨の両面から捜査を開始する。
遺留品の携帯は相変わらず断続的に鳴り続けていた。アルファベットの登録番号は武本が関わった女性たちだと目星をつけた刑事たちは、まず「AKE」がホステス・相川菊恵であることを突き止める。相川は、武本が女性たちと逢引するためのマンションを持っていたと供述。武本の分不相応な金回りの良さに、風間は不審を感じる。さらに彼女は、赤い車に乗った眼鏡の男が武本のことを付け狙っていたと証言する。
一方、「DMY」は伊達真弓、予備校に通う生徒の母親との見方が濃厚になった。歯科医の夫・敬一との仲が冷え切っている真弓に、武本と不倫関係にあったのではないかと問い詰めるが、彼女はそれを否定する。
その後、捜査員が尾行の目を離した一瞬の隙に、真弓は武本のマンションから飛び降り自殺をしてしまう。真弓の夫・敬一が駆けつけるが、彼こそが、妻の不倫相手の武本を狙っていた「眼鏡の男」だった。
事件は解決するかに思われたが、敬一は容疑を否定する。武本を殺したいと思い、様子を窺っていたのは事実だが、殺害には関与していないという。だが、武本の遺留品の携帯に電話を掛けていたのは敬一だったことが判る。彼は自分を裏切った妻を憎んでおり、警察の目を真弓に向けるための工作であった。
携帯電話、不倫相手、ともに事件解決の糸口は断たれてしまった。しかし、敬一から新たな証言が得られる。武本を狙うもう1人の人物、予備校生・吉岡孝太郎の存在だった。
孝太郎のアパートを訪ねた風間たちは、彼が小木の旅館の仲居・吉
警視庁の元・犯罪交渉人である野々村百合子(市原悦子)は現役を引退し海辺で一人暮らしをしている。近所に暮らす栗原祐一(宝田明)に好意を寄せられ、毎日のようにバラの花束を贈られることに少々困惑している。
話し相手は病院勤務の五十嵐敏子(濱田マリ)で、百合子の家にときどき訪ねてきてはお茶を飲みながらおしゃべりをしていく。
そんなある日、バスジャック事件が起きる。警官に拳銃
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警視庁の元・犯罪交渉人である野々村百合子(市原悦子)は現役を引退し海辺で一人暮らしをしている。近所に暮らす栗原祐一(宝田明)に好意を寄せられ、毎日のようにバラの花束を贈られることに少々困惑している。
話し相手は病院勤務の五十嵐敏子(濱田マリ)で、百合子の家にときどき訪ねてきてはお茶を飲みながらおしゃべりをしていく。
そんなある日、バスジャック事件が起きる。警官に拳銃を発砲しバスをハイジャックした木下賢太(金山一彦)は別れた妻・杉山京子(赤間麻里子)を連れてくるように請求するが、京子は関わりたくないと拒絶していた。事件を知った敏子から息子が事件の人質になっているので助けてほしいと頼まれた百合子は現場へ向かう。
すると、やじ馬の中にいた小寺薫(有森也実)からも夫の小寺拓(正名僕蔵)が人質になっているかもしれない、小寺は柔道経験者でバタフライナイフを所持しているはずだと聞かされる。百合子は後輩の警視庁捜査一課SIT交渉班の向井真知子(岩崎ひろみ)のアドバイザーとして交渉にあたることになるが、興奮した木下は聞く耳を持たない。そんな中、百合子が投げかけた言葉に動揺したところを小寺がナイフと体当たりでねじ伏せ、バスジャック事件は終わりを告げる。
マスコミの報道で、小寺はハイジャック犯を捕まえたヒーローとして一躍有名になるが、銃刀法違反となるナイフを所持していたことは秘密にされることに。小寺の活躍は勤務先の社長・啓子(長谷直美)も喜び、小寺に新しい店を任せるなど、これまでとは態度や待遇ががらりと変わる。その変化に薫は不安を隠せない。
一方、人質の中に息子がいるとうそをついた敏子が気になる百合子は理由を尋ねるが、はぐらかされてしまう。
ところが後日、敏子と薫が2人で会っているところを目撃してしまう。百合子は二人が知り合いだったことに驚く。
さらに真知子から拓がナイフを持っていた理由がわかったと報告を受けた百合子は、現場で出会った薫の言葉を思い出し、まだ事件は終わっていないのではないかと考える。
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向島の花街では、祇園から売れっ子芸妓・雪乃が移籍してきて評判になっていた。 ある夜、料亭『花乃屋』に、建築デザイナーの迫田、高柳、安曇が訪れる。3人は都市開発の建築デザインコンペで争うライバル同士。安曇は昔、『花乃屋』で芸妓をしていたぽん太の息子だった。その晩、高柳が自宅で毒殺され、さらに数日後、迫田も何者かに毒殺される。デザインコンペの裏に何が?賑やかな花街を舞台に、複雑に絡んだ過去が明かされる!
向島の花街では、祇園から売れっ子芸妓・雪乃が移籍してきて評判になっていた。 ある夜、料亭『花乃屋』に、建築デザイナーの迫田、高柳、安曇が訪れる。3人は都市開発の建築デザインコンペで争うライバル同士。安曇は昔、『花乃屋』で芸妓をしていたぽん太の息子だった。その晩、高柳が自宅で毒殺され、さらに数日後、迫田も何者かに毒殺される。デザインコンペの裏に何が?賑やかな花街を舞台に、複雑に絡んだ過去が明かされる!
繁華街の路地裏のビル上から、“街の名物オヤジ”だった山中が転落死する。鑑識の結果、山中は何者かに突き落とされたらしい。近くで別件の取材をしていた三咲と有沢は、転落現場でライバル紙の帝東新聞記者・諏訪の姿を目撃する。しかし翌日、帝東新聞の扱いは小さなベタ記事扱い。一方、近所でリフォーム詐欺の被害に遭ったタキの孫・七海も転落現場にいたことが分かり…。新米記者・三咲が事件を巡る謎に挑む!
繁華街の路地裏のビル上から、“街の名物オヤジ”だった山中が転落死する。鑑識の結果、山中は何者かに突き落とされたらしい。近くで別件の取材をしていた三咲と有沢は、転落現場でライバル紙の帝東新聞記者・諏訪の姿を目撃する。しかし翌日、帝東新聞の扱いは小さなベタ記事扱い。一方、近所でリフォーム詐欺の被害に遭ったタキの孫・七海も転落現場にいたことが分かり…。新米記者・三咲が事件を巡る謎に挑む!
神奈川県警捜査一課の刑事・吉永(船越英一郎)のもとに、誘拐事件発生の一報が飛び込んできた。誘拐されたのは、金融会社を営む赤沢商事の社長・赤沢宣良(田村亮)。夜8時頃帰宅した娘・雪乃(井村空美)のもとに、赤沢本人の携帯から「5千万円用意しろ」という脅迫メールが届いたという。その後赤沢とは連絡が取れず、身を案じた赤沢の秘書・塩見(阿部力)が通報して事件が発覚した。
やがて
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神奈川県警捜査一課の刑事・吉永(船越英一郎)のもとに、誘拐事件発生の一報が飛び込んできた。誘拐されたのは、金融会社を営む赤沢商事の社長・赤沢宣良(田村亮)。夜8時頃帰宅した娘・雪乃(井村空美)のもとに、赤沢本人の携帯から「5千万円用意しろ」という脅迫メールが届いたという。その後赤沢とは連絡が取れず、身を案じた赤沢の秘書・塩見(阿部力)が通報して事件が発覚した。
やがて同じメールを受け取った妻の佐智枝(藤田朋子)も帰宅。その後、携帯電話の通信記録から、脅迫メールが送られてきた時点では横浜スタジアム付近に赤沢がいたことまでは特定されるが、依然としてその行方はわからなかった。そこで吉永は、部下の小沢(林泰文)らとともに、最近赤沢商事とトラブルになっていた取引先を張り込むなどして、なんとか足取りをつかもうとする。
翌朝、赤沢の車が大型商業施設の駐車場で発見された。警察側の動きを探るための犯人の罠である可能性も十分に考えられたが、トランクからコートの端のようなものが出ていたことから、班長の片山(眞野あずさ)は赤沢の安否確認を優先し、吉永に車をあらためるよう指示を出す。しかし、車内から赤沢は発見されず、間もなく佐智枝、雪乃の携帯に犯人から「警察に報せたから赤沢を殺した」とのメールが届き、宅地造成地の一角から赤沢が遺体となって発見されてしまう。
赤沢は体を粘着テープで縛られていた上、側に落ちていた石で激しく頭部を殴られて殺害されていた。現場に駆けつけた吉永は、赤沢の右手親指が微かに赤くなっていることに気づく。鑑識の結果、赤沢は犯人が脅迫メールを送ってすぐの昨夜8時から10時の間にすでに殺害されており、右手の親指が赤かった原因は、朱肉であることが明らかとなった。
その後の捜査の結果、赤沢は実の息子・良樹(尾上寛之)からお金を貸して欲しいと脅迫されていたことや、赤沢の愛人・則竹昌代(友倉由美子)が赤沢家に乗り込んできたことから、赤沢が遺書を遺していたことなどが判明する。
弁護士の立会いのもとに遺書を開封すると、2通の遺書が存在し、そのうちの1通は佐智枝と雪乃に財産を相続すると書かれていたが、もう1通には昌代に財産の半分を遺贈すると書かれており、拇印が押してあった。一連の事件は、遺産目当ての昌代がやったものなのか?疑惑の目が昌代に向けられるが…。
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浅草・老舗和菓子店『扇庵』で誘拐事件が起きる。犯人の要求は店の立ち退きだった。警察は犯人からの電話を逆探知し、使用した公衆電話を特定。指紋係の塚原宇平が犯人の指紋を割り出す。しかし、容疑者として浮上した闇金融業者・工藤啓吾は自宅で殺害され、彼の仲間の神埼武夫も刺殺体で発見される。神崎は15年前、『扇庵』の従業員・佐竹勇治と強盗傷害事件を起こしていた…。"終生不変"の指紋が、深まる謎を解き明かす!
浅草・老舗和菓子店『扇庵』で誘拐事件が起きる。犯人の要求は店の立ち退きだった。警察は犯人からの電話を逆探知し、使用した公衆電話を特定。指紋係の塚原宇平が犯人の指紋を割り出す。しかし、容疑者として浮上した闇金融業者・工藤啓吾は自宅で殺害され、彼の仲間の神埼武夫も刺殺体で発見される。神崎は15年前、『扇庵』の従業員・佐竹勇治と強盗傷害事件を起こしていた…。"終生不変"の指紋が、深まる謎を解き明かす!
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山形の寒河江で、結婚式当日に新郎・城山一郎が他殺体で発見された。さくらんぼ栽培のハウスの側溝に倒れ、死因は窒息死と判明。前夜、元女優・水谷麗の営むスナックで一郎を殴った青年団の奥野龍次が任同で連行される。一方、財産目当ての結婚ではと噂される一郎の妻・優香。二人はお見合いパーティーで知り合ってすぐの結婚だった。やがて麗も水死体で見つかり…。この農村に嫁いで1年になる弁護士・神谷純子が、難事件に挑む!
山形の寒河江で、結婚式当日に新郎・城山一郎が他殺体で発見された。さくらんぼ栽培のハウスの側溝に倒れ、死因は窒息死と判明。前夜、元女優・水谷麗の営むスナックで一郎を殴った青年団の奥野龍次が任同で連行される。一方、財産目当ての結婚ではと噂される一郎の妻・優香。二人はお見合いパーティーで知り合ってすぐの結婚だった。やがて麗も水死体で見つかり…。この農村に嫁いで1年になる弁護士・神谷純子が、難事件に挑む!
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陶芸家の加川昌の妻・雅子が工房で倒れているのが発見される。睡眠薬による自殺未遂とみられたが、鑑識の結果、殺人未遂と判明。事件当日から加川が姿を消し、警察は行方を追う。一方、刑事の吉永は娘・菜摘の粘土細工が展示された会場で大沢敏子と出会うが、彼女は加川の愛人で、二人には認知されていない息子がいた。やがて、伝統ある陶芸界の権力争いが浮き彫りに…。熱血刑事・吉永が難事件に迫る人気シリーズ第4弾! 今回友情出演する名取裕子がどんな役柄で登場するのか、合わせてお楽しみに!
陶芸家の加川昌の妻・雅子が工房で倒れているのが発見される。睡眠薬による自殺未遂とみられたが、鑑識の結果、殺人未遂と判明。事件当日から加川が姿を消し、警察は行方を追う。一方、刑事の吉永は娘・菜摘の粘土細工が展示された会場で大沢敏子と出会うが、彼女は加川の愛人で、二人には認知されていない息子がいた。やがて、伝統ある陶芸界の権力争いが浮き彫りに…。熱血刑事・吉永が難事件に迫る人気シリーズ第4弾! 今回友情出演する名取裕子がどんな役柄で登場するのか、合わせてお楽しみに!
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花巻綾乃は女手一つで7人の子を育てる刑事。ある日、次女・マミの担任、川村陽子が殺人現場に遭遇する。被害者は頭を強打して死亡し、犯人は逃走。警察は陽子の証言を元に犯人の似顔絵を作成する。そんな中、現場から一ノ瀬京介という男の財布が見つかる。だが京介は、自分がやったのではなく、現場で犯人の顔を見たと明かす。そして京介の供述を元に似顔絵を作るが、それは陽子の証言とは別人だった・・・。
花巻綾乃は女手一つで7人の子を育てる刑事。ある日、次女・マミの担任、川村陽子が殺人現場に遭遇する。被害者は頭を強打して死亡し、犯人は逃走。警察は陽子の証言を元に犯人の似顔絵を作成する。そんな中、現場から一ノ瀬京介という男の財布が見つかる。だが京介は、自分がやったのではなく、現場で犯人の顔を見たと明かす。そして京介の供述を元に似顔絵を作るが、それは陽子の証言とは別人だった・・・。
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全国の警察署長のピンチヒッターとして、各地を転々としている風間昭平(北大路欣也)。今回、風間は四国最東端の街、徳島県阿南市の阿南中央署へ赴任することになった。
風間は、副署長の河田慎哉(近藤芳正)から署長専属の秘書官を用意したと言われ、地域課の清水由紀(東ちづる)を紹介される。清水は徳島県内の数々の所轄署を渡り歩いている女性警官だった。そんな中、午尾(ごお)の滝で
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全国の警察署長のピンチヒッターとして、各地を転々としている風間昭平(北大路欣也)。今回、風間は四国最東端の街、徳島県阿南市の阿南中央署へ赴任することになった。
風間は、副署長の河田慎哉(近藤芳正)から署長専属の秘書官を用意したと言われ、地域課の清水由紀(東ちづる)を紹介される。清水は徳島県内の数々の所轄署を渡り歩いている女性警官だった。そんな中、午尾(ごお)の滝で男性の変死体が発見されたと一報が入り、風間は清水とともに現場へ。
遺体の背中には刺し傷があり、首には絞められた痕が残っていた。風間は遺体の手に付着した土が、殺害現場周辺のものではないことに気づく。さらに被害者の遺留品の手帳には不思議な数字が書き込まれていた。
殺されたのは、かつて阿南西高校の投手として甲子園でも活躍した三木宏隆(本宮泰風)と判明。三木の母校を訪ねた風間は、三木が高校生の時に壊した肘のせいで野球人生を断たれてしまったことを知る。当時、三木とバッテリーを組んでいた捕手の坂本和彦(別所哲也)が今、阿南西高校のコーチをしていると聞き、風間は坂本からも話を聞くことに。坂本はプロの道へ進んだが二十代半ばで引退し、大阪で板前をしていたが、最近、故郷の阿南に戻っていた。料理屋で働きながら、母校のコーチや少年野球の指導をしているという。坂本には11歳になる息子の進平(田中蒼馬)がいるが、進平は1歳の時に、心臓の手術を受け、今でも運動は禁止だという。
調べにより、三木の遺体に付着していた土は大谷焼の粘土である可能性が高まり、風間と清水は大谷焼を扱う窯元を訪ねる。最初に向かった森陶器に着くと、二人は鳴門北署署長・益田純一郎(伊武雅刀)と、職人の森信吾(大杉漣)が話し込んでいる姿を見かける。不思議に思うなか、森や田中武士(仁科貴)ら職人たちに三木の写真を見せるが、知らない男だと言う。
一方、阿南中央署刑事の津村健吾(阪田マサノブ)らは、三木が働いていた建設会社で、三木がヤクザ者らしき男ともめていたという話を聞く。男は本郷力也(木下通博)で、津村らが聴取すると、借金を回収しようとしていただけだと犯行を否認。逆に三木殺しの犯人は中谷充(國本鍾建)だと言い出す。三木が殺された日の昼に、三木と中谷が激しく口論していたのを見たと言う。中谷を調べると、三木は中谷が経営するバーで働いていたことがあったが、三木殺害時刻に
天然物のトラフグを出す料亭「浜ふぐ」の本店で、本来は毒があるので取り除かれるはずの肝を食べて、客の安井謙二(渋谷哲平)が亡くなった。その前日には、店に金を用意しなければ死人が出るという内容の脅迫状が届いており、別の支店で具合の悪くなった客が出た矢先の出来事だった…。
現場に駆けつけた班長の片山桐子(眞野あずさ)率いる神奈川県警捜査一課の刑事・吉永(船越英一郎)、小沢(
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天然物のトラフグを出す料亭「浜ふぐ」の本店で、本来は毒があるので取り除かれるはずの肝を食べて、客の安井謙二(渋谷哲平)が亡くなった。その前日には、店に金を用意しなければ死人が出るという内容の脅迫状が届いており、別の支店で具合の悪くなった客が出た矢先の出来事だった…。
現場に駆けつけた班長の片山桐子(眞野あずさ)率いる神奈川県警捜査一課の刑事・吉永(船越英一郎)、小沢(林泰文)、玉田(山田純大)、木島(松雄諭)たちは、早速事情聴取を開始。調理を担当した板前の松下(菊池健一郎)は、調理の際に肝が間違って混入するようなことはなかったと説明し、それを裏付けるように、毒のある肝や卵巣を捨てるための金属製の鍵付き容器には調理したふぐの分の肝がきちんと捨てられていた。しかし吉永は、なぜ社長の新倉善造(本田博太郎)が昨日の時点で警察に知らせなかったのか、不審に思う。
その後も聞き取り捜査を続けた結果、実際に安井のもとに料理を運んだ従業員の南原規子(赤澤セリ)から、安井と一緒に来ていた女性が、食べるのもそっちのけで料理はもちろん、トイレや店内、板場まで写真を撮っていたとの証言が出てきた。そこで、吉永たちは安井と一緒に来店していた宮本ユキナ(多岐川華子)からも事情を聞くが、ユキナはこの日自分が勤めるキャバクラに同伴出勤をするつもりで安井と店を訪れたのだと話し、犯行を否認する。
その後、安井の葬儀が営まれ、そこで吉永は、飛田(石田尚巳)という安井の友人が、安井の妻・佳子(床嶋佳子)に生活費の足しにして欲しいと大金を渡すところを目撃してしまう。突然のことに戸惑う佳子は、すぐに返すと吉永に話すが…。
捜査の結果、安井はパチンコ店の店員だったが3ヶ月前から休職していたこと、しかしキャバクラには週に2、3回行くほど金回りが良かったことなどが判明する。しかし、安井とユキナが特別な関係にあったという話などは出てこず、安井と「浜ふぐ」との間にトラブルがあった形跡も一切なかった。
そんな中、ユキナが別の男性と「浜ふぐ」の別の支店へ現れた。しかも、ユキナが店を出た直後、店の客がまたしても倒れてしまう。やがて、ユキナが「浜ふぐ」に合併を持ちかけている関西のふぐ料理チェーン「大谷楼」の関東本部長・瀬良昌孝(金山一彦)と会っていたことが判明。一連の犯行はユキナによるものなのか…!?疑いの目がユキナへと向けられる
鉄道警察隊東京駅分駐所の巡査部長・清村公三郎(小林稔侍)は巡回中、駅前の一角でハーモニカを吹く青山善行(本田博太郎)に出会う。
翌朝、東京駅のホテルの客室で医療関係会社社長・富永聡美(大竹一重)が遺体となって発見される。
部屋は荒らされ被害者の荷物がなくなっていたが、イスの下から1枚の写真が発見される。そこには二人の男性が写っていた。
客室の外で警備をして
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鉄道警察隊東京駅分駐所の巡査部長・清村公三郎(小林稔侍)は巡回中、駅前の一角でハーモニカを吹く青山善行(本田博太郎)に出会う。
翌朝、東京駅のホテルの客室で医療関係会社社長・富永聡美(大竹一重)が遺体となって発見される。
部屋は荒らされ被害者の荷物がなくなっていたが、イスの下から1枚の写真が発見される。そこには二人の男性が写っていた。
客室の外で警備をしていた清村は、廊下に落ちていた金属片に気付く。その様子を見ていた本庁の刑事・曳舟乃里子(村井美樹)は、その男が、いつも事件に首を突っ込み始末書を書かされてばかりいる清村だと分かり、一度会いたかったと感激する。
その後、写真の人物は虎ノ門医科大学の胸部外科・芦田教授(榎木孝明)と循環器内科の小田島教授(今井朋彦)と判明。また業界内では、聡美がかなりの情報通で、ライバル会社に不利な情報を流し仕事を奪っているという噂が流れていたことがわかる。
乃里子は清村を誘い捜査を開始。聡美の会社で社員に聞いたところ、芦田と小田島は次期学長の座を争うライバル同士で、小田島は会社創立時からの大切な客だったことも判明。
聡美が学長選挙で小田島側に立ち、ライバルの芦田に不利な情報を集めていたことを知る。
次に二人は虎ノ門医科大学へ。小田島にはアリバイがあったが、芦田はアリバイ証言について堅く口を閉ざす。
乃里子は、不利な情報を握られ、聡美を邪魔に思った芦田が殺害したのでは…?と推測するが、その後の調査で、芦田はその時刻、アメリカから極秘に来日していた世界的企業の創始者の手術中で、秘密保持契約のため黙っていたことが分かり、これで芦田のアリバイも成立する。
一方、清村は独自の捜査を開始。ホテルから東京駅につながる出入り口の防犯ビデオを片っ端からチェックしていると、以前東京駅で出会った青山に似ている男の姿を見つける。
さらに、調べてもらっていた金属片がハーモニカの一部だったとわかり、清村たちは青山の行方を追うことに。
青山がSLに乗ってきたばかりだと話していたことを思い出した清村は、乃里子を誘い、ほぼ毎日SLが走る静岡県の大井川鉄道に乗ることにする。現地での聞き込みから、青山が千頭駅近くにある診療所の医師であることをつかんだ清村たちは、診療所へ向かうが…。
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鉄道警察隊東京駅分駐所の巡査部長・清村公三郎(小林稔侍)は、ある日の休日、いすみ鉄道で千葉県・大多喜町に向かっていた。 そこで美しい運転士・坂上莉緒(藤谷美紀)に目を奪われる。いすみ鉄道には、一般の社会人でも運転士の訓練を受けられる自社養成乗務員制度があり、莉緒はその訓練生。かつて運転士を夢見た清村の興味津々な様子を見た莉緒は、清村を食事に誘う。莉緒の恋人・井上治(河相我聞)も加わった3人での夕食を終え、宿に向かう清村の耳に男の悲鳴が飛び込んでくる。駆けつけると日本刀が深々と刺さった酒造会社社長・坂上幸一(おかやまはじめ)の遺体を発見。鬼の姿も目撃し追いかけるが、姿は林の闇に紛れてしまう。
翌朝、再び現場に向かった清村は、大多喜署の刑事・寺島義彦(林泰文)から、この地に住んでいた伝説の刀匠・村正の話を聞く。村正の刀は徳川家と数奇な因縁があり“妖刀”と呼ばれるようになった。しかも村正は死後も鬼となって刀を打ったという。その鬼を鎮めるべく作られた祠を、幸一は酒蔵を作るため1年前に壊した。そして幸一に刺さっていた刀が妖刀…。まさか村正が蘇ったのではと考える寺島の横で、伝説を利用した何者かの犯行と推理する清村。その冷静ぶりに、寺島から協力して欲しいと懇願された清村は休暇を延長する。早速、幸一の妻・佳恵(秋本奈緒美)、弟・健二(羽場裕一)、顧問弁護士・田中紀明(相島一之)に話を聞くが、皆心当たりがないという。
一方、幸一の妹が莉緒であることがわかり清村は動揺する。
ある日、清村たちは観光センターの今泉恵子(寺田千穂)に呼び止められ新たな情報を得る。1カ月前、幸一と健二が金絡みで揉めているのを目撃したというのだ。東京に戻った清村は、寺島と共に健二のオフィスへ。経営が厳しく借金を頼み断られたのは事実だが、事件当夜は仕事をしていたという。しかし隣の部屋に日本刀が…。更に清村は、東京にいた佳恵にも会いに行き、彼女の腕に傷を見つける。幸一の暴力によるものだった。また、田中は、莉緒が幸一と揉めていたことを明かす。ひとり母親が違う莉緒は、亡くなった母を父と同じ墓に入れて欲しいとお願いするも受け入れてもらえず、屈辱的な暴言も吐いた幸一らを恨んでいた。
金で揉めていた健二、DVを受けていた佳恵、母親のことでいざこざがあった莉緒…幸一に恨みを持つ3人が容疑者として浮上するが、いずれも決め手
高架道路下から白骨遺体が発見された。現場に到着した関東監察医務院の監察医・篠宮葉月(高島礼子)に、府中中央署の刑事・春日太一(山崎樹範)が状況を説明する。
一方、警視庁捜査一課の刑事・風間亮介(細川茂樹)は、コンビを組むことになった春日とともに遺留品の捜索にあたり、遺体発見現場から小さな針金とガラス片を発見する。
葉月の調べで遺体は20~40代の男性で、肋骨に刃
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高架道路下から白骨遺体が発見された。現場に到着した関東監察医務院の監察医・篠宮葉月(高島礼子)に、府中中央署の刑事・春日太一(山崎樹範)が状況を説明する。
一方、警視庁捜査一課の刑事・風間亮介(細川茂樹)は、コンビを組むことになった春日とともに遺留品の捜索にあたり、遺体発見現場から小さな針金とガラス片を発見する。
葉月の調べで遺体は20~40代の男性で、肋骨に刃物傷があったことから殺害された可能性が高いことがわかる。
また左手親指の骨に小さな穴があり、それは骨折治療のキルシュナー鋼線の痕だとわかる。風間たちが見つけた小さな針金は、葉月の言うキルシュナー鋼線で遺体は骨折の治療中に殺害されたらしい。
やがて、遺体は池下明(寺中寿之)と判明。池下は2年前に工場社長の鈴木康一(赤間康一)を扼殺し、現金を強奪した指名手配犯であった。
2年前の事件は、第一発見者である工場長の野島孝雄(河野洋一郎)が池下を目撃していたこと、また現場から池下の毛髪が採取されたことから池下の犯行と断定されていた。
風間と春日は、池下の妹・美由紀(星野真里)と会い、白骨遺体は池下明で何者かに殺害された可能性が高いと告げる。2年前の事件を担当していた春日は風間に、美由紀が池下の息子・大地(後藤奏佑人)を育てていることを話す。春日は2年前から美由紀たちを見守っていたようであった。
それまでも指名手配犯の家族として陰口を言われたりしていた美由紀と大地だったが、「白骨遺体は指名手配犯」という報道によりますます窮地に。美由紀は看護師として働いていたが、何者かが美由紀を中傷するビラを病院関係者にまいたのだ。美由紀は病院の院長・三沢達也(寺泉憲)から別の病院への転職を勧められる。
一方、風間らが見つけたガラス片は外国製の懐中時計であることが判明。殺された鈴木は趣味でアンティーク時計を収集しており、池下が現金と一緒に奪ったものと思われた。
だが春日は、当時奪われたのは現金だけだったと言い、2年前の事件を洗い直すため殺された鈴木康一の解剖記録の再調査を葉月に願い出る。
早速、当時の事件担当者である監察医長・畑(金田明夫)に話を聞き、解剖写真を見た葉月は「池下にこの殺人は不可能です」と断言する…。
相当な麺通ゆえ“麺食い記者”と呼ばれている大和新聞の記者・宮沢賢一郎(髙嶋政宏)が、秋田県仙北市の角館支社に短期赴任してきた。支局長・角川道子(松原智恵子)が、カリスマ美容家・久部貴美子(秋本奈緒美)の講演準備で忙しい浜崎優子(佐藤藍子)の助手として呼んだのだ。
到着早々、宮沢は、優子と入ったラーメン屋で、麺類好きの久部昭徳(中丸新将)と意気投合。美容クリニックの院長
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相当な麺通ゆえ“麺食い記者”と呼ばれている大和新聞の記者・宮沢賢一郎(髙嶋政宏)が、秋田県仙北市の角館支社に短期赴任してきた。支局長・角川道子(松原智恵子)が、カリスマ美容家・久部貴美子(秋本奈緒美)の講演準備で忙しい浜崎優子(佐藤藍子)の助手として呼んだのだ。
到着早々、宮沢は、優子と入ったラーメン屋で、麺類好きの久部昭徳(中丸新将)と意気投合。美容クリニックの院長で、事業進出のため土地探しに来たという久部は、貴美子の夫でもあった。
しかし翌朝、田沢湖金色大観音の敷地内で、久部の遺体が発見される。現場では貴美子と、医療サポート会社を経営する神田光男(国広富之)が事情聴取を受けていた。神田は、久部となまはげ太鼓を見に来たが、途中ではぐれてしまったという。そんな神田が、貴美子に歩み寄る様子を、宮沢は訝しげに見つめていた。
稲庭うどんの有名店に足を運んだ宮沢は、この店の東京支店で知り合った、うどん職人の “ヘバさん”こと弘田圭一(中原丈雄)と再会する。その頃、宮沢と旧知の仲で、同じく麺好きの警視庁捜査二課の管理官・田名部昭治(渡辺いっけい)が仙北署に来ていた。捜査中の事件の容疑者が、久部と神田だというのだ。
翌朝、宮沢は、神田から、はぐれた久部を探しに行く途中、逃げるように去って行く金のなまはげを見かけたという話を聞き出す。一方、貴美子の講演会は予定通り開催された。会場に現れた田名部は、相変わらず宮沢を敵対視するが、宮沢にのせられ、2人で稲庭うどんの店に行くことに。そこで、地元の不動産屋・小栗俊平(寺田農)と来店した久部が、いい土地が買えて喜んでいたという情報を得る。
宮沢と優子は、取材を終えた貴美子を連れ、ラーメン店に入る。話の流れから亡くなった父親について語り出した貴美子は、店内に飾られた金のなまはげ面を睨み「絶対許さない」とつぶやく。その様子が気になった宮沢らは、田名部にも声をかけ、なまはげ発祥の地・男鹿半島へ。そこで田名部が、久部と神田が結託し、医療費の明細書を水増しするレセプト詐欺を行っているとの密告があったために秋田へ来たことを知る。しかもその密告者は貴美子だったことから、貴美子が夫を殺害したのではと疑っていた。
そんな最中、久部の殺害場所で、再び殺人事件が発生。遺体の横には、金のなまはげ面と包丁が置かれていて…。
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元警視庁捜査一課の刑事・江波敦史(寺島進)が、左遷で奥多摩・水根の駐在所勤務となって早2年。地元の人々から“駐在さん”と呼ばれ、江波は充実した日々を過ごしていた。
ある日、江波に地元の有力者で国会議員でもある神木省一郎の孫・日名子(西澤愛菜)が行方不明になったと連絡が入る。ほどなくして日名子は発見され、母親の神木春美(大路恵美)、父親の神木省吾(山田純大)、神木高
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元警視庁捜査一課の刑事・江波敦史(寺島進)が、左遷で奥多摩・水根の駐在所勤務となって早2年。地元の人々から“駐在さん”と呼ばれ、江波は充実した日々を過ごしていた。
ある日、江波に地元の有力者で国会議員でもある神木省一郎の孫・日名子(西澤愛菜)が行方不明になったと連絡が入る。ほどなくして日名子は発見され、母親の神木春美(大路恵美)、父親の神木省吾(山田純大)、神木高志(遠藤要)らは安堵する。省吾は省一郎の跡を継ぎ、次の選挙に出るため財務省を辞め今年から水根に戻ってきたのだという。高志は省吾と幼なじみだったが神木家の養子に入り、神木林業の副社長を務めている。
そんな中、今度は奥多摩湖畔で変死体が発見され、江波は現場へ急行する。現場には警視庁捜査一課の面々もやって来る。事件の担当として現れた管理官はまたも江波の天敵、加倉井国広(北村有起哉)だった。
その後、江波は森で迷った日名子を助けた三上秋彦(不破万作)へお礼を言いに出向く。そこで、江波は師匠と慕う元刑事の岩城修一(中原丈雄)と偶然、再会する。刑事を退職後、最近になって水根に移り住んだという岩城と昔を懐かしむように酒を酌み交わす江波…。
翌日、湖畔の変死体は強盗致傷罪で服役し、一カ月前に出所したばかりの矢板英樹(國本鍾建)と判明。頭部を殴打されての死亡と見られた。所持品はなくポケットにはゲンジボタルの死骸が入っていた。さらに捜査一課の刑事・南村陽平(中尾明慶)は、数日前、省吾が矢板の車にぶつかり口論していたという事実を突き止める。江波と南村で神木家へ話を聞きに行くと、省吾は口論ではなく示談の話をしていたと言い、矢板が殺された件とは無関係だと主張する。
江波は旅館の女将・池原美也子(市毛良枝)の話で、昔は奥多摩の山林はほとんど神木家のものだったことを知る。二代にわたり国会議員を務めていて省吾が当選すれば三代目だが、実は省吾は過去に事件を起こしていたという。
それは15年前、大学生だった省吾、高志らがキャンプをした夜、省吾の恋人だった三上小百合(松長ゆり子)が行方不明になり、翌朝、河原で遺体となって発見されたという事件だった。当時の捜査では崖からの転落事故とされていた。捜査資料を見た江波は転落事故の現場へ。するとそこにはある人物の姿があった…。
元警視庁捜査一課の刑事で、今は奥多摩・水根の駐在所勤務の江波敦史(寺島進)。かつて取り調べ中に容疑者を自殺させてしまった責任を取らされこの地へやって来た。捜査一課へ戻るチャンスもあったが自ら奥多摩に留まることを決意し、「駐在さん」として住民の問題を解決する日々を過ごしている。
ある日、奥多摩で振興観光ツアーが開催される。竜之巣小屋という山小屋のオーナー探しも兼ねた
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元警視庁捜査一課の刑事で、今は奥多摩・水根の駐在所勤務の江波敦史(寺島進)。かつて取り調べ中に容疑者を自殺させてしまった責任を取らされこの地へやって来た。捜査一課へ戻るチャンスもあったが自ら奥多摩に留まることを決意し、「駐在さん」として住民の問題を解決する日々を過ごしている。
ある日、奥多摩で振興観光ツアーが開催される。竜之巣小屋という山小屋のオーナー探しも兼ねたツアーだ。参加者に挨拶するはずの江波は、途中で出会った女性と話し込みツアーの出発時間に遅れてしまう。江波を待っていた旅館の女将・池原美也子(市毛良枝)によれば、その女性は有名な学校グループの理事長・宮原静子(多岐川裕美)だという。10年前、奥多摩で息子が行方不明になり、時間を作っては探しに来ているらしい。すると2人の前に静子が現れ、息子からメールが届いたと言う。「息子は生きていた」と静子が喜んでいると、江波のもとに殺人犯が奥多摩に逃亡したとの一報が入る。さらにツアーに同行していた図書館司書・内田遼子(笛木優子)からも「竜乃巣小屋、人質」と危機を知らせるメールが届く。バンガロー村の管理人・関口(ダンカン)の道案内で竜乃巣小屋に急行した江波は格闘の末、犯人を逮捕する。
ほっとする江波だったが、格闘の際に転がり落ちた斜面で白骨遺体を発見する。遺体の手には“K”と刻印された金属プレートがあった。やがて遺体は行方不明になっていた静子の息子・智樹(夛留見啓助)と判明。江波を慕う捜査一課の南村陽平(鳥羽潤)の調べにより、メールは通信異常などで届いたものと思われた。
そんな中、渓谷でまた遺体が発見される。遺体を見た江波は驚愕。強盗殺人事件で指名手配中の赤木(稲健二)だったのだ。それは10年前、二人組が宝石店を襲い警備員を殺害した事件で、当時、捜査一課の班長だった現・管理官の加倉井国広(北村有起哉)とともに江波も担当していた。10年前、加倉井と江波は防犯カメラの映像から赤木を突き止め行方を追っていたが、当時の管理官と捜査方針で対立した加倉井が捜査から外された。結果、捜査は難航し今も未解決となっていた。赤木発見の一報を受け現場にやって来た加倉井は、10年前の宝石強盗殺人の共犯者が、赤木の死に関わっているとにらみ、共犯者探しに総力を挙げるよう指示する。赤木の自宅を捜索した南村らは、宮原智樹の免許証が入った財布と壊れた携帯電
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