New Project X Challengers

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2024
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東京スカイツリー 天空の大工事 ~世界一の電波塔に挑む~
Episode overview
スカイツリーの敷地面積は東京タワーの約4分の1。狭い敷地に超高層タワーを建てる難工事に、凄腕の設計士や全国各地から選りすぐられた精鋭の職人、のべ58万人が挑んだ。雷や突風、太陽熱などと戦い、完成直前には東日本大震災の激震に襲われながらも高さ600メートルでズレがわずか2センチという圧倒的な精度で鉄骨を組み立てた。度重なる難題を乗り越え「世界一のタワーをこの手で作る」と集った技術者たちの意地の物語。
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弱小タッグが世界を変えた ~カメラ付き携帯 反骨の逆転劇~
Episode overview
今や世界中で暮らしに欠かせない存在となった「カメラ付き携帯電話」開発物語。世界で初めて、撮った写真をメールで送れる携帯電話が日本で生まれた裏には、弱小連合と呼ばれた社員たちの悲願があった。後発の端末メーカーで退路を断って挑んだ開発者の覚悟。存続の崖っぷちに追い込まれていた事業部で、極限の薄さの携帯電話にカメラを入れ込む難題に挑んだ上司と部下の奮闘。反骨のエンジニアたちが成し遂げた、執念の逆転劇。
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約束の春 〜三陸鉄道 復旧への苦闘〜
Episode overview
東日本大震災で壊滅的な被害を受けた岩手・三陸鉄道。廃線の危機がささやかれた中、元県庁職員の社長は、5日目に2区間での運行再開を決断。さらに独断で復旧工事の発注に踏み切った。駅舎ごと流された地区では地盤改良が必要になるなど、難所も多数。それでも、3年後の子どもたちの入学式に間に合わせるため、鉄道会社とゼネコン、住民が協力し合い、見事に全線復旧を成し遂げた。見知らぬ者同士が支え合った絆の物語。
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厳冬 黒四ダムに挑む〜断崖絶壁の輸送作戦〜
Episode overview
昭和38年に完成した黒部ダム(愛称黒四ダム)最大の壁は、断崖絶壁の秘境・黒部に、60万トンに及ぶ資材をいかに運ぶかだった。そのため、長野側から山をくり抜き黒部に達する「大町トンネル」が計画された。しかし、最低1年かかるトンネル完成を待っていては、7年の工期に間に合わないおそれがあった。ダム本体工事を受注した間組は、壮大な輸送作戦を計画する。電力が経済復興の鍵だった時代、建設に挑んだ人々のドラマ。
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世界最長 悲願のつり橋に挑む 〜明石海峡大橋 40年の闘い〜
Episode overview
潮流激しい明石海峡に、世界一の長さとなる吊り橋を架けたい。今から70年前、白昼夢と笑われながら、橋の必要性を訴えた人物がいた。その思いを受け継ぎ、完成させた技術者たちの物語。重さ9万トンの橋げたを吊るす巨大ケーブル建設、ヘリコプターによる空中架設。不可能と言われた橋の建設に尽力したのは、その日のために技術を磨き続けた製鉄会社の師弟や、家族の悲願を背負った現場監督。全ては一人の夢から始まった。
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友とつないだ自動車革命 〜世界初!量産EV〜
Episode overview
世界で急速に広がる電気自動車・EV。その先駆けとなったのは5人乗りの電気自動車として世界で初めて量産化に成功した日本車だった。開発したのは“収益が上げられない”いわば日陰部署の技術者たち。くり返す会社の方針転換や当時社長だったカルロス・ゴーンからの無理難題に苦労しながらも、必ず自分たちの時代が来ると諦めなかったものたちだ。ときに衝突を繰り返しながら芽生えた友情の力で革命を成し遂げた感動の物語
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隠岐 島に希望を取り戻せ 〜破綻寸前からの総力戦〜
Episode overview
町の人口が急激に減っていく。今から20年前、島根の離島・海士町は、深刻な過疎に直面した。返済のめどが立たない102億円の借金も抱え、町の財政は破綻寸前。そのとき、「島の未来を守ろう」と立ち上がったのは、元営業マンの町長。自ら給与をカットし、改革に乗り出した。その思いに役場職員と町民が続いた。地元の高校をよみがえらせ、新たな産業を生み出し、活気を取り戻した。島の存続を賭けた、総力戦での逆転劇。
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旧作アンコール 窓際族が世界規格を作った〜VHS・執念の逆転劇〜
Episode overview
日本人が生み出した世界規格VHSビデオテープレコーダー。当時、弱小といわれた家電メーカーの窓際技術者たちが執念で開発した。昭和45年業界8位だった日本ビクターは、脚光をあびつつあったビデオ事業に乗り出したが赤字続きだった。「1年やればクビがとぶ」とも言われた事業部長に任ぜられたのは髙野鎭雄、当時47歳。髙野は技術者たちと極秘プロジェクトを結成。本社には報告せずに、新型ビデオレコーダーの開発に挑む。
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技術よ 小さき命を救え 〜町工場 夢の心臓・血管パッチ開発〜
Episode overview
100人に1人の割合でいる先天性心疾患の子どもたち。その中には心臓を何度も手術しなければならないケースがある。再手術をなくし患者を救いたいという夢を叶えようと「心臓・血管パッチ」が開発された。関わったのは我が子を亡くした医師、斜陽とよばれた繊維産業を生き抜いた地方の町工場、そして下請けからのSOSに協力を申し出た大手メーカー。困難を極める開発を、患者とその家族も力を合わせて成し遂げた命のドラマ
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世界最速へ技術者たちの頭脳戦〜スーパーコンピューター「京」〜
Episode overview
日本の競争力復活を賭けて、スーパーコンピューター「京」の開発に挑んだエンジニアたちの物語。1990年代以降、不況に陥った日本で、産業の要であるスパコン開発は失速した。2006年、その危機を乗り越えるべく、世界最速、1秒間に1京回の計算性能を目指す国家プロジェクトが始動。設計を担当した富士通の切り札となったのは、不器用に生きてきた歴戦の設計者。先人からの技術のバトンをつないだ頭脳戦のドラマ。
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夢は、交通事故ゼロ〜自動ブレーキへの挑戦〜
Episode overview
交通事故で年間3千人が命を落とす日本。その中で今、注目される技術がある。カメラなどで衝突の危険を察知して車を自動で止める「衝突被害軽減ブレーキ」のシステムだ。これを世に広めたのは中堅メーカーで仏と呼ばれた上司と歯に衣着せぬ言動で物議を醸していた技術者。あらゆる環境に対応しようと日本全国の道路を走り込み完成させた。交通事故による死亡者をゼロにという途方もない夢を目指しつづける執念の物語。
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旧作アンコール 命の離島へ 母たちの果てなき戦い
Episode overview
終戦後、沖縄では水道施設が壊滅。川の水を生活用水にすると感染症がまん延した。医師は軍医に駆り出されて亡くなり、極度に不足した。窮状に立ち上がったのは100人以上の女性たち。現在の保健師にあたる「公衆衛生看護婦」となり、各離島で島民の命を守る。結核の疑いがあっても「周囲に知れると困る」と追い返されるが島民に誠実に向きあい、信頼を得ていく。79回目の沖縄慰霊の日を迎え、女性たちの奮闘秘話をアンコール。
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トットちゃんの学校 〜戦時下に貫いた教育の夢〜
Episode overview
黒柳徹子さんを始め、個性的な卒業生を輩出した小学校「トモエ学園」の物語。太平洋戦争が近づく昭和12年、東京・自由が丘に開校したこの学校には、他校で受け入れを断られた子や差別を受けた子、小児麻痺の子など、事情ある子も多く通った。校長・小林宗作には、日本の一律的な教育に絶望し、教師を辞した過去があった。個性を育む教育を貫いた教師たちの奮闘が、現代に伝えるメッセージとは?貴重な資料と証言で紐解く特別編。
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男子バスケ 世代を越えた逆転劇〜オリンピック 48年の挑戦〜
Episode overview
48年ぶりに自力で五輪出場を果たしたバスケ男子日本代表。奇跡と呼ばれる勝利の陰には弱小国と言われ続けながらも諦めなかった不屈の歴史があった。70年代の五輪予選で敗退した元代表選手はリストラされてなお、持てる技を現日本代表の息子に伝えた。実業団が次々と廃部する冬の時代を戦った「ミスターバスケットボール」佐古賢一は、亡き友との約束を果たすため次世代の育成にかけた。苦難を乗り越え逆転を果たした熱きドラマ
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なでしこの花咲く日まで〜サッカー女子 不屈のバトンリレー〜
Episode overview
2011年、サッカー女子W杯で優勝した「なでしこジャパン」。試合後の記者会見、選手たちは「この優勝は先輩たちのお陰」だと語った。サッカー女子日本代表が誕生したのは、まだ女性のサッカーが珍しかった1980年代。仕事と両立し、けがや偏見と戦う逆境にさらされながら、草創期のメンバーは、後輩のため道を切り拓こうとした。「強くならなければ認めてもらえない。」不屈のバトンをつないだ、なでしこ30年の物語。
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祈りの塔 1300年の時をつなぐ〜国宝薬師寺東塔 全解体修理
Episode overview
奈良、薬師寺にそびえる国宝・東塔。創建から1300年建ち続ける奇跡の塔だ。2009年、危機にある東塔を未来へつなぐため、史上初の全解体修理が始まった。1万を超える部材全てを取り外して組み直す、難工事。修理のスペシャリストは、職人人生をかけて前代未聞の工法に挑み、ある宮大工は、妻への思いを胸に秘めて向き合った。伝説の棟梁が遺した謎、そして古代の人々が塔に託した願いとは。千年の時を超えた、祈りの物語
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日本発!革命アプリ世界へ 〜巨大フリーマーケット誕生〜
Episode overview
スマホひとつで簡単に売買ができるアプリ「メルカリ」。家具や骨董品から、トイレットペーパーの芯、たまねぎの皮までが出品される市場では、これまで捨てられてきたものに値段が付き、資源の有効活用が進んでいる。立ち上げたのは、本気で夢に挑むと決意した3人の若者たち。それぞれ20代で起業し、手痛い経験をしていた。ベンチャー不毛と言われる日本から世界を目指すプロジェクト。挑戦することの意味を問う物語。
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小惑星探査機はやぶさ 奇跡の地球帰還
Episode overview
“あまのじゃく”なリーダーがNASAに「星のカケラを持ち帰る」と啖呵(たんか)を切ったことから、人類初の「サンプルリターン」計画は始まった。カギを握ったのは、“ごくつぶし”と言われながらも最新のエンジンを研究していた男。宇宙ではトラブルが続出。当初4年計画だった航海は7年に伸びた。「満身創いの『はやぶさ』を地球に帰還させる!」。わずかな可能性に、研究者たちは英知の限りを尽くして挑んだ。3億キロのかなたの奇跡の物語。
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旧作アンコール 決断命の一滴 骨髄バンク
Episode overview
「血液のがん」といわれる白血病。薬で完治する確率は3分の1と言われ、残りは血液を作る骨髄を他人から移植する『骨髄移植』 しか手だてがなかった。こうしたなか、母親から骨髄の移植を受け、奇跡的に生還した女性が入院中に出会った同じ白血病の少女がこの世を去ったことにショックを受け、「骨髄バンク」設立に動き出す。その勇気のドラマに加え、骨髄移植以外の方法で治療する事例も増えている現在の状況と合わせて伝える。
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プノンペンの奇跡 〜希望の水道 国境を越えた絆〜
Episode overview
内戦で傷ついたカンボジアを救った、北九州の水道局の物語。水道網が荒廃し、汚れた水が原因で病がまん延していた首都プノンペン。虐殺を生き延び、祖国復興を誓うカンボジア人の熱意が、北九州の“水道一家”の心に火をつけた。ときにキーマンが命を奪われかけ、ときに犯罪者たちに水道網を破壊されながらも“公害の街”で培われた技術と信念を伝え続けた。「プノンペンの奇跡」と世界を驚かせた、国境を越えた熱き絆のドラマ
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孤立集落へ 命の道をつなげ 〜東日本大震災 6日間の闘い〜
Episode overview
2011年、東日本大震災の直後、津波による大量のがれきで道路が塞がれ孤立集落が多発。救助も支援物資も届けられず住民は命の危機に陥った。そのとき立ち上がったのは地元の建設業者たち。重機でがれきの山に突入し道を切り開いた。特に被害が深刻だった岩手県釜石市鵜住居の孤立集落では、炊き出しを行う「おにぎり部隊」、遺体を収容する消防団など、みんなが力を合わせ生き抜いた。“命の道”をつなげた人々の6日間の闘い。
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革命の自転車 つなげ、感動のバトン 〜電動アシスト自転車〜
Episode overview
私たちの暮らしを劇的に変えた乗り物がある。電動アシスト自転車である。ペダルを漕ぐとモーターが作動。漕ぐ力を補ってくれるため、坂道もスイスイ進むことができる。子育て世代やお年寄りの強い味方として幅広く支持され、一般の自転車の販売台数を上回るまで浸透。「日常に革命を起こした」と言われる。だがこの世界初の乗り物が誕生するまでには様々な困難があった。「99%無理」という逆風に立ち向かった開発者たちの物語。
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オウムVS.科捜研 〜地下鉄サリン事件 世紀の逮捕劇〜
Episode overview
1995年、国家転覆をたくらむ化学者集団でもあったオウム真理教が起こした「地下鉄サリン事件」。教祖の麻原彰晃は当初、犯行を否定。逮捕までには57日間に及ぶ攻防戦があった。その陰にいたのが科捜研の若手研究員で緊急結成された「科学班」。今回、オウムの実験ノートや化学工場の映像などテレビ初公開の新資料が発掘。研究者たちは、科学の力を駆使し、どのように麻原たちを追い詰めていったのか、頭脳と執念のドラマ。
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スケートボード 頂点へ“日陰者”たちの逆転劇
Episode overview
東京・パリ五輪で男女あわせて9つのメダルを獲得したスケートボード。今や世界が認める日本のお家芸だが、かつては「街の邪魔者」「不良の遊び」と敬遠されていた。そこから日本中を感動の渦に巻き込むまでに至った陰には、スケートボードに魅せられた裏方たちの奮闘があった。スケートボードのためにいばらの道を選んだ元サラリーマンやショップ経営者、スケボー愛を伝える元ボーダーたち。誰も知らない日本スケートボード物語!
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旧作アンコール 炎上 男たちは飛び込んだ 〜ホテルニュージャパン〜
Episode overview
昭和57年2月8日深夜、東京赤坂の大型高級ホテル、ホテルニュージャパンで火災が発生。原因は宿泊客の寝たばこだった。スプリンクラーなどの消防設備の不備、客室内装の防火環境の不備などから、瞬く間に燃え広がり、100名近い宿泊客が逃げ遅れ、救助活動は難航した。このとき、先頭に立って人命救助にあたったのが、麹町消防署永田町出張所・特別救助隊だった。彼らの活躍にスポットを当て、最新のビル火災対策も紹介する。
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未完150年悲願の海底トンネルに挑む トルコ潮流との闘い
Episode overview
150年間も着工されなかった世紀の難工事、トルコ・ボスポラス海峡海底トンネル。厳しい地形条件を恐れて世界各国のゼネコンが固辞する中、挑んだのは日本とトルコの混成チーム。「鋼鉄の男」と呼ばれる日本人リーダーの下、予測不能の複雑な潮流を読み解き、海中に直接トンネルを作る特殊工法を採用。アジアとヨーロッパをつなぐ地下鉄マルマライを実現させた。市民の通勤事情を劇的に改善し、今なおトルコで語り継がれる物語。
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クルーズ船 集団感染 〜災害派遣医療チーム 葛藤の記録〜
Episode overview
新型コロナ初期に世界の注目を集めた豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」。712人が感染する大規模クラスターとなり新たなウイルスを前に不安と恐怖が渦巻いた。そこに乗り込んだのが、災害医療のスペシャリスト集団「DMAT」。震災や水害の現場で活躍してきた指揮官や元トラック運転手の隊員が集結。「船の中で亡くなる人を、一人も出さない」という志を立て闘った。あの船で何が起きていたのか、知られざる葛藤の記録。
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パンデミック 東京の危機〜第1波 医療従事者の闘い〜
Episode overview
2020年4月、新型コロナウイルスにより緊急事態宣言が出た。東京の街中から人が消えたが、その裏で医療従事者たちは闘っていた。確たる治療法や薬もなく、致死率は5%以上。死と隣合わせの重症患者が次々とやってきた。その中に意識不明のまま出産した女性がいた。このままでは子どもをひと目も見ることなく亡くなってしまう。医師たちは最後のとりでと言われたエクモにかけた。命を救うために立ち上がった人々の勇気の物語
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能登輪島 炊き出し10万食〜地震と豪雨 地元を支えた食の力〜
Episode overview
能登・輪島で10万食の炊き出しを続けてきた、地元料理人と仲間たちの物語。正月の地震で半島各所の道路が寸断、救援物資が届かない中、空腹の人々を救おうと自主的に動き始めたのはフレンチシェフや居酒屋、鮮魚店などの店主たち。自らも被災しながら、孤立した輪島で食材を持ち寄り、力を合わせた。9月には豪雨災害にも見舞われたが、炊き出しチームは未来を見据えた動きを始めている。現在進行形のプロジェクトを追う。

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