第2話の依頼人は、過度な節約を強いられながら生活を送る清川恵美(谷村美月)。
いきつけのラーメン屋に入った飛鳥は、サービスの紅しょうがの小袋を大量に持ち帰ろうとし、店長(鈴木拓)から注意を受ける恵美と出会う。黙り込む恵美だったが、飛鳥は店長に「大将が不利かな。(いくつでもご自由にと)明記しちゃってるから」と助け船を出す。感謝する恵美に何かワケありの様子を感じ取った
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第2話の依頼人は、過度な節約を強いられながら生活を送る清川恵美(谷村美月)。
いきつけのラーメン屋に入った飛鳥は、サービスの紅しょうがの小袋を大量に持ち帰ろうとし、店長(鈴木拓)から注意を受ける恵美と出会う。黙り込む恵美だったが、飛鳥は店長に「大将が不利かな。(いくつでもご自由にと)明記しちゃってるから」と助け船を出す。感謝する恵美に何かワケありの様子を感じ取った飛鳥は「何か困っていることがあるなら」と名刺を差し出すが、恵美は「節約するのが趣味なだけです。私ほしいものがあるので…。」と笑顔で応じる。恵美の視線の先には、楽しげな様子の親子の姿が…。
「17時34分に470円。コンビニで何買ったの?」
帰宅した夫・清川健司(飛永翼)に問い詰められる恵美。
食事の最中、恵美は「今週は病院行けそう?次の体外受精、目途が立ったから一度…。」と切り出すが、健司は「忙しいし無理かな。来月でいいよね?」とつれない返答。
「先月もそう言ってたのに…」耐えかねた恵美は、飛鳥に連絡をとる。
恵美の自宅を訪れた飛鳥と純は、恵美が、“現金を持たせてもらえず、電車やバスに自由に乗れない”“掃除機すらも使わせてもらえない”過度な節約生活を送っていることを知る。
飛鳥は「あなたは経済的DVを受けている」と伝えるが、恵美は節約は不妊治療のために夫婦二人で約束したことで「DVを受けているなんて思っていません」と否定する。
しかし、2人でコツコツと貯めてきたお金が銀行口座からほぼ消えている事が発覚。
恵美が口座を管理していた健司に詰め寄ると、激高した健司は、恵美の希望を打ち砕く言葉を放つ。
「もういいだろ、子供は諦めよう。そうすれば無駄な金も使わずに済む。」
「馬鹿みたい…」
夫・健司への不信感が限界に達した恵美は、家を出る覚悟を決め美雲法律事務所に向かったー。