ロンダリング

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緋山鋭介(藤原丈一郎)は売れない俳優。スターを目指して大阪から上京したが、仕事は端役ばかりで収入はわずか、その日暮らしの毎日を過ごしていた。 そんな彼は全く役にたたない“ギフト”の持ち主であった。それは、非業の死を遂げた死者の声が“聞こえる”という厄介な特殊能力。霊感があるわけでもなく、霊の姿が見えるわけでもなく、かと言って霊とコミュニケーションがとれるわけでもない。 .. show full overview
死者の声が聞こえる特殊能力を買われた緋山鋭介(藤原丈一郎)は、『アマミ不動産』の事故物件ロンダリング専門スタッフとして雇われることに。さっそく社長の天海吾郎(大谷亮平)に飛ばされたのは、故郷の大阪だった。 帰るつもりもなかった大阪に渋々ながら戻った緋山は、天海が用意した“新居”を見て絶句する。それは、寂れた町に建つ荒れ果てたゴミ屋敷。再開発予定地にあることから、天 .. show full overview
緋山鋭介(藤原丈一郎)が見つけた“白骨死体”は、若い女性のものと判明。だが、身元がわかるものは何もなく、家の中で話しかけてくる“女の声”の正体もつかめないまま、緋山は引き続きゴミ屋敷で暮らすことになった。 そんな折、緋山は、大阪に着いた初日に声をかけてきた怪しい男(橋本涼)に再会。「P.J.」と名乗るその男は、報道もされていない“白骨死体”のことをなぜか知っていて .. show full overview
心霊現象が起こるとクレームのあったマンションの部屋で緋山(藤原丈一郎)が真夜中に耳にしたのは、「私はレイラじゃない」と訴える女の苦悶(くもん)の叫びだった。さらに驚いたことに、この部屋のことをゴミ屋敷の“女の声”が知っていたばかりか、「私、ここにいた」と思わぬことを言い出し、緋山を混乱させる。 翌日、緋山はこのことを夏凜(菅井友香)に報告。2つの声が話した内容から .. show full overview
緋山(藤原丈一郎)の大阪に来て初のロンダリングは大成功。これまで何の役にも立たなかった“死者の声が聞こえる”特殊能力で、この世に無念を残す死者の魂を救えたことがうれしい緋山は、未だ手がかりもないゴミ屋敷の“女の声”の身元を早く明らかにしてやりたいとの思いを強くする。 まもなく、天海社長(大谷亮平)から新たなロンダリングの仕事が舞い込んだ。物件は、地元の有力地主・西 .. show full overview
「嫌だ嫌だ嫌だ」「捨てないでくれぇぇ!」——解体寸前の共同住宅で起こる怪現象を調査中、この世のものではない老人たちの強烈な叫び声に襲われ、気絶してしまった緋山(藤原丈一郎)。気を失ったまま見た夢の中で、不思議な光景を目にする。部屋に集められ、点呼をとられる老人たち。名前を呼んでいたのは、ゴミ屋敷で聞こえるあの“女の声”だった。 翌日、『アマミ不動産』に出社した緋山 .. show full overview
老朽化した共同住宅に居座っていた霊は、貧困ビジネスの餌食となり、狭い部屋に押し込められてひっそりと死んでいった身寄りのない老人たちだった。夏凜(菅井友香)とともに彼らに花を手向けて供養した緋山(藤原丈一郎)は、再び死者の声を聞き、老人たちを気にかけていた「キモリ先生」という人物がいたことを知る。 キモリ先生が何者なのかを突き止めれば、ゴミ屋敷に捨てられていた白骨死 .. show full overview

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