Rougai no Hito

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  • NHK
  • Måndag 22
  • Drama

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ボードゲーム製作販売会社の社長・戸山福太郎(伊東四朗)は、妻の通夜の席で娘・明代(夏川結衣)の夫・純市(勝村政信)に社長の座を譲る。しばらくは一人旅などしていたが、突然会社に顔を出し、社員を捕まえてはかつての武勇伝を繰り返す。週に二度会社に現れるようになる頃、世間はコロナ禍に。そして福太郎82歳の誕生会が開かれる。集まった同年代の4人は、病気自慢や趣味自慢、それぞれ自慢老害をまき散らすのだが…
福太郎(伊東四朗)の孫の俊が、大学には行かずバイト先で野菜作りをすると言い出す。両親は反対するが福太郎は賛成する。俊とレストランを訪れた福太郎は、クレームをつける老女と遭遇。ほどなくワクチン接種会場でも行き会う。村井サキ(三田佳子)というクレーマーを福太郎は仲間に誘うが断られる。会社に顔を出した福太郎は、大口の取引先となった若い経営者に自慢話を続け、取引は白紙に。娘の明代はたまらず福太郎に…
福太郎(伊東四朗)に迷惑だと言った明代との気まずさも薄れてきた頃、雀躍堂に事件が。福太郎と5人の老人たち、不幸自慢の春子、病気自慢の勇三、趣味自慢の武と桃子夫妻と、なんとサキ(三田佳子)が経営戦略室にやってきた。この部屋をサロンにして集まり何かやるのだと言う。一か月もたないと軽視していた明代と純市だが、6人は足しげく会社に通う。やがて、孤独な老人をもてなすカフェ「若鮎サロン」を開くと言いだす。
福太郎(伊東四朗)達が始めた「若鮎サロン」も一年になる頃、娘の明代と60歳を迎える純市の夫婦仲に陰りが見える。純市は今まで前社長の福太郎に気を使っていたのに、飲めない酒を飲んでは福太郎にからむように。高齢女性が勤めるバーに出入りをすると、なんとそこには…。福太郎にも事件が。自慢話の主役だった、かつて女性社員として抜擢した山本和美(高橋惠子)が故郷の秋田で引きこもりになっていると聞き、秋田へ向かう。
福太郎(伊東四朗)に誘われ上京した山本和美(高橋惠子)は頑なな態度で若鮎サロンで孤立する。見かねたサキ(三田佳子)が諫めると、和美はどこまでもついて来るので、サキはバイト先のバーに連れていく。和美もジャクリーンという名で一緒に勤めることに。純市は福太郎をバーに連れていき…。言いたいことを言い、互いの見方を少し変えた福太郎と純市。そんな姿は明代にも変化を及ぼして…。そして若鮎のメンバーたちは…

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