「布団にのってふわふわり」
朝、学校に行く時間になっても、まったく布団(ふとん)から出ようとしないのび太。おこったママが二階に上がってくるのに気付いたドラえもんは、のび太の洋服やランドセルなどを布団の中に投げ込むと、布団たたきのような道具を取り出し、「学校へ!」と言いながら思いきり布団をたたく。すると、布団はふわりとうかんで窓(まど)から空へと飛んでいき、学校の屋上に
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「布団にのってふわふわり」
朝、学校に行く時間になっても、まったく布団(ふとん)から出ようとしないのび太。おこったママが二階に上がってくるのに気付いたドラえもんは、のび太の洋服やランドセルなどを布団の中に投げ込むと、布団たたきのような道具を取り出し、「学校へ!」と言いながら思いきり布団をたたく。すると、布団はふわりとうかんで窓(まど)から空へと飛んでいき、学校の屋上に布団ごと到着(とうちゃく)。そこでようやくのび太は目を覚ました…。
実は、ドラえもんが使ったのは、たたくと布団がどこへでも飛んでいく『フットンダー』。布団から出たくない未来のぐうたらな人物が考えたひみつ道具だという。それを知ったのび太は人類最高の大発明だとカンゲキし、しばらく借りることにする。
その夜、フットンダーのことを知ったしずか、ジャイアン、スネ夫たちも、それぞれの布団とともにこっそり家をぬけ出し、フットンダーを使って夜の空で思いきり遊ぶが、ねぼけたのび太のせいで大さわぎになってしまい…!?
「化石大発見!」
スネ夫とジャイアンから一億円の価値(かち)があるという“宝の地図”をもらったのび太は、地図をもとに大よろこびで裏山(うらやま)をほってみるが、エイプリルフールでだまされただけとわかって、ガッカリ…。
そんなとき、のび太は同じ裏山で何かをほっているおじさんを見かける。のび太が声をかけると、おじさんは化石をさがしているのだと答える。それを聞いたのび太は、自分たちも化石を見つけようとほりはじめるが、「らんぼうにほるな」とおこられてしまった。