The Yuzuki Family's Four Sons (2024)

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二年前に両親が突然亡くなり、弟三人の面倒を一人で見ている柚木家の長男で高校教師の隼(藤原大祐)。ある日、クールな次男・尊(大野遥斗)とは対照的な性格の三男・湊(山口暖人)が、忙しい隼を気遣って隼の目覚まし時計を止めてしまう。翌朝、湊は隼に代わって朝食を作ろうとするのだが、黒焦げ。隼がそのことに気づき、湊とケンカになってしまう。一方で四男・岳(永瀬矢紘)は登校途中で何かをじっと見つめていた…。
次男・尊(大野遥斗)は優秀で、今日も学校で表彰されているが、11か月年下で同学年の三男・湊(山口暖人)は何かと尊と比較されることがおもしろくない。一方、四男・岳(永瀬矢紘)はお向かいに住む虎次郎(イッセー尾形)にある思いを打ち明けていた。ある日、岳が両親との思い出の地に行きたがっていることに気づいた湊。岳のことを溺愛している湊は、他の兄弟には知らせずに、1人で岳を思い出の地に連れていくと宣言する。
四男・岳(永瀬矢紘)を連れて両親との思い出の地に向かった三男・湊(山口暖人)は、途中で道に迷いつつも何とか目的地にたどり着く。一方、長男・隼(藤原大祐)と次男・尊(大野遥斗)は二人がいなくなったことに気づく。お向かいに住む霧島家の咲(臼田あさ美)が警察官ならではの洞察力で二人は誘拐されたと推理するが…。一方で湊は、人混みの中で岳とはぐれてしまう…。
長男・隼(藤原大祐)と次男・尊(大野遥斗)は、弟二人がいるであろう両親との思い出の地へやってきた。一方、三男・湊(山口暖人)は、はぐれてしまった四男・岳(永瀬矢紘)を見つけられずに途方に暮れていたが、そこに次男・尊(大野遥斗)が現れ、思わず抱き着いて尊に助けを求める。その時、迷子を呼び出すアナウンスが流れるが、何とそれは岳が頼んだもので、迷子の湊に呼びかけたものだった。
四男・岳(永瀬矢紘)の親友は、お向かいの霧島家に住むおじいさん・虎次郎(イッセー尾形)だ。祖父と孫のような年の差の二人が親友になったのは、2年前に四兄弟が両親を突然亡くしたあとのことだった。その頃、まだ大学生だった長男・隼(藤原大祐)は、弟たちに今までと同じような生活をさせようと無理をしていた。ある日、岳が幼稚園から帰宅すると隼がおらず、仕方なく扉の前で待っていると、虎次郎から声を掛けられる。
長男・隼(藤原大祐)の友人・宮本(前田旺志郎)が柚木家にやってきて隼を合コンに誘う。隼は行きたがらないが、たまには息抜きが必要だと三人の弟たちに背中を押されて行くことにする。合コン当日、隼は玲菜(片岡凛)という女性と意気投合し、後日、玲菜が家に遊びに来ることになる。自宅で作ってきたという玲菜の手作り料理に感心する湊(山口暖人)と岳(永瀬矢紘)だが、尊(大野遥斗)だけは怪訝そうに玲菜を見つめていた。
玲菜(片岡凜)がお金目当てで隼(藤原大祐)に近づいたと分かった弟たちだが、隼は玲菜のことを信じて疑わない。困った弟たちは、お向かいの咲(臼田あさ美)に相談する。そして、咲が変装して隼の恋人のフリをし、隼と玲菜のデートをぶち壊そうということになる。自信満々の咲だが、不安を感じた弟たちは、自分たちも隼のデート現場へ向かうことにする。そしていよいよ咲が、玲菜と食事をする隼に話しかけるが…。
隼(藤原大祐)が教師を目指したのは、小学生の時。売れない小説家の父・春一(杉浦太陽)と家庭を支える母・千恵子(山口紗弥加)との三人で暮らしていた隼にある日、「家族」をテーマに作文を書くという課題が出るが、隼はそれがどうしても書けない。働かない父に対する不満があったからだ。あることがきっかけで春一にいら立ちをぶつけてしまった隼は後悔するが、担任教師の市川(平原テツ)がそんな隼に声をかける。
湊(山口暖人)の親友は、向かいに住む霧島家の長女・宇多(泉有乃)。二人は数年前のある出来事をきっかけに親友になった。ある日、宇多が同級生から告白される。最初はそのことを喜んだ湊だが、隼(藤原大祐)から、もう今までのように宇多とはいられなくなるのではと言われ、落ち込んでしまう。一方、尊(大野遥斗)はそんな湊と宇多を複雑な思いで見ていた。なぜなら、実は尊には誰にも言えない秘密があったのだ。
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Episode overview
湊(山口暖人)は、宇多(泉有乃)と森田(原田琥之佑)のデートをぶち壊そうと、尊(大野遥斗)と二階堂(山城琉飛)と一緒に二人を尾行する。食べ歩きをする宇多と森田の姿を見つめる湊と尊。その様子から二階堂(山城琉飛)は、尊(大野遥斗)は宇多に気があるのではという思いを強めていく。そんな中、湊は森田に階段上り競争の勝負を挑まれるのだが、尊もそこに参戦すると名乗り出る。宇多が見守る中、三人での勝負が始まる。
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Episode overview
階段上り競争のあとから、宇多(泉有乃)にはなぜか元気がない。宇多と遊べなくなった湊(山口暖人)も元気がなく、隼(藤原大祐)や岳(永瀬矢紘)は心配する。そして尊(大野遥斗)も実は大いに悩んでいたが、自分の気持ちを隠し続けるなんて間違ってると二階堂(山城琉飛)に背中を押され、ある決意をして宇多のもとへと向かう。クラスの皆が見守る中、尊が宇多に語った思いとは…。ついに尊の秘密が明らかになる。
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Episode overview
ある日、いつものように霧島家にやってきた岳(永瀬矢紘)。だが、待っていた虎次郎(イッセー尾形)は、いつもとは服装や喋り方が全く違っていた。虎次郎とは別人なのではと不審に思った岳は、ある作戦でそのことを見破る。実は、男は虎次郎の双子の兄・龍次郎だった。アメリカに住んでいるという龍次郎と岳は、一緒にカリフォルニアロールを作ったりして仲良くなる。そして岳は、龍次郎から虎次郎の意外な過去を知らされる。
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Episode overview
湊(山口暖人)は、優秀すぎる兄・尊(大野遥斗)と何かにつけて比較されることに不満を持っていた。そんな時、スーパー生徒会長と呼ばれる天原桜(星乃あんな)の妹・椿(一色香澄)と補習の場で知り合いになり、仲間だと感じて親しくなる。椿は姉の桜に対して強いコンプレックスを抱いていた。その後、湊は桜とも知り合いになり、意外にも好印象を抱くが、桜と一緒にいるところを椿に見られて嫌われてしまう。
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Episode overview
椿(一色香澄)を傷つけてしまったと悩む湊(山口暖人)に、岳(永瀬矢紘)が話しかけ、湊は元気を取り戻す。一方、椿の姉の桜(星乃あんな)は不機嫌な妹に対してどう接していいのか戸惑っていた。尊(大野遥斗)は桜と話す中で、小さい頃は湊のことが苦手だったことを告白する。幼稚園児の頃のある出来事をきっかけに、母・千恵子(山口紗弥加)に気づきを与えられた尊は、湊のことを一転して好きになったのだった。
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Episode overview
湊(山口暖人)の学校の上履きの靴ひもが切られる事件が起こる。怒った尊(大野遥斗)と宇多(泉有乃)は犯人探しを始める。宇多の捜査は的外れだが、やがて椿(一色香澄)がやったことだと分かる。椿の姉でスーパー生徒会長と呼ばれる桜(星乃あんな)は椿を責めるが、椿は悪いのは湊の方だと自分の非を認めない。重苦しい空気の中、湊は椿をかばい、二人だけで話したいと椿とともに屋上へ向かう。
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Episode overview
隼(藤原大祐)は友人の宮本(前田旺志郎)と高校の同窓会に参加するが、懐かしい級友たちに弟たちの話ばかりして引かれてしまう。一方で尊(大野遥斗)、湊(山口暖人)、岳(永瀬矢紘)の弟たち三人は、隼に秘密で何かの準備を始めており、その計画には宮本も加わっている様子。隼は早々に同窓会から帰宅したいと言い出すが、宮本がそれを食い止めようとし、通りかかった咲(臼田あさ美)に頼んで隼を飲みに連れていってもらう。
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Episode overview
柚木家の四男・岳(永瀬矢紘)は、隼(藤原大祐)に迷惑を掛けたくないという思いから、小学校の授業参観があることを隠していた。そのことを知った岳の親友の虎次郎(イッセー尾形)は、代わりに自分が参観すると約束する。一方で、偶然にも湊(山口暖人)が岳の秘密に気づく。岳も本当は家族に来てもらいたいと思っているはずだと考えた湊は、自分が行こうと思うが、学校を抜け出そうとしたところを尊(大野遥斗)に見つかる。
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ある日、岳(永瀬矢紘)が1人で買い物に行きたいと言い出す。そのことを許可しつつも心配な隼(藤原大祐)は、咲(臼田あさ美)や虎次郎(イッセー尾形)にも協力してもらって、尊(大野遥斗)、湊(山口暖人)とともに岳のはじめての買い物をこっそり見守ることにする。一方で岳は、青果店へ向かう道すがら、近所の人と世間話をしたりしながら、元気に歩いていく。果たして岳は無事に買い物ができるのか?
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Episode overview
ある日、隼(藤原大祐)が興奮した様子で帰宅する。なんと、商店街の福引で一等の高級旅館宿泊券が当たったらしい。大喜びする尊(大野遥斗)、湊(山口暖人)、岳(永瀬矢紘)だが、当たったのはペア宿泊券で、四兄弟のうちの二人しか行けないことが判明する。最初は兄たちに譲っていた岳も、旅館のそばにバードセンターがあると分かって目の色を変え、チケットをめぐる四兄弟間での争奪戦が始まる。
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Episode overview
ある日、柚木家に1本の電話がかかってくる。聞こえてきたのは、若い女性が何かに悩む様子の声。それはちーちゃんと名乗る女性(早瀬憩)からの間違い電話だったようだが、隼(藤原大祐)、尊(大野遥斗)、湊(山口暖人)、岳(永瀬矢紘)の四兄弟は彼女の悩み相談に乗ることにする。実はちーちゃんは、バイト先の喫茶店に来る常連客(松本怜生)のことが気になっていたが、声をかけられないでいた。
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Episode overview
柚木家の長男・隼(藤原大祐)はある日、自宅の前で行き倒れの男を助けるが、実はその男は咲(臼田あさ美)の元夫の理久(竹財輝之助)だった。宇多(泉有乃)や和歌(七瀬瑠斗)との再会を喜ぶ理久だが、霧島家には入れてもらえず、なぜかそのまま柚木家に住み着いてしまう。ヒモ体質だがどこか憎めない理久を何となく受け入れている柚木家の兄弟たちだったが、そんな中で湊(山口暖人)だけは冷たい目で理久を見ていた。
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Episode overview
岳(永瀬矢紘)の親友の和歌(七瀬瑠斗)はある日、岳が上級生にからまれた時に自分が何もできなかったことにショックを受け、部屋に閉じこもってしまう。心配した咲(臼田あさ美)に相談された隼(藤原大祐)と湊(山口暖人)が和歌を部屋から出そうと声をかけるが、あえなく撃沈。ある日、虎次郎(イッセー尾形)が見ていない隙にそっと家を抜け出した和歌は、たまたま通りかかった父親の理久(竹財輝之助)に声をかけられる。
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Episode overview
スーパー生徒会長と呼ばれる天原桜(星乃あんな)には悩みがある。実は、彼女は同級生との付き合いが苦手なのだ。最初は自分から桜に近づいてきた友人たちが、なんでもできる桜に劣等感を抱いて離れていくという経験を何度となくしてきたからだ。今も桜は二人の友人たちとの距離の取り方で悩み、公園で思わず泣いてしまうが、たまたま居合わせた尊(大野遥斗)や湊(山口暖人)、妹の椿(一色香澄)たちにその姿を見られてしまう。
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Episode overview
ある日の霧島家で事件が起こる。宇多(泉有乃)が食べるのを楽しみにしていたプリンが冷蔵庫から消えてしまったのだ。怒った宇多は家族を疑うが、咲(臼田あさ美)も虎次郎(イッセー尾形)も和歌(七瀬瑠斗)も食べていないと言う。やがて家族内での犯人探しは家族同士のケンカへと発展し、それぞれがお互いに口をきかない状態になってしまう。翌日、宇多は事件のことを湊(山口暖人)と尊(大野遥斗)に相談するが…。
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Episode overview
尊(大野遥斗)と湊(山口暖人)はある日、幽霊が出るという噂を確かめるべく、学校の中の「あかずの間」に入ろうとした際に、二人で階段の下に転げ落ちてしまう。起き上がった時、なんと二人の心と体は入れ替わってしまっていた。そのことを二人だけの秘密にしようとする尊と湊だが、家庭では隼(藤原大祐)や岳(永瀬矢紘)から不審がられ、学校でもお互いのキャラクターを演じることに四苦八苦する。
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Episode overview
心と体が入れ替わった尊(大野遥斗)と湊(山口暖人)。見た目が湊の尊は宇多(泉有乃)と喧嘩をしてしまい、湊に対して申し訳なく思う。一方で隼(藤原大祐)は、中身が湊の尊のことを本気で心配する。尊と湊はお互いのキャラクターを演じるうちに、相手について今までよりも深く知っていくが、これ以上入れ替わりを秘密にし続けることは困難だと感じて、色んな方法で元に戻ろうと試みる。しかしことごとくうまく行かず…。
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Episode overview
柚木家の長男・隼(藤原大祐)のある休日の1日を時系列で紹介する回。朝、平日より凝った朝食をと、隼は昨日から準備しておいたフレンチトーストを張り切って作り始める。そこに起きてきた尊(大野遥斗)、湊(山口暖人)、岳(永瀬矢紘)の3人の弟たち。兄弟4人での朝食のあとは掃除と洗濯。午後は公園で岳の自転車の練習をする。そこに隼の友人の宮本(前田旺志郎)や咲(臼田あさ美)たちもやってきて…。
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Episode overview
約2年前。小学校の課題で「家族へのインタビュー」をすることになった湊(山口暖人)は、家族6人で海へ出かける日の朝、ビデオカメラをまわし始める。海の近くの街へ到着し、まずは定食屋へ。料理ができるのを待つ間に、湊は家族にインタビューを始める。そして昼食後は海へ。隼(藤原大祐)、尊(大野遥斗)、湊、岳(永瀬矢紘)の四兄弟と一緒に、父・春一(杉浦太陽)と母・千恵子(山口紗弥加)も海での時間を楽しんでいる。
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Episode overview
隼(藤原大祐)と尊(大野遥斗)に勧められ、日記を始めた岳(永瀬矢紘)。自分の考えを整理したり、学習したことの復習にもなることに気づいた岳は、日記が楽しくなる。岳から見る尊と湊(山口暖人)は、会話がかみ合っていないようにも見えるが、二人にしか分からない世界が少しうらやましくもある。そんな兄たちのことを観察する日々の中で、岳は日記を続けていく。そしてある日、四兄弟は毎月行く場所へとやってきて…。
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Episode overview
隼(藤原大祐)たち四兄弟は叔父の夏次郎(中島歩)から電話で呼び出され、何の要件かは分からないままに、父の実家へ初めて向かう。もしかしたら弟たちを引き取りたいと言われるのではないかと、隼は不安に思う。父の実家は地元の名士の家柄。初めて会う祖父の勲(平田満)はほとんど何も語らず、隼はさらに不安を募らせるが、一方で尊(大野遥斗)・湊(山口暖人)・岳(永瀬矢紘)はすぐに親戚の人々と打ち解けていき…。
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Episode overview
学校の用事で急遽、弟たちを父の実家に残して東京に戻った隼(藤原大祐)は、一人で自宅の居間にたたずむ。弟たちにとっての幸せとは何か、弟たちは未熟な自分よりも祖父の勲(平田満)たちに育てられた方がいいのではと悩む隼は、たまたまやってきた咲(臼田あさ美)に不安な胸の内を打ち明ける。一方で岳(永瀬矢紘)は、この数年間の全てを自分たち弟三人のために捧げてきた隼に対して、申し訳ないという思いを募らせていた。
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最終話
Episode overview
祖父・勲(平田満)に話があると言われた隼(藤原大祐)は、弟たちを引き取りたいと言われるのだろうと覚悟を決める。勲に連れて行かれたのは亡き父・春一の部屋だった。春一が家出した時からそのままにしてあるという。そこで勲は一冊の日記を隼に手渡し、隼たちを呼んだ理由を話す。尊(大野遥斗)・湊(山口暖人)・岳(永瀬矢紘)の3人の弟たちも一緒にそれを聞く。一方で、四兄弟を心配した霧島家の4人が突然やってきて…。

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