Teinen Joshi

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商社で部長を務める深山麻子(南果歩)、53歳。仕事は順調だったが、突然役職定年を言い渡される。納得がいかない麻子は、飲み会で泥酔して男性客(山口祐一郎)にからむ。今までのキャリアは何だったのか!その上、元夫の聡(寺脇康文)と姑・登美子(草笛光子)がやって来てはマイペースに大騒ぎ。次の異動先食品事業部で心機一転頑張ることを決めた麻子は、溝口(町田啓太)と出会う。50代定年女性の未来は果たして!
食品事業部に異動となった麻子(南果歩)は何とか自分の存在意義を確認しようと新たな仕事に挑戦するが失敗ばかり。そんな折、部内で企画公募があり、自信満々に名乗りをあげるも落選。同僚たちがその「空回りっぷり」に陰口をたたくのを聞いてしまう。大学の友人でCAの時子(草刈民代)が自ら退職願を出したことにも感化され、意地とプライドにがんじがらめにされていたことに気づいた麻子は、会社を辞めることを決意する。
麻子(南果歩)の娘・葵(山下リオ)の結婚式。元夫の聡(寺脇康文)がどうしてもバージンロードを娘と歩きたいと懇願するも認める気になれない。浮気で別れた夫になぜそこまでしてあげないといけないのか!一方で麻子は新しい仕事を探すべく、ハローワークに通い始める。簡単に仕事なんか見つかるとたかをくくっていた麻子だったが、担当の・芳恵(ふせえり)に、年の数だけ履歴書を書くことを要求され、現実の厳しさを知る。
麻子(南果歩)の再就職先は「葬儀屋」。黒いスーツを着て人の死に直面する仕事は、精神的に辛い。それでも故人や遺族のための式を模索する麻子に先輩・奈美恵(南野陽子)は厳しくあたる。そんな中、丈太郎(山口祐一郎)の妻が亡くなり、葬儀を麻子が担当することに。葬儀屋としては、遺族と適度な距離をとることが求められる。しかし、悲嘆にくれる丈太郎のため、奥さんの好きだった花をどうしても飾りたい!果たして麻子は?
再びハローワークに通い始めた麻子(南果歩)。パートの仕事を勧められるがやっぱりフルタイムで働きたい!厳しい状況下でふと丈太郎(山口祐一郎)のことを思い家を訪れる。妻を亡くして憔悴(しょうすい)している丈太郎には響かない。そんな時、かつての部下・洋介(町田啓太)から告白される。23歳下の男との恋ってありなのか?女子会の面々の後押し、洋介からの提案もあり一歩踏み出した麻子のもとにある仕事が舞い込んだ
ハローワークで働き始めた麻子(南果歩)。若者支援の担当になり3人の問題児を抱え日々忙しい。そんな中、娘・葵(山下リオ)の子供が生まれ、麻子は孫の世話までさせられることに!加えて、3か月のお試し期間という条件付きの洋介との恋にも結論を出さなければならないし、もうどうしたらいいの!?そんな時、デート中に洋介がキスをしてきた!何十年ぶりかの感覚に麻子は心揺さぶられるが、どうしてもその気になれない。
葵の夫・雅人(長田成哉)が浮気した!?葵(山下リオ)は娘を連れて実家に出戻り、聡(寺脇康文)は自分のことを棚に上げて怒り狂うが、麻子(南果歩)は葵に雅人と話し合うように諭す。そんな中、義母・登美子(草笛光子)が骨折し、麻子は世話をすることに。しかし「国の世話にはならない」と、介護保険を断固拒否する登美子と対立!売り言葉に買い言葉でひどい言葉を浴びせてしまう。落ち込む麻子のもとに丈太郎がやって来る。
登美子(草笛光子)は、リハビリに精を出し、ついに歩けるようになる!丈太郎(山口祐一郎)も送り迎えなど登美子の世話を手伝い、登美子とは親友になる。始めは現状を受け入れられなかった登美子だが、みっともなくてもぶさまな姿を見せるのが、若い人のためになると思い直す。そんな登美子のために「生前葬」をやろうと立ち上がる麻子。そんな中、今自分達がやるべき事は何なのか、人生の第2章を照らす壮大なプランを思いつく。

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