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Sezon 2025
能登半島の“さいはて”珠洲市。この町に、仕事を探す移住者と、人手不足の職場をつなげようと奮闘する、ある女性がいる。二重の被災を経た町で、描く未来とは…。
「うちらの人事担当やな」。地域の人たちから“人事部”と呼ばれる、馬場千遥さん(33)。自身も移住者である経験を生かしながら、町へ移住してくる若者たちの仕事や暮らしをサポートしてきた。元日の地震で、移住者が次々と町
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能登半島の“さいはて”珠洲市。この町に、仕事を探す移住者と、人手不足の職場をつなげようと奮闘する、ある女性がいる。二重の被災を経た町で、描く未来とは…。
「うちらの人事担当やな」。地域の人たちから“人事部”と呼ばれる、馬場千遥さん(33)。自身も移住者である経験を生かしながら、町へ移住してくる若者たちの仕事や暮らしをサポートしてきた。元日の地震で、移住者が次々と町を離れる中、それでも生業を続ける地域の人々の期待に応えるべく、町の外から人を呼び込み続ける彼女。地震と豪雨という逆境の中、“これからの珠洲を盛り上げる仲間”に出会えるか。1年間の記録。
北海道の放牧酪農の第一人者・吉川友二さん。1年前、がんと告知され、引退を決めた。牧場で働き始めた息子。世界一の味を目指すチーズ職人。草の大地に生きる人々の記録。
その人は、牛とともに豊かな大地を作り上げてきた。北海道足寄町の酪農家・吉川友二さん(59)。牛舎で管理する一般的な酪農ではなく、牧草地に牛を放し、自由に草を食べさせる「放牧酪農」を20年以上追求し、多くの
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北海道の放牧酪農の第一人者・吉川友二さん。1年前、がんと告知され、引退を決めた。牧場で働き始めた息子。世界一の味を目指すチーズ職人。草の大地に生きる人々の記録。
その人は、牛とともに豊かな大地を作り上げてきた。北海道足寄町の酪農家・吉川友二さん(59)。牛舎で管理する一般的な酪農ではなく、牧草地に牛を放し、自由に草を食べさせる「放牧酪農」を20年以上追求し、多くの酪農家を育ててきた。しかし、すい臓がんが進行し、引退せざるをえない事態となった。牧場で働き始めた息子。吉川さんの牛乳にほれこみ、世界一の味を目指すチーズ職人。草の大地に生きる人々の1年半の記録。
「親から暴力を振るわれています」「死んでも生きとってもどっちでもいい」「相談できる大人はいません」福岡・天神の公園で夜を過ごす若者たちの声。
九州最大の繁華街、福岡・天神にある警固公園。ここには、家庭内暴力などから逃れた若者が集まってくる。通称「警固界隈(けごかいわい)」。近年、飲酒や喫煙、薬物などに依存する若者が増加し、問題になっている。その公園で、若者たちに声
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「親から暴力を振るわれています」「死んでも生きとってもどっちでもいい」「相談できる大人はいません」福岡・天神の公園で夜を過ごす若者たちの声。
九州最大の繁華街、福岡・天神にある警固公園。ここには、家庭内暴力などから逃れた若者が集まってくる。通称「警固界隈(けごかいわい)」。近年、飲酒や喫煙、薬物などに依存する若者が増加し、問題になっている。その公園で、若者たちに声をかけ続ける男性がいる。ソーシャルワーカーの大西良さん。過去の傷つきから大人を信頼できない若者への支援は簡単ではないと話す。模索を続ける大西さんに密着した。
計算や漢字もスマホで足りる今、学校に通う意味って何だろう。去年、大分県の山あいに開校した町立学校。通うのは不登校だった子どもたち。学ぶ意味を摸索する日々に密着。
「誰一人取り残さない公教育」を掲げて去年、大分県玖珠町の山あいに誕生した公立学校。通学する22人の児童生徒は、全員が不登校や行き渋りを経験した子どもたちだ。先生は、一般の学校から赴任してきた10人。校則も
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計算や漢字もスマホで足りる今、学校に通う意味って何だろう。去年、大分県の山あいに開校した町立学校。通うのは不登校だった子どもたち。学ぶ意味を摸索する日々に密着。
「誰一人取り残さない公教育」を掲げて去年、大分県玖珠町の山あいに誕生した公立学校。通学する22人の児童生徒は、全員が不登校や行き渋りを経験した子どもたちだ。先生は、一般の学校から赴任してきた10人。校則も宿題も決まった行事もなく、日々手探りで新しい学校づくりを模索している。なぜかけ算が必要なの?どうやって人間関係をつくるの?なんで学校に行くの?小さな学びやの静かな日々を、1年にわたって追った。
舞台は、宮崎県の小さな町にある女子サッカーチーム。誕生から4年、アマ最高峰のリーグで優勝、地元は熱狂に包まれたが…。この冬、エースにプロから移籍のオファーが届く
元サッカー女子日本代表の齊藤夕眞さん。スター選手の道を歩んでいたが、自身の性的マイノリティーの問題に悩み、26歳で引退した。捨てがたいサッカーへの思い。齊藤さんは、5年前発足したばかりの「ヴィアマテラス宮
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舞台は、宮崎県の小さな町にある女子サッカーチーム。誕生から4年、アマ最高峰のリーグで優勝、地元は熱狂に包まれたが…。この冬、エースにプロから移籍のオファーが届く
元サッカー女子日本代表の齊藤夕眞さん。スター選手の道を歩んでいたが、自身の性的マイノリティーの問題に悩み、26歳で引退した。捨てがたいサッカーへの思い。齊藤さんは、5年前発足したばかりの「ヴィアマテラス宮崎」に加入。毎年得点を重ね、リーグMVPも獲得。町で知らない人はいないほどの存在となった。しかし、この冬、舞い込んだプロチームへの移籍話。エースの決断と、温かく見守る地元ファンたちを見つめる。
昭和の香りを色濃く残す大阪のとあるビル。2階にあった強烈な個性を放つ飲食店街が去年の暮れ、その歴史に幕を閉じた。ビルに魅せられてきた人たちの、最後の日々の記録。
1955年、大阪・千日前に建設され、街の代名詞となってきた商業施設「味園ビル」。その2階にあった飲食店街が去年の暮れ、すべて営業を終えた。軒を連ねる40ほどの店はどこも“超”個性的。ビルを訪れる客もまた個
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昭和の香りを色濃く残す大阪のとあるビル。2階にあった強烈な個性を放つ飲食店街が去年の暮れ、その歴史に幕を閉じた。ビルに魅せられてきた人たちの、最後の日々の記録。
1955年、大阪・千日前に建設され、街の代名詞となってきた商業施設「味園ビル」。その2階にあった飲食店街が去年の暮れ、すべて営業を終えた。軒を連ねる40ほどの店はどこも“超”個性的。ビルを訪れる客もまた個性にあふれている。一見、近寄りづらさがある一方で不思議な温かみもあり、時代を超えて多くの人たちを受け入れてきた。人々は味園ビルの何に魅せられてきたのか。テナント終了までの最後の1か月を見つめた。
最愛の家族を突然失った遺族にとって、その傷は決して癒えることがない。それでも、その痛みを乗り越えなければ、と言い聞かせるようにして生きてきた。あれから14年、石巻でわが子を亡くした2組の遺族が1人の画家に「成長した娘の姿を描いて欲しい」と依頼した。画家の小林憲明さんは、実際に被災した場所を訪ね遺族に話を聞きながら描き始めた。再会は成人式、絵は遺族に何をもたらすのか、画家と遺族たちの日々を見つめた。
最愛の家族を突然失った遺族にとって、その傷は決して癒えることがない。それでも、その痛みを乗り越えなければ、と言い聞かせるようにして生きてきた。あれから14年、石巻でわが子を亡くした2組の遺族が1人の画家に「成長した娘の姿を描いて欲しい」と依頼した。画家の小林憲明さんは、実際に被災した場所を訪ね遺族に話を聞きながら描き始めた。再会は成人式、絵は遺族に何をもたらすのか、画家と遺族たちの日々を見つめた。
北海道・白老町のシンボルだった地域密着型スーパー。新鮮な海の幸を強みに、半世紀近く愛されてきた。しかし去年夏、その歴史に幕を下ろした。決断したのは、創業者の熊谷威二さん・81歳。店と従業員の雇用を守るため、道内中堅スーパーへ事業譲渡を行った。中堅スーパーが重視したのが、熊谷さんの鮮魚のノウハウ。43歳のバイヤーを送り込み、二人三脚の日々が始まった。スーパー激戦時代を生き抜く人々の物語。
北海道・白老町のシンボルだった地域密着型スーパー。新鮮な海の幸を強みに、半世紀近く愛されてきた。しかし去年夏、その歴史に幕を下ろした。決断したのは、創業者の熊谷威二さん・81歳。店と従業員の雇用を守るため、道内中堅スーパーへ事業譲渡を行った。中堅スーパーが重視したのが、熊谷さんの鮮魚のノウハウ。43歳のバイヤーを送り込み、二人三脚の日々が始まった。スーパー激戦時代を生き抜く人々の物語。
成田空港に隣接する千葉県多古町一鍬田地区。農業で栄えた集落だが、新滑走路の建設など空港の拡張で住民の移転が進み、すでに半数近くが去った。そんな一鍬田に5年前から通い続ける写真家・齊藤小弥太さん(38)。大切にしているのは、住民と時間をかけて対話し、その人の暮らしや歩みを象徴する場面を捉えること。移転への思わぬ本音、家族の深い絆に触れた齊藤さんは、どんな写真を撮ったのか?
成田空港に隣接する千葉県多古町一鍬田地区。農業で栄えた集落だが、新滑走路の建設など空港の拡張で住民の移転が進み、すでに半数近くが去った。そんな一鍬田に5年前から通い続ける写真家・齊藤小弥太さん(38)。大切にしているのは、住民と時間をかけて対話し、その人の暮らしや歩みを象徴する場面を捉えること。移転への思わぬ本音、家族の深い絆に触れた齊藤さんは、どんな写真を撮ったのか?
能登半島地震で妻と19歳の娘を失った楠健二さん(57)。自宅兼居酒屋が倒壊したビルの下敷きとなり、ふたりは目の前で命を落とした。去年、楠さんは輪島を離れ川崎に新たな居酒屋をオープンした。「いまは輪島に近づきたくない。目をつぶるとあの日を思い出してしまう」と1日のほとんどを仕事などに費やす日々。しかし、楠さんは、「輪島に戻る宿命がある」とも口にする。その裏には家族と交わした、“約束”があった-
能登半島地震で妻と19歳の娘を失った楠健二さん(57)。自宅兼居酒屋が倒壊したビルの下敷きとなり、ふたりは目の前で命を落とした。去年、楠さんは輪島を離れ川崎に新たな居酒屋をオープンした。「いまは輪島に近づきたくない。目をつぶるとあの日を思い出してしまう」と1日のほとんどを仕事などに費やす日々。しかし、楠さんは、「輪島に戻る宿命がある」とも口にする。その裏には家族と交わした、“約束”があった-
山梨の盲学校を巣立つ卒業生へ60年以上にわたり届けられてきたオルゴール。贈り主は女性であること以外、何もわからない。オルゴールを手にした卒業生はこれまで670人以上。その柔らかな音色は「人生に寄り添うメロディー」だと語る。自立に向け都会での就職を目指す女性。視力や言葉の障がいなどがある卒業生の娘とその家族。匿名の女性のオルゴールから受け取ったものとはー
山梨の盲学校を巣立つ卒業生へ60年以上にわたり届けられてきたオルゴール。贈り主は女性であること以外、何もわからない。オルゴールを手にした卒業生はこれまで670人以上。その柔らかな音色は「人生に寄り添うメロディー」だと語る。自立に向け都会での就職を目指す女性。視力や言葉の障がいなどがある卒業生の娘とその家族。匿名の女性のオルゴールから受け取ったものとはー
大阪・泉佐野市で40年に渡って地域の医療を支えてきた整形外科医・中村薫さん(69)。55歳の時、難病を発症。人生をかけてきた天職を失い、生きる意味を見失った。絶望のさなかに中村さんの元に介助犬としてやってきたのがジュリエット(5歳・雌)。医師であるがゆえに自らの病を直視せざるをえない過酷な日々を送る中村さん。そこにそっと寄り添い続けるジュリエット。病と闘いながら懸命に生きる1人と1匹の人生行路。
大阪・泉佐野市で40年に渡って地域の医療を支えてきた整形外科医・中村薫さん(69)。55歳の時、難病を発症。人生をかけてきた天職を失い、生きる意味を見失った。絶望のさなかに中村さんの元に介助犬としてやってきたのがジュリエット(5歳・雌)。医師であるがゆえに自らの病を直視せざるをえない過酷な日々を送る中村さん。そこにそっと寄り添い続けるジュリエット。病と闘いながら懸命に生きる1人と1匹の人生行路。
全国屈指の桜の名所・弘前公園で、長年桜守をつとめた小林勝さん(71)。3年前に一線を退いたが、去年から福島県浪江町に通いはじめた。原発事故によって手入れが行き届かなくなった桜並木の再生をサポートすることになったのだ。それまで地元のボランティア団体が独学で手入れをしてきたが枯れ枝や病気が広がっていた。“伝説の桜守”は浪江の人々とどう桜を再生していくのか?活動の1年を記録した。
全国屈指の桜の名所・弘前公園で、長年桜守をつとめた小林勝さん(71)。3年前に一線を退いたが、去年から福島県浪江町に通いはじめた。原発事故によって手入れが行き届かなくなった桜並木の再生をサポートすることになったのだ。それまで地元のボランティア団体が独学で手入れをしてきたが枯れ枝や病気が広がっていた。“伝説の桜守”は浪江の人々とどう桜を再生していくのか?活動の1年を記録した。
地震と豪雨の被災地・能登で暮らす一人のおばあちゃんを、3年間にわたって撮影するロシア出身の写真家・宮田ラリーサさん。レンズを向けるのが、徳光しさのさん(86歳)。輪島市上大沢町で生まれ育ち、海と山の恵みとともに強く暮らしてきた。その姿をラリーサさんは“能登の女神”と表現する。いまも避難生活を続けながら暮らしを取り戻そうとするしさのさんの姿から、ラリーサさんは何を見つけるのか。
地震と豪雨の被災地・能登で暮らす一人のおばあちゃんを、3年間にわたって撮影するロシア出身の写真家・宮田ラリーサさん。レンズを向けるのが、徳光しさのさん(86歳)。輪島市上大沢町で生まれ育ち、海と山の恵みとともに強く暮らしてきた。その姿をラリーサさんは“能登の女神”と表現する。いまも避難生活を続けながら暮らしを取り戻そうとするしさのさんの姿から、ラリーサさんは何を見つけるのか。
重度の知的障害と自閉症がある双子の息子。母は親亡きあとも息子たちが自立して生活していけるよう高校卒業と同時にグループホームに入居させた。しかし、そこは後に不正が発覚し運営停止に追い込まれた施設。母は体調を崩すようになった2人を退居させるが、パニックを起こすようになっていた兄は千葉の施設に預けるしかなかった。「自分を捨てたと思って恨んでいないか」葛藤を続けた母は息子と再会した時、何を思うのか…
重度の知的障害と自閉症がある双子の息子。母は親亡きあとも息子たちが自立して生活していけるよう高校卒業と同時にグループホームに入居させた。しかし、そこは後に不正が発覚し運営停止に追い込まれた施設。母は体調を崩すようになった2人を退居させるが、パニックを起こすようになっていた兄は千葉の施設に預けるしかなかった。「自分を捨てたと思って恨んでいないか」葛藤を続けた母は息子と再会した時、何を思うのか…
「ワカメで稼いで、立派な御殿を建てたい!」。岩手県陸前高田市で、3年前に漁師になった小松龍介さん(22)。祖父の康男さん(75)の見習いとして養殖業を学んでいる。しかし、世界三大漁場の一つである三陸沖は、未曽有の海水温上昇が続き記録的な不漁に。康男さんは潮時を感じ始め、孫・龍介の将来を案じている。そんな中、龍介さんは一発逆転を狙って大勝負に出ようとして祖父と対立する。逆境の海に生きる2人の物語。
「ワカメで稼いで、立派な御殿を建てたい!」。岩手県陸前高田市で、3年前に漁師になった小松龍介さん(22)。祖父の康男さん(75)の見習いとして養殖業を学んでいる。しかし、世界三大漁場の一つである三陸沖は、未曽有の海水温上昇が続き記録的な不漁に。康男さんは潮時を感じ始め、孫・龍介の将来を案じている。そんな中、龍介さんは一発逆転を狙って大勝負に出ようとして祖父と対立する。逆境の海に生きる2人の物語。
仙台を拠点とする女子プロレス団体のスター・里村明衣子。クラッシュ・ギャルズ長与千種の愛弟子として引退試合の相手を務め、女子プロレスの人気低迷期を支えた。今年4月、30年の現役生活にピリオドを打つことに。「最後の試合は、未来を託せる選手とリングに上がりたい」―。しかし、誰と戦うのかギリギリまで悩み続けた。その裏には何があったのか。引退への日々に密着。最後のリングに託す思いを見つめる。
仙台を拠点とする女子プロレス団体のスター・里村明衣子。クラッシュ・ギャルズ長与千種の愛弟子として引退試合の相手を務め、女子プロレスの人気低迷期を支えた。今年4月、30年の現役生活にピリオドを打つことに。「最後の試合は、未来を託せる選手とリングに上がりたい」―。しかし、誰と戦うのかギリギリまで悩み続けた。その裏には何があったのか。引退への日々に密着。最後のリングに託す思いを見つめる。
ススキノで育ち、ススキノで傷つき、ススキノに救われた、ある若者がいる。この街の不動産会社で働きながら、クリスチャンラッパーとして活動する原田翔之介さん(28)。孤独で荒れた少年時代。児童養護施設で出会ったラップ。生きる意味を見失う中、たどり着いた元ヤクザの牧師がいる教会。絶望のふちにあった彼が、なぜ前向きなメッセージを届けられるようになったのか。この街に生きる1人の若者と、支えた人々の物語。
ススキノで育ち、ススキノで傷つき、ススキノに救われた、ある若者がいる。この街の不動産会社で働きながら、クリスチャンラッパーとして活動する原田翔之介さん(28)。孤独で荒れた少年時代。児童養護施設で出会ったラップ。生きる意味を見失う中、たどり着いた元ヤクザの牧師がいる教会。絶望のふちにあった彼が、なぜ前向きなメッセージを届けられるようになったのか。この街に生きる1人の若者と、支えた人々の物語。
日本の磁器発祥の地・佐賀県有田町、ここに陶磁器の世界で知らぬ者はいない巨匠がいる・・・「人間国宝」井上萬二さん。作品は造形美を極めた“白磁”として知られるが、96歳のいま窯に立つことはない。孫の祐希さんは祖父の作風と異なる独創的なデザインで注目を集める若手陶芸家、孫にとって祖父の存在は大きくプレッシャーだった。今年3月、国内最大級の公募展に向けて孫は初めて“祖父の白磁”を作ろうと窯に向かった。
日本の磁器発祥の地・佐賀県有田町、ここに陶磁器の世界で知らぬ者はいない巨匠がいる・・・「人間国宝」井上萬二さん。作品は造形美を極めた“白磁”として知られるが、96歳のいま窯に立つことはない。孫の祐希さんは祖父の作風と異なる独創的なデザインで注目を集める若手陶芸家、孫にとって祖父の存在は大きくプレッシャーだった。今年3月、国内最大級の公募展に向けて孫は初めて“祖父の白磁”を作ろうと窯に向かった。
美しい瀬戸内海をのぞむ島々を巡り、ピアノの音色をよみがえらせている人がいる。ピアノ調律師の塩見浩和さん。日本で一握りしかいないコンサートホールの調律を任される腕を持つ。大切にするのは、“正しい音”ではなく、その人が“楽しめる音”に整えること。プロから一般の家庭や、町の学校のピアノまで。ひとりひとりのために音を調整する。「ピアノの音色は、人の心をつなぐ」という塩見さん。ピアノと人々の再生の物語。
美しい瀬戸内海をのぞむ島々を巡り、ピアノの音色をよみがえらせている人がいる。ピアノ調律師の塩見浩和さん。日本で一握りしかいないコンサートホールの調律を任される腕を持つ。大切にするのは、“正しい音”ではなく、その人が“楽しめる音”に整えること。プロから一般の家庭や、町の学校のピアノまで。ひとりひとりのために音を調整する。「ピアノの音色は、人の心をつなぐ」という塩見さん。ピアノと人々の再生の物語。
「3人そろって関取」。そう意気込んで荒汐部屋に入門した大波三兄弟。しかし長男・若隆元は15年間、関取昇進を果たせず、弟たちは幕内優勝や三役の常連になるなど、その差は開くばかり。「かわいそうな長男だと同情されたくない」。その一心で稽古に励んできた。しかし33歳の体はこれまでにない悲鳴をあげ始める。「3兄弟の長男として」ではなく「一人の相撲取りとして」。土俵に立つ意味を探す長男と兄弟との物語。
「3人そろって関取」。そう意気込んで荒汐部屋に入門した大波三兄弟。しかし長男・若隆元は15年間、関取昇進を果たせず、弟たちは幕内優勝や三役の常連になるなど、その差は開くばかり。「かわいそうな長男だと同情されたくない」。その一心で稽古に励んできた。しかし33歳の体はこれまでにない悲鳴をあげ始める。「3兄弟の長男として」ではなく「一人の相撲取りとして」。土俵に立つ意味を探す長男と兄弟との物語。
この春、輪島市で生まれ育ったふたりの若者が新たな門出を迎えた。“おとう”と慕われていた妻の父親は、能登半島地震で帰らぬ人に。夫が初めて義父に対面したのは息を引き取る間際、結婚のゆるしをもらうことができなかった。「自分は結婚相手として認められる人間になっているのか」、自問を繰り返す日々。そんなあるとき、“おとう”が生前ひそかに抱いていた胸の内を知ることに。人生の節目を前に、ふたりが立てた誓いとは。
この春、輪島市で生まれ育ったふたりの若者が新たな門出を迎えた。“おとう”と慕われていた妻の父親は、能登半島地震で帰らぬ人に。夫が初めて義父に対面したのは息を引き取る間際、結婚のゆるしをもらうことができなかった。「自分は結婚相手として認められる人間になっているのか」、自問を繰り返す日々。そんなあるとき、“おとう”が生前ひそかに抱いていた胸の内を知ることに。人生の節目を前に、ふたりが立てた誓いとは。
異国情緒あふれる食材や飲食店が立ち並ぶ、福岡市の吉塚リトルアジアマーケット。ミャンマーの人たちの支援を続けている男性がいる。かつては現地に移住し、孤児院や日本語学校を運営。軍のクーデターが起きて帰国せざるをえなくなったが、それでも日本から支援を続けている。そんな中、今年3月にミャンマーで大地震が発生。いま自分に何ができるのか…。男性は、内戦に苦しんできたミャンマーの若者たちとともに立ち上がった。
異国情緒あふれる食材や飲食店が立ち並ぶ、福岡市の吉塚リトルアジアマーケット。ミャンマーの人たちの支援を続けている男性がいる。かつては現地に移住し、孤児院や日本語学校を運営。軍のクーデターが起きて帰国せざるをえなくなったが、それでも日本から支援を続けている。そんな中、今年3月にミャンマーで大地震が発生。いま自分に何ができるのか…。男性は、内戦に苦しんできたミャンマーの若者たちとともに立ち上がった。
秋田市で活動する高齢者たちのeスポーツチーム「マタギスナイパーズ」。平均年齢は69歳。7人の選手たちが目指すのは若者がしのぎを削るシューティングゲームの世界大会に出場することだ。年の離れた監督から厳しい指導を受けながら日々腕を磨く。この夏、チームに新たな若いメンバーが加わる動きがあり、現メンバーからは思わず弱音も…。定年後の第2の人生、ゲームの世界でもう一花咲かせようとする高齢者たちの思いとは。
秋田市で活動する高齢者たちのeスポーツチーム「マタギスナイパーズ」。平均年齢は69歳。7人の選手たちが目指すのは若者がしのぎを削るシューティングゲームの世界大会に出場することだ。年の離れた監督から厳しい指導を受けながら日々腕を磨く。この夏、チームに新たな若いメンバーが加わる動きがあり、現メンバーからは思わず弱音も…。定年後の第2の人生、ゲームの世界でもう一花咲かせようとする高齢者たちの思いとは。
「今の時代に馬が活躍できる仕事を開拓したい」北海道厚真町の西埜将世さん(44)。伐採した木を馬で運び出す「馬搬」をビジネスとして復活させた。やりたいことを見いだせず、ようやく掴んだ夢だった。相棒は、カップ君。ばんえい競馬のデビュー戦でゴールできず競走馬失格とみなされた馬だ。周囲からは、無謀とも言われた挑戦。直面したのは、命ある生き物と働く難しさ。それでも、なぜ馬で木を運ぶのか?人と馬の格闘の記録。
「今の時代に馬が活躍できる仕事を開拓したい」北海道厚真町の西埜将世さん(44)。伐採した木を馬で運び出す「馬搬」をビジネスとして復活させた。やりたいことを見いだせず、ようやく掴んだ夢だった。相棒は、カップ君。ばんえい競馬のデビュー戦でゴールできず競走馬失格とみなされた馬だ。周囲からは、無謀とも言われた挑戦。直面したのは、命ある生き物と働く難しさ。それでも、なぜ馬で木を運ぶのか?人と馬の格闘の記録。
中国残留邦人の利用者が多く通う高知市の介護施設。壮絶な日々を生き抜き、帰国後も言葉の壁や偏見に苦しむ人たちの居場所を作ろうとする男性がいる。介護福祉士の田副大輔さん。“誰もひとりぼっちにしない”とスタッフ全員で中国語を学び、皆で誕生日を祝うなど家族のような空間作りに励んできた。帰国後、笑顔を失っていた女性は徐々に“本当の自分”を取り戻していく。そんな中、突然訪れた別れ…。田副さんが取った行動とは。
中国残留邦人の利用者が多く通う高知市の介護施設。壮絶な日々を生き抜き、帰国後も言葉の壁や偏見に苦しむ人たちの居場所を作ろうとする男性がいる。介護福祉士の田副大輔さん。“誰もひとりぼっちにしない”とスタッフ全員で中国語を学び、皆で誕生日を祝うなど家族のような空間作りに励んできた。帰国後、笑顔を失っていた女性は徐々に“本当の自分”を取り戻していく。そんな中、突然訪れた別れ…。田副さんが取った行動とは。
群馬県“御巣鷹の尾根”に日航ジャンボ機が墜落、520人が犠牲となった事故から40年。尾根の管理人、黒沢完一さんは、長年ひとりで慰霊の場を守り続けてきた。年に150日以上、険しい山に入り、遺体が見つかった場所に立つ墓標の修復や山道の整備を行ってきた。しかし遺族は高齢化し足を運べない人が増加。黒沢さん自身も80代となったが後継者は現れていない。大切な場をこの先どう守るのか、黒沢さんのひと夏を追った。
群馬県“御巣鷹の尾根”に日航ジャンボ機が墜落、520人が犠牲となった事故から40年。尾根の管理人、黒沢完一さんは、長年ひとりで慰霊の場を守り続けてきた。年に150日以上、険しい山に入り、遺体が見つかった場所に立つ墓標の修復や山道の整備を行ってきた。しかし遺族は高齢化し足を運べない人が増加。黒沢さん自身も80代となったが後継者は現れていない。大切な場をこの先どう守るのか、黒沢さんのひと夏を追った。
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