Cosmic Front

物理学者のスティーブン・ホーキング博士が自ら語る宇宙の始まりから人類誕生までの、壮大な"宇宙１３７億年の物語"。　最新研究で明らかになった驚きに満ちた誕生直後の宇宙の姿。また宇宙がそもそも完全でなかったからこそ、星や銀河を作り出されていったという事実などを、ユニークな解説と映像で紹介。宇宙を支配する法則を解き明かすことに人生を捧げてきたホーキング博士が、最新の宇宙科学の成果をもとに、宇宙137億年の歴史を語り尽くします。

In the summer of 1969, Apollo 11 succeeded in being the first manned mission to land on the moon. The next challenge was to develop a lunar rover that would allow astronauts to explore the moon's vast surface. However, the project was met with numerous problems. How would they build a lunar rover that would fit in the small space of the lunar module? How would they design tires that would be both light and strong? The team of engineers only had a year and a half to complete the first vehicle. The untold story behind the development of the lunar rover, said to be the final hurdle of the Apollo project, is revealed using valuable historic footage

最新の探査成果をもとに、究極の宇宙旅行へ出発！　目的地は太陽系最大の惑星・木星だ。私たちの常識を遙かに超えたスケールの木星は、到着までの道のりも刺激的。火星を越え、小惑星帯を通過した先で我々が出会うのは、想像を絶する強烈な木星磁場だ。さらに、接近すると３００年以上続く巨大ハリケーン・大赤斑などの絶景も味わえる。最大の見どころは、６０個以上もある衛星。衛星イオの巨大火山、無数の火山が噴煙を吹き上げている。ところがその隣の衛星エウロパは極寒の氷の星。しかも科学者達は氷の下に生命が存在するかもしれないと考えている・・・魅力満載の木星ワールドの旅にご招待！

In the United States, a new chapter in space history is about to begin with civilian space travel. A number of private companies are venturing into the development of space technology, which was until now a government program. Mojave, a desert town in California, is at the forefront of space exploration. Fourteen companies gathered there for a competition to develop the next generation of spacecrafts. Their projects, however, aren't limited to just building space vehicles. They're also working on developing space ports and space hotels. Follow the private sector's latest space projects as they move full speed ahead.

太陽系探査で分かった最新情報を、旅行ガイド形式で紹介する「太陽系の歩き方」。 今回はまだ人類が訪れていない太陽系最果てにある冥王星とその先の世界。近年の巨大望遠鏡などによる観測技術の進歩で、冥王星の姿がわかり始めている。さらに最近、これまで最果てにある孤独な存在と考えられてきた冥王星のまわりやその先に、実は数多くの天体が存在することも分かってきた。番組では、冥王星とその先の太陽系の世界を旅するように紹介する。

青空が漆黒の宇宙へと移り変わる、地球と宇宙の境界領域「宇宙の渚」。飛行機ではたどり着けず、ロケットではたちまち通り過ぎてしまうその世界は、今なお多くの謎と神秘に満ちている。そこで、高度４００キロ、まさに宇宙の渚を行く国際宇宙ステーションに、新開発の宇宙用超高感度カメラを搭載。夜になると美しい光を放って姿を現す宇宙の渚の世界を、史上初めて捉えられた映像の数々をもとに、３本シリーズで探求する。 第１回は、宇宙の渚に突如現れる謎の閃光・スプライトの物語。かつてパイロット達が目撃してきた、雷雲から宇宙へ駆け上がる奇妙な閃光。捉えようとしてもすぐに消えてしまうことから、スプライト（妖精）と名付けられたものの、その正体は長年謎に包まれてきた。その実態を解明すべく、地上から、宇宙から、古川聡宇宙飛行士と世界の研究者がタッグを組んだ、史上最大の作戦が始まった！まさに未知の領域が明かされていく興奮と感動を、世界で初めて捉えられた、驚くようなスプライトの映像と共にお伝えする。

国際宇宙ステーションから古川聡宇宙飛行士が撮影した、地球と宇宙の境目「宇宙の渚」のスペクタクルを紹介。第２回は流れ星。地球には暗いものも含めると毎日２兆個もの流星が降り注いでいる。さらに、流星にならずにふわふわと地表まで舞い降りて来る宇宙のチリも多数あることが分かり、地球生命誕生に密接に関わったと考えられている。宇宙から地球から、流星をたっぷり観賞しながら、はるかなる生命誕生の物語に思いを馳せる。

青空が漆黒の宇宙へと移り変わる、地球と宇宙の境界領域「宇宙の渚」。飛行機ではたどり着けず、ロケットではたちまち通り過ぎてしまうその世界は、今なお多くの謎と神秘に満ちている。そこで、高度４００キロ、まさに宇宙の渚を行く国際宇宙ステーションに、新開発の宇宙用超高感度カメラを搭載。夜になると美しい光を放って姿を現す宇宙の渚の世界を、史上初めてとらえられた映像の数々をもとに、３本シリーズで探求する。 第３回は、宇宙の渚で起こる最も美しい現象、オーロラにスポットを当てる。その神々しい光は、古くから人々を魅了してきた。この神秘の光は、いったいなぜ、どのようにして生まれているのか？科学者たちのあくなき探求により、オーロラが実は太陽と地球の激しい攻防の結果、生み出されていることがわかってきた。美しい輝きの裏に秘められた"地球と太陽の激闘"を、古川聡宇宙飛行士が世界で初めて宇宙から鮮明にとらえた、圧巻のオーロラ映像からひもといていく。

私たち生命は、いつどこで、どのように誕生したのか？――この永遠の問いに対して、カリフォルニア工科大学のジョセフ・カーシュビンク教授は大胆な仮説をとなえている。 「われわれ地球生命は、火星から来た生命の子孫だ」というのだ。この"生命の火星起源説"は、奇抜なアイデアと思われがちだが、最新の火星探査が明らかにした火星の実像は、この学説に矛盾しないという。 かつて火星はどんな惑星だったのか？　生命はそこでどのように誕生したのか？　そして、火星から地球までいかにして宇宙旅行をしたのか？　NASAの最新探査の成果をもとに、いま明らかになった真実の火星の姿を描き、生命の起源に迫る。

The Large and Small Magellanic Clouds, luminous in the night sky of the Southern Hemisphere, are celestial bodies shrouded in mystery, but recent observations have revealed some startling facts about them. They are survivors of galaxies formed in the early stages of the Universe.

1958年、アメリカが航空宇宙局NASAを立ち上げ、有人宇宙飛行への第一歩を踏み出す時、その実現のために選ばれた７人の宇宙飛行士がいた。3000人の候補者の中から選ばれたエリート中のエリートの彼らは「ライトスタッフ」とも呼ばれ、一躍アメリカンヒーローとなる。しかし彼らの前には数々の苦難が待ち受けていた。当時、宇宙はまさに未知の空間。宇宙飛行士は訳の分からない医学検査から果てしない訓練に戸惑う。一方、エンジニアたちの宇宙船開発もゼロからのスタート。その宇宙船に課せられた使命は宇宙飛行士を無事地球に帰還させること。安全を追求し続けるエンジニアと宇宙飛行士との間に葛藤が生まれる。しかもテストロケットは爆発を繰り返す。どのようにこの苦境を乗り越えていくの か。アメリカ宇宙開発の黎明期、未知なる宇宙空間に挑み、今につながる宇宙への扉を開いた、７人の宇宙飛行士と、その開発に挑んだエンジニアたちの夢への軌跡を追った。

Were "little green men" trying to contact us? Over 40 years ago, extremely constant pulses were detected reaching the Earth from outer space. It caused a great sensation. Speculation was that the signals were coming from intelligent life somewhere in outer space. Scientists conducted careful investigations but they couldn't identify the source. It was later found that these signals were coming from newly discovered stars called pulsars. What exactly are these curious stars? Using dynamic CG images, we provide a fascinating look at the challenges scientists face in investigating these unusual stars.

5月21日朝、日本国内で25年ぶりに『金環日食』が見られました。太陽と月が重なり、華麗な黄金のリングを作り出すという世紀の天体ショーが『金環日食』です。しかも、沖縄付近から、九州、四国、近畿、東海、関東そして東北南部まで、日本を縦断するように日食が続き、日本の多くの方がこの大イベントを体験しました。 さらに今回は、日食観測史上はじめての「ある観測」が行われ、太陽の知られざる秘密が明らかになることも期待されています。 『金環日食』の全てが分かるコズミックフロント。5月21日のスペシャル版に続き、金環日食のベスト映像や、その観測成果を盛り込んだ "『金環日食』の決定版" です。

戦後、どん底の日本で大きな夢を持って宇宙開発に乗り出した科学者がいた。今年生誕100年を迎える「日本のロケット開発の父」と呼ばれる糸川英夫だ。日本をわずか15年で世界4番目の人工衛星打ち上げ国に導き、彼が育てた技術や人材は小惑星探査機「はやぶさ」の快挙にもつながっていく。糸川の取り組みが、今世界をリードするまでに育った日本の宇宙開発の礎となっている。当時、資金もノウハウもない中、糸川はいかにしてロケット開発を進めたのか？ その取り組みがいかに今の日本の宇宙開発に結びついているのか？　的川泰宣JAXA名誉教授を旅人に、未公開資料や当時の関係者を訪ねながら、日本の宇宙開発の黎明期を築き上げた糸川の型破りな発想力、行動力をドキュメントする。

どこからともなく突然現れ、長い尾をたなびかせ輝く彗星。この尾を持つ不思議な天体は、神話や占星術はもちろん、太古の昔から人々の心を捉えつづけ、2000年以上前から記録が残っている。人類が彗星の正体を科学的に追求し始めてから、わずか半世紀しかたっていない。 しかし今や、そのナゾの天体・彗星の間近まで探査機が接近、さまざまな映像を撮影し、彗星の真の姿が解き明かされつつある。最新観測から彗星の正体に迫り、さらに彗星により解き明かされつつある驚きの太陽系誕生秘話を紹介。

Monster black holes contain several million to ten billion times the mass of our Sun. They've been discovered in the center of many galaxies, each with their own hundreds of billions of stars. Observations have shown that the mass of monster black holes stands in proportion to the mass of their galaxies. Scientists have begun to believe that these giant black holes are the key for understanding how galaxies emerged and developed throughout the history of our 13.7 billion-year-old universe. The latest astronomical observations illustrated by magnificent computer graphics close in on the essence of these monster black holes.