海から、魚がどんどん消えていく−−。乱獲や気候変動の影響で漁獲量は減少の一途をたどり、枯渇状態にある魚は世界全体の3割、これ以上獲ると危機的な状況に陥る魚が実に6割に上るという。そんな中、ますます注目を浴びているのが「養殖」だ。特にいま、続々と企業が参入するのが、陸地で魚を育てる「陸上養殖」の分野。天候や海の状態に左右されず、年間を通して安定供給できるからだ。依然として .. show full overview
作業服から一般向けへと進化と拡大を続けている「ワークマン」。その勢いはとどまることを知らず、前回(2021年4月放送)紹介した新型店「#ワークマン女子」は、すでに11店舗を展開。子ども向けの商品も充実させている。そうした中いま人気を集めているのが、"キャンプに使える"商品だ。火の粉に強い手袋やペットボトルを保冷(保温)できる真空ホルダーなどは品切れが続出。客からは「本格 .. show full overview
東日本大震災、福島第一原子力発電所の事故から11年を迎える。世界が脱炭素に向け加速する中、日本の電力比率は現在、火力発電が約75%、原発は約4%まで減り、残りの20%を再生可能エネルギーで賄っている。政府が目指すのは2050年の脱炭素社会、カーボンフリー。その実現には更に、新たな再エネの拡大が不可欠となっている。切り札とされるのが「洋上風力」。四方を海に囲まれた日本の新 .. show full overview
コロナ禍でも人気のうどんチェーン「丸亀製麺」。国内に833店舗を展開し、今ではアジアをはじめ、アメリカやイギリスなど海外でも店舗を広げている。しかし、世界戦略はそれだけではない。丸亀を運営する「トリドール」は今、海外の外食企業の買収を進めている。幾つものブランドを世界で展開する一大グローバル企業になろうとしているのだ。創業者の粟田貴也社長は「日本で全世界的に知られている .. show full overview
一生に一度は食べたい"憧れの味"。しかし名店は、おしなべて値段も敷居も高い。なかなか行く勇気が出ない人も多いはずだ。そんな壁を取り払おうと、チャレンジを始めた人たちがいる。「銀座で3万円」の高級寿司店は、"本物"の江戸前寿司を気軽に楽しんでもらうための業態を次々に展開。一方、ミシュランの星に輝くシェフは、朝定食から弁当まで、様々な価格帯で"最高のおいしさ"を届ける取り組 .. show full overview
コロナ禍でホテル業界が苦しむ中、4月22日に大阪市浪速区で開業するホテルが注目されている。建てられたのが、日雇い労働者の街として有名な「あいりん地区」(西成区)にほど近い、30年以上も塩漬けになっていた土地だからだ。ホテルの名は「OMO7大阪」。手掛けるのは、あの星野リゾートだ。しかし星野佳路代表は、「都市観光に最適の場所。ここが変われば大阪市はガラリと変わる」と、その .. show full overview
驚きの安さで日用品や食品から家電、ブランド品まで"何でも揃う"ディスカウントストア「ドン・キホーテ」。最近では、ユニークなPB商品も人気。しかし、ドンキには知られざる悩みが・・・。スーパーやドラッグストアなど他の店でも置いてあるような商品が増え、ドンキらしい尖った品揃えが薄れているというのだ。そんなドンキが今、商品のジャンルを絞った「特化型」の店舗を続々とオープンさせて .. show full overview
新型コロナの感染拡大で、最も厳しい目を向けられたのが居酒屋業界。2019年12月時点で主な居酒屋チェーンの店舗数は7200店ほどあったが、外出自粛やテレワークの普及などにより、2021年末には1356店舗が閉店し20%近く減少した。生き残りをかけ大手居酒屋チェーンは、何でも揃う店舗から焼肉や唐揚げ、バーガーなど専門店に次々と業態転換を図っている。中でも大量閉店で街から消 .. show full overview
ガイアがこれまで20年の歴史で取材してきた海外の国は実に70カ国以上。そこで数多く目にしてきたのは、世界から感謝される日本人たちの姿だった。そのビジネスは今、どうなっているのか。今回は、2人の日本人のその後に注目。日本製の中古品に新たな価値を吹き込み、先駆けて世界に送ったリサイクル会社の社長。そして、自ら開発した水をキレイにする浄化剤で、発展途上国の人々に安全な飲み水を .. show full overview
今回は、コロナの影響で明暗を分けている「キレイにする」ビジネスを取り上げる。新型コロナウイルスの影響で、スーツやワイシャツを着る機会が減り、その影響をもろに受けているのがクリーニング業界。さらにここにきて、「原油高」が、状況をますます厳しいものにしている。その一方で、家で過ごす時間が増え、ハウスクリーニングの需要が増えている。どちらも「キレイにする」のを生業とする業界だ .. show full overview
コロナをきっかけに、都会から地方への"移住"を希望している人が増えているという。そんな中、我が街に1人でも多く移住してもらおうと、各地でユニークな取り組みが進んでいる。栃木県佐野市は、ご当地名物「佐野ラーメン」を武器に、手厚い支援をするというのだが、果たしてどんな取り組みなのか。さらに島根県の海士町は、全国の自治体で初めての取り組みを始めたところ、移住希望者が増えたとい .. show full overview
今やすっかり観光の名所として定着した「道の駅」。もとは一般道での休憩施設として1993年に103か所からスタートした。その後、地域の情報発信を目的とし、特産物の直売や宿泊施設などを備えた「地方創生の切り札」として急速に拡大。今や1194ヵ所(2022年2月現在)の道の駅が全国に作られている。しかし乱立による競争激化で安定的な来場客の確保が難しくなり、「道の駅」の約3割が .. show full overview
生産から消費までを追跡し"見える化"する「トレーサビリティ」。それにより、偽装の防止や安心安全の確保はもちろん、消費者は、それが「どこで生産され、どのように店まで届けられたか」などをより詳しく知ることができるようになる。今、積極的にトレーサビリティの導入に取り組むのは熊本県。今年2月、「熊本県産」として販売されていたアサリに中国産が混入していた「産地偽装」が発覚。今回、 .. show full overview
戦後最悪とまでいわれた日韓関係。さらに新型コロナの感染拡大で事実上、旅行が不可能に。その間、人気を集めたのが「東京のコリアタウン」新大久保。休日には、BTSをはじめ韓国アイドルのグッズやコスメ、ストリートフードを買い求める人で歩道があふれるほどになる。新たに「新大久保韓国横丁」もオープン。「韓国に行きたくても行けない」人々を呼び込んでいる。こうした中、約2年半ぶりに韓国 .. show full overview
待望の夏休み「今年こそ海外旅行」という人も出始めている。こうした中ANAは、ホノルル線の定期便について、7月から超大型旅客機A380、通称「フライングホヌ=空飛ぶウミガメ」を2年3か月ぶりに復活させることを宣言。フライングホヌといえば、ガイアは2019年の初就航から取材。国内ではANAだけが持つ座席数500超の旅客機で、ライバルJALの牙城・ハワイを結ぶ路線へ投入。シェ .. show full overview
ものづくり大国ニッポンを支えてきた"町工場"。ガイアもこの20年、ことあるごとにその驚きの技術力とそれを生む職人たちを取材してきたが、いま資金難や後継者不足が深刻化し、どんなに技術があっても廃業を余儀なくされる町工場が後を絶たない。そんな中、かつて取材した企業の中に、一際元気な"町工場"があった。鋳物工場で、父から新規事業を任された娘が挑戦するのは何と、観光業にブライダ .. show full overview
いま大人気の会員制倉庫型スーパー「コストコ」の新たな動きに密着。コストコは、1999年、福岡に日本第一号店をオープン。この頃、日本の規制が撤廃されたことにより多くの外資が日本に進出してきたが、軒並み失敗。その一方でコストコは、着実にファンを増やし、いま拡大路線に舵を切っている。食べ物から日用品まで、大型商品が並ぶコストコだが、今後さらに大きな商品を並べようとしている。2 .. show full overview
今年は3年ぶりに行動制限のない夏休み。新型コロナの感染拡大は続くものの、国内旅行の水準はコロナ前とほとんど変わらないほどまでに回復している。観光客を迎え入れる地方にも「今年こそは!」という思いは強い。そんな中で注目されているのが「地域一体となって観光客を呼び込む」という動き。突出した1つのスポットだけに観光客が集まるのではなく、その周辺地域にもお金を落として貰うことで、 .. show full overview
世間の常識に迎合せず、信じた我が道を突き進む"異端児"。「ガイアの夜明け」20年の歴史を紐解くと、そんな業界の常識に捉われない、知られざる創業者がいた。1人は、当時はまだ誰も知らない「レアメタル」の可能性を信じて、私財を投げ打って専門商社を立ち上げ、「レアメタル王」と呼ばれるようになった人物。そしてもう1人は、外食チェーンの常識を全否定した"オレ流"の店づくりで「コロナ .. show full overview
コロナ禍で在宅時間が増えたことなどをきっかけに、自宅の片付けをする人が急増。それに合わせるように増えているのが"買い取り"業者だ。「リユース」市場は2兆円を突破し、2025年には3兆5000億円規模にまで拡大すると言われている。そんな中、家庭に眠るお宝を発掘しようと、新規参入する企業が続々登場している。紙袋1枚からマニアックな家電まで一発回答で買い取るベンチャー。さらに .. show full overview
コロナ禍でも成長を続ける菓子メーカー「シャトレーゼ」。これまでに2億本以上売ったアイス、チョコバッキーをはじめとする"おいしくて安い"スイーツは売り上げ好調。その新たな挑戦の舞台は、シャトレーゼ誕生の地、山梨県。研修施設をリニューアルしたホテルを地域活性化の拠点にし、商品開発にもいかすという。一方、長野県伊那市で75年愛されてきたケーキ店「菓匠Shimizu」。その取り .. show full overview
誰もが知る大手メーカーにも弱点がある。それは"振り向いてくれない"客がいること。耳に残るCMで高い知名度を誇る菓子メーカーの「湖池屋」。課題は、20代30代と60代以上の女性の間での"スナック離れ"。空白地帯を埋めるため、プロジェクトチームが立ち上がった。一方、カレー粉やわさびなどの調味料でおなじみの「エスビー食品」。こちらは、今まで取り込むことができなかった層を狙う戦 .. show full overview
いま「冷凍食品」が売れている。長期保存ができて、調理が簡単なのは当たり前。冷凍することで、今までになかった"極上グルメ"が味わえるという。電子レンジで温めると、なぜか冷たい「冷やし中華」ができあがる...。常識を覆す製法を開発したニチレイフーズ。この秋に仕掛けるのは、「史上最高のハンバーグ」だ。一方、東京の高級すし店が目をつけたのは、北海道で大量に水揚げされるようになっ .. show full overview
「となりのトトロ」「天空の城ラピュタ」「千と千尋の神隠し」など、誰もが知るヒット作を生み出し続けているスタジオジブリ。そんなジブリが手がけるテーマパーク「ジブリパーク」が、11月1日、愛知県長久手市にオープンする。そのコンセプトの一つは、"森と相談しながらつくる"。元からあった森をなるべくそのままにし、そこに点在するジブリの世界を、自分の足で歩いて、秘密を発見していく。 .. show full overview
今週はテレ東経済WEEK。「ガイアの夜明け」第1弾は環境ビジネスの最前線に迫る。まず注目するのは、身近なペットボトル。世界で原料の争奪戦が勃発し、価格が急騰しているという。そんな中、汚れたペットボトルでも、独自技術できれいなペットボトルに再生させる環境ベンチャーが動き出した。さらに、「温暖化ガス」の削減に向け、世界を飛び回る商社マンにも密着。今後、ビッグビジネスに成長す .. show full overview
全国に200店舗を展開する人気のスーパー「成城石井」。一番の売りは、主にヨーロッパから直輸入したワインやチーズ、生ハムなど、世界中の美味しいものが揃うこと。しかし今、知られざる悩みが・・・。長引くコロナ禍でバイヤーは3年近く海外に買い付けに行けず、さらに今年に入って、ウクライナ情勢に食料高騰、さらに歴史的円安の逆風で、魅力的な輸入品を満足に揃えられなくなっていたのだ。そ .. show full overview
長時間労働・残業・パワハラ...叫ばれ続けた「働き方改革」で日本企業の労働環境は表向き改善したとされる。1人当たりの労働時間は2020年におよそ100時間減り(2016年比)働きやすくなった、とのデータも(厚労省調べ)。一方で仕事への充実感や達成感で見ると...熱意を持って会社に貢献したいという社員の割合が「世界最低水準」という衝撃の調査結果も!政府が「働き方改革」を打 .. show full overview
ガイアがこれまで追いかけてきた外食の革命児たちが、また新たな挑戦に乗り出していた。人気のとんかつ・かつ丼チェーン「かつや」のトップだった若き社長は、なんと会社を飛び出して独立。自分の理想のレストランを開いただけでなく、悩む外食店のアドバイザーとして"第二の人生"を歩み始めていた。早速、あの中華料理の名店と二人三脚で新しい店づくりに取り掛かった。その改革の現場にカメラが入 .. show full overview
スマホ、クルマ、家電製品・・・これらを動かすのに欠かせないのが「半導体」だ。世界的な供給不足が日々取りざたされる。この半導体をめぐる知られざる戦い、主戦場は日本政府が目指す「次世代半導体」の開発だ。その全容をガイア取材班は長期に渡り水面下で取材していた。経済産業省が主導しトヨタ、NTT、ソニーなど日本を代表する大手企業8社が出資。アメリカ政府やIBMなど有力ハイテク企業 .. show full overview
経済の発展と共に増加した食品廃棄物。そのうち、本来食べられるのに棄てられてしまう「食品ロス」は、年間522万トン(令和2年/農林水産省)。日本人1人当たり1年で約41キロ、毎日ご飯1杯を捨てていることになる。そんな中、「食品ロス」の削減を目指し、画期的な取り組みを進めているスーパーがある。打ち出しているのは、「量り売り」や「売り切れ御免」「欠品OK」など、これまでのスー .. show full overview
いま都心のホテルの値段が急上昇。全国旅行支援や外国人観光客の受け入れが進み、活況を呈している。これまで価格を武器に拡大してきたビジネスホテル業界では異変が・・・。出張族のビジネスマンが「寝に帰るだけ」というイメージから、驚きの進化を遂げていた。"進化系"をコンセプトに、全国展開する「アパホテル」。アパは、プールや大浴場を導入した「新都市型ホテル」で、ビジネスホテルからの .. show full overview