デスゲームで待ってる
#04 (1x4)
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テレビ業界を追われ、“デスゲーム作家”としてデビューをはたした放送作家の戸村(日向亘)。偶然再会したADのキヨシ(辻岡甚佐)から、戸村が死亡事故の責任を負わされた“わさび事件”の会議中の音声データを手に入れる。
そこには“わさビル”を戸村の原案とは異なる、安全性度外視のえげつない企画にねじ曲げていく、大御所放送作家の疋川(田口浩正)たちの発言が録音されていた。それは“人殺し作家”と扱われ、理不尽に放送作家の仕事を失った戸村にとって、えん罪を晴らすまたとない証拠だった。
過去に疋川から、幾度となくパワハラ、企画の横取りといった被害を受けてきた戸村は、疋川が金銭的に追い込まれていることを知り、次なるデスゲームのターゲットに彼を指名する。
因縁の番組“バウバウバウンディ”の関係者を次々とデスゲームで始末していこうとする戸村を見て、秋澤(梅澤美波)は「復讐(ふくしゅう)しようとしてる?」と問いかける。図星をつかれ焦る戸村に、秋澤は自身もデスゲームで復讐(ふくしゅう)しようとしていると、過去を告白する。8年前、彼女に起きた悲劇の元凶は、ある横暴なテレビ関係者で—。