The Princess Bodyguard's Love
The Princess Bodyguard's Love
第7話 (1x7)
:
煌(藤井流星)の前に現れた蘭(逢沢りな)は、今は亡き百合(逢沢りな・2役)と瓜二つの妹だった。
「どうしてもお姉ちゃんのことを忘れてほしくなくて」と涙を流す蘭の姿に、煌は14年前に児童養護施設で百合と知り合った時のことを思い出す。
蘭との出会いによって、これまで自分に見せたことのない煌の表情に、不安を募らせながらも明るく振舞う明花(矢吹奈子)。煌はそんな明花を連れて、百合の墓へと向かう。
「オレが12歳で施設に入って、慣れない場所でよくしてくれたのが百合さんで…。“過去”にさよならを言いに来た」
と、百合との過去を明かし「今は、明花だけを見ている」と告げる煌。
だが、そんな煌に対して明花は「“過去”も、全部抱きしめるの。大切な人の、大切なものだから」と、煌への真実の愛を誓うのだった。
そんな中で迎えた煌の誕生日。明花の両親、そして祖父であり三条の会長・清十郎(野添義弘)との“家族”だけでのささやかな誕生パーティーは、幸せにあふれているようにみえた。
ただ、そのさなか煌の脳裏をよぎったのは、実の両親との貧しくて苦しい壮絶な生活だった。
そんな折、蘭は思いもよらぬ人物のもとへと向かっていた…。
偽装結婚から始まった、煌と明花の愛の行方は、急転直下の展開を迎える――!