にっぽん!歴史鑑定
江戸の天才プランナー・平賀源内 (2021x28)
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全国各地の名産品や工芸品が集まって賑わう「物産展」
この心躍る催しの始まりは江戸時代。
その発案者こそ、「江戸の天才」と呼ばれた、平賀源内!
源内と言えば、薬草の研究をする「本草学者」であり、
エレキテルで有名な「発明家」であり数々のヒット作を連発した「小説家」。
「土用丑の日」にウナギを食べることを薦めたコピーライター。
多彩な顔を持つ、この男は
日本で初めて「物産展」を企画・開催した人物でもあった。
当時は「薬品会(やくひんえ)」と呼ばれたこの催し。
日本各地に埋もれているであろう薬の材料、その実物を集め展示し、
意見を交換する場として呼びかけたもの。
この企画は大当たり!本草学の発展に大いに貢献することとなった。
源内は、「薬品会」開催のため様々なアイデアを駆使する。
耳目を集める「チラシ作戦」!
出品数を激増させた「着払い作戦」!
現代の私たちにも通じる戦略とは?
その驚くべき発想に迫る!