The Parting Hospital

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  • NHK
  • 22
  • Drama Mini-series

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ある街にある病院の療養病棟。余命宣告を受けた患者さんや、病気と認知症でケアの必要な患者さんが入院している。看護師の辺見歩(岸井ゆきの)には、なぜか本音を出しやすいらしく、気難しい患者さんに振り回されたり、家族間のもめごとに巻き込まれたりしながら、限られた日々が最善であるよう奮闘する。そんななか50代で胃がん末期の、合コンしようなどと明るく破天荒な患者さんと秘密を共有する。しかし彼の思わぬ行動に…
ある患者さんのことが辺見(岸井ゆきの)の頭から離れない。医師の広野(松山ケンイチ)も同じだ。だが新しい患者さんがすぐに入院してくる。久田さん(高橋惠子)は、肝臓がん末期の夫と同じ病室に介護疲れで入院した。長年連れ添った妻は、「おい」ですべてがわかる。「愛があふれた病室」と感心する辺見と広野。夫の延命治療を選択した水谷さん(泉ピン子)の、眠り続ける夫と二人きりの時を過ごす姿に、久田さんはある決断を…
クリスマスが近い。意識の戻らない娘に10年声をかけ続ける佐古さん(筒井真理子)に、「目を覚ましますよね」と聞かれた辺見(岸井ゆきの)は戸惑う。しかし先輩看護師の赤根はすかさず「きっと」と答える。サンタさんみたいなものだと言う赤根。みんな頼りない命を前に望みをつなぎながら生きている。脳梗塞を繰り返す池尻さんは、そんな母娘の姿が気に入らず暴言を吐く。そして母娘に異変が…クリスマスに奇跡は起こるのか。
池尻さん(木野花)は、辺見(岸井ゆきの)には本音を言う。「死んでたまるか」が口癖なのに、ふと「怖い」ともらす。辺見は精一杯の思いを語るが…。福山さん(樫山文枝)は余命宣告されているが、息子のために長く生きたいと言う。それしかしてやれることがないと。急変した福山さんの前に息子が現われる。母に言いたいことがあるから手術をしてほしいと言う。目を覚ました福山さんは…。池尻さんが最後に辺見に見せた姿は…。

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