Emergency Interrogation Room
Emergency Interrogation Room
第6話 (5x6)
:
医師国家試験問題の印刷も請け負う「鶴栄堂印刷」の営業部長が、近隣の公園で絞殺される事件が発生した。被疑者として浮上したのは、同じ会社に勤める契約社員・山田弘(イッセー尾形)。事件当日に現場方向へ行く山田を目撃した同社役員・蓮沼芳彦(近藤公園)によれば、山田はかねてより被害者からいじめを受けていたという。さらに捜査の結果、山田が以前から現場近くに何度も訪れていたこと、凶器が山田のパソコンのコードであることも判明。怨恨による殺人の線が濃厚になる。
ところが…この事件には、もうひとつ大きな闇が隠れていた。なんと、捜査二課が密かに追っていた医師国家試験の漏洩疑惑に、山田が“主犯”として関わっている可能性が出てきたのだ! 警視庁の上層部はすぐさま、真壁有希子(天海祐希)ら「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」に山田の事情聴取を要請。殺人事件と漏洩疑惑を一気に解決すべく、捜査二課と協力体制を敷くよう命じる。だが、捜査を担当する二課の如月憲一(林泰文)と金本公太(栗島端丸)は慇懃無礼な態度で、漏洩での送致を優先するよう、キントリに要求。両者は真っ向から衝突し…。
一方、つかみどころのない受け答えを貫く山田に有希子らは翻弄されてしまい、肝心の取調べも難航。白か黒かを明らかにするため、勝負をかけるが…!?