Even If All Love Ends
第5話 (1x5)
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3年前、大学4年生の大崎真央(神尾楓珠)は、就職活動中の恋人・羽沢由宇(葵わかな)が、自分との未来のために夢を諦めようとしていたことを知り、思わず口論になってしまう。家を飛び出した後、仲直りしようと踵を返した矢先・・・真央は病で倒れていた。大腸がんだった。病気を知れば、由宇は自分のために未来を捨て、就職活動をやめると言いかねない。そう思った真央は、由宇のため、「好きじゃなくなった」と嘘をつき、突然別れを告げた。
完治目安の5年が過ぎるまで、家族以外の誰にも病気のことは話さないと決意した真央。フリーのイラストレーターとして淡々と日々を過ごしていたが、由宇との再会をきっかけに、封印していた彼女への想いが次第に大きくなっていく。しかし、事情を知らない由宇は、真央への想いに区切りをつけ先へ進もうと、同僚の野北駿太郎(白洲迅)と食事に出かけることに。偶然にもその姿を目撃してしまった真央は、その直後に倒れてしまう。
翌日、株式会社「ソラリス」で、新広告プロジェクトの打ち合わせが行われるが、そこに真央の姿はなかった。連絡すらつかないことを心配した、戸田由紀恵(久保田磨希)は、真央の高校の同級生である由宇に、家族や友達など、誰か連絡できる人はいないか?と尋ね・・・。一方、真央が運ばれた病院では、両親とともに、妹の莉津(本田望結)と親友の西颯(藤原丈一郎)が、真央を見守っていた。
真央が隠し続けてきた別れの理由を知った時、由宇が選ぶ道はー。