Tokuso NINE
悪夢のリレー (7x7)
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昼休み、特捜班メンバーから弁当を頼まれて買いに出た新藤亮(山田裕貴)は、街角でボストンバックを抱え、うずくまっている男性を見つける。男性は苦悶の表情で「お願いします…娘を助けて…」と言い残し、意識を失ってしまった。彼が見せたスマートフォンには「娘は預かった。1億円用意しろ。13時までに駅に持ってこい」という脅迫メッセージと拘束された女の子の画像が残されていた上、バッグの中には大量の札束が…。驚いていると、追い打ちをかけるように「1秒でも過ぎれば娘の命はない」という非通知のメッセージが届く。
誘拐事件が起きていること、しかも身代金受け渡し時刻まであまり猶予がないことを悟った新藤は、通りかかったフードデリバリー配達員に救急要請を依頼して男性のことを頼むと、自分はバッグを抱えて指示された駅に向けて走りだす。
新藤から連絡を受けた主任・浅輪直樹(井ノ原快彦)ら特捜班は、すぐさま新藤のバックアップにまわるべく捜査を開始。倒れた男性は、議員秘書の谷繁秀輝(吉田悟郎)で、彼の父は黒い噂が絶えない国会議員・谷繁正秀(山田明郷)と判明。そして誘拐されたのは、秀輝と妻・明里(早瀬マミ)の娘で小学5年生の風花(中村たんぽぽ)とわかる。だが、警察に通報は入っておらず、谷繁家が内々で対処しようとしたものと思われた。
その頃、なんとか指定された時間内に目的の駅に到着した新藤。だが、犯人から場所の変更指示が入り、新藤はまた全力で走ることに…。さらに、犯人とは別に、身代金を狙う謎の2人組が出現して…!?