Six-Second Path: The Melancholy of Fireworks Master Seitaro Mochizuki
Six-Second Path: The Melancholy of Fireworks Master Seitaro Mochizuki
第5話 (2x5)
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細長い穴に落ちる夢や、家になつく野良猫などを、幽霊の望月航(橋爪功)からの何かの暗示だと悟った望月星太郎(高橋一生)。彼は、航には未来が見えており、何か危ないことが起こるため、それを自分に気付かせようとしていると考え、その疑問を直接、航にぶつける。だが、航からは未来なんて見えないとの返答が…。星太郎は、航が本当のことを話していないと疑うが、その話を聞いた水森ひかり(本田翼)は、航が何かを隠しているとは限らないと、星太郎を諭すのだった。その後、野口ふみか(宮本茉由)を交えて昼食を食べている際、話題はふみかの実家である野口煙火店の話に。野口煙火店はこれまで、花火の競技会において数々の賞に輝く名門で、ふみかの父親である通称・ぐっちょは、競技会に出ることが生きがいだそう。望月煙火店はこれまで競技会には出たことはないが、ふみかは、かつて望月煙火店で修行していた父親の《ある思い》を語るのだった。そんなふみかは、先日見かけた、星太郎の奇怪な動きを《派手な脳内会話》だと思い込んでいて…。その夜、ふみかの食べる昼食がいつも質素なことを気にするひかりは、望月家に住み込みで働いてもらうことを星太郎に提案。航もその案に賛成するも、星太郎はこれ以上、気を遣いたくないと渋る。その《気を遣う》原因は、ひかりの長風呂だそうで…。また、幽霊の航の存在を、ふみかにどのように説明するのかも懸案事項だと、断固として住み込みは拒否するのだった。しかし翌朝、なぜか大きなスーツケースを持ったふみかが現われて――?