JK to Roppozensho
第3話 (1x3)
:
ついに桜木みやび(幸澤沙良)が女子高生弁護士=JKBであることがネットに出回ってしまい、マスコミからも追われ、桜木華(黒木瞳)からしばらくの間は法廷に立つことは禁止と告げられてしまう。一方で、事務所にはファンレターなども届くようになり、喜ぶみやびだったが、狼とヤギのイラストと「勝利おめでとう」というメッセージのハガキが添えられたプレゼントを目にしてやや不審に感じる。
学校でもみやびの噂は瞬く間に広がり、居心地の悪さを感じるみやびに追い打ちをかけるように、渡辺悠(日向亘)の態度もどこか冷たく…。そんな中、同級生の立花マイ(米倉れいあ)が相談に乗って欲しいとみやびのもとにやってくる。マイによると、SNSで通称「人助けおじさん」という男が若者を応援するために無条件で2万円を配っていると言い、どうやらマイはお金欲しさにコンタクトをとろうと考えている様子。しかし、みやびは小テストで赤点を取ってしまい、再試験のことで頭がいっぱいだったため、詐欺の可能性があることを伝え、「絶対に関わらない方がいい」とだけ言ってそそくさと去ってしまう。しかし、翌日再びみやびのもとに駆け寄ってきたマイは「人助けおじさん」に連絡して、なんと2万ではなく200万円振り込まれたと大喜びで報告してくる。マイのことが気になったみやびは、帰宅後SNSで探ってみたところ、「人助けおじさん」とおぼしき男の写真を見つける。顔は隠されて見えないが、みやびは男の首のホクロにどこか見覚えがあった。その数日後、みやびのもとにマイが逮捕されたという連絡が入り…!
一方、法律研究会が思うようにいっていない悠は、検察官の父・渡辺冬馬(高橋和也)の書斎で、かつて冬馬が担当した「森林公園談合事件」のファイルを見つける。見事勝利したこの事件をきっかけに特捜部へ異動した冬馬は、悠馬にとって憧れの父。そこで悠馬は、法律研究会でこの事件の模擬裁判を取り上げようと、こっそりファイルを持ち出し…。