ザ・ノンフィクション

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居場所をくれた この街で~夢と仲間とママチャリと~ 後編 (2024x10)


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都会の片隅の夜の街。ママの元に集うのは、全国からやってきたワケありな人々… 東京・府中を中心に7店舗を経営するママ、高橋映子さん(45歳)。銀座でも歌舞伎町でもないこの街に店を構えて12年、働くスタッフの数は150人以上。今では「府中でナンバーワン」と言えるほどになった。 グループの業績が好調な中、ママの頭を悩ませているのは唯一の赤字店舗。新たに出店した「歌って踊るアイドルに会えるコンセプトカフェ」だ。 店長を任せたのは、自身もアイドルオタクである野地さん(37)。大学卒業後、水商売の世界に飛び込むも、周囲となじめず、職を転々とする中で出会ったのが映子ママ。店長という大抜擢に応えようと、張り切って臨んだ新業態だったが、客は1日1組程度。連日、店内には閑古鳥が鳴いていた。 ついに「稼ぎ時の12月に黒字を出さなければ閉店」というママからの最後通告。ようやく見つけた自分の居場所を守るため、野地さんの崖っぷちの闘いが始まる… 一方、いつも明るくみんなを引っ張る映子ママの姿が、ある日、店から消えた。欠勤の理由はスタッフも知らないという… その後、番組スタッフに届いたメッセージには「手術のため入院します」。 ママは、誰にも相談することなく、6時間にもおよぶ脳の病の手術に臨んでいた… 府中の夜の街にたどり着き、それぞれの居場所を求めて奮闘するママと仲間たちの姿を追った… 【語り】清野菜名

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