Sharehouse Cinderella

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第9話 (1x9)


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彰人(中尾暢樹)に対して、ひかる(若月佑美)との結婚を勧めていたシオン(鈴木康介)。しかし、シオンはひかるをペントハウスから追い出したことを後悔し、ひかるの大切さを思い知る。そして、ひかるに対してプロポーズをした彰人に「二人の結婚は認めない」と宣告するのだった。 コンサートを前に、ピアノの練習に打ち込んでいた律(本田響矢)は、コンサートの翌日にアメリカへ発つことをひかるに告げる。ひかるの応援と励ましを素直に受け入れはじめた律は、かなわぬ恋をしながらピアノの道へと突き進んだブラームスと自分を重ねながら、ひかるへ感謝の気持ちを言葉にするのだった。 ケガを負い、モデルの仕事を休んでいたルカ(井手上漠)は撮影に復帰。撮影スタジオで彩華(青島心)から高圧的に邪魔者扱いされる中、ルカはシオンからの「いつでも嘘のない、自然体の自分で向き合える。そういう唯一無二の存在だと俺は思っている」という言葉を思い出し自信を取り戻す。 相手を見下してきたシオンは、両親から受けてきた「自分だけが特別」という帝王学の殻を自ら破りはじめていた。仕事でも部下のことを信じ、仕事を任せるようになり、その表情からは険しさが消え、柔らかささえ浮かべるように。そして、彰人はひかるの相手を思う気持ちに触れ、女性へのトラウマを払拭しはじめていた。 手に負えなかったセレブ男子たちに訪れた変化――。 その変化のそばには、つねにどんな状況でもまっすぐに向き合い、相手の気持ちに寄り添うことで乗り越えてきたひかるの姿があった。 律はアメリカへと旅立ち、ルカはモデルとして新たな道へと進む決意を固めてく中、シオンと彰人はついにひかるへの思いを本音でぶつけあう…!

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