Kyokugen Fufu
玉川夫婦の場合(2) (1x5)
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結婚から2年が経った玉川夫妻は、子どもができないことに悩んでいた。キャリアウーマンの妻・杏子(岡本玲)は母子家庭出身の夫・直樹(桐山漣)の望みを叶えるために本気で妊活に取り組むが、なかなか結果が出ない。そんなある日、杏子は直樹から、一度きりの過ちを犯して他の女性を妊娠させてしまったと告白される。なんとその不倫相手は、杏子に妊活を応援していると御守りを手渡してきた後輩・飯島由香(白間美瑠)だった。
信じられない裏切りに呆然とする杏子に追い打ちをかけるように、直樹は不妊の原因は杏子にあったと離婚を切り出し、由香と子どもと新たな家庭を築くと言う。浮気した直樹になぜか悪者扱いされる状況に猛烈な違和感を覚えつつも、杏子は子どもが欲しい直樹の夢を応援しようと、身を引いて離婚することにする。涙ながらに土下座をする直樹は、あろうことか慰謝料を支払えないとまで言い出すが、その理由を聞いた杏子は仕方がないと受け入れる。
離婚からしばらく経ち、直樹のことは忘れて次へ進もうとしていた杏子は、実の娘のようにかわいがってくれた義母・麗子(浅野ゆう子)から久々に連絡を受け、直樹の実家を訪れることに。そこで直樹がありえない嘘をついていたことを知った杏子は、これまでの直樹の言動すべてを覆す“ある証拠”を発見し、衝撃を受ける。身勝手すぎる直樹と由香への怒りに燃える杏子は、ついに復讐を決意し…。