Single Flower Day
第7話 (1x7)
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ついに、初恋の人・武田(旧姓・桐野)花(新木優子)との“初恋を殺す旅”に出発した桜木舜(重岡大毅)。友人・鳥貝拓也(前原瑞樹)に言われた「初恋は殺しておかないと破滅する」という言葉を胸に、蘇った初恋、そして花と妻・ゆり子(高梨臨)の間で揺れていたこれまでのあいまいな関係にケリをつける決心を固めて旅に臨んだ舜だが、バスの揺れで触れる花の腕や、食事中の無邪気な笑顔、そして息を呑むほど美しい浴衣姿にドキドキしてしまう。
楽しい時間を過ごす2人だが、ついに夜が訪れる――。舜は「どうしても話したいことがある」と言っていた花に、真剣に話を切り出す。しかし、花は茶化すばかりで、なかなか本題に入ろうとしない。そんな花の煮えきらない態度に、業を煮やした舜は思わず声を荒げてしまうのだが…!?
そんな2人の“裏切り旅行”の一部始終を、花にプレゼントしたカエルのぬいぐるみに仕込んだ集音マイクで聴いていたゆり子は、静かに怒りの炎を燃やしていた。しかし、イヤホンから聞こえてきた花の無邪気な“ある発言”に、思わずゾッとしてしまう。さらに、そんな花から、ゆり子のスマホに突然メッセージが届いて…!?
一方、舜に敵意むき出しのライバル・片山直哉(田中樹)は、まったく花と連絡の取れないことにイラついていた。舜と一緒にいるに違いないと確信した片山は…!?