Knockin' on Locked Door
第6話 (1x6)
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このところ、不可能(HOW)専門探偵・御殿場倒理(松村北斗)&不可解(WHY)専門探偵・片無氷雨(西畑大吾)に舞い込む依頼は不倫調査ばかり…。氷雨は目下、避暑地の別荘に行くという主婦の依頼で、若い愛人と密会中の夫を張り込む日々。たった1日で音を上げて探偵事務所へ戻ってきた倒理は、誰も解けない謎を欲するあまり、イライラが頂点に達していた。そんな倒理を見かねた家政婦アルバイトの女子高生・薬師寺薬子(畑芽育)が突然、謎めいた言葉を口にする。
「10円玉が少なすぎる。あと5枚は必要だ」――薬子によると、登校中にすれ違った会社員風の男(泉拓磨)が、スマホで通話中の相手にそう言っていたのを聞き、朝からずっと引っかかっていたのだという。この話を聞いた倒理は即座に反応! ちょうど電話がつながっていた張り込み継続中の氷雨に「どういう意味か読み解いてやろうぜ」と持ちかけ、事務所にいた薬子や警視庁捜査一課の刑事・穿地決(石橋静河)、仲介屋の神保飄吉(角田晃広)も交えて謎解きを始めることに――。
男はなぜ10円玉を必要としていたのか…? 男の些細な言い回しなどをヒントに、それぞれ推理を重ねていく面々。しかも、この何気なく始めた推理合戦はやがて、“とんでもない事態”に向かって加速していく!
「この件、犯罪の可能性がある」――もしかして、これは…“口封じを目的とした殺人事件”!? 突如として、震えが止まらないほどの事件性と緊迫感を帯びていく、世にも不穏な10円玉ミステリー。そんな中、氷雨が不意に“新たな謎の言葉”を残して電話を切り…!?