Tokuso NINE
行旅死亡人334番 (6x7)
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警視庁が公開している身元不明遺体の似顔絵を見たという女性・関口エリ(宮田早苗)が、「どういうことか説明してほしい」と抗議にやって来た。エリによると、5年半前に亡くなった”行旅死亡人”の女性の似顔絵が娘・萌絵(工藤遥)にそっくりだが、萌絵は生きているはずだというのだ。いったいどういうことなのか!? 疑問を抱いた浅輪直樹(井ノ原快彦)は、エリから詳しい事情を聴くことに…。
エリの娘、萌絵は10年ほど前、劇団女優を志して家出同然で上京。エリは8年前、内緒で公演を見に行って以来、娘とは会うことも声を聴くこともしていないが、毎年、エリの誕生日には萌絵からプレゼントと直筆の手紙が届くという。エリはまた、身元不明遺体の服装が萌絵の趣味とはかけ離れて派手なものであることや、遺留品の中に愛用の指輪がないことも娘とは違う人物である証だと主張するが、似顔絵があまりにもそっくりなのが解せないと話す。
萌絵は生きていてるのか!? それとも彼女の死を隠したい第三者が萌絵だと偽ってエリに手紙を送っているのか!? 手がかりを求めて劇団を訪ねたところ、代表の松島信人(おおたけこういち)、劇団出身の声優・小川奈央(北原里英)は、萌絵は6年前に理由も言わずに劇団を辞めたと証言。それ以来、行方を知らないと話す。
その後、3年前に萌絵の姿を見たという人物が浮上! やはりエリのいうとおり、彼女は生存しており、犯罪に巻き込まれて身を隠しているのか!? 謎はさらに深まっていくが…!?