ザ・ノンフィクション
夢と涙の六本木 ~モモとチャムの上京物語~ (2020x10)
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東京・六本木…この町の夜は今、日本一“熱い”。
そして、全国から「夢」を抱えた女の子たちが、きょうもこの町を目指し、上京してくる。
香川から上京するのは、フリーターのモモ・19歳。夜の六本木でダンサーとして働くため、初めて親元を離れる。上京の日。家族との別れの時、空港で必死に涙をこらえるモモ。実は、モモの上京する理由には「ダンサーになる」ことともうひとつ、彼女が経験した、つらく悲しい記憶があった…
モモが働くのは日本最大級のショーホール。しかし、なかなか職場になじめない。そんなある日、先輩から呼び出されたモモ。そこには、泣き崩れる彼女の姿があった…
もう1人、六本木を目指し、栃木から上京して来たのは、チャム・19歳。
引越しの荷物を整理していると、出てきたのはキャバクラで着ていたドレス。チャムは中学生の時、年齢を偽りキャバクラでアルバイトをしていたという…19歳のチャムの体に刻まれた壮絶な記憶…
夜の六本木で働くチャムだったが、ある日、突然の無断欠勤。チャムの部屋に行ってみると…
チャムは母親に対して、大きな“わだかまり”を抱えていた。幼い頃に「自分は母に棄てられた」という悲しい思い出。その思いを母に伝えるため、実家に向かうのだが、話を聞いた母は、突然、激しく怒り出す…
夜の六本木を目指し、香川から上京したモモと、19歳のチャムの体に刻まれた壮絶な過去と母との関係…六本木で「夢」を追う2人の19歳の物語。