新日本風土記

新日本風土記

日本橋 (2014x17)


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“日本のへそ”「日本橋」。江戸時代、東海道など五街道の起点に定められ、橋が架かる運河は、東京湾へ通じる物流の大動脈。陸路と水路が交差する「江戸の表玄関」です。 橋を挟んで南北に伸びる大通りは、百万都市江戸のメインストリート。かつて日本を代表する豪商たちがしのぎを削ったこの通りには、今も江戸からの暖簾を守り続ける老舗たちが並んでいます。その数27軒。これほど多くの老舗が集中するのは東京では他に例がありません。それぞれの老舗には、江戸から続く伝統が色濃く残り、その栄華と今も変わらぬ人々の欲望を今に伝えます。 ヒト、モノ、情報が集まる、日本一の“商いの街”。四百年の街の物語を丸ごと紐解きます。 <オムニバス項目(抜粋)> ●老舗の流儀   中央通り付近に並ぶ27軒の老舗を一挙紹介。各店が今に伝える江戸の流儀とは。 ●「旦那衆」のたしなみ   老舗の旦那衆が集う「日本橋くらま会」。小唄の会で見せる、江戸の「粋」。 ●街の誇り常盤小学校   関東大震災からの復興のシンボル。日本橋の未来を担う子どもたちの城。 ●青空よ再び   橋を覆う首都高速。橋に「空」を、と願う元大学教授のさすらいのトランペット。 ●「日本一」の町神輿   2年に一度の山王祭。日本橋一丁目・略して日本一の神輿が橋を目指す。

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