Tokuso NINE
再開発の罠 (5x10)
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とある雑居ビル前の路上で、バーのオーナー・島田和樹が頭から血を流して死んでいるのが発見される。ビルからの転落死のようだが、状況から何者かに突き落とされた可能性が高い。そして、彼の掌には、意味ありげな傷ができていた。
青柳靖(吹越満)と矢沢英明(田口浩正)が聞き込みをしたところ、第一発見者の管理人の話では、現場付近から制服姿の少女が飛び出してきて、バッジを落としていったと言う。やがて、被害者のスマホに着信が。画面には「桜子先生」と表示されている。青柳が電話に出るが…?
一方の浅輪直樹(井ノ原快彦)と高尾由真(深川麻衣)は、島田が自身のバーで週に二度営業していた子ども食堂に出向く。すると、なんとそこにはボランティアスタッフとして働く直樹の妻・倫子(中越典子)の姿が!
倫子とふたりのボランティアスタッフと話す直樹と由真。すると、見せられたアルバムの中に、見覚えのあるバッジを付けた女子高生の写真を発見。
名前は久保美幸。母親と幼い弟と三人で、良く来店していたそうだが、最近は毎日のようにバイトしているのだとか。直樹と由真は、美幸の母親・美奈子と接触。自身は健康面の問題で働かず、美幸ばかりに頼っていると言う。
やがて、押収した証拠物からオーナー・岡本博子の指紋が検出される。国木田班長(中村梅雀)と小宮山志保(羽田美智子)が事情聴取すると、彼女は思わぬことを自供し始めて…?