Tokuso NINE
仮面の追跡 (5x9)
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ある、人気のない道。スーツ姿の中年男性が、怪しげな仮面の男につけられ、いきなり襲われた。男性は抵抗するも、背中にナイフが突き刺さり絶命。仮面の男は、不気味に男性を見下ろすのだった――。
浅輪直樹(井ノ原快彦)ら特捜班メンバーは、現場を臨場。男性は、身元を特定できるものは所持しておらず、スマートフォンや財布も見当たらない。犯人が持ち去ったのか? しかし、上着のポケットから、夫婦らしき男女の写真が載る《出張シェフ》のチラシと名刺を発見。国木田班長(中村梅雀)たちは、これらを手掛かりに捜査を開始する。
一方、防犯カメラ映像を確認する青柳靖(吹越満)と矢沢英明(田口浩正)。すると、カメラに向いた不審人物の顔が、不気味な仮面に覆われていることに気付く。それは、数カ月前に起こった、警官を含む連続殺人事件の犯人の容姿にそっくりで!? まさか、模倣犯の犯行なのだろうか?
そのころ、直樹と高尾由真(深川麻衣)は、チラシに掲載されていた住所に出向くも、同住所はすでに雑貨店となっていた。
やがて、指紋から被害者の身元が判明。なんと彼は、盗犯係に所属している現役の刑事だった。さらに、最初の被害者が警察官というところまで、以前の連続殺人事件と同じだとわかる。
特捜班メンバーが捜査を進めるうちに、目撃証言などが次々明らかになる。何らかのトラブルによる事件なのか…?事件は二転三転しながらも、真相が明らかになっていく。