精密機械メーカー研究員・保岡一隆(田村健太郎)が撲殺されているのが見つかり、榊マリコ(沢口靖子)たち科捜研メンバーは臨場する。凶器の石にはなぜか微量のニッケル合金が付着していたほか、保岡の胃の中には未消化のクッキーが残っていた…。
付近の防犯カメラを確認した結果、驚きの事実が浮上。事件直前、京都府警捜査三課の篠宮小菊(松下由樹)が保岡に接触していたことがわかったのだ
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精密機械メーカー研究員・保岡一隆(田村健太郎)が撲殺されているのが見つかり、榊マリコ(沢口靖子)たち科捜研メンバーは臨場する。凶器の石にはなぜか微量のニッケル合金が付着していたほか、保岡の胃の中には未消化のクッキーが残っていた…。
付近の防犯カメラを確認した結果、驚きの事実が浮上。事件直前、京都府警捜査三課の篠宮小菊(松下由樹)が保岡に接触していたことがわかったのだ…! 彼女は“盗犯”ひと筋のたたき上げ刑事で、深夜、現場近くの自転車置き場で窃盗の警戒にあたっていたところ、保岡を見かけたという。ところが職務質問をかけようとしたとき、自転車窃盗の現行犯に遭遇。そちらを追跡したため、結局、保岡からは何も聞くことができず、その直後に彼は何者かに殺害されたものと思われた。死の直前、保岡は自転車置き場で何をしようとしていたのか…!?
また、妻・実梨(瀬戸さおり)の証言で、保岡があやしい男につきまとわれていたことが発覚。最先端の半導体回路を開発している保岡の勤務先では3週間前、機密情報の流出未遂事件が起きてネットニュースになったばかりで、その男も情報流出について探っていたようだった。その後、マリコは保岡の上司・浦井文久(半田周平)や同期の研究員・根岸徳男(渋谷謙人)から事情を聴くが、やはり情報流出を警戒しているらしく入退館のセキュリティーは超厳重だった…。
その矢先、保岡こそが情報流出の首謀者であり、産業スパイに違いないとする書き込みがSNSに氾濫! その情報はどんどん拡散されていき…!? そんな中、小菊は保岡と接触した際の様子を思い出し、マリコと君嶋直樹(小池徹平)を”ある場所”に連れて行くが…!?