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小児医療の遅れ 影落とす“歴史” (2025x156)

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高い経済成長を続けるカンボジア。しかし、ポル・ポト政権下で医師が大量に虐殺されたことなどを背景に、いまも医師不足や医療不信が続いている。さらに、乳幼児の死亡率は先進国に比べ高く、小児医療の向上が喫緊の課題だ。そうした状況を変えようと日本のＮＧＯが誰でも無償で受けられる病院を１０年前に開業、若いカンボジア人医師も育ち始めている。その現場を取材した。