Chosen Home
第2話 (1x2)
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「家を買うってどうですか?」――。心優しきゲイのおじさん波多野玄一(及川光博)は、ひょんなことから知り合った、人生も恋も冷めきったクールなゲイの中学教師・作田索(手越祐也)に、家を買おうと提案。「家を買って『かすがい』にして、俺たちの恋愛にだって意味があることを証明しましょう!」。索に幸せになってほしくて言ったものの、ドン引きされてしまって…。
落ち込む玄一に、アパートの隣人・楠ほたる(白鳥玉季)が、「家、欲しいんですよね?私、あなたを買います」と、いきなり3000万円が入ったスーツケースを持って来た!索の生徒で中学3年生のほたるは、アパートに1人で住んでいて、まともに学校に行かずトーヨコ通い。ロクデナシな父・仁(光石研)は離婚して新しい家族を持ち、母・ともえ(麻生久美子)も家を出て行ったまま戻ってこないようで…。なぜか3000万円という大金を持っていたほたるは「このお金あげるんで。あなたはこれで家を買って、その代わりに私の親のフリしてください」。学校との面倒くさいやりとりがある時だけ、親のフリをしてくれればいいと言うほたる。面食らう玄一が事情を聞いても、ほたるは何も答えてくれず…。