Mamono

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第7話 (1x7)


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華陣あやめ(麻生久美子)と源夏音(北香那)の共謀により、源凍也(塩野瑛久)は傷害容疑で逮捕された。すべてが終わった…この時はまだ、そう思っていた――。  あやめは心の痛みを押し殺し、一緒に暮らしていた部屋から凍也との思い出の品を捨てはじめる。彼がいた痕跡を消し、再スタートを切ろうとした矢先、刑事の金原(うらじぬの)から、「凍也が釈放された」と連絡が入る。夫が心から反省しているから…と夏音が被害届を取り下げたのだ。  「どうして?」 そう問いただすあやめに、夏音は思いもよらない言葉を口にする。 「私、人を殺したんです」 凍也と夏音を特別な絆で結び付けた、高校時代の“秘密”がついに明らかに…。  一方、凍也はあやめ、夏音、陽子への怒りを増幅させていた。 「なぜ俺がこんな目に…?」 「あの女たちが俺を罠にはめた?」 「あいつらのせいで俺の人生はめちゃくちゃにされた…」  やがてあやめの身辺では不審な嫌がらせが繰り返されるように。オフィスに気味の悪い花が届いたり、マンションの室内が荒らされ……愛しあったはずの日々は一転、あやめは凍也からの執拗な復讐の日々に、怯えることに――。  そして、ついに“その日”がやってくる。 静かなる狂気をはらんで、あやめの前に姿を現す凍也。 交錯する“裁判所”での記憶。 愛したのは、殺したのは、殺されたのは、誰なのか―――? 《衝撃のクライマックス》が幕をあける。

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  • TV Asahi
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