ザ・ノンフィクション

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二丁目に生きて 後編 ~コンチママ 56年目の決断~ (2024x40)


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新宿二丁目で半世紀を超える歴史を刻んできた老舗のショーパブ『白い部屋』。その明かりが消えかけていた… 新宿二丁目の代名詞とも言えるのが56年の歴史を持つショーパブ『白い部屋』。名物のショータイムではキャストたちが華やかな時間を彩り、訪れる客を楽しませている。店とともに、半世紀を超えてこの街を見続けてきたのが、名物オーナーのコンチママ(76歳)だ。 2023年冬…コロナ禍を乗り切った『白い部屋』が開店以来最大の危機を迎えていた。今年中に現在の店から立ち退くことが決まっているのだが、一向に新たな移転先を見つけられずにいたのだ。自身は引退を決め、店の後継者に指名したチーママの真琴さんと共に、物件探しに奔走するコンチママだが、『白い部屋』こだわりのショーを見せるに不向きな物件ばかり…「自分たちはどうなるのか…」キャストたちにも動揺が広がっていた。 立ち退きまで残り2カ月…店にはコンチママの引退を知り、最後に一目会いたいと駆け付けるお客さんで連日の大盛況。そんな中、突然、真琴さんから「後を継ぐことを辞退したい」と驚きの連絡が入る。コンチママあっての『白い部屋』…歴史ある店を継ぐことは自分には荷が重すぎる…悩んだ末の決断だった。 頼りにしていただけに意気消沈するコンチママ。後継者もいない…移転先も見つからない…まったく先行きが見えないまま『白い部屋』は最後の営業日を迎えようとしていた…

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