新日本風土記
おやつの時間 (2024x13)
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子供の頃の幸せなおやつの時間が生きる糧となったり、おやつが支える仕事の現場があったり。季節の到来を感じ、仲間と喜びを分かち合うおやつの時間に人々の営みを見つめる
幸せなひと時をもたらし、仕事の大切な役割も担うおやつの時間。宮大工の10時と3時のおやつは仕事中の張り詰めた緊張を緩和させ、鳥羽の海女のかまどを囲むおやつは命預けあう仲間の絆を深める。遠く離れた故郷を思うサーターアンダギー、地元野菜で子供たちを応援するコロッケ、くるみの里で受け継がれるおもてなしおはぎ、田植えの時期だけのよもぎのお菓子、建設現場の作業員を熱中症から守る塩バナナ…日本全国おやつの時間