Sharehouse Cinderella
第5話 (1x5)
:
「僕の恋人になってほしいんだ」
彰人(中尾暢樹)からの思わぬ告白――。それは、大手製薬会社のパーティーに“恋人のフリ”をして一緒に出席してほしいというものだった。そのパーティーには、彰人が女性に対してトラウマを抱える原因となった女性も出席する。だから、自分に恋人がいることを見せつけたいと漏らす彰人。ひかる(若月佑美)は、“1日限りのプロ彼女”として、彰人の恋人役を引き受けるのだった。
パーティーへと向かう前、ドレスアップしたひかると彰人を目にしたシオン(鈴木康介)。
「シオン、ひかるさんをお借りします」
「オレの女みたいな言い方するな」
その内面、シオンは複雑な思いをよぎらせるのだった。
そんなシオンに対して、嫉妬と気まずさを抱いていたルカ(井手上漠)。
ひかるへの嫉妬心からシオンにキスをしてしまったことに対して、
「キスは好きな人とだけするもんだ」と言い放つシオンに、ルカは思わず感情をぶちまけてしまう。
その頃、パーティー会場では、彰人の初恋相手・玲子(中村静香)とひかるが対面。玲子の夫は神崎総合病院の外科部長。理事長である彰人の父に取り入るために初恋を利用したのが玲子だった。
状況を察したひかるは“プロ彼女”に徹するのだが、とんだドジを踏んでしまい…。