Kyokugen Fufu
北斗夫婦の場合(2) (1x8)
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授かり婚をした夫・達也(平岡祐太)と息子・リク(土屋陽翔)と暮らす亜紀(北乃きい)は、達也とその家族の男尊女卑すぎる言動に悩まされていた。それでも大黒柱は夫だからと我慢を続けていたある日、亜紀は達也から「リストラされた」と衝撃の報告を受ける。達也本人はすぐに転職先を見つけられると楽観的な様子だが、亜紀は達也の姉・田悦子(緒月遠麻)からの電話で夫が実家にリストラを隠していることを察して、気が重くなる。
保育園からの帰宅途中、桜小路(柊太朗)と偶然会った亜紀。落ち込む亜紀を察したのか、なんでも聞きますよと優しく語り掛けられ、楽観的に考えすぎている達也に不安を抱えていることを話す。それを聞いた桜小路の言葉に、亜紀は達也が、家族に心配させないように気丈にふるまっているのかもしれないと気付く。そして、話の中で、桜小路の正体が自力で起業した苦労人であることを知り、「楽しいと思った方を選ぶ」という言葉に感化される。
その日の夕食中、達也が失業中の休みを利用して旅行をしようと言い出し、リクが産まれて初めてとなる家族旅行を前に、久しぶりに家族に笑顔が戻る。だが、達也の収入がない中の旅行費用と生活費の支払いに亜紀は不安を覚え、リクにつらい思いをさせたくないと、パートで働く家事代行サービスのシフトを増やすことに。すると亜紀の家事スキルを評価していた会社から、正社員にならないかと提案を受け、家族を支えるためならと、やる気になる亜紀だったが…。