Kyokugen Fufu
船越夫婦の場合(3) (1x3)
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結婚を機に専業主婦となった桃子(松村沙友理)は、元上司の夫・高弘(竹財輝之助)の愛を取り戻すため、自己投資費用を稼ごうと職場復帰を決意する。しかし、元上司の伊上(MAX・NANA)と話したことをきっかけに、高弘と香月(黒沢ともよ)の浮気を知ってしまいショックを受ける。
その夜、動かぬ証拠を突きつけた桃子は、高弘に言いがかりだと責め立てられた上に、精神的苦痛の慰謝料を払うよう言い渡される。身勝手な言動に我慢の限界を迎え、離婚を決意した桃子。仲人の前島専務(髙田延彦)夫妻に挨拶をしに行くと告げる。それに対して高弘は、専務夫妻を味方につけようとしても無駄だと釘を刺すが、訪れた専務宅で夫妻が仲人を買って出た“真の理由”を知り衝撃を受ける。離婚前に専務への挨拶を申し出たのは、桃子の復讐(ふくしゅう)の第一手だった。
次の日、出社した高弘は、新規プロジェクチームメンバー選抜が行われる会議室に呼び出される。出世コースに乗ったと意気揚々で入室した高弘を待ち受けていたのは、スーツに身を包み、旧姓の「山吹」を名乗る桃子で—。
支配的な夫に逆らえない従順な妻から、“ある秘密”を明らかにしたことで、一人前のキャリアウーマンに転身した桃子。専業主婦を差別し続けた、自己中夫への急転直下の逆転劇はクライマックスを迎える!