The Princess Bodyguard's Love
The Princess Bodyguard's Love
第9話 (1x9)
:
深夜、ベッドで眠っている明花(矢吹奈子)の首に手をかける煌(藤井流星)。
明花を殺すために、オレはここにいる――。
14年前に三条に対する激しい憎悪を抱き、その復讐を遂げるためだけに生き続けてきたが、明花と過ごした日々の愛おしさを想うと、その手に力を込めることができない。
そんなある日、煌のもとに月瀬(山本涼介)から電話が。
「明花はすぐ殺すのがベストなんじゃない?」とけしかける月瀬。
三条への復讐心と明花への想い。その間で激しく揺らぎ、悶え苦しむ煌。
煌が家に帰ると、明花の姿がない。
月瀬の言葉が脳裏をよぎると、家中を探し、声の限りに明花の名を叫ぶ。
と、そこへコンビニから帰ってきたいつも通りの明花の姿が。
煌は明花を思い切り抱きしめると「愛してるよ」と涙ながらに本心からの愛を告げる。
それは明花に手を下すことは無理だと悟った瞬間でもあった。
そして、煌は明花に何も言わず離婚届だけを残して姿を消す。
三条への復讐心を加速させる月瀬と蘭(逢沢りな)。
煌のことを想う三条グループ会長・清十郎(野添義弘)の想い。
そして、心から愛している煌を失った明花…。
さまざまな思いが激しく交錯する中、煌が下した決死の決断とは――!?