Seven Detectives

Seven Detectives

第9話 (8x9)


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広大な屋敷に住む大地主の資産家・篠宮武(陰山 泰)の遺体が、自宅の浴室で発見される。入浴中に、スタンガンを湯舟に投げ込まれたことによる感電死だった。屋敷を調べる天樹悠(東山紀之)ら新専従捜査班メンバーは、防犯カメラのコードが切断されていることなどから、計画的な犯行も視野に入れる。  翌朝、静岡県で行われた同窓会に出席し、留守にしていた武の妻・由美(観月ありさ)が遺体安置所に訪れ、夫と無言の再会をはたす。その際に流した涙を、天樹は黙って見つめる。  一方、坂下路敏(小瀧望)の聞き込みから、由美の事件当日のアリバイと食い違う事実があることが判明。片桐正敏(吉田鋼太郎)は由美の妖しい魅力に危険を察知し、彼女の身辺の調査を命じるも、天樹はすでに由美の資料の詳細に目を通していて…。  天樹は屋敷に出向き、一カ月前に由美が傷害事件の被害に遭っていたこと、武とは10年前に一度離婚したものの、3年前に再婚したことなど、調べた事実を由美にぶつける。しかしその時、一緒に臨場していた海老沢芳樹(田辺誠一)の悲鳴が! 庭の石段につまづき、杭に顔が突き刺さる寸前で…。その様子を、由美は縁側から凝視しているのだった。  さらには、天樹の目の前で天井からシャンデリアが落ちる!  ここはまるで何者かに細工された《殺人屋敷》のようだ――。  その後の調べで、庭の手入れは庭師の男・財前和馬(野村祐希)がすべて行っていることと、由美の強い希望で、武の死後、全財産を彼女に相続すると遺言書を書き直していたことが発覚。やはり、由美の財産目当てによる犯行なのだろうか…!?  やがて、由美が艶やかな瞳で見つめ、天樹に近づいて――。はたして彼女の思惑とは? その時、天樹は…!? そして、由美にまつわる衝撃の真実が発覚するのだった――。

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