ポツンと一軒家
石川県 能登半島の山の中で見つけたリンゴ農園。そこで出会った悲喜こもごもの人生ストーリーとは!? (2021x27)
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石川県能登半島、山深い中に、不思議な形に切り開かれた土地を発見!山の斜面を切り開いたようにも見え、建物もいくつか確認できる。船越は「能登といえば能登野菜を代表に山の幸も多いんですよ。あとルビーロマンというすごく美味しいぶどうも名産で…」と推理さながらに予想しつつ「能登はドラマのお仕事でよくお邪魔しているんですよ。だいたい犯人を追い込むのは能登半島ですから」と語る船越。
能登のおだやかな田園風景が広がる最寄りの集落へ向かった捜索隊。立ち話をしていた女性を発見し情報収集を開始。すると衛星写真を見ると「ここは農園なんです」とよく知っているよう。男性がひとり暮らしをしているらしく、どうやら果樹園を営んでいるそうだ。その女性は「いつもテレビで観ていると、みなさん案内してらっしゃるでしょう。途中までですがご案内しますよ」と案内を買って出てくれた。恐縮する捜索隊だが、女性は軽トラックに乗り込み「後ろからついてきてください」と先導してくれることに。
広大な田畑が広がる道を抜け、山道へ。しばらく進むと果樹園の看板が見えてきた。どうやらリンゴ農園のようだが、捜索隊は「石川県や能登半島にリンゴのイメージがないですね…」と期待を膨らませつつ山道を進む。女性の案内で果樹園へと着くことができた捜索隊を笑顔で迎えてくれたのは果樹園を営む男性(74)だった。そこで確認のために衛星写真を見てもらうのだが、「この写真は…おかしいな」とどうも雲行きが怪しい。目の前にある建物は、衛星写真とは屋根の色もカタチも違っており、ここは目指していた建物とは違うようだ…。
しかし、別の衛星写真を確認してもらうと、広い敷地内にあるもうひとつの建物が目指していた場所であることが判明する!話を聞いていくと、この山奥にある果樹園は夫婦で営んでいるというのだが、そこには悲喜こもごもの人間ドラマが秘められていた。スタジオでは、船越は「今日は期待どおりの人情の話、家族愛の話で目頭が熱くなった。」としみじみ話していた。